JP2566982Y2 - 塵芥収集車の防塵装置 - Google Patents

塵芥収集車の防塵装置

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JP2566982Y2
JP2566982Y2 JP6450192U JP6450192U JP2566982Y2 JP 2566982 Y2 JP2566982 Y2 JP 2566982Y2 JP 6450192 U JP6450192 U JP 6450192U JP 6450192 U JP6450192 U JP 6450192U JP 2566982 Y2 JP2566982 Y2 JP 2566982Y2
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dust
sewage
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pushing mechanism
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JP6450192U
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水 休一郎 清
川 博 士 小
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Subaru Corp
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Fuji Jukogyo KK
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は塵芥収集車に付設される
防塵装置に係り、特にテールゲートの側面に配設された
塵芥押込装置の揺動リンク等に塵芥や汚水が付着するこ
とを防止する技術に関する。
【0002】
【従来の技術】塵芥収集車は、シャシフレーム上に塵芥
収容箱(ボデー)と塵芥押込装置とを搭載しており、テ
ールゲートの後端開口部から投入した塵芥をボデー内に
収容しながら市街地等を走行する。
【0003】図6は塵芥収集車の外観を示しており、こ
の塵芥収集車のシャシフレーム1の上面にはボデー2が
搭載され、ボデー2の後部には更に積込パネル等を含む
塵芥押込機構(図示せず)を内蔵したテールゲート3が
取付けられている。テールゲート3を形成するサイドパ
ネル4の側面には、図7(図6中のA部拡大図)に示し
たように、油圧シリンダ(図示せず)によって駆動され
て支持軸5を中心に揺動する揺動リンク6が配設されて
いる。揺動リンク6の先端にはサイドパネル4に形成さ
れた案内溝7を貫通するロッド8が一体化されており、
このロッド8は案内溝7に沿って揺動しながら塵芥押込
機構を駆動する。図中、9はゴム等の弾性体からなるス
リット付きのシール板であり、案内溝7からの塵芥の漏
出を防止する。
【0004】ところで、テールゲートには厨雑芥や可燃
物等の様々な塵芥が投入され、これらの塵芥中には汚水
も相当量含まれている。そのため、揺動リンク6が作動
する際に、シール板9を通して塵芥や汚水がこぼれたり
すると、揺動リンク6やサイドパネル4の側面を伝って
道路等が汚染されるという虞がある。そこで、実開昭63
-88606号公報では、図7に示したように、案内溝7の下
方に汚水受10を配設して塵芥や汚水を受け、更に汚水
を導水管11を介してテールゲート3下面の汚水溜12
に環流させる装置が提案されている。なお、図中13は
汚水受8の側面から立設されたカバーパネルであり、案
内溝6から噴き出した汚水を受け止めて汚水受8内に落
下させる。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】従来の装置では、案内
溝7からこぼれた塵芥や汚水は汚水受10に受けられ、
このうち汚水は上述したように汚水溜12に環流する。
ところが、塵芥は微細なものを除いて汚水受10内に殆
ど残留し、その量は塵芥押込作業に伴い次第に増加して
堆積14となる。
【0006】ところで、周知のように、塵芥収集車では
ボデー2をダンプさせることにより収容した塵芥を排出
するが、その前にテールゲート3を、図6に二点鎖線で
示したように、ボデー2の上端部を支点として跳ね上げ
る。この際、汚水受10に残留していた塵芥の堆積14
は重力によってテールゲート3の前端側に移動し、揺動
リンク6の基端部等に付着・堆積することが多い。その
ため、再び塵芥押込作業を行う際に、この塵芥が揺動リ
ンク6の作動を阻害したり、リンクブラケット15等の
周囲の構造物を損傷させてしまう虞がある。また、支持
軸5と揺動リンク6との間に微細な塵芥や汚水が侵入
し、軸受面を磨耗させたり錆びさせる虞もあった。
【0007】そこで、本考案は、上記従来技術の有する
問題点を解消し、簡便な構成でありながら、揺動リンク
の基端部への塵芥や汚水の付着を効果的に防止する塵芥
収集車の防塵装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本考案の塵芥収集車の防塵装置は、テールゲートに
投入された塵芥を塵芥収容箱に押込むための塵芥押込機
構を上記テールゲートの内部に設け、揺動リンクの先端
に取付けられて上記テールゲートの外部から上記塵芥押
込機構を駆動するロッドを上記テールゲートのサイドパ
ネルを貫通した案内溝に沿って移動させる一方、上記サ
イドパネル側面の上記案内溝の下方に汚水受を配設した
塵芥収集車において、上記汚水受の上面を覆う帯状で可
撓性を有するダストカバーの端部を上記汚水受の上面と
上記揺動リンクの下面とに接続したことを特徴とするも
のである。
【0009】
【作用】本考案によれば、汚水受に堆積した塵芥は、テ
ールゲートを跳ね上げる際にダストカバーにより押さえ
られるため、揺動リンクの基端部等に付着・堆積するこ
とがない。また、ダストカバーは可撓性を有するため、
塵芥押込機構を駆動する際に揺動リンクの作動が妨げら
れない。
【0010】
【実施例】以下、本考案による塵芥収集車の防塵装置の
一実施例について添付の図面を参照して説明する。な
お、実施例の説明にあたっては前述した従来装置と同一
の部材には同一の符号を付し、重複する説明を省略す
る。
【0011】本実施例の塵芥収集車では、図1,図2に
示したように、汚水受10の上面前端部と揺動リンク6
の下面との間に第1のダストカバー16が取り付けら
れ、また、揺動リンク6の側面に第1のダストカバー1
6と連続するように第2のダストカバー17が取り付け
られている。両ダストカバー16,17は共に帯状であ
り、可撓性を有するゴム板等の弾性体から形成されてい
る。第1のダストカバー16は略S字形状に折り畳ま
れ、図1に二点鎖線で示したように、揺動リンク6が上
方に揺動した際にも十分な長さが確保されている。
【0012】また、図3(図1中のB−B断面図)に示
したように、両ダストカバー16,17の側端部はカバ
ーパネル13の内面近傍にまで延設されている。図中、
18,19はそれぞれ汚水受10と揺動リンク6とに溶
接されたブラケットであり、20,21はそれぞれ両ダ
ストカバー16,17をブラケット18,19と共に挾
持するクリップである。
【0013】本実施例では、塵芥押込作業の際に揺動リ
ンク6が揺動すると、図4に示したように、塵芥や汚水
等が案内溝7から汚水受10にこぼれ落ちて堆積14と
なる。なお、塵芥や汚水はシール板9に遮られてロッド
8の周囲からこぼれ落ちるため、両ダストカバー16,
17の前方には殆ど堆積しない。一方、塵芥排出時にテ
ールゲート3を跳ね上げると、前述したように、汚水受
10内の塵芥の堆積14は重力によってテールゲート3
の前端側に移動する。ところが、本実施例では汚水受1
0の上面が両ダストカバー16,17により覆われてい
るため、図5に示したように、塵芥の堆積14はサイド
パネル4とカバーパネル13と両ダストカバー16,1
7とに囲まれた空間に落ち込み、揺動リンク6の基端部
等への付着・堆積が生じなくなるのである。
【0014】以上で具体的実施例の説明を終えるが、本
考案の態様はこの実施例に限るものではない。例えばダ
ストカバーの素材として柔軟な合成樹脂板等を用いても
よいし、ダストカバーの取付け方法についても直に汚水
受や揺動リンクにビス止めするようにしてもよい。
【0015】
【考案の効果】以上の説明から明らかなように、本考案
によれば、汚水受の上面を帯状で可撓性を有するダスト
カバーで覆うようにしたため、テールゲートを跳ね上げ
た際等に汚水受に堆積した塵芥が揺動リンクの基端部等
に付着しなくなり、塵芥押込装置の損傷や作動不良等が
起こらなくなる等の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案による防塵装置の一実施例を示した側面
図。
【図2】同要部斜視図。
【図3】図1中のB−B断面図。
【図4】実施例の作用を示した説明図。
【図5】実施例の作用を示した説明図。
【図6】塵芥収集車の外観を示した側面図。
【図7】図6中のA部拡大透視図。
【符号の説明】
3 テールゲート 4 サイドパネル 5 支持軸 6 揺動リンク 7 案内溝 8 ロッド 9 シール板 10 汚水受 13 カバーパネル 14 塵芥の堆積 16 第1のダストカバー 17 第2のダストカバー

