JP4923833B2 - 隠蔽情報伝達媒体 - Google Patents

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Description

本発明は、情報記入欄を隠蔽することができる隠蔽情報伝達媒体に関するものである。
個人情報保護の要求が高まるにつれ、各種申込業務に使用されるハガキの隠蔽化が進展している。従来は、ハガキ本体片と隠蔽ラベルとを個々に製造し、それぞれを組み合わせて隠蔽ハガキを作製するか、あるいは申込業務内容を封書で送っていた。
前者のハガキ本体片と隠蔽ラベルを使用する場合は、熟練していないと、隠蔽ラベルがきれいに、真直ぐ貼れなかったり、貼る位置を間違えてしまったりといった課題があった。
また、後者の場合は、申込者、受領者ともに作業性が悪く、配送(郵便)料金が高価であるという課題があった。
これらの課題を解決するために、ハガキ本体と隠蔽片とを一体化した申込ハガキが、使用目的に応じて多種類に商品化され、市場で活用されている(例えば、特許文献1)。
郵便規則において、ハガキは1通あたりの重量規定が2〜6gと定められており、また、ハガキ本体部の重量が2g以上と規定されているので、これらの製品群は、ハガキ本体の重量規定を満たすように、紙のサイズや斤量を定めている。多くの場合は、ハガキ本体が天地6インチ(0.1524m)×左右4インチ(0.1016m)程度のサイズで、斤量<110>(=110kg/四六=127.9g/m2)の用紙で製造されている。
これを計算すると、
0.1524m × 0.1016m × 127.9g/m2 = 1.98g
となる。通常は、用紙に若干の加斤(斤量の増量)がなされており、結果的に2gを満たす場合がほとんどであるが、場合によっては、郵便規則の下限重量を満たさない可能性がある。
そこで、コンプライアンスを強く意識している会社の場合は、<110>の用紙より1ランク斤量を上げた<135>(=157.0g/m2)の用紙を使用する場合がある。
この場合、当然ながら差し引き29.1g/m2分の用紙コストの増大につながり、また、厚みが増すために、まとめて運ぶ場合などにおいては、箱が大きくなったり、重量が重くなったりして輸送コストが上昇してしまう。
また、ハガキ本体片を延伸して約2倍サイズにし、一方を隠蔽片として、その上に保護紙(剥離紙)を設けるため、ハガキ本体片と隠蔽片とで厚み差を生じており、特に印字処理等を行う場合には積載性の悪さにより1箱の入目を少なく設定せざるを得ず、結果、プリンタ印字における用紙の架け替えが頻繁になり、用紙の消費量も増える傾向があった。
この積載性不良の点については、発明者等により、フラットタイプと呼ばれる仕様が提案、実用化されている。図5は、フラットタイプの一例を示した図であり、図5(A)に平面図、図5(B)に側面図を示す。フラットタイプのハガキ100の場合では、ハガキ本体片110は、<55>の用紙101と<55>の用紙102とを強接着層104により貼り合わせ、また、隠蔽片120は、<55>の用紙101と保護紙103とを再剥離可能な接着層105により貼り合わせており、両者間に厚み差を生じさせないので、積載性不良を改善している。
ハガキ本体片110は<55>の用紙101と<55>の用紙102との貼り合わせであり、標準仕様の<110>の用紙と計算上は一致するものの、実際には<55>の用紙の方が、加斤度合が大きいことや、貼り合わせ用の糊が追加されていることから、前述した天地6インチ×左右4インチのサイズであれば確実に2gを越す設計となる。
この場合は、郵便規則等で定められる最低重量は容易に満たせるが、例えば、クレジットカードの利用明細(引き落とし明細や請求書等)に同封する場合は、その他のチラシも同封したいので、できる限り軽量な申込みハガキであることが求められる。つまり、ハガキ本体としては2gちょうどが最も理想的ということになる。
しかし、この場合は、ハガキサイズを小さくしたり、<55>の用紙の一方をワンランク下げて<45>にしたりして軽量化し、貼り合わせ用の糊の量で重量を調整する、といった手法が採用できない訳ではないが、やはり紙が天然原料からなることもあって、PETやPPといったフィルムと違って、厚みや重さが一定していないため、結果的に管理する手間が増えてしまう問題があった。また、ハガキサイズを縮小することにより、記入しにくいものとなってしまう問題があった。
特開2004−102188号公報
