JP6317100B2 - 隠蔽シート - Google Patents

隠蔽シート Download PDF

Info

Publication number
JP6317100B2
JP6317100B2 JP2013262251A JP2013262251A JP6317100B2 JP 6317100 B2 JP6317100 B2 JP 6317100B2 JP 2013262251 A JP2013262251 A JP 2013262251A JP 2013262251 A JP2013262251 A JP 2013262251A JP 6317100 B2 JP6317100 B2 JP 6317100B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sheet
postcard
information
concealment
sheet portion
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2013262251A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2015116764A (ja
Inventor
今井 尋
尋 今井
大野 博樹
博樹 大野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toppan Edge Inc
Original Assignee
Toppan Forms Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toppan Forms Co Ltd filed Critical Toppan Forms Co Ltd
Priority to JP2013262251A priority Critical patent/JP6317100B2/ja
Publication of JP2015116764A publication Critical patent/JP2015116764A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6317100B2 publication Critical patent/JP6317100B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Credit Cards Or The Like (AREA)

Description

本発明は、情報記入領域に記入された情報を隠蔽可能な隠蔽シートに関する。
従来より、情報を記入するための情報記入領域が設けられたはがきにおいて、情報記入領域に情報を記入した後に、この情報記入領域上に隠蔽片を剥離可能に貼着し、それにより、情報記入領域に記入された情報を隠蔽可能とするものが考えられている。このようなものとして、例えば、はがき本体と隠蔽片とが折り畳み可能に連接し、隠蔽片上に剥離紙が剥離可能に貼着されたはがきが用いられている。このようなはがきは、はがき本体に設けられた情報記入領域に情報が記入された後、剥離紙が剥離されてはがき本体と隠蔽片とが折り畳まれ、情報記入領域上に隠蔽片が貼着されることにより、情報記入領域に記入された情報が隠蔽されることになる。
近年、このようなはがきにおいては、宛先情報やその他の情報がプリンタによって印刷される場合が多い。ところが、上述したようなはがきにおいては、はがき本体と隠蔽片とで剥離紙による厚さの差による段差が生じているため、この段差によって印字の際にプリンタ内にて障害が発生してしまう虞れがある。
そこで、剥離紙がはがき本体上まで延設した構成とすることによって全体の厚さを均一とし、それにより、宛先情報やその他の情報をプリンタによって印字する場合でも、プリンタ内にて障害が発生することを回避するはがきが考えられ、例えば、特許文献1,2に開示されている。
特許文献1,2に開示されたはがきは、はがき本体と隠蔽片とが折り畳み可能に連接した第1のシートと、第1のシートと同一形状を有する第2のシートとが互いに貼着され、第2のシートが、はがき本体に対向する領域と隠蔽片に対向する領域とに切り離し可能に構成されている。第1のシートの表出面には、宛先情報が表示されており、第2のシートにおいては、はがき本体に対向する領域の表出面に情報記入領域が設けられ、隠蔽片に対向する領域が剥離紙を構成している。
上記のように構成されたはがきは、情報記入領域に情報が記入された後、第2のシートの剥離紙を構成する部分が切り離されるとともに第1のシートから剥離され、第1のシートが折り畳まれることにより、情報記入領域に記入された情報が隠蔽片によって隠蔽されることになる。
特開2006−347108号公報 実用新案登録第3112842号公報
ところで、近年の情報化社会の進展に伴い、1つの情報伝達媒体を用いてできるだけ多くの情報を伝達することが求められている。そのため、上述したようなはがきにおいても、多くの情報を伝達できる構成とすることが好ましい。特に上記はがきにおいては、隠蔽片側のみならず、はがき本体側においても2枚のシートが貼着された構成であるため、はがき本体側が1枚のシートから構成されたものに対して多くの情報を伝達できるはずである。
そこで、はがき本体側において2枚のシートの貼着面に情報を表示すれば、はがき本体側が1枚のシートから構成されたものに対して多くの情報を伝達することができるようになる。はがき本体側において2枚のシートの貼着面に情報が表示されている場合、はがき本体側にて2枚のシートを剥離することで、その情報を視認することができる。
ところが、上述したはがきにおいては、情報記入領域がはがき本体と隠蔽片を構成するシートとは異なるシートに設けられているため、上述したようにはがき本体側にて2枚のシートとを剥離してしまうと、情報記入領域がはがき本体及び隠蔽片から分離してしまい、情報記入領域に記入された情報がはがきの送付先に伝達されなくなってしまうことになる。そのため、はがき本体側において2枚のシートの貼着面に情報を表示することはできず、その結果、はがき本体側を1枚のシートから構成したものに対して伝達できる情報量が同じものとなってしまう。
このように、特許文献1,2に開示されたようなはがきにおいては、情報伝達という面において、2枚のシートを有効に活用できているとは言い難く、無駄な紙面が存在しているという問題点がある。
本発明は、上述したような従来の技術が有する問題点に鑑みてなされたものであって、情報記入領域に記入された情報を隠蔽可能な構成において、全体の厚さを均一にしながらも、多くの情報を伝達することができる隠蔽シートを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために本発明は、
一方の面に情報記入領域が設けられた第1のシート部と、
