JPS6219601Y2 - - Google Patents

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JPS6219601Y2
JPS6219601Y2 JP16242479U JP16242479U JPS6219601Y2 JP S6219601 Y2 JPS6219601 Y2 JP S6219601Y2 JP 16242479 U JP16242479 U JP 16242479U JP 16242479 U JP16242479 U JP 16242479U JP S6219601 Y2 JPS6219601 Y2 JP S6219601Y2
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JP
Japan
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plate
garbage collection
lower shielding
pushing
shielding plate
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JP16242479U
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JPS5680306U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は塵芥収集車における塵芥収集装置に関
する。
塵芥収集車の塵芥収集装置としては、テールゲ
ートの底部に塵芥かき込み用回転板を横軸のまわ
りで回転自在に設け、さらにこの回転板でかき込
まれた塵芥を塵芥収集部内へ押込むために、前後
に揺動変位自在に押込板を設けた形式のものが知
られている。
この形式の塵芥収集装置では、その作動に伴つ
て塵芥の汚水が飛散するためそれを防ぐ対策が要
請されるが、従来の装置では完壁を期することが
できなかつた。
よつて、本考案は、汚水の飛散を有効に防止す
ることのできる塵芥収集装置を得ることを主目的
とする。また、本考案は、汚水飛散手段の取付
け、取外し、交換が容易な塵芥収集装置を得るこ
とをも目的とする。
本考案の塵芥収集装置は、テールゲートの底部
に沿つて塵芥をかき込むように、テールゲート底
部の上方に横軸のまわりに回転自在に設けた回転
板と、この回転板の横軸の上方にある横軸によつ
て下方へ垂下状に支持され、回転板によつてかき
込まれた塵芥を塵芥収集部へ押込ように前後に揺
動変位する押込板とを備えた塵芥収集車における
塵芥収集装置において、押込板の押込み方向と反
対側の背面の下側縁部に、互いに横方向に隣接す
る複数枚の可撓性材料の下部遮蔽板の上端を、下
部遮蔽板が押込板下端縁部に沿う列をなすように
着脱自在に支持し、この下部遮蔽板はその先端縁
が、かき込み完了位置にある回転板の表面に摺接
しうるような長さにし、また、押込板の両側縁部
に沿つて可撓性材料からなる側遮蔽板をテールゲ
ート側板の内面に摺接するように着脱自在に支持
したものである。
以下、図面について本考案の実施例を説明す
る。
第1図は本考案を施した塵芥収集車の一例を示
すもので、同図において、1は塵芥収集用荷箱
で、その背後に公知のようにテールゲート2が設
けられており、このテールゲートを経て塵芥が塵
芥収集用荷箱1内へ送り込まれる。
第2図に示すように、テールゲート2は両側に
ある側板2aと底部のホツパ2bとを有し、さら
にそれにホツパドア3が設けられている。両側板
2aに支持される軸4には公知の塵芥かき込み用
回転板5の基端が支持されている。回転板5は、
その先端縁5aが鎖線矢印6で示す軌跡をとるよ
うに回転し、ホツパ2b上に投棄された塵芥をか
き上げる。
テールゲート2内の上方位置においてテールゲ
ート側板2aに支持された軸7には、塵芥押込板
8の上端が支持され、この押込板8は軸7を中心
として揺動変位できるようになつている。塵芥押
込板8は、回転板5が第2図の位置まで上昇して
塵芥をかき上げたときに、公知のように後方(第
2図の右方)から前方(第2図の左方)へ向つて
時計方向に揺動して回転板5上の塵芥を塵芥収集
用荷箱1内へ向つて押し込む。
以上のように押込板8が前後に揺動する際、塵
芥に含まれている汚水や塵芥から押し出された汚
水が、押込板8の左右両側縁とテールゲート側板
2aの間の〓間や、押込板8と回転板5の間の〓
間を経て飛散し、作業員に掛かることが多い。こ
れはきわめて不衛性である。
このような問題点をなくするために、本考案で
は次のような構成がとられる。第2図および第3
図において、10は下部遮蔽板であつて、長方形
をなす押込板8の下縁部に沿つて設けられてい
る。下部遮蔽板10は、例えばゴム、プラスチツ
