JP3509311B2 - 厨芥処理装置 - Google Patents
厨芥処理装置Info
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- Processing Of Solid Wastes (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、たとえばシンクの排
水管に接続して流し台内に設置し、排水管から水ととも
に排出する生ゴミ等の厨芥を脱水し、水と脱水後の厨芥
とに分離処理する厨芥処理装置に関する。
水管に接続して流し台内に設置し、排水管から水ととも
に排出する生ゴミ等の厨芥を脱水し、水と脱水後の厨芥
とに分離処理する厨芥処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の厨芥処理装置の中には、
たとえばシンクの排水管から水とともに排出した厨芥
を、図10に示すように、供給管1を通してかご型のス
トレーナ2内に入れ、そのストレーナ2を高速回転して
遠心力により脱水し、その脱水により生じた水をストレ
ーナ2の周壁小穴2aから排水路3を通して排水する一
方、図11に示すようにストレーナ2の周壁内面2bに
押し当るブレード4で周壁内面2bに付着する厨芥を掻
き取るとともに、その掻き取った厨芥をブレード4で順
次上向きに押し上げてストレーナ2の上部開口2cから
溢れ出させ、図10に示す回収通路5を通して回収室
(図示省略)に入れるものがあった。
たとえばシンクの排水管から水とともに排出した厨芥
を、図10に示すように、供給管1を通してかご型のス
トレーナ2内に入れ、そのストレーナ2を高速回転して
遠心力により脱水し、その脱水により生じた水をストレ
ーナ2の周壁小穴2aから排水路3を通して排水する一
方、図11に示すようにストレーナ2の周壁内面2bに
押し当るブレード4で周壁内面2bに付着する厨芥を掻
き取るとともに、その掻き取った厨芥をブレード4で順
次上向きに押し上げてストレーナ2の上部開口2cから
溢れ出させ、図10に示す回収通路5を通して回収室
(図示省略)に入れるものがあった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、ストレーナ
2内に流れ込む厨芥の中には、紙やビニールやプラスチ
ックフィルムのようなシート状の厨芥を含む場合があ
る。ところが、このシート状厨芥は、脱水時、ストレー
ナ2の周壁内面2bに強く面着しやすいため、ブレード
4で掻き取れずに、そのままブレード4と周壁内面2b
の間に挟まってしまうことが多い。このため、従来、そ
のように挟まったシート状厨芥が障害となって、周壁内
面2bに付着する他の厨芥をもブレード4できれいに掻
き取ることができなくなるという問題があった。
2内に流れ込む厨芥の中には、紙やビニールやプラスチ
ックフィルムのようなシート状の厨芥を含む場合があ
る。ところが、このシート状厨芥は、脱水時、ストレー
ナ2の周壁内面2bに強く面着しやすいため、ブレード
4で掻き取れずに、そのままブレード4と周壁内面2b
の間に挟まってしまうことが多い。このため、従来、そ
のように挟まったシート状厨芥が障害となって、周壁内
面2bに付着する他の厨芥をもブレード4できれいに掻
き取ることができなくなるという問題があった。
【0004】そこで、この発明の目的は、上述のような
厨芥処理装置において、脱水時、ストレーナの周壁内面
に面着するシート状の厨芥を確実に取り除くことができ
るようにすることにある。
厨芥処理装置において、脱水時、ストレーナの周壁内面
に面着するシート状の厨芥を確実に取り除くことができ
るようにすることにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】そのため、請求項1に記
載のものは、たとえば以下の図示実施例に示すとおり、
水とともに排出した厨芥をストレーナ15内に入れ、そ
のストレーナ15を高速回転して遠心力により脱水し、
その脱水により生じた水を前記ストレーナ15の周壁小
穴35から排水路18を通して排水する一方、前記スト
レーナ15の周壁内面15cにブレード30を押し当て
てその周壁内面15cに付着する厨芥を掻き取るととも
に、その掻き取った厨芥を前記ブレード30で順次上向