本発明の課題は、情報記入欄を有した情報基材部の重量を調節するとともに、情報記入欄を隠蔽することができる隠蔽情報伝達媒体を提供することである。
本発明は、以下のような解決手段により、前記課題を解決する。なお、理解を容易にするために、本発明の実施形態に対応する符号を括弧内に付して説明するが、これに限定されるものではない。
請求項1の発明は、情報を記入する情報記入欄(24)を設けた情報基材部(21)と、前記情報基材部(21)に連接して設けられ前記情報記入欄(24)を隠蔽する隠蔽基材部(22)と、記隠蔽基材部(22)の前記情報基材部(21)と連設する辺以外の3辺の周縁部に沿って帯状に連接して設けられた重量調節基材部(23)とを有したシート状基材(20)と、前記重量調節基材部(23)の、前記情報基材部(21)の前記情報記入欄(24)のある面と同じ面に設けられ、剥離不可能な接着性を有する強接着層(31)と、前記隠蔽基材部(21)と前記重量調節基材部との間に設けられる開封線(25)と、前記開封線に沿って前記隠蔽基材部の一部に設けられた切り欠き部(22−a)と、を備え、前記隠蔽基材部(22)及び前記重量調節基材部(23)と、前記情報基材部(21)とを、前記情報記入欄(24)を隠蔽するように貼り合わせ、前記強接着層(31)により前記情報基材部(21)と前記重量調節基材部(23)とを接着することで、前記情報基材部(21)の重量を調節することを特徴とする隠蔽情報伝達媒体(10)である。
請求項2の発明は、請求項1に記載の隠蔽情報伝達媒体(10)において、前記隠蔽基材部(22)は、前記情報基材部(21)の前記情報記入欄(24)のある面と同じ面に再剥離可能な接着性を有する接着層(32)を備えることを特徴とする隠蔽情報伝達媒体(10)である。
請求項3の発明は、請求項1に記載の隠蔽情報伝達媒体(10)において、前記隠蔽基材部(22)の、前記情報基材部(21)の前記情報記入欄(24)のある面と同じ面に設けられた接着層(32)と、前記接着層(32)に剥離層(51)を介して剥離可能に接着され、前記強接着層(31)に剥離不可能に接着された透明基材(50)と、前記透明基材(50)の前記強接着層(31)及び前記接着層(32)の接着面とは反対面に設けられた第2の接着層(33)とを備えることを特徴とする隠蔽情報伝達媒体(10)である。
請求項4の発明は、請求項1から請求項3までのいずれか1項に記載の隠蔽情報伝達媒体(10)において、前記強接着層(31)及び/又は前記接着層(32)、又は、前記第2の接着層(33)は、剥離可能に貼付された剥離基材(40)を備えることを特徴とする隠蔽情報伝達媒体(10)である。
請求項5の発明は、請求項1から請求項4までのいずれか1項に記載の隠蔽情報伝達媒体(10)において、前記切り欠き部(22−a)は、前記隠蔽基材部(22)の前記情報基材部(21)と連接する辺に対向する辺の中央近傍に形成されていること、を特徴とする隠蔽情報伝達媒体(10)である。
請求項6の発明は、請求項1から請求項5までのいずれか1項に記載の隠蔽情報伝達媒体(10)において、前記情報基材部(21)は、配送規則の規定重量未満であり、前記重量調節基材部(23)が前記強接着層(31)により強接着されることで、配送規則の規定重量以上になることを特徴とする隠蔽情報伝達媒体(10)である。
以上説明したように、本発明によれば、以下のような効果がある。
(1)隠蔽情報伝達媒体は、情報記入欄を有した情報基材部と、その情報記入欄を隠蔽する隠蔽基材部と、情報基材部及び/又は隠蔽基材部に連接され、強接着層を有した重量調節基材部とを備えているので、情報基材部と、隠蔽基材部及び重量調節基材部とを貼り合わせることにより、情報基材部の情報記入欄を隠蔽するとともに、情報基材部の重量を重量調節基材部及び強接着層により調節することができる。
(2)隠蔽基材部は、情報基材部の情報記入欄のある面と同じ面に、再剥離可能な接着層を有する接着層を備えているので、隠蔽情報伝達媒体の情報記入欄の隠蔽特性を向上させることができる。
(3)隠蔽情報伝達媒体は、隠蔽基材部及び重量調節基材部上に、強接着層及び接着層を介して、第2の接着層を有した透明基材を備えているので、重量調節基材部、透明基材及び第2の接着層を用いて、情報基材部の重量を調節することができ、情報基材部の用紙を軽量化することができる。
(4)剥離基材は、強接着層及び/又は接着層、又は、第2の接着層の接着面に剥離可能に貼付されるので、強接着層及び/又は接着層、又は、第2の接着層の接着面を保護することができる。
