JP6319967B2 - 車両用サンシェードアッセンブリ構造 - Google Patents

車両用サンシェードアッセンブリ構造 Download PDF

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本発明は、車両のサイドドアのウィンドウを遮光するためのサンシェードをサイドドアに取り付ける車両用サンシェードアッセンブリ構造に関するものである。
一般に、車両のサイドドアのウィンドウを遮光するために、サイドドアにサンシェードを取り付けることが行われており、例えばシェードシートを巻き取る巻取手段がアウタケース内に収納されて、アウタケースがドアトリムの内側に取り付けられることにより、サンシェードがドアトリムの内側に配設される。そして従来、上記した巻取手段は、シャフトと、左右対を成すトーションスプリングと、スプリングカバーとから成り、このシャフトにシェードシートが巻き取られるようになっており、トーションスプリングの一端がシャフトの略中央部に係止されるとともに他端がアウタケースに係止され、トーションスプリングのコイル部が円筒状のスプリングカバーによって包被された状態で、スプリングカバーごと巻取手段がアウタケース内に収納され、該スプリングカバーの長尺方向に平行に形成されたスリットにシェードシートの一端部が止着されており、シェードシートの他端部に取り付けられたシェードフレームを把持してシェードシートを引っ張ることにより、シェードシートが巻取手段から展開され、このときシェードシートを展開するに連れてトーションスプリングのコイル部の捻じれ度合いが大きくなり、シェードシートを収納する際の巻き取り方向へのバネ力が蓄えられるようになっている(特許文献1参照)。
特開2000−6660号公報(段落0013〜0019および図1、図4、図5参照)
しかし、上記した特許文献に記載のアウタケースは、ドアトリムの内側から車室内に向って複数個のビスが螺合されて取り付けられる構成であるため、他車両が側方から衝突したときに、ビスがドアトリムを突き破って車室内の乗員に怪我をさせるおそれがあり、安全性に問題がある。さらに、複数個のビスで止める構成であるため、コストがかかるという問題もある。また、ビスに代えて、樹脂製のボスとこれが挿通する孔との組み合わせで、ボスを溶着することでアウタケースを固着することも考えられるが、アウタケースを含むサンシェードアッセンブリに不具合が生じたときには、溶着する場合のようにサンシェードアッセンブリごと交換しなければならず、ユーザのコスト負担が大きくなりサービス性を欠くという不都合がある。
本発明は、他車両の側方からの衝突が生じても乗員が怪我をすることを防止でき、安全性の向上を図るとともに、コストを低減できるようにすることを目的とする。
上記した目的を達成するために、本発明の車両用サンシェードアッセンブリ構造は、車両のサイドドアの窓を遮光するためのサンシェードを前記サイドドアに取り付ける車両用サンシェードアッセンブリ構造において、前記サイドドアのドアトリムに車室内側に突出して設けられた台座部と、前記台座部の内側面に形成された係止孔と、断面し字状をなす長尺の基部と、該基部の下部に略垂直に形成された垂直部とを有し、前記基部の車室内に向かう端縁が前記ドアトリムに当接した状態で、前記サンシェードを展開・収納自在に保持するサンシェードアッセンブリが前記基部と前記ドアトリムとの間に収納されて、前記ドアトリムの内側に前記サンシェードアッセンブリを取り付けるアウタケースと、前記アウタケースの前記垂直部に設けられ前記係止孔に係止して前記アウタケースを前記ドアトリムに取り付ける係止爪とを備えることを特徴としている(請求項1)。
請求項1に係る発明によれば、ドアトリムに車室内側に突出して設けられた台座部の内側面に形成された係止孔に、アウタケースの垂直部に設けられた係止爪を係止して、アウタケースをドアトリムに取り付けるため、他車両の側面衝突が生じたときには、ビス止めの場合のようにビスが突出することによる乗員の怪我が生じることを防止でき、アウタケースだけを簡単に取り外せるので、アウタケースを含むサンシェードアッセンブリに不具合が生じたときには、溶着する場合のようにサンシェードアッセンブリごと交換する必要がなく、安全性の向上を図るとともに、コストの低減を図ることができる。
本発明に係る車両用サンシェードアッセンブリ構造の一実施形態におけるサイドドアの概略図である。 図1のドアトリムを内側方向から見た分解斜視図である。 図1のサンシェードアッセンブリの取付状態を示す断面図である。 台座部および係止爪の係止状態における断面図である。
つぎに、本発明に係る車両用サンシェードアッセンブリ構造の一実施形態について、図1ないし図4を参照して詳細に説明する。
図1に示すように、自動車の右側のリアサイドドア1を例として説明すると、ドア1は、金属製のドアアウタパネルと、金属製のドアインナパネルと、樹脂製のドアトリム2とが結合されて構成され、ドアアウタパネルとドアインナパネルとの結合により、ドアトリム2の上部に窓枠3が形成され、この窓枠3に形成された窓開口5にこれを閉塞する全閉位置とドア本体2内に没入する全開位置との間でドアガラスが昇降可能に配設されて窓6が構成されている。
また、図1に示すように、窓枠3には窓6を遮光するためのサンシェード7が設けられ、このサンシェード7は、窓開口5の下側であってドア本体2の上端内部にバネ力により巻き取り方向に付勢された状態でロール状に巻き取られた遮光シート7aと、遮光シート7aの上端に設けられた窓開口5の幅と略同寸法を有し窓枠3等に設けられた係止部に係止されて遮光シート7aを展開状態に保持する樹脂製の上部バー7bとを備え、窓6のドアガラス側に沿って遮光シート7aが上下方向に展開・収納自在にサンシェード7が配設されており、上部バー7bはドア本体2の内部に完全に没入することはなく、サンシェード7が収納されているときには、ドア本体2の上部に上部バー7bが露出した状態に保持され、露出状態の上部バー7bの把持部を持って引き上げることにより、遮光シート7aがバネの付勢力に抗して展開される。なお、図1中の9はドアハンドル、10はパワーウィンドウスイッチである。
