JPS6132881Y2 - - Google Patents

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JPS6132881Y2
JPS6132881Y2 JP923481U JP923481U JPS6132881Y2 JP S6132881 Y2 JPS6132881 Y2 JP S6132881Y2 JP 923481 U JP923481 U JP 923481U JP 923481 U JP923481 U JP 923481U JP S6132881 Y2 JPS6132881 Y2 JP S6132881Y2
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sewage
loading hopper
reinforcing frame
frame
attached
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は収塵ボデイ後端開口部の補強枠上端に
開閉自在に枢架された積込ホツパを有する塵芥収
集車の汚水処理装置に関する。
このような塵芥収集車では、収塵ボデイ内に圧
縮して積込まれる塵芥より出た汚水や悪臭が外部
に漏出しないように、補強枠と閉鎖位置の積込ホ
ツパの間を枠状の弾性パツキン条で密封すると、
収塵ボデイの底板や補強枠の底部フレームと積込
ホツパの前端下部に一体に設けた覆板の間に酸性
の汚水が溜つて、該底板や底部フレーム等の腐蝕
や汚れがひどくなり、水洗いではこの汚れを落と
せなくなるのみならず、収塵ボデイ内の塵芥圧力
により鉄屑のような異物が弾性パツキン条に押付
けられるためパツキン寿命が低下する。これを避
けるため、枠状弾性パツキン条の内側に、積込ホ
ツパ下部の汚水タンクに連通する汚水排出樋を取
付けると、該汚水排出樋や、汚水通路が収塵ボデ
イ内の塵芥により詰り易くなつて、円滑な汚水排
出ができなくなるのみならず、底部フレーム等の
腐蝕は防止し得ないことになる。
本考案はこの問題に対処するもので、収塵ボデ
イ後端開口部の補強枠上端に開閉自在に枢架され
た積込ホツパの前端下部に、該補強枠と積込ホツ
パの間の接合部を覆う覆体を一体に設けた塵芥収
集車において、補強枠1の底部フレーム1aに対
向して積込ホツパ2の前面に汚水通筐3を横桁状
に固着して、該汚水通筐の底部を積込ホツパ下端
部の汚水溜手段に連通連結し、積込ホツパ2の閉
鎖位置において汚水通筐3との間に汚水流下用小
間隙を形成する下方への折曲部分4aを後端に設
けた汚水誘導板4を、底部フレーム1aの上端よ
り後方に突出させ、補強枠1と閉鎖位置の積込ホ
ツパ2の間を略全周にわたつて密封するように、
該積込ホツパに取付けられる弾性パツキン条5の
底辺部分を汚水通筐3の前面下部に取付け、該弾
性パツキン条5の底辺部分と折曲部分4aとの間
において該折曲部分の下方にV形樋を形成するよ
うに、汚水通筐3の前面に汚水受6を取付けて、
該汚水受を通孔17で汚水通筐3に連通連結した
ことを特徴とする。
以下本考案の一実施例を図について更に詳述す
る。7は自動車の後部車体8上に搭載された収塵
ボデイで、その後端開口部の補強枠1の頂部フレ
ームに積込ホツパ2の上端が開閉自在に枢架9さ
れる。積込ホツパ2の内部には、油圧モータで時
計方向(第1図において)に駆動されるコンベヤ
パネル10と、軸11を中心として油圧シリンダ
12により前後揺動させられるラムパネル13と
を含む塵芥積込装置が取付けられ、該油圧シリン
ダ12が積込ホツパ開閉シリンダとして機能する
こと、及び積込ホツパ2の円弧状底板2aの下面
にタンク状の汚水溜14が取付けられ、該円弧状
底板の下端に通孔15が穿設されていることは従
前同様である。
汚水通筐3は円弧状底板2aの上部と、その上
端に折曲け形成された覆板2bとに板3aを溶着
してなり、該横桁状の汚水通筐3は補強枠1の底
部内法(うちのり)より稍大きい長さを持ち、そ
の両端は少くも下部が適宜閉塞される。汚水誘導
板4は底部フレーム1aの頂板を後方に延長して
なり、その折曲部分4aと閉鎖位置の積込ホツパ
2の汚水通筐3との間には、流下汚水がその付着
力によつて汚水通筐外面に付着して流下するよう
に汚水流量を制限する汚水流下用小間隙cが形成
される。
汚水受6は、その下部取付部分がゴムよりなる
弾性パツキン条5のパツキン抑え16と共に汚水
通筐3の前面下部に全長にわたつて固着され、汚
水流下用小間隙cに対向する。汚水受6と板3a
の間に形成される溝は、該板の前壁部分と底壁部
分に夫々穿設した通孔17,18、円弧状底板2
aに溶着した導管19を順次経て汚水溜14に連
通連結される。汚水受6と板3a間の溝の両端は
適宜閉塞するのがよいが、該溝底が通孔17の方
へ順次下降する傾斜を持つ場合は、必ずしも溝両
端を閉塞する必要はない。
上記構成によれば、ホツパ2後端の投入口2c
より投入された塵芥が、コンベヤパネル10の回
転運動と、これに協同するラムパネル13の往復
運動により、圧縮されながら収塵ボデイ7内に積
込まれて、その底板7a上に汚水が溜り始める
と、該汚水は汚水誘導板4に誘導されて小間隙c
より汚水受6内に流下し、順次通孔17,18、
導管19を経て汚水溜14内に流れ込む。尚塵芥
より押出される汚水量の多い場合に備えて、汚水
誘導板4の両側縁上に板3aと干渉しないように
丸棒を溶着するなどして低い堰を設けるべきであ
る。
この場合汚水と共に運ばれてくる鉄屑その他の
異物は小間隙cの上端で阻止されるし、該小間隙
を通つた微細異物も汚水受6より汚水溜14内に
