JP4770803B2 - ゴミの捕捉装置 - Google Patents

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本発明は、ゴミの捕捉装置に関するものである。
従来から、浴室洗い場などの排水口には目皿が着脱自在に取り付けられ、この目皿によって、排水口に流入する排水に含まれる髪の毛などのゴミを捕捉することが行われている(たとえば特許文献1参照)。
しかしながら、ゴミ(特に髪の毛)は目皿に絡みつくようにして捕捉され、またこのゴミにはしばしば洗い場で使用した石鹸滓などがこびり付いたりして排水の妨げになると共に見た目にも不衛生であり、そして、この捕捉したゴミを目皿から除去する際には、使用者は手などで上記不衛生なゴミを目皿から剥がさねばならないのであるが、ゴミは上述のように目皿に絡み付いているため、なかなか目皿から剥がれないのであって、煩雑な作業になる。
特開2002−13176号公報
本発明は上記の点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、目皿で捕捉したゴミを簡単に剥がして除去可能にするゴミの捕捉装置を提供することを課題とするものである。
上記課題を解決するために請求項1に係るゴミの捕捉装置にあっては、排水口7に着脱自在に取り付けた目皿1と、目皿1で捕捉したゴミを掻き集めるゴミ集め治具2とで成り、目皿1は中央ほど下方に位置する円錐状の内面1aを有し、ゴミ集め治具2は目皿1の内面1aに略合致する円錐状の外面2aを有すると共にその外面2aに凸又は凹形状のゴミ掻き部3が螺旋状に形成され、目皿1の中央部を、目皿1の内面1aに外面2aを近接させたゴミ集め治具2を上記螺旋方向に回転させることでゴミ掻き部3にて掻き集められるゴミの集合部4としたことを特徴とする。
これによると、ゴミ集め治具2の外面2aを目皿1の内面1aに近接させた状態でゴミ掻き部3が形成される螺旋方向に回転させることで、目皿1の内面1aに絡み付くように捕捉されたゴミを、ゴミ集め治具2のゴミ掻き部3によって掻き取り、螺旋状のゴミ掻き部3によって引き摺るようにして目皿1の中央部分の集合部4に運ぶことができ、すなわち、目皿1の中央部分の集合部4には掻き取って纏まった状態のゴミを集めることができるのであり、排水口7から目皿1を外して上下反転させることで上記纏まった状態のゴミをゴミ箱に捨てることができ、非常に簡単に且つ手を汚すこともなく排水口7からゴミを除去できる。
また、請求項2に係るゴミの捕捉装置にあっては、請求項1において、目皿1が有する多数の排水孔5は周縁に比べて中央ほど穿孔密度が高く配置されたことを特徴とする。これによると、目皿1の周縁から流れ込む排水も目皿1の内面1a上を伝わせてなるべく目皿1の中央側を通過させるようにできるから、排水に含まれるゴミの捕捉効率を向上できる。
また、請求項3に係るゴミの捕捉装置にあっては、請求項1又は2において、目皿1の少なくとも内面1aとゴミ集め治具2の少なくとも外面2aは滑性材料で構成されたことを特徴とする。これによると、ゴミ集め治具2をその外面2aが目皿1の内面1aに近接された状態で回転させる際の摩擦抵抗を低下させることができ、ゴミの除去にかかる作業性を向上できる。
本発明にあっては、非常に簡単に且つ手を汚すこともなく排水口からゴミを除去させることができる、という利点を有する。
以下、本発明を添付図面に示す実施形態に基いて説明する。
本発明の目皿1を浴室の洗い場の排水口7に配置した状態を図2に示す。図に示すように浴室の床パン6は洗い場を構成する洗い場部6aと浴槽が設置される浴槽設置部6bを備え、洗い場部6aと浴槽設置部6bの間には堰部6cを立ち上げている。排水口7は洗い場の浴槽設置部6b側の端部に形成してあり、この排水口7には排水トラップ8が取り付けられている。
排水トラップ8は、排水口7の下方に配置される容器状のトラップ本体9と、トラップ本体9に取り付けた取付用筒体10と、トラップ本体9の内側に挿入される封水筒体11とを備えている。
