JP2018098701A - 平衡不平衡変換器 - Google Patents

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博也 鈴木
識顕 大塚
Noriaki Otsuka
識顕 大塚
裕太 芦田
Yuta Ashida
裕太 芦田
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    • H01P5/08Coupling devices of the waveguide type for linking dissimilar lines or devices
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Abstract

【課題】簡易な構成で断線検査を可能とする平衡不平衡変換器を提供する。【解決手段】平衡不平衡変換器1は、第1ストリップライン40と、第2ストリップライン41と、第3ストリップライン42と、第4ストリップライン43と、不平衡端子4と、開放端子7と、を備え、第1ストリップライン40は、渦巻き状の第1導体19を含んで構成されており、第2ストリップライン41は、渦巻き状の第2導体14を含んで構成されており、第1導体19の外周端19bが不平衡端子4に電気的に接続されており、第2導体14の外周端14aが開放端子7に電気的に接続されている。【選択図】図3

Description

本発明は、平衡不平衡変換器に関する。
従来の平衡不平衡変換器として、例えば、特許文献1に記載されたものが知られている。特許文献1に記載の従来の平衡不平衡変換器は、第1ストリップラインと、第2ストリップラインと、第1ストリップラインと電磁結合する第3ストリップラインと、第2ストリップラインと電磁結合する第4ストリップラインと、を備えている。第1ストリップラインの一端は不平衡端子に電気的に接続されており、第1ストリップラインの他端は第2ストリップラインの一端に電気的に接続されている。第2ストリップラインの他端は開放されている。
特開2004−188218号公報
平衡不平衡変換器に生じる不具合の原因の一つとして、ストリップラインの断線がある。チップ部品として平衡不平衡変換器が構成されている場合、ストリップラインの断線は視認できない。そのため、不具合を解明するための対応として、通電による断線検査を行うことが考えられる。しかしながら、従来の平衡不平衡変換器では、第2ストリップラインの他端が開放されているため、第1ストリップライン及び第2ストリップラインの断線検査を行うことができない。断線検査を行うためには、第2ストリップラインの他端を端子に電気的に接続する必要があるが、上記従来の平衡不平衡変換器において第2ストリップラインの他端と端子とを電気的に接続しようとすると、構造が複雑化する。
本発明は、簡易な構成で断線検査を可能とする平衡不平衡変換器を提供することを目的とする。
本発明の一側面に係る平衡不平衡変換器は、第1ストリップラインと、第2ストリップラインと、第1ストリップラインと電磁結合する第3ストリップラインと、第2ストリップラインと電磁結合する第4ストリップラインと、第1ストリップラインの一端に電気的に接続された不平衡端子と、第2ストリップラインの一端に電気的に接続された開放端子と、を備え、第1ストリップラインの他端と第2ストリップラインの他端とが電気的に接続されており、第1ストリップラインは、渦巻き状の第1導体を含んで構成されており、第2ストリップラインは、渦巻き状の第2導体を含んで構成されており、第1導体の外周端が不平衡端子に電気的に接続されており、第2導体の外周端が開放端子に電気的に接続されている。
本発明の一側面に係る平衡不平衡変換器では、第2導体の外周端が開放端子に電気的に接続されているため、断線検査を行うことが可能である。また、第1導体の外周端が不平衡端子に電気的に接続されており、第2導体の外周端が開放端子に電気的に接続されている。このように、各導体の外周端を各端子に接続するため、例えば、内周端と端子とを接続する場合に比べて、各導体と各端子との接続を簡易な構造で実現できる。したがって、平衡不平衡変換器では、簡易な構成で断線検査を可能とする。
一実施形態においては、第1導体と第2導体とは、一方の外周端を始点とした場合、互いに巻き方向が逆向きであってもよい。第1ストリップラインと第2ストリップラインとが電磁結合すると、特性が低下し得る。一実施形態では、第1導体と第2導体との巻き方向を逆向きにしているため、第1ストリップラインと第2ストリップラインとが電磁結合することを抑制できる。これにより、平衡不平衡変換器の特性低下を抑制できる。
