JP6328978B2 - 廃液処理装置 - Google Patents

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Description

本発明は、シリコン屑を含む廃液をシリコン屑と浄水(水)とに分離する廃液処理装置に関するものである。
シリコンデバイスの製造においては、シリコンインゴットを切断してシリコンウエーハを形成する工程や、シリコンウエーハを研磨する工程や、シリコンウエーハの表面に格子状に配列された多数の領域にIC、LSI等の回路を形成し、各領域を所定のストリート(切断ライン)に沿って切断して個々のシリコンチップを形成する工程などがある。これらの工程では、例えば切削ブレードや加工点や研磨部分などを冷却したり、シリコン屑を押し流したりするために、浄水(水)が用いられている。
近年、浄水(水)の再利用や、シリコンの再利用の観点からシリコン屑を含む廃液をシリコン屑とシリコン屑を含まない浄水(水)に分離させる技術が求められている。シリコン屑は微細な粒子であり、廃液中に懸濁した状態となって含まれている。この種の従来技術として、濾過や遠心分離を行う物理的な方法や、薬品を使用した化学的な方法(例えば、特許文献1参照)が知られている。
しかし、上記のような物理的な方法では、濾過の際に目詰まりが起こったり、そもそもシリコン粒子が通過してしまったりするという問題がある。特に、遠心分離法では、水分に対してシリコン粒子の濃度が薄すぎて遠心分離の効率が悪い場合がある。
また、上記のような化学的な方法では、薬品を使用するため、液体(水)を再利用することが難しくなるという問題がある。そのため、シリコン屑を含む廃液からシリコン屑と水とに効率よく分離する分離装置が採用されている(特許文献2参照)。かかる分離装置では、シリコン吸着板に廃液中のシリコン屑を堆積させ、シリコン吸着板を一定時間毎に液槽中から搬出しセパレータ(分離部)に搬送し、分離部によりシリコン屑を擦り落として、シリコン屑を回収している。
特開平8−164304号公報 特開2012−024661号公報
しかし、特許文献2に示された分離装置では、搬出手段でシリコン吸着板を液槽中から搬送する際に、搬出手段がシリコン吸着板を支持したかどうかを検出する検出手段が備えられている。搬出手段に何らかのセンサを設置して搬出手段がシリコン吸着板を把持したかどうかを検出しているが、シリコン吸着板はシリコン屑を多量に含有しておりセンサが汚れにより誤検出してしまい、実際には存在していない場所でシリコン吸着板が有りと検出してしまい、余計な時間を要してしまうなど、不具合が生じている。
この発明は、上記に鑑みてなされたものであって、シリコン吸着板の有無を誤検出なく検出しシリコン屑を含む廃液を効率よく、シリコン屑と水とに分離することができる廃液処理装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の廃液処理装置は、シリコン屑を含む廃液を、シリコン屑とシリコン屑を含まない浄水とに分離する廃液処理装置であって、廃液からシリコン屑とシリコン屑を含まない浄水とに分離する分離処理手段と、該分離処理手段で分離されたシリコン屑を回収する回収手段と、から構成され、該分離処理手段は、該廃液を溜める液槽と、該液槽の中に等間隔で複数配設され該廃液中でマイナスに帯電した該シリコン屑を吸着するための全体がプラスに帯電したシリコン吸着板と、該シリコン吸着板に対向して該シリコン吸着板と離間して交互に複数配設されマイナスに帯電した陰極板と、該陰極板の上部に配設され上澄液体である浄水を該液槽外へ搬出する搬出部と、該シリコン吸着板が該液槽中の所定位置に挿入されると該シリコン吸着板に電圧を印加しプラスに帯電させ、該陰極板が該液槽中の所定位置に挿入されると電圧を印加しマイナスに帯電させる電界発生手段と、を備え、該回収手段は、該シリコン吸着板からシリコン屑を分離させる分離部と、該シリコン吸着板を該分離処理手段の該液槽中から該分離部まで移動させる吸着板移動部と、該シリコン吸着板を管理する管理手段とを備え、該吸着板移動部は、チャックシリンダから突没自在に設けられ、該チャックシリンダから突出すると該シリコン吸着板に設けられた被係合孔に侵入して該シリコン吸着板の該液槽から突出している上部を把持する導電性把持爪を備え、該管理手段は、該吸着板移動部の該導電性把持爪が該シリコン吸着板を把持した際に