折り部を介して前記第1のシート部に折り畳み可能に連接し、前記一方の面が内側となるように前記折り部を中心として折り畳まれた場合に前記情報記入領域に対向する面に、貼着後の剥離及び剥離後の再貼着が可能な第1の貼着層が積層された第2のシート部と、
貼着後の剥離が可能な第2の貼着層によって、前記第1のシート部の前記情報記入領域が設けられた面に剥離可能に貼着された第3のシート部と、
前記第1の貼着層によって前記第2のシート部に剥離可能に貼着された第4のシート部とを有し、
前記第2の貼着層が、前記情報記入領域への情報の記入を可能とする構成を具備し、
前記第1のシート部の前記第3のシート部との貼着面とは反対側の面、または前記第2のシート部の前記第4のシート部との貼着面とは反対側の面に宛先情報が表示されている。
上記のように構成された本発明においては、折り部を介して折り畳み可能に連接した第1のシート部と第2のシート部とに、第3のシート部と第4のシート部とがそれぞれ貼着されていることにより、全体の厚さが均一なものとなり、宛先情報やその他の情報をプリンタによって印字する場合でも、プリンタ内にて障害が発生することが回避される。第1のシート部に設けられた情報記入領域に情報を記入する際は、第1のシート部から第3のシート部を剥離する。第1のシート部と第3のシート部とは、貼着後の剥離が可能な第2の貼着層によって剥離可能に貼着されているため、これらを剥離することができる。第1のシート部から第3のシート部を剥離すると、第1のシート部の第3のシート部との貼着面に設けられた情報記入領域が表出する。ここで、第1のシート部と第3のシート部とを貼着していた第2の貼着層は、情報記入領域への情報の記入を可能とする構成を具備しているため、表出した情報記入領域に情報を記入することができる。またこの際、第3のシート部の第1のシート部との貼着面も表出するため、この面に情報を表示しておけば、隠蔽シートの提供先に伝達できる情報量が増える。その後、情報記入領域に記入された情報を隠蔽シートの送付先に伝達するため、まず、第2のシート部から第4のシート部を剥離する。第2のシート部と第4のシート部とは、貼着後の剥離が可能な第1の貼着層によって剥離可能に貼着されているため、第2のシート部から第4のシート部を剥離することができる。第2のシート部から第4のシート部を剥離すると、第2のシート部に積層された第1の貼着層が表出するが、この第1の貼着層は、剥離後の再貼着が可能なものであるため、第1のシート部と第2のシート部とを、情報記入領域が設けられた面が内側となるように折り部を中心として折り畳み、これらを第1の貼着層によって剥離可能に貼着することができる。これにより、情報記入領域に記入された情報が第2のシート部によって隠蔽された状態となる。また、第2のシート部から第4のシート部を剥離すると、第4のシート部の第2のシート部との貼着面も表出するため、この面に情報を表示しておけば、隠蔽シートの提供先に伝達できる情報量が増える。そして、第1のシート部または第2のシート部に表示された宛先情報に従って隠蔽シートが送付先に送付されることになるが、情報記入領域は、第1のシート部に設けられているので、情報記入領域に記入された情報が隠蔽シートの送付先に伝達されなくなってしまうことがない。その後、隠蔽シートの送付先において、第1のシートと第2のシートとを剥離すると、情報記入領域に記入された情報が視認可能となり、隠蔽シートの送付先に伝達されることになる。第1のシートと第2のシートとは、貼着後の剥離が可能な第1の貼着層によって剥離可能に貼着されているため、第1のシート部と第2のシート部とを剥離することができる。
このように、折り部を介して折り畳み可能に連接した第1のシート部と第2のシート部とに、第3のシート部と第4のシート部とがそれぞれ貼着された構成において、第1のシート部に情報記入領域が設けられ、この第1のシート部またはこれに連接した第2のシート部に宛先情報が表示され、第1のシート部から第3のシート部が剥離されるとともに第2のシート部から第4のシート部が剥離され、第1のシート部と第2のシート部とが折り畳まれることによって、情報記入領域に記入された情報が隠蔽された状態で送付先に送付されるので、第1のシート部から剥離される第3のシート部の第1のシート部との貼着面や第2のシート部から剥離される第4のシート部の第2のシート部との貼着面にも情報を表示することができ、それにより、情報記入領域に記入された情報を隠蔽可能な構成において、全体の厚さを均一にしながらも、多くの情報を伝達することができる。
また、第1のシート部が、折り部とは反対側の辺に沿って形成された切り離し線によって第1のシート部から切り離し可能な切り離し部を有し、第2のシート部が、折り部を中心として折り畳まれた場合に切り離し部に対向する領域に、貼着後の剥離が困難な第3の貼着層が積層されていることで、互いに貼着された第1のシート部と第2のシートとを剥離する際、第1のシート部から切り離し部を切り離さなければならず、それにより、隠蔽シートが開封されて情報記入領域に記入された情報が視認された場合にその痕跡を残すことができる。
本発明は、折り部を介して折り畳み可能に連接した第1のシート部と第2のシート部とに、第3のシート部と第4のシート部とがそれぞれ貼着された構成において、第1のシート部に情報記入領域が設けられ、この第1のシート部またはこれに連接した第2のシート部に宛先情報が表示されており、第1のシート部から第3のシート部が剥離されるとともに第2のシート部から第4のシート部が剥離され、第1のシート部と第2のシート部とが折り畳まれることによって、情報記入領域に記入された情報が隠蔽された状態で送付先に送付されることとなるので、第1のシート部から剥離される第3のシート部の第1のシート部との貼着面や第2のシート部から剥離される第4のシート部の第2のシート部との貼着面にも情報を表示することができ、それにより、情報記入領域に記入された情報を隠蔽可能な構成において、全体の厚さを均一にしながらも、多くの情報を伝達することができる。
また、第1のシート部が、折り部とは反対側の辺に沿って形成された切り離し線によって第1のシート部から切り離し可能な切り離し部を有し、第2のシート部が、折り部を中心として折り畳まれた場合に切り離し部に対向する領域に、貼着後の剥離が困難な第3の貼着層が積層されていることにより、互いに貼着された第1のシート部と第2のシートとを剥離する際、第1のシート部から切り離し部を切り離さなければならず、それにより、隠蔽シートが開封されて情報記入領域に記入された情報が視認された場合にその痕跡を残すことができる。