(5)隠蔽基材部及び重量調節基材部の間に開封線を備えているので、隠蔽された情報記入欄を容易に見開くことができる。
(6)情報基材部は、規定重量未満であり、重量調節基材部を強接着層により強接着することで規定重量以上になるので、隠蔽情報伝達媒体は、情報基材部の重量を、配送規則の規定範囲内に調節することができる。
本発明は、情報記入欄を有した情報基材部の重量を調節するとともに、情報記入欄を隠蔽することができる隠蔽情報伝達媒体を提供するという目的を、情報基材部と、隠蔽基材部及び重量調節基材部とを重ね、情報基材部と重量調節基材部とを強接着層で貼り合わせることにより実現する。
以下、図面等を参照して、本発明の実施例をあげて、さらに詳しく説明する。
図1は、本発明による実施例1の隠蔽ハガキの詳細を示す図であり、図1(A)に平面図、図1(B)に側面図を示す。図2は、実施例1の隠蔽ハガキの使用状況に応じた形態の変化を示す図である。
隠蔽ハガキ10は、図1に示すように、銀行のクレジットカードの申し込みに使用され、申込者により記入された個人情報を含んだ記入内容を隠蔽して郵送するハガキであり、シート状基材20、強接着層31、接着層32及び剥離基材40により構成される(隠蔽情報伝達媒体)。
シート状基材20は、情報基材部21、隠蔽基材部22及び重量調節基材部23から形成される<110>の上質紙である。また、情報基材部21と隠蔽基材部22との間には折れ線26が、隠蔽基材部22と重量調節基材部23との間には開封線25が設けられている。なお、<110>とは、紙の斤量(単位面積あたりの重量)を示しており、110kg/四六=127.9g/m2を示している。
情報基材部21は、表面に、申し込みに必要な個人情報などを記入する情報記入欄24が設けられたハガキ片である。上述したように、隠蔽ハガキ10は郵送用なので、郵便規則で定められた形状に形成されている。本実施例では、情報基材部21の寸法は、縦が6インチ(0.1524m)、横が4インチ(0.1016m)であり、情報基材部21の重量は、
0.1524m × 0.1016m × 127.9g/m2 = 1.98g
となる。
隠蔽基材部22は、情報基材部21の情報記入欄24を隠蔽するための紙片であり、表面に再剥離可能な接着性を有する接着層32を備える。
重量調節基材部23は、表面に再剥離不可能な接着性を有する強接着層31を備え、その強接着層31を介して情報基材部21に強接着されることにより、情報基材部21の重量を増加させる補助紙片である。郵便規則では、ハガキ本体部が2g以上という規定があるので、ハガキ本体部に相当する情報基材部21が、2g以上の重量である必要があるが、前述したように、情報基材部21の重量は1.98gである。そこで、重量調節基材部23が0.02g以上となるように、重量調節基材部23の寸法を決定し、前述の郵便規則のハガキ本体部の重量制限(2g以上)を満たしている。
開封線25は、連接した隠蔽基材部22及び重量調節基材部23を切り離すためのミシン目である。
折れ線26は、情報基材部21と、隠蔽基材部22及び重量調節基材部23とを折り重ねるためのミシン目である。
剥離基材40は、強接着層31及び接着層32の接着面を保護し、各接着層と剥離可能に貼り合わされた剥離紙である。
次に、隠蔽ハガキ10の使用方法について説明する。
クレジットカードの申し込みを行う申込者は、まず、図1(A)に示す情報記入欄24に必要事項を記入する。次に、図2(A)に示すように、剥離基材40を、シート状基材20から剥がす(矢印A)。続いて、情報記入欄24を隠蔽するように、折れ線26により、シート状基材20を折り曲げて(矢印B)、図2(B)に示すように、情報基材部21と、隠蔽基材部22及び重量調節基材部23とを、強接着層31及び接着層32により貼り合わせ、郵便ポストに投函する。
ここで、情報基材部21は、強接着層31により重量調節基材部23と剥離不可能に接着されているので、郵便規則のハガキ本体部の重量規制(2g以上)を満たすことができ、適正な形態として隠蔽ハガキ10を郵送することができる。
隠蔽ハガキ10が申し込み元(銀行)に配達されると、カード申し込み担当者が、図2(C)に示すように、開封線25により、隠蔽基材部22と重量調節基材部23とを切り離し、情報基材部21から隠蔽基材部22を剥がして(矢印C)、情報基材部21の情報記入欄24を見開いて、記入内容を確認する。
仮に、申し込み元へ届けられる前に、隠蔽ハガキ10が見開かれた場合は、隠蔽基材部22と重量調節基材部23とが開封線25で切り離されていることにより、容易に見開かれていることを発見することができる。