きに押し上げ、前記ストレーナ15の上部開口24から
溢れ出させて回収室12内に入れる厨芥処理装置10に
おいて、前記ストレーナ15の周壁内面15cの摩擦係
数を周方向に異ならしめてなる、ことを特徴とする。
載のものは、たとえば以下の図示実施例に示すとおり、
水とともに排出した厨芥をストレーナ15内に入れ、そ
のストレーナ15を高速回転して遠心力により脱水し、
その脱水により生じた水を前記ストレーナ15の周壁小
穴35から排水路18を通して排水する一方、前記スト
レーナ15の周壁内面15cにブレード30を押し当て
てその周壁内面15cに付着する厨芥を掻き取るととも
に、その掻き取った厨芥を前記ブレード30で順次上向
きに押し上げ、前記ストレーナ15の上部開口24から
溢れ出させて回収室12内に入れる厨芥処理装置10に
おいて、前記ストレーナ15の周壁内面15cの摩擦係
数を周方向に異ならしめてなる、ことを特徴とする。
【0006】請求項2に記載のものは、たとえば以下の
図9に示す実施例のように、水とともに排出した厨芥を
ストレーナ15内に入れ、そのストレーナ15を高速回
転して遠心力により脱水し、その脱水により生じた水を
前記ストレーナ15の周壁小穴35から排水路18を通
して排水する一方、前記ストレーナ15の周壁内面15
cにブレード30を押し当ててその周壁内面15cに付
着する厨芥を掻き取るとともに、その掻き取った厨芥を
前記ブレード30で順次上向きに押し上げ、前記ストレ
ーナ15の上部開口24から溢れ出させて回収室12内
に入れる厨芥処理装置10において、前記ストレーナ1
5の周壁内面15cにその周方向と交差する溝50を設
けてなる、ことを特徴とする。
図9に示す実施例のように、水とともに排出した厨芥を
ストレーナ15内に入れ、そのストレーナ15を高速回
転して遠心力により脱水し、その脱水により生じた水を
前記ストレーナ15の周壁小穴35から排水路18を通
して排水する一方、前記ストレーナ15の周壁内面15
cにブレード30を押し当ててその周壁内面15cに付
着する厨芥を掻き取るとともに、その掻き取った厨芥を
前記ブレード30で順次上向きに押し上げ、前記ストレ
ーナ15の上部開口24から溢れ出させて回収室12内
に入れる厨芥処理装置10において、前記ストレーナ1
5の周壁内面15cにその周方向と交差する溝50を設
けてなる、ことを特徴とする。
【0007】
【作用】そして、請求項1に記載のものでは、脱水中
に、たとえばシート状の厨芥がストレーナ15の周壁内
面15cとブレード30の間に挟まった場合、そのシー
ト状厨芥と周壁内面15cの間に生ずる摩擦力が大きく
なったり小さくなったり変化する。すると、その摩擦力
の変化に応じて、ストレーナ15の回転によりシート状
厨芥を連れ回そうとする力が強くなったり弱くなったり
繰り返し変化する。この結果、そのうちにシート状厨芥
がブレード30と周壁内面15cの間から外れる。
に、たとえばシート状の厨芥がストレーナ15の周壁内
面15cとブレード30の間に挟まった場合、そのシー
ト状厨芥と周壁内面15cの間に生ずる摩擦力が大きく
なったり小さくなったり変化する。すると、その摩擦力
の変化に応じて、ストレーナ15の回転によりシート状
厨芥を連れ回そうとする力が強くなったり弱くなったり
繰り返し変化する。この結果、そのうちにシート状厨芥
がブレード30と周壁内面15cの間から外れる。
【0008】請求項2に記載のものでは、脱水中に、た
とえばシート状の厨芥がストレーナ15の周壁内面15
cとブレード30の間に挟まった場合、そのシート状厨
芥に溝50のエッジ部分が間欠的に当たって該厨芥をし
ごく。すると、そのエッジ部分のしごきに応じて、スト
レーナ15の回転によりでシート状厨芥を連れ回そうと
する力が強くなったり弱くなったり繰り返し変化する。
この結果、そのうちにシート状厨芥がブレード30と周
壁内面15cの間から外れる。
とえばシート状の厨芥がストレーナ15の周壁内面15
cとブレード30の間に挟まった場合、そのシート状厨
芥に溝50のエッジ部分が間欠的に当たって該厨芥をし
ごく。すると、そのエッジ部分のしごきに応じて、スト
レーナ15の回転によりでシート状厨芥を連れ回そうと
する力が強くなったり弱くなったり繰り返し変化する。
この結果、そのうちにシート状厨芥がブレード30と周
