JP6313557B2 - 塵芥収集車及び塵芥収集装置 - Google Patents

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Description

本発明は、塵芥を収集して運搬する塵芥収集車に関するものである。また本発明は、塵芥収集車の主要構成たる塵芥収集装置に関するものである。
家庭から排出される一般ごみや、飲食店等から排出される生ゴミ等を収集する装置として、塵芥収集車200が知られている。
塵芥収集車200は、図10(a)の様に車両10に塵芥収集装置201を搭載したものである。
塵芥収集装置201は、塵芥を収容する塵芥収容箱12と、塵芥投入箱203によって構成されている。塵芥収容箱12は、図10(b)の様に車両10の後端側が開口した箱であり、他方の塵芥投入箱203は、塵芥収容箱12の開口部分を覆う位置にある。即ち塵芥投入箱203は、図10(a)(b)の様に塵芥収容箱12を蓋するものであり、塵芥収容箱12と塵芥投入箱203とによって、略密閉された塵芥収納空間205が形成される。
そして塵芥投入箱203には、図11、図12の様に塵芥が投入される塵芥投入空間206と、塵芥投入空間206に投入された塵芥を塵芥収容箱12内の塵芥収納空間205に押し入れる積込装置207,208が内蔵されている。
現在使用されている積込装置207,208は、「回転板式積込装置」と、「プレス式積込装置」に大別される。
回転板式積込装置207は、図11の様に揺動式の押し込み板2と、回転板3とが組み合わされた構造のものである。
即ち回転板式積込装置207では、塵芥投入空間内206に回転板3がある。当該回転板3は、水平軸6を中心として回転する。
また押し込み板2は、回転板3の上部であって、塵芥投入箱203の後端側に設けられている。押し込み板2は、水平軸8を中心として、車両10の前後方向に揺動する。
回転板式積込装置207では、塵芥投入空間206に投入された塵芥7を回転板3を回転させることによって一定の高さにすくい上げる。そして押し込み板2を揺動させ、押し込み板2の先端で回転板3の表面を拭い、塵芥7を塵芥収容箱12内の塵芥収納空間205内に押し入れる。
一方、「プレス式積込装置」は、図12の様に、スライド板209と、押し込み板202とが組み合わされた構造のものである。
即ちプレス式積込装置208では、斜め方向に昇降するスライド板209を有している。そしてスライド板209の先端に押し込み板202が設けられている。押し込み板202は、水平軸204を中心として揺動する。
プレス式積込装置208では、図12(a)の様に押し込み板202をスライド板209に対して180度以上に開いた姿勢にし、この姿勢の状態でスライド板209を降下し、押し込み板202を塵芥投入空間206に差し入れる。そしてこの状態で、押し込み板202を図12(b)の様に時計方向に回転して塵芥7をすくう。その後に、図12(c)の様にスライド板209を上昇させ、塵芥7をすくった状態の押し込み板202を引き上げ、塵芥7を塵芥収納空間205内に押し入れる。
特開2011−230888号公報
従来技術の塵芥収集車200は、生ゴミ等の塵芥7を効率良く塵芥収納空間205に詰め込むことができ、生ゴミ7等の積込作業が容易である。また生ゴミ7等が高密度に塵芥収納空間205に詰め込まれるので、搬送効率も高い。
しかしながら、従来技術の塵芥収集車200は、作業後の清掃作業が手間であるという問題がある。
即ち塵芥収集車200は、市中から生ゴミ等の塵芥7を集め、廃棄物処理場で図10(b)の様に塵芥投入箱203を揺動させて塵芥収容箱12を開き、内部に溜められた塵芥7を排出する。これを繰り返し、一日の収集作業を終えると、塵芥収容箱12の内部等を清掃する。
塵芥収容箱12は、空洞であり、且つ広いのでシャワーノズル等から水を噴射することにより、容易に内部の清掃を行うことができる。
しかしながら、従来技術の塵芥収集車200では、必要な清掃箇所は、塵芥収容箱12の内部にとどまらず、押し込み板2,202の周辺についても清掃する必要がある。
例えば、回転板式積込装置207は、図11の様に、押し込み板2が塵芥収容箱12の開口15にあって塵芥収容箱12の蓋の一部として機能するものであり、実質的に押し込み板2が塵芥収納空間205の後端壁の一部を構成している。
即ち、塵芥投入箱203の内部であって、その上部には、前壁と称される壁面構成板211が設けられている。塵芥投入箱203が正規の位置に装着された際、壁面構成板211は塵芥収容箱12の開口の上部だけを覆う。そして壁面構成板211が存在しない領域に、押し込み板2が配置されている。
そのため押し込み板2には、塵芥収容箱12内に詰め込まれた塵芥が接する。また塵芥は、押し込み板2によって、ぎゅうぎゅう詰めに押し込まれており、塵芥収容箱12内においては、塵芥が相当に圧力を持っている。
