JP2006256749A - 廃油回収容器 - Google Patents

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Yoshio Yoshida
良雄 吉田
Kazuo Sasajima
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Abstract

【課題】エスカレータ等のトラス下部における廃油を、塵埃等のごみと分別しながら同時に収集でき、かつ作業者への負担増大を極力抑えた廃油回収容器を提供する。
【解決手段】廃油回収容器100は、少なくとも開口部10の一部に濾過部材14を有する。また、開口部10に連接する傾斜面24を更に有するようにしてもよい。また、濾過部材14上を摺動する摺動部材を更に有するようにしてもよい。また、濾過部材14の下面には、廃油逆流防止部材を更に有するようにしてもよい。
【選択図】図1

Description

本発明は、エスカレータのトラス内、特にトラス床面に溜まった廃油を回収し、同じくトラスに溜まったごみと分別収集するための廃油回収容器に関する。
エスカレータのトラス床面に溜まった廃油を回収する際に、専用の回収装置または容器がないため、従来、空き缶等の回収容器にちりとり等を使用して掬い取ったり、吸収紙やウエスに一旦吸収させ、ビニール袋に入れて廃棄したりしている。
エスカレータのトラス床面には、廃油だけでなく塵埃やタバコの吸殻等のごみも混ざっており、ちりとり等を用いて回収する場合には、廃油とごみが分別されずに回収される。また、廃油回収専用の道具ではないため、うまく回収できなかったり、掬い取った廃油を回収容器に移す際に誤ってこぼしてしまったりといった不具合が発生する。
廃油の回収は一般にエスカレータ等の保守点検作業時に行われ、作業時には大量の廃油を回収することになる。このため、吸収紙やウエスを用いる場合には膨大な量の吸収紙等を用意する必要があり、発生する廃棄物の量が膨大となるばかりでなく、運搬時には廃棄物を入れたビニール袋が破損する恐れもある。また、廃油の粘度が高い場合には、吸収紙に吸収するのに時間がかかってしまい、作業員の負担も大きい。
そこで、例えば特許文献1〜4に挙げるような廃油回収装置が提案されている。
特許文献1には、エスカレータ機械室のオイルパン用廃油処理装置が開示されている。この装置によれば、廃油は、廃油導入管を介して吸引されるため、廃油導入管よりも大きなごみについては、ほとんど回収することができない。一方、特許文献2に開示されているエスカレータ等機械室などの廃油回収装置では、トラスの外に装置を設置して廃油を回収するため、トラス全体から廃油やごみを回収するのは困難である。さらに特許文献3に記載された廃油回収装置については、装置自体がかなり大がかりであり、エスカレータ等のトラス清掃に使用するのは容易でない。その上特許文献2および3については、電動のポンプを使用するため、電源を確保する必要もある。
また、特許文献4には、エスカレータの機械室用清掃装置が開示されている。この装置によれば、機械室の床面に吸収剤を封入した袋状本体を予め敷設しておくので、エスカレータの踏段から落下する廃油やごみの回収も同時に行うことができ、さらに、作業時の負担も軽減される。
特開平7−144868号公報 特開平7−257863号公報 特開2000−93954号公報 特開2001−192196号公報
しかしながら、特許文献4に記載された清掃装置は、エスカレータ機械室内に常時設置されているので、廃油がオーバーフローしないよう、通常の保守点検よりも頻繁に清掃装置の状態を確認する必要が生じてしまう。また、廃油とごみが分別されていないばかりでなく、廃油を吸収させた回収装置本体も毎回廃棄することとなるので、廃棄費用が膨大となり、さらに廃棄するかさ量が多くなるため環境上好ましくない。また仮に、この廃棄費用を抑えるために、廃油を含んだ吸収体から、廃油のみを分別しようとすると、濾過や圧搾等の操作が必要となるため、回収容器を別途用意する手間や、作業時間を別途設ける必要が生じてしまい、かえって作業コストがかかってしまう。