該シリコン吸着板に印加されている電圧を検出する電圧検出部と、該電圧検出部が検出した電圧を監視し該シリコン吸着板の有無を判断する判断部とを備え、該吸着板移動部が該液槽中に該シリコン吸着板を把持しにいく際には、該電圧検出部は、該導電性把持爪が該チャックシリンダから突出して、該液槽中の所定位置に挿入されている該シリコン吸着板の該上部を該導電性把持爪が把持すると該シリコン吸着板が電界発生手段に印加されている電圧を検出し、該判断部は、該電圧検出部が、該導電性把持爪の電位を検出して該シリコン吸着板が該電界発生手段に印加されている電圧を検出する場合には、該導電性把持爪が該シリコン吸着板を把持していると判断し、該吸着板移動部に搬送指示を出し、該電圧検出部が、該導電性把持爪の電位を検出して該シリコン吸着板が該電界発生手段に印加されている電圧を検出しない場合には、当該位置に該シリコン吸着板が存在しないと判断することを特徴としている。
本発明の廃液処理装置によれば、吸着板移動部に導電性把持爪を備え、導電性把持爪が所定位置に挿入されたシリコン吸着板を把持した場合には、導電性把持爪がシリコン吸着板と同電位となることで、導電性把持爪がシリコン吸着板を把持したかどうかを検出することができる。したがって、シリコン屑等で汚れた場合でも電圧検出は可能であるため、シリコン吸着板の有無の誤検出を防ぐことができる。
図1は、実施形態に係る廃液処理装置の概略の構成例を示す斜視図である。 図2は、実施形態に係る廃液処理装置の分離処理手段の概略の構成例を分解して示す斜視図である。 図3は、実施形態に係る廃液処理装置の分離処理手段の概略の構成例を示す図である。
本発明を実施するための形態(実施形態)につき、図面を参照しつつ詳細に説明する。以下の実施形態に記載した内容により本発明が限定されるものではない。また、以下に記載した構成要素には、当業者が容易に想定できるもの、実質的に同一のものが含まれる。さらに、以下に記載した構成は適宜組み合わせることが可能である。また、本発明の要旨を逸脱しない範囲で構成の種々の省略、置換又は変更を行うことができる。
図1は、実施形態に係る廃液処理装置の概略の構成例を示す斜視図である。図2は、実施形態に係る廃液処理装置の分離処理手段の概略の構成例を分解して示す斜視図である。図3は、実施形態に係る廃液処理装置の分離処理手段の概略の構成例を示す図である。
本実施形態に係る廃液処理装置1は、例えば、シリコン屑W(図3に示す)を含んだ廃液F(図3に示す)を、シリコン屑Wと、シリコン屑Wを含まない浄水C(図3に示す)とに分離する装置である。
廃液処理装置1は、図1に示すように、廃液収容タンク10と、廃液送給ポンプ11(図3に示す)と、分離処理手段20と、回収手段50と、浄水貯水タンク80と、シリコン屑タンク90などを備えている。
廃液収容タンク10は、廃液Fを収容する容器である。廃液収容タンク10は、分離処理手段20の側方に配設されている。廃液収容タンク10内には、シリコンウエーハに各種の加工を施す加工装置からシリコン屑Wを含んだ廃液Fが供給される。廃液収容タンク10は、廃液Fを一旦収容して溜めておく。廃液収容タンク10には、廃液送給管12(図3に示す)が連結している。
廃液送給ポンプ11は、図3に示すように、廃液送給管12に設けられている。廃液送給ポンプ11は、廃液収容タンク10に収容された廃液Fを廃液流入口22(図2及び図3に示す)を通して分離処理手段20内に送給する。
分離処理手段20は、廃液送給ポンプ11によって供給された廃液Fからシリコン屑Wとシリコン屑Wを含まない浄水Cとに分離するものである。分離処理手段20は、図1、図2及び図3に示すように、液槽21と、複数のシリコン吸着板23と、複数の陰極板24と、搬出部31と、電界発生手段25とを備えている。
液槽21は、上部に開口部が設けられた直方体形状の容器であって、廃液送給ポンプ11により供給された廃液Fを溜める。液槽21の側板26の内面には、複数のシリコン吸着板23と陰極板24とを支持するために支持溝23a,24aが設けられている。また、液槽21の上部には、廃液Fが溢れることを防止する図示しないドレン管が設けられている。ドレン管は、廃液収容タンク10に連結して、液槽21から溢れようとした廃液Fを再度廃液収容タンク10に導く。液槽21は、合成樹脂などの絶縁性を有する材料で構成されている。
