JPS60125261A

JPS60125261A - トレイ・タイプ・ミル

Info

Publication number: JPS60125261A
Application number: JP59209590A
Authority: JP
Inventors: ルドルフ　ヴイラツハ; ギユンター　デイボウスキ
Original assignee: Deutsche Babcock and Wilcox AG
Current assignee: Deutsche Babcock and Wilcox AG
Priority date: 1983-12-07
Filing date: 1984-10-05
Publication date: 1985-07-04
Also published as: DE3344223A1; SU1376933A3; US4600157A

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔産業上の利用分野〕本発明は、特許請求の範囲の第１項の上位概念に従って
構成されたトレイ・タイプ・ミルに関する。

〔従来の技術〕

例えは、技術雑誌「選別技術Ｊ　−Ａｕｆｂｅｒｅｉｔ
ｕ　”ｎｇｓ　ｔｅｃｈｎ　ｉ　ｋ“　（１９７１年版
）１２号、第５３７ページより第５４９ページまでに記
載されているような従来公知のトレイ・タイプ・ミルで
は、掃除器または掃き寄せ器は被駆動粉砕トレイ・キャ
リヤと結合、固定されている。したがって、掃除器また
は掃き寄せ器は粉砕トレイと同じ回転速度で回転する。

掃除器の目的は、トレイ・タイプ・ミルの粉砕室からエ
ヤ・ボックスに運び移された微粉炭等を排出口をへて運
び出すことである。

従来公知のミルでは、たとえば、ミルから微粉炭の供給
を受けるボイラーの燃焼室が故障したため、ホット・エ
ヤ供給系が突然停止すると、粉砕室にある微粉炭は粉砕
トレイ上に落下する。

微粉炭の一部はエヤ・ボックスにも堆積する。

このようにたまった微粉炭のためボイラー設備全体の機
能が不具合になるおそれがあった。

〔発明の目的〕

本発明の目的は、ボイラー設備が非常停止したときトレ
イ・タイプ・ミルに過度に微粉炭の堆積が生じることを
防止するよう当初に挙げた型式の従来公知のトレイ・タ
イプ・ミルを改良することである。

上記の目的全達成するため、特許請求の範囲第１項の特
徴項に記載されている構成を特徴とするトレイ・タイプ
・ミルが本発明に従って提案されたのである。本発明の
有利な実施態様については特許請求の範囲の第２項より
第２０項までを参照されたい。

〔発明の効果〕

本発明に係るトレイ・タイプ・ミルを使用すれば、ミル
が停止したとき、エヤ・ボックスから微粉炭を確実に排
除することができる。したがって、本発明のトレイ・タ
イプ・ミルを使用すれば、エヤ・チャンバーをきれいに
掃除することができる。一方、粉砕トレイ上には十分な
量の被粉砕物が残っているので、ミルの運転を再開して
、ミルにホット・エヤを供給したあとただちに、燃焼性
のよい微粉炭をボイラーの燃焼室に吹き込むことができ
る。

〔実施例〕

以下、本発明の実施例を図解した添付図面を参照しなが
ら本発明の詳細な説明する。

本発明に係るトレイ・タイプ・ミル（うす型ミル）はケ
ーシング１を備えており、８亥ケーシング１は粉砕室２
を取り囲んでル）る。回転可能なうす、すなわち粉砕ト
レイ４上を転勤する複数の粉砕ロール３が粉砕室２内に
回転可能に支承されている。必要な粉砕押圧力は押圧部
材５とすべての粉砕ロール３に共通的に設けられた押圧
リング６を介して粉砕ロール３に加えられる。粉砕トレ
イ４は粉砕トレイ・キャリヤ７上に載置されており、該
キャリヤ７は伝動機構の被駆動フランジと接続されてい
る。