トラップ本体9の上面に形成した開口部には取付用筒体10の下部をねじ込んであり、この取付用筒体10の上端部外周から突設した上側鍔部10aとトラップ本体9の開口部の周縁部9aとでパッキン12を介して排水口7の周縁部を挟持して、トラップ本体9を水密的に排水口7に取り付けている。排水口7の周縁部は段部13を介して床パン6の洗い場部6aの上面よりも低くなっており、これにより洗い場部6aに排水カバー14を配置するための上方に開口する凹所15を形成している。
トラップ本体9の外周壁部の上部には排出口部16を設けてあり、排出口部16にはトラップ本体9内の排水を外部に排出するための排水管18を接続している。また、トラップ本体9の外周壁部の下部には連通口部17を設けてあり、連通口部17には浴槽から排出された水をトラップ本体9内へと導く導入管19を接続している。
取付用筒体10の下端部内周からは下側鍔部10bを突設してあり、下側鍔部10b上には封水筒体11の上端部に周設した鍔部11aを載置している。封水筒体11の下部はトラップ本体9の排出口部16よりも下方の位置まで挿入してあり、これにより封水筒体11の下部はトラップ本体9内の溜水T内に浸かってトラップ本体9内に封水部20を形成する。
排水口7には排水に含まれるゴミを捕捉するための目皿1が配置される。目皿1は、たとえばその外周縁部1bを取付用筒体10の上側鍔部10a上や封水筒体11の鍔部11a上に載置したり、取付用筒体10の内周面にバヨネット結合等でねじ込んだりして、排水口7に着脱自在に取り付けられる。
また、前述の凹所15には排水カバー14を配置している。排水カバー14の外周部には下方に向けて脚部14aを突設している。排水カバー14は脚部14aを段部13の上段面に載置することで目皿1の上方に設置されて排水口7を覆い隠す。
上記排水カバー14の上面は床パン6の洗い場部6aの上面と略面一となる。また、排水カバー14と凹所15の内周面との間には排水トラップ8に水を流すための流水用隙間21が形成される。流水用隙間21は、排水カバー14の外周縁から下方に突出して前記脚部14aを構成する外周壁部の下端部に切欠を設け、該切欠を流水用隙間21としたり、排水カバー14の外周部の周方向の複数箇所に脚部14aを設け、脚部間14aの隙間を流水用隙間21とする等して形成される。
上記排水構造にあっては、床パン6の洗い場部6a上の水が、凹所15の内周面と排水カバー14の外周面との間の隙間、前記流水用隙間21を順に通って、更に目皿1で髪の毛等のゴミを捕捉した後に、排水トラップ8に流入し、封水部20を経て排出口部16から排水管18に排水される。
ところで、本例の目皿1は、図3のように、中央ほど下方に位置する円錐皿状に形成され、その内面1aが排水口7の上方(本例では浴室)側になるように配置される。換言すると目皿1の内面1aの水平面に対する傾斜角度θは1°以上である。また、目皿1は多数の排水孔5を有するが、この排水孔5は周縁に比べて中央ほど穿孔密度が高く配置されている。なお、本例の排水孔5は螺旋状に配列されている。したがって、目皿1の周縁から流れ込む排水も目皿1の内面1a上を伝わせてなるべく目皿1の中央側を通過させるようにできるから、排水に含まれるゴミの捕捉効率が向上されている。
上記目皿1にて補足された髪の毛等のゴミは、目皿1の内面1aに絡み付くような状態で捕捉されるのであって、これを剥がして除去するのは煩雑な作業であるが、本例ではゴミ集め治具2を用いることでこのゴミの除去作業を容易にならしめている。このゴミ集め治具2は目皿1と共に、排水に含まれるゴミを捕捉して除去するゴミ捕捉装置を構成する。
