JP6304874B2 - 車線制御システム、車線制御方法、及びプログラム - Google Patents
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Description
磁気カード方式では、入口側の料金所で発行された通行券から読み取られた情報に基づいて、出口側の料金所で通行料金が計算される(例えば、特許文献1参照)。
近年、磁気カード方式とETC(登録商標)カード方式の両方に対応可能な料金収受システムが開発されている(例えば、特許文献2参照)。特許文献2に記載のシステムでは、料金所が設けられた走行レーンの路側に、両システムの処理を実現可能な複数の機器が設けられている。
以下、本発明の一実施形態に係る車線制御システム1の一例について図面を参照して説明する。図1は、本発明の一実施形態に係る車線制御システム1の一例を示す概略図である。
図1に示す車線制御システム1は、通行券料金収受システム10と自動料金収受システム20との両方の機能を備える。通行券料金収受システム10は、車載器を搭載しない車両を主な対象車両とし、対象レーンを走行する車両に対して通行券による料金収受を行うためのシステムである。自動料金収受システム20は、車載器を搭載する車両を対象車両とし、対象レーンを走行する車両の車載器との間の無線通信により料金収受を行うためのシステムである。つまり、本実施形態に係る車線制御システム1は、同一の走行レーンにおいて、車載器を搭載した車両、及び、車載器を搭載していない車両のいずれにも対応可能なシステムである。図示の例では、有料道路の入口側に設けられる料金所の一部を示す。料金所では、複数の走行レーンが並んで配置されている場合が多い。また、入り口側の料金所と出口側の料金所とが並んで配置されている場合も多い。図1には、入口側の料金所に配置される複数の走行レーンのうちの本実施形態に係る車線制御システム1の対象となる走行レーン(対象レーン)を示す。対象レーンの路側(アイランド)には、車線制御システム1に含まれる各種機器が設置されている。また、対象レーンでは、入口側の料金所(または出口側の料金所)に進入する車両の進行方向が予め決められている。
本実施形態において料金収受処理とは、通行料金を収受するための処理であって、入口側の料金所で通行券を発券したり、入口情報を車載器に送信すること、及び、出口側の料金所で通行券に基づき通行料金を精算したり、入口情報に基づき車載器を搭載した車両の通行料金を精算することを含む。
進入検知装置11は、車両分離器111と、車判踏板112と、車長検知器113と、車高検知器114と、ナンバープレート認識装置115と、車種判別制御部116とを備える。本実施形態では、車両分離器111、車判踏板112、車長検知器113、車高検知器114、及びナンバープレート認識装置115により車種判別装置が構成されており、車種判別制御部116が、この車種判別装置の検出結果に基づき、車種を判別する。
車両分離器111は、対象レーンの進行方向の最も上流側に設置され、走行レーンの両側に設けられた一対の透過型光センサアレイを備える。一対の透過型光センサアレイは、垂直方向に並べられた複数の光センサを備える。一対の透過型光センサアレイは、一方が他方に対して複数の光線を出射し、他方が入射する複数の光線を検出する構成である。
車判踏板112は、車両分離器111の一対の透過型光センサアレイで挟まれた走行レーン上に設けられる。
車高検知器114は、一対の車両分離器111の上部にそれぞれ設けられる一対の光センサ部を備える。一対の光センサ部は、一方が他方に対して光線を出射し、他方が入射する光線を検出する構成である。
ナンバープレート認識装置115は、車両分離器111を通過する車両のナンバープレートを撮像可能な位置に設けられている。
車種判別制御部116は、例えば、車両分離器111の内部に設けられている。車種判別制御部116は、車両分離器111、車判踏板112、車長検知器113、車高検知器114、及びナンバープレート認識装置115とそれぞれ通信可能に接続されている。
通行券料金収受機械12は、例えば内部に通信可能に接続された車線制御装置121を備える。車線制御装置121は、通行券料金収受システム10の監視盤31、進入検知装置11、及び発進検知装置13のそれぞれと接続されている。なお、車線制御装置121は、通行券料金収受機械12の内部に限られず、通行券料金収受システム10のネットワークで接続されている他の機器内に設置されるものでもよい。また、車線制御装置121は、例えばアイランド上の有人ブース内に設けられてもよい。
車両分離器131は、走行レーンの進行方向の最も下流側に設置され、走行レーンの両側に設けられた一対の透過型光センサアレイを備える。車両分離器131が備える透過型光センサアレイは、車両分離器111の透過型光センサアレイと同様の機能と構成を有する。
