JP6308293B2 - 高周波モジュール - Google Patents

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Description

この発明は、高周波モジュールに関する。
従来の高周波モジュールに関して、たとえば、国際公開第2007/088732号には、部品点数の削減、移動体通信装置の小型軽量化、移動体通信装置の高周波回路部の回路設計の簡略化を可能とすることを目的とした、複合高周波部品が開示されている(特許文献1)。特許文献1に開示された複合高周波部品は、多層基板に内挿され、多層基板を平面視した場合に一方向に並ぶように設けられる複数のヘリカル状インダクタを備える。
国際公開第2007/088732号
上述の特許文献1に開示されるように、移動体通信装置のアンテナスイッチモジュール等として利用される複合高周波部品が知られている。この複合高周波部品においては、装置の小型化を図るために、多層基板の全長を短くする要求がある。一方、このような要求に応えるために複数のヘリカル状インダクタを狭ピッチで配列すると、互いに隣り合うインダクタ間が電磁界結合し、十分な絶縁性(Isolation)が得られないおそれが生じる。
そこでこの発明の目的は、上記の課題を解決することであり、基板の全長の短縮化を図りつつ、隣り合うインダクタ間で十分な絶縁性が得られる高周波モジュールを提供することである。
この発明に従った高周波モジュールは、主面を有する基板と、基板の主面を平面視した場合に、環状に延びる形状の環状部を有し、基板に設けられる複数のインダクタとを備える。複数のインダクタは、第1インダクタと、第1インダクタと隣り合って配置される第2インダクタとを含む。第1インダクタの環状部は、直線状に延びる第1直線部を含む。第2インダクタの環状部は、第2インダクタの環状部のうちで第1直線部に最も近接する頂点と、頂点から第1直線部と非平行な方向に直線状に延びる第2直線部および第3直線部とを含む。
この発明のの局面に従った高周波モジュールは、主面を有する基板と、基板の主面を平面視した場合に、環状に延びる形状の環状部を有し、環状部が所定方向に沿って千鳥状に並ぶように基板に設けられる複数のインダクタとを備える。複数のインダクタは、第1インダクタと、第1インダクタと隣り合って配置される第2インダクタとを含む。第1インダクタの環状部は、直線状に延びる第1直線部を含む。第2インダクタの環状部は、第1直線部と平行な方向に直線状に延び、基板の主面を平面視した場合に、所定方向に対する斜め方向において第1直線部と対向する第2直線部を含む。
このように構成された高周波モジュールによれば、第1直線部および第2直線部が、所定方向に対する斜め方向において対向するため、所定方向に沿って千鳥状に並ぶ複数のインダクタ間を狭ピッチとした場合であっても、環状部間の絶縁性を確保し易くなる。このため、基板の全長の短縮化を図りつつ、隣り合うインダクタ間で十分な絶縁性が得られる高周波モジュールを実現することができる。
また好ましくは、基板は、基板の主面を平面視した場合に、第1辺と、第1辺に交わる第2辺とを有する矩形形状を有する。所定方向は、第1辺が延びる方向である。このように構成された高周波モジュールによれば、第1辺が延びる方向における基板の全長を短くしつつ、隣り合うインダクタ間で十分な絶縁性を確保することができる。
また好ましくは、第1辺の長さは、第2辺の長さよりも長い。このように構成された高周波モジュールによれば、長辺となる第1辺が延びる方向における基板の全長を短くしつつ、隣り合うインダクタ間で十分な絶縁性を確保することができる。
この発明の別の局面に従った高周波モジュールは、主面を有する基板と、基板の主面を平面視した場合に、環状に延びる形状の環状部を有し、基板に設けられる複数のインダクタとを備える。複数のインダクタは、第1インダクタと、第1インダクタと隣り合って配置される第2インダクタとを含む。第1インダクタの環状部は、直線状に延びる第1直線部を含む。第2インダクタの環状部は、第1直線部と非平行な方向に直線状に延び、第1直線部と対向する第2直線部を含む。