落込むから、弾性パツキン条5が損傷する恐れは
なく、小間隙c上に溜つた異物は、ホツパ2を第
1図鎖線示のように開いてボデイ7内の塵芥を排
出する際に自動的に除去される。
本考案において注目されるべきは、小間隙cが
汚水誘導板4の折曲部分4aと板3aの間に形成
されるため、汚水誘導板上に溜つた汚水量が多く
ても、該小間隙内を流下した汚水が主として汚水
通筐3の前面に付着して流下し、順次通孔17、
板3aの内面、通孔18、導管19の前部内面に
沿い流下するため、汚水の流れが底部フレーム1
aの後壁や円弧状底板2aと隔離されることにな
り、酸性の汚水による該底部フレーム等の腐蝕や
汚れを著しく減少でき、該底部フレーム等の寿命
を永くし得ることである。
以上一実施例について説明したが、円弧状底板
2aの板厚は摩耗を考慮して厚くしているのを普
通とするから、通孔18、導管19、汚水溜14
を設ける代りに、第2図のA部分に通孔を穿設し
て該円弧状底板の下部を汚水溜に兼用することも
できる。
本考案によれば、汚水誘導板4の折曲部分4a
と汚水通筐3との間に常時汚水流下用小間隙Cが
形成されているから、積込ホツパ2の覆板2bの
下側において、収塵ボデイ7の底板7a上に酸性
の汚水が溜つて該底板を腐蝕或いは汚損する恐れ
がない。しかも該小間隙Cより汚水受6内に流入
した汚水は、、直ちに汚水通筐3内を経て汚水溜
14等の方に排出されるから、塵芥収集車が走行
中に加速しても、或いは又振動や動揺しても、汚
水が汚水受6外に溢出する恐れは殆んどないし、
又走行中の塵芥収集車が急停止する際の慣性作用
によつて汚水溜14等から汚水や空気が逆流しよ
うとしても、これが汚水通筐3内の空室で緩和さ
れるから、該急停止時に小間隙Cから流下してい
る汚水が汚水受6外に溢出する恐れも殆どなく、
小間隙Cから流出する汚水が底部フレーム1aの
弾性パツキン条接触面の方に附着流下するのを折
曲部分4aが阻止するのと相俟つて、底部フレー
ム1aの弾性パツキン条接触面が汚水により徐々
に腐蝕されて汚水漏れやこれに基づく悪臭を生ず
る恐れがなく、塵芥収集車の寿命を永くすること
ができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案装置を備える塵芥収集車後部の
縦断面図、第2図はその要部の拡大図である。 7……収塵ボデイ、2b……覆板、14……汚
水溜、19……導管。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 収塵ボデイ後端開口部の補強枠上端に開閉自在
    に枢架された積込ホツパの前端下部に、該補強枠
    と積込ホツパの間の接合部を覆う覆板を一体に設
    けた塵芥収集車において、補強枠1の底部フレー
    ム1aに対向して積込ホツパ2の前面に汚水通筐
    3を横桁状に固着して、該汚水通筐の底部を積込
    ホツパ下端部の汚水溜手段に連通連結し、積込ホ
    ツパ2の閉鎖位置において汚水通筐3との間に汚
    水流下用小間隙を形成する下方への折曲部分4a
    を後端に設けた汚水誘導板4を、底部フレーム1
    aの上端より後方に突出させ、補強枠1と閉鎖位
    置の積込ホツパ2の間を略全周にわたつて密封す
    るように、該積込ホツパに取付けられる弾性パツ
    キン条5の底辺部分を汚水通筐3の前面下部に取
    付け、該弾性パツキン条5の底辺部分と折曲部分
    4aとの間において該折曲部分の下方にV形樋を
    形成するように、汚水通筐3の前面に汚水受6を
    取付けて、該汚水受17で汚水通筐3に連通連結
    したことを特徴とする塵芥収集車の汚水処理装
    置。
JP923481U 1981-01-27 1981-01-27 Expired JPS6132881Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP923481U JPS6132881Y2 (ja) 1981-01-27 1981-01-27

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP923481U JPS6132881Y2 (ja) 1981-01-27 1981-01-27

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS57123304U JPS57123304U (ja) 1982-07-31
JPS6132881Y2 true JPS6132881Y2 (ja) 1986-09-25

Family

ID=29807366

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP923481U Expired JPS6132881Y2 (ja) 1981-01-27 1981-01-27

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JP6292924B2 (ja) * 2014-02-26 2018-03-14 新明和工業株式会社 塵芥収集車

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Publication number Publication date
JPS57123304U (ja) 1982-07-31

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