JP6320722B2 - 車両用ドアロック装置 - Google Patents
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Description
上記課題を解決する車両用ドアロック装置は、車両のドアの開状態及び閉状態を切り替えるラッチ機構と、ラッチ機構を収容するとともに、車両のドア内でドアパネルに補強材を介在して締結されることで前記ドアパネルに保持される本体と、を備え、本体は、ドアパネル及び補強材を貫通する締結部材を挿通させることによって締結される締結部と、本体がドアパネルに保持された状態において、締結部と補強材との間をシールするシール部材とを有し、シール部材は、補強材に形成された挿通孔のうち前記締結に使用されない挿通孔よりも上方位置において補強材との間をシールする状態で締結部に取着されている。
本体と補強材との間をシールする際、補強材で締結に使用されない挿通孔のことを考慮しなければ、例えば、該挿通孔をシール部材が跨ぐ場合、該挿通孔が塞がれていなければ、該挿通孔を通じて雨水等の車両の内部への侵入を許してしまう可能性もある。その点、上記構成によれば、補強材で締結に使用されない挿通孔を考慮して、こういった挿通孔よりも上方位置において補強材との間をシールする状態で締結部に取着されているので、該挿通孔をシール部材が跨ぐといったことがなくなる。したがって、例えば、汎用性を高める目的で車両の左右ドアの何れでも使用可能な補強材を介在させる場合に、該補強材で締結に使用されない挿通孔が残る状況も想定したシールを行うことができ、状況に関係なく雨水等の車両の内部への侵入を抑制することができる。
この構成によれば、締結部、すなわち補強材で締結に使用される挿通孔をシール部材が跨ぐといったことがなくなる。これにより、締結部(補強材)における締結に使用される挿通孔を通じて雨水等が車両の内部に侵入することも抑えることができる。
以下、車両用ドアロック装置(以下、「ドアロック装置」という)の第1実施形態を説明する。
図2に示すように、ドアロック装置30は、ストライカ20との係合を通じてドア10の開状態及び閉状態を切り替えるラッチ機構31を収容する樹脂ボディ34及び締結部としてのベースプレート32を備える。ベースプレート32は、ドアロック装置30がインナパネル11に取り付けられる際にベースとなるものである。また、ベースプレート32は、補強プレート50を挟んでパネル端部12及びパネル側部13にそれぞれ対向して取り付けられる。
図4及び図5に示すように、ラッチ機構31は、回動することによってストライカ20と係脱するラッチ40と、該ラッチ40の回動を規制するポール41とを備える。そして、ラッチ40及びポール41は、それぞれの回動軸L1,L2が互いに略平行する状態で、そのストライカ出入溝35を挟む位置に設けられている。
図4に示すように、ラッチ40は、ストライカ出入溝35内にストライカ20が侵入していない場合、係合溝42が該ラッチ40に近接するストライカ20の相対移動方向を向くように構成されている。そして、ドアロック装置30は、ドア10が開動作される開状態とする。
まず、本実施形態が想定する補強プレート50について説明する。
ここで、例えば、補強プレート50で取り付けに使用されない上記挿通孔をシール部材37が跨ぐ場合、該挿通孔が塞がれていなければ、該挿通孔を通じて雨水等の車両の内部への侵入を許してしまう可能性もある。
以上詳述したように、本実施形態によれば、以下に示す効果が得られるようになる。
(2)シール部材37に沿って傾斜を形成することで、該シール部材37でシールした雨水等を溜まり難くすることができる。
次に、車両用ドアロック装置の第2実施形態を説明する。なお、本実施形態と上記第1実施形態との主たる相違点は、アクチュエータボディ33の構成と、シール部材37の這わせ方のみである。このため、既に説明した実施形態と同一構成などは、同一の符号を付すなどして、その重複する説明を省略する。
(5)シール部材37によるシールは、その内側に、補強プレート50で取り付けに使用されない上記挿通孔が位置するようにしてなされる。このため、補強プレート50で取り付けに使用されない上記挿通孔への雨水等の侵入から抑制することができる。
・上記第1実施形態では、図8に示すように、ベースプレート32の角、すなわち上縁から補強プレート50で取り付けに使用されない上記挿通孔の下縁及びベースプレート32における凹部38の上縁の間に沿ってシール部材37を直線的に這わせてもよい。ただし、このようにシール部材37を直線的に這わせると、ストライカ出入溝35(ストライカ受入部14)に干渉して該シール部材37の一部が露出してしまう。そこで、ストライカ出入溝35の周辺では、該ストライカ出入溝35に跨らないように、ベースプレート32の表面の凹部39の周縁に沿って、シール部材37を這わせている。
Claims (6)
- 車両のドアの開状態及び閉状態を切り替えるラッチ機構と、
前記ラッチ機構を収容するとともに、前記車両のドア内でドアパネルに補強材を介在して締結されることで前記ドアパネルに保持される本体と、を備え、
前記本体は、
前記ドアパネル及び前記補強材を貫通する締結部材を挿通させることによって締結される締結部と、
前記本体が前記ドアパネルに保持された状態において、前記締結部と前記補強材との間をシールするシール部材とを有し、
前記シール部材は、前記補強材に形成された挿通孔のうち前記締結に使用されない挿通孔よりも下方位置において前記補強材との間をシールする状態で前記締結部に取着されている、車両用ドアロック装置。 - 請求項1に記載の車両用ドアロック装置において、
前記シール部材は、前記締結に使用されない前記挿通孔よりも上方位置において前記補強材との間をシールする状態で前記締結部に取着されている、車両用ドアロック装置。 - 車両のドアの開状態及び閉状態を切り替えるラッチ機構と、
前記ラッチ機構を収容するとともに、前記車両のドア内でドアパネルに補強材を介在して締結されることで前記ドアパネルに保持される本体と、を備え、
前記本体は、
前記ドアパネル及び前記補強材を貫通する締結部材を挿通させることによって締結される締結部と、
前記本体が前記ドアパネルに保持された状態において、前記締結部と前記補強材との間をシールするシール部材とを有し、
前記シール部材は、前記補強材に形成された挿通孔のうち前記締結に使用されない挿通孔よりも上方位置において前記補強材との間をシールする状態で前記締結部に取着されている、車両用ドアロック装置。 - 請求項1〜請求項3のうちいずれか一項に記載の車両用ドアロック装置において、
前記本体は、その内部で前記ラッチ機構の構成部品を回動可能に支持する回動軸を有し、
前記回動軸は、前記締結部の表面においてかしめられたかしめ部を有し、
前記締結部の表面には、前記かしめ部を避けるようにして前記シール部材を這わせる車両用ドアロック装置。 - 請求項4に記載の車両用ドアロック装置において、
前記締結部の表面は、第1表面と、前記第1表面よりも前記補強材から離間するように凹設された第2表面とを有し、
前記回動軸は、前記第2表面においてかしめられた前記かしめ部を有し、
前記シール部材のうち前記締結部を這う部分は、その幅方向の一部が前記第1表面を這う、車両用ドアロック装置。 - 請求項1〜請求項5のうちいずれか一項に記載の車両用ドアロック装置において、
前記締結部の表面には、前記締結部における前記締結に使用される挿通孔を避けるようにして前記シール部材を這わせる車両用ドアロック装置。
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