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】テールゲートに投入された塵芥を塵芥収容
    箱に押込むための塵芥押込機構を上記テールゲートの内
    部に設け、揺動リンクの先端に取付けられて上記テール
    ゲートの外部から上記塵芥押込機構を駆動するロッドを
    上記テールゲートのサイドパネルを貫通した案内溝に沿
    って移動させる一方、上記サイドパネル側面の上記案内
    溝の下方に汚水受を配設した塵芥収集車において、上記
    汚水受の上面を覆う帯状で可撓性を有するダストカバー
    の端部を上記汚水受の上面と上記揺動リンクの下面とに
    接続したことを特徴とする塵芥収集車の防塵装置。
JP6450192U 1992-09-16 1992-09-16 塵芥収集車の防塵装置 Expired - Lifetime JP2566982Y2 (ja)

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JP6450192U JP2566982Y2 (ja) 1992-09-16 1992-09-16 塵芥収集車の防塵装置

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Publication Number Publication Date
JPH0627712U JPH0627712U (ja) 1994-04-12
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ID=13260018

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6313557B2 (ja) * 2013-08-09 2018-04-18 極東開発工業株式会社 塵芥収集車及び塵芥収集装置
JP7141352B2 (ja) * 2018-05-17 2022-09-22 新明和工業株式会社 塵芥収集車

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JPH0627712U (ja) 1994-04-12

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