このように構成された高周波モジュールによれば、第1直線部および第2直線部が互いに非平行となるように設けられるため、第1インダクタと第2インダクタとを近接して配置した場合であっても、環状部間の絶縁性を確保し易くなる。このため、基板の全長の短縮化を図りつつ、隣り合うインダクタ間で十分な絶縁性が得られる高周波モジュールを実現することができる。
また好ましくは、第1直線部と第2直線部とが、45°の角度をなす。このように構成された高周波モジュールによれば、環状部間の絶縁性をさらに確保し易くなる。
また好ましくは、複数のインダクタは、基板の主面を平面視した場合に、環状部が一方向に並ぶように設けられる。このように構成された高周波モジュールによれば、複数のインダクタの並び方向における基板の全長を短くしつつ、隣り合うインダクタ間で十分な絶縁性を確保することができる。
また好ましくは、複数のインダクタは、基板の主面を平面視した場合に、環状部が所定方向に沿って千鳥状に並ぶように設けられる。このように構成された高周波モジュールによれば、環状部が千鳥状に並ぶ方向における基板の全長を短くしつつ、隣り合うインダクタ間で十分な絶縁性を確保することができる。
また好ましくは、高周波モジュールは、第1インダクタと第2インダクタとの間に位置するように基板に設けられ、接地電位に接続される配線をさらに備える。このように構成された高周波モジュールによれば、第1インダクタおよび第2インダクタ間の絶縁性を確保し易くなる。
また好ましくは、高周波モジュールは、複数の接点を有するスイッチング素子をさらに備える。第1インダクタおよび第2インダクタは、それぞれ、複数の接点間に生じる容量性をキャンセルする整合素子として、複数の接点に接続される。
このように構成された高周波モジュールによれば、整合素子として設けられたインダクタ間において十分な絶縁性を得ることができる。
また好ましくは、基板は、複数の絶縁層が積層されてなる積層構造を有する。環状部は、基板を複数の絶縁層の積層方向から見た場合に、環状に延びる形状を有する。
このように構成された高周波モジュールによれば、複数の絶縁層が積層されてなる積層構造を有する基板の全長の短縮化を図りつつ、隣り合うインダクタ間で十分な絶縁性が得られる高周波モジュールを実現することができる。
以上に説明したように、この発明に従えば、基板の全長の短縮化を図りつつ、隣り合うインダクタ間で十分な絶縁性が得られる高周波モジュールを提供することができる。
この発明の実施の形態1における高周波モジュールを示す断面図である。 図1中の矢印IIに示す方向から見た高周波モジュールの透視図である。 図2中の高周波モジュールを部分的に拡大して示す透視図である。 比較のための高周波モジュールを示す透視図である。 この発明の実施の形態2における高周波モジュールを示す透視図である。 図5中の高周波モジュールの第1変形例を示す透視図である。 図5中の高周波モジュールの第2変形例を示す透視図である。 図5中の高周波モジュールの第3変形例を示す透視図である。 この発明の実施の形態3における高周波モジュールを示す回路図である。 図9中の2点鎖線Xで囲まれた範囲の高周波モジュールを示す透視図である。
この発明の実施の形態について、図面を参照して説明する。なお、以下で参照する図面では、同一またはそれに相当する部材には、同じ番号が付されている。
(実施の形態1)
図1は、この発明の実施の形態1における高周波モジュールを示す断面図である。図2は、図1中の矢印IIに示す方向から見た高周波モジュールの透視図である。図1中には、図2中のI−I線上に沿った高周波モジュールの断面が示されている。
図1および図2を参照して、本実施の形態における高周波モジュール10は、基板12と、基板12に設けられる複数のヘリカル状インダクタ31とを有する。