ところが回転板式積込装置207では、構造上、押し込み板2と壁面構成板211との間に隙間212が生じてしまう。
すなわち、図11の拡大した各円内の様に、押し込み板2は、塵芥投入箱203の後端側に設けられており、水平軸8を中心として、車両の前後方向に揺動する。
壁面構成板211は、押し込み板2の上部側を遮蔽するが、押し込み板2が揺動するものであるから、壁面構成板211の下辺と押し込み板2とを直接的に接触させることができず、両者の間に僅かに隙間212を設けている。この隙間212は、塵芥収納空間205内と、塵芥収納空間205の外部とを連通するものである。なお隙間212の外側には蓋板46で覆われた上部空間18がある。
仮に隙間212を設けない設計であっても、押し込み板2が揺動する際に一時的に隙間212が出来たり、隙間212が大きくなる場合がある。
そして押し込み板2は揺動するものであるから、壁面構成板211と押し込み板2との間に相対移動があり、前記した隙間212に生ゴミ等が噛み込み易い。そして噛み込んだ生ゴミ等が、隙間212から上部空間18に脱してしまう。
そのため作業者は、収集作業が終了した後、塵芥投入箱203の上部に設けた蓋板46を開き、内部を清掃したり、噛み込んだ生ゴミ等を除去する必要がある。
しかしながら、この作業は、汚れ作業であり、且つ強烈な悪臭のもとで行わなければならない作業である。
この問題は、図12の様なプレス式積込装置208でもあり得ることであり、スライド板209と押し込み板202との間の隙間に生ゴミ等が噛み込み、これを取り除く作業を強いられる。
そこで本発明は、従来技術の上記した問題点に注目し、押し込み板2,202等からのゴミのはみ出しや噛み込みを防止することが可能であり、清掃の手間を軽減することができる塵芥収集車及び塵芥収集装置を開発することを課題とするものである。
上記した課題を解決するための請求項1に記載の発明は、車両と、車両に搭載された塵芥収集装置によって構成される塵芥収集車であって、前記塵芥収集装置は、塵芥を収納する塵芥収納空間と、塵芥収納空間内に塵芥を押し入れる積込装置とを有し、前記積込装置は塵芥と接した状態で駆動する押し込み部材を有し、当該押し込み部材と他の部材との間に、塵芥収納空間の外部と連通する隙間が一時的に又は常時存在し、前記押し込み部材と前記他の部材とに跨がって取り付けられ前記隙間を覆うカバー部材が設けられており、塵芥が投入される塵芥投入空間と、塵芥投入空間の中で回転して塵芥を一定の高さにすくい上げる回転板とを有し、押し込み部材は所定の揺動軸を中心として揺動し、回転板の表面を拭って塵芥を塵芥収納空間内に押し入れる押し込み板であり、塵芥投入空間の上部には塵芥収納空間の壁面構成板があり、前記壁面構成板と前記押し込み部材とによって塵芥収納空間の車両後端側の一部又は全部が閉塞され、前記押し込み部材と前記壁面構成板との間に塵芥収納空間の外部と連通する隙間が一時的に又は常時存在し、前記押し込み部材と前記壁面構成板とに跨がって前記カバー部材が設けられており、前記他の部材は、前記壁面構成板であり、前記カバー部材は、前記押し込み部材の塵芥収納空間側と前記他の部材たる前記壁面構成板の塵芥収納空間側とに跨って取り付けられていることを特徴とする塵芥収集車である。
すなわち、本発明は、車両と、車両に搭載された塵芥収集装置によって構成される塵芥収集車であって、前記塵芥収集装置は、塵芥を収納する塵芥収納空間と、塵芥収納空間内に塵芥を押し入れる積込装置とを有し、前記積込装置は塵芥と接した状態で駆動する押し込み部材を有し、当該押し込み部材と他の部材との間に、塵芥収納空間の外部と連通する隙間が一時的に又は常時存在し、前記押し込み部材と前記他の部材とに跨がって取り付けられ前記隙間を覆うカバー部材が設けられている。
本発明の塵芥収集車では、必然的に生じてしまう隙間が、カバー部材で覆われている。即ち、本発明についても、押し込み部材と他の部材との間に隙間が生じてしまうが、本発明では、カバー部材が押し込み部材と他の部材とに跨がって取り付けられ、両者の間に生じてしまう隙間を覆う。
そのため当該隙間から生ゴミ等の塵芥が脱したり、隙間に塵芥が噛み込むことはない。そのため収集作業を終えた後の清掃が容易である。
また押し込み部材と他の部材とは、相対移動をするが、隙間を覆う部材が可撓性を有しているから、カバー部材が脱落したり断裂することはない。
