JP6319918B1 - 害獣侵入防止ネット - Google Patents

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Abstract

【課題】 田畑などへの動物の侵入を確実に防止することができ、かつ、施工性が良くて、製造コストにも優れた害獣侵入防止ネットを提供すること。【解決手段】 合成樹脂製糸からなる長手のネット部材1において、通電可能な裸電線11を長手方向に亙って配設する一方、このネット部材1の下端部12に沿って、所定幅を有する長手の防草シート2を一体に止着して、かつ、当該ネット部材1の下端部12を境界にして、防草シート2の一方の面には、導電性線材21を長手方向に亙って配設して、前記防草シート2を地上に敷設して、かつ、所定間隔で立設する支柱に前記ネット部材1を掛架可能にするという技術的手段を採用した。【選択図】 図1

Description

本発明は、害獣侵入防止用具の改良、更に詳しくは、田畑などへの動物の侵入を確実に防止することができ、かつ、施工性が良くて、製造コストにも優れた害獣侵入防止ネットに関するものである。
田畑の作物などを荒らす動物の侵入を防止するために、その敷地の周囲に張り巡らせる電気柵が知られており、この電気柵の構造として、支柱の間に通電可能なネット(網)を張り付けるものが開示されている(例えば、特許文献1参照)。
しかしながら、かかる構造では、ネットの下端付近の地上に生えた雑草が生長して、このネットや支柱に巻き付いてしまい、漏電を起こしたり、ショートによる器具の故障の原因になるという問題がある。
また、ネットを地面に垂らして使用する旨が示唆されているが(特許文献1の明細書段落〔0011〕〔0016〕参照)、この垂らした部分に裸電線が組み込んである場合には、地上の裸電線の電流がそのまま地上にアースされてしまう一方、垂らした部分に裸電線が組み込んでない場合でも、ネットを踏み付けているだけでは裸電線の電流が動物の体内をうまく流れず、感電効果が小さいという問題がある。
更には、前記の雑草の生長による問題を解決するものとして、防草シートが開示されている(例えば、特許文献2参照)。
しかしながら、かかる防草シートを敷設しただけでは、この防草シートとネットとの間を動物がくぐり抜けてしまうという問題がある。
また、防草シートの敷設作業と電気柵の設置作業とが独立しているため、二度手間になるとともに、位置決めも困難であり、施工性が悪いという問題がある。
更にまた、この防草シートは、中央線の両側の二つの位置に導電物がそれぞれ織り込まれることによって、どちらの向きに敷設しても必ず動物(猪)の侵入側に導電物が配置されることになる旨が示唆されているが(特許文献2の明細書段落〔0028〕参照)、敷地の内部にまで導電物を配置することは材料に無駄が多く不経済であるし、また、誤って敷地内に侵入してしまった動物が逆に柵に近付けずに出られなくなってしまうという問題もある。
特開2002−27899号公報 特開2003−299433号公報
本発明は、従来の害獣侵入防止用具に上記のような問題があったことに鑑みて為されたものであり、その目的とするところは、田畑などへの動物の侵入を確実に防止することができ、かつ、施工性が良くて、製造コストにも優れた害獣侵入防止ネットを提供することにある。
本発明者が上記技術的課題を解決するために採用した手段を、添付図面を参照して説明すれば、次のとおりである。
即ち、本発明は、合成樹脂製糸からなる長手のネット部材1において、通電可能な裸電線11を長手方向に亙って配設する一方、
このネット部材1の下端部12に沿って、所定幅を有する長手の防草シート2を一体に止着して、かつ、当該ネット部材1の下端部12を境界にして、防草シート2の一方の面には、導電性線材21を長手方向に亙って配設する一方
ネット部材1の下端部12を、防草シート2における導電性線材21の配設面側に折り返して一体に止着し、
前記防草シート2を地上に敷設して、かつ、所定間隔で立設する支柱に前記ネット部材1を掛架可能にするという技術的手段を採用したことによって、害獣侵入防止ネットを完成させた。
更にまた、本発明は、上記課題を解決するために、必要に応じて上記手段に加え、防草シート2における導電性線材21の配設面側に識別表示部22を形成するという技術的手段を採用することができる。
更にまた、本発明は、上記課題を解決するために、必要に応じて上記手段に加え、ネット部材1の下端部12において、防草シート2が縫合糸23によって一体に止着するという技術的手段を採用することができる。
本発明は、合成樹脂製糸からなる長手のネット部材において、通電可能な裸電線を長手方向に亙って配設する一方、このネット部材の下端部に沿って、所定幅を有する長手の防草シートを一体に止着して、かつ、当該ネット部材の下端部を境界にして、防草シートの一方の面には、導電性線材を長手方向に亙って配設する一方
ネット部材の下端部を、防草シートにおける導電性線材の配設面側に折り返して一体に止着したことによって、前記防草シートを地上に敷設して、かつ、所定間隔で立設する支柱に前記ネット部材を掛架することができる。
したがって、本発明の害獣侵入防止ネットによれば、田畑などへの動物の侵入を確実に防止することができ、かつ、施工性が良くて、製造コストにも優れていることから、産業上の利用価値は頗る大きい。
