JP6309414B2 - 高周波電源 - Google Patents

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Description

本発明は、負荷に高周波電力を供給する高周波電源に関する。
図14は、プラズマ処理システムに用いられる高周波電源の基本構成の一例を示す図である。
プラズマ処理システムは、例えば、フッ素系のガスと半導体ウェハや液晶基板等の被加工物をプラズマ処理装置300(負荷)のチャンバー内に封入し、そのチャンバー内の一対の電極に高周波電源100から高周波電力を供給して放電させ、その放電によりガスのプラズマを発生させて被加工物に薄膜形成処理やエッチング処理を行うシステムである。
プラズマ処理システムでは、プラズマ処理の開始から終了までの期間にプラズマ処理装置300のチャンバー内のプラズマの状態や被加工物の状態が変化し、これによりプラズマ処理装置300のインピーダンスが変動する。プラズマ処理装置300のインピーダンス変動の影響を受けることなく高周波電力を効率良くプラズマ処理装置300に供給するために、一般に、高周波電源100とプラズマ処理装置300との間にインピーダンス整合器200が設けられている。インピーダンス整合器200は、プラズマ処理装置300のインピーダンスが変動するのに応じて高周波電源100の出力端からプラズマ処理装置300側を見たインピーダンスを変化させ、これにより高周波電源100の出力端における反射波電力を所定値以下に制御する機能を果たす。
図14に示す高周波電源100は、高周波信号発生回路101で発生した高周波信号vをスイッチングアンプ等で構成されるパワーアンプ102で増幅し、ローパスフィルタ103に通して高調波成分等を除去した後、基本波成分の高周波信号voutを、インピーダンス整合器200を介してプラズマ処理装置300に出力する構成である。
高周波信号発生回路101とパワーアンプ102の部分が高周波電力を発生する高周波電力発生部Gを構成している。図14の高周波電力発生部Gは、パワーアンプ102を1個設ける構成であるが、出力の大電力化のために、図15に示すように、高周波電力発生部Gにパワーアンプ102を2個並列に設け、両パワーアンプ102の出力電力を合成して負荷に出力する構成もある。
図15に示す構成は、2個のパワーアンプ102の前段と後段に電力分配器104と電力合成器105を設け、高周波信号発生回路101で発生した高周波信号vを電力分配器104で2分してそれぞれ2個のパワーアンプ102に入力し、各パワーアンプ102で高周波信号v’/2に増幅した後、両高周波信号v’/2を電力合成器105で合成し、ローパスフィルタ103で高調波成分を除去して高周波信号voutを負荷に出力する構成である。図15の構成では、各パワーアンプ102から出力される高周波電力が図14の構成のパワーアンプ102から出力される高周波電力と同一であれば、高周波電力発生部Gから出力される高周波電力を図14の高周波電力発生部Gから出力される高周波電力の2倍にすることができる。
特開2013−5538号公報
プラズマ処理装置300では、高周波電源100から高周波電力が供給されると、放電によりプラズマが発生するが、プラズマ発生前とプラズマ発生後でプラズマ処理装置300のインピーダンスが急激に変化し、プラズマ発生後もプラズマの状態や被加工物の状態の変化によりプラズマ処理装置300のインピーダンスは変動する。
プラズマ発生前はインピーダンス整合器200がインピーダンス整合動作をしていないので、高周波電源100とプラズマ処理装置300は不整合状態である。このため、高周波電源100が高周波電力の出力を開始した時、プラズマ処理装置300に供給される高周波信号voutの立ち上がり時にオーバーシュートやリンギングが発生することがある。また、高周波電力がパルス信号に基づいて当該パルス信号のハイレベル期間にだけパルス出力される場合は、パルス信号の立ち上がり時における高周波信号voutの波形にオーバーシュートやリンギングが発生することがある。
図16、図17は、図18に示す回路構成によってオーバーシュートが発生する原因をシミュレーションによって調べたものである。
図18の回路構成は、図14に示すプラズマ処理システムでインピーダンス整合器200がインピーダンス整合動作をしていないときの等価回路に相当し、インピーダンス整合器200からプラズマ処理装置300側を見たインピーダンスを疑似負荷ZLに置き換えたものである。疑似負荷ZLは、抵抗R、インダクタンスL及びキャパシタンスCを直列に接続したLCR負荷である。また、図18では、高周波発生部Gを高周波信号v’の発生源と内部抵抗rで表わしている。