ケーシング１の下部にリング状のエヤ・ボックス８が設
けらていて、該エヤ・ボ・７クス８は粉砕トレイ・キャ
リヤ７を取り囲んでいる。エヤ・ボックス８はホット・
エヤを供給する管継手９を備えている。エヤ・ボックス
はノズル・リング１０をへて粉砕室２と連通している。

ノ・ズル・リング１０から流出したホット・エヤは粉砕
ロール３により粉砕された微粉炭といっしょに移動して
、粉砕室２の上部に配置された篩別装置をへて微粉炭を
移送し、微粉炭管路を通ってボイラーの燃焼室に取り付
けられているバーナーへ供給する。

故障のためボイラー設備の稼働が止まると、エヤ・ボッ
クス８へのホット・エヤの供給がただちに停止するとと
もに、トレイ型ミルの運転が止まる。この場合、粉砕室
２内にある微粉炭は下方に落下する。微粉炭のうぢ比較
的粒径の大きいものは粉砕トレイ４上に集まり、一方、
微粉炭のうち粒径の小さいもの、とくに、非常に細かい
ものはエヤ・ボックス８上に落下する。

集められた微粉炭を運び出すため、エヤ・ボックス１１
内に掃除器１１が設けられている。

この掃除器１１はミルの駆動装置とは別個に専５用の駆
動装置を備えている。掃除器１１は微粉炭を１つまたは
複数の排出口１２に移送するものであり、該排出口１２
はエヤ・ボックス８の底に設けられていて、運び出しシ
ュート１３が排出口１２に取り付けられている。

掃除器１１は２つの同軸的に配置されたリング１４と１
５から構成されていて、該リングエ４と１５は掻き取り
板１６を介して接続されている。掻き取り板１６は半径
方向に向きぎめされている。第２図の右半分ではリング
状のエヤ・ボックス８の半径方向の幅全体にわたって排
出口１２が設けられている。掻き取り板１６はエヤ・ボ
ックスの半径方向の幅全体にわたって延設されている。

第２図の左半分では排出口１２は半径方向の外側に設け
られていて、エヤ・ボックス８の底の半径方向の幅の一
部分にわたって開口しているだけである。この部分では
掻き取り板１６は半径方向に部分的に延設されているだ
けであって、掻取り板１６の半径方向の長さは排出口１
２の半径方向の幅にほぼ等しい。掻き取り板Ｉ６の全長
のうち残りの部分は、掃除器１１の移動方向とは反対の
向きに内側のリング１５に関し接線状に延在するよう折
り曲げられている。掃除器１１が動作すると、内側に堆
積した微粉炭は掻き取り板１６のうち接線方向に延在し
た部分により排出口１２に向かって外向きに移送される
。

掃除器１１は適当な駆動装置に接続されている。間欠的
な駆動装置としてはラチェット駆動装置を使用すること
が好ましい。第２図に示されている実施例では、外設リ
ング１５の上縁に沿ってラチェツト歯１７が刻設されて
いて、ラチェット・ピン１８が前記ラチェツト歯１７と
噛み合うようになっている。ラチェット・ピン１８は操
作ロッド１９に取り付けられており、該操作ロフト１９
は前後動駆動装置、好適には油圧式駆動装置２０により
操作されるようになっている。油圧式駆動装置２０の代
わりに、たとえば、ランク式駆動装置またはクランク式
駆動装置を使用してもよい。掃除器１１の回転速度は粉
砕トレイ・キャリヤの回転速度より低い、ことが好まし
い。ミルが運転されていないときも、運転されていると
きも、掃除器１１は連続的に動作してもよ（、間欠的に
動作してもよい。

ラチェット・ピン１８は繰作ロッド１９に回動可能に取
り付けられているので、ラチェット・ピン１８の自重に
より２つのラチェツト歯１７の間の空所にラチェット・
ピン１８が降下し、操作ロッド１９を引っばり動かすこ
とによりラチェツト歯Ｉ７の高さ位置までエヤ・ボック
ス８内に堆積した微粉炭を押し動かすことができる。な
お、ラチェット・ピン１８をナイフ・エツジ状に設計す
ることによりラチェット・ピン１８の上述の動作を容易
に行わせることができる。