踏板132は、車両分離器131の一対の透過型光センサアレイで挟まれた走行レーン上に設けられる。
ETC進入検知装置21は、車両分離器211と、踏板212とを備える。ETC進入検知装置21は、ガントリー28よりも走行レーンの進行方向の上流側に設けられる。
車両分離器211は、走行レーンの両側に設けられた一対の透過型光センサアレイを備える。車両分離器211が備える透過型光センサアレイは、車両分離器111の透過型光センサアレイと同様の機能と構成を有する。
踏板212は、一対の車両分離器211で挟まれた走行レーン上に設けられる。
ETC退出検知装置23は、例えば、車両分離器111の透過型光センサアレイと同様の機能と構成を有する。ETC退出検知装置23は、ガントリー28よりも走行レーンの進行方向の下流側に設けられる。
踏板252は、一対の車両分離器251で挟まれた走行レーン上に設けられる。踏板252は、内部に電気接点を利用した踏圧センサを有し、通過する車両に踏まれることで、通過する車両の進行方向を判定する前後進判定を行う。
発進制御装置26は、開閉可能なゲートを備える。発進制御装置26は、料金所の走行レーンに進入した車両の通過を規制又は許可するために、ゲートの開放及び閉塞を行う。
路側表示器27は、ガントリー28を通過した車両から見える位置に設けられ、自動料金収受システム20による料金収受処理に関する情報等を表示する。
車両分離器111に含まれる一対の透過型光センサアレイは、例えばケーブルで接続されている。また、車両分離器131に含まれる一対の透過型光センサアレイも、例えばケーブルで接続されている。車両分離器111、車判踏板112、車長検知器113、車高検知器114、及びナンバープレート認識装置115は、上述の通り、車種判別制御部116と接続されている。車種判別制御部116は、車線制御装置121と接続されている。また、車両分離器131及び踏板132も、車線制御装置121と接続されている。車線制御装置121は、通行券料金収受機械12及び監視盤31と接続されている。
監視盤31と監視盤32は、それぞれ、故障検出装置40と接続されている。
なお、図示は省略するが、車両分離器111、車判踏板112、車長検知器113、車高検知器114、ナンバープレート認識装置115、車種判別制御部116、ETC進入検知装置21、及び無線通信装置22は、直接、監視盤31,32と接続されていてもよい。
進入検知装置11は、対象レーンの上流側(進入側)を通過する車両に関する車両情報(以下、第1車両情報という)を検出する第1検出機器として機能する。進入検知装置11は、検出した第1車両情報を車線制御装置121に出力する。車線制御装置121は、入力した第1車線情報を同一車両ごとに関連付けた情報を、通行券料金収受機械12及び監視盤31に出力する。なお、進入検知装置11は、監視盤31に第1車両情報を直接出力してもよい。第1車両情報には、以下に説明する分離情報D1、踏板情報D2、車長情報D3、車高情報D4、ナンバープレート情報D5、及び車種情報D6のうち少なくとも1つが含まれる。
また、車判踏板112は、通過する車両の進行方向を判定する前後進判定を行う。
車種判別制御部116は、車両分離器111により分離判定された1台の対象車両が通過する際に取得された車長情報D3に基づき、対象車両の車長が所定の長さ以上である未満であるかを判定する。例えば、車種判別制御部116は、車長検知器113が車両を検知したときに、車両分離器111が車両を検知していない場合、進入した車両の車長が所定の長さ未満の車両(例えば、軽自動車)であると判定することができる。また、車長検知器113が車両を検知したときに、車両分離器111も車両を検知している場合、車種判別制御部116は、進入した車両の車長が所定の長さ以上(例えば、軽自動車以外の車種)であると判定することができる。
踏板132は、内部に電気接点を利用した踏圧センサを有し、通過する車両に踏まれることで、通過する車両の進行方向を判定する前後進判定を行う。踏板132は、前後進判定の結果を示す踏板情報D8を出力する。
また、通行券料金収受機械12は、発進検知装置13により検出された第4車両情報に基づき、前の車両が料金所から退出したか否かを判定し、前の車両が退出したと判定した場合、次の車両の通行券の発券処理を開始する。通行券料金収受機械12は、車両分離器131により車両の1台分の通過を検知し、踏板132により車両の前後進判定を行うことで、走行レーンからの対象車両の退出(発進)を確実に検知することができる。なお、車線制御装置121は、車両分離器131及び踏板132からの検知信号に基づいて、発進制御装置26に対し、車両が退出したことを示す退出検知信号D9を出力する。