壁内面15cの間から外れる。
【0009】
【実施例】以下、図面を参照しつつ、この発明の実施例
について説明する。図5には、この発明の一実施例であ
る厨芥処理装置の構成と、その設置状態を示す。
について説明する。図5には、この発明の一実施例であ
る厨芥処理装置の構成と、その設置状態を示す。
【0010】図中符号10で、この厨芥処理装置を示
す。厨芥処理装置は、符号11で示す本体ケースの図中
左側に厨芥の回収室12を設け、その回収室12の横で
上下にストレーナ収納室13およびモータ収納部14を
設ける。そして、ストレーナ収納室13内に、上部に開
口24を有するかご型のストレーナ15を備え、モータ
収納部13内にモータ16を備える。しかして、ストレ
ーナ15の底壁15aの中心部に、モータ16の駆動軸
16aを接続し、その駆動軸16aで円筒周壁15bの
軸線まわりにストレーナ15を回転自在に支持する。
す。厨芥処理装置は、符号11で示す本体ケースの図中
左側に厨芥の回収室12を設け、その回収室12の横で
上下にストレーナ収納室13およびモータ収納部14を
設ける。そして、ストレーナ収納室13内に、上部に開
口24を有するかご型のストレーナ15を備え、モータ
収納部13内にモータ16を備える。しかして、ストレ
ーナ15の底壁15aの中心部に、モータ16の駆動軸
16aを接続し、その駆動軸16aで円筒周壁15bの
軸線まわりにストレーナ15を回転自在に支持する。
【0011】さらに、そのストレーナ15の上部から回
収室12側へ厨芥の回収通路17を設ける一方、ストレ
ーナ収納室13の底部から下向きに排水路18を設けて
なる。回収通路17には、その内面に沿って網状部材1
9を設ける。回収室12内には、図示しないが、その中
に厨芥の回収袋を取替自在に備える。
収室12側へ厨芥の回収通路17を設ける一方、ストレ
ーナ収納室13の底部から下向きに排水路18を設けて
なる。回収通路17には、その内面に沿って網状部材1
9を設ける。回収室12内には、図示しないが、その中
に厨芥の回収袋を取替自在に備える。
【0012】そして、この厨芥処理装置10は、本体ケ
ース11の上側に、一端をディスポーザ20に接続した
逆L字型の供給管21を接続してなる。しかして、その
供給管21の他端をストレーナ15内に深く挿入してな
る。そうして、ディスポーザ20を、排水管22を介し
て流し台のシンク23に取り付けてなる。
ース11の上側に、一端をディスポーザ20に接続した
逆L字型の供給管21を接続してなる。しかして、その
供給管21の他端をストレーナ15内に深く挿入してな
る。そうして、ディスポーザ20を、排水管22を介し
て流し台のシンク23に取り付けてなる。
【0013】ところで、図示実施例の厨芥処理装置10
では、図5では省略するが、ストレーナ15の上側で本
体ケース11に蓋部材を取り付け、図4に示すように、
その蓋部材25を一部窓26を残してストレーナ15を
被ってなる。
では、図5では省略するが、ストレーナ15の上側で本
体ケース11に蓋部材を取り付け、図4に示すように、
その蓋部材25を一部窓26を残してストレーナ15を
被ってなる。
【0014】蓋部材25には、その円弧状の外縁寄りに
供給管21が挿通する長穴25aを設ける。そして、蓋
部材25の窓26側に、逆L板状のブレード支え27を
ねじ止めし、その長手の一片27aをストレーナ15内
へ垂下する。しかして、その一片27aに、図3に示す
ように板ばね28を取り付けてなる。板ばね28は、そ
の取付板部28aの片側から互いに平行に伸びる複数の
細長な弾性部28bを有してなる。そして、それら弾性
部28bの先端に、それぞれブレード30を取り付けて
なる。
供給管21が挿通する長穴25aを設ける。そして、蓋
部材25の窓26側に、逆L板状のブレード支え27を
ねじ止めし、その長手の一片27aをストレーナ15内
へ垂下する。しかして、その一片27aに、図3に示す
ように板ばね28を取り付けてなる。板ばね28は、そ
の取付板部28aの片側から互いに平行に伸びる複数の
細長な弾性部28bを有してなる。そして、それら弾性
部28bの先端に、それぞれブレード30を取り付けて
なる。
【0015】ブレード30は、図4に示すように、板ば
ね28の弾性部28bを取り付けるU状部分30aと、