本発明は、かかる課題に鑑みてなされたものであり、エスカレータ等のトラス内における廃油とそれに混入した塵埃等のごみとの分別を行いながら、同時に回収でき、かつ作業者への負担および廃棄コストの増大を極力抑えた廃油回収容器を提供することを目的とする。
本発明の廃油回収容器は、少なくとも開口部の一部に濾過部材を有する。
また、本発明の廃油回収容器において、開口部に連接する傾斜面を更に有する。
また、本発明の廃油回収容器において、濾過部材上を摺動する摺動部材を更に有する。
また、本発明の廃油回収容器において、濾過部材の下方に、回収廃油逆流防止部材を更に有する。
本発明によれば、エスカレータ等のトラス下部における廃油を、塵埃等のごみと分別しながら同時に収集でき、かつ作業者への負担増大を極力抑えることが可能となる。
以下、本発明の実施の形態について、図面に基づいて説明する。なお、各図面において同じ構成については、同じ符号を付し、その説明を省略する。
[実施の形態1]
図1は、本実施の形態の廃油回収容器100の実施形態の構成を例示する斜視図である。図1に示す廃油回収容器100は、全体として箱型形状であって、開口部10と、濾過部材14と、排出口18と、傾斜面24とを有する。開口部10は、箱型形状の廃油回収容器100の上部に備えられ、また開口部10の一辺より延伸成形された傾斜面24が設けられ、塵取りに似た形状となっている。また、濾過部材14は、図示しない保持部材によって開口部10の全体を覆うように備えられている。なお、本実施の形態では、濾過効率を考慮して濾過部材14を開口部10の全面に設けたが、これに限るものではなく、開口部10の少なくとも一部に設けられていればよい。
排出口18は、開閉可能であるが、通常は排出不能となるよう例えば栓等により閉じられている。また、例えば、排出口18の外側に図示しない排出用のホースを接続し、ホースの先端を開閉可能としてもよい。
本実施の形態の廃油回収容器100による廃油回収時、及び廃油回収容器100の移動時等の利便性の観点から、開口部10の外側面に図示しない把持部を設けてもよい。例えば、好適には傾斜面24を挟むように設けられた両側面それぞれに1箇所ずつ、または傾斜面24を挟む両側面にわたって、開口部10の上方で把持するような取っ手を設けてもよいが、これに限定されるものではない。
図2は、図1に示した本実施の形態の廃油回収容器100の、排出口18を通り、傾斜面24に向けて本実施の形態の廃油回収容器100を二分するように切断した断面の概略図である。濾過部材14の下方であって、廃油回収容器100の底面28までの空間が、廃油保管部12である。
本実施の形態の廃油回収容器100を、傾斜面24に対面した、排出口18を有する面を、廃油を回収しようとするトラス床面に対して上方に、つまり、底面28の少なくとも一部を上方に持ち上げて傾斜面24の先端部がトラス床面に接触するように維持させる。この状態において、本発明の廃油回収容器100への、廃油の回収が可能となる。上記の状態を維持したまま、廃油回収容器100とは別体の、例えば、後述する廃油掻き込み部材30を用いて、廃油回収容器100の傾斜面24、濾過部材14の上方に、廃油を送る。
傾斜面24または濾過部材14の上方に、廃油が送られたところで、廃油回収容器100を安定した元の状態に戻す。傾斜面24上の廃油は、傾斜面24の傾斜に沿って下方へと流れ、濾過部材14に到達する。仮に、回収する廃油の粘度が高い等の理由により、流動性が悪く、傾斜面24にとどまったままの廃油については、例えば、後述する廃油掻き込み部材30やヘラ等を用い、濾過部材14上まで送る。濾過部材14では、廃油に含まれるごみやほこり等の残渣が濾過されて、濾過部材14上に残り、その下の廃油保管部12には、濾過部材14を通過した廃油が保管される。
回収した廃油が濾過部材14を確実に通過するように、傾斜面24と、濾過部材14との間には、少なくとも使用時には、隙間なく接続されていることが望ましいが、濾過部材14が着脱可能であるか否かは問わない。また、他の開口部10と濾過部材14との間も同様に、少なくとも使用時には隙間がないことが望ましい。
廃油保管部12に保管された廃油が所定量溜まったところで、排出口18を開栓し、図示しない廃油貯留タンク等へ例えば、図示しない排出用ホース等を用いて排出される。
