JP3145356B2 - 排水口の目詰まり防止装置 - Google Patents

排水口の目詰まり防止装置

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JP3145356B2
JP3145356B2 JP25039698A JP25039698A JP3145356B2 JP 3145356 B2 JP3145356 B2 JP 3145356B2 JP 25039698 A JP25039698 A JP 25039698A JP 25039698 A JP25039698 A JP 25039698A JP 3145356 B2 JP3145356 B2 JP 3145356B2
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隆司 大嶺
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、排水口の目詰まり
防止装置に係わり、特にビルの屋上やベランダ等の屋外
に設けられる排水口に設けて使用する排水口の目詰まり
防止装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、特にビルの屋上やベランダ等の屋
外に設けられる排水口には、例えば落ち葉等、種々のゴ
ミや泥が収集されやすいため、排水管内でこれらのゴミ
等が支えたりすることがないように、一般的に排水管内
への所定大きさのゴミの進入を防止する排水口蓋が設け
られていることが多い。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うに排水口蓋を設けることにより、泥やゴミが排水口に
て捕捉されるので、排水管内においてゴミが支えること
は防止されるが、排水口蓋により捕捉されたゴミを定期
的に除去しないと排水口蓋で目詰まりが発生し、この目
詰まりにより排水機能が低下、もしくは機能しなくなる
恐れがあった。
【0004】また、このように屋外に設けられる排水口
にあっては、定期的な清掃は手間がかかるばかりか、普
段目に付きにくい場所に配設されているものにあって
は、清掃を忘れがちになりやすいといった問題があっ
た。
【0005】本発明は、このような問題点に着目してな
されたもので、排水口の目詰まりを手間をかけることな
く防止することが出来る排水口の目詰まり防止装置を提
供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明の排水口の目詰まり防止装置は、風圧を受け
ることにより回転する回転装置と、この回転装置の回転
に伴って排水口部を回転する排水口目詰まり防止用の回
転部材とからなり、該回転部材が、排水口の上方に立設
される固定管内に軸心周りに回転自在に嵌挿される回転
軸の下部に設けられるとともに、この回転軸が、前記固
定管に対して上下方向に位置調整可能に設けられている
ことを特徴としている。この特徴によれば、風を受けて
回転装置が回転するのに伴って、回転部材が排水口部を
自動的に回転するため、排水口部に支えたゴミ等は、前
記回転部材により絶えず強制的に移動され、排水口部に
て支えたまま固まることがないので、目詰まりが発生し
にくくなる。また、回転部材の排水口上での回転高さ位
置を、装置の設置後において容易に調節することが出来
る。
【0007】 本発明の排水口の目詰まり防止装置は、前
記回転装置が、風向追随装置であることが好ましい。こ
のようにすれば、回転装置が風向きにより左右いずれの
方向にも回転するので、一方向からの押圧に対して動き
にくいゴミでも、逆方向からの回転部材の押圧により簡
単に移動される。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図面に基
づいて説明すると、まず図1には本発明の実施例として
の排水口の目詰まり防止装置1が、例えばビルの屋上等
の地面Gの所定箇所に配設された排水口の上方に設けら
れた状態が示されている。図1における5は、図2に示
されるように、地中に埋設された排水管3の上端部に載
置され、地面Gよりも下方に排水口4を形成する受部材
であり、6は周面に複数の縦穴9が形成された蓋部材を
それぞれ示している。
【0009】 受部材5の中心部に上下方向に形成された
貫通路7により、受部材5の上面に形成された凹部8の
底面8a上には排水口4が形成されており、この排水口
4の周縁部に形成された環状溝10内に、図3のように
複数の長穴27が形成された排水口蓋11が、排水口4
を覆うように載置出来るようになっている。さらに受部
材5の下面からは、外径が排水管3の内径よりもわずか
に小径の突出管12が下方に向かって突設されており、