そこから円弧状に伸びる押当部分30bとからなる。押
当部分30bは、ストレーナ15の周壁内面15cと同
一曲率でわん曲して形成し、その先端側をストレーナ1
5の回転方向(図4中矢印A方向)下流側に向け、図3
に示すように徐々に高く形成してなる。そして、この複
数の押当部分30bを同一間隔で互いに平行に保持して
多段に設けてなる。しかして、これら押当部分30bの
エッジ30cを、図4に示すように、それぞれ弾性部2
8bによりストレーナ15の周壁内面15cに押し当て
てなる。
ね28の弾性部28bを取り付けるU状部分30aと、
そこから円弧状に伸びる押当部分30bとからなる。押
当部分30bは、ストレーナ15の周壁内面15cと同
一曲率でわん曲して形成し、その先端側をストレーナ1
5の回転方向(図4中矢印A方向)下流側に向け、図3
に示すように徐々に高く形成してなる。そして、この複
数の押当部分30bを同一間隔で互いに平行に保持して
多段に設けてなる。しかして、これら押当部分30bの
エッジ30cを、図4に示すように、それぞれ弾性部2
8bによりストレーナ15の周壁内面15cに押し当て
てなる。
【0016】さて、そのようにブレード30を押し当て
たストレーナ15は、たとえばステンレス製で、その円
筒周壁15bに、図5に示すように多数の小穴35を設
けてなる。そして、この円筒周壁15bに、図1(小穴
35は図示省略)に示すように、その周方向と直交する
深さ方向(図中上下方向)に細長い摩擦板40を設けて
なる。
たストレーナ15は、たとえばステンレス製で、その円
筒周壁15bに、図5に示すように多数の小穴35を設
けてなる。そして、この円筒周壁15bに、図1(小穴
35は図示省略)に示すように、その周方向と直交する
深さ方向(図中上下方向)に細長い摩擦板40を設けて
なる。
【0017】摩擦板40は、その内面40aの摩擦係数
が周壁内面15cのそれと異なる、たとえば周壁内面1
5cより摩擦係数が大きい板材からなり、その周壁内面
15cと同一曲率でわん曲して形成してなる。
が周壁内面15cのそれと異なる、たとえば周壁内面1
5cより摩擦係数が大きい板材からなり、その周壁内面
15cと同一曲率でわん曲して形成してなる。
【0018】なお、この実施例では、摩擦板40は、図
2に示すように、その両側縁部に、円筒周壁15bの接
合板部15d・15dに埋込成形により一体的に取り付
けてなる。また、たとえば図6に示すように、接合板部
15d・15dの側縁部を折り曲げて接合し、そこに設
ける凹部に摩擦板40を接着したりしてもよい。
2に示すように、その両側縁部に、円筒周壁15bの接
合板部15d・15dに埋込成形により一体的に取り付
けてなる。また、たとえば図6に示すように、接合板部
15d・15dの側縁部を折り曲げて接合し、そこに設
ける凹部に摩擦板40を接着したりしてもよい。
【0019】さて、図5において、上述の厨芥処理装置
10を使用するときは、スタートスイッチ(図示省略)
をオンし、デイスポーザ20のモータ(図示省略)およ
びストレーナ15のモータ16を駆動する。そして、シ
ンク23で発生した厨芥を、水とともに排水管22から
排出してディスポーザ20に入れる。しかして、ディス
ポーザ20で厨芥を粉砕し、その粉砕した厨芥を供給管
21を通して、モータ16で高速回転するストレーナ1
5内に入れる。
10を使用するときは、スタートスイッチ(図示省略)
をオンし、デイスポーザ20のモータ(図示省略)およ
びストレーナ15のモータ16を駆動する。そして、シ
ンク23で発生した厨芥を、水とともに排水管22から
排出してディスポーザ20に入れる。しかして、ディス
ポーザ20で厨芥を粉砕し、その粉砕した厨芥を供給管
21を通して、モータ16で高速回転するストレーナ1
5内に入れる。
【0020】そして、ストレーナ15内に入れた水とと
もに厨芥に遠心力を与え、その厨芥を周壁内面15cに
付着する。しかして、遠心力により周壁小穴35を通し
て脱水し、その脱水により生じた水をストレーナ収納室
13に放出し、さらに排水路18を通して外部へと排水
する。
もに厨芥に遠心力を与え、その厨芥を周壁内面15cに
付着する。しかして、遠心力により周壁小穴35を通し
て脱水し、その脱水により生じた水をストレーナ収納室
13に放出し、さらに排水路18を通して外部へと排水