一実施形態においては、第1導体及び第2導体のそれぞれは、複数設けられていてもよい。この構成では、複数の導体により導体の巻き数を確保できるため、1つの導体における巻き数を少なくすることができる。これにより、導体の構成の簡易化を図れる。したがって、ラインアンドスペースの制限が緩和されるため、導体を容易に作製することができる。
一実施形態においては、第3ストリップラインの一端に電気的に接続された第1平衡端子と、第4ストリップラインの一端に電気的に接続された第2平衡端子と、2つのグランド端子と、を備え、第1ストリップライン、第2ストリップライン、第3ストリップライン及び第4ストリップラインは、実装面を有する素体内に配置されており、実装面には、当該実装面の第1方向に沿って、不平衡端子、グランド端子及び第1平衡端子がこの順番で配置されていると共に、第1方向に直交する第2方向に沿って、不平衡端子と開放端子、グランド端子とグランド端子、及び、第1平衡端子と第2平衡端子とが並んで配置されていてもよい。この構成においては、第1導体の外周端を不平衡端子に接続し、第2導体の外周端を開放端子に接続することにより、各導体と各端子との接続を簡易な構造で実現できる。特に、第1導体と第2導体との巻き方向が逆向きである場合には、導体の巻き数の関係から、上記端子の配置とすることが構成の簡易化を図るために有効である。
本発明の一側面によれば、簡易な構成で断線検査を可能とする。
図1は、一実施形態に係る積層バランを示す斜視図である。 図2は、素体の分解斜視図である。 図3は、素体内の構成を示す斜視図である。 図4は、積層バランの等価回路図である。
以下、添付図面を参照して、本発明の好適な実施形態について詳細に説明する。なお、図面の説明において同一又は相当要素には同一符号を付し、重複する説明は省略する。
図1に示されるように、積層バラン(平衡不平衡変換器)1は、素体2と、第1端子電極4と、第2端子電極5と、第3端子電極6と、第4端子電極7と、第5端子電極8と、第6端子電極9と、を備えている。
素体2は、直方体形状を呈している。素体2は、その外表面として、互いに対向する一対の端面2a,2bと、一対の端面2a,2bの間を連結するように延びており且つ互いに対向している一対の主面2c,2dと、一対の主面2c,2dの間を連結するように延びており且つ互いに対向している一対の側面2e,2fと、を有している。主面2cは、例えば積層バラン1を図示しない他の電子機器(例えば、回路基板、又は、電子部品など)に実装する際、他の電子機器と対向する実装面として規定される。
各端面2a,2bの対向方向と、各主面2c,2dの対向方向と、各側面2e,2fの対向方向とは、互いに略直交している。なお、直方体形状には、角部及び稜線部が面取りされている直方体の形状、及び、角部及び稜線部が丸められている直方体の形状が含まれる。
素体2は、複数の絶縁体層10(図2参照)が積層されることによって構成されている。各絶縁体層は6、素体2の各主面2c,2dの対向方向に積層されている。すなわち、各絶縁体層10の積層方向は、素体2の各主面2c,2dの対向方向と一致している。以下、各主面2c,2dの対向方向を「積層方向」ともいう。各絶縁体層10は、略矩形形状を呈している。実際の素体2では、各絶縁体層10は、その層間の境界が視認できない程度に一体化されている。
各絶縁体層10は、例えば、誘電体材料(BaTiO系材料、Ba(Ti,Zr)O系材料、(Ba,Ca)TiO系材料、ガラス材料、又はアルミナ材料など)を含むセラミックグリーンシートの焼結体から構成される。実際の素体2では、各絶縁体層10は、層間の境界が視認できない程度に一体化されている。
各端子電極4〜9は、素体2の主面2cに配置されている。各端子電極4〜9は、平面視において、略矩形状を呈している。第1端子電極4、第2端子電極5及び第3端子電極6は、主面2cの第1方向(一対の端面2a,2bの対向方向)に沿って、所定の間隔をあけて配置されている。第4端子電極7、第5端子電極8及び第6端子電極9は、主面2cの第1方向に沿って、所定の間隔をあけて配置されている。第1端子電極4と第4端子電極7とは、主面2cの第2方向(一対の側面2e,2fの対向方向、第1方向に直交する方向)に沿って所定の間隔をあけて並んで配置されている。第2端子電極5と第5端子電極8とは、主面2cの第2方向に沿って所定の間隔をあけて並んで配置されている。第3端子電極6と第6端子電極9とは、主面2cの第2方向に沿って所定の間隔をあけて並んで配置されている。