シミュレーションの条件は、高周波発生部Gから13.56MHzの高周波信号を200kHz(周期:5[μs])のパルス信号によって疑似負荷ZLにパルス出力するという条件である。
図16は、疑似負荷ZLのインダクタンスL及びキャパシタンスCをゼロとした場合(すなわち、疑似負荷ZLを抵抗負荷とした場合)に高周波発生部Gから出力される高周波電圧v’、負荷に供給される高周波電圧vout及び負荷を流れる高周波電流ioutのシミュレーション波形である。一方、図17は、疑似負荷ZLをLCR負荷とした場合に高周波発生部Gから出力される高周波電圧v’、負荷に供給される高周波電圧vout及び負荷を流れる高周波電流ioutのシミュレーション波形である。
図16に示されるように、疑似負荷ZLを抵抗負荷とした場合は、オーバーシュートは発生しないが、図17に示されるように、疑似負荷ZLをLCR負荷とした場合は、高周波電圧Voutと高周波電流ioutの立ち上がり時(パルス信号の立ち上がり時)にオーバーシュートが発生することが分かる。これらのシミュレーション結果から、疑似負荷ZLがLCR負荷の場合にオーバーシュートが発生するのは、LCR負荷は共振周波数を有するので、パルス信号の立ち上がり時に高周波電圧Voutや高周波電流ioutの振幅が急激に増加すると、LCR負荷の共振周波数に基づき高周波電圧Voutや高周波電流ioutに過渡的な振動が発生し、これによって高周波電圧Voutや高周波電流ioutが規定のレベルに上昇した時にオーバーシュートが発生すると考えられる。
プラズマ処理装置300に供給される高周波電圧voutや高周波電流ioutの立ち上がり時にオーバーシュートやリンギングが発生すると、それによってプラズマ処理装置300内のウェハや基板等が損傷する虞があるので、オーバーシュートやリンギングの発生を抑制することが要望される。オーバーシュートやリンギングの発生を抑制する方法として、負荷に供給される高周波電圧voutを検出し、その検出値からパワーアンプ102に供給する電源電圧の大きさを高速に制御して高周波電圧voutの立ち上がり時に発生するオーバーシュートを抑制するフィードバック制御が考えられるが、この方法では、LCR負荷の過渡振動が原因で発生するオーバーシュートに対しては十分なフィードバック制御の応答性を得ることは困難である。
負荷に供給される高周波電圧voutや高周波電流ioutの出力開始時におけるオーバーシュートやリンギングの問題に対し、従来、そのオーバーシュートやリンギングを効果的に抑制する技術は提案されておらず、オーバーシュートやリンギングの発生を抑制した高周波電源も実現されていない。
本発明は、上記の課題に鑑みてなされたものであって、オーバーシュートやリンギングの発生を低減することができる高周波電源を提供することを目的とする。
本発明に係る高周波電源は、規定周波数の高周波電力を発生する高周波電力発生手段と、前記高周波電力発生手段が発生した高周波電力を増幅して負荷に出力する高周波電力出力手段と、を備えた高周波電源において、前記高周波電力の前記負荷への出力開始時に、前記高周波電力発生手段が発生する高周波電力の周波数を、前記高周波電力発生手段から前記負荷側を見た回路の共振周波数に制御し、前記出力開始時から所定の時間が経過した時点で前記高周波電力の周波数を前記規定周波数に切り換える周波数制御手段を備えたことを特徴とする(請求項1)。
上記の高周波電源において、前記高周波電力出力手段は、前記規定周波数よりも低い周波数を有するパルス信号に基づいて、前記高周波電力発生手段で発生した高周波電力を前記パルス信号のハイレベル期間にだけパルス出力し、前記所定の時間は、前記パルス信号のハイレベル期間よりも短い時間である(請求項2)。
上記の高周波電源において、前記高周波電力出力手段は、前記高周波電力発生手段が発生する高周波電力を複数の高周波電力に分配する電力分配手段と、前記電力分配手段から出力される複数の高周波電力をそれぞれ増幅する複数の増幅手段と、前記複数の増幅手段から出力される複数の高周波電力を合成して前記負荷に出力する電力合成手段と、を含む(請求項3)。
上記の高周波電源において、前記負荷は、プラズマ処理装置である(請求項4)。
本発明によれば、規定周波数の高周波電力を負荷に出力するとき、その出力開始時から所定時間が経過するまでは、高周波電力の周波数を高周波電力発生手段から負荷側を見た回路の共振周波数に制御するので、当該回路の共振特性に基づく過渡振動を抑制することができ、これにより出力開始時に発生するオーバーシュートやリンギングを抑制若しくは防止することができる。