基板12は、絶縁性材料から形成されている。基板12は、主面12aを有する。主面12aは、基板12が有する複数の側面のうちで最も大きい面積を有する。本実施の形態では、基板12の主面12aを正面から見た場合に、基板12が矩形形状の平面視を有する(以下、基板12の主面12aを正面から見た場合を、単に「基板12の平面視」ともいう)。基板12は、その平面視において、長辺13と、長辺13に交わる短辺14とを有する。長辺13は、第1の矢印102に示す方向に延び(以下、基板12の長辺方向ともいう)、短辺14は、第1の矢印102に示す方向に対して直角方向である第2の矢印103に示す方向に延びている。長辺13および短辺14は、それぞれ、長さWおよび長さLを有する。短辺14の長さLは、長辺13の長さWよりも短い(L<W)。
基板12は、複数の絶縁層21A,21B,21C,21D,21E(以下、特に区別しない場合には、絶縁層21という)が積層されてなる積層構造を有する多層回路基板である。絶縁層21は、セラミックスまたは樹脂からなる絶縁性の材料により形成されている。樹脂からなる絶縁層21の材料は、たとえば、ポリイミド、LCP(液晶ポリマ)、PEEK(ポリエーテルエーテルケトン)、PPS(ポリフェニレンサルファイド)から形成されている。特に本実施の形態においては、基板12が、セラミックス材料を用いたセラミックス基板からなる。セラミックス基板としては、LTCC(Low Temperature Co-fired Ceramics)基板またはHTCC(High Temperature Co-fired Ceramics)基板を用いることができる。多層回路基板の表面および内部には、導電性材料から形成された配線が設けられている。
複数の絶縁層21は、第3の矢印101に示す一方向に積層されている。絶縁層21A、絶縁層21B、絶縁層21C、絶縁層21Dおよび絶縁層21Eは、挙げた順に上から下に並んでいる。基板12は、その絶縁層21の積層方向から見た場合に矩形形状の平面視を有する。絶縁層21の積層方向における基板12の長さ(厚み)は、長辺13および短辺14の長さよりも小さい。
なお、基板12は、正方形の平面視を有してもよいし、矩形形状に限られず、矩形以外の任意の形状の平面視を有してもよい。基板12は、必ずしも積層構造を有しなくてもよい。
ヘリカル状インダクタ31は、導電性材料から形成されている。ヘリカル状インダクタ31は、銅、銀、アルミニウム、ステンレス、ニッケルまたは金などの金属や、これらの金属を含む合金などから形成されている。
ヘリカル状インダクタ31は、その構成部位として、環状部32を有する。環状部32は、基板12の平面視において、環状に延びる形状を有する。本実施の形態では、環状部32が、矩形(より具体的にいえば、正方形)の四辺に沿って周回する形状(矩形の周回形状)を有する。
環状部32は、基板12の内部に設けられている。より具体的には、環状部32は、隣接する絶縁層21の層間(絶縁層21Aおよび絶縁層21Bの層間,絶縁層21Bおよび絶縁層21Cの層間,絶縁層21Cおよび絶縁層21Dの層間,絶縁層21Dおよび絶縁層21Eの層間)にそれぞれ設けられている。各層間に設けられた環状部32同士は、絶縁層21の積層方向に延びる図示しない内部ビア導電体によって、互いに接続されている。このような構成により、ヘリカル状インダクタ31は、全体として、絶縁層21の積層方向に沿ってヘリカル(螺旋)状に延びる形状を有する。
図3は、図2中の高周波モジュールを部分的に拡大して示す透視図である。図1から図3を参照して、複数のヘリカル状インダクタ31は、環状部32が第1の矢印102に示す方向に沿って千鳥状に並ぶように設けられている(以下、環状部32が千鳥状に並ぶ方向を、環状部32の千鳥並び方向ともいう)。環状部32は、第2の矢印103に示す方向に沿った一方向と逆方向とに交互にずれながら、全体として第1の矢印102に示す方向に沿って並んでいる。本実施の形態では、環状部32の千鳥並び方向と、基板12の長辺方向とが一致する。より詳細には、複数のヘリカル状インダクタ31のうちの一部が、基板12の主面12aに沿って所定方向(基板12の長辺方向(千鳥並び方向))にピッチP1の間隔で並べられている。さらに、複数のヘリカル状インダクタ31のうちの残りが、基板12の主面12aに沿って上記所定方向にピッチP1の間隔で、かつ、所定方向に直交する方向に上記複数のヘリカル状インダクタ31の一部のピッチP1の中央から所定距離Bだけ離れた位置に、並べられている。