本発明の隠蔽シートの第1の実施の形態を示す図であり、(a)は表面図、(b)は(a)に示したA−A’断面図、(c)は裏面図、(d)は保護シート部及び剥離シート部のはがき本体部及び隠蔽部との貼着面の構成を示す図、(e)ははがき本体部及び隠蔽部の保護シート部及び剥離シート部との貼着面の構成を示す図である。 図1に示した隠蔽はがきの使用方法を説明するための図である。 図1に示した隠蔽はがきの使用方法を説明するための図である。 本発明の隠蔽シートの第2の実施の形態を示す図であり、(a)は表面図、(b)は(a)に示したA−A’断面図、(c)は裏面図、(d)は保護シート部及び剥離シート部のはがき本体部及び隠蔽部との貼着面の構成を示す図、(e)ははがき本体部及び隠蔽部の保護シート部及び剥離シート部との貼着面の構成を示す図である。 本発明の隠蔽シートの第3の実施の形態を示す図であり、(a)は表面図、(b)は(a)に示したA−A’断面図である。 本発明の隠蔽シートの第4の実施の形態を示す図であり、(a)は表面図、(b)は(a)に示したA−A’断面図である。 本発明の隠蔽シートの第5の実施の形態を示す図であり、(a)は表面図、(b)は(a)に示したA−A’断面図、(c)は裏面図、(d)は保護シート部及び剥離シート部のはがき本体部及び隠蔽部との貼着面の構成を示す図、(e)ははがき本体部及び隠蔽部の保護シート部及び剥離シート部との貼着面の構成を示す図である。 図7に示した隠蔽はがきを返信先での開封方法を説明するための図である。
以下に、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
(第1の実施の形態)
図1は、本発明の隠蔽シートの第1の実施の形態を示す図であり、(a)は表面図、(b)は(a)に示したA−A’断面図、(c)は裏面図、(d)は保護シート部30及び剥離シート部40のはがき本体部10及び隠蔽部20との貼着面の構成を示す図、(e)ははがき本体部10及び隠蔽部20の保護シート部30及び剥離シート部40との貼着面の構成を示す図である。
本形態は図1に示すように、第1のシート部であるはがき本体部10と、第2のシート部である隠蔽部20とが折り部50を介して連接し、はがき本体部10の一方の面に第3のシート部である保護シート部30が貼着されるとともに、隠蔽部20の一方の面に第4のシート部である剥離シート部40が貼着されて構成された隠蔽はがき1である。
はがき本体部10は、保護シート部30との貼着面に、この隠蔽はがき1の提供先となる往信先から、隠蔽はがき1の送付先となる返信先に伝達する申込情報を記入するための情報記入領域となる申込情報記入欄11が設けられている。
隠蔽部20は、はがき本体部10と同一の形状を有し、剥離シート部40との貼着面とは反対側の面に、この隠蔽はがき1の返信先の住所や氏名あるいは名称等からなる宛先情報となる返信先情報21が印刷によって表示されている。また、隠蔽部20の剥離シート部40との貼着面にはその全面に粘着層80が積層されている。この粘着層80は、貼着力が弱いことにより、貼着後の剥離が可能であるとともに、剥離後に再び貼着することが可能なものである。
保護シート部30は、はがき本体部10と同一の形状を有し、はがき本体部10との貼着面に通知情報32が印刷されているとともに、はがき本体部10との貼着面とは反対側の面に、この隠蔽はがき1の往信先の住所や氏名あるいは名称等の往信先情報を印刷するための往信先情報表示領域31が設けられている。
剥離シート部40は、隠蔽部20と同一の形状を有し、隠蔽部20との貼着面に通知情報42が印刷されているとともに、隠蔽部20との貼着面とは反対側の面に通知情報41が印刷されている。また、剥離シート40の隠蔽部20との貼着面には、その全面に剥離剤が塗布されることによって剥離層90が積層されている。
はがき本体部10と保護シート部30とは、第2の貼着層となる感圧接着層70によって剥離可能に貼着されている。この感圧接着層70は、圧力を加えることによってはじめて接着可能となる感圧接着剤組成物からなる層で、筆記性を有するものであればいかなるものでも構わず、公知の感圧接着剤を適用することができる。例えば、剥離調整機能及び筆記性を付与する成分として感圧接着剤基剤に対し非親和性の微粒状充てん剤が含有され、これにより層表面が凹凸状に形成され、この凹凸状の層表面が情報担持面としてなるもの等が考えられる。この接着剤基剤については特に制限はなく、天然ゴムや合成ゴム等の従来から通常の感圧接着剤に慣用されているものの中から任意に選択して用いることができるが、特に、天然ゴムにスチレンとメタクリル酸メチルとをグラフト共重合させて得られた天然ゴムラテックスが、耐ブロッキング性、耐熱性、耐摩耗性等の点で好適である。また、感圧接着剤基剤に対し非親和性の微粒状充てん剤とは、使用される感圧接着剤基剤との間で相溶性を示さないものをいう。このような微粒状充てん剤としては、例えば、酸化亜鉛、酸化チタン、炭酸カルシウム、カオリン、活性白土、球状アルミナ、小麦デンプン、シリカ、ガラス粉末、シラスバルーン等が考えられる。これらの材料は、単独で用いてもよいし、2種以上を組み合わせて用いてもよいが、特にシリカと他の充てん剤との組合せが好適である。また、平均粒径の異なる2種以上を組み合わせて用いると感圧接着剤層の表面が凹凸状に形成されやすいので、剥離性能及びプリント性能の向上に有利である。シリカを添加することにより、感圧接着剤の塗膜を強化しうるとともに、シリカは多孔質であるため、感圧接着剤が表面に付着しやすく、貼着力や剥離力を調整しやすい上、シリコーンオイルを用いているプリンタにより、ノンインパクトプリンタ方式で印字した場合でも、シリカがシリコーンオイルを吸収するので、感圧接着剤層がシリコーンオイルにより貼着が妨げられる虞れもない。これらの微粒状充てん剤は、平均粒子径が0.01〜30μm、好ましくは1〜20μmの範囲にあるものが好適である。微粒状充てん剤は、感圧接着剤基剤100重量部に対し、100〜400重量部、好ましくは130〜300重量部、より好ましくは150〜250重量部の割合で配合するのが好ましい。
本形態における隠蔽はがき1は、はがき本体部10と保護シート部30との貼着面のそれぞれに、上述した感圧接着剤組成物の層を積層することにより得られるが、特に感圧接着剤組成物層の表面を約1〜10kg/cm2の圧力で印加し、感圧接着剤組成物層の表面の過度の出張りを押圧して凹凸面を適正に調整し、ブロッキング特性や印字定着適正をより向上させることが好ましい。
このような感圧接着剤組成物からなる感圧接着層70が、はがき本体部10及び保護シート部30のそれぞれの貼着面に積層された状態で、はがき本体部10と保護シート部30とが重ね合わされて圧力が加えられることで、これらはがき本体部10と保護シート部30とが剥離可能に貼着される。感圧接着層70は上記のように筆記性を有するものであるため、はがき本体部10に感圧接着層70が積層された状態においても、はがき本体部10の申込情報記入欄11には申込情報の記入が可能となっている。これにより、感圧接着層70は、申込情報記入欄11への申込情報の記入を可能とする構成を具備していることになる。
また、隠蔽部20と剥離シート部40とは、隠蔽部20に積層された粘着層80と剥離シート40に積層された剥離層90とによって剥離可能に貼着されている。
以下に、上記のように構成された隠蔽はがき1の使用方法について説明する。