シリコン吸着板23は、支持溝23aに係合して(挿入して)、液槽21の中に互いに平行に等間隔で複数配設される。シリコン吸着板23は、廃液F中でマイナスに帯電したシリコン屑Wを吸着するためのものであって、全体がプラスに帯電したものである。シリコン吸着板23は、電気化学的に貴となる材料で構成され、矩形の平板状に形成されている。シリコン吸着板23を構成する材料として、銅(Cu)、銀(Ag)、白金(Pt)、金(Au)などが挙げられるが、本実施形態では、ステンレス鋼(SUS316やSUS304など)を適用している。
シリコン吸着板23は、上縁から突出した一対の被係合片28(上部に相当)が設けられている。被係合片28は、シリコン吸着板23が液槽21中の所定位置に挿入されると、液槽21から突出し、中央に被係合孔29が設けられている。被係合孔29には、回収手段50の吸着板移動部52の導電性把持爪58が侵入して把持する。シリコン吸着板23は、支持溝23aに係合して(挿入して)、液槽21内の所定位置に配設されると、電界発生手段25により廃液F中でプラスに帯電される。シリコン吸着板23がプラスに帯電されると被係合片28もプラスに帯電される。シリコン吸着板23は、廃液F中でプラスに帯電されて、廃液F中でマイナスに帯電したシリコン屑Wを吸着する。
陰極板24は、支持溝24aに係合して(挿入して)、シリコン吸着板23に対向してシリコン吸着板23と離間して、液槽21の中に配設される。陰極板24は、シリコン吸着板23と交互に複数液槽21の中に配設され、マイナスに帯電したものである。陰極板24は、互いに隣り合うシリコン吸着板23間に設けられて、液槽21内に等間隔で配置され、シリコン吸着板23と平行に配置されている。
陰極板24は、シリコン吸着板23と同様に、電気化学的に貴となる材料で構成され、矩形の平板状に形成されている。陰極板24を構成する材料として、銅(Cu)、銀(Ag)、白金(Pt)、金(Au)などが挙げられるが、本実施形態では、ステンレス鋼(SUS316やSUS304など)を適用している。
陰極板24は、支持溝24aに係合して(挿入して)、液槽21内の所定位置に配設されると、電界発生手段25により廃液F中でマイナスに帯電される。陰極板24は、廃液F中でマイナスに帯電されて、廃液F中でマイナスに帯電したシリコン屑Wに対して斥力を発生させて、周りに浄水Cのみが位置することとなる。
搬出部31は、陰極板24の上部に配設され、上澄液体である浄水Cを液槽21外の浄水貯水タンク80へ搬出するものである。搬出部31は、陰極板24の上部に設けられた浄水吸引パイプ32と、浄水吸引パイプ32に接続した開閉バルブ35と、開閉バルブ35に接続した浄水送給ポンプ37(図3に示す)とを備える。
浄水吸引パイプ32は、両端が閉塞され、かつ側面に複数の浄水吸引口33が設けられているとともに、開閉バルブ35及び浄水送給ポンプ37に接続した浄水送出パイプ34が設けられている。浄水送出パイプ34は、浄水貯水タンク80に接続している。搬出部31は、浄水送給ポンプ37が浄水吸引口33を通して陰極板24の周りの浄水Cを吸引して、浄水貯水タンク80に送給する。
浄水貯水タンク80は、分離処理手段20で分離されたシリコン屑Wを含まない浄水Cを貯水する容器である。浄水貯水タンク80は、図1に示すように、廃液収容タンク10上でかつ分離処理手段20の側方に配設されている。浄水貯水タンク80内には、図1に示すように、浄水C中の気泡を消すための傾斜消泡板82と、気泡が除去された浄水Cを外部へ排出するための図示しない送給口などを備えている。送給口は、浄水Cを再利用する図示しない加工装置に連結している。
電界発生手段25は、シリコン吸着板23が液槽21中の所定位置に挿入されるとシリコン吸着板23に電圧を印加しプラスに帯電させ、陰極板24が液槽21中の所定位置に挿入されると電圧を印加しマイナスに帯電させるものである。電界発生手段25は、図3に示すように、直流電源36を備えている。直流電源36は、液槽21中の所定位置に挿入されたシリコン吸着板23及び陰極板24に電圧を印加して、シリコン吸着板23をプラスに帯電させ、陰極板24をマイナスに帯電させる。直流電源36は、液槽21中の所定位置よりもシリコン吸着板23及び陰極板24が外側に引き出されると、シリコン吸着板23及び陰極板24との接続が遮断されて、電圧を印加しなくなる。
回収手段50は、分離処理手段20で分離されたシリコン屑Wを回収するものである。回収手段50は、図1に示すように、分離部51と、吸着板移動部52と、管理手段101とを備えている。