ク、布等の可撓性板材からなり、第4図に示すよ
うに支持バー11に上端が取付けられた状態で列
をなして複数枚設けられる。支持バー11はすべ
ての下部遮蔽板10の上端縁を両側から挾持し、
下部遮蔽板10と支持バー11を貫通するビス1
2によつて該遮蔽板10を支持している。支持バ
ー11には幾つかの取付孔13が貫設されてい
る。各遮蔽板10の下端縁部寄りには金属等から
なる錘14が埋設されている。
第3図および第5図に示すように、押込板8の
押込み方向と反対の側の面すなわち背面の下端縁
には横方向に間隔をおいてフツク16が突設され
ており、その間隔に合うように設けた前記取付孔
13により支持バー11はフツク13に掛けら
れ、遮蔽板10はその錘14により下方へ垂下す
る。これらの遮蔽板10は、第2図に示すよう
に、押込板8の揺動時に回転板5の上面に接触し
て撓む。
押込板8の両側縁には、その一側のみを示す第
3図から明らかなように、側遮蔽板18が取付け
られている。この側遮蔽板18は上下に連続した
1つの片により構成することができ、下部遮蔽板
10と同様な材料により作られている。押込板8
の各側縁には凹入段部8aが背後側へ向つて形成
され、この段部8a上に側遮蔽板18が添設さ
れ、取付バー19をその上に添えた後ビス20を
ねじ込むことによつて、側遮蔽板18は押込板8
に取付けられる。側遮蔽板18は図示の例では、
押込板8の側縁の下方寄りの一部に沿つて設けら
れている。
以上の構成において、回転板5によつてかき込
まれた塵芥を塵芥収集用荷箱1へ向つて押込むた
めに押込板8が前後に揺動せしめられる時、押込
板8の下部遮蔽板10は回転板5の面に第2図に
示すように接触して撓み、回転板5の面と押込板
8の下端縁との間の〓間を完全にシールする。ま
た、その側遮蔽板18の先端縁はテールゲート側
板2aの内面に接して移動し、押込板8とテール
ゲート側板2aの間の〓間を完全にシールする。
したがつて、回転板5と押込板8の内側に押込め
られた塵芥の汚水は外方へ向つて飛散することが
ない。
押込板8が回転板5の面に沿つて前進する時に
は、押込板8の下端縁に沿つて設けた下部遮蔽板
10と回転板5の面との間に塵芥が挾まることが
ある。このような場合、下部遮蔽板10が全体的
に横長の一体的帯板により形成されていたとする
と、挾まつた塵芥によつてそれに接する下部遮蔽
板の部分がめくれ上がると同時に、下部遮蔽板の
それ以外の部分にもめくれ上がりが伝わり、結果
的には塵芥が挾まつていない部分まで下部遮蔽板
がめくれ上がり、回転板5上にその幅全体にわた
り〓間が形成されてしまう。このような〓間があ
ると、下部遮蔽板10は汚水の後方への飛散防止
の機能を果たさなくなる。
これに対し、本考案の場合は、下部遮蔽板10
は複数枚設けられ、それらの遮蔽板は互いに隣接
し列をなして押込板下端縁部に上端で支持されて
いるので、1枚の下部遮蔽板10に塵芥が挾さま
つてそれがめくれ上がつても、それ以外の下部遮
蔽板10は回転板5の上面に接触し続け、汚水の
後方への飛散は防止される。
なお、錘14は各下部遮蔽板10が比較的短く
てもその下端縁を回転板5の面に確実に摺接させ
るために有効に作用する。
また、側遮蔽板18は押込板8の凹入段部8a
に取付けてあるので、押込板8が前進後塵芥によ
り押戻され、回転板5の先端の軌跡と押込板後部
との間に適正な〓間が残されなくなつた場合で
も、回転板5の先端がその上方への回転変位時に
側遮蔽板18をむしり取つていつてしまうことが
防止される。
下部遮蔽板10が摩耗または損傷した時にはそ
れをフツク16から外し、支持バー11から所望
の遮蔽板10をはずして交換し、逆の手順によつ
て遮蔽板を押出板8に装着すればよい。なお、フ
ツク16による支持によつて下部遮蔽板10には
かなりの自由度があり、それに無理な力が作用す
ることがなく、また回転板5の先端がその上方へ
の回転変位時に下部遮蔽板10に触れても、その
自由度のために下部遮蔽板10はむしり取られな
い。同様に、側遮蔽板18もビス20を外すこと
によつて容易に着脱できるので交換は短時間でで
きる。
一方、下部遮蔽板10および側遮蔽板18はい
づれも、押込板8の押込み方向と反対側の面であ
る背面の縁部に取付けられているので、かき込み
完了位置にある回転板5の上面と押込板8の下端
縁との間およびテールゲート2の側板内面と押込
板8の側端縁との間に塵芥が挟まつた状態で、押
込板8が押込み方向に前進した場合に、下部遮蔽
板10および側遮蔽板18の先端縁は、押込み方
向と反対の方向に湾曲しつつ引き摺られ、しかも
挟まつた塵芥に密着するから、下部遮蔽板10お
よび側遮蔽板18のいづれも塵芥と共に挟み込ま
れることがなく、したがつて長期の使用によつて
も破損することがなく、しかもシール作用を確実