する。
【0021】一方、脱水後の厨芥は、ストレーナ15の
周壁内面15cに付着するが、その付着した厨芥をブレ
ード30で掻き取るとともに、その掻き取った厨芥をブ
レード30の向きにより順次上向きに押し上げる。
周壁内面15cに付着するが、その付着した厨芥をブレ
ード30で掻き取るとともに、その掻き取った厨芥をブ
レード30の向きにより順次上向きに押し上げる。
【0022】そして、この押し上げた厨芥を、ストレー
ナ15の上部開口24から溢れ出させて回収通路17へ
放出し、回収通路17の内面に付着することを網状部材
19で防止しながら、回収室12内の回収袋に入れる。
その後、回収袋に厨芥が溜ったときそれを取り出し、新
しいものと取り替える。
ナ15の上部開口24から溢れ出させて回収通路17へ
放出し、回収通路17の内面に付着することを網状部材
19で防止しながら、回収室12内の回収袋に入れる。
その後、回収袋に厨芥が溜ったときそれを取り出し、新
しいものと取り替える。
【0023】ところで、図示実施例において、脱水時、
ストレーナ15内に流れ込む厨芥の中に、紙やビニール
のようなシート状の厨芥を含んでいると、そのシート状
厨芥がストレーナ15の周壁内面15cに強く面着し、
そのためにブレード30で掻き取れず、そのエッジ30
cと周壁内面15cの間に挟まったままになることがあ
る。
ストレーナ15内に流れ込む厨芥の中に、紙やビニール
のようなシート状の厨芥を含んでいると、そのシート状
厨芥がストレーナ15の周壁内面15cに強く面着し、
そのためにブレード30で掻き取れず、そのエッジ30
cと周壁内面15cの間に挟まったままになることがあ
る。
【0024】しかし、その場合、この実施例では、スト
レーナ15の高速回転中、シート状厨芥が摩擦板40の
内面40aと接触するとその間の摩擦力は大きくなり、
周壁内面15cと接触するとその間の摩擦力は小さくな
り、相対的に摩擦力が変化する。すると、この摩擦力の
変化に応じて、ストレーナ15の回転によりシート状厨
芥を連れ回そうとする力が強くなったり弱くなったり繰
り返し変化する。この結果、そのうちにシート状厨芥が
エッジ30cと周壁内面15cの間から外れてしまう。
しかして、やがてシート形状が崩れた状態になり、該厨
芥をブレード30で掻き取って押し上げる。
レーナ15の高速回転中、シート状厨芥が摩擦板40の
内面40aと接触するとその間の摩擦力は大きくなり、
周壁内面15cと接触するとその間の摩擦力は小さくな
り、相対的に摩擦力が変化する。すると、この摩擦力の
変化に応じて、ストレーナ15の回転によりシート状厨
芥を連れ回そうとする力が強くなったり弱くなったり繰
り返し変化する。この結果、そのうちにシート状厨芥が
エッジ30cと周壁内面15cの間から外れてしまう。
しかして、やがてシート形状が崩れた状態になり、該厨
芥をブレード30で掻き取って押し上げる。
【0025】ところで、上述した第1実施例では、スト
レーナ15の周壁内面15cの摩擦係数より内面40a
の摩擦係数が大きい摩擦板40をストレーナ15に設け
たが、反対に、内面40aの方が摩擦係数の小さい摩擦
板40をストレーナ15に設ける構成としてもよい。
レーナ15の周壁内面15cの摩擦係数より内面40a
の摩擦係数が大きい摩擦板40をストレーナ15に設け
たが、反対に、内面40aの方が摩擦係数の小さい摩擦
板40をストレーナ15に設ける構成としてもよい。
【0026】この場合、ストレーナ15の高速回転中、
シート状厨芥が摩擦板40の内面40aと接触するとそ
の間の摩擦力は小さくなり、周壁内面15cと接触する
とその間の摩擦力は大きくなる。したがって、上述した
と同様に、この摩擦力の変化に応じて、ストレーナ15
の回転によりシート状厨芥を連れ回そうとする力が強く
なったり弱くなったり繰り返し変化する結果、シート状
厨芥がエッジ30cと周壁内面15cの間から外れるこ
とになる。
シート状厨芥が摩擦板40の内面40aと接触するとそ
の間の摩擦力は小さくなり、周壁内面15cと接触する
とその間の摩擦力は大きくなる。したがって、上述した
と同様に、この摩擦力の変化に応じて、ストレーナ15
の回転によりシート状厨芥を連れ回そうとする力が強く
なったり弱くなったり繰り返し変化する結果、シート状