請求項2に記載の発明は、車両と、車両に搭載された塵芥収集装置によって構成される塵芥収集車であって、前記塵芥収集装置は、塵芥を収納する塵芥収納空間と、塵芥収納空間内に塵芥を押し入れる積込装置とを有し、前記積込装置は塵芥と接した状態で駆動する押し込み部材を有し、当該押し込み部材と他の部材との間に、塵芥収納空間の外部と連通する隙間が一時的に又は常時存在し、前記押し込み部材と前記他の部材とに跨がって取り付けられ前記隙間を覆うカバー部材が設けられており、塵芥が投入される塵芥投入空間と、移動部材が設けられ、当該移動部材は上下方向の成分を有して移動する主移動部材と、当該主移動部材の先端に回動可能に設けられた押し込み部材とを有し、主移動部材を動作させて押し込み部材を塵芥投入空間内に差し入れると共に押し込み部材を回動して塵芥をすくい、主移動部材を引き上げて塵芥を塵芥収納空間内に押し入れるものであり、前記押し込み部材と前記主移動部材との間に塵芥収納空間の外部と連通する隙間が一時的に又は常時存在し、前記押し込み部材と前記主移動部材とに跨がって前記カバー部材が設けられており、前記他の部材は、前記主移動部材であり、前記カバー部材は、前記押し込み部材の塵芥収納空間側と前記他の部材たる前記主移動部材の塵芥収納空間側とに跨って取り付けられていることを特徴とする塵芥収集車である。
上記の発明は、カバー部材は、前記隙間の塵芥収納空間側に設けられていることに関連する。
この発明では、カバー部材が塵芥収納空間側に設けられているから、生ゴミ等の塵芥を噛み込むことが阻止される。
請求項3に記載の発明は、カバー部材はゴム又は樹脂を素材とするものであり、カバー部材の辺部に孔又は切り欠きが設けられ、孔又は切り欠きを有する押さえ板がカバー部材の辺部に押し当てられ、押さえ板の孔又は切り欠きとカバー部材の孔又は切り欠きを連通させてネジが挿通され、カバー部材が押し込み部材又は他の部材に取り付けられていることを特徴とする請求項1又は2に記載の塵芥収集車である。
本発明の塵芥収集車では、カバー部材を押さえ板を介してネジ止めされている。そのためカバー部材を取り替えることができる。
請求項に記載の発明は、塵芥が投入される塵芥投入空間と、塵芥投入空間の中で回転して塵芥を一定の高さにすくい上げる回転板とを有し、押し込み部材は所定の揺動軸を中心として揺動し、回転板の表面を拭って塵芥を塵芥収納空間内に押し入れる押し込み板であり、塵芥投入空間の上部には塵芥収納空間の壁面構成板があり、前記壁面構成板と前記押し込み部材とによって塵芥収納空間の車両後端側の一部又は全部が閉塞され、前記押し込み部材と前記壁面構成板との間に塵芥収納空間の外部と連通する隙間が一時的に又は常時存在し、前記押し込み部材と前記壁面構成板とに跨がって前記カバー部材が設けられている。
本発明は、「回転式積込装置」を採用する塵芥収集車に本発明を適用したものである。前記した様に回転式積込装置を採用する塵芥収集車では、前壁等の壁面構成板と、押し込み部材との間に隙間が生じてしまい、この隙間に生ゴミ等の塵芥を噛み込む。そのため本発明では、押し込み部材と壁面構成板とに跨がってカバー部材を設け、両者の間の隙間をカバー部材で覆うこととした。
請求項に記載の発明は、塵芥が投入される塵芥投入空間と、移動部材が設けられ、当該移動部材は上下方向の成分を有して移動する主移動部材と、当該主移動部材の先端に回動可能に設けられた押し込み部材とを有し、主移動部材を動作させて押し込み部材を塵芥投入空間内に差し入れると共に押し込み部材を回動して塵芥をすくい、主移動部材を引き上げて塵芥を塵芥収納空間内に押し入れるものであり、前記押し込み部材と前記主移動部材との間に塵芥収納空間の外部と連通する隙間が一時的に又は常時存在し、前記押し込み部材と前記主移動部材とに跨がって前記カバー部材が設けられている。
本発明は、「プレス式積込装置」を採用する塵芥収集車に本発明を適用したものである。前記した様にプレス式積込装置を採用する塵芥収集車では、スライド板等の主移動部材と押し込み部材との間の隙間に生ゴミ等の塵芥を噛み込み、これを取り除く作業を強いられる。そのため本発明では、押し込み部材と主移動部材とに跨がってカバー部材を設け、両者の間の隙間をカバー部材で覆うこととした。
請求項に記載の発明は、車両に搭載される塵芥収集装置において、塵芥を収納する塵芥収納空間と、塵芥収納空間内に塵芥を押し入れる積込装置とを有し、前記積込装置は塵芥と接した状態で揺動又は回転する押し込み部材を有し、当該押し込み部材と他の部材との間に、塵芥収納空間の外部と連通する隙間が一時的に又は常時存在し、前記押し込み部材と前記他の部材とに跨がって取り付けられ前記隙間を覆うカバー部材が設けられており、塵芥が投入される塵芥投入空間と、塵芥投入空間の中で回転して塵芥を一定の高さにすくい上げる回転板とを有し、押し込み部材は所定の揺動軸を中心として揺動し、回転板の表面を拭って塵芥を塵芥収納空間内に押し入れる押し込み板であり、塵芥投入空間の上部には塵芥収納空間の壁面構成板があり、前記壁面構成板と前記押し込み部材とによって塵芥収納空間の車両後端側の一部又は全部が閉塞され、前記押し込み部材と前記壁面構成板との間に塵芥収納空間の外部と連通する隙間が一時的に又は常時存在し、前記押し込み部材と前記壁面構成板とに跨がって前記カバー部材が設けられており、前記他の部材は、前記壁面構成板であり、前記カバー部材は、前記押し込み部材の塵芥収納空間側と前記他の部材たる前記壁面構成板の塵芥収納空間側とに跨って取り付けられていることを特徴とする塵芥収集装置である。