この突出管12を排水管3の上端開口部内に嵌合させる
ことで、貫通路7内と排水管3内とが連通されるように
なっている。この時受部材5の下半部は地面Gに形成さ
れた凹部13内に埋没され、フランジ部14を介して地
面Gに支持されている。また、15は蓋部材6を位置決
めする突片であり、凹部8の周縁に突設されている。
【0010】 蓋部材6の上面中心部には、上部に中空の
固定管16が立設された固定部材17がボルト・ナット
18を介して固設されており、内部には上下方向に延び
る回転軸19が軸心周りに回転自在に、かつ上下方向に
摺動自在に嵌挿されている。回転軸19の下端は、蓋部
材6の中心部に形成された孔部6aを挿通して排水口4
の上方まで延設されており、この下端部には、排水口蓋
11の上面に下端が摺接可能なブラシ部20と、このブ
ラシ部20を取り付ける回転棒21とからなる回転部材
が回転自在に設けられている。なお、この回転棒21及
びブラシ部20の長さは任意であり、排水口4の直径と
ほぼ同等、もしくはその近傍の上面8aにまで届くよう
に長めに設けられていてもよい。
【0011】 22は回転装置としての風車部を示し、固
定管16の上端より上方に延設された回転軸19に上下
方向に摺動自在に嵌挿される固定体23と、この固定体
23の周面より放射状に延びるように設けられた水平棒
24の先端に固設された受風部25とからなる。この固
定体23の周面には回転軸19方向に向けてネジ26が
螺入されており、このネジ26を締め付けることで固定
体23を回転軸19に対して軸心周りに回転不能、かつ
上下方向に摺動不能とすることが出来る。
【0012】 そしてこの固定体23の下端面23aは固
定管16の上端面16a上にて回転自在に支承されるよ
うになっているので、固定体23を回転軸19の所定箇
所に固定すれば、風車部22の回転とともに、回転軸1
9が軸心周りに回転する。また、回転軸19に対する固
定体23の上下方向の取付位置を調整すれば、回転軸1
9を介してブラシ部20の高さ位置が図2中2点鎖線で
示されるように変化するので、ブラシ部20の下端と排
水口蓋11上面との摺接圧を、装置の設置後において容
易に調整することが出来る。
【0013】 このように構成された本発明の実施例とし
ての排水口の目詰まり防止装置1の作用を図1〜3に基
づいて説明すると、降雨時における雨水の排水とともに
排水口4の周辺に収集される泥やゴミのうち、まず大き
なゴミ(例えば落ち葉等)は蓋部材6により捕捉され、
縦穴9よりも小さなゴミや泥が雨水とともに凹部8内に
進入する。そして凹部8内に進入し、排水口蓋11を通
過出来ずに捕捉されたゴミや泥は、図3に示されるよう
に排水口蓋11上面に堆積されていく(ゴミは図示
略)。
【0014】 このような状況において、風車部22の受
風部25が風圧を受けて回転されると、固定体23及び
回転軸19が風車部22と同方向に回転されるため、こ
の回転軸19の下端のブラシ部20及び回転棒21とが
排水口蓋11の上方で回転される。この回転する回転棒
21により、排水口蓋11に捕捉されて上面、もしくは
長穴27内に支えているゴミが自動的に移動され、排水
口蓋11の周辺に排除されたり、回転棒21に押されて
長穴27内を通過して排水管3内へ強制的に落とされ
る。よって、ゴミが排水口蓋11の長穴27を塞ぐよう
にどとまって排水機能が著しく低下、もしくは停止する
ようなことがない。
【0015】 また、ブラシ部20の下端が排水口蓋11
の上面に摺接するように設けられているので、特に降雨
後に排水口蓋11上、もしくは長穴27内で乾燥してこ
びりついた泥等も、ブラシ部20により削り取られて排
水管3内へ徐々に落とされていく。よって泥等による目
詰まりも防止出来る。
【0016】 このように排水口蓋11に捕捉されたゴミ
や泥は、受風部25が所定風圧を受けて回転されるに伴
い回転するブラシ部20により絶えず移動され、所定箇
所にとどまることがないので、排水口4にゴミ等が支え
ることがない。また、ブラシ部20の回転は、晴天時、
あるいは降雨時における雨水の排水時を問わず、絶えず
自動的に行われるため、定期的なメンテナンスが不要と
なる。
【0017】 次に、図4には本発明の第2実施例として
の回転装置が示されている。このように回転装置は、前
述の実施例のように一方方向に回転される風車のみなら
ず、図のように左右いずれの方向にも回転される風向追
随装置28が使用されてもよい。この風向追随装置28
により、回転棒21、ブラシ部20も左右いずれの方向
にも回転されるので、一方向に動きにくくなっているゴ
ミも逆方向から容易に動かすことが可能となる。
【0018】 さらに図5には、本発明の第3実施例とし