分離部51は、シリコン吸着板23からシリコン屑Wを分離させるものである。分離部51は、図1に示すように、分離処理手段20の一端部の外側に配置されている。分離部51は、上面にシリコン吸着板23を通すことのできるスリット53が設けられ下方が開口した箱状の分離容器54と、分離容器54内に設けられた図示しない一対のスクレーパと、スクレーパを回転させる図示しない回転機構とを備えている。分離容器54の下方にはシリコン屑貯蔵タンク90が設けられている。なお、シリコン屑タンク90は、回収手段50より回収されたシリコン屑Wを貯蔵する容器である。スリット53には、シリコン吸着板23を通しかつ異物の侵入を防止するためのシャッター55が設けられている。
スクレーパは、ゴムなどの弾性を有する合成樹脂(弾性材料)で構成され、分離容器54内に収容されたシリコン吸着板23を互いの間に位置付ける。スクレーパは、帯板状に形成され、長手方向が液槽21の幅方向と平行に設けられる。スクレーパは、回転機構により回転されることで、分離容器54内に収容されたシリコン吸着板23の表面に下端部が接離(接したり離れたり)する。回転機構は、スクレーパの中央部を液槽21の幅方向と平行な軸心周りに回転させる。分離部51は、シリコン吸着板23が分離容器54内に挿入されると、スクレーパを回転させて、シリコン吸着板23からスクレーパがシリコン屑Wを分離させる。シリコン吸着板23から分離されたシリコン屑Wは、シリコン屑貯蔵タンク90内に貯蔵される。
吸着板移動部52は、シリコン吸着板23を分離処理手段20の液槽21中から分離部51まで移動させるものである。吸着板移動部52は、分離処理手段20の液槽21の上方に設けられている。吸着板移動部52は、図1に示すように、水平移動手段56と、鉛直移動手段57と、シリコン吸着板23の液槽21から突出している被係合片28を把持する一対の導電性把持爪58とを備えている。
水平移動手段56は、一対の導電性把持爪58を液槽21の上方において水平方向に移動させる手段である。鉛直移動手段57は、一対の導電性把持爪58を鉛直方向に昇降させる手段である。
一対の導電性把持爪58は、液槽21の幅方向に間隔をあけて配設されたチャックシリンダ68に設けられている。導電性把持爪58は、図1中に実線で示す位置と点線で示す位置とに亘って、チャックシリンダ68から突没自在に設けられている。導電性把持爪58は、チャックシリンダ68内に没すると、図示しないアースに接続するとともに、被係合片28の被係合孔29から抜け出る。導電性把持爪58は、チャックシリンダ68から突出すると、図示しないアースとの接続が解除されるとともに、被係合孔29に侵入して被係合片28を把持する。
吸着板移動部52は、水平移動手段56によりシリコン屑Wを分離したいシリコン吸着板23の上方にチャックシリンダ68に没した導電性把持爪58を位置付けた後、鉛直移動手段57により導電性把持爪58を下降させた後、導電性把持爪58を突出させて被係合孔29に係合させる。そして、鉛直移動手段57により被係合孔29を把持した導電性把持爪58即ち、導電性把持爪58により把持されたシリコン吸着板23を上昇させるとともに、水平移動手段56により導電性把持爪58により把持されたシリコン吸着板23を分離容器54の上方まで移動させた後、鉛直移動手段57によりシリコン吸着板23を下降させて、シリコン吸着板23を液槽21中から分離部51まで移動させる。
また、分離部51は、シリコン屑タンク90に貯蔵されたシリコン屑Wから発生する水素ガスを外部に排出する水素ガス排出手段としての水素ガス排出手段71を備えている。水素ガス排出手段71は、分離容器54の内外を連通し、大気開放した配管である。
また、シリコン屑タンク90の下部には、重量計91が配設されている。重量計91は、周知のロードセルなどを備えて構成され、シリコン屑タンク90の下方に設けられている。重量計91は、シリコン屑タンク90の重量を測定するためのものであって、測定した結果を管理手段101に出力する。
管理手段101は、シリコン吸着板23を管理するものであり、廃液処理装置1の構成要素をそれぞれ制御するものである。なお、管理手段101は、例えばCPU等で構成された演算処理装置やROM、RAM等を備える図示しないマイクロプロセッサを主体として構成されている。