以上より、実施例1の隠蔽ハガキ10には以下のような効果がある。
(1)隠蔽ハガキ10は、情報記入欄24を有した情報基材部21と、その情報記入欄24を隠蔽する隠蔽基材部22と、隠蔽基材部22に連接され、強接着層31を有した重量調節基材部23とを備えているので、情報基材部21と、隠蔽基材部22及び重量調節基材部23とを貼り合わせることにより、情報基材部21の情報記入欄24を隠蔽するとともに、情報基材部21の重量を重量調節基材部23及び強接着層31により調節することができる。
(2)隠蔽基材部22は、情報基材部21の情報記入欄24のある面と同じ面に再剥離可能な接着性を有する接着層32を備えているので、隠蔽ハガキ10の情報記入欄24の隠蔽特性を向上させることができる。
(3)剥離基材40は、強接着層31及び/又は接着層32、又は、第2の接着層33の接着面に剥離可能に貼付されるので、強接着層31及び/又は接着層32、又は、第2の接着層33の接着面を保護することができる。
(4)隠蔽基材部22及び重量調節基材部23の間に開封線25を備えているので、隠蔽された情報記入欄24を容易に見開くことができる。
(5)情報基材部21は、規定重量未満であり、重量調節基材部23を強接着層31により強接着することで規定重量以上になるので、隠蔽ハガキ10は、ハガキ本体部である情報基材部21の重量を、郵便規則の重量規定(2g以上)を満たすように調節することができる。
図3は、本発明による実施例2の隠蔽ハガキの詳細を示す図であり、図3(A)に側面図を示し、図3(B)〜(D)に、隠蔽ハガキの使用状況に応じた形態の図を示す。なお、前述した実施例1と同様な機能を果たす部分には、同一の符号又は末尾に統一した符号を付して、重複する説明や図面を適宜省略する。
隠蔽ハガキ10−2は、実施例1と同様に、銀行のクレジットカードの申し込みに使用され、申込者により記入された個人情報を含んだ記入内容を隠蔽して郵送することができるハガキであり、図3(A)に示すように、シート状基材20、強接着層31、接着層32、透明基材50、第2の接着層33及び剥離基材40により構成される(隠蔽情報伝達媒体)。
シート状基材20は、情報基材部21、隠蔽基材部22及び重量調節基材部23から形成される<90>の上質紙である。なお、<90>は、上述した<110>と同様に、紙の単位面積あたりの重量を示しており、90kg/四六=104.7g/m2を示している。
情報基材部21は、縦が6インチ(0.1524m)、横が4インチ(0.1016m)で形成されており、上述したように、<90>の上質紙であるので、情報基材部21の重量は、
0.1524m × 0.1016m × 104.7g/m2 = 1.62g
となる。
剥離基材40は、第2の接着層33の接着面を保護し、第2の接着層33と剥離可能に貼り合わされた剥離紙である。
透明基材部50は、情報記入欄24を保護する透明紙(例えば、グラシン紙)であり、表面に剥離不可能な第2の接着層33を備え、裏面の接着層32と接着される面に剥離層51を備える。情報基材部21の重量は、1.62gであるので、上述した郵便規則を満たすために、重量調節基材部23、第2の接着層33及び透明基材50の合計重量を、0.38g以上となるように、重量調節基材部23、第2の接着層33及び透明基材50の形状を決定する。情報基材部21の重量調節に、重量調節基材部23、第2の接着層33及び透明基材50を用いているので、情報基材部21の用紙種類を、実施例1の<110>の用紙よりも小さい斤量の<90>の用紙を使用することができ、シート状基材20のコスト削減をすることができる。
次に、隠蔽ハガキ10−2の使用方法について説明する。なお、実施例1と重複する説明は適宜省略する。
隠蔽ハガキ10−2に、情報記入欄24に必要事項を記入したら、図3(B)に示すように、剥離基材40を第2の接着層33から剥がす(矢印D)。次に、折れ線26により、シート状基材20を折り曲げて(矢印E)、隠蔽ハガキ10−2を、図3(C)に示すような形態にして、郵便ポストに投函する。
隠蔽ハガキ10−2が申し込み元(銀行)に、配達されると、カード申し込み担当者が、図3(D)に示すように、開封線25により、隠蔽基材部22と重量調節基材部23とを切り離し、情報基材部21から隠蔽基材部22を剥がして(矢印F)、情報基材部21の情報記入欄24の記入内容を、透明基材50を介して確認する。