各端子電極4〜9は、導電材(例えば、Ag又はPdなど)を含んでいる。各端子電極4〜9は、導電性材料(例えば、Ag粉末又はPd粉末など)を含む導電性ペーストの焼結体として構成される。各端子電極4〜9の表面にはめっき層が形成されている。めっき層は、例えば電気めっきにより形成される。めっき層は、Cuめっき層、Niめっき層、及びSnめっき層からなる層構造、又は、Niめっき層及びSnめっき層からなる層構造などを有する。
積層バラン1は、図3に示されるように、素体2内に配置された第1ライン12a、第2ライン12b及び第3ライン12cと、内部電極21と、を備えている。図2及び図3に示されるように、第1ライン12aは、導体13及び導体15を含んでいる。第2ライン12bは、導体18及び導体20を含んでいる。第3ライン12cは、導体(第2導体)14、導体16、導体17及び導体(第1導体)19を含んでいる。導体13〜20は、平面視において、渦巻き状を呈している。つまり、導体13〜20は、平面スパイラル導体である。
複数の導体13〜20及び内部電極21は、例えば、Ag及びPdの少なくとも一方を導電性材料として含んで形成される。複数の導体13〜20及び内部電極21は、導電性材料としてAg及びPdの少なくとも一方を含む導電ペーストの焼結体として構成される。
導体13の一端13aは、スルーホール導体23により、第2端子電極5に電気的に接続されている。導体13の他端13bは、スルーホール導体24により、導体15の一端15aに電気的に接続されている。導体14の一端14aは、スルーホール導体25により、第4端子電極7に電気的に接続されている。導体14の他端14bは、スルーホール導体26により、導体16の一端16aに電気的に接続されている。
導体15の他端15bは、スルーホール導体27により、第3端子電極6に電気的に接続されている。導体16の他端16bは、スルーホール導体28により、導体17の一端17aに電気的に接続されている。
導体17の他端17bは、スルーホール導体29により、導体19の一端19aに電気的に接続されている。導体18の一端18aは、スルーホール導体30により、第6端子電極9に電気的に接続されている。導体18の他端18bは、スルーホール導体31により、導体20の一端20aに電気的に接続されている。
導体19の他端19bは、スルーホール導体32により、第1端子電極4に電気的に接続されている。導体20の他端20bは、スルーホール導体23により、第2端子電極5に電気的に接続されている。
第1ライン12aの一端は、第2端子電極5に電気的に接続されており、第1ライン12aの他端は、第3端子電極6に電気的に接続されている。第2ライン12bの一端は、第6端子電極9に電気的に接続されており、第2ライン12bの他端は、第3端子電極6に電気的に接続されている。第3ライン12cの一端は、第1端子電極4に電気的に接続されており、第3ライン12cの他端は、第4端子電極7に電気的に接続されている。
内部電極21は、長方形状を呈している。内部電極21は、スルーホール導体33により、第5端子電極8に電気的に接続されている。
図4は、上記構成を有する積層バラン1の等価回路図である。図4に示されるように、積層バラン1は、第1ストリップライン40と、第2ストリップライン41と、第3ストリップライン42と、第4ストリップライン43と、を備えている。第1ストリップライン40、第2ストリップライン41、第3ストリップライン42及び第4ストリップライン43のそれぞれは、1/4波長のストリップラインである。第1ストリップライン40と第3ストリップライン42とは、電磁結合する。第2ストリップライン41と第4ストリップライン43とは、電磁結合する。積層バラン1は、平衡と不平衡との状態にある電気信号を変換する。
第1ストリップライン40は、図2及び図3に示される導体17及び導体19により構成されている。第2ストリップライン41は、導体14及び導体16により構成されている。第3ストリップライン42は、導体18及び導体20により構成されている。第4ストリップライン43は、導体13及び導体15により構成されている。
第1端子電極4は、不平衡端子を構成する。第2端子電極5は、グランド端子を構成する。第3端子電極6は、平衡端子を構成する。第4端子電極7は、開放端子を構成する。第5端子電極8は、グランド端子を構成する。第6端子電極9は、平衡端子を構成する。これにより、本実施形態では、図1に示されるように、素体2の主面2cには、主面2cの第1方向に沿って、不平衡端子、グランド端子及び第1平衡端子がこの順番で配置される。また、素体2の主面2cには、第1方向に直交する第2方向に沿って、不平衡端子と開放端子、グランド端子とグランド端子、及び、第1平衡端子と第2平衡端子とが並んで配置されている。
