JPH0780436A - 厨芥処理装置 - Google Patents

厨芥処理装置

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Publication number
JPH0780436A
JPH0780436A JP5177317A JP17731793A JPH0780436A JP H0780436 A JPH0780436 A JP H0780436A JP 5177317 A JP5177317 A JP 5177317A JP 17731793 A JP17731793 A JP 17731793A JP H0780436 A JPH0780436 A JP H0780436A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
strainer
garbage
peripheral wall
kitchen waste
blade
Prior art date
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Pending
Application number
JP5177317A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazutsuka Yoshida
千束 吉田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Elemex Corp
Original Assignee
Ricoh Elemex Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Elemex Corp filed Critical Ricoh Elemex Corp
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Publication of JPH0780436A publication Critical patent/JPH0780436A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ストレーナの周壁内面に付着した厨芥をきれ
いに取り除くことができ、完全に脱水し切れなかった水
が回収室内に入るおそれをなくし、また多量の厨芥を処
理するときに脱水作業を一時中断する必要をなくす。 【構成】 ストレーナ16内にブレード支え14bを垂
下し、それに取り付ける板ばね24でブレード体25の
ブレード27をストレーナ16の周壁内面16dに押し
当て、ストレーナ16に連れ回りすることなくそのスト
レーナ16内に保持する。そして、そのブレード27の
エッジで周壁内面16dに付着する厨芥を掻き取るとと
もに、そのブレード27の上面でその掻き取った厨芥を
順次上向きに押し上げ、やがてストレーナ16の上部開
口から回収通路へと放出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、たとえばシンクの排
水口に接続して流し台内に設置し、排水口から水ととも
に排出する生ゴミ等の厨芥を脱水し、水と脱水後の厨芥
とに分離処理する厨芥処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の厨芥処理装置では、シン
ク等の排水口から水とともに排出した厨芥をかご型のス
トレーナに入れ、そのストレーナを高速回転して遠心力
により脱水し、その脱水により生じた水をストレーナの
周壁小穴からストレーナ収納室へ入れ、そのストレーナ
収納室から排水路を通して外部へと排水するとともに、
脱水後の厨芥を回収通路を通して回収室へと移送してい
た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、このような
従来の厨芥処理装置では、 多くの場合、ストレーナの周壁内面に付着した厨芥
をきれいに取り除くことが困難であり、やがて目詰まり
を生ずる問題があった。 脱水後の厨芥を回収通路を通して回収するとき、完
全に脱水し切れなかった水が回収室内に入ってしまう問
題があった。 多量の厨芥を処理するときは、脱水作業を一時中断
しなければならない問題があった。
【0004】そこで、この発明の目的は、そのような従
来の問題を解決し、ストレーナの周壁内面に付着した厨
芥をきれいに取り除くことができ、完全に脱水し切れな
かった水が回収室内に入るおそれがなく、また多量の厨
芥を処理するときに脱水作業を一時中断する必要のない
厨芥処理装置を得ることにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】そのため、この発明は、
たとえば以下の図示実施例に示すとおり、水とともに排
出した厨芥をストレーナ16に入れ、そのストレーナ1
6を高速回転して遠心力により脱水し、その脱水により
生じた水を前記ストレーナ16の周壁小穴からストレー
ナ収納室15に入れ、そのストレーナ収納室15から排
水路19を通して排水するとともに、脱水後の厨芥を回
収通路20を通して回収室22へと移送する厨芥処理装
置13において、前記ストレーナ16の周壁内面16d
に押し当ててその周壁内面16dに付着する厨芥を掻き
取るとともに、その掻き取った厨芥を順次上向きに押し
上げ、最後に前記ストレーナ16の上部開口16bから
前記回収通路20へと放出する複数のブレード27を、
前記ストレーナ16内に保持してなる、ことを特徴とす
る。
【0006】このとき、以下の図示実施例に示すとお
り、前記回収通路20の内面に沿って網状部材21を設
け、また前記回収通路20の内面を、厨芥の付着を防止
する凹凸形状につくるとよい。
【0007】
【作用】そして、ストレーナ16の周壁内面16dに付
着した脱水後の厨芥を個々のブレード27で掻き取り、
その掻き取った厨芥をそれらのブレード27で順次上向
きに押し上げ、最後にストレーナ16の上部開口16b
から回収通路20へと放出する。
【0008】回収通路20の内面に沿って網状部材21
を設け、また回収通路20の内面を厨芥の付着を防止す
る凹凸形状につくることにより、回収通路20へと放出
した厨芥をその回収通路20の内面に付着することなく
回収室22へと移送する。
【0009】
【実施例】以下、図面に基づき、この発明の一実施例を
説明する。図1には、この発明の一実施例である厨芥処
理装置の構成と、その設置状態を示す。図中符号10
は、流し台のシンクである。シンク10の排水口10a
には、ディスポーザ11を取り付けてなる。ディスポー
ザ11には、L字型の排水管12の一端を接続する。排
水管12の他端は、この発明による厨芥処理装置13に
接続する。
【0010】この発明による厨芥処理装置13は、ケー
ス14内にストレーナ収納室15を設ける。ストレーナ