車両分離器211は、車両分離器111と同様の仕組みにより、対象車両の進入を検出する。車両分離器211は、例えば、1台の車両が進入する進入開始時刻と進入終了時刻とを示す分離情報D21を出力する。また、車両分離器211は、対象車両の進入を検出した場合、ガントリー28に設置された無線通信装置22に対して進入検知信号D23を出力する。
踏板212は、車判踏板112と同様の仕組みにより、進入する車両の車軸数を示す情報を検出する。踏板212は、検出した車両の車軸数を示す踏板情報D22を出力する。
また、踏板212は、進入する車両の進行方向を判定する前後進判定を行う。踏板212は、前後進判定の結果も踏板情報D22に含めて出力する。
車両分離器251は、透過型光センサアレイの検知結果に基づき、通過する車両を1台ごとに分離するための分離情報D25を取得する。分離情報D25は、分離情報D1と同様の情報である。
踏板252は、内部に電気接点を利用した踏圧センサを有し、通過する車両に踏まれることで、通過する車両の進行方向を判定する前後進判定を行う。踏板252は、前後進判定の結果を示す踏板情報D26を出力する。
なお、車線サーバ24は、発進検知装置25により検出された第5車両情報に基づき、前の車両が料金所から退出したか否かを判定し、前の車両が退出したと判定した場合、ETC進入検知装置21の結果に基づき、後続車両の進入があるか否かを判定する。後続車両の進入がないと判定した場合、車線サーバ24は、発進制御装置26のゲートを閉じるよう指示する閉信号D27を出力する。後続車両の進入があると判定した場合、車線サーバ24は、無線通信装置22の通信結果に基づき、後続車両が車載器を搭載した車両であるか、あるいは、車載器を搭載しない車両であるかを判定する。後続車両が車載器を搭載した車両であると判定した場合、車線サーバ24は、閉信号D27を出力しない。一方、後続車両が車載器を搭載しない車両であると判定した場合、車線サーバ24は、閉信号D27を出力する。車線サーバ24は、車両分離器251により車両の1台分の通過を検知し、踏板252により車両の前後進判定を行うことで、走行レーンからの対象車両の退出(発進)を確実に検知することができる。
故障検出部41は、進入検知装置11により検出された第1車両情報、ETC進入検知装置21により検出された第2車両情報、及び、無線通信装置22が受信した第3車両情報に含まれる情報のうち、他の車両情報と整合しない情報がある場合、故障が発生していることを検出する。故障検出部41により故障が発生していることが判定された場合、処理切替制御部42は、故障が発生していることを警報部43から報知する。
また、故障検出部41は、発進検知装置13により検出された第4車両情報、及び、発進検知装置25により検出された第5車両情報に含まれる情報のうち、他の車両情報と整合しない情報がある場合、故障が発生していることを検出する。故障検出部41により故障が発生していることが判定された場合、処理切替制御部42は、故障が発生していることを警報部43から報知させる。
さらに、処理切替制御部42は、故障機器が特定された場合、故障している機器に応じた処理を実行する。本実施形態において、処理切替制御部42は、故障している機器から得られる情報の代わりに故障していない機器から得た情報を利用して、料金収受処理を実行させる。つまり、通行券料金収受システム10及び自動料金収受システム20は、故障している機器の代用が可能な機器から情報を得て、料金所における料金収受処理を実行することができる。
処理切替制御部42は、ETC退出検知装置23が故障していると判定した場合、退出検知信号D24の代わりに、発進検知装置13が出力する分離情報D7と踏板情報D8(又は、発進検知装置25が出力する分離情報D25と踏板情報D26)を用いるように処理を切り替える。例えば、処理切替制御部42は、ETC退出検知装置23が故障していると判定した場合、無線通信装置22による通信終了タイミングを、発進検知装置13(又は、発進検知装置25)により車両が退出したことが検出されたタイミングに切り替える制御を行う。
処理切替制御部42は、無線通信装置22が故障していると判定した場合、自動料金収受システム20による処理を、通行券料金収受システム10による処理に切り替えるよう車線制御システム1を制御する。また、処理切替制御部42は、無線通信装置22が故障していると判定した場合、収受員に故障を報知して、収受員による有人対応を受け付けるよう通行券料金収受機械12を制御する。
(ステップST1)
故障検出部41は、第1車両情報、第2車両情報、第3車両情報に基づき、故障が発生しているか否かを判定する。また、故障検出部41は、故障が発生していることが検出された場合、故障している機器を特定する。故障検出部41は、処理の結果を処理切替制御部42に出力する。なお、故障検出部41による処理については、種々の方法を利用可能であり、具体例については後述する。