請求項5に記載の発明は、車両に搭載される塵芥収集装置において、塵芥を収納する塵芥収納空間と、塵芥収納空間内に塵芥を押し入れる積込装置とを有し、前記積込装置は塵芥と接した状態で揺動又は回転する押し込み部材を有し、当該押し込み部材と他の部材との間に、塵芥収納空間の外部と連通する隙間が一時的に又は常時存在し、前記押し込み部材と前記他の部材とに跨がって取り付けられ前記隙間を覆うカバー部材が設けられており、塵芥が投入される塵芥投入空間と、移動部材が設けられ、当該移動部材は上下方向の成分を有して移動する主移動部材と、当該主移動部材の先端に回動可能に設けられた押し込み部材とを有し、主移動部材を動作させて押し込み部材を塵芥投入空間内に差し入れると共に押し込み部材を回動して塵芥をすくい、主移動部材を引き上げて塵芥を塵芥収納空間内に押し入れるものであり、前記押し込み部材と前記主移動部材との間に塵芥収納空間の外部と連通する隙間が一時的に又は常時存在し、前記押し込み部材と前記主移動部材とに跨がって前記カバー部材が設けられており、前記他の部材は、前記主移動部材であり、前記カバー部材は、前記押し込み部材の塵芥収納空間側と前記他の部材たる前記主移動部材の塵芥収納空間側とに跨って取り付けられていることを特徴とする塵芥収集装置である。
すなわち、上記した発明は、車両に搭載される塵芥収集装置において、塵芥を収納する塵芥収納空間と、塵芥収納空間内に塵芥を押し入れる積込装置とを有し、前記積込装置は塵芥と接した状態で揺動又は回転する押し込み部材を有し、当該押し込み部材と他の部材との間に、塵芥収納空間の外部と連通する隙間が一時的に又は常時存在し、前記押し込み部材と前記他の部材とに跨がって取り付けられ前記隙間を覆うカバー部材が設けられている。
本発明の塵芥収集装置は、車両に搭載することにより、塵芥収集車を構成することができる。
本発明の塵芥収集車及び塵芥収集装置は、必然的にできてしまう隙間がカバー部材によって覆われ、塵芥収納空間内のゴミ等が外部に出ない。またゴミ等の塵芥が前記した隙間に噛み込むこともない。そのため本発明の塵芥収集車及び塵芥収集装置は、収集作業後における清掃作業が容易である。
本発明の実施形態の塵芥収集車の塵芥投入箱の要部の斜視図である。 図1の塵芥収集車の壁面構成板と押し込み板及び回転板周辺の要部断面図であり、(a)は回転板が準備姿勢であり、且つ押し込み板の下端側が後端側に退避している状態を示し、(b)は回転板が回転して塵芥をすくい上げ、押し込み板の下端側が後端側に退避している状態を示し、(c)は、押し込み板の下端側が前方に移動して回転板上の塵芥を塵芥収容箱側に押し込んだ状態を示す。 図2の壁構成板と押し込み板の間の隙間近傍の拡大図であり、(a)は回転板が回転して塵芥をすくい上げることができる状態となり、押し込み板の下端側が後端側に退避している状態を示し、(b)は、押し込み板の下端側が前方に移動し回転板上を通過した状態を示す。 (a)、(b)は、図3におけるカバー部材及び隙間部分の拡大図である。 図1の塵芥収集車におけるカバー部材の取り付け構造を説明する斜視図である。 本発明の他の実施形態の塵芥収集車の塵芥投入箱の断面図である。 図6の塵芥収集車の塵芥投入箱の要部の斜視図である。 図6の塵芥収集車のスライド板と押し込み板周辺の要部断面図であり、(a)はスライド板が降下した状態を示し、(b)はスライド板を塵芥投入空間に差し入れて押し込み板を回動し塵芥をすくっている状態を示し、(c)はスライド板を引き上げて塵芥を塵芥収容箱側に押し込んだ状態を示す。 (a)、(b)は、図8におけるカバー部材及び隙間部分の拡大図である。 本発明及び従来技術の塵芥収集車の側面図であり、(a)は、塵芥収容箱の開口を塵芥投入箱で塞いだ状態を示し、(b)は、塵芥投入箱を揺動させて塵芥収容箱の開口を開いた状態を示し、(c)は蓋板を開いて上部空間18を開放した状態を示す。 従来技術の塵芥収集車の壁面構成板と押し込み板及び回転板周辺の要部断面図であり、(a)は回転板が準備姿勢であり、且つ押し込み板の下端側が後端側に退避している状態を示し、(b)は回転板が回転して塵芥をすくい上げ、押し込み板の下端側が後端側に退避している状態を示し、(c)は、押し込み板の下端側が前方に移動して塵芥を塵芥収容箱側に押し込んだ状態を示す。 従来技術の塵芥収集車のスライド板と押し込み板周辺の要部断面図であり、(a)はスライド板を降下した状態を示し、(b)はスライド板を塵芥投入空間に差し入れて押し込み板を回動し塵芥をすくった状態を示し、(c)はスライド板を引き上げて塵芥を塵芥収容箱側に押し込んだ状態を示す。
以下さらに本発明の実施形態について説明する。
本実施形態の塵芥収集車1は、「回転板式積込装置4」を採用したものである。