収納室15内には、ストレーナ16を収納する。ストレ
ーナ16は、かご型で、円筒周壁16aの上部に上部開
口16bを有し、図示しないが円筒周壁16aに複数の
小穴を設けてなる。そして、そのようなストレーナ16
は、その底壁16cの中心に、モータ17のモータ軸1
8を接続してそれで円筒周壁16aの軸線まわりに回転
自在に支持する。
【0011】上述のストレーナ収納室15は、図示する
とおり、底部から排水路19に通じ、上部から回収通路
20に通じている。回収通路20には、内面に沿って網
状部材21を設ける。そして、その回収通路20を介し
て回収室22と連通する。回収室22は、ケース14内
においてストレーナ収納室15やモータ収納空間23に
隣接して設け、図示しないがその中に生ゴミ回収用の袋
を交換自在に取り付けてなる。
【0012】ところで、図示実施例の厨芥処理装置13
では、図1では省略するが、ケース14の頂壁14aか
らブレード支えを垂下する。ブレード支えは、図2中符
号14bで示すとおり横断面L字型をなし、回収通路2
0を横切って先端をストレーナ16内に入れてなる。そ
して、そのブレード支え14bに取り付ける板ばね24
を介し、ブレード体25を、ストレーナ16の円筒周壁
16aの周壁内面16dに押し当てる。
【0013】ブレード体25は、図3に示すように、横
断面直方体形状の支柱26と、それと一体でその一面2
6aからのびる複数のブレード27とからなる。ブレー
ド27は、U字状に折り返してその折り返した部分27
aを先端に向け徐々に高く形成し、同一間隔で互いに平
行に保持して多段に設ける。そして、図4に示すとおり
折り返した部分27aの先端a側の高さを上段のブレー
ド27の折り返した部分27aの基部b側の高さよりh
だけ高くし、上述の板ばね24の付勢力で図5に示すと
おり折り返した部分27aのエッジ27bをストレーナ
16の周壁内面16dに押し当てる構成とする。
【0014】また、図2に示すとおり、ストレーナ16
の周壁内面16dに沿ってブレード体25位置よりその
ストレーナ16の回転方向上流側に、同様にケース14
の頂壁14aから垂下して案内部材28を設け、回収通
路20を横切って先端をストレーナ16内に入れてな
る。案内部材28は、横断面が楕円形状に近い柱状をな
す。
【0015】図1において、いま、流し台のシンク10
で発生した生ゴミを、水とともに排水口10aから排出
すると、それらの生ゴミはディスポーザ11に入る。そ
こで、そのディスポーザ11で粉砕し、その粉砕した生
ゴミを排水管12を通して流出してこの発明による厨芥
処理装置13のストレーナ16内に入れる。
【0016】そうして、モータ17の駆動によるストレ
ーナ16の高速回転で、ストレーナ16内に入れた生ゴ
ミに遠心力を与え、ブレード支え14bに付着しないよ
うに案内部材28で案内してストレーナ16の周壁内面
16dに付着する。そして、遠心力により脱水し、脱水
により生じた水をストレーナ16の円筒周壁16aに設
ける複数の小穴からストレーナ収納室15内に入れ、排
水路19を通して外部へと排水する。
【0017】他方、脱水後の生ゴミは、ストレーナ16
の周壁内面16dに付着するが、その付着する生ゴミを
周壁内面16dに押し当てるブレード27のエッジ27
bで掻き取る。そして、その掻き取った生ゴミを折り返
した部分27aの上面27c(図3参照)で案内して順
次上向きに押し上げる。このとき、ブレード27の折り
返した部分27aの上面27cの幅を一定以下とし、回
収通路20へと送り出す生ゴミの量を制限する。これに
より、折り返した部分27a上や回収通路20内での生
ゴミ詰まりをなくし、また脱水不良を防止する。
【0018】そして、折り返した部分27aの上面27
cで順次上向きに押し上げた生ゴミを、最後にストレー
ナ16の上部開口16bから回収通路20へと放出す
る。回収通路20へと放出した生ゴミは、網状部材21
で回収通路20の内面に付着することを防止しながら、
回収室22へと移送し、たとえばその回収室22内の袋
等に入れる。そして、その袋等を適宜取り出し、新しい
ものと交換する。
【0019】さて、上述した図示実施例では、長さの等
しい複数のブレード27を平行に設け、各ブレード27
での生ゴミ押し上げ量を同一とした。しかし、複数のブ
レード27は、等しい長さである必要はないし、また平
行である必要もなく、各ブレード27で押し上げる量を
違えてもよい。
【0020】また、複数のブレード27をストレーナ1
6の回転方向同一位置に多段に重ねて設けた。しかし、
回転方向同一位置に設ける必要はなく、回転方向の複数
位置に分けて設ける構成としてもよい。なお、この場合
にも当然に、上段のブレード27と生ゴミの押し上げ領
域が一部重なっていることが必要である。もし重なって
いないと、その重なっていない部分の生ゴミがストレー
ナ16の周壁内面16dに線状に残ってしまうこととな
る。
【0021】さらにまた、上述した図示実施例では、回
収通路20の内面に沿って網状部材21を設けた。しか
し、それに代えて、たとえばケース14の内面を網目状
に形成したり、内面にナシ地加工やヘアーライン加工を
施し、内面を生ゴミ等の厨芥の付着を防止する凹凸形状
につくってもよい。
【0022】
【発明の効果】したがって、この発明による厨芥処理装
置では、複数のブレードをストレーナの周壁内面に押し
当てるから、それらのブレードで、周壁内面に付着した
生ゴミ等の厨芥をきれいに掻き取ることができる。ま
た、ストレーナを高速回転して遠心力を与えながら、複
数のブレードを用いて厨芥を順次上向きに押し上げるか
ら、十分な脱水を行うことができ、脱水し切れなかった
水が回収室内に入るおそれはない。さらにまた、多量の
厨芥を処理するときにも、脱水作業を一時中断する必要
がない。
【0023】請求項2および3に記載のものでは、回収
通路の内面に沿って網状部材を設け、また回収通路の内
面を厨芥の付着を防止する凹凸形状につくるから、それ
らの網状部材や凹凸形状で、回収通路へと放出した厨芥
がその回収通路の内面に付着することを防止し、回収通
路で詰まりを生ずることなく脱水後の厨芥を確実に回収
室へと移送することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例である厨芥処理装置の構成
と、その設置状態を示す構成設置説明図である。
【図2】その厨芥処理装置のストレーナ部分を上から見
て示す部分概略平面図である。
【図3】その厨芥処理装置で使用するブレード体の部分
斜視図である。
【図4】そのブレードの折り返した部分の相互の関係を
示す説明図である。
【図5】その折り返した部分とストレーナとの配置関係
を示す説明図である。
【符号の説明】
13 厨芥処理装置 15 ストレーナ収納室 16 ストレーナ 16b 上部開口 16d 周壁内面 19 排水路 20 回収通路 21 網状部材 22 回収室 27 ブレード