(ステップST2)
故障検出部41は、新たな第1車両情報、第2車両情報、第3車両情報が取得された場合、ステップST1に戻って処理を繰り返す。一方、故障検出部41により故障が検出された場合、処理切替制御部42は、以下の処理を実行する。
(ステップST3)
処理切替制御部42は、故障検出部41による処理の結果に基づき、故障機器が特定されたか否かに応じて、以下の処理を実行する。
(ステップST4)
故障機器が特定されていない場合、処理切替制御部42は、故障が検出されたことを警報部43から報知する。これにより、収受員や料金所事務室の係員は、対象レーンのいずれかの機器が故障したことを認識することができる。
次いで、通行券料金収受システム10側に設置されている機器の故障が故障検出部41により特定された場合、処理切替制御部42は、以下の処理を実行する。
(ステップST6)
つまり、処理切替制御部42は、通行券料金収受システム10側に設置されている機器の故障を検出した場合、通行券料金収受システム10側に設置されている機器が故障したときに予め決められている処理対応を実行する。
次いで、自動料金収受システム20側に設置されているETC進入検知装置21又はETC退出検知装置23の故障が故障検出部41により特定された場合、処理切替制御部42は、以下の処理を実行する。
(ステップST8)
つまり、処理切替制御部42は、自動料金収受システム20側に設置されているETC進入検知装置21の故障を検出した場合、ETC進入検知装置21により検出される進入検知信号D23に替えて、通行券料金収受システム10側に設置されている車両分離器111と車判踏板112により検出された分離情報D1と踏板情報D2を用いるように処理を切り替える。
また、処理切替制御部42は、自動料金収受システム20側に設置されているETC退出検知装置23の故障を検出した場合、ETC退出検知装置23により検出される退出検知信号D24に替えて、通行券料金収受システム10側に設置されている発進検知装置13により検出された分離情報D7と踏板情報D8を用いるように処理を切り替える。なおこのような場合(自動料金収受システム20側に設置されているETC退出検知装置23の故障を検出した場合)、処理切替制御部42は、ETC退出検知装置23により検出される退出検知信号D24に替えて、自動料金収受システム20側に設置されている車両分離器251と踏板252により検出された情報を用いるように処理を切り替えてもよい。
次いで、自動料金収受システム20側に設置されている無線通信装置22の故障が故障検出部41により特定された場合、処理切替制御部42は、以下の処理を実行する。
(ステップST10)
つまり、処理切替制御部42は、自動料金収受システム20側に設置されている無線通信装置22の故障を検出した場合、通行券料金収受システム10による処理対応に切り替える。
(ステップST101)
故障検出部41は、第1車両情報と第2車両情報に含まれる情報のうち、同じ種類の情報同士を比較する。例えば、故障検出部41は、第1車両情報の分離情報D1と第2車両情報の分離情報D21とを比較する。分離情報D1が示す通過した車両の台数と分離情報D21が示す通過した車両の台数とが異なる場合、故障検出部41は、分離情報D1と分離情報D21とが一致しないと判定する。また、故障検出部41は、第1車両情報の踏板情報D2と第2車両情報の踏板情報D22とを比較する。踏板情報D2が示す通過した車両の車軸数と踏板情報D22が示す通過した車両の車軸数とが異なる場合、故障検出部41は、踏板情報D2と踏板情報D22とが一致しないと判定する。
本実施形態において、故障検出部41は、車両が通過する毎に、ステップST101の処理を実行する。
(ステップST102)
故障検出部41は、第1車両情報と第2車両情報に含まれる情報のうち同じ種類の情報同士が一致しないと判定した場合、連続して一致しない回数をカウントする。故障検出部41は、連続して一致しない回数と予め決められた閾値とを比較する。
(ステップST103)
連続して一致しない回数が予め決められた閾値を超えた場合、故障検出部41は、車両分離器111、車判踏板112、車両分離器211、踏板212のうち少なくとも1つが故障していると判定する。つまり、故障検出部41は、故障を検出する。
次いで、故障検出部41は、第2車両情報と第3車両情報とが整合するか否かを判定する。例えば、故障検出部41は、第2車両情報の分離情報D21及び踏板情報D22が示す進入車両の台数と、第3車両情報の登録車種情報D32が示す進入車両の台数とを比較する。第2車両情報が示す進入車両の台数と、登録車種情報D32が示す進入車両の台数とが異なる場合、故障検出部41は、第2車両情報と第3車両情報とが整合しないと判定する。