複数のヘリカル状インダクタ31のうち、第1インダクタとしての、任意に選択したヘリカル状インダクタ31Pと、第2インダクタとしての、上記ヘリカル状インダクタ31Pと隣り合って配置されたヘリカル状インダクタ31Qとに注目する。ヘリカル状インダクタ31Pの環状部32は、その構成部位として、直線部32mを有する。ヘリカル状インダクタ31Qの環状部32は、その構成部位として、直線部32nを有する。
直線部32mおよび直線部32nは、ヘリカル状インダクタ31Pおよびヘリカル状インダクタ31Qの間で互いに対向して設けられている。
直線部32mおよび直線部32nは、直線状に延びている。直線部32mおよび直線部32nは、環状部32がなす矩形の周回形状のうちの一辺に対応する。直線部32mおよび直線部32nは、互いに平行に延びている。直線部32mおよび直線部32nは、環状部32の千鳥並び方向に対して斜め方向に延びている。
基板12の平面視において、第4の矢印106に示す、直線部32mおよび直線部32nが対向する方向は、第1の矢印102に示す、環状部32の千鳥並び方向に対して斜め方向となる。すなわち、直線部32mおよび直線部32nが対向する方向は、環状部32の千鳥並び方向と非平行であり、かつ環状部32の千鳥並び方向と直交しない。
特に本実施の形態では、矩形の周回形状を有する環状部32が、基板12の長辺13および短辺14を基準にして45°傾いて設けられている。直線部32mおよび直線部32nが対向する方向は、環状部32の千鳥並び方向に対して45°傾いた方向である。
なお、環状部32は、矩形の周回形状に限らない。たとえば、環状部32は、基板12の積層方向からヘリカル状インダクタを見て、互いに平行に対向する一対の直線部と、上記一対の直線部に接続され、互いに平行に対向する別の一対の直線部とを有する長方形、正方形、または、ひし形を含む平行四辺形の周回形状を有してもよい。さらに、環状部32は、矩形以外の多角形の周回形状を有してもよい。なお、基板12の同じ絶縁層上に設けられている互いに隣接する2つの環状部32において、2つの環状部32の互いの距離が最も近い部分に、それぞれ、直線部32mと直線部32nとが設けられている。
本実施の形態では、複数のヘリカル状インダクタ31が、隣接する環状部32同士に環状部32の千鳥並び方向において重なる部分が生じないように配置されているが、このような構成に限られず、重なる部分が生じるように配置されてもよい。また、図2および図3においては、環状部32の角部を直線が交わる形状により表しているが、本発明では、環状部の少なくとも一部に直線部が存在すればよく、環状部の角部をテーパ形状や曲線形状としてもよい。
図4は、比較のための高周波モジュールを示す透視図である。図4は、本実施の形態における高周波モジュール10を示した図2に対応する図である。
図4を参照して、本比較例では、複数のヘリカル状インダクタ31が、環状部32が基板12の長辺方向に一列に並ぶように設けられている。このような構成において、高周波モジュールの小型化を図るべく、複数のヘリカル状インダクタ31を狭ピッチで設けようとすると、隣接するヘリカル状インダクタ31間で環状部32同士が接近して、両者の間で十分な絶縁性を得ることが難しい。
図1から図3を参照して、これに対して、本実施の形態における高周波モジュール10では、隣接するヘリカル状インダクタ31間で直線部32mおよび直線部32nが、環状部32の千鳥並び方向に対して斜め方向において対向する。このような構成により、複数のヘリカル状インダクタ31を狭ピッチNで設けた場合であっても、対向する直線部32mと直線部32nとを互いに遠ざけて配置することができる。これにより、環状部32の千鳥並び方向における基板12の長さ(本実施の形態では、基板12の長辺方向の長さ)を短縮化しつつ、隣接するヘリカル状インダクタ31間で十分な絶縁性を得ることができる。