厨芥がエッジ30cと周壁内面15cの間から外れるこ
とになる。
【0027】さて、上記図1に示した摩擦板40は、ス
トレーナ15の深さ方向に直線的に設けたが、たとえば
図7に示すように、摩擦板40を傾斜して設けてもよ
い。また、図8に示すように、複数の摩擦板40を点在
して設けてもよい。
トレーナ15の深さ方向に直線的に設けたが、たとえば
図7に示すように、摩擦板40を傾斜して設けてもよ
い。また、図8に示すように、複数の摩擦板40を点在
して設けてもよい。
【0028】また、この発明は、たとえば図9に示す次
の実施例のように構成することもできる。
の実施例のように構成することもできる。
【0029】この実施例では、ストレーナ15の円筒周
壁15bの両接合部分15d・15dをそれぞれ凹凸形
状に形成し、その接合部分15d・15dの内側に周方
向と直交する方向に複数の溝50を設ける構成とする。
壁15bの両接合部分15d・15dをそれぞれ凹凸形
状に形成し、その接合部分15d・15dの内側に周方
向と直交する方向に複数の溝50を設ける構成とする。
【0030】そして、脱水中、周壁内面15cと前記ブ
レードの間にシート状の厨芥が挟まった場合は、そのシ
ート状厨芥の周壁内面15c側を、溝50が通過すると
きにそのエッジ50aが間欠的に当たり該厨芥をしご
く。すると、そのエッジ50aのしごきに応じて、スト
レーナ15の回転によりシート状厨芥を連れ回そうとす
る力が強くなったり弱くなったり繰り返し変化する。こ
の結果、そのうちにシート状厨芥がブレード30と周壁
内面15cの間から外れてしまう。
レードの間にシート状の厨芥が挟まった場合は、そのシ
ート状厨芥の周壁内面15c側を、溝50が通過すると
きにそのエッジ50aが間欠的に当たり該厨芥をしご
く。すると、そのエッジ50aのしごきに応じて、スト
レーナ15の回転によりシート状厨芥を連れ回そうとす
る力が強くなったり弱くなったり繰り返し変化する。こ
の結果、そのうちにシート状厨芥がブレード30と周壁
内面15cの間から外れてしまう。
【0031】
【発明の効果】したがって、この発明によれば、脱水中
に、ストレーナの周壁内面とそれに押し当てるブレード
の間にシート状厨芥が挟まった場合でも、請求項1に記
載のものでは、ストレーナの周壁内面の摩擦係数を周方
向に異ならしめ、その周壁内面とシート状厨芥の間に生
ずる摩擦力を変化させることにより、または、請求項2
に記載のものでは、ストレーナの周壁内面にその周方向
と交差する溝を設け、その溝のエッジをシート状厨芥に
当ててそれをしごくことにより、ストレーナの回転によ
りシート状厨芥を連れ回そうとする力を強くしたり弱く
したり繰り返し変化させる結果、ブレードと周壁内面の
間からシート状厨芥を外すことができ、これにより、ス
トレーナの周壁内面に密着するシート状厨芥を確実に取
り除くことができる。
に、ストレーナの周壁内面とそれに押し当てるブレード
の間にシート状厨芥が挟まった場合でも、請求項1に記
載のものでは、ストレーナの周壁内面の摩擦係数を周方
向に異ならしめ、その周壁内面とシート状厨芥の間に生
ずる摩擦力を変化させることにより、または、請求項2
に記載のものでは、ストレーナの周壁内面にその周方向
と交差する溝を設け、その溝のエッジをシート状厨芥に
当ててそれをしごくことにより、ストレーナの回転によ
りシート状厨芥を連れ回そうとする力を強くしたり弱く
したり繰り返し変化させる結果、ブレードと周壁内面の
間からシート状厨芥を外すことができ、これにより、ス
トレーナの周壁内面に密着するシート状厨芥を確実に取
り除くことができる。
【図1】この発明の一実施例である厨芥処理装置に備え
るストレーナであり、その円筒周壁の摩擦板付近の部分
斜視図である。
るストレーナであり、その円筒周壁の摩擦板付近の部分
斜視図である。
【図2】その拡大平面図である。
【図3】その周壁内面に押し当てるブレードをブレード
支えに取り付けた状態で示す取付状態説明図である。
支えに取り付けた状態で示す取付状態説明図である。
【図4】蓋部材で被った状態で示すストレーナの平面図
である。
である。
【図5】上記厨芥処理装置の構成と、その設置状態を示
す構成設置説明図である。
す構成設置説明図である。
【図6】摩擦板の取付けの他の例を示す図2と同様な平
面図である。