塵芥収集車1の外観形状は、従来技術と何ら変わるものではない。即ち本実施形態の塵芥収集車1は、図10の様に、車両10に塵芥収集装置11が搭載されたものである。塵芥収集装置11は、従来技術と同様に、塵芥を収容する塵芥収容箱12と、塵芥投入箱13によって構成されている。
一方の塵芥収容箱12は、図1,図10(b)の様に、車両10の後端側が開口した箱である。即ち塵芥収容箱12は、後端に大きな開口15があり、当該開口15を除く5面が頑丈な鋼板によって覆われた構造をしている。本実施形態では、塵芥収容箱12の中に塵芥収納空間205が形成されている。
他方の塵芥投入箱13は、塵芥収容箱12の後端にヒンジ16によって取り付けられており、図示しないシリンダーによって、図10(a)の様な開口15を蓋する姿勢と、図10(b)の様な開口15を開放する姿勢をとることができる。
また塵芥投入箱13には、図10の様に蓋板46で覆われた上部空間18がある。
本実施形態で採用する塵芥投入箱13は、「回転板式積込装置4」を採用するものであり、図1、図2の様に、内部に壁面構成板20と、揺動式の押し込み板2と、回転板3と、塵芥投入槽(塵芥投入空間)5が内蔵されている。なお本実施形態では、壁面構成板20が請求項の「他の部材」に相当する。
また塵芥投入箱13は、左右に側板21a,21bが設けられている。
前記した壁面構成板20は、両端が側板21a,21bに溶接されたものであり、図10(a)の様な開口15を蓋する姿勢の際に、開口15の上部側を覆う。ただし、壁面構成板20の全高は、開口15の全高よりも低く、図1、図2の様に、開口15の下部側は壁面構成板20の下辺から下に露出する。即ち壁面構成板20の下辺よりも下には、図2(a)の様に露出部30がある。
塵芥投入槽5は、底面が半円形の金属槽であり、壁面構成板20の下に配されている。塵芥投入槽5の内部は、塵芥7が投入される塵芥投入空間として機能する。
押し込み板2は、中間部が左右の側板21a,21bに軸止されている。押し込み板2の揺動軸25a,25bは、図3、図4の様に壁面構成板20の下辺の近傍にある。前記した様に押し込み板2は、中間部が軸止されているから、押し込み板2の下部側は、壁面構成板20の下辺よりも下に突出して露出部30を覆う。そのため実質的に押し込み板2の下側半分が、塵芥収納空間205の蓋として機能する。
また押し込み板2の上辺近傍には、図1、図2の様にシリンダー22a,22bのロッド23a,bが接続されている。またシリンダー22a,22bの本体側は図1の様に壁面構成板20の上端近傍に接続されている。なお、ロッド23a,23b及び本体側は、図示しないピンで回転可能に接続されている。
そのため、シリンダー22a,22bのロッド23a,23bを伸縮すると、壁面構成板20が揺動軸25a,25bを中心として揺動する。
回転板3は、塵芥投入槽5の中にあり、塵芥投入槽5の側面(左右の側板21a,21bの一部)に回転可能に支持されている。また回転板3の回転軸24は、右側板21bからさらに外部に突出し、スプロケット26に接続されている。またスプロケット26にはチェーン27が懸架され、最終的に図示しない油圧モータと係合している。
そのため図示しない油圧モータを回転させることにより、回転板3が塵芥投入槽5で回転する。
本実施形態の塵芥収集車1は、従来技術と同様に、塵芥投入槽5内に生ゴミ等の塵芥7を投入し、回転板3を回転して図2(b)の様にこれを回転板3で一定の高さにすくい上げる。そして回転板3の回転を停止して、回転板3の表面を図2(b)の様に略平行に保つ。その状態で押し込み板2を揺動軸25a,25bを中心として揺動し、図2(c)の様に回転板3の表面を拭って塵芥7を塵芥収納空間17内に押し入れる。
ここで本実施形態の塵芥収集車1についても、壁面構成板20の下辺と押し込み板2の中間部分との間に図3、図4の様に隙間31がある。しかしながら本実施形態では、隙間31が可撓性を有するカバー部材32で覆われており、生ゴミ等の塵芥7が隙間31に噛み込むことはない。
以下、この点について説明する。
本実施形態の塵芥収集車1では、壁面構成板20と、押し込み板2との間に、図2,3,4の様にカバー部材32が装着されている。
カバー部材32は、厚めのシートであって、ゴム等の可撓性を有しかつ弾性を有する素材で作られている。
カバー部材32は、図5の様な四角形であり、その両辺に孔33,35が設けられている。即ち、壁面構成板20に取り付けられる側の辺に複数の孔33が設けられている。同様に押し込み板2に取り付けられる側の辺に複数の孔35が設けられている。
また壁面構成板20の裏面側(塵芥収納空間17側)であってその下辺近傍には、取り付け板36が溶接されている。取り付け板36は、鋼材で作られた帯状の板であり、前記したカバー部材32の孔33に相当する位置に雌ねじ孔37が設けられている。