以上より、実施例2の隠蔽ハガキ10−2には、前述した実施例1の効果に加え、以下のような効果がある。
隠蔽ハガキ10−2は、隠蔽基材部22及び重量調節基材部23上に、強接着層31及び接着層32を介して、第2の接着層33を有した透明基材50を備えているので、重量調節基材部23、透明基材50及び第2の接着層33を用いて、情報基材部21の重量を調節することができ、情報基材部21の用紙の軽量化及びコスト削減をすることができる。
(変形例)
以上説明した実施例に限定されることなく、種々の変形や変更が可能であって、それらも本発明の均等の範囲内である。
各実施例では、隠蔽基材部22及び重量調節基材部23は、それぞれが左右に隣接して、長方形で形成されたが、それ以外の配置及び形状で形成されてもよい。例えば、図4(A)〜(F)に示すような、配列及び形状で形成することも可能である。
図4(A)、(B)は、隠蔽基材部22の上端部又は下端部に、図4(C)は、隠蔽基材部22の右端部の一部に、図4(D)は、情報基材部21と隠蔽基材部22との間に、それぞれ重量調節基材部23が設けられている。また、図4(E)に示すように、重量調節基材部23を凹状に形成し、隠蔽基材部22の一部に、切り欠き部22−aを設けて、開封し易くすることや、図4(F)に示すように、情報基材部21の一部を隠蔽するように隠蔽基材部22を形成することも可能である。
本発明による実施例1の隠蔽ハガキの詳細を示す図である。 本発明による実施例1の隠蔽ハガキの使用状況に応じた形態の変化を示す図である。 本発明による実施例2の隠蔽ハガキの詳細、及び、使用状況に応じた形態の変化を示す図である。 本発明による変形例を示す図である。 従来の隠蔽ハガキを示す図である。
符号の説明
10 隠蔽ハガキ
20 シート状基材
21 情報基材部
22 隠蔽基材部
23 重量調節基材部
24 情報記入欄
25 開封線
31 強接着層


Claims (6)

  1. 情報を記入する情報記入欄を設けた情報基材部と、前記情報基材部に連接して設けられ前記情報記入欄を隠蔽する隠蔽基材部と、記隠蔽基材部の前記情報基材部と連設する辺以外の3辺の周縁部に沿って帯状に連接して設けられた重量調節基材部とを有したシート状基材と、
    前記重量調節基材部の、前記情報基材部の前記情報記入欄のある面と同じ面に設けられ、剥離不可能な接着性を有する強接着層と
    前記隠蔽基材部と前記重量調節基材部との間に設けられる開封線と、
    前記開封線に沿って前記隠蔽基材部の一部に設けられた切り欠き部と、
    を備え、
    前記隠蔽基材部及び前記重量調節基材部と、前記情報基材部とを、前記情報記入欄を隠蔽するように貼り合わせ、前記強接着層により前記情報基材部と前記重量調節基材部とを接着することで、前記情報基材部の重量を調節すること、
    を特徴とする隠蔽情報伝達媒体。
  2. 請求項1に記載の隠蔽情報伝達媒体において、
    前記隠蔽基材部は、前記情報基材部の前記情報記入欄のある面と同じ面に再剥離可能な接着性を有する接着層を備えること、
    を特徴とする隠蔽情報伝達媒体。
  3. 請求項1に記載の隠蔽情報伝達媒体において、
    前記隠蔽基材部の、前記情報基材部の前記情報記入欄のある面と同じ面に設けられた接着層と、
    前記接着層に剥離層を介して剥離可能に接着され、前記強接着層に剥離不可能に接着された透明基材と、
    前記透明基材の前記強接着層及び前記接着層の接着面とは反対面に設けられた第2の接着層とを備えること、
    を特徴とする隠蔽情報伝達媒体。
  4. 請求項1から請求項3までのいずれか1項に記載の隠蔽情報伝達媒体において、
    前記強接着層及び/又は前記接着層、又は、前記第2の接着層は、剥離可能に貼付された剥離基材を備えること、
    を特徴とする隠蔽情報伝達媒体。
  5. 請求項1から請求項4までのいずれか1項に記載の隠蔽情報伝達媒体において、
    前記切り欠き部は、前記隠蔽基材部の前記情報基材部と連接する辺に対向する辺の中央近傍に形成されていること、
    を特徴とする隠蔽情報伝達媒体。
  6. 請求項1から請求項5までのいずれか1項に記載の隠蔽情報伝達媒体において、
    前記情報基材部は、配送規則の規定重量未満であり、前記重量調節基材部が前記強接着層により強接着されることで、配送規則の規定重量以上になること、
    を特徴とする隠蔽情報伝達媒体。
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