JP6311528B2 - 増幅器 - Google Patents

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Description

本発明は、増幅器に関する。
特性が互いに同じである2個以上の増幅器を伝送線路で縦続に接続して成るマイクロ波多段増幅器において、伝送線路の線路長を調整する手段を備えているマイクロ波多段増幅器が知られている(特許文献1参照)。
また、低域側及び高域側に各々形成された通過域の間に減衰域を設けるためのノッチフィルタが知られている(特許文献2参照)。複数の位相反転用のインダクタは、入力ポートと出力ポートとの間に直列腕として互いに直列に接続される。第1及び第2の電極部は、絶縁板の一面側及び他面側に夫々形成される。導電路は、第1の電極部及び第2の電極部を互いに接続するために絶縁板の内部に形成される。複数の素子部は、互いに隣接する直列腕の間に各々の一端側が接続されると共に第1の電極部に各々の他端側が接続された、減衰域に対応する周波数で直列共振を起こす並列腕である。容量成分は、素子部と第2の電極部との間に介在して設けられ、減衰域に対応する周波数において導電路のインダクタ成分と直列共振が起こるように容量値が設定される。
特開昭63−46007号公報 特開2012−175438号公報
ゲート接地増幅器は、還流電流の正帰還により、所定の周波数で発振しまう課題がある。ソース接地増幅器でも同様である。ノッチフィルタを用いることにより、増幅器の発振を防止することができる。しかし、ノッチフィルタは、所定周波数帯域の信号を減衰させるため、電力の損失が生じてしまい、所定周波数帯域の利得が低下してしまう課題がある。
本発明の目的は、発振を防止し、利得の低下を防止することができる増幅器を提供することである。
増幅器は、第1の主電極、第2の主電極及び第1の制御電極を含み、前記第1の主電極が第1の入力信号を入力し、第2の主電極から出力信号を出力する第1のトランジスタと、前記第1のトランジスタの前記第2の主電極に接続される信号線に対して絶縁体を介して設けられる基準電位線と、前記第1のトランジスタの前記第1の制御電極及び前記基準電位線間に設けられる第1の容量と、前記第1のトランジスタの前記第2の主電極から前記基準電位線及び前記第1の容量を介して前記第1のトランジスタの前記第1の制御電極に流れる第1の還流電流の位相が前記第1の入力信号の位相に対して90度より大きくかつ270度より小さい位相差を有するように、前記第1の還流電流の位相をシフトする第1の位相シフタとを有する。
第1の還流電流の負帰還により、発振を防止することができる。また、フィルタを用いないので、利得の低下を防止することができる。
図1(A)〜(C)は、第1の実施形態による増幅器を説明するための図である。 図2は、第2の実施形態による第1の増幅ユニットの構成例を示す図である。 図3は、図2のA−A線に沿った断面図である。 図4は、図2のB−B線に沿った断面図である。 図5は、図2のC−C線に沿った断面図である。 図6は、周波数に対する増幅器の利得のシミュレーション結果を示す図である。 図7は、周波数に対する利得の例を示す図である。 図8は、第3の実施形態による第1の増幅ユニットの構成例を示す図である。 図9は、第4の実施形態による第1の増幅ユニットの構成例を示す図である。 図10は、周波数に対する利得の例を示す図である。 図11は、第5の実施形態による第1の増幅ユニットの構成例を示す図である。 図12は、図11のD−D線に沿った断面図である。
(第1の実施形態)
図1(A)は、第1の実施形態による増幅器の構成例を示す図である。増幅器は、入力端子IN、出力端子OUT、基準電位線(グランド電位線)106、第1の増幅ユニット101A、第2の増幅ユニット101B及び第3の増幅ユニット101Cを有する。第1の増幅ユニット101A、第2の増幅ユニット101B及び第3の増幅ユニット101Cは、入力端子IN及び出力端子OUT間において、直列に接続される。