なお、本実施の形態では、環状部32の千鳥並び方向が、基板12の長辺方向に一致する場合について説明したが、本発明は、このような構成に限られない。たとえば、環状部32の千鳥並び方向が、基板12の短辺方向に一致してもよいし、基板12の長辺方向および短辺方向に対して斜め方向であってもよい。
また、本実施の形態では、本発明におけるインダクタが、絶縁層21の積層方向に沿ってヘリカル状(螺旋状)に延びる形状を有するヘリカル状インダクタ31である場合について説明したが、このような構成に限られない。たとえば、本実施の形態における環状部32が、基板12の表層に設けられてもよいし、基板12の異なる層に設けられてもよい。後者の構成の一例として、環状部32が、図1中の絶縁層21Aおよび絶縁層21Bの層間と、絶縁層21Bおよび絶縁層21Cの層間とに交互に設けられる場合が想定される。この場合であっても、基板12をその平面視において透視した場合に環状部32が千鳥状に並んでいれば、本発明が適用される。
本実施の形態における高周波モジュール10の構造についてさらに説明を進めると、高周波モジュール10は、基板12に設けられるグラウンドビア導体41をさらに有する。グラウンドビア導体41は、導電性材料から形成されている。グラウンドビア導体41は、絶縁層21の積層方向に延びるように貫通して設けられている。グラウンドビア導体41は、接地電位に接続される配線として基板12に設けられている。グラウンドビア導体41は、互いに隣り合うヘリカル状インダクタ31Pとヘリカル状インダクタ31Qとの間に設けられている。
ヘリカル状インダクタ31は、その構成部位として、延出部33をさらに有する。延出部33は、基板12の平面視において、環状部32から延出するように設けられている。本実施の形態では、延出部33が、矩形の周回形状を有する環状部32の角部から一方向に延出するように設けられている。
ヘリカル状インダクタ31Pの延出部33と、ヘリカル状インダクタ31Qの延出部33とは、互いに間隔を設けて配置されている。ヘリカル状インダクタ31Pの延出部33と、ヘリカル状インダクタ31Qの延出部33とは、環状部32の千鳥並び方向に距離を設けて並んでいる。
本実施の形態では、接地電位に接続されたビア導体であるグラウンドビア導体41が、互いに隣り合うヘリカル状インダクタ31Pの環状部32と、ヘリカル状インダクタ31Qの環状部32との間に位置するように設けられている。グラウンドビア導体41は、互いに隣り合うヘリカル状インダクタ31Pの延出部33と、ヘリカル状インダクタ31Qの延出部33との間に位置するように設けられている。
このような構成によれば、互いに隣り合うヘリカル状インダクタ31の間に接地電位に接続されたグラウンドビア導体41が設けられるため、環状部32を狭ピッチで設けた場合においても、隣接するヘリカル状インダクタ31間の電磁界結合をより効果的に防ぐことができる。
以上に説明した、この発明の実施の形態1における高周波モジュール10の構造についてまとめて説明すると、本実施の形態における高周波モジュール10は、主面12aを有する基板12と、基板12の主面12aを平面視した場合に、環状に延びる形状の環状部32を有し、環状部32が所定方向に沿って千鳥状に並ぶように基板12に設けられる複数のインダクタとしてのヘリカル状インダクタ31とを備える。複数のヘリカル状インダクタ31は、第1インダクタとしてのヘリカル状インダクタ31Pと、ヘリカル状インダクタ31Pと隣り合って配置される第2インダクタとしてのヘリカル状インダクタ31Qとを含む。ヘリカル状インダクタ31Pの環状部32は、直線状に延びる第1直線部としての直線部32mを含む。ヘリカル状インダクタ31Qの環状部32は、直線部32mと平行な方向に直線状に延び、基板12の主面12aを平面視した場合に、所定方向に対する斜め方向において直線部32mと対向する第2直線部としての直線部32nを含む。
このように構成された、この発明の実施の形態1における高周波モジュール10によれば、基板12の全長の短縮化を図りつつ、互いに隣り合うヘリカル状インダクタ31の間で十分な絶縁性を得ることができる。
(実施の形態2)