図2及び図3は、図1に示した隠蔽はがき1の使用方法を説明するための図である。
上記のように構成された隠蔽はがき1においては、まず、プリンタによって、保護シート部30の往信先情報表示領域31に、この隠蔽はがき1の往信先の住所や氏名あるいは名称等の往信先情報が印刷される。その際、折り部50を介して折り畳み可能に連接したはがき本体部10と隠蔽部20とのうち、はがき本体部10には、はがき本体部10と同一形状を有する保護シート部30が貼着され、隠蔽部20には、隠蔽部20と同一形状を有する剥離シート部40が貼着されているため、隠蔽はがき1全体の厚さが均一なものとなっており、プリンタ内にて障害が発生することが回避される。
往信先情報表示領域31に往信先情報が印刷された隠蔽はがき1は、図2(a)に示すように、はがき本体部10と隠蔽部20が内側となって往信先情報33が表出するように折り部50を中心として折り畳まれ、往信先情報33に従って往信先に送付されていく。
隠蔽はがき1が往信先に届けられると、はがき本体部10に設けられた申込情報記入欄11に申込情報を記入するために、図2(b)に示すように保護シート部30がはがき本体部10から剥離されていく。はがき本体部10と保護シート部30とは、貼着後の剥離が可能な感圧接着層70によって剥離可能に貼着されているため、これらを剥離することができる。またこの際、剥離シート部40に印刷された通知情報41が表出しているため、この通知情報41が隠蔽はがき1の往信先に伝達される。
保護シート部30がはがき本体部10から完全に剥離されると、図2(c)に示すように、はがき本体部10の保護シート部30との貼着面に設けられた申込情報記入欄11が表出する。
また、はがき本体部10から剥離された保護シート部30のはがき本体部10との貼着面には通知情報32が印刷されているため、はがき本体部10から保護シート部30が剥離されると、図2(d)に示すように、この通知情報32が視認可能となって隠蔽はがき1の往信先に伝達されることになる。このように、通知情報32は、はがき本体部10から保護シート部30が剥離されることによって初めて視認可能となるため、通知情報32を隠蔽した状態で隠蔽はがき1を往信先に送付することができる。
そして、図3(a)に示すように、表出した申込情報記入欄11に申込情報12が記入されることになるが、はがき本体部10の申込情報記入欄11が設けられた面に積層された感圧接着層70が筆記性を有するものであるため、申込情報記入欄11に申込情報12を記入することができる。
申込情報記入欄11に申込情報12が記入された隠蔽はがき1は、隠蔽はがき1の返信先に送付されることになる。そこでまず、図3(b)に示すように、隠蔽部20から剥離シート部40が剥離されていく。隠蔽部20の剥離シート部40との貼着面には、貼着後の剥離が可能な粘着層80が積層されており、隠蔽部20と剥離シート部40とはこの粘着層80によって剥離可能に貼着されており、さらに、剥離シート部40の隠蔽部20との貼着面には剥離層90が積層されているため、隠蔽部20と剥離シート部40とを容易に剥離することができる。
剥離シート部40が隠蔽部20から完全に剥離されると、図3(c)に示すように、隠蔽部20の剥離シート部40との貼着面に積層された粘着層80が表出する。
また、隠蔽部20から剥離された剥離シート部40の隠蔽部20との貼着面には通知情報42が印刷されているため、隠蔽部20から剥離シート部40が剥離されると、図3(d)に示すように、この通知情報42が視認可能となって隠蔽はがき1の往信先に伝達されることになる。このように、通知情報42は、隠蔽部20から剥離シート部40が剥離されることによって初めて視認可能となるため、通知情報42を隠蔽した状態で隠蔽はがき1を往信先に送付することができる。
その後、図3(e)に示すように、申込情報記入欄11が設けられた面が内側となるようにはがき本体部10と隠蔽部20とが折り部50を中心として折り畳まれる。すると、隠蔽部20の折り畳み状態内側となる面には、剥離後に再び貼着することが可能な粘着層80が積層されているため、この粘着層80によってはがき本体部10と隠蔽部20とが貼着されることになる。
はがき本体部10と隠蔽部20とが貼着された隠蔽はがき1は図3(f)に示すように、申込情報記入欄11に記入された申込情報12が隠蔽部20によって隠蔽された状態となるとともに、隠蔽部20に印刷された返信先情報21が表出し、この返信先情報21に従って、隠蔽はがき1の返信先に送付されることになる。この際、申込情報記入欄11がはがき本体部10に設けられているので、上述したようにはがき本体部10や隠蔽部20から保護シート部30や剥離シート部40を剥離しても、申込情報記入欄11に記入された申込情報12が隠蔽はがき1の返信先に伝達されなくなってしまうことがない。
その後、隠蔽はがき1の返信先において、隠蔽部20がはがき本体部10から剥離されることによって隠蔽はがき1が開封されると、申込情報記入欄11に記入された申込情報12が視認可能となり、隠蔽はがき1の返信先に伝達されることになる。はがき本体部10と隠蔽部20とは、貼着後の剥離が可能な粘着層80によって剥離可能に貼着されているため、はがき本体部10から隠蔽部20を剥離することができる。
このように本形態においては、隠蔽はがき1の返信先に伝達する申込情報を記入するための申込情報記入欄11がはがき本体部10に設けられるとともに、隠蔽はがき1の返信先の住所や氏名あるいは名称等からなる返信先情報21が、はがき本体部10に折り部50を介して連接した隠蔽部20に表示されているため、はがき本体部10及び隠蔽部20のそれぞれに剥離可能に貼着された保護シート部30及び剥離シート部40のはがき本体部10及び隠蔽部20との貼着面にも通知情報32,42をそれぞれ印刷しておくことにより、隠蔽はがき1の往信先に多くの情報を伝達することができる。
(第2の実施の形態)
図4は、本発明の隠蔽シートの第2の実施の形態を示す図であり、(a)は表面図、(b)は(a)に示したA−A’断面図、(c)は裏面図、(d)は保護シート部130及び剥離シート部140のはがき本体部110及び隠蔽部120との貼着面の構成を示す図、(e)ははがき本体部110及び隠蔽部120の保護シート部130及び剥離シート部140との貼着面の構成を示す図である。
本形態は図4に示すように、図1に示したものに対して、はがき本体部110の保護シート130との貼着面とは反対側の面に返信先情報112が表示されているとともに、保護シート部130のはがき本体部110との貼着面とは反対側の面に通知情報131が印刷されており、さらに、剥離シート部140の隠蔽部120との貼着面とは反対側の面に往信先情報表示領域141が設けられている点が異なるものである。
上記のように構成された隠蔽はがき101においても、図1に示したものと同様に使用される。