また、高周波電力出力手段を、高周波電力発生手段が発生する高周波電力を電力分配手段で複数の高周波電力に分配し、各高周波電力を複数の増幅手段でそれぞれ増幅した後、電力合成手段で合成して負荷に出力する構成とした場合、電力分配手段と電力合成手段には同相の高周波電力が供給されるので、電力分配手段と電力合成手段に含まれる抵抗によって電力損失が生じることがない。従って、出力開始時のオーバーシュートを好適に抑制して高周波電力を効率良く負荷に供給することができる。
本発明に係る高周波電源の内部構成を示すブロック図である。 AC−DC変換部の回路例を示す図である。 DC−DC変換部の回路例を示す図である。 第1,第2のDC−RF変換部の回路例を示す図である。 パルス信号と高周波信号の周波数との関係を説明するための波形図である。 共振周波数を有する等価的な負荷の回路を説明するための図である。 高周波信号生成部の構成を示す図である。 RF分配部の回路例を示す図である。 RF合成部の回路例を示す図である。 負荷にパルス出力する高周波信の周波数を共振周波数から規定周波数に切り換えるように制御した場合の効果をシミュレーションするための回路である。 矩形波電源の出力端から負荷側を見た回路の周波数特性のシミュレーション結果を示す図である。 矩形波電源から規定周波数の高周波信号を出力した場合のシミュレーション結果である。 矩形波電源から高周波信号を共振周波数で出力した後、所定の時間が経過した時点で規定周波数に切り換える制御をした場合のシミュレーション結果である。 プラズマ処理システムに用いられる従来の高周波電源の基本構成の一例を示す図である。 従来の高周波電源の高周波電力発生部の他の構成例を示す図である。 疑似負荷を抵抗負荷とした場合の高周波発生部の出力電圧、負荷に供給される負荷電圧及び負荷を流れる負荷電流のシミュレーション波形である。 疑似負荷をLCR負荷とした場合の高周波発生部の出力電圧、負荷電圧及び負荷電流のシミュレーション波形である。 オーバーシュートの発生原因を調べるためのシミュレーション回路を示す図である。
以下、本発明の好ましい実施の形態を、添付図面を参照して具体的に説明する。特に、プラズマ処理システムに適用される高周波電源を例に説明する。
図1は、本発明に係る高周波電源の内部構成を示すブロック図である。
高周波電源1は、2.0MHzや13.56MHzなどのプラズマ処理用に規定された周波数fn(以下、「規定周波数fn」という。)と所定の大きさを有する高周波電力Poutを生成し、負荷(プラズマ処理装置)に供給する。高周波電源1は、規定周波数fnよりも低い周波数fpのパルス信号SPに基づいてパルス出力方式で高周波電力Poutを負荷(プラズマ処理装置)に供給する。パルス出力方式は、高周波電力Poutをパルス信号SPのハイレベル期間にだけ出力する方式である。パルス信号SPの周波数fp(以下、「パルス周波数fp」という。)は、規定周波数fnの数百分の1乃至数万分の1の周波数である。
高周波電源1は、AC−DC変換部2、DC−DC変換部3、2つのDC−RF変換部4A,4B、高周波信号生成部5、RF分配部6、RF合成部7、フィルタ回路8、PWM信号生成部9及び制御部10を含む。高周波電源1は、フィードバック制御により出力電力を制御する構成を有するが、図1では、出力電力のフィードバック制御系は省略している。高周波電源1の基本構成は図15に示す構成と同一であり、高周波信号生成部5、RF分配部6、RF合成部7、フィルタ回路8がそれぞれ高周波信号発生回路101、電力分配器104、電力合成器105、ローパスフィルタ103に対応し、AC−DC変換部2、DC−DC変換部3及び2つのDC−RF変換部4A,4Bを含む部分が2つのパワーアンプ102の部分に対応している。
AC−DC変換部2は、商用電源からDC−DC変換部3への入力電圧(直流電圧)Vccを生成する。AC−DC変換部2は、例えば、図2に示す4個の半導体整流素子DAをブリッジ接続した整流回路201と平滑回路202とからなる周知の電源回路で構成される。
DC−DC変換部3は、AC−DC変換部2から入力される直流電圧Vccを任意の電圧値の直流電圧Vdcに変換して第1のDC−RF変換部4Aと第2のDC−RF変換部4Bに入力する。DC−DC変換部3は、出力電圧Vdcを変化させることにより第1,第2のDC−RF変換部4A,4Bからそれぞれ出力される高周波信号v’(高周波電力P)を制御する機能を果たす。