図5は、この発明の実施の形態2における高周波モジュールを示す透視図である。図5と、後で説明する図6から図8とは、実施の形態1における図3に対応する図である。本実施の形態における高周波モジュールは、実施の形態1における高周波モジュール10と比較して、主に環状部32の配置(配列)が異なる。以下、実施の形態1における高周波モジュール10と重複する構造については、その説明を繰り返さない。
図5を参照して、複数のヘリカル状インダクタ31は、環状部32が一方向に並ぶように設けられている。本実施の形態では、環状部32の並び方向と、第1の矢印102に示す基板12の長辺13が延びる方向とが一致する。
なお、環状部32の並び方向が基板12の長辺方向に限られないことは、実施の形態1において環状部32の千鳥並び方向の説明と同様である。
複数のヘリカル状インダクタ31のうち、任意に選択したヘリカル状インダクタ31Pと、そのヘリカル状インダクタ31Pと隣り合って配置されたヘリカル状インダクタ31Qとに注目する。ヘリカル状インダクタ31Pの環状部32は、その構成部位として、直線部32mを有する。ヘリカル状インダクタ31Qの環状部32は、その構成部位として、直線部32nを有する。
直線部32mおよび直線部32nは、ヘリカル状インダクタ31Pおよびヘリカル状インダクタ31Qの間で互いに対向して設けられている。
直線部32mおよび直線部32nは、直線状に延びている。直線部32mおよび直線部32nは、環状部32がなす矩形の周回形状のうちの互いに近接して対向している一辺に対応する。直線部32mおよび直線部32nは、互いに非平行に延びている。
本実施の形態では、矩形の周回形状を有するヘリカル状インダクタ31Pの環状部32が、基板12の長辺13および短辺14に対して平行に設けられる一方、矩形の周回形状を有するヘリカル状インダクタ31Qの環状部32が、基板12の長辺13および短辺14を基準にして傾いて設けられている。複数のヘリカル状インダクタ31は、基板12の長辺13および短辺14を基準に傾けられない環状部32を有するヘリカル状インダクタ31Pと、基板12の長辺13および短辺14を基準に斜めに傾けられた環状部32を有するヘリカル状インダクタ31Qとが交互に並ぶように設けられている。
このように、本実施の形態における高周波モジュールでは、隣接するヘリカル状インダクタ31間で直線部32mおよび直線部32nが、非平行に設けられている。このような構成により、複数のヘリカル状インダクタ31を狭ピッチで設けた場合であっても、図4中に示す比較例と比較して、直線部32mおよび直線部32nが互いに近接する部位を減らすことができる。これにより、環状部32の並び方向における基板12の長さ(本実施の形態では、基板12の長辺方向の長さ)を短縮化しつつ、隣接するヘリカル状インダクタ31間で十分な絶縁性を得ることができる。
なお、複数のヘリカル状インダクタ31のうち、互いに非平行な直線部32mおよび直線部32nをそれぞれ有するヘリカル状インダクタ31Pおよびヘリカル状インダクタ31Qが、少なくとも1組存在すればよい。
図6は、図5中の高周波モジュールの第1変形例を示す透視図である。図6を参照して、本変形例では、直線部32mと直線部32nとが、45°の角度をなす。
矩形の周回形状を有するヘリカル状インダクタ31Qの環状部32が、基板12の長辺13および短辺14に対して平行に設けられる一方、矩形の周回形状を有するヘリカル状インダクタ31Pの環状部32が、基板12の長辺13および短辺14を基準にして45°傾いて設けられている。複数のヘリカル状インダクタ31は、基板12の長辺13および短辺14を基準に傾けられない環状部32を有するヘリカル状インダクタ31Qと、基板12の長辺13および短辺14を基準に45°傾けられた環状部32を有するヘリカル状インダクタ31Pとが交互に並ぶように設けられている。
直線部32mは、直線部32nに対する最近接部位を頂点にして、その両側に直線部32nから遠ざかるように延びている。
このような構成によれば、複数のヘリカル状インダクタ31を狭ピッチで設けた場合であっても、直線部32mおよび直線部32nが互いに近接する部位を最小限に減らすことで、隣接するヘリカル状インダクタ31間の電磁界結合をより効果的に防ぐことができる。