また、管理手段101は、電圧検出部102と、判断部103とを備えている。電圧検出部102は、吸着板移動部52の導電性把持爪58がシリコン吸着板23を把持した際にシリコン吸着板23に印加されている電圧を検出するものである。電圧検出部102は、導電性把持爪58に電気的に接続して、導電性把持爪58の電位を検出する。電圧検出部102は、チャックシリンダ68から突出して被係合孔29内に侵入した導電性把持爪58の電位を検出することで、シリコン吸着板23を把持した際にシリコン吸着板23に印加されている電圧を検出する。
判断部103は、電圧検出部102が検出した電圧を監視し、シリコン吸着板23の有無を判断するものである。判断部103は、導電性把持爪58がチャックシリンダ68から突出した際に、導電性把持爪58の電位がアースの電位のままであると、導電性把持爪58がシリコン吸着板23を把持していない、即ち、シリコン吸着板23が無いと判断する。判断部103は、導電性把持爪58がチャックシリンダ68から突出した際に、導電性把持爪58の電位が電界発生手段25により印加された電位に変化すると、導電性把持爪58がシリコン吸着板23を把持している、即ち、シリコン吸着板23が有ると判断する。
また、管理手段101には、報知部100が接続している。報知部100は、重量計91が測定したシリコン屑タンク90の重量が所定重量に達したら報知するものである。また、報知部100は、管理手段101の命令に基づいて報知する。報知部100として、周知の報知用のランプやスピーカを用いることができる。
また、管理手段101は、回収手段50の吸着板移動部52によりシリコン吸着板23が分離処理手段20の液槽21内から引き上げられると、引き上げられたシリコン吸着板23に隣接する2つの陰極板24に設けられた搬出部31の開閉バルブ35を閉じる。そして、管理手段101は、これらの隣接する2つの陰極板24の周りからの浄水貯水タンク80への浄水Cの送給をストップする。また、管理手段101は、加工動作の状態を表示する表示手段や、オペレータが加工内容情報などを登録する際に用いる操作手段と接続されている。
次に、本実施形態に係る廃液処理装置1の処理動作について説明する。ここで、廃液処理装置1が処理対象とする廃液Fは、シリコンウエーハに各種の加工を施した際に生じる廃液である。廃液Fは、シリコンウエーハを構成するシリコンで構成されかつ粒径が数μm程度のシリコン屑Wと、加工の際に冷却のためなどに用いられる浄水Cとを含んでいる。なお、各種の加工として、切断加工、切削加工、研削加工、研磨加工などが挙げられる。廃液F中のシリコン屑Wは、マイナスに帯電している。
まず、オペレータが処理内容情報を登録し、処理動作の開始指示があった場合に、処理動作を開始する。処理動作開始前において、分離処理手段20の液槽21内にシリコン吸着板23と陰極板24とを互いに平行に離間して交互に収容しておく。また、処理動作開始後又は開始前に廃液収容タンク10に各種の加工を施す加工装置からシリコン屑Wを含んだ廃液Fが供給されて、廃液収容タンク10内に廃液Fを収容する。
処理動作開始後、管理手段101は、吸着板移動部52の水平移動手段56を駆動して、導電性把持爪58を複数のシリコン吸着板23のうちの最も分離部51から離れたシリコン吸着板23の上方に位置づける。管理手段101は、チャックシリンダ68の導電性把持爪58を没し、全ての開閉バルブ35を閉じる。さらに、管理手段101は、電界発生手段25に全てのシリコン吸着板23をプラスに帯電させるとともに全ての陰極板24をマイナスに帯電させて、シリコン吸着板23と陰極板24との間に電界を形成させる。その後、管理手段101は、廃液送給ポンプ11を駆動して、廃液収容タンク10内の廃液Fを液槽21内に送給し続ける。すると、液槽21内に廃液Fが供給される。廃液Fが供給されるのにしたがって、廃液F中に陰極板24全体とシリコン吸着板23が徐々に没するとともに、液槽21から溢れようとした廃液Fがドレン管を通して再度液槽21に導かれる。
そして、管理手段101は、液槽21内に所定量の廃液Fが溜まったら、全ての開閉バルブ35を開く。全ての開閉バルブ35が開くまでに、分離処理手段20では、シリコン吸着板23がマイナスに帯電したシリコン屑Wを吸着する。また、全ての開閉バルブ35が開くまでに、陰極板24がシリコン屑Wとの間に斥力を生じさせて、陰極板24の周り及び浄水吸引パイプ32内に浄水Cのみが位置する。