第1の増幅ユニット101Aは、第1のインダクタ102A、第1のトランジスタ103A、第1の抵抗104A、第1の容量105A、第1の位相シフタ107A及び信号線108Aを有する。第1のトランジスタ103Aは、例えば、nチャネル電界効果トランジスタであり、ソース電極(第1の主電極)とドレイン電極(第2の主電極)とゲート電極(第1の制御電極)を有する。入力端子INは、信号線108を介して、第1のトランジスタ103Aのソース電極に接続される。信号線108は、寄生インダクタ成分を有し、第1のトランジスタ103Aの入力整合回路として機能する。なお、信号線108として、インダクタを用いてもよい。
第1のインダクタ102Aは、第1のトランジスタ103Aのソース電極及びグランド電位ノード(第1のバイアス電位ノード)間に接続される。第1のトランジスタ103Aのソース電極は、第1のインダクタ102Aを介してグランド電位ノードからグランド電位(第1のバイアス電位)の供給を受ける。
第1の抵抗104Aは、第1のトランジスタ103Aのゲート電極及び第2のバイアス電位ノードVg間に接続される。第1のトランジスタ103Aのゲート電極は、第1の抵抗104Aを介して第2のバイアス電位ノードVgから第2のバイアス電位(正電位)の供給を受ける。
第1の容量105Aは、第1のトランジスタ103Aのゲート電極及び基準電位線106間に設けられる。基準電位線106は、例えばグランド電位線である。第1のトランジスタ103Aのドレイン電極は、信号線108Aに接続される。信号線108Aは、寄生インダクタ成分を有し、第1のトランジスタ103Aの出力整合回路として機能する。なお、信号線108Aとして、インダクタを用いてもよい。
第1のトランジスタ103Aは、ソース電極が入力端子INから第1の入力信号S1を入力し、第1の入力信号S1を増幅し、ドレイン電極から信号線108Aに第1の出力信号を出力する。第1の入力信号S1は、例えば、高周波数交流信号である。
まず、第1の位相シフタ107Aがない場合を説明する。その場合、第2の容量105Bは、基準電位線106を介して、第1の容量105Aに接続される。信号線108Aは、絶縁体を介して、基準電位線106に接続される。信号線108Aの第1の出力信号は、絶縁体、基準電位線106及び第1の容量105Aを介して、第1のトランジスタ103Aのゲート電極に第1の還流電流S2として帰還する。図7の周波数f1付近の所定周波数帯域において、第1の還流電流S2の位相は、第1の入力信号S1の位相に対して、絶対値が90度より小さい位相差を有し、第1の還流電流S2は正帰還となり、発振状態の利得701が得られる。増幅器は、発振すると、不安定状態となる。
本実施形態では、増幅器の発振を防止するために、第1の位相シフタ107Aを設ける。図4に示すように、信号線108Aは、絶縁膜(絶縁体)302を介して、第1の位相シフタ107Aの入力ノードに接続される基準電位線106に接続される。信号線108Aの第1の出力信号は、絶縁膜302、基準電位線106を介して、第1の位相シフタ107Aの入力ノードに入力される。第1の位相シフタ107Aは、図1(B)及び(C)に示すように、第1のトランジスタ103Aのドレイン電極から基準電位線106及び第1の容量105Aを介して第1のトランジスタ103Aのゲート電極に流れる第1の還流電流S2の位相が第1の入力信号S1の位相に対して90度より大きくかつ270度より小さい位相差を有するように、第1の還流電流S2の位相をシフトする。
第1の還流電流S2の位相は、第1の入力信号S1の位相に対して、90度より大きくかつ270度より小さい位相差を有するので、第1の還流電流S2は負帰還となり、図7の発振状態の利得701がなくなり、発振を防止し、図7の実線で示す安定利得が得られる。第1の位相シフタ107Aを設けることにより、第1の還流電流S2が負帰還となり、不要な発振信号の種を相殺し、増幅器の発振を防止し、安定動作させることができる。
第1の還流電流S2の位相は、第1の入力信号S1の位相に対して、位相差が180度に近いほど、発振を防止する効果が大きくなるが、利得が小さくなってしまう。そこで、発振防止の効果と利得の大きさのバランスを考え、第1の位相シフタ107Aの位相シフト量を決めるのが好ましい。
なお、図7の発振状態の利得701を防止するために、フィルタを用いる方法が考えられる。しかし、フィルタは、所定周波数帯域の信号を減衰させるため、電力の損失が生じてしまい、所定周波数帯域の利得が低下してしまう課題がある。本実施形態は、フィルタを用いないで、第1の位相シフタ107Aにより発振を防止するので、利得の低下を防止することができる。