DC−DC変換部3は、例えば、図3に示す、インバータに整流回路を組み合わせた周知のDC−DCコンバータで構成される。図3の回路例は、4個の半導体スイッチ素子QAをブリッジ接続したブリッジ回路からなるインバータ301にトランスT1を介して整流回路302を接続した回路である。整流回路302は、4個の半導体整流素子DAをブリッジ接続し、その一対の出力端に平滑用のコンデンサCを並列に接続した回路である。整流回路302の一対の出力端は、DC−DC変換部3の出力端a,a’にそれぞれ接続されている。半導体スイッチ素子QAには、バイポーラトランジスタ、電界効果型トランジスタ、IGBT等が用いられ、半導体整流素子DAにはダイオードが用いられる。
DC−DC変換部3は、PWM信号生成部9によって生成されるPWM信号SPWMでインバータ301の4個の半導体スイッチ素子QAのオン・オフ動作を制御することにより、DC−DC変換部3の出力端a,a’から出力される直流電圧Vdcが制御される。
第1のDC−RF変換部4Aと第2のDC−RF変換部4Bは、DC−DC変換部3から入力される直流電力を規定周波数fnの高周波電力に変換する。第1のDC−RF変換部4Aと第2のDC−RF変換部4Bは、同一の回路構成を有している。以下の説明では、DC−RF変換部を代表する場合は、「DC−RF変換部4」という。
DC−RF変換部4は、例えば、図4に示すハーフ・ブリッジ型のスイッチングアンプで構成される。同図に示すスイッチングアンプは、一対の電源端子b,b’の間に2つの同一タイプの半導体スイッチ素子QBの直列回路を接続したスイッチング回路と、2つの半導体スイッチ素子QBにそれぞれ駆動信号(電圧信号)SD,−SDを入力するドライブ回路と、スイッチング回路から出力される高周波信号から不要な高周波成分を除去してRF合成部7に出力する出力回路で構成される。
DC−RF変換部4の電源端子bと電源端子b'は、それぞれDC−DC変換部3の出力端子aと出力端子a'に接続される。2つの半導体スイッチ素子QBは、例えば、Nチャネル型のMOSFETである。2つの半導体スイッチ素子QBにバイポーラトランジスタ等の他の種類のトランジスタを用いてもよい。
ドライブ回路は、一次巻線と互いに巻線方向が逆になっている2つの二次巻線を有するトランスT2で構成される。トランスT2の一次巻線には、RF分配部6からパルス信号SPの周期Tp(=1/fp)でパルス出力される高周波信号vが入力される。トランスT2は、一方の二次巻線で高周波信号vと同相の駆動信号SDを生成し、他方の二次巻線で高周波信号vと逆相の駆動信号−SDを生成する。駆動信号SDは一方(上段)の半導体スイッチ素子QBの制御端子(MOSFETのゲート)に入力され、駆動信号−SDは他方(下段)の半導体スイッチ素子QBの制御端子(MOSFETのゲート)に入力される。
駆動信号SD,−SDがパルス出力される期間では、一方の半導体スイッチ素子QBは、駆動信号SDのハイレベル期間にオン動作をし、他方の半導体スイッチ素子QBは、駆動信号−SDのハイレベル期間にオン動作をするので、2つの半導体スイッチ素子QBは、駆動信号vの半周期毎に交互にオン・オフ動作を繰り返す。2つの半導体スイッチ素子QBが交互にオン・オフ動作を繰り返すことによって接続点nの電圧はSD>0の期間に「Vdc」となり、SD≦0の期間に接地レベルとなるように矩形波状に変化する。これにより、接続点nから直流電圧Vdcに応じた振幅を有し、高周波信号vの周期T(=1/f)でハイレベルとローレベルを繰り返す矩形波状の高周波信号がパルス出力される。なお、高周波信号vは、後述するように、共振周波数fcで出力が開始され、その後所定の時間tが経過した時に規定周波数fnに切り換えられる高周波信号である。
出力回路は、コンデンサC1及びリアクトルL1のL型回路と直流カット用のコンデンサC2とを縦属接続したフィルタ回路401で構成されている。接続点nにパルス出力される矩形波状の高周波信号は、フィルタ回路401によって不要な高周波成分が除去されるので、出力端cからは正弦波状の高周波信号v’が周期1/fpでパルス出力される。高周波信号v’は、高周波信号vのレベルを直流電圧Vdcに応じたレベルに増幅した信号である。
本実施形態では、スイッチング回路を2つのNチャネル型のMOSFETの直列回路で構成しているが、Nチャネル型とPチャネル型を組み合わせたコンプリメンタリ型にしてもよい。この場合は、トランスTの二次巻線は一つでよく、高周波電圧SDをそれぞれNチャネル型のMOSFETとPチャネル型のMOSFETのゲートに入力すればよい。