まず、プリンタによって、剥離シート部140の往信先情報表示領域141に、この隠蔽はがき101の往信先の住所や氏名あるいは名称等の往信先情報が印刷される。その際、折り部150を介して折り畳み可能に連接したはがき本体部110と隠蔽部120とのうち、はがき本体部110には、はがき本体部110と同一形状を有する保護シート部130が貼着され、隠蔽部120には、隠蔽部120と同一形状を有する剥離シート部140が貼着されているため、隠蔽はがき101全体の厚さが均一なものとなっており、プリンタ内にて障害が発生することが回避される。
往信先情報表示領域141に往信先情報が印刷された隠蔽はがき101は、はがき本体部110と隠蔽部120が内側となって、往信先情報表示領域141に印刷された往信先情報が表出するように折り部150を中心として折り畳まれ、往信先情報に従って往信先に送付されていく。
隠蔽はがき101が往信先に届けられると、はがき本体部110に設けられた申込情報記入欄111に申込情報を記入するために、保護シート部130がはがき本体部110から剥離されていく。はがき本体部110と保護シート部130とは、貼着後の剥離が可能な感圧接着層170によって剥離可能に貼着されているため、これらを剥離することができる。またこの際、保護シート部130に印刷された通知情報131が表出しているため、この通知情報131が隠蔽はがき101の往信先に伝達される。
保護シート部130がはがき本体部110から完全に剥離されると、はがき本体部110の保護シート部130との貼着面に設けられた申込情報記入欄111が表出する。
また、はがき本体部110から剥離された保護シート部130のはがき本体部110との貼着面には通知情報132が印刷されているため、はがき本体部110から保護シート部130が剥離されると、この通知情報132が視認可能となって隠蔽はがき101の往信先に伝達されることになる。このように、通知情報132は、はがき本体部110から保護シート部130が剥離されることによって初めて視認可能となるため、通知情報132を隠蔽した状態で隠蔽はがき101を往信先に送付することができる。
そして、表出した申込情報記入欄111に申込情報が記入されることになるが、はがき本体部110の申込情報記入欄111が設けられた面に積層された感圧接着層170が筆記性を有するものであるため、申込情報記入欄111に申込情報を記入することができる。
申込情報記入欄111に申込情報が記入された隠蔽はがき101は、隠蔽はがき101の返信先に送付されることになる。そこでまず、隠蔽部120から剥離シート部140が剥離される。隠蔽部120の剥離シート部140との貼着面には、貼着後の剥離が可能な粘着層180が積層されており、隠蔽部120と剥離シート部140とはこの粘着層180によって剥離可能に貼着されており、さらに、剥離シート部140の隠蔽部120との貼着面には剥離層190が積層されているため、隠蔽部120と剥離シート部140とを容易に剥離することができる。
剥離シート部140が隠蔽部120から剥離されると、隠蔽部120の剥離シート部140との貼着面に積層された粘着層180が表出する。
また、隠蔽部120から剥離された剥離シート部140の隠蔽部120との貼着面には通知情報142が印刷されているため、隠蔽部120から剥離シート部140が剥離されると、この通知情報142が視認可能となって隠蔽はがき101の往信先に伝達されることになる。このように、通知情報142は、隠蔽部120から剥離シート部140が剥離されることによって初めて視認可能となるため、通知情報142を隠蔽した状態で隠蔽はがき101を往信先に送付することができる。
その後、申込情報記入欄111が設けられた面が内側となるようにはがき本体部110と隠蔽部120とが折り部150を中心として折り畳まれる。すると、隠蔽部120の折り畳み状態内側となる面には、剥離後に再び貼着することが可能な粘着層180が積層されているため、この粘着層180によってはがき本体部110と隠蔽部120とが貼着されることになる。
はがき本体部110と隠蔽部120とが貼着された隠蔽はがき101は、申込情報記入欄111に記入された申込情報が隠蔽部120によって隠蔽された状態となるとともに、隠蔽部120に印刷された返信先情報121が表出し、この返信先情報121に従って、隠蔽はがき101の返信先に送付されることになる。この際、申込情報記入欄111がはがき本体部110に設けられているので、上述したようにはがき本体部110や隠蔽部120から保護シート部130や剥離シート部140を剥離しても、申込情報記入欄111に記入された申込情報が隠蔽はがき101の返信先に伝達されなくなってしまうことがない。
その後、隠蔽はがき101の返信先において、隠蔽部120がはがき本体部110から剥離されることによって隠蔽はがき101が開封されると、申込情報記入欄111に記入された申込情報が視認可能となり、隠蔽はがき101の返信先に伝達されることになる。はがき本体部110と隠蔽部120とは、貼着後の剥離が可能な粘着層180によって剥離可能に貼着されているため、はがき本体部110から隠蔽部120を剥離することができる。
このように本形態においても、隠蔽はがき101の返信先に伝達する申込情報を記入するための申込情報記入欄111がはがき本体部110に設けられるとともに、隠蔽はがき101の返信先の住所や氏名あるいは名称等からなる返信先情報121が、はがき本体部110に表示されているため、はがき本体部110及び隠蔽部120のそれぞれに剥離可能に貼着された保護シート部130及び剥離シート部140のはがき本体部110及び隠蔽部120との貼着面にも通知情報132,142をそれぞれ印刷しておくことにより、隠蔽はがき101の往信先に多くの情報を伝達することができる。
(第3の実施の形態)
図5は、本発明の隠蔽シートの第3の実施の形態を示す図であり、(a)は表面図、(b)は(a)に示したA−A’断面図である。
本形態は図5に示すように、図1に示したものに対して、はがき本体部210が折り部250とは反対側の辺にて折り部251を介して保護シート部230と連接している点が異なるものである。
上記のように構成された隠蔽はがき201においても、図1に示したものと同様にして使用される。ただし、本形態の隠蔽はがき201は、はがき本体部210と保護シート部230とが折り部251を介して連接しているため、申込情報記入欄に申込情報を記入するためにはがき本体部210から保護シート230を剥離した際に、はがき本体部210と保護シート部230とを折り部251にて切り離すことになる。
(第4の実施の形態)
図6は、本発明の隠蔽シートの第4の実施の形態を示す図であり、(a)は表面図、(b)は(a)に示したA−A’断面図である。
本形態は図6に示すように、図4に示したものに対して、隠蔽部320が折り部350とは反対側の辺にて折り部351を介して剥離シート部340と連接している点が異なるものである。