ての排水口の目詰まり防止装置1が示されている。本実
施例と前述の第1実施例との相違点は、回転軸19が嵌
挿される固定管16が、蓋部材6ではなく、固定管16
の下部から外方に張り出すように設けられた脚フレーム
30と、脚フレーム30の下端に設けられ、下面が排水
口蓋11の外方の地面上に設置するウェイト31とから
構成される支持体32により支持されている点と、受風
部25が板状に形成されている点である。その他第1実
施例と同様の構成部は同様の符号を付し、説明を省略す
ることにする。
【0019】 このように排水口蓋11上を回転する回転
棒21及びブラシ部20と、風車部22とを有する回転
軸19は蓋部材6等に限らず、こうした支持体32等に
より支持されていてもよく、前述の第1実施例と同様の
作用・効果を得ることが出来るばかりか、排水口4が第
1実施例のような受部材5等を用いることなく、地面G
上に直接設けられているような場合にあっても、本実施
例の排水口の目詰まり防止装置1を適用することが出来
る。なお、本実施例における支持体32は、ウェイト3
1の重量を利用して固設するようになっているが、例え
ば脚フレーム30が地面Gに直接埋め込まれることによ
り固定されていてもよい。
【0020】 以上、本発明の実施例を図面により説明し
てきたが、具体的な構成はこれら実施例に限られるもの
ではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における変更
や追加があっても本発明に含まれる。
【0021】 例えば、本実施例中における回転棒21、
及びブラシ部20の形状、長さ等は任意であり、回転棒
21、及びブラシ部20が排水口4の外方まで延びるよ
うに形成されていてもよく、種々に変形可能である。
【0022】
【発明の効果】本発明は以下の効果を奏する。
【0023】 (a)請求項1項の発明によれば、風を受
けて回転装置が回転するのに伴って、回転部材が排水口
部を自動的に回転するため、排水口部に支えたゴミ等
は、前記回転部材により絶えず強制的に移動され、排水
口部にて支えたまま固まることがないので、目詰まりが
発生しにくくなる。また、回転部材の排水口上での回転
高さ位置を、装置の設置後において容易に調節すること
が出来る。
【0024】 (b)請求項2項の発明によれば、回転装
置が風向きにより左右いずれの方向にも回転するので、
一方向からの押圧に対して動きにくいゴミでも、逆方向
からの回転部材の押圧により簡単に移動される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例としての排水口の目詰まり防止
装置の使用状態を示す斜視図である。
【図2】図1の縦断面図である。
【図3】図1の排水口の目詰まり防止装置の作用を示す
斜視図である。
【図4】本発明の第2実施例の要部を示す斜視図であ
る。
【図5】本発明の第3実施例としての排水口の目詰まり
防止装置の使用状況を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 排水口の目詰まり防止装置 3 排水管 4 排水口(排水口部) 5 受部材 6 蓋部材 6a 孔部 7 貫通路 8 凹部 8a 底面 9 縦穴 10 環状溝11 排水口蓋 12 突出管 13 凹部 14 フランジ部 15 突片 16 固定管 16a 上端面 17 固定部材 18 ボルト・ナット 19 回転軸 20 ブラシ部(回転部材) 21 回転軸(回転部材) 22 風車部(回転装置) 23 固定体 24 水平棒 25 受風板 26 ネジ 27 長穴 28 風向追随装置(回転装置) 30 脚フレーム 31 ウェイト 32 支持体 G 地面

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 風圧を受けることにより回転する回転装
    置と、この回転装置の回転に伴って排水口部を回転する
    排水口目詰まり防止用の回転部材とからなり、該回転部
    材が、排水口の上方に立設される固定管内に軸心周りに
    回転自在に嵌挿される回転軸の下部に設けられるととも
    に、この回転軸が、前記固定管に対して上下方向に位置
    調整可能に設けられていることを特徴とする排水口の目
    詰まり防止装置。
  2. 【請求項2】 前記回転装置が、風向追随装置である請
    求項1に記載の排水口の目詰まり防止装置。
JP25039698A 1998-08-20 1998-08-20 排水口の目詰まり防止装置 Expired - Lifetime JP3145356B2 (ja)

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