に果す。これに対し、仮に下部遮蔽板10および
側遮蔽板18が押込板8の前面の縁部に取付けら
れていたとすると、いずれの遮蔽板10,18も
押込板8の前進時にこれら遮蔽板10,18の端
縁とそれに対向する面との間に挟み込まれ、早期
に破損する。
以上のように、本考案によれば、回転板と押込
板との間に塵芥が挾まつた場合でも、汚水の外部
への飛散がなく、取付け、取外し、交換が容易で
長期の使用によつても破損することのない安価な
遮蔽板を有する塵芥収集装置が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案を施す塵芥収集車の側面図、第
2図は本考案の塵芥収集装置の一部縦断拡大側面
図、第3図は第2図の押込板を背後からみた一部
断面正面図、第4図は下部遮蔽板を示す斜視図、
第5図は第3図の−線断面図、第6図は第3
図の−線断面図である。 2……テールゲート、4,7……軸、5……回
転板、8……押込板、10……下部遮蔽板、11
……支持バー、13……取付孔、14……錘、1
6……フツク、18……側遮蔽板、19……取付
バー。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 テールゲートの底部に沿つて塵芥をかき込む
    ように、テールゲート底部の上方に横軸のまわ
    りに回転自在に設けた回転板と、この回転板の
    横軸の上方にある横軸によつて下方へ垂下状に
    支持され、回転板によつてかき込まれた塵芥を
    塵芥収集部へ押込むように前後に揺動変位する
    押込板とを備えた塵芥収集車における塵芥収集
    装置において、押込板の押込み方向と反対側の
    背面の下端縁部に、互いに横方向に隣接する複
    数枚の可撓性材料の下部遮蔽板の上端を、下部
    遮蔽板が押込板下端縁部に沿う列をなすように
    着脱自在に支持し、この下部遮蔽板はその先端
    縁が、かき込み完了位置にある回転板の表面に
    摺接しうるような長さにし、また、押込板の前
    記背面の両側縁部に沿つて可撓性材料からなる
    側遮蔽板をテールゲート側板の内面に摺接する
    ように着脱自在に支持したことを特徴とする塵
    芥収集装置。 2 下部遮蔽板の下縁部寄りに錘りを埋設した実
    用新案登録請求の範囲第1項記載の塵芥収集装
    置。 3 複数枚の下部遮蔽板を共通の支持バーにより
    上端縁部で支持し、支持バーを押込板の下端縁
    部に着脱自在に支持した実用新案登録請求の範
    囲第1項または第2項記載の塵芥収集装置。 4 押込板の両側縁の背部に凹入段部を設け、各
    凹入段部に側遮蔽板を着脱自在に取付けた実用
    新案登録請求の範囲第1項、第2項、第3項の
    いづれかに記載の塵芥収集装置。
JP16242479U 1979-11-22 1979-11-22 Expired JPS6219601Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16242479U JPS6219601Y2 (ja) 1979-11-22 1979-11-22

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16242479U JPS6219601Y2 (ja) 1979-11-22 1979-11-22

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5680306U JPS5680306U (ja) 1981-06-29
JPS6219601Y2 true JPS6219601Y2 (ja) 1987-05-20

Family

ID=29673434

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP16242479U Expired JPS6219601Y2 (ja) 1979-11-22 1979-11-22

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JP (1) JPS6219601Y2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6313557B2 (ja) * 2013-08-09 2018-04-18 極東開発工業株式会社 塵芥収集車及び塵芥収集装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5680306U (ja) 1981-06-29

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