第1,第2のDC−RF変換部4A,4Bのドライブ回路に入力される高周波信号vのパルス出力は、高周波信号生成部5とRF分配部6によって生成される。RF分配部6は、第1のDC−RF変換部4Aと第2のDC−RF変換部4Bに同一の高周波信号を入力するために、高周波信号生成部5からパルス出力される高周波信号voを二分して各高周波信号v(例えば、v=vo/2)を第1のDC−RF変換部4Aと第2のDC−RF変換部4Bに入力する。
高周波信号生成部5は、高周波信号voを生成し、パルス信号SPのハイレベル期間にだけパルス出力するが、本実施形態に係る高周波電源1では、パルス信号SPの立ち上がり時(高周波信号voの出力開始時)のオーバーシュートやリンギングを抑制するために、高周波信号voを、図5に示すように、規定周波数fnとは異なる周波数fCの高周波信号vCと規定周波数fnの高周波信号vnを組み合わせた信号としている。高周波信号voは、パルス出力の開始時点sから所定の時間tが経過する時点bまでは周波数が周波数fCに制御され、時点bでその周波数fCが規定周波数fnに切り換えられて停止時点eまで出力される信号である。
所定の時間tは、高周波信号vCの数周期分乃至十数周期分の時間である。例えば、パルス周波数fpが100kHz、規定周波数fnが13.56MHzに設定された場合、高周波信号vの出力時間Tp/2(時点sから時点eまでの時間)は50[μ秒]、所定の時間t(時点sから時点bまでの時間)は0.7〜1.0[μ秒]である。
周波数fCは、図6に示すように、第1,第2のDC−RF変換部4A,4B内の接続点nからプラズマ処理装置側を見た回路(第1,第2のDC−RF変換部4A,4Bのスイッチ回路に対して等価的に負荷となる回路)の伝送特性における共振周波数である。その回路のインピーダンスZn(以下、「負荷インピーダンスZn」という。)を構成する要素には、第1,第2のDC−RF変換部4A,4B内のフィルタ回路401、RF合成部7及びフィルタ回路8に含まれる抵抗成分、インダクタンス成分及びキャパシタンス成分が含まれ、高周波電源1とプラズマ処理装置との間にインピーダンス整合器が設けられる場合は、そのインピーダンス整合器の抵抗成分、インダクタンス成分及びキャパシタンス成分も含まれる。従って、負荷インピーダンスZnは、複素インピーダンスとなり、共振周波数fCを有する。
負荷インピーダンスZnは、共振周波数fCを有するから、第1,第2のDC−RF変換部4A,4Bから規定周波数fnの高周波信号vnを大出力で出力すると、負荷インピーダンスZnの共振周波数fCに基づき、プラズマ処理装置に出力される高周波信号voutがゼロレベルから規定のレベルまで立ち上がったときに過渡的に振動が発生し、それによりオーバーシュートやリンギングが発生する。
本実施形態に係る高周波電源1では、パルス出力の開始時点sから所定の時間tが経過する時点bまでは、高周波信号voの周波数を負荷インピーダンスZnの共振周波数fCに制御するので、プラズマ処理装置に出力される高周波信号voutがゼロレベルから規定のレベルまで立ち上がったときに発生する過渡的な振動が抑制され、オーバーシュートやリンギングの発生を抑制することができる。高周波信号voを、図5に示すように、共振周波数fCで出力を開始させた後、所定の時間tが経過したときに規定周波数fnに切り換える制御をした場合の効果については、後述する。
高周波信号生成部5は、図7に示すように、高周波信号vc又はvnを発生する高周波発生回路501と、高周波信号vc又はvnの周波数を制御する周波数制御回路502と、パルス周波数fpのパルス信号SPを発生するパルス発生回路503と、パルス信号SPに基づいて高周波信号voのパルス出力を制御する出力制御回路504を備える。高周波発生回路501とパルス発生回路503はダイレクト・ディジタル・シンセサイザーで構成される。
規定周波数fn、共振周波数fC及びパルス周波数fpは、作業者によって予め高周波電源1に設定入力され、これらの情報は制御部10によって、共振周波数fC及び規定周波数fnは高周波発生回路501に入力され、パルス周波数fpはパルス発生回路503に入力される。制御部10から高周波信号生成部5に出力制御信号SCが入力されると、パルス発生回路503は、所定のレベルを有し、デューティ比が50%のパルス周波数fpのパルス信号Spを生成する。パルス信号Spは、周波数制御回路502と出力制御回路504に入力される。なお、パルス信号Spのデューティ比は50%に限定されるものではなく、任意の値に設定することができる。