第2の増幅ユニット101Bは、第2のインダクタ102B、第2のトランジスタ103B、第2の抵抗104B、第2の容量105B、第2の位相シフタ107B及び信号線108Bを有する。第2のトランジスタ103Bは、例えば、nチャネル電界効果トランジスタであり、ソース電極(第3の主電極)とドレイン電極(第4の主電極)とゲート電極(第2の制御電極)を有する。第2のトランジスタ103Bのソース電極は、信号線108Aを介して、第1のトランジスタ103Aのドレイン電極に接続される。信号線108Aは、寄生インダクタ成分を有し、第2のトランジスタ103Bの入力整合回路として機能する。
第2のインダクタ102Bは、第2のトランジスタ103Bのソース電極及びグランド電位ノード間に接続される。第2のトランジスタ103Bのソース電極は、第2のインダクタ102Bを介してグランド電位ノードからグランド電位の供給を受ける。
第2の抵抗104Bは、第2のトランジスタ103Bのゲート電極及び第2のバイアス電位ノードVg間に接続される。第2のトランジスタ103Bのゲート電極は、第2の抵抗104Bを介して第2のバイアス電位ノードVgから第2のバイアス電位(正電位)の供給を受ける。
第2の容量105Bは、第2のトランジスタ103Bのゲート電極及び基準電位線106間に設けられる。第2のトランジスタ103Bのドレイン電極は、信号線108Bに接続される。信号線108Bは、寄生インダクタ成分を有し、第2のトランジスタ103Bの出力整合回路として機能する。なお、信号線108Bとして、インダクタを用いてもよい。
第2のトランジスタ103Bは、ソース電極が第1のトランジスタ103Aのドレイン電極から第2の入力信号S3を入力し、第2の入力信号S3を増幅し、ドレイン電極から信号線108Bに第2の出力信号を出力する。
信号線108Bは、絶縁膜(絶縁体)302を介して、第2の位相シフタ107Bの入力ノードに接続される基準電位線106に接続される。信号線108Bの第2の出力信号は、絶縁膜302、基準電位線106を介して、第2の位相シフタ107Bの入力ノードに入力される。第2の位相シフタ107Bは、第1の位相シフタ107Aと同様に、第2のトランジスタ103Bのドレイン電極から基準電位線106及び第2の容量105Bを介して第2のトランジスタ103Bのゲート電極に流れる第2の還流電流S4の位相が第2の入力信号S3の位相に対して90度より大きくかつ270度より小さい位相差を有するように、第2の還流電流S4の位相をシフトする。
第2の還流電流S4の位相は、第2の入力信号S3の位相に対して、90度より大きくかつ270度より小さい位相差を有するので、第2の還流電流S4は負帰還となり、発振を防止し、安定利得が得られる。第2の位相シフタ107Bを設けることにより、増幅器の発振を防止し、安定動作させることができる。
第3の増幅ユニット101Cは、第3のインダクタ102C、第3のトランジスタ103C、第3の抵抗104C、第3の容量105C、第3の位相シフタ107C及び信号線108Cを有する。第3のトランジスタ103Cは、例えば、nチャネル電界効果トランジスタであり、ソース電極(第5の主電極)とドレイン電極(第6の主電極)とゲート電極(第3の制御電極)を有する。第3のトランジスタ103Cのソース電極は、信号線108Bを介して、第2のトランジスタ103Bのドレイン電極に接続される。信号線108Bは、寄生インダクタ成分を有し、第3のトランジスタ103Cの入力整合回路として機能する。
第3のインダクタ102Cは、第3のトランジスタ103Cのソース電極及びグランド電位ノード間に接続される。第3のトランジスタ103Cのソース電極は、第3のインダクタ102Cを介してグランド電位ノードからグランド電位の供給を受ける。
第3の抵抗104Cは、第3のトランジスタ103Cのゲート電極及び第2のバイアス電位ノードVg間に接続される。第3のトランジスタ103Cのゲート電極は、第3の抵抗104Cを介して第2のバイアス電位ノードVgから第2のバイアス電位(正電位)の供給を受ける。