そして、開閉バルブ35が開かれると、陰極板24の上部に配設された浄水吸引パイプ32内の浄水Cが、搬出部31を通して排出されて、浄水貯水タンク80内に吐出される。浄水貯水タンク80内に吐出された浄水Cは、傾斜消泡板82に衝突して、この衝突の衝撃により包含した気泡を浄水C外に放出する。こうして、傾斜消泡板82により浄水貯水タンク80内に吐出された浄水C内の気泡が消される。そして、分離処理手段20で分離されたシリコン屑Wを含まないとともに傾斜消泡板82により気泡が消された浄水Cは、浄水貯水タンク80内に貯水される。そして、浄水貯水タンク80内の浄水Cは、送給口などを通して、浄水Cを再利用するための図示しない装置などに供給される。このように、電界発生手段25により廃液Fがシリコン屑Wと浄水Cとに分離される。
次に、本実施形態に係る廃液処理装置1のシリコン屑除去動作について説明する。
まず、管理手段101は、複数のシリコン吸着板23のうちにシリコン屑Wを除去する必要のあるシリコン吸着板23があるか否かを判断する。ここでは、シリコン吸着板23へのシリコン屑Wの吸着が進行し、シリコン屑Wを除去する必要のあるシリコン吸着板23があるか否かを判断する。なお、シリコン屑Wを除去する必要があるか否かは、電界発生手段25が電界を形成してからの経過時間、加工装置から廃液収容タンク10内に供給された廃液Fの量、加工装置で加工を施したウエーハの材質、加工装置のウエーハに加工を施す工具の品番などからの少なくとも一つに基づいて判断することが好ましい。
次に、管理手段101は、複数のシリコン吸着板23のうちにシリコン屑Wを除去する必要のあるシリコン吸着板23があると判断すると、以下に示すように、シリコン吸着板23からシリコン屑Wを分離する。
シリコン吸着板23から吸着したシリコン屑Wを分離する際、即ち、吸着板移動部52が、液槽21中にシリコン吸着板23を把持しにいく際には、管理手段101は、吸着板移動部52の水平移動手段56を駆動して、導電性把持爪58を水平方向に移動させて、シリコン屑Wを除去する必要のあるシリコン吸着板23の上方に位置づける。管理手段101は、水平移動手段56を停止する。
管理手段101は、鉛直移動手段57を駆動して、導電性把持爪58を下降させて、シリコン屑Wを除去する必要のあるシリコン吸着板23の被係合片28にチャックシリンダ68に没した導電性把持爪58を水平方向に並ばせる。管理手段101は、鉛直移動手段57を停止する。
管理手段101は、一対のチャックシリンダ68の導電性把持爪58を突出させて、導電性把持爪58を被係合孔29に侵入させて被係合片28を把持させる。すると、電界発生手段25がシリコン吸着板23をプラスに帯電しているので、導電性把持爪58もプラスに帯電する。そして、管理手段101の電圧検出部102は、液槽21中の所定位置に挿入されているシリコン吸着板23を導電性把持爪58が把持すると、導電性把持爪58の電位を検出することで、シリコン吸着板23が電界発生手段25に印加されている電圧を検出する。そして、管理手段101の判断部103は、電圧検出部102がシリコン吸着板23が電界発生手段25に印加されている電圧を検出する場合には、導電性把持爪58がシリコン吸着板23を把持していると判断して、吸着板移動部52にシリコン吸着板23の搬送指示を出す。
また、管理手段101の判断部103は、電圧検出部102がシリコン吸着板23が電界発生手段25に印加されている電圧を検出しない場合には、当該位置にシリコン吸着板23が存在しないと判断する。そして、管理手段101は、報知部100にシリコン吸着板23が存在しないことを報知させる、又は、吸着板移動部52に他のシリコン吸着板23を把持させるように指示する。
管理手段101は、判断部103が搬送指示を出すと、導電性把持爪58をチャックシリンダ68から突出させたまま即ち導電性把持爪58がシリコン吸着板23を把持したまま、鉛直移動手段57に導電性把持爪58を上昇させ、シリコン吸着板23を液槽21から引き上げる。
そして、管理手段101は、シリコン吸着板23を所定位置よりも液槽21の外側に引き上げると、電圧検出部102がシリコン吸着板23の電位がアースの電位となること検出し、判断部103がシリコン吸着板23を引き上げたと判断する。すると、管理手段101は、引き上げられたシリコン吸着板23の両隣の陰極板24に設けられた浄水吸引パイプ32に接続した開閉バルブ35を閉じる。管理手段101は、導電性把持爪58が把持したシリコン吸着板23が液槽21内から完全に引き上げられると、鉛直移動手段57を停止する。