また、制御部10から高周波信号生成部5に出力制御信号SCが入力されると、高周波発生回路501は、所定のレベルを有する共振周波数fcの高周波信号vc(=A・sin(2πfc・t))を生成する。周波数制御回路502は、パルス信号Spのレベルがローレベルからハイレベルに立ち上がるタイミング(パルス出力の開始時点s)と、そのタイミングから所定の時間tが経過した時点bと、パルス信号Spのレベルがハイレベルからローレベルに立ち下がるタイミング(パルス出力の停止時点e)を検出し、それらの検出信号Ss,St,Seを高周波発生回路501に出力する。
高周波信号生成部5は、周波数制御回路502から検出信号Stが入力されると、高周波信号vcの周波数を規定周波数fnに切り換える。すなわち、高周波信号生成部5は、検出信号Stが入力されると、規定周波数fnの高周波信号vn=(=A・sin(2πfn・t))を生成する。その後、周波数制御回路502から検出信号Seが入力されると、高周波信号生成部5は、高周波信号vnの周波数を共振周波数fcに切り換える。すなわち、高周波信号生成部5は、検出信号Seが入力されると、生成している高周波信号を共振周波数fcの高周波信号vcに戻す。
従って、高周波信号生成部5は、周波数制御回路502から検出信号Stが入力されるまでは、共振周波数fcで高周波信号voを生成し、その後、検出信号Stの入力によって高周波信号voの周波数を規定周波数fnに切り換え、検出信号Seの入力によって高周波信号voの周波数を共振周波数fcに戻す動作を繰り返す。
出力制御回路504は、パルス信号Spのレベルがローレベルからハイレベルに立ち上がるタイミング(パルス出力の開始時点s)と、パルス信号Spのレベルがハイレベルからローレベルに立ち下がるタイミング(パルス出力の停止時点e)を検出する。出力制御回路504は、パルス出力の開始時点sを検出すると、高周波発生回路501が発生する高周波信号voを外部に出力し、その後、パルス出力の停止時点eを検出すると、外部への高周波信号voの出力を停止する。これにより、出力制御回路504からは、図5に示すように、周波数が途中で共振周波数fcから規定周波数fnに切り換わる高周波信号voがパルス信号Spの周期Tpでパスル出力される。
なお、本実施形態では、1個の高周波発生回路501で高周波信号を生成し、その高周波信号の周波数を共振周波数fcと規定周波数fnの間で切り換えるようにしているが、2個の高周波発生回路501を設け、一方の高周波発生回路501で共振周波数fcの高周波信号vcを発生し、他方の高周波発生回路501で規定周波数fnの高周波信号vnを発生し、両高周波信号vc,vnの外部への出力を制御するようにしてもよい。すなわち、出力制御回路504で、パルス信号Spの開始時点sを検出すると、高周波信号vcを外部に出力し、時点bを検出すると、外部に出力する高周波信号を高周波信号vnに切り換え、停止時点eを検出すると、外部への高周波信号vnの出力を停止させるようにしてもよい。
RF分配部6は、高周波信号生成部5からパルス出力される高周波信号voを2分して出力する回路ブロックである。RF分配部6は、例えば、図8に示す伝送トランスT3と抵抗Rとからなるハイブリッド回路によって構成される。ハイブリッド回路は、1つのサム・ポートNSと2つの入出力ポートNA,NBを有し、ハイブリッド回路内の抵抗Rは、入出力ポートNA,NB間のアイソレーションをとる機能を果たす。
入出力ポートNA,NBの負荷のインピーダンスが互いに同一で「Ro」とし、抵抗Rを「2Ro」とすると、サム・ポートNSと入出力ポートNA,NBを流れる各電流は、図8に示すように、それぞれ「2・i」、「i」、「i」になり、入出力ポートNA,NBから出力される各電圧は、サム・ポートNSに入力される電圧の1/2となる。従って、サム・ポートNSに高周波信号生成部5からパルス出力される高周波信号voを入力すると、2つの出力ポートNA,NBからは高周波信号voを2分した高周波信号v=vo/2がそれぞれ出力される。従って、第1のDC−RF変換部4Aと第2のDC−RF変換部4Bには同一の高周波電力が入力される。
RF合成部7は、第1のDC−RF変換部4Aから出力される高周波電力Pと第2のDC−RF変換部4Bから出力される高周波電力Pを合成する回路ブロックである。RF合成部7は、例えば、RF分配部6と同一のハイブリッド回路によって構成され、図9に示すように、2つの入出力ポートNA,NBに第1,第2のDC−RF変換部4A,4Bから出力される高周波電力P,Pがそれぞれ入力され、サム・ポートNSからこれらの高周波電力P,Pを合成した高周波電力2・P(=P+P)が出力される。また、2つの入出力ポートNA,NBに同一の高周波電圧v’が入力された場合、上述したRF分配部6と逆の動作をするので、サム・ポートNSからは高周波電圧v’の2倍の高周波電圧2・v’が出力される。この場合も、抵抗Rの両端の電圧vRと抵抗Rに流れる電流iRはゼロになるから、抵抗Rで電力が消費されることはない。