面図である。
【図7】摩擦板の取付けの別の例を示す説明図である。
【図8】摩擦板の取付けの更に別の例を示す説明図であ
る。
る。
【図9】ストレーナの周壁内面に周方向と交差する溝を
設けた他の実施例であり、そのストレーナの円筒周壁の
部分平面図である。
設けた他の実施例であり、そのストレーナの円筒周壁の
部分平面図である。
【図10】従来の厨芥処理装置を示す概略縦断面図であ
る。
る。
【図11】その厨芥処理装置に備えるブレードの配置構
成を示す概略斜視図である。
成を示す概略斜視図である。
10 厨芥処理装置
12 回収室
15 ストレーナ
15c 周壁内面
18 排水路
24 上部開口
30 ブレード
35 周壁小穴
50 溝
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名)
B04B 3/00
B09B 5/00
Claims (2)
- 【請求項1】 水とともに排出した厨芥をストレーナ内
に入れ、そのストレーナを高速回転して遠心力により脱
水し、その脱水により生じた水を前記ストレーナの周壁
小穴から排水路を通して排水する一方、前記ストレーナ
の周壁内面にブレードを押し当ててその周壁内面に付着
する厨芥を掻き取るとともに、その掻き取った厨芥を前
記ブレードで順次上向きに押し上げ、前記ストレーナの
上部開口から溢れ出させて回収室内に入れる厨芥処理装
置において、前記ストレーナの周壁内面の摩擦係数を周
方向に異ならしめてなる、厨芥処理装置。 - 【請求項2】 水とともに排出した厨芥をストレーナ内
に入れ、そのストレーナを高速回転して遠心力により脱
水し、その脱水により生じた水を前記ストレーナの周壁
小穴から排水路を通して排水する一方、前記ストレーナ
の周壁内面にブレードを押し当ててその周壁内面に付着
する厨芥を掻き取るとともに、その掻き取った厨芥を前
記ブレードで順次上向きに押し上げ、前記ストレーナの
上部開口から溢れ出させて回収室内に入れる厨芥処理装
置において、前記ストレーナの周壁内面にその周方向と
交差する溝を設けてなる、厨芥処理装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17400895A JP3509311B2 (ja) | 1995-06-16 | 1995-06-16 | 厨芥処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17400895A JP3509311B2 (ja) | 1995-06-16 | 1995-06-16 | 厨芥処理装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09979A JPH09979A (ja) | 1997-01-07 |
JP3509311B2 true JP3509311B2 (ja) | 2004-03-22 |
Family
ID=15971037
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17400895A Expired - Fee Related JP3509311B2 (ja) | 1995-06-16 | 1995-06-16 | 厨芥処理装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3509311B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100988217B1 (ko) * | 2009-07-22 | 2010-10-18 | 주식회사 엘에치이 | 판형 열교환기용 인라인 필터 및 설치방법 |
KR200473579Y1 (ko) * | 2012-11-28 | 2014-07-15 | 최효진 | 자동차용 에어 필터 케이싱 |
-
1995
- 1995-06-16 JP JP17400895A patent/JP3509311B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH09979A (ja) | 1997-01-07 |
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