第3の容量105Cは、第3のトランジスタ103Cのゲート電極及び基準電位線106間に設けられる。第3のトランジスタ103Cのドレイン電極は、信号線108Cに接続される。信号線108Cは、寄生インダクタ成分を有し、第3のトランジスタ103Cの出力整合回路として機能する。なお、信号線108Cとして、インダクタを用いてもよい。
第3のトランジスタ103Cは、ソース電極が第2のトランジスタ103Bのドレイン電極から第3の入力信号S5を入力し、第3の入力信号S5を増幅し、ドレイン電極から信号線108Cに第3の出力信号を出力する。
信号線108Cは、絶縁膜(絶縁体)302を介して、第3の位相シフタ107Cの入力ノードに接続される基準電位線106に接続される。信号線108Cの第3の出力信号は、絶縁膜302、基準電位線106を介して、第3の位相シフタ107Cの入力ノードに入力される。第3の位相シフタ107Cは、第1の位相シフタ107Aと同様に、第3のトランジスタ103Cのドレイン電極から基準電位線106及び第3の容量105Cを介して第3のトランジスタ103Cのゲート電極に流れる第3の還流電流S6の位相が第3の入力信号S5の位相に対して90度より大きくかつ270度より小さい位相差を有するように、第3の還流電流S6の位相をシフトする。
第3の還流電流S6の位相は、第3の入力信号S5の位相に対して、90度より大きくかつ270度より小さい位相差を有するので、第3の還流電流S5は負帰還となり、発振を防止し、安定利得が得られる。第3の位相シフタ107Cを設けることにより、増幅器の発振を防止し、安定動作させることができる。
なお、第1の増幅ユニット101A、第2の増幅ユニット101B及び第3の増幅ユニット101Cを例に説明したが、4個以上の増幅ユニットを直列に接続してもよい。増幅ユニットの数が多いほど、利得が大きくなるが、図7の発振状態の利得701が生じやすくなる。その場合、第1の位相シフタ107A、第2の位相シフタ107B及び第3の位相シフタ107Cを設けることにより、発振を防止できる。
近年、ワイヤレス機器の伝送速度は増加の一途をたどっている。その一因として、音声通話から、スマートフォンに代表される端末でウェブ閲覧や音楽のダウンロードなどデータ通信が主流となっていることがあげられる。将来的には、映画などの大容量動画を一瞬でダウンロードするようなアプリケーションの実現が期待されている。その目的において、サブミリ波(300GHz〜3THz)は、既存の低周波帯域(10GHz以下)と比べて非常に広い周波数帯域が使用でき、その分、伝送速度を向上させることが可能である。現在、サブミリ波帯を使用した無線通信機の実現が期待されている。この場合、300GHzの超高周波信号を検出するめの高利得な増幅器が必要となる。図1(A)の増幅器は、そのような増幅器として用いることができる。
(第2の実施形態)
図2は、第2の実施形態による第1の増幅ユニット101Aの構成例を示す図であり、半導体チップのレイアウトパターンを示す。図3は図2のA−A線に沿った断面図であり、図4は図2のB−B線に沿った断面図であり、図5は図2のC−C線に沿った断面図である。以下、第1の増幅ユニット101Aを例に説明するが、第2の増幅ユニット101B及び第3の増幅ユニット101Cも同様である。
半導体基板301の上には、スリット107を含む基準電位線106のパターンを有する第1の配線層が形成される。基準電位線106は導電体で形成され、スリット107では導電体が除去されている。したがって、還流電流は、基準電位線106の領域を流れることができるが、スリット107の領域を流れることができない。
基準電位線106を有する第1の配線層の上には、絶縁膜302が形成される。絶縁膜302の上には、信号線108,108A,108B,108Cを有する第2の配線層が形成される。すなわち、マイクロストリップ線路が形成される。信号線108,108A,108B,108C及び基準電位線106は、相互に異なる配線層に設けられる。
図3に示すように、第1のトランジスタ103Aは、ソース電極103s、ドレイン電極103、ゲート電極103g及びトランジスタ領域103aを有する。トランジスタ領域103aは、半導体基板301の表面に形成される。
図2に示すように、信号線108及び108Aを軸として線対称になるように、2個のスリット107、2個の第1の容量105A、及び2個の第1の抵抗104Aが設けられる。