同様に、押し込み板2の裏面側(塵芥収納空間17側)であってその中間部には、取り付け板38が溶接されている(図4)。取り付け板38についても、前記したカバー部材32の孔35に相当する位置に雌ねじ孔40が設けられている。
さらに本実施形態では、取り付け金具として押さえ板41,43が利用されている。押さえ板41,43は、鋼材で作られた帯状の板であり、前記したカバー部材32の孔33,35に相当する位置に孔45が設けられている。
本実施形態では、取り付け板36と、押さえ板41との間に、カバー部材32の上辺を挟むことによって、カバー部材32の上辺が壁面構成板20の裏面側(塵芥収納空間17側)に取り付けられている。
即ち取り付け板36の雌ねじ孔37と、カバー部材32の孔33及び押さえ板41の孔45を合致させ、ボルト50を挿通してこれを締めつけ、押さえ板41と取り付け板36との間でカバー部材32の一辺を挟むことによってカバー部材32が壁面構成板20の裏面側(塵芥収納空間17側)に取り付けられている。
同様に、図4(a)に示す様に、取り付け板38と、押さえ板43との間に、カバー部材32の下辺を挟むことによって、カバー部材32の下辺が押し込み板2の裏面側(塵芥収納空間17側)に取り付けられている。
即ち取り付け板38の雌ねじ孔40と、カバー部材32の孔35及び押さえ板43の孔45を合致させ、ボルト51を挿通してこれを締めつけ、押さえ板43と取り付け板38との間でカバー部材32の一辺を挟むことによってカバー部材32が押し込み板2の裏面側(塵芥収納空間17側)に取り付けられている。
壁面構成板20と押し込み板2は剛性を有している。よって、取り付け板36、38を省略し、壁面構成板20と押し込み板2にボルト50、51と螺合するねじ孔を設けてもよい。また、壁面構成板20と押し込み板2に貫通孔を設けてボルト50、51を挿通させ、塵芥収納空間205の外側からナットでボルト50、51を固定してもよい。
その結果、カバー部材32は、壁面構成板20と押し込み板2とに跨がって取り付けられ、図4の様に隙間31が内側からカバー部材32で覆われている。そのため生ゴミ等が隙間31と接することはなく、生ゴミ等が隙間31に噛み込むことはない。また生ゴミ等が隙間31から塵芥投入箱13上方の上部空間18に飛び出すことはない。
またカバー部材32は弾性変形するゴムで作られていて容易に撓むから、押し込み板2が動作しても破損することはない。
即ち押し込み板2が動作すると、取り付け板36と、押さえ板41の相対位置関係が変化し、図2,図3,図4の様にカバー部材32の両辺の位置や距離が変わる。しかしながら、カバー部材32はゴムで作られていて容易に撓むから、図2,図3,図4の様に両辺の位置や距離の変化が吸収され、隙間31を覆い続ける。そのため押し込み板2が動作している間も生ゴミ等が隙間31と接することはなく、生ゴミ等が隙間31に噛み込むことはない。また生ゴミ等が隙間31から塵芥投入箱13上方の上部空間18に飛び出すことはない。
そのため本実施形態の塵芥収集車1は、清掃が簡単である。
次に本発明の他の実施形態について説明する。
以下に示す実施形態は、「プレス式積込装置6」を採用した塵芥収集車100(図6)である。
塵芥収集車100は、塵芥収容箱101の構造だけが先の実施形態と相違するものである。先の実施形態と同一の部材には同一の番号を付し、重複した説明を省略する。
本実施形態の塵芥収集車100で採用する塵芥収容箱101には、図6,図7,図8の様に、内部に隔壁103と、スライド板(主移動部材)102と、押し込み板(押し込み部材)104と、塵芥投入槽105が内蔵されている。
また塵芥収容箱101は、左右に側板105a,105bが設けられている。
前記した隔壁103は、先の実施形態と同様に両端が側板105a,105bに溶接されたものであり、図10(a)の様な開口15を蓋する姿勢の際に、開口15の上部側を覆う。ただし、隔壁103の全高は、開口15の全高よりも低く、図8の様に、開口15の下部側は隔壁103の下辺から下に露出する。即ち隔壁103の下辺よりも下には、露出部106がある。
塵芥投入槽105は、底面が半円形の金属槽であり、隔壁103の下に配されている。
スライド板(主移動部材)102は、図7の様に側面にコロ115を有している。スライド板(主移動部材)102は、隔壁103の外側面にあり、図示しないレールに前記したコロ115が係合していて、斜め方向に摺動可能である。即ちスライド板102の一部が図示しないレールと係合している。そしてスライド板102と左右の側板105a,105bとの間にシリンダー110a,110bが取り付けられており、シリンダー110a,110bを伸縮させることによってスライド板102が斜め方向に上下動する。
また押し込み板104は、スライド板(主移動部材)102の下端近傍に軸止されている。押し込み板104の揺動軸111a,111bは、スライド板102の下端近傍にある。