上記のように構成された隠蔽はがき301においても、図4に示したものと同様にして使用される。ただし、本形態の隠蔽はがき301は、隠蔽部320と剥離シート部340とが折り部351を介して連接しているため、申込情報記入欄に申込情報を記入した後、はがき本体部310と隠蔽部320とを貼着するために隠蔽部320から剥離シート340を剥離した際に、隠蔽部320と剥離シート部340とを折り部351にて切り離すことになる。
(第5の実施の形態)
図7は、本発明の隠蔽シートの第5の実施の形態を示す図であり、(a)は表面図、(b)は(a)に示したA−A’断面図、(c)は裏面図、(d)は保護シート部430及び剥離シート部440のはがき本体部410及び隠蔽部420との貼着面の構成を示す図、(e)ははがき本体部410及び隠蔽部420の保護シート部430及び剥離シート部440との貼着面の構成を示す図である。
本形態は図7に示すように、図1に示したものに対して、はがき本体部410の折り部450とは反対側の辺に沿って切り離し線となるミシン線413が形成され、それにより、はがき本体部410から切り離し可能に構成された切り離し部414が設けられているとともに、隠蔽部420の剥離シート部440との貼着面のうち、はがき本体部410と隠蔽部420とが上述したように折り部450を中心として折り畳まれた場合に切り離し部414に対向する領域には、粘着層480の代わりに、貼着後の剥離が困難な第3の貼着層となる強粘着層460が積層されている点が異なるものである。
上記のように構成された隠蔽はがき401においても、図1に示したものと同様に使用されることになるが、隠蔽はがき401が返信先に届けられるまでは使用方法が全く同じであるため、説明は省略する。なお、本形態においては、隠蔽部420の剥離シート部440との貼着面の一部に、貼着後の剥離が困難な強粘着層460が積層されているが、剥離シート部440の隠蔽部420との貼着面の全面に剥離層490が積層されているため、隠蔽部420から剥離シート部440を剥離することができる。
図8は、図7に示した隠蔽はがき401を返信先での開封方法を説明するための図である。
図8(a)に示すようにはがき本体部410と隠蔽部420とが貼着された状態で返信先情報421に従って隠蔽はがき401が返信先に送付されると、上述した実施の形態に示したものと同様に、申込情報記入欄411に記入された申込情報を視認するためにはがき本体部410と隠蔽部420とを剥離する必要がある。
上述した実施の形態に示したものにおいては、はがき本体部と隠蔽部とが、その全面にて貼着後の剥離が可能な粘着層によって貼着されているため、これらはがき本体部と隠蔽部とを剥離することができる。ところが、本形態の隠蔽はがき401においては、隠蔽部420の剥離シート部440との貼着面の一部に、貼着後の剥離が困難な強粘着層460が積層されているため、はがき本体部410と隠蔽部420とが、強粘着層460及び粘着層480が積層された面が内側となるように折り部450を中心として折り畳まれて互いに貼着された状態では、強粘着層460が積層された領域、すなわち、はがき本体部410のうち切り離し部414が隠蔽部420から剥離困難な状態となっている。なお、貼着後の剥離困難とは、はがき本体部410と隠蔽部420とを人間の手によって剥離した場合に、はがき本体部410や隠蔽部420が裂かれたり厚み方向に分割されたりする程度に強接着されていることである。
そこで、図8(b)に示すように、はがき本体部410に形成されたミシン線413が破断されることによって、切り離し部414がはがき本体部410から切り離され、切り離し部414のみが隠蔽部420に貼着されたままの状態で、はがき本体部410の他の領域が隠蔽部420から剥離されていく。
そして、ミシン線413が完全に破断されることによってはがき本体部410と隠蔽部420とが剥離して隠蔽はがき401が開封されると、図8(c)に示すように、はがき本体部410に設けられた申込情報記入欄411に記入された申込情報412が視認可能となる。
このように本形態においては、はがき本体部410と隠蔽部420の一部が、貼着後の剥離が困難な強粘着層460によって剥離困難に貼着されているため、隠蔽はがき401を開封する場合に、はがき本体部410に形成されたミシン線413を破断してはがき本体部410から切り離し部414を切り離さなければならないこととなり、それにより、隠蔽はがき401が開封されて申込情報記入欄411に記入された申込情報が視認された場合にその痕跡を残すことができる。
なお、例えば、図7に示した隠蔽はがき401において、はがき本体部410、隠蔽部420、保護シート部430及び剥離シート部440のそれぞれが、はがき本体部410と隠蔽部420との連接方向に直交する方向に延設した隠蔽シートとした構成としてもよい。その場合、はがき本体部410、隠蔽部420、保護シート部430及び剥離シート部440の延設部分を切り離し可能に構成し、隠蔽はがき401として使用する際に延設部分を切り離すものとしてもよい。
また、上述した実施の形態においては、はがき本体部と保護シート部とが、筆記性を具備する感圧接着層によって剥離可能に貼着されることにより、はがき本体部と保護シート部とがその全面にて剥離可能に貼着されたものであっても、はがき本体部と保護シート部とが剥離された後に申込情報記入欄に申込情報が記入可能となっているが、例えば、はがき本体部と隠蔽部とが、申込情報記入欄に重ならない周囲にて剥離可能に貼着された構成とすれば、はがき本体部と保護シート部とが、筆記性を具備する接着層によって貼着されている必要はない。このように構成することも、はがき本体部と保護シート部とを剥離可能に貼着する貼着層が、申込情報記入欄への申込情報の記入を可能とする構成を具備するものと定義する。
また、上述した実施の形態においては、本発明の隠蔽シートとして、往復はがきタイプの隠蔽はがきを例に挙げて説明したが、例えば、店舗等に置かれることによって隠蔽シートの提供先に提供され、その後、申込情報記入欄に申込情報が記入された隠蔽シートが、返信先情報に従って上記同様にして送付先に送付されるものであってもよい。その場合、保護シート部や剥離シート部に、隠蔽はがきの往信先の住所や氏名あるいは名称等の往信先情報を印刷するための往信先情報表示領域を設ける必要はない。
1,101,201,301,401 隠蔽はがき
10,110,210,310,410 はがき本体部
11,111,411 申込情報記入欄
12 申込情報
20,120,220,320,420 隠蔽部
21,112,421 返信先情報
30,130,230,330,430 保護シート部
31,141,231,341,431 往信先情報表示領域
32,41,42,131,132,142,241,331,432,441,442 通知情報
33 往信先情報
40,140,240,340,440 剥離シート部
50,150,250,251,350,351,450 折り部
70,170,270,370,470 感圧接着層
80,180,280,380,480 粘着層
90,190,290,390,490 剥離層
413 ミシン線
414 切り離し部
460 強粘着層