図7は、図5中の高周波モジュールの第2変形例を示す透視図である。図7を参照して、本変形例における高周波モジュールは、接地電位に接続されるグラウンドビア導体41をさらに有する。グラウンドビア導体41は、互いに隣り合うヘリカル状インダクタ31Pとヘリカル状インダクタ31Qとの間に設けられている。
グラウンドビア導体41は、互いに隣り合うヘリカル状インダクタ31Pの環状部32と、ヘリカル状インダクタ31Qの環状部32との間に位置するように設けられている。グラウンドビア導体41は、互いに隣り合うヘリカル状インダクタ31Pの延出部33と、ヘリカル状インダクタ31Qの延出部33との間に位置するように設けられている。
このような構成によれば、互いに隣り合うヘリカル状インダクタ31の間に接地電位に接続されたグラウンドビア導体41が設けられるため、環状部32を狭ピッチで設けた場合において、隣接するヘリカル状インダクタ31間の電磁界結合をより効果的に防ぐことができる。
図8は、図5中の高周波モジュールの第3変形例を示す透視図である。図8を参照して、本変形例では、複数のヘリカル状インダクタ31が、環状部32が第1の矢印102に示す方向に沿って千鳥状に並ぶように設けられている。直線部32mと直線部32nとが、45°の角度をなす。
矩形の周回形状を有するヘリカル状インダクタ31Qの環状部32が、基板12の長辺13および短辺14に対して平行に設けられる一方、矩形の周回形状を有するヘリカル状インダクタ31Pの環状部32が、基板12の長辺13および短辺14を基準にして45°傾いて設けられている。複数のヘリカル状インダクタ31は、基板12の長辺13および短辺14を基準に傾けられない環状部32を有するヘリカル状インダクタ31Qと、基板12の長辺13および短辺14を基準に45°傾けられた環状部32を有するヘリカル状インダクタ31Pとが交互に千鳥状に並ぶように設けられている。
本変形例における高周波モジュールは、接地電位に接続されるグラウンドビア導体41をさらに有する。グラウンドビア導体41は、互いに隣り合うヘリカル状インダクタ31Pとヘリカル状インダクタ31Qとの間に設けられている。
グラウンドビア導体41は、互いに隣り合うヘリカル状インダクタ31Pの延出部33と、ヘリカル状インダクタ31Qの延出部33との間に位置するように設けられている。
このような構成によれば、隣接するヘリカル状インダクタ31間の電磁界結合を防ぎつつ、環状部32の狭ピッチでの配置が可能となる。
なお、図5から図8において説明したヘリカル状インダクタ31の環状部32の各種の配置や配列を適宜組みわせて、新たな高周波モジュールを構成してもよい。また、環状部32の形状として、矩形以外の円形や楕円などを用い、これらを矩形と組み合わせてもよい。
以上に説明した、この発明の実施の形態2における高周波モジュールの構造についてまとめて説明すると、本実施の形態における高周波モジュールは、主面12aを有する基板12と、基板12の主面12aを平面視した場合に、環状に延びる形状の環状部32を有し、基板12に設けられる複数のヘリカル状インダクタ31とを備える。複数のヘリカル状インダクタ31は、第1インダクタとしてのヘリカル状インダクタ31Pと、ヘリカル状インダクタ31Pと隣り合って配置される第2インダクタとしてのヘリカル状インダクタ31Qとを含む。ヘリカル状インダクタ31の環状部32は、直線状に延びる第1直線部としての直線部32mを含む。ヘリカル状インダクタ31Qの環状部32は、直線部32mと非平行な方向に直線状に延び、直線部32mと対向する第2直線部としての直線部32nを含む。
このように構成された、この発明の実施の形態2における高周波モジュールによれば、基板12の全長の短縮化を図りつつ、互いに隣り合うヘリカル状インダクタ31の間で十分な絶縁性を得ることができる。
(実施の形態3)
図9は、この発明の実施の形態3における高周波モジュールを示す回路図である。図10は、図9中の2点鎖線Xで囲まれた範囲の高周波モジュールを示す透視図である。