また押し込み板104の上部近傍とスライド板102との間にシリンダー112a,112bが取り付けられている。そのためシリンダー112a,112bを伸縮すると、押し込み板104が揺動する。
本実施形態の塵芥収集車100の基本的な動作は、従来技術と同様である。即ち押し込み板104をスライド板102に対して開いた姿勢にした状態で、スライド板102を降下し、押し込み板104を塵芥投入槽5に差し入れる。そしてこの状態で、押し込み板104を回転して塵芥7をすくう。その後に、スライド板102を上昇させて塵芥7をすくった状態の押し込み板104を引き上げ、塵芥7を塵芥収納空間17内に押し入れる。
ここで本実施形態の塵芥収集車100についても、スライド板102の下辺と押し込み板104の中間部分との間に隙間120(図9)ができる。しかしながら本実施形態についても、隙間120がカバー部材32で覆われており、生ゴミ等が隙間120に噛み込むことはない。
カバー部材32の構造及び取り付け方法は、先の実施形態と同一である。
即ち本実施形態の塵芥収集車100についても、押さえ板41と取り付け板36との間でカバー部材32の一辺を挟むことによってカバー部材32がスライド板102の裏面側(塵芥収納空間17側)に取り付けられている。
同様に、取り付け板38と、押さえ板43との間に、カバー部材32の下辺を挟むことによって、カバー部材32の下辺が押し込み板104の裏面側(塵芥収納空間17側)に取り付けられている。
その結果、カバー部材32は、スライド板102と押し込み板104とに跨がって取り付けられ、隙間120が内側からカバー部材32で覆われている。そのため生ゴミ等が隙間120と接することはなく、生ゴミ等が隙間120に噛み込むことはない。また生ゴミ等が隙間120から上部空間18に飛び出すことはない。
またスライド板102と押し込み板104は、相対位置関係が変化するが、カバー部材32はゴムで作られていて容易に撓むから、図8、図9の様に位置や距離の変化が吸収され、隙間120を覆い続ける。そのため隙間120に生ゴミ等が噛み込んだり、隙間120から上部空間18に生ゴミ等が飛び出すことはない。
以上説明した実施形態では、押さえ板41,43を使用してカバー部材32を取り付ける構成を採用した。この構成は、カバー部材32を押さえ板43等に密接させることができ、推奨される。またカバー部材32を取り替える際の作業も容易である。即ちカバー部材32は、消耗品であり、一定の期間ごとに取り替えることが推奨される。本実施形態の構成によると、ボルトを外すことによって、押さえ板43等を取り外し、カバー部材32を取り替えることができる。
また以上説明した実施形態では、カバー部材32や押さえ板41,43に取り付け用の孔を設けたが、孔に代わって切り欠きを採用してもよい。
また上記した実施形態では、カバー部材32としてシート状のものを例示した。即ち実施形態では、カバー部材32は表面が平滑なものを例示した。しかしながら本発明は、この構成に限定されるものではなく、蛇腹状のものであってもよい。また弾性を有しないものであってもよい。
上記した実施形態では、カバー部材32を塵芥収納空間205側に設けたが、外側に設けてもよい。
1 塵芥収集車
2 押し込み部材
4 積込装置(回転板式)
5 塵芥投入槽(塵芥投入空間)
6 積込装置(プレス式)
7 塵芥
10 車両
11 塵芥収集装置
17 塵芥収納空間
20 壁面構成板(他の部材)
31 隙間
32 カバー部材
33、35 カバー部材の辺部の孔
41、43 押さえ板
45 押さえ板の孔
50、51 ボルト
102 主移動部材
104 押し込み板(押し込み部材)
105 塵芥投入槽(塵芥投入空間)

Claims (5)

  1. 車両と、車両に搭載された塵芥収集装置によって構成される塵芥収集車であって、前記塵芥収集装置は、塵芥を収納する塵芥収納空間と、塵芥収納空間内に塵芥を押し入れる積込装置とを有し、前記積込装置は塵芥と接した状態で駆動する押し込み部材を有し、当該押し込み部材と他の部材との間に、塵芥収納空間の外部と連通する隙間が一時的に又は常時存在し、前記押し込み部材と前記他の部材とに跨がって取り付けられ前記隙間を覆うカバー部材が設けられており、
    塵芥が投入される塵芥投入空間と、塵芥投入空間の中で回転して塵芥を一定の高さにすくい上げる回転板とを有し、押し込み部材は所定の揺動軸を中心として揺動し、回転板の表面を拭って塵芥を塵芥収納空間内に押し入れる押し込み板であり、
    塵芥投入空間の上部には塵芥収納空間の壁面構成板があり、前記壁面構成板と前記押し込み部材とによって塵芥収納空間の車両後端側の一部又は全部が閉塞され、前記押し込み部材と前記壁面構成板との間に塵芥収納空間の外部と連通する隙間が一時的に又は常時存在し、前記押し込み部材と前記壁面構成板とに跨がって前記カバー部材が設けられており、