このとき、サンシェード7は、例えば遮光シート7aがロール状に巻き取られる中空円筒状のシャフトと、該シャフト内に配設されそれぞれ一端がシャフトの中央部に係止された一対のトーションバネとから成るサンシェードアッセンブリ12により、シャフトから引き伸ばされ、かつ、巻き取られる。さらに、サンシェードアッセンブリ12のシャフトの両端に位置する両トーションバネそれぞれの他端がアウタケース14に係止され、このアウタケース14がドアトリム2に取り付けられることにより、サンシェード7がドアトリム2の内側に展開・収納自在に固定される。
そして、シャフトまたはこのシャフトを包皮する中空円筒状のカバーに、長尺方向に平行に形成されたスリットに遮光シート7aの下端部が止着され、上部バー7bを把持して遮光シート7aを引き上げることにより遮光シート7aがシャフトから引き出され、サンシェード7が展開状態となり、上部バー7bを窓枠3等に設けられた係止部(図示せず)に係止することで、窓6が遮光される。
一方、遮光シート7aの展開の際に、遮光シート7aを展開するに連れて両トーションバネのコイル部の捻じれ度合いが大きくなり、遮光シート7aを収納する際の巻き取り方向へのバネ力が蓄えられるため上部バー7bの係止を解除すると、両トーションバネのバネ力によって遮光シート7aがサンシェードアッセンブリ12のシャフトに巻き取られ、サンシェード7が収納状態になる。
ところで、上記したアウタケース14は、図3に示すように、断面が平仮名のし字状をなす長尺の基部14aと、基部14aの上端に略水平に一体形成された水平部14bと、基部14aの下部に略垂直に一体形成された垂直部14cとにより構成され、基部14aとドアトリム2との間にサンシェードアッセンブリ12を収納するようになっている。なお、水平部14bの端部にはドアガラスとの間の隙間をシールするシール部材(図示せず)が配設される。
さらに、図3、図4に示すように、複数個の断面コ字状の台座部16がドアトリム2に車室内側に突出して一体形成され、これら各台座部16の車室内側の側面(内側面)に係止孔16aが形成され、アウタケース14の垂直部14cの各係止孔16aそれぞれに対向する位置には車室外方向に突出してボス18が一体形成され、各ボス18の先端部に出没自在に弾性係止爪18aが一体形成されており、各ボス18が係止孔16aに挿通されると、各ボス18の係止爪18aが台座部16の内側に没入し、これにより各係止爪18aが係止孔16a周縁の台座部16の内側面に係止した状態になり、アウタケース14がドアトリム2に取り付け固定される。
そして、アウタケース14を固定した状態では、図3に示すように、ドアトリム2の上端縁とアウタケース14の水平部14bとの間に隙間20が設けられ、サンシェード7の上部バー7bの上端が隙間20から少し覗くようにサンシェードアッセンブリ12が配設され、上部バー7bを引き上げることにより遮光シート7aが隙間20を移動してシャフトから繰り出されて展開される。
したがって、上記した実施形態によれば、ドアトリム2に設けられた台座部16の係止孔16aに、アウタケース14のボス18に設けられた係止爪18aを係止して、アウタケース14をドアトリム2に取り付けるため、他車両の側面衝突が生じたときには、ビス止めの場合のようにビスが突出することによる乗員の怪我が生じることもなく、アウタケース14だけを簡単に取り外せることから、アウタケース13を含むサンシェードアッセンブリ12に不具合が生じたときには、溶着する場合のようにサンシェードアッセンブリ12ごと交換する必要がなく、安全性の向上を図ると同時にコストの低減を図ることが可能になる。
なお、本発明は上記した実施形態に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない限りにおいて上述したもの以外に種々の変更を行なうことが可能である。
上記した実施形態では、台座部16を断面コ字状として説明したが、この台座部の形状はこれに限定されないのはいうまでもない。
また、上記した実施形態では、本発明をリアサイドドア1に採用した場合について説明したが、本発明を適用可能な範囲はリアサイドドアに限定されるものはではない。
1 …サイドドア
2 …ドアトリム
6 …窓
7 …サンシェード
12 …サンシェードアッセンブリ
14 …アウタケース
16 …台座部
16a …係止孔
18a …係止爪

Claims (1)

  1. 車両のサイドドアの窓を遮光するためのサンシェードを前記サイドドアに取り付ける車両用サンシェードアッセンブリ構造において、
    前記サイドドアのドアトリムに車室内側に突出して設けられた台座部と、
    前記台座部の内側面に形成された係止孔と、
    断面し字状をなす長尺の基部と、該基部の下部に略垂直に形成された垂直部とを有し、前記基部の車室内に向かう端縁が前記ドアトリムに当接した状態で、前記サンシェードを展開・収納自在に保持するサンシェードアッセンブリが前記基部と前記ドアトリムとの間に収納されて、前記ドアトリムの内側に前記サンシェードアッセンブリを取り付けるアウタケースと、
    前記アウタケースの前記垂直部に設けられ前記係止孔に係止して前記アウタケースを前記ドアトリムに取り付ける係止爪と
    を備えることを特徴とする車両用サンシェードアッセンブリ構造。
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