ソース電極103sは、信号線108に接続される。第1の入力信号S1は、信号線108を介してソース電極103sに入力される。第1のトランジスタ103Aは、第1の入力信号S1を増幅し、増幅した信号をドレイン電極103dから第1の出力信号として出力する。第1の出力信号は、第2の入力信号S3及び第1の還流電流S2に分かれる。第2の入力信号S3は、信号線108Aを介して第2のトランジスタ103Bのソース電極に入力される。
第1の還流電流S2は、ドレイン電極103dから経路201を通ってゲート電極103gに流れる。すなわち、第1の還流電流S2は、ドレイン電極103dから、信号線108A、絶縁膜302、基準電位線106、第1の容量105Aを通って、ゲート電極103gに流れるリーク電流である。この際、第1の還流電流S2は、スリット107の領域を流れることができないので、スリット107の周囲の基準電位線106の領域の最短の経路201を通る。経路201の長さは、第1の還流電流S2の遅延時間に対応する。経路201が長ければ第1の還流電流S2の遅延時間が長くなり、経路201が短ければ第1の還流電流S2の遅延時間が短くなる。経路201の長さは、約、スリット107の長さLの2倍である。
ここで、図7の周波数f1における発振を防止する例を説明する。スリット107がない場合に、周波数f1で発振状態の利得701が発生する場合を説明する。スリット107の長さLは、スリット107がない場合に発振する周波数f1の波長に対して1/4倍の長さにする。これにより、経路201の長さは、周波数f1の波長に対して1/2倍の長さになる。この場合、第1の還流電流S2の位相は、第1の入力信号S1の位相に対して180度の位相差を有する。第1の還流電流S2は負帰還となるので、図7の実線に示すように、周波数f1では安定した利得が得られる。
第1の位相シフタ107Aは、基準電位線106のパターンに設けられるスリット107を有し、スリット107の長さLに応じて、第1の還流電流S2の位相をシフトすることができる。
増幅器は、ゲート接地増幅器である。ゲート電極103gは、第1の容量105Aを介して基準電位線106に接続され、交流接地されている。第1のトランジスタ103Aの近傍の基準電位線106のパターンにスリット107を開口しておく。第1の還流電流S2は、スリット107を迂回して、経路201を介して、ゲート電極103gへ戻される。このとき、スリット107の長さLを発振の懸念される周波数f1の波長の1/4倍の長さに設定しておけば、第1の還流電流S2と第1の入力信号S1の位相は、逆相(1/2波長ズレ)となり、上述の不要波相殺効果を実現できる。
なお、スリット107は、予め増幅器の設計時に作り込んでおくことが望ましいが、増幅器が不要発振する周波数は設計段階では予想困難な場合がある。その場合、増幅器の評価段階で発振が見られた際に、基準電位線106のパターンをアルゴンイオンビーム等によりトリミング加工してスリット107を作製すればよい。この観点から、基準電位線106のパターンは、半導体チップ表面を観察した場合に目視できることが好ましい。図2に示すように、スリット107を形成する基準電位線106の領域には、観察の障害となる回路パターンを配置しないことが好ましい。
図6は、周波数に対する増幅器の利得のシミュレーション結果を示す図である。増幅器が第1の増幅ユニット101Aのみを有する1段増幅器の例を示す。特性線601は、スリット107がない場合の特性を示し、特定周波数での利得の低下が生じず、例えば図7の発振状態の利得701が生じる。
特性線602は、スリット107の長さLが240μmの場合の特性を示し、約148GHzにおける利得を低下させることができる。すなわち、148GHz付近の周波数f1における発振を防止することができる。
特性線603は、スリット107の長さLが180μmの場合の特性を示し、約172GHzにおける利得を低下させることができる。すなわち、172GHz付近の周波数f1における発振を防止することができる。
以上のように、スリット107を設けることにより、ある周波数で増幅器の利得を低下させ、発振を防止することができる。また、スリット107の長さLを変えることにより、利得を低下させる周波数を変えることができる。すなわち、スリット107の長さLに応じて、発振を防止したい周波数を制御することができる。