    前記他の部材は、前記壁面構成板であり、
    前記カバー部材は、前記押し込み部材の塵芥収納空間側と前記他の部材たる前記壁面構成板の塵芥収納空間側とに跨って取り付けられていることを特徴とする塵芥収集車。
  2. 車両と、車両に搭載された塵芥収集装置によって構成される塵芥収集車であって、前記塵芥収集装置は、塵芥を収納する塵芥収納空間と、塵芥収納空間内に塵芥を押し入れる積込装置とを有し、前記積込装置は塵芥と接した状態で駆動する押し込み部材を有し、当該押し込み部材と他の部材との間に、塵芥収納空間の外部と連通する隙間が一時的に又は常時存在し、前記押し込み部材と前記他の部材とに跨がって取り付けられ前記隙間を覆うカバー部材が設けられており、
    塵芥が投入される塵芥投入空間と、移動部材が設けられ、当該移動部材は上下方向の成分を有して移動する主移動部材と、当該主移動部材の先端に回動可能に設けられた押し込み部材とを有し、主移動部材を動作させて押し込み部材を塵芥投入空間内に差し入れると共に押し込み部材を回動して塵芥をすくい、主移動部材を引き上げて塵芥を塵芥収納空間内に押し入れるものであり、
    前記押し込み部材と前記主移動部材との間に塵芥収納空間の外部と連通する隙間が一時的に又は常時存在し、前記押し込み部材と前記主移動部材とに跨がって前記カバー部材が設けられており、
    前記他の部材は、前記主移動部材であり、
    前記カバー部材は、前記押し込み部材の塵芥収納空間側と前記他の部材たる前記主移動部材の塵芥収納空間側とに跨って取り付けられていることを特徴とする塵芥収集車。
  3. カバー部材はゴム又は樹脂を素材とするものであり、カバー部材の辺部に孔又は切り欠きが設けられ、孔又は切り欠きを有する押さえ板がカバー部材の辺部に押し当てられ、押さえ板の孔又は切り欠きとカバー部材の孔又は切り欠きを連通させてネジが挿通され、カバー部材が押し込み部材又は他の部材に取り付けられていることを特徴とする請求項1又は2に記載の塵芥収集車。
  4. 車両に搭載される塵芥収集装置において、塵芥を収納する塵芥収納空間と、塵芥収納空間内に塵芥を押し入れる積込装置とを有し、前記積込装置は塵芥と接した状態で揺動又は回転する押し込み部材を有し、当該押し込み部材と他の部材との間に、塵芥収納空間の外部と連通する隙間が一時的に又は常時存在し、前記押し込み部材と前記他の部材とに跨がって取り付けられ前記隙間を覆うカバー部材が設けられており、
    塵芥が投入される塵芥投入空間と、塵芥投入空間の中で回転して塵芥を一定の高さにすくい上げる回転板とを有し、押し込み部材は所定の揺動軸を中心として揺動し、回転板の表面を拭って塵芥を塵芥収納空間内に押し入れる押し込み板であり、
    塵芥投入空間の上部には塵芥収納空間の壁面構成板があり、前記壁面構成板と前記押し込み部材とによって塵芥収納空間の車両後端側の一部又は全部が閉塞され、前記押し込み部材と前記壁面構成板との間に塵芥収納空間の外部と連通する隙間が一時的に又は常時存在し、前記押し込み部材と前記壁面構成板とに跨がって前記カバー部材が設けられており、
    前記他の部材は、前記壁面構成板であり、
    前記カバー部材は、前記押し込み部材の塵芥収納空間側と前記他の部材たる前記壁面構成板の塵芥収納空間側とに跨って取り付けられていることを特徴とする塵芥収集装置。
  5. 車両に搭載される塵芥収集装置において、塵芥を収納する塵芥収納空間と、塵芥収納空間内に塵芥を押し入れる積込装置とを有し、前記積込装置は塵芥と接した状態で揺動又は回転する押し込み部材を有し、当該押し込み部材と他の部材との間に、塵芥収納空間の外部と連通する隙間が一時的に又は常時存在し、前記押し込み部材と前記他の部材とに跨がって取り付けられ前記隙間を覆うカバー部材が設けられており、
    塵芥が投入される塵芥投入空間と、移動部材が設けられ、当該移動部材は上下方向の成分を有して移動する主移動部材と、当該主移動部材の先端に回動可能に設けられた押し込み部材とを有し、主移動部材を動作させて押し込み部材を塵芥投入空間内に差し入れると共に押し込み部材を回動して塵芥をすくい、主移動部材を引き上げて塵芥を塵芥収納空間内に押し入れるものであり、
    前記押し込み部材と前記主移動部材との間に塵芥収納空間の外部と連通する隙間が一時的に又は常時存在し、前記押し込み部材と前記主移動部材とに跨がって前記カバー部材が設けられており、
    前記他の部材は、前記主移動部材であり、
    前記カバー部材は、前記押し込み部材の塵芥収納空間側と前記他の部材たる前記主移動部材の塵芥収納空間側とに跨って取り付けられていることを特徴とする塵芥収集装置。
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