操作ロッド１９に堆積した微粉炭をできるだけ振り払う
ことができるようにするため、第３図に示されているよ
うに、ラチェット・ピン１８はエヤ・ボックス８の底に
設ｊすられた排出口１２のうち１つの上に位置ぎめされ
ている。この場合、ラチェツト歯１７の工程は、排出口
１２の幅と等しくなるよう設定される。掻き取り板１６
は掃除器１１の掃除区画の押し動がし側に設けられてい
て、掃除区画に接合されている。すなわち、掃除区画の
両側でプランケット２１をリング１４と１５に溶接し、
プランケット２１の間に掻き取り板１６を挟持し、ボル
ト止めすることにより掻き取り板１６を掃除区画に接合
することができる。掃除区画の両側でリング１４と１５
にボルト止めされた平板２２に掻き取り゛板１６の両端
を溶接するようにしてもよい。

リング１４と１５の下縁に１つまたは複数の開口が形成
されており、該開口に向かい合って舌片２３が突設され
ている。舌片２３は掃除器１１の回転方向に外向きに曲
げ加工されている。

掃除器１１を回転させると、エヤ・ボックス８内でリン
グ１４と１５の外側に堆積している微粉炭がリング１４
と１５に形成された前記開口を通って内向きに運び移さ
れ、掻き取り板１６により押し動かされる。

外設リング１４または内設リング１５より高い位置に押
え金２４が設けられていて、該押え金２４はミルの非動
作部に固定されている。押え金２４は、エヤ・ボックス
８の中で微粉炭のこびりつきのため掃除器１１が持ち上
げられることを阻止するためのものである。

第４図と第５図に示されているように、掃除器１１は１
つのリングから構成するようにしてもよい。このような
構成の場合、２枚の掻き取り板１６が互いに一定の角度
をなして接合されている。すなわち、掻き取り板１６の
一方の端部が外股リングまたは内股リング１５に接合さ
れている。掻き取り板１６の自由端は互いに接合されて
いる。掃除器１１が外設リング１４だけから構成されて
いる場合、２つのリングから構成された掃除器１１の場
合と同じ要領で外股リングにラチェツト歯１７が刻設さ
れている。

掃除器が内股リング１５だけから構成される場合、駆動
装置のラチェット・ピン１８は掻き取り板１６の互いに
接合された開放端に係合される。上述の掃除器はいずれ
も、掻き取り板１６上に固定されていて、ラチェツト歯
１７を刻設した１つのリング２５より構成するようにし
てもよい。

エヤ・ボックス８の底から上がった位置に掃除器１１を
配置してもよい。この場合、底から間隔をあけた状態で
ミルの固定部から掃除器１１を吊り下げるようにしても
よい。このように構成された掃除器の一例が第６図に示
されており、この掃除器は支持アーム２６を備えている
。第６図に示されているように、支持アーム２６は押圧
リング６に固定されていて、その下端にローラー２７を
回転可能に担持している。ローラー２７は、掃除器１１
のリング２５に固定されんフランジ２８の下面に当接し
ている。ケーシングｌを通ってエヤ・ボックス８に差し
込まれたロンドにローラー２７を担持するようにしても
よい。

リング１４と１５の間に１つまたは複数のワイヤ・ブラ
シ２９が保持されていて、該ブラシ２９の針毛はエヤ・
ボックス８の底に接触するようになっている。ワイヤ・
ブラシ２９は、掻き取り板１６では捕捉することができ
ないような細かい微粉炭をキャッチして、排出口１２ま
で移送する働らきをするものである。掻き取り板１６の
うしろ側で掃除器１１の回転方向に固定された引きずり
チェーン３０を同じ目的に使用してもよい。引きずりチ
ェーン３ｏの各チェーン部材は互いに接合されている。