本発明の実施形態の害獣侵入防止ネットを表わす斜視図である。 本発明の実施形態の害獣侵入防止ネットの構造を表わす斜視図である。 本発明の実施形態の害獣侵入防止ネットの変形例を表わす斜視図である。
本発明の実施形態を図1から図3に基づいて説明する。まず、合成樹脂製糸からなる長手のネット部材1において、通電可能な裸電線11を長手方向に亙って配設する。本実施形態のネット部材1は、ポリエチレン(PE)製の糸を採用し、また、適宜、紫外線耐候剤を配合することにより7年以上の耐久性を得ることができる。
また、具体的には、太さ0.35mmの糸を4本使用し、経方向(高さ方向)の糸を不撚とする一方、緯方向(長手方向)の糸に撚りをかけることができる。更に、ネットの網目のサイズは20mm×20mmとし、高さ550mm程度とすることが好ましい。
前記裸電線11は、ステンレス線や銅線などの導電性の金属材料を採用することができ、水平方向に約15cm間隔で並列して設ける。また、裸電線11には、例えば、15mA程度の電流を流すことにより数1000Vの電圧を印加することができる。
次に、このネット部材1の下端部12に沿って、所定幅を有する長手の防草シート2を一体に止着する。この防草シート2は、例えば、ポリプロピレン(PP)製の糸を織成して形成することができ、シート幅は60cm程度が好ましい。
本実施形態では、この際、ネット部材1の下端部12において、防草シート2を縫合糸23によって一体に止着することができ、製造が容易であるとともに、縫合糸23は長手方向に亙って設けられるために、侵入方向に対して直交することから、十分な強度を得ることができる。
そして、当該ネット部材1の下端部12を境界にして、防草シート2の一方の面には、導電性線材21を長手方向に亙って配設する。この導電性線材21は、カーボンや導電性金属などを混合したポリマー(ポリエチレンやポリエステルなど)糸を採用する。具体的には太さ0.25mm程度とする。
こうすることによって、導電性線材21の無駄を防止することができる。また、この際、防草シート2における導電性線材21の配設面側に識別表示部22を形成することができる。この識別表示部22は、防草シート2の本体と異なる色彩(例えば黄色)の糸を織り込んだり、着色したり、あるいは立体的な凹凸を成形することができる。識別表示部22を形成することにより、敷設方向の間違いを防止するとともに、黄色等の派手な色により動物に警戒させることもできる。
なお、本実施形態では、ネット部材1の下端部12を、防草シート2における導電性線材21の配設面側に折り返して一体に止着することができる(図1および図2参照)。こうすることにより、動物が侵入方向(田畑側)に突進してきた場合でも、折り返された下端部12が伸びることで衝撃を吸収して、下端部12の止着部分にかかる力を少なくすることができ、破損や断裂を防止することができる。
以上のように構成された本発明の害獣侵入防止ネットは、前記防草シート2を地上に敷設して、かつ、所定間隔で立設する支柱に前記ネット部材1を掛架することができる。この支柱はFRP製のものを約2〜3m間隔で立設するとともに、防草シート2を地上に固定するために適宜アンカーピンを打設することができる。また、害獣侵入防止ネットの全長は50m以上にすることが好ましい。
本発明は、概ね上記のように構成されるが、図示の実施形態に限定されるものでは決してなく、「特許請求の範囲」の記載内において種々の変更が可能であって、例えば、ネット部材1の裸電線11は、ネット部材1の長手方向に亙って配設されていれば、図3のように蛇行して配設することもできるし、本数も増減することもできる。
更にまた、防草シート2の導電性線材21についても、防草シート2の長手方向に亙って配設されていれば、図3のように蛇行して配設することもできるし、本数も増減することもできる。
更にまた、ネット部材1や裸電線11、防草シート2、導電性線材21の使用材料は、適宜変更することができ、これら何れのものも本発明の技術的範囲に属する。
1 ネット部材
11 裸電線
12 下端部
2 防草シート
21 導電性線材
22 識別表示部
23 縫合糸

Claims (3)

  1. 合成樹脂製糸からなる長手のネット部材(1)において、通電可能な裸電線(11)が長手方向に亙って配設されている一方、
    このネット部材(1)の下端部(12)に沿って、所定幅を有する長手の防草シート(2)が一体に止着されており、かつ、当該ネット部材(1)の下端部(12)を境界にして、防草シート(2)の一方の面には、導電性線材(21)が長手方向に亙って配設されている一方
    ネット部材(1)の下端部(12)が、防草シート(2)における導電性線材(21)の配設面側に折り返されて一体に止着されており、
    前記防草シート(2)を地上に敷設して、かつ、所定間隔で立設する支柱に前記ネット部材(1)が掛架可能であることを特徴とする害獣侵入防止ネット。
  2. 防草シート(2)における導電性線材(21)の配設面側に識別表示部(22)が形成されていることを特徴とする請求項1記載の害獣侵入防止ネット。
  3. ネット部材(1)の下端部(12)において、防草シート(2)が縫合糸(23)によって一体に止着されていることを特徴とする請求項1または2記載の害獣侵入防止ネット。
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