濾過部材14上に残った残渣については、濾過部材14が取り外せる場合には濾過部材14のみを取り外し、その上の残渣を廃棄物として集めることが可能である。また、一旦廃油保管部12内を空にした状態で廃油回収容器100の天地を逆さにし、廃油回収容器100に濾過部材14を取り付けた状態で濾過部材14上の残渣を回収するようにしてもよい。
[実施の形態2]
図3は、本実施の形態の他の廃油回収容器200の構成を例示する斜視図である。また、図4は、図3に示した本実施の形態の廃油回収容器200の、排出口18を通り、傾斜面24に向けて本実施の形態の廃油回収容器200を二分するように切断した断面の概略図である。なお、図3においては、濾過部材14を省略して示した。廃油回収容器200の、傾斜面24と連続する面より延伸して設けられた廃油逆流防止部材16を有する点を除いては、図1、2に示した実施の形態1における本発明の廃油回収容器100の形状とほぼ同一である。本実施の形態において、廃油逆流防止部材16は、板材を傾斜面24と連続する面と、傾斜面24を挟んで位置する両側面とで廃油回収容器200本体と接続されている。この接続は、例えば、溶接加工によるものでもよいし、接着剤によるものでもよいが、接続部への廃油の浸入を防ぐ構造が求められる。
図4において、濾過部材14を通過した廃液の一部は、廃油逆流防止部材16の上面を伝わって廃油保管部12へ流入する。このため、好適には、廃油逆流防止部材16は傾斜面24への接続部よりも底面28側にやや傾斜した形状とするのが望ましい。このとき、本発明の廃油回収容器100を傾斜面24側へ傾けた場合でも、廃油保管部12内の廃油は、廃油逆流防止部材16の裏面と、底面28との間で保持され、開口部10や傾斜面24からの、回収した廃油の逆流を防止することができる。したがって、廃油保管部12に溜まった廃油を必ずしも毎回排出することなく、繰り返し廃油回収を行うことが可能となり、作業者の負担が軽減する。
図5は、図4に示した実施の形態2における本実施の形態の廃油回収容器200の変形例を示す断面図である。廃油逆流防止部材16を廃油逆流防止部材26に変更した点を除いては、図3、4に示した本実施の形態の廃油回収容器200の形状とほぼ同一である。本実施形態において、廃油逆流防止部材26は、傾斜面24より鉛直方向下方であって、開口部10の全周にわたって接続され、開口部10の中央部に向かって下方に傾斜しており、その中央部に孔34が設けられている。孔34には、図示しない逆止弁が取り付けられており、廃油保管部12に回収した廃油の逆流を防止する。なお、本発明の実施の形態として説明した廃油逆流防止部材16,26はあくまでも例示に過ぎず、他の好適な逆流防止部材を用いることも可能である。
[実施の形態3]
図6は、本実施の形態の他の廃油回収容器300の構成を例示する斜視図である。また、図7は、図6に示した本実施の形態の廃油回収容器300の、排出口18を通り、傾斜面24に向けて廃油回収容器300を二分するように切断した断面の概略図である。濾過部材14上に摺動部材22を有する点を除いては、図1,2に示した実施の形態1における廃油回収容器100の形状とほぼ同一である。図7に示すように、摺動部材22は、摺動カバー21と、摺動カバー21内に設けられローラ軸36により軸支された円筒状のローラ20と、円筒状のローラ20と摺動カバー21の内壁との間に設けられ、円筒状のローラ20の回転移動時の衝撃緩和機能を有する弾性部材38とを有する。更に詳細に説明すると、摺動部材22は、ローラ20の筒の両端方向で、開口部10と図示しないガイドによって濾過部材14に対し水平方向に移動可能となるよう軸支されており、濾過部材14上を図7における左右方向に摺動可能となっている。このとき、摺動部材22と濾過部材14とは押圧して又は押圧せず接触していてもよいが、濾過部材14の劣化を防止するために、押圧せずに接触させる方が好適である。
前述したように、摺動カバー21と、ローラ20の回転軸として設けられたローラ軸36の、ローラ20より延伸した両端部とは、弾性部材38で接続されているため、ローラ20は、摺動カバー21の濾過部材14上の移動に応じて、濾過部材14と接触するように移動することが可能である。また、濾過部材14上にごみ等の残渣がある場合には、その残渣の厚みに応じて弾性部材38が伸縮し、濾過部材14と、ローラ20とで残渣を挟み込むように移動する。なお、弾性部材38としては、金属、プラスティック製樹脂等を使用した板状、コイル状等のばね形状のものや、ウレタン樹脂等を使用したスポンジ状のものを例示することができるが、これに限定されない。