Claims (1)

  1. 一方の面に情報記入領域が設けられた第1のシート部と、
    折り部を介して前記第1のシート部に折り畳み可能に連接し、前記一方の面が内側となるように前記折り部を中心として折り畳まれた場合に前記情報記入領域に対向する面に、貼着後の剥離及び剥離後の再貼着が可能な第1の貼着層が積層された第2のシート部と、
    貼着後の剥離が可能な第2の貼着層によって、前記第1のシート部の前記情報記入領域が設けられた面に剥離可能に貼着された第3のシート部と、
    前記第1の貼着層によって前記第2のシート部に剥離可能に貼着された第4のシート部とを有し、
    前記第2の貼着層が、前記情報記入領域への情報の記入を可能とする構成を具備し、
    前記第1のシート部の前記第3のシート部との貼着面とは反対側の面、または前記第2のシート部の前記第4のシート部との貼着面とは反対側の面に宛先情報が表示され
    前記第1のシート部は、前記折り部とは反対側の辺に沿って形成された切り離し線によって当該第1のシート部から切り離し可能な切り離し部を有し、
    前記第2のシート部は、前記折り部を中心として折り畳まれた場合に前記切り離し部に対向する領域に、貼着後の剥離が困難な第3の貼着層が積層されている隠蔽シート。
JP2013262251A 2013-12-19 2013-12-19 隠蔽シート Active JP6317100B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013262251A JP6317100B2 (ja) 2013-12-19 2013-12-19 隠蔽シート