図9および図10を参照して、本実施の形態における高周波モジュールは、複数のヘリカル状インダクタ31に加えて、スイッチング素子51をさらに有する。スイッチング素子51は、一方向に配列された複数の接点56を有する。
本実施の形態では、複数のヘリカル状インダクタ31が、それぞれ、複数の接点56に接続されている。ヘリカル状インダクタ31は、複数の接点56間で生じる容量性をキャンセルする誘導性を有する整合素子として設けられている。複数のヘリカル状インダクタ31は、実施の形態1で説明した千鳥状配置の環状部32を備えるように設けられている。
スイッチング素子51の多ポート化に伴って、出力端子52側のインピーダンスが容量性となる。本実施の形態では、実施の形態1で説明したヘリカル状インダクタ31を整合素子として基板12に設けることにより、図10中に示すように基板12の主面の長辺に沿って並べられた複数の出力端子52間の絶縁性の劣化を防ぎつつ、出力端子52の容量性をキャンセルして、整合をとることができる。
なお、本発明においては、必ずしも複数の接点56の全てにヘリカル状インダクタ31が設けられなくてもよい。また、本実施の形態では、実施の形態1で説明した高周波モジュールの構造を、多ポート構造のスイッチング素子に適用した場合に説明したが、実施の形態2で説明した各種の高周波モジュールの構造を同様に適用してもよい。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて請求の範囲によって示され、請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
この発明は、携帯電話機に内蔵されるアンテナモジュール等に利用される。
10 高周波モジュール、12 基板、13 長辺、14 短辺、21,21A,21B,21C,21D,21E 絶縁層、31,31P,31Q ヘリカル状インダクタ、32 環状部、32m,32n 直線部、33 延出部、41 グラウンドビア導体、51 スイッチング素子、52 出力端子、56 接点。

Claims (7)

  1. 主面を有する基板と、
    前記基板の主面を平面視した場合に、環状に延びる形状の環状部を有し、前記基板に設けられる複数のインダクタとを備え、
    前記複数のインダクタは、第1インダクタと、前記第1インダクタと隣り合って配置される第2インダクタとを含み、
    前記第1インダクタの前記環状部は、直線状に延びる第1直線部を含み、
    前記第2インダクタの前記環状部は、前記第2インダクタの前記環状部のうちで前記第1直線部に最も近接する頂点と、前記頂点から前記第1直線部と非平行な方向に直線状に延び第2直線部および第3直線部とを含む、高周波モジュール。
  2. 前記第1直線部と前記第2直線部とが、45°の角度をなす、請求項に記載の高周波モジュール。
  3. 前記複数のインダクタは、前記基板の主面を平面視した場合に、前記環状部が一方向に並ぶように設けられる、請求項1または2に記載の高周波モジュール。
  4. 前記複数のインダクタは、前記基板の主面を平面視した場合に、前記環状部が所定方向に沿って千鳥状に並ぶように設けられる、請求項1または2に記載の高周波モジュール。
  5. 前記第1インダクタと前記第2インダクタとの間に位置するように前記基板に設けられ、接地電位に接続される配線をさらに備える、請求項1からのいずれか1項に記載の高周波モジュール。
  6. 複数の接点を有するスイッチング素子をさらに備え、
    前記第1インダクタおよび前記第2インダクタは、それぞれ、前記複数の接点間に生じる容量性をキャンセルする整合素子として、前記複数の接点に接続される、請求項1からのいずれか1項に記載の高周波モジュール。
  7. 前記基板は、複数の絶縁層が積層されてなる積層構造を有し、
    前記環状部は、前記基板を前記複数の絶縁層の積層方向から見た場合に、環状に延びる形状を有する、請求項1からのいずれか1項に記載の高周波モジュール。
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