RF合成部7は、ハイブリッド回路と同様の機能を果たすものであれば、他の回路であってもよい。例えば、特開2008−28923号公報に記載の高周波電力合成器や実開平4−48715号公報に記載の出力合成回路を用いることができる。
フィルタ回路8は、例えば、2つのコンデンサと1つのリアクトルのπ型回路で構成されるローパスフィルタ(LPF)である。フィルタ回路8は、RF合成部7から出力される高周波信号(高周波電圧と高周波電流)の高調波を除去して基本波成分を負荷側に出力する機能を果たす。なお、フィルタ回路8は、ローパスフィルタ(LPF)であれば、コンデンサとリアクトルのπ型回路に限定されず、任意のタイプのローパスフィルタを用いることができる。
PWM信号生成部9は、三角波比較法によりDC−DC変換部3の駆動を制御するPWM信号SPWMを生成し、そのPWM信号SPWMをDC−DC変換部3に出力する。PWM信号生成部9は、例えば、ダイレクト・ディジタル・シンセサイザー(Direct Digital Synthesizer)で構成されるキャリア信号発生回路と、コンパレータ等のレベル比較器で構成されるPWM信号生成回路を含み、例えば、キャリア信号発生回路で発生した鋸波のキャリア信号Ccと制御部10から入力される制御指令値Coのレベルをレベル比較器で比較してCc≦Coの期間をパルス幅とするPWM信号SPWMを生成する。
制御部10は、DC-DC変換部3の出力電圧Vdcと、高周波信号生成部5からパルス出力される高周波信号voを制御する回路ブロックである。制御部10は、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)及びRAM(Random Access Memory)を備えるマイクロコンピュータによって構成される。CPUがROMに記憶された所定の制御プログラムを実行することにより、DC-DC変換部3の出力電圧Vdcの大きさと高周波信号生成部5からパルス出力される高周波信号voの内容(例えば、周波数fc,fn、周波数fc,fnの切換タイミング、パルス出力の周期等)が制御される。
図10は、負荷にパルス出力する高周波信号voの周波数を、図5に示すように、共振周波数fcから規定周波数fnに切り換えるように制御した場合の効果をシミュレーションするための回路である。
回路A1内の矩形波電源は、AC−DC変換部2、DC−DC変換部3、高周波信号生成部5、RF分配部6及び第1のDC−RF変換部4Aのスイッチング回路までの部分(矩形波の高周波信号を生成する部分)に相当し、矩形波電源の後段のLCR回路は出力回路の部分に相当している。また、回路A2内の矩形波電源は、AC−DC変換部2、DC−DC変換部3及び第2のDC−RF変換部4Bのスイッチング回路までの部分(矩形波の高周波信号を生成する部分)に相当し、矩形波電源の後段のLCR回路は出力回路の部分に相当している。また、回路A3はRF合成部7の部分に相当し、回路A4はフィルタ回路8の部分に相当し、回路A5はプラズマ処理装置の電力を消費する負荷の部分に相当している。
図10に示すシミュレーション回路の各素子の設計値は、負荷の回路A5に規定周波数fnが13.56MHzの高周波信号vnをパルス出力する場合に設定されており、回路A1,A2内の矩形波電源の出力端Xから負荷側を見た回路は、図6の負荷の回路に相当している。
図11は、回路A1,A2内の矩形波電源の出力端Xから負荷側を見た回路の伝送特性のシミュレーション結果を示す図である。このシミュレーション結果では、12.52MHzに共振点があり、13.56MHzの高周波信号vnをパルス出力した場合、共振周波数fc(=12.52MHz)に基づき、高周波信号vnの出力開始時にオーバーシュートが発生することが予想される。
図12は、矩形波電源から規定周波数fnの高周波信号vnを出力した場合のシミュレーション結果である。また、図13は、矩形波電源から高周波信号vcを共振周波数fcで出力した後、所定の時間tが経過した時点で規定周波数fnに切り換える制御をした場合のシミュレーション結果である。