第1ストリップライン40の一端は、不平衡端子(第1端子電極4)に電気的に接続されている。第2ストリップライン41の一端は、開放端子(第4端子電極7)に電気的に接続されている。第1ストリップライン40の他端と第2ストリップライン41の他端とは、電気的に接続されている(スルーホール導体28により電気的に接続されている)。第3ストリップライン42の一端は、平衡端子(第3端子電極6)に電気的に接続されている。第3ストリップライン42の他端は、グランド端子(第2端子電極5)に電気的に接続されている。第4ストリップライン43の一端は、平衡端子(第6端子電極9)に電気的に接続されている。第4ストリップライン43の他端は、グランド端子(第2端子電極5)に電気的に接続されている。
図2に示されるように、第1ストリップライン40を構成する導体19の他端19bは、外周端である(一端19aは内周端)。外周端は、巻回された導体において外側に位置する端部である。導体19の他端19bは、一対の主面2c,2dの対向方向において第1端子電極4と対向する位置に配置されている。第2ストリップライン41を構成する導体14の一端14aは、外周端である(他端14bは内周端)。導体14の一端14aは、一対の主面2c,2dの対向方向において第4端子電極7と対向する位置に配置されている。
第1ストリップライン40を構成する導体17及び導体19の巻き方向と、第2ストリップライン41を構成する導体14及び導体16の巻き方向とは、互いに逆方向である。具体的には、本実施形態では、素体2を主面2c側から見たときに、導体19の他端19bを始点として導体14の一端14aを終点とした場合、導体17及び導体19は反時計回り方向であり、導体14及び導体16は時計回り方向である。
以上説明したように、本実施形態に係る積層バラン1では、導体14の外周端である一端14aが第4端子電極7(開放端子)に電気的に接続されているため、断線検査(RDC特性の検出)を行うことが可能である。また、積層バラン1では、導体19の外周端である他端19bが第1端子電極4(不平衡端子)に電気的に接続されている。このように、各導体14,19の外周端14a,19bを各端子電極4,7に接続するため、内周端と端子とを接続する場合に比べて、導体14,19と各端子電極4,7との接続を簡易な構造で実現できる。
本実施形態では、導体14の外周端である一端14aと第4端子電極7とは、素体2の積層方向に略直線的に延びるスルーホール導体25により電気的に接続されている。導体19の外周端である他端19bと第1端子電極4とは、素体2の積層方向に略直線的に延びるスルーホール導体31により電気的に接続されている。このように、積層バラン1では、スルーホール導体を積層方向に延在させる簡易な構造で接続を実現している。したがって、積層バラン1ででは、簡易な構成で断線検査を可能とする。
本実施形態に係る積層バラン1では、導体17,19と導体14,16とは、一方の外周端14a,19bを始点とした場合、互いに巻き方向が逆向きである。第1ストリップライン40と第2ストリップライン41とが電磁結合すると、特性が低下する。積層バラン1では、導体17,19と導体14,16との巻き方向を逆向きにしているため、第1ストリップライン40と第2ストリップライン41とが電磁結合することを抑制できる。これにより、積層バラン1の特性低下を抑制できる。
本実施形態に係る積層バラン1では、第1ストリップライン40が2つの導体17,19により構成されており、第2ストリップライン41が2つの導体14,16により構成されている。この構成では、2つの導体17,19によりコイルの巻き数を確保できるため、1つの導体における巻き数を少なくすることができる。これにより、導体の構成の簡易化を図れる。したがって、ラインアンドスペースの制限が緩和されるため、導体を容易に作製することができる。