そして、管理手段101は、吸着板移動部52の水平移動手段56を駆動して、導電性把持爪58が把持したシリコン吸着板23を分離部51のスリット53の上方に位置づける。管理手段101は、水平移動手段56を停止する。このとき、分離部51の図示しない一対のスクレーパは、互いに間隔をあけて平行に設けられている。そして、管理手段101は、鉛直移動手段57を駆動して、被係合孔29に導電性把持爪58が把持したシリコン吸着板23を下降させて、スリット53を通して、分離部51の分離容器54内に挿入する。管理手段101は、被係合孔29に導電性把持爪58が把持したシリコン吸着板23が、一対のスクレーパの下端部よりも下方に位置すると、鉛直移動手段57を停止する。
そして、管理手段101は、分離部51の回転機構を駆動して、スクレーパの下端部を被係合孔29に導電性把持爪58が把持したシリコン吸着板23に接触させる。管理手段101は、鉛直移動手段57を駆動して、被係合孔29に導電性把持爪58が把持したシリコン吸着板23を上昇させる。すると、シリコン吸着板23が上昇するのにしたがって、シリコン吸着板23上をスクレーパが摺動して、スクレーパによりシリコン屑Wがシリコン吸着板23から掻き落とされる(分離される)。スクレーパによりシリコン吸着板23から掻き落とされたシリコン屑Wは、分離容器54の開口を通してシリコン屑タンク90内に落下し、シリコン屑タンク90内に貯蔵される。
そして、管理手段101は、分離部51によりシリコン屑Wが分離されたシリコン吸着板23が、分離部51内から完全に引き上げられると、鉛直移動手段57を停止する。管理手段101は、吸着板移動部52の水平移動手段56を先ほどとは逆に駆動して、シリコン屑Wが分離されたシリコン吸着板23を、開閉バルブ35が閉じられた陰極板24の間の上方に位置づける。管理手段101は、水平移動手段56を停止する。管理手段101は、鉛直移動手段57を駆動して、分離部51によりシリコン屑Wが分離されたシリコン吸着板23を下降させて、液槽21内に挿入する。
そして、シリコン吸着板23が液槽21内の所定位置に位置して、電界発生手段25によりプラスに帯電されると、管理手段101は、先程閉じられた搬出部31の2つの開閉バルブ35を開くとともに、チャックシリンダ68の導電性把持爪58を没しさせる。そして、管理手段101は、鉛直移動手段57を駆動して、導電性把持爪58を上昇させる。管理手段101は、導電性把持爪58を上昇させた後、鉛直移動手段57を停止して、水平移動手段56を駆動して、導電性把持爪58を分離部51から最も離れたシリコン吸着板23の上方に位置づけて、水平移動手段56を停止する。
管理手段101は、前述した工程を繰り返して、シリコン屑Wを除去する必要のあるシリコン吸着板23から順次シリコン屑Wを分離する。管理手段101は、分離されたシリコン屑Wをシリコン屑タンク90内に貯蔵する。また、管理手段101は、重量計91からの測定結果により、シリコン屑タンク90の重量が予め定められた所定重量に達すると、報知部100にシリコン屑タンク90の重量が所定重量に達したことを報知させる。管理手段101は、シリコン屑タンク90のシリコン屑Wを取り出すことなどをオペレータに促す。シリコン屑タンク90に貯蔵されたシリコン屑Wは、例えば、乾燥処理が施され、再利用を図ることが可能となる。
以上のように、本実施形態に係る廃液処理装置1は、分離処理手段20がプラスに帯電したシリコン吸着板23に廃液F中のマイナスに帯電したシリコン屑Wを吸着するので、非常に微少なシリコン屑Wを廃液Fから確実に分離することができる。このために、廃液処理装置1は、ろ過や遠心分離機を用いることなく、シリコン屑Wを廃液Fから確実に分離できる。即ち、廃液処理装置1は、フィルタの目詰まりを起こすことがないとともに、非常に大型の遠心分離機を用いることなく、シリコン屑Wを廃液Fから分離できる。また、廃液処理装置1は、シリコン屑Wを廃液Fから分離するために、薬品を用いる必要も生じない。よって、廃液処理装置1は、シリコン屑Wを含む廃液Fを、効率よく再利用し易い状態でシリコン屑Wと浄水C(水)とに分離することができる。