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水とともに排出した厨芥をストレーナに
    入れ、そのストレーナを高速回転して遠心力により脱水
    し、その脱水により生じた水を前記ストレーナの周壁小
    穴からストレーナ収納室に入れ、そのストレーナ収納室
    から排水路を通して排水するとともに、脱水後の厨芥を
    回収通路を通して回収室へと移送する厨芥処理装置にお
    いて、前記ストレーナの周壁内面に押し当ててその周壁
    内面に付着する厨芥を掻き取るとともに、その掻き取っ
    た厨芥を順次上向きに押し上げ、最後に前記ストレーナ
    の上部開口から前記回収通路へと放出する複数のブレー
    ドを、前記ストレーナ内に保持してなる、厨芥処理装
    置。
  2. 【請求項2】 前記回収通路の内面に沿って網状部材を
    設けてなる、請求項1に記載の厨芥処理装置。
  3. 【請求項3】 前記回収通路の内面を、厨芥の付着を防
    止する凹凸形状につくってなる、請求項1に記載の厨芥
    処理装置。
JP5177317A 1993-06-24 1993-06-24 厨芥処理装置 Pending JPH0780436A (ja)

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JP5177317A JPH0780436A (ja) 1993-06-24 1993-06-24 厨芥処理装置

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JP5177317A JPH0780436A (ja) 1993-06-24 1993-06-24 厨芥処理装置

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JPH0780436A true JPH0780436A (ja) 1995-03-28

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ID=16028874

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JP5177317A Pending JPH0780436A (ja) 1993-06-24 1993-06-24 厨芥処理装置

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