(ステップST105)
第2車両情報と第3車両情報とが整合すると判定した場合、故障検出部41は、通行券料金収受システム10側の機器が故障していると判定する。なお、本発明はこれに限られず、故障検出部41は、車両が進入して退出する度に、ステップST104の処理を実行してもよい。この場合、故障検出部41は、ステップST104の処理において、第2車両情報と第3車両情報が連続して整合する回数が予め決められた閾値を超えた場合、通行券料金収受システム10側の機器が故障していると判定してもよい。
一方、第2車両情報と第3車両情報とが整合しないと判定した場合、ステップST106に進む。ここでは、第2車両情報と第3車両情報とが整合しないと判定した回数が1回である場合、ステップST106に進む。なお、本発明はこれに限られず、故障検出部41は、車両が進入して退出する度に、ステップST104の処理を実行してもよい。この場合、故障検出部41は、ステップST104の処理において、第2車両情報と第3車両情報が連続して整合する回数が予め決められた閾値を超えた場合、第2車両情報と第3車両情報とが整合しないと判定する。
第2車両情報と第3車両情報とが整合しないと判定した場合、故障検出部41は、第1車両情報と第3車両情報とが整合するか否かを判定する。例えば、故障検出部41は、第1車両情報のナンバープレート情報D5と第3車両情報の登録ナンバープレート情報D31とを比較する。ナンバープレート情報D5が示す車両ナンバーと登録ナンバープレート情報D31が示す車両ナンバーとが異なる場合、故障検出部41は、第2車両情報と第3車両情報とが整合しないと判定する。また、故障検出部41は、第1車両情報の車種情報D6と第3車両情報の登録車種情報D32とを比較する。車種情報D6が示す車種と登録車種情報D32が示す車種とが異なる場合、故障検出部41は、第2車両情報と第3車両情報とが整合しないと判定する。
第1車両情報と第3車両情報とが整合すると判定した場合、故障検出部41は、ETC進入検知装置21が故障していると判定する。なお、本発明はこれに限られず、故障検出部41は、車両が通過する毎に、ステップST106の処理を実行してもよい。この場合、故障検出部41は、ステップST106の処理において、第1車両情報と第3車両情報が連続して整合する回数が予め決められた閾値を超えた場合、ETC進入検知装置21が故障していると判定してもよい。
(ステップST108)
一方、第1車両情報と第3車両情報とが整合しないと判定した場合、故障検出部41は、通行券料金収受システム10と自動料金収受システム20に含まれる複数の機器において故障が発生していることを検出する。なお、本発明はこれに限られず、故障検出部41は、車両が進入して退出する度に、ステップST106の処理を実行してもよい。故障検出部41は、ステップST106の処理において、第1車両情報と第3車両情報が連続して整合しない回数が予め決められた閾値を超えた場合、通行券料金収受システム10と自動料金収受システム20に含まれる複数の機器において故障が発生していることを検出してもよい。
(ステップST201)
故障検出部41は、第1車両情報と第3車両情報とが整合するか否かを判定する。本実施形態において、故障検出部41は、車両が通過する毎に、ステップST201の処理を実行する。
(ステップST202)
故障検出部41は、第1車両情報と第3車両情報とが整合しないと判定した場合、連続して整合しない回数をカウントする。故障検出部41は、連続して整合しない回数と予め決められた閾値とを比較する。
(ステップST203)
連続して整合しない回数が予め決められた閾値を超えた場合、故障検出部41は、車両分離器111、車判踏板112、車長検知器113、車高検知器114、ナンバープレート認識装置115、車種判別制御部116、無線通信装置22のうち少なくとも1つが故障していると判定する。つまり、故障検出部41は、故障を検出する。
次いで、故障検出部41は、第2車両情報と第3車両情報とが整合するか否かを判定する。
(ステップST205)
第2車両情報と第3車両情報とが整合すると判定した場合、故障検出部41は、通行券料金収受システム10側の機器が故障していると判定する。なお、本発明はこれに限られず、故障検出部41は、車両が進入して退出する度に、ステップST204の処理を実行してもよい。この場合、故障検出部41は、ステップST204の処理において、第2車両情報と第3車両情報が連続して整合する回数が予め決められた閾値を超えた場合、通行券料金収受システム10側の機器が故障していると判定してもよい。