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013262251A JP6317100B2 (ja) 2013-12-19 2013-12-19 隠蔽シート

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2015116764A JP2015116764A (ja) 2015-06-25
JP6317100B2 true JP6317100B2 (ja) 2018-04-25

Family

ID=53529950

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013262251A Active JP6317100B2 (ja) 2013-12-19 2013-12-19 隠蔽シート

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6317100B2 (ja)

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0820179A (ja) * 1994-07-06 1996-01-23 Toppan Printing Co Ltd 往復葉書
JP2007210181A (ja) * 2006-02-09 2007-08-23 Fukushima Printing Co Ltd 隠蔽葉書
JP4923833B2 (ja) * 2006-08-09 2012-04-25 大日本印刷株式会社 隠蔽情報伝達媒体
JP2008188787A (ja) * 2007-02-01 2008-08-21 Dainippon Printing Co Ltd 情報隠蔽葉書用シート
JP5086161B2 (ja) * 2008-04-15 2012-11-28 敷島印刷株式会社 通信シート

Also Published As

Publication number Publication date
JP2015116764A (ja) 2015-06-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4522870B2 (ja) 隠蔽葉書
JP4599237B2 (ja) 送付体
JP6317100B2 (ja) 隠蔽シート
JP4993085B2 (ja) 圧着葉書
JP2004122666A (ja) 往復隠蔽葉書用シート
JP4559182B2 (ja) 記入情報隠蔽シート
JP3108806U (ja) 秘匿シール又は秘匿シール部を有する返信用はがき付き印刷物、及び秘匿シール部を有する返信用はがき
JP5170618B2 (ja) 隠蔽シート
JPH1170762A (ja) 葉 書
JP2006347108A (ja) 往復はがき
JP4804430B2 (ja) 情報記載片付き隠蔽葉書
JP3109152U (ja) 秘匿シール又は秘匿シール部を有する返信用はがき付き印刷物、及び秘匿シール部を有する返信用はがき
JP4184217B2 (ja) 情報担体およびその製造方法
JPH0939448A (ja) 隠蔽情報所持体用シート
JP2016137595A (ja) 冊子付き配送伝票
JP5313838B2 (ja) 隠蔽はがき
JPH1071784A (ja) 葉書組立体
JPH09234978A (ja) 葉書組立体
JP5397453B2 (ja) 圧着葉書
JP4638774B2 (ja) 往復用送付体
JP4511917B2 (ja) 情報隠蔽シート
JPH1029390A (ja) カード付き重ね合わせシート
JP4648103B2 (ja) 情報隠蔽シート
JP2601138Y2 (ja) 葉書用シート
JP2006263993A (ja) 隠蔽葉書

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20161202

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20171218

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20180109

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20180219

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20180327

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20180329

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6317100

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250