残渣の吸油性が低い場合には、濾過部材14上にそのまま放置したままの状態でも廃油の自重により大部分の廃油が濾過部材14を通過し、廃油保管部12へと送られるが、例えば、残渣そのものの吸油性が高いような場合には、大量の廃油が濾過部材14上の残渣とともに残ってしまうので、廃油以外の廃棄物の量の増大に繋がるため、好ましくない。そこで、本実施の形態では濾過部材14の上部に摺動部材22を備え、濾過部材14と、ローラ20との圧搾により残渣に含まれた廃油を押し出して分けることにより、残渣の量を少なくするとともに、廃油の回収率をより高めることが可能となる。
[実施の形態4]
図8は、本実施の形態の他の廃油回収容器400の構成を例示する斜視図である。また、図9は、図8に示した本実施の形態の廃油回収容器400の、排出口18を通り、傾斜面24に向けて廃油回収容器400を二分するように切断した断面の概略図である。濾過部材14の上方の一部に上蓋32を有する点を除いては、図6,7に示した実施の形態3における廃油回収容器300の形状とほぼ同一である。本実施の形態において、上蓋32は、傾斜面24と向かい合った、排出口18側の開口部10の少なくとも一部を覆うように設けられており、上蓋32の上に、例えば、本実施の形態の廃油回収容器400とともに使用する、廃油掻き込み部材30や、ヘラ等の器具を、廃油回収容器本体と一体に保管できる。
上蓋32は、取り外し可能であっても、例えば図8及び図9のような位置に接続されていてもよい。例えば、上蓋32の取り外しが出来ない場合には、摺動部材22は、図9に示すように上蓋32の左側までしか移動することができないので、濾過部材14は、開口部10の全面を必ずしも覆う必要はなく、上蓋の左端付近まで、つまり、開口部10の少なくとも一部を覆うように有していればよい。
実施の形態1〜4に説明した本発明の廃油回収容器100〜400において、傾斜面24は必ずしも必要ではない。この場合には、廃油掻き込み部材30に代わり、トラスの床面から廃油を掬って開口部10に設けられた濾過部材14上に乗せる、例えば柄杓形状を有する部材などを用いればよい。
また、実施の形態1〜4に説明した本発明の廃油回収容器100〜400において、排出口18は傾斜面24に対向した面に必ずしも必要ではないが、廃油逆流防止部材16,26が備えられている場合には、その下方に設けることが好適である。ただし、例えば、底面28や、傾斜面24の下方の面等、どの位置にあってもよい。さらに、本発明の他の実施形態として、排出口18は必ずしも必要ではない。例えば、直接廃油保管部12に排出用のホースを挿入したり、廃油回収容器100〜400を傾斜させて開口部10より排出させたりしてもよい。
濾過部材14は、本発明の実施の形態においては図1,6及び8に示したように格子状の網で構成されているが、残渣が濾過部材14上に残されるような形状であれば特に制限は無く、他の実施の形態として、例えば、板材に複数個の穴を開けたものを濾過部材14として使用しても良い。また、濾過部材14の材質としては、ステンレス製またはメッキ加工や塗装等により防錆性をもたせた金属製のものが好適に用いられるが、耐油性があり、例えば、廃油が含浸したり、錆びてしまったりといった、経時的に劣化しにくいものであればこれに限定されない。したがって、例えば、PTFE(ポリテトラフルオロエチレン)やPE(ポリエチレン)、PET(ポリエチレンテレフタラート)、PP(ポリプロピレン)等に代表される、好適なプラスティック製樹脂を用いてもよいし、木や竹、濾布のようなものでもよい。摺動部材22を備える場合には、残渣を濾過部材14とローラ20とで圧搾する必要があるため、例えば、圧搾による変形が生じない程度の剛性、もしくは可とう性等が更に求められる。この剛性、もしくは可とう性等の必要性については、ローラ20についても同様である。