チェーン部材のうち外側の列を補足的にリング１４と１
５に固定してもよい。リング１４と１５の上に掛は渡し
たビームから引きずりチェーン３０を吊り下げてもよい
。

上述のトレイ・タイプ・ミルの代わりに、垂直に延在し
た駆動スピンドルと粉砕軌道の下に配置されたホット・
エヤ供給系とを備えた型式のトレイ・タイプ・ミルを使
用してもよい。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明に従って構成されたトレイ・タイプ・
ミルを長さ方向に切断した断面図。第２図は、第１図のｎ−ｎ線で本発明のトレイ・タイプ
・ミルを切断した横断面図。第３図は、掃除器を構成し
ているリングの部分拡大図。第４図と第５図は、本発明
の他の２つの実施例に従ってて構成された掃除器の部分
的な断面平面図。第６図は、本発明の別の実施例に従っ
て構成された掃除器を取り付けたエヤ・ボックスを長さ
方向に切断した部分断面図。１・・・ケーシング、２・・・粉砕室、３・・・粉砕ロ
ール、４・・・粉砕トレイ、５・・・押圧部材、６・・
・押圧リング、７・・・粉砕トレイ・キャリヤ、８・・
・エヤ・ボックス、９・・・管継手、ｌＯ・・・ノズル
・リング、１１・・・掃除器、１２・・・排出口、１３
・・・運び出しシュート、１４．１５・・・リング、１
６・・・掻き取り板、１７・・・ラチェツト歯、１８・
・・ラチェット・ピン、１９・・・操作ロンド、２ｏ・
・・前後動駆動装置、２１・・・プランケツト、２２・
・・平板、２３・・・舌片、２４・・・押え金、２５・
・・リンク、２６・・・支持アーム、２７・・・ローラ
ー、２Ｂ・・・フランジ、２９・・・ワイヤ・ブラシ、
３０・・・引きずりチェーン。Ｆｉｇ、　１Ｆｉｇ、　３Ｆｉｇ、６