(第3の実施形態)
図8は、第3の実施形態による第1の増幅ユニット101Aの構成例を示す図であり、半導体チップのレイアウトパターンを示す。以下、第1の増幅ユニット101Aを例に説明するが、第2の増幅ユニット101B及び第3の増幅ユニット101Cも同様である。
本実施形態(図8)は、第2の実施形態(図2)に対して、ソース電極801sとドレイン電極801dとゲート電極801gとトランジスタ領域801aを有する複数のトランジスタを追加したものである。以下、本実施形態が第2の実施形態と異なる点を説明する。
各スリット107の中には、ソース電極801sとドレイン電極801dとゲート電極801gとトランジスタ領域801aを有するn個のトランジスタが設けられる。n個のトランジスタの各ゲート電極801gには、それぞれ、ゲート電圧Vg_1〜Vg_nが供給される。ゲート電圧Vg_1〜Vg_nがハイレベルになったトランジスタは、オンし、スリット107を跨ぐように基準電位線106を接続する経路を形成する。ゲート電圧Vg_1〜Vg_nがローレベルになったトランジスタは、オフし、スリット107を跨ぐ基準電位線106を切断状態にする。スリット107の長さLを制御するには、スリット107の長さLの中にあるトランジスタをオフし、スリット107の長さLの外にあるトランジスタをオンにする。例えば、図8の場合、ゲート電圧Vg_1及びVg_2のトランジスタをオンにし、ゲート電圧Vg_3〜Vg_nのトランジスタをオフにすることにより、スリット107の長さLを設定することができる。このように、ゲート電圧Vg_1〜Vg_nにより、スリット107の長さLを変えることができる。本実施形態では、第1の位相シフタ107Aは、スリット107の長さLを変えるためのトランジスタを有する。
本実施形態では、増幅器が発振した後、トリミング加工などの物理的加工を施すのではなく、ゲート電圧Vg_1〜Vg_nの制御によってスリット107の長さLを調整することができる。基準電位線106のパターン上において、スリット107を橋渡しするように複数のゲート電圧Vg_1〜Vg_nのトランジスタを設ける。ゲート電圧Vg_1〜Vg_nのトランジスタは、ソース電極801s及びドレイン電極801d間をゲート電圧Vg_1〜Vg_nによってオン/オフする。トランジスタをオンすれば、トランジスタ直下にあるスリット107の領域はショートされ、スリット107の長さLが短くなる。つまり、トランジスタのオン/オフ切り替えによって、スリット107の長さLを調整することができる。また、上下の2個のスリット107の長さLが同じになるよう各トランジスタを制御することが好ましいが、後述の第4の実施形態の場合には、上下の2個のスリット107の長さLが異なるように各トランジスタ107を制御することができる。
(第4の実施形態)
図9は、第4の実施形態による第1の増幅ユニット101Aの構成例を示す図であり、半導体チップのレイアウトパターンを示す。以下、第1の増幅ユニット101Aを例に説明するが、第2の増幅ユニット101B及び第3の増幅ユニット101Cも同様である。
本実施形態(図9)は、第2の実施形態(図2)に対して、2個のスリット107a及び107bの長さを異ならせたものである。以下、本実施形態が第2の実施形態と異なる点を説明する。図9において、スリット107aは、トランジスタ領域103aの上側に設けられたスリット107であり、スリット107bは、トランジスタ領域103aの下側に設けられたスリット107である。スリット107aの長さL1は、スリット107bの長さL2と異なる。
第1の位相シフタ107Aは、基準電位線106のパターンに設けられ、長さが異なる複数のスリット107a及び107bを有し、複数のスリット107a及び107bの長さL1及びL2に応じて、第1の還流電流S2の位相をシフトすることにより、位相が異なる複数の第1の還流電流S2を第1のトランジスタ103Aのゲート電極103gに出力する。
例えば、図6に示すように、スリット107aの長さL1が240μmである場合には、特性線602に示す特性が得られ、スリット107bの長さL2が180μmである場合には、特性線603に示す特性が得られる。この場合、周波数148GHz付近の発振及び周波数172GHz付近の発振の両方を防止することができる。