また、廃液処理装置1は、チャックシリンダ68に没した導電性把持爪58をアースに接続し、チャックシリンダ68から突出した導電性把持爪58はアースとの接続を解除する。電界発生手段25が、所定位置のシリコン吸着板23をプラスに帯電し、所定位置の陰極板24をマイナスに帯電する。このために、廃液処理装置1は、チャックシリンダ68から突出した導電性把持爪58の電位の変化により、導電性把持爪58がシリコン吸着板23を把持したか否か、即ちシリコン吸着板23の有無を正確に把握することができる。したがって、シリコン屑Wにより導電性把持爪58が汚れた場合であっても、電位の変化、即ち、電圧の検出が可能であるために、シリコン吸着板23の有無の誤検出を抑制することができる。したがって、廃液処理装置1は、シリコン吸着板23の有無を誤検出なく検出し、シリコン屑Wを含む廃液Fを効率よく、シリコン屑Wと浄水Cとに分離することができる。
さらに、廃液処理装置1は、所定位置よりも液槽21の外側にシリコン吸着板23を引き出すと、電界発生手段25がシリコン吸着板23に印加しなくなる。このために、シリコン吸着板23の電位に基づくことで、開閉バルブ35を正確なタイミングで開閉することができ、廃液Fをシリコン屑Wと浄水Cとに確実に分離することができる。
なお、本発明は上記実施形態に限定されるものではない。即ち、本発明の骨子を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができる。
1 廃液処理装置
20 分離処理手段
21 液槽
23 シリコン吸着板
24 陰極板
25 電界発生手段
28 被係合片(上部)
31 搬出部
50 回収手段
51 分離部
52 吸着板移動部
58 導電性把持爪
101 管理手段
102 電圧検出部
103 判断部
F 廃液
W シリコン屑
C 浄水

Claims (1)

  1. シリコン屑を含む廃液を、シリコン屑とシリコン屑を含まない浄水とに分離する廃液処理装置であって、
    廃液からシリコン屑とシリコン屑を含まない浄水とに分離する分離処理手段と、該分離処理手段で分離されたシリコン屑を回収する回収手段と、から構成され、
    該分離処理手段は、該廃液を溜める液槽と、該液槽の中に等間隔で複数配設され該廃液中でマイナスに帯電した該シリコン屑を吸着するための全体がプラスに帯電したシリコン吸着板と、該シリコン吸着板に対向して該シリコン吸着板と離間して交互に複数配設されマイナスに帯電した陰極板と、該陰極板の上部に配設され上澄液体である浄水を該液槽外へ搬出する搬出部と、該シリコン吸着板が該液槽中の所定位置に挿入されると該シリコン吸着板に電圧を印加しプラスに帯電させ、該陰極板が該液槽中の所定位置に挿入されると電圧を印加しマイナスに帯電させる電界発生手段と、を備え、
    該回収手段は、該シリコン吸着板からシリコン屑を分離させる分離部と、該シリコン吸着板を該分離処理手段の該液槽中から該分離部まで移動させる吸着板移動部と、該シリコン吸着板を管理する管理手段とを備え、
    該吸着板移動部は、チャックシリンダから突没自在に設けられ、該チャックシリンダから突出すると該シリコン吸着板に設けられた被係合孔に侵入して該シリコン吸着板の該液槽から突出している上部を把持する導電性把持爪を備え、
    該管理手段は、該吸着板移動部の該導電性把持爪が該シリコン吸着板を把持した際に該シリコン吸着板に印加されている電圧を検出する電圧検出部と、該電圧検出部が検出した電圧を監視し該シリコン吸着板の有無を判断する判断部とを備え、
    該吸着板移動部が該液槽中に該シリコン吸着板を把持しにいく際には、
    該電圧検出部は、該導電性把持爪が該チャックシリンダから突出して、該液槽中の所定位置に挿入されている該シリコン吸着板の該上部を該導電性把持爪が把持すると該シリコン吸着板が電界発生手段に印加されている電圧を検出し、
    該判断部は、該電圧検出部が、該導電性把持爪の電位を検出して該シリコン吸着板が該電界発生手段に印加されている電圧を検出する場合には、該導電性把持爪が該シリコン吸着板を把持していると判断し、該吸着板移動部に搬送指示を出し、該電圧検出部が、該導電性把持爪の電位を検出して該シリコン吸着板が該電界発生手段に印加されている電圧を検出しない場合には、当該位置に該シリコン吸着板が存在しないと判断することを特徴とする廃液処理装置。
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