Claims

【特許請求の範囲】

（１）ケーシング（１）により取り囲まれた粉砕室（２
）内で粉砕ロール（３）が転動するよう構成された水平
に配置されている被駆動粉砕トレイ（４）を備えていて
、粉砕室（２）と連通したリング状エア・ボックス（８
）が粉砕トレイ（４）の下に設けられており、前記エア
・ボックス（８）の底に排出口（１２）が穿設されてい
て、掃除器（１１）がエア・ボックス（８）の全領域に
わたって配置されているよう構成されたトレイ・タイプ
・ミルであって、掃除器（１１）がミルの駆動装置とは
別個の駆動装置を備えていることを特徴とするトレイ・
タイプ・ミル。
（２）掃除器（１１）の回転速度が粉砕トレイ　（４）
の回転速度より低く設定されていることを特徴とする特
許請求の範囲第１項に記載のトレイ・タイプ・ミル。
（３）掃除器（１１）が２つの同軸的に配置されたリン
グ（１４，１５）から構成されていて、該リング（１４
，１５）の間に掻き取り板（１６）が配置されているこ
とを特徴とする特許請求の範囲第１項または第２項に記
載のトレイ・タイプ・ミル。
（４）掻き取り板（１６）が少なくとも部分的に半径方
向に延設されていることを特徴とする特許請求の範囲第
１項より第３項までのいずれか１項に記載のトレイ・タ
イプ・ミル。
（５）掻き取り板（１Ｇ）の半径方向の部分が外股リン
グ（１４）と接続されていることと、半径方向の部分の
長さが排出口（１２）の半径方向の幅にほぼ等しいこと
と、内股リング（１５）に関し接線状に延在した部分が
前記半径方向の部分につながっていることとを特徴とす
る特許請求の範囲第４項に記載のトレイ・タイプ・ミル
。
（６）リング（１４，１５−）が下縁に向かって形成さ
れた開口を備えていて、掃除器（１１）の回転方向に外
に向かって曲げ加工された舌片（２３）が前記開口の前
に配置されていることを特徴とする特許請求の範囲第１
項より第５項までのいずれか１項に記載のトレイ・タイ
プ・ミル。
（７）掃除器（１１）がエア・チャンバー（８）の底か
ら間隅をあけた状態に吊り下げられていることを特徴と
する特許請求の範囲第１項より第６項までのいずれか１
項に記載のトレイ・タイプミル。
（８）掃除器（１１）の上に１つまたは複数の押え金（
２４）が配置されていることを特徴とする特許請求の範
囲第１項より第６項までのいずれか１項に記載のトレイ
・タイプ・ミル。
（９）掃除器（１１）が１つのリングから構成されてい
ることと、２つの隣接した掻き取り板（１６）の自由端
が互いに接合されていることとを特徴とする特許請求の
範囲第１項より第８項までのいずれか１項に記載のトレ
イ・タイプ・ミル。
（１０）一方のリング（１４）の上縁にラチェツト歯（
１７）が刻設されていて、前後動する操作ロンド（１９
）に取り付けられたラチェット・ピン（１８）が前記ラ
チェツト歯（１７）と噛み合うことを特徴とする特許請
求の範囲第１項より第９項までのいずれか１項に記載の
トレイ・タイプ・ミル。
（１１）操作ロンド（１９）が油圧式駆動装置（２０）
と接続されていることを特徴とする特許請求の範囲の第
１０項記載のトレイ・タイプ・ミル。
（１２）ラチェット・ピン（１８）が操作ロンド（１９
）に回動可能に取り付けられていることを特徴とする特
許請求の範囲第１０項または第１１項に記載のトレイ・
タイプ・ミル。
（１３）ラチェット・ピン（１８）がエア・ボックス（
８）の底に形成された排出口（１２）の上に配置されて
いることと、操作ロンド（１９）の行程が排出口（１２
）の幅に等しいこととを特徴とする特許請求の範囲第１
０項より第１２項までのいずれか１項に記載のトレイ・
タイプ・ミル。
（１４）ラチェット・ピン（Ｉ８）が掻き取り板（１Ｇ
）の自由端と係合することを特徴とする特許請求の範囲
第９項に記載のトレイ・タイプ・ミル。
（１５）エア・ボックス（８）の底に接触する１つまた
は複数のワイヤ・ブラシ（２９）がリング（１４，１５
）に面立されていることを特徴とする特許請求の範囲第
１項より第１５項までのいずれか１項に記載のトレイ・
タイプ・ミル。
（１６）掃除器（１１）が引きずりチェーン（３０）を
備えていることを特徴とする特許請求の範囲第１項より
第１５項までのいずれか１項に記載のトレイ・タイプ・
ミル。
（１７）引きずりチェーン（３０）が掻き取り板（１６
）に固定されていることと、引きずりチェーン（３０）
の部材が互いに接合されていると共に、外側に位置して
いる部材がリング（１４，１５）と接合されていること
とを特徴とする特許請求の範囲第１６項に記載のトレイ
・タイプ・ミル。
（１８）引きずりチェーン（３０）がリング（１４，１
５）と接合されたビームから吊り下げられていることを
特徴とする特許請求の範囲第１６項に記載のトレイ・タ
イプ・ミル。
（１９）リング（１４，１５）が互いに接合された掃除
区画から構成されていることと、掻き収り板（１６）が
掃除区画の押し動かし位置に設けられていて、掃除区画
と接合されていることとを特徴とする特許請求の範囲第
１項より第１８項までのいずれか１項に記載のトレイ・
タイプ・ミル。
（２０）ラチェツト歯（１７）が刻設されているリング
（２５）が掻き取り板（１６）に固定されていることを
特徴とする特許請求の範囲第１項より第１９項までのい
ずれか１項に記載のトレイ・タイプ・ミル。