矩形波電源の出力端Xではインピーダンス整合が取れていないので、いずれの場合も進行波電力Pfと同レベルの反射波電力Prが表れているが、図12の場合(矩形波電源から規定周波数fnの高周波信号vnを出力した場合)は、出力を開始してから凡そ1μ秒(規定周波数fnの凡そ14波長分の時間)が経過する間に進行波電力Pf及び反射波電力Prのレベルが規定のレベルに対して変動し、オーバーシュートとリンギングが発生することが分かる。
一方、図13の場合(高周波信号voの周波数を共振周波数fcから規定周波数fnの切り換えた場合)は、進行波電力Pf及び反射波電力Prのレベルが図12に示すような変動をすることなく、規定のレベルに滑らかに上昇することが分かる。従って、パルス出力の開始から所定の時間tが経過するまでは、高周波信号voの周波数を矩形波電源の出力端Xから負荷側を見た回路の共振周波数fcに制御し、その後に高周波信号voの周波数を規定周波数fnに切り換えることにより、パルス出力開始時のオーバ−シュートとリンギングを抑制することができることが分かる。
以上のように、本実施形態に係る高周波電源1によれば、高周波電力の出力開始時の周波数を第1,第2のDC−RF変換部4A,4Bのスイッチ回路から負荷側を見た回路の共振周波数fcに制御し、所定時間tが経過した後に規定周波数fnに切り換える制御をするので、各パルス出力の出力開始時に、負荷に出力される高周波信号voutや高周波電力Poutにオーバーシュートやリンギングが発生するのを好適に抑制することができる。
上記実施形態では、2個のDC−RF変換部4を設け、両DC−RF変換部4の出力電力PをRF合成部7で合成するようにしているが、いずれか一方だけであってもよい。この場合は、RF分配部6とRF合成部7を省略することができる。逆に、DC−RF変換部4を3個以上設け、各DC−RF変換部4の出力電力Pを合成するようにしてもよい。
本発明は、パルス出力の各出力開始時に発生するオーバーシュートやリンギングを抑制若しくは防止することを要旨とするから、プラズマ処理システム用の高周波電源に限定されるものではない。
また、本発明は、高周波電力をパルス出力させる場合だけでなく、連続出力させる場合にも適用でき、周波数帯もプラズマ処理システムに適用される周波数帯に限定されるものではなく任意の周波数帯に適用できることは言うまでもない。
また、上記実施形態では、D級パワーアンプを用いて負荷に出力する高周波電力を生成する回路構成について説明したが、本発明は、リニアアンプを用いて高周波電力を生成する回路構成でも適用することができる。
1 高周波電源
2 AC−DC変換部
3 DC−DC変換部
4A 第1のDC−RF変換部(高周波電力出力手段,増幅手段)
4B 第2のDC−RF変換部(高周波電力出力手段,増幅手段)
401 フィルタ回路
5 高周波信号生成部(高周波電力発生段)
501 高周波発生回路
502 周波数制御回路(周波数制御手段)
503 パルス発生回路
504 出力制御回路
6 RF分配部(電力分配手段)
7 RF合成部(電力合成手段)
8 フィルタ回路
9 PWM信号生成部
10 制御部

Claims (4)

  1. 規定周波数の高周波電力を発生する高周波電力発生手段と、
    前記高周波電力発生手段が発生した高周波電力を増幅して負荷に出力する高周波電力出力手段と、
    を備えた高周波電源において、
    前記高周波電力の前記負荷への出力開始時に、前記高周波電力発生手段が発生する高周波電力の周波数を、前記高周波電力発生手段から前記負荷側を見た回路の共振周波数に制御し、前記出力開始時から所定の時間が経過した時点で前記高周波電力の周波数を前記規定周波数に切り換える周波数制御手段を備えたことを特徴とする、高周波電源。
  2. 前記高周波電力出力手段は、前記規定周波数よりも低い周波数を有するパルス信号に基づいて、前記高周波電力発生手段で発生した高周波電力を前記パルス信号のハイレベル期間にだけパルス出力し、
    前記所定の時間は、前記パルス信号のハイレベル期間よりも短い時間である、請求項1に記載の高周波電源。
  3. 前記高周波電力出力手段は、
    前記高周波電力発生手段が発生する高周波電力を複数の高周波電力に分配する電力分配手段と、
    前記電力分配手段から出力される複数の高周波電力をそれぞれ増幅する複数の増幅手段と、
    前記複数の増幅手段から出力される複数の高周波電力を合成して前記負荷に出力する電力合成手段と、
    を含む、請求項1又は2に記載の高周波電源。
  4. 前記負荷は、プラズマ処理装置である、請求項1乃至3のいずれかに記載の高周波電源。
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