図10は、周波数に対する利得の例を示す図である。スリット107a及び107bがない場合、周波数f1で発振状態の利得1001が発生し、周波数f2で発振状態の利得1002が発生する。
本実施形態では、スリット107a及び107bを設け、スリット107aの長さL1を周波数f1の発振を防止するための長さに設定し、スリット107bの長さL2を周波数f2の発振を防止するための長さに設定する。これにより、図10の実線に示すように、発振状態の利得1001及び1002がなくなり、周波数f1での発振及び周波数f2での発振を防止することができる。
以上のように、スリット107aの長さL1とスリット107bの長さL2とを異なる長さにすることにより、異なる2つの周波数f1及びf2での発振を防止することができる。この場合、上下非対称なスリット107a及び107bの構成を設計段階で設定してもよいし、図8に示すように、ゲート電圧Vg_1〜Vg_nのトランジスタのオンする数を上下の2個のスリット107で変えることでも実現できる。
(第5の実施形態)
図11は、第5の実施形態による第1の増幅ユニット101Aの構成例を示す図であり、半導体チップのレイアウトパターンを示す。図12は、図11のD−D線に沿った断面図である。以下、第1の増幅ユニット101Aを例に説明するが、第2の増幅ユニット101B及び第3の増幅ユニット101Cも同様である。
第2の実施形態(図2及び図4)では、信号線108及び108Aがマイクロストリップ線路として形成される。本実施形態(図11及び図12)では、信号線108及び108Aがコプレーナ線路として形成される。以下、本実施形態が第2の実施形態と異なる点を説明する。
半導体基板301の上には、絶縁膜302が形成される。絶縁膜302の上の配線層には、信号線108A及び基準電位線106のパターンが形成される。信号線108,108B,108Cも信号線108Aと同様に形成される。信号線108,108A,108B,108C及び基準電位線106は、相互に同じ配線層に設けられる。信号線108Aと基準電位線106とは、ギャップ(絶縁体)1101を介して、電気的に絶縁されている。ギャップ1101の長さ1102により、信号線108及び108Aのインピーダンスが決まる。第1の還流電流S2は、ドレイン電極103dから、信号線108A、ギャップ1101、基準電位線106、及び第1の容量105Aを介して、ゲート電極103gに流れる。
なお、第1〜第5の実施形態において、第1のトランジスタ103A、第2のトランジスタ103B及び第3のトランジスタ103Cは、nチャネル電界効果トランジスタに限定されず、pチャネル電界効果トランジスタでもよいし、バイポーラトランジスタでもよい。
第1のトランジスタ103Aがバイポーラトランジスタの場合、第1のトランジスタ103Aは、エミッタが第1の主電極であり、コレクタが第2の主電極であり、ベースが第1の制御電極である。同様に、第2のトランジスタ103Bがバイポーラトランジスタの場合、第2のトランジスタ103Bは、エミッタが第3の主電極であり、コレクタが第4の主電極であり、ベースが第2の制御電極である。同様に、第3のトランジスタ103Cがバイポーラトランジスタの場合、第3のトランジスタ103Cは、エミッタが第5の主電極であり、コレクタが第6の主電極であり、ベースが第3の制御電極である。
第1〜第5の実施形態によれば、第1の位相シフタ107A、第2の位相シフタ107B及び第3の位相シフタ107Cを設けることにより、第1の還流電流S2、第2の還流電流S4及び第3の還流電流S6の負帰還を実現することができる。第1の還流電流S2、第2の還流電流S4及び第3の還流電流S6の負帰還により、発振を防止することができる。また、フィルタを用いないので、利得の低下を防止することができる。
なお、上記実施形態は、何れも本発明を実施するにあたっての具体化の例を示したものに過ぎず、これらによって本発明の技術的範囲が限定的に解釈されてはならないものである。すなわち、本発明はその技術思想、又はその主要な特徴から逸脱することなく、様々な形で実施することができる。