また、濾過部材14の目開きについては、塵埃やごみを取り除けるものであれば特に制限は無く、トラスの設置場所や廃油の粘度によっても変化するが、目詰まりによる交換等を極力防止し、また濾過部材14の清掃を容易にする等の観点から、例えば、目開き約1〜約3ミリメートル、好適には約2ミリメートル程度のものが用いられる。
また、本発明の廃油回収容器100〜400に備えられた他の部材、例えば、開口部10や、傾斜面24、底面28、廃油逆流防止部材16,26及び上蓋32についても、ステンレス製またはメッキ加工や塗装等により防錆性をもたせた金属製などの板材が好適に用いられるが、耐油性があり、例えば、廃油が含浸したり、錆びてしまったりといった、経時的に劣化しにくいものであればこれに限定されないことは濾過部材14と同様である。したがって、例えば、PTFEやPE、PET、PP等に代表される、好適なプラスティック製樹脂を用いてもよいし、木や竹、粘土等を利用したものでもよいが、作業負担軽減の観点から、軽量であることがより望ましい。また、各部材について、異なる材料を適宜組み合わせて用いてもよいし、また、すべて同じ材料であってもよい。
また、本発明の実施の形態において、摺動部材22は濾過部材14に対して水平に移動するように廃油回収容器300、400に常に軸支されている必要はなく、つまり必要な場合に使用できればよいので、例えば、本発明の廃油回収容器300、400と別体であってもよい。また、摺動部材22は、濾過部材14上を摺動し、濾過部材14上で廃油残渣を廃油と分けることができる構成であればよいので、必ずしも実施の形態で説明した構成である必要はなく、またローラ20を含む必要もない。
本発明の廃油回収容器は、例えば、エスカレータや、オートウォーク(移動歩道)等のトラス内、特にトラス床面に溜まった廃油を回収するために好適に用いられる。また、廃油と、廃油に含まれる不純物とを分別回収する必要があり、かつこの不純物が濾過により分別可能である場合に好適に用いることができる。
本発明の廃油回収容器の実施形態の構成を示す斜視図である。 図1に示す本発明の廃油回収容器の実施形態の構成を示す断面図である。 本発明の廃油回収容器の他の実施形態の構成を示す斜視図である。 図3に示す本発明の廃油回収容器の実施形態の構成を示す断面図である。 図3に示す本発明の廃油回収容器の実施形態の構成の変形例を示す断面図である。 本発明の廃油回収容器の他の実施形態の構成を示す斜視図である。 図6に示す本発明の廃油回収容器の実施形態の構成を示す断面図である。 本発明の廃油回収容器の他の実施形態の構成を示す斜視図である。 図8に示す本発明の廃油回収容器の実施形態の構成を示す断面図である。
符号の説明
10 開口部、12 廃油保管部、14 濾過部材、16,26 廃油逆流防止部材、18 排出口、20 ローラ、21 摺動カバー、22 摺動部材、24 傾斜面、28 底面、30 廃油掻き込み部材、32 上蓋、34 孔、36 ローラ軸、38 弾性部材、100,200,300,400 廃油回収容器。

Claims (4)

  1. 少なくとも開口部の一部に濾過部材を有する廃油回収容器。
  2. 請求項1に記載の廃油回収容器において、
    前記開口部に連接する傾斜面を更に有する、廃油回収容器。
  3. 請求項1または2のいずれかに記載の廃油回収容器において、
    前記濾過部材上を摺動する摺動部材を更に有する、廃油回収容器。
  4. 請求項1から3のいずれか1項に記載の廃油回収容器において、
    前記濾過部材の下方に、回収廃油逆流防止部材を更に有する、廃油回収容器。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2012171723A (ja) * 2011-02-18 2012-09-10 Toshiba Elevator Co Ltd 乗客コンベアのオイルパン
CN103231980A (zh) * 2013-05-14 2013-08-07 苏州新达电扶梯部件有限公司 一种油漏
CN107599945A (zh) * 2017-09-18 2018-01-19 牟秀丽 维修车废油回收系统及车辆维修车

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