本実施形態に係る積層バラン1は、第3ストリップライン42の一端に電気的に接続された第3端子電極6(第1平衡端子)と、第4ストリップライン43の一端に電気的に接続された第6端子電極9(第2平衡端子)と、第2端子電極5及び第5端子電極8(2つのグランド端子)と、を備える。素体2の主面2dには、第1方向に沿って、第1端子電極4、第2端子電極5及び第3端子電極6がこの順番で配置されていると共に、第1方向に直交する第2方向に沿って、第1端子電極4と第4端子電極7、第2端子電極5と第5端子電極8、及び、第3端子電極6と第6端子電極9とが並んで配置されていている。この構成では、導体19の外周端19bを第1端子電極4に接続し、導体14の外周端14aを第4端子電極7に接続することにより、導体14,19と各端子電極4,7との接続を簡易な構造で実現できる。特に、導体17,19と導体14,16との巻き方向が逆向きである場合には、導体17,19と導体14,16との巻き数の関係から、上記端子の配置とすることが構成の簡易化を図るために有効である。
以上、本発明の実施形態について説明してきたが、本発明は必ずしも上述した実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で様々な変更が可能である。
上記実施形態では、第1ストリップライン40が導体17及び導体19により構成されている形態を一例に説明した。しかし、第1ストリップラインは、1つの導体により構成されてもよいし、3つ以上の導体により構成されてもよい。第2ストリップライン41、第3ストリップライン42及び第4ストリップライン43についても同様である。
上記実施形態では、第1ストリップライン40を構成する導体17及び導体19と、第2ストリップライン41を構成する導体14及び導体16との巻き方向が、逆向き(逆巻き)である形態を一例に説明した。しかし、導体17及び導体19と、導体14及び導体16との巻き方向は、同じ方向であってもよい。
上記実施形態では、導体14の一端14aをスルーホール導体25により第4端子電極7(開放端子)に電気的に接続する形態を一例に説明した。しかし、例えば、導体14の一端14aから主面2c側に延びるスルーホール導体により、導体14と第4端子電極7とを電気的に接続してもよい。
上記実施形態では、各端子電極4〜6が側面2e及び主面2c,2dに配置され、各端子電極7〜9が側面2f及び主面2c,2dに配置される形態を一例に説明した。しかし、各端子電極4〜9の形状(配置形態)はこれに限定されない。
1…積層バラン(平衡不平衡変換器)、2…素体、2c…主面(実装面)、4…第1端子電極(不平衡端子)、7…第4端子電極(開放端子)、14,16…導体(第2導体)、14a…一端(外周端)、17,19…導体(第1導体)、19b…他端(外周端)、40…第1ストリップライン、41…第2ストリップライン、42…第3ストリップライン、43…第4ストリップライン。

Claims (4)

  1. 第1ストリップラインと、
    第2ストリップラインと、
    前記第1ストリップラインと電磁結合する第3ストリップラインと、
    前記第2ストリップラインと電磁結合する第4ストリップラインと、
    前記第1ストリップラインの一端に電気的に接続された不平衡端子と、
    前記第2ストリップラインの一端に電気的に接続された開放端子と、を備え、
    前記第1ストリップラインの他端と前記第2ストリップラインの他端とが電気的に接続されており、
    前記第1ストリップラインは、渦巻き状の第1導体を含んで構成されており、
    前記第2ストリップラインは、渦巻き状の第2導体を含んで構成されており、
    前記第1導体の外周端が前記不平衡端子に電気的に接続されており、
    前記第2導体の外周端が前記開放端子に電気的に接続されている、平衡不平衡変換器。
  2. 前記第1導体と前記第2導体とは、一方の前記外周端を始点とした場合、互いに巻き方向が逆向きである、請求項1に記載の平衡不平衡変換器。
  3. 前記第1導体及び前記第2導体のそれぞれは、複数設けられている、請求項1又は2に記載の平衡不平衡変換器。
  4. 前記第3ストリップラインの一端に電気的に接続された第1平衡端子と、
    前記第4ストリップラインの一端に電気的に接続された第2平衡端子と、
    2つのグランド端子と、を備え、
    前記第1ストリップライン、前記第2ストリップライン、前記第3ストリップライン及び前記第4ストリップラインは、実装面を有する素体内に配置されており、
    前記実装面には、当該実装面の第1方向に沿って、前記不平衡端子、前記グランド端子及び前記第1平衡端子がこの順番で配置されていると共に、前記第1方向に直交する第2方向に沿って、前記不平衡端子と前記開放端子、前記グランド端子と前記グランド端子、及び、前記第1平衡端子と前記第2平衡端子とが並んで配置されている、請求項1〜3のいずれか一項に記載の平衡不平衡変換器。
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