101A,101B,101C 増幅ユニット
102A,102B,102C インダクタ
103A,103B,103C トランジスタ
104A,104B,104C 抵抗
105A,105B,105C 容量
106 基準電位線
107 スリット
107A,107B,107C 位相シフタ
108,108A,108B,108C 信号線

Claims (10)

  1. 第1の主電極、第2の主電極及び第1の制御電極を含み、前記第1の主電極が第1の入力信号を入力し、第2の主電極から第1の出力信号を出力する第1のトランジスタと、
    前記第1のトランジスタの前記第2の主電極に接続される信号線に対して絶縁体を介して設けられる基準電位線と、
    前記第1のトランジスタの前記第1の制御電極及び前記基準電位線間に設けられる第1の容量と、
    前記第1のトランジスタの前記第2の主電極から前記基準電位線及び前記第1の容量を介して前記第1のトランジスタの前記第1の制御電極に流れる第1の還流電流の位相が前記第1の入力信号の位相に対して90度より大きくかつ270度より小さい位相差を有するように、前記第1の還流電流の位相をシフトする第1の位相シフタと
    を有することを特徴とする増幅器。
  2. 前記第1の位相シフタは、前記基準電位線のパターンに設けられるスリットを有し、前記スリットの長さに応じて、前記第1の還流電流の位相をシフトすることを特徴とする請求項1記載の増幅器。
  3. 前記スリットの長さは、前記スリットがない場合に発振する周波数の波長に対して1/4倍の長さであることを特徴とする請求項2記載の増幅器。
  4. 前記第1の位相シフタは、前記スリットの長さを変えるためのトランジスタを有することを特徴とする請求項2又は3記載の増幅器。
  5. 前記第1の位相シフタは、前記基準電位線のパターンに設けられ、長さが異なる複数のスリットを有し、前記複数のスリットの長さに応じて、前記第1の還流電流の位相をシフトすることにより、位相が異なる複数の第1の還流電流を前記第1のトランジスタの前記第1の制御電極に出力することを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の増幅器。
  6. 前記信号線及び前記基準電位線は、相互に異なる配線層に設けられることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の増幅器。
  7. 前記信号線及び前記基準電位線は、相互に同じ配線層に設けられることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の増幅器。
  8. 前記第1のトランジスタの前記第1の主電極に接続される信号線及び前記第1のトランジスタの前記第2の主電極に接続される信号線は、インダクタ成分を有することを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項に記載の増幅器。
  9. さらに、前記第1のトランジスタの前記第1の主電極及び第1のバイアス電位ノード間に設けられる第1のインダクタと、
    前記第1のトランジスタの前記第1の制御電極及び第2のバイアスノード間に設けられる第1の抵抗とを有することを特徴とする請求項1〜8のいずれか1項に記載の増幅器。
  10. さらに、第3の主電極、第4の主電極及び第2の制御電極を含み、前記第3の主電極が前記第1のトランジスタの前記第2の主電極から第2の入力信号を入力し、第4の主電極から第2の出力信号を出力する第2のトランジスタと、
    前記第2のトランジスタの前記第2の制御電極及び前記基準電位線間に設けられる第2の容量と、
    前記第2のトランジスタの前記第4の主電極から前記基準電位線及び前記第2の容量を介して前記第2のトランジスタの前記第2の制御電極に流れる第2の還流電流の位相が前記第2の入力信号の位相に対して90度より大きくかつ270度より小さい位相差を有するように、前記第2の還流電流の位相をシフトする第2の位相シフタとを有することを特徴とする請求項1〜9のいずれか1項に記載の増幅器。
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