ゴミ集め治具2は、図4のように、目皿1の内面1aに略合致する円錐状の外面2aを有したブロック状部材であり、その外面2aには目皿1の内面1aに捕捉された髪の毛などのゴミを引っ掛けて掻き取ることを可能にするゴミ掻き部3が螺旋状に形成されている。ゴミ掻き部3は、本例では螺旋状に連続する凸条で構成されているが、目皿1の内面1aに捕捉された髪の毛などのゴミを引っ掛けて掻き取ることが可能であれば、目皿1の内面1aから凹ませた凹形状に形成してもよく、また螺旋状に連続させずに間欠的に形成してもよい。また、ゴミ集め治具2にはその上方に操作用取手22が突出されている。操作用取手22は円錐軸の偏心位置に設けるのがよく、本例では上面の外周縁部に形成されている。
このゴミ集め治具2を用い、目皿1にて捕捉されたゴミを除去するには、図1(a)のようにゴミ集め治具2の円錐先端部を下にして目皿1に上方から挿入して、ゴミ集め治具2の外面2aを目皿1の内面1aに近接させ(矢印A)、次いで図1(b)のようにゴミ集め治具2の外面2aを目皿1の内面1aに近接させた状態でゴミ掻き部3が形成される螺旋方向と同方向に回転させる(矢印B)。これにより、目皿1の内面1aに絡み付くように捕捉されたゴミを、ゴミ集め治具2のゴミ掻き部3によって掻き取り、螺旋状のゴミ掻き部3によって引き摺るように丸めて纏めつつ、目皿1の中央部分に寄せ集めるように運ぶことができるのである(矢印C)。目皿1の内面1aの中央部分である円錐先端の凹状部位は、いわゆるゴミ集め治具2にて目皿1から掻き取って纏められたゴミを溜めるポケットのような集合部4として機能する。したがって、その後に、排水口7から目皿1を外して上下反転させることで、上記集合部4にある纏まった状態のゴミをゴミ箱に捨てることができるのであり、非常に簡単に且つ手を汚すこともなく排水口7からゴミを除去できるのである。
ここで、目皿1の少なくとも内面1aとゴミ集め治具2の少なくとも外面2aを滑性材料で構成させるのが良い。本例では目皿1自身やゴミ集め治具2自身を滑性材料で形成させている。滑性材料としてはPOM(ポリアセタール樹脂)やABS(アクリロニトリル・ブタジエン・スチレン樹脂)やPP(ポリプロピレン樹脂)を好適に用いることができる。
なお、図示はしないが、目皿1の内面1aに凸又は凹形状のゴミ捕捉補助部を形成してもよく、これによると排水に含まれる髪の毛等のゴミをゴミ捕捉補助部に纏めて引っ掛けるようにして目皿1に捕捉させることができるのであり、ゴミ集め治具2のゴミ掻き部3によってゴミを掻き取って纏めることが更に容易になるのであって、より簡単に排水口7からゴミを除去できるのである。
本発明の実施の形態の例の排水口からのゴミ除去作業を説明するものであり、(a)は目皿にゴミ集め治具を挿入する状態の斜視図であり、(b)は目皿に挿入したゴミ集め治具を回転させた状態の概略側断面図である。 同上の目皿を配置した排水口付近の側断面図である。 同上の目皿であり、(a)は側面図であり、(b)は(a)の上面図であり、(c)は(a)のX−X線断面図である。 同上のゴミ集め治具であり、(a)は側面図であり、(b)は(a)の下面図であり、(c)は(a)のY−Y線断面図である。
符号の説明
1 目皿
1a 内面
2 ゴミ集め治具
2a 外面
3 ゴミ掻き部
4 集合部
7 排水口

Claims (3)

  1. 排水口に着脱自在に取り付けた目皿と、目皿で捕捉したゴミを掻き集めるゴミ集め治具とで成り、目皿は中央ほど下方に位置する円錐状の内面を有し、ゴミ集め治具は目皿の内面に略合致する円錐状の外面を有すると共にその外面に凸又は凹形状のゴミ掻き部が螺旋状に形成され、目皿の中央部を、目皿の内面に外面を近接させたゴミ集め治具を上記螺旋方向に回転させることでゴミ掻き部にて掻き集められるゴミの集合部としたことを特徴とするゴミの捕捉装置。
  2. 目皿が有する多数の排水孔は周縁に比べて中央ほど穿孔密度が高く配置されたことを特徴とする請求項1のゴミの捕捉装置。
  3. 目皿の少なくとも内面とゴミ集め治具の少なくとも外面は滑性材料で構成されたことを特徴とする請求項1又は2記載のゴミの捕捉装置。
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