一方、第2車両情報と第3車両情報とが整合しないと判定した場合、ステップST206に進む。ここでは、第2車両情報と第3車両情報とが整合しないと判定した回数が1回である場合、ステップST206に進む。なお、本発明はこれに限られず、故障検出部41は、車両が進入して退出する度に、ステップST204の処理を実行してもよい。この場合、故障検出部41は、ステップST204の処理において、第2車両情報と第3車両情報が連続して整合する回数が予め決められた閾値を超えた場合、第2車両情報と第3車両情報とが整合しないと判定する。
第2車両情報と第3車両情報とが整合しないと判定した場合、故障検出部41は、第1車両情報と第2車両情報とが整合するか否かを判定する。例えば、故障検出部41は、第1車両情報と第2車両情報に含まれる情報のうち、同じ種類の情報同士が一致するか否かを判定する。
(ステップST207)
第1車両情報と第2車両情報とが整合すると判定した場合、故障検出部41は、無線通信装置22が故障していると判定する。なお、本発明はこれに限られず、故障検出部41は、車両が進入して退出する度に、ステップST206の処理を実行してもよい。この場合、故障検出部41は、ステップST206の処理において、第1車両情報と第2車両情報とが連続して整合する回数が予め決められた閾値を超えた場合、無線通信装置22が故障していると判定してもよい。
(ステップST208)
一方、第1車両情報と第2車両情報とが整合しないと判定した場合、故障検出部41は、通行券料金収受システム10と自動料金収受システム20に含まれる複数の機器において故障が発生していることを検出する。なお、本発明はこれに限られず、故障検出部41は、車両が進入して退出する度に、ステップST206の処理を実行してもよい。この場合、故障検出部41は、ステップST206の処理において、第1車両情報と第2車両情報とが連続して整合しない回数が予め決められた閾値を超えた場合、通行券料金収受システム10と自動料金収受システム20に含まれる複数の機器において故障が発生していることを検出してもよい。
(ステップST301)
故障検出部41は、第2車両情報と第3車両情報とが整合するか否かを判定する。本実施形態において、故障検出部41は、車両が通過する毎に、ステップST301の処理を実行する。
(ステップST302)
故障検出部41は、第2車両情報と第3車両情報とが整合しないと判定した場合、連続して整合しない回数をカウントする。故障検出部41は、連続して整合しない回数と予め決められた閾値とを比較する。
(ステップST303)
連続して整合しない回数が予め決められた閾値を超えた場合、故障検出部41は、車両分離器211、踏板212、無線通信装置22のうち少なくとも1つが故障していると判定する。つまり、故障検出部41は、故障を検出する。
次いで、故障検出部41は、第1車両情報と第2車両情報とが整合するか否かを判定する。例えば、故障検出部41は、第1車両情報と第2車両情報に含まれる情報のうち、同じ種類の情報同士が一致するか否かを判定する。
(ステップST305)
第1車両情報と第2車両情報とが整合すると判定した場合、故障検出部41は、無線通信装置22が故障していると判定する。なお、本発明はこれに限られず、故障検出部41は、車両が進入して退出する度に、ステップST304の処理を実行してもよい。この場合、故障検出部41は、ステップST304の処理において、第1車両情報と第2車両情報とが連続して整合する回数が予め決められた閾値を超えた場合、無線通信装置22が故障していると判定してもよい。
(ステップST306)
一方、第1車両情報と第2車両情報とが整合しないと判定した場合、故障検出部41は、通行券料金収受システム10と自動料金収受システム20に含まれる複数の機器において故障が発生していることを検出する。なお、本発明はこれに限られず、故障検出部41は、車両が進入して退出する度に、ステップST304の処理を実行してもよい。この場合、故障検出部41は、ステップST304の処理において、第1車両情報と第2車両情報とが連続して整合しないと判定した回数が予め決められた閾値を超えた場合、通行券料金収受システム10と自動料金収受システム20に含まれる複数の機器において故障が発生していることを検出してもよい。
また、本実施形態に係る車線制御システム1は、通行券料金収受システム10と自動料金収受システム20との両方の機能を備え、両方のシステムに用いられる機器を備える。よって、例えば、進入検知装置11により検出される分離情報D1及び踏板情報D2とETC進入検知装置21により検出される分離情報D21及び踏板情報D22とでは、同じ種類の情報同士がそれぞれ一致するはずである。また、踏板情報D2が示す車軸数と、踏板情報D22が示す車軸数と、登録車種情報D31が示す車軸数とは、それぞれ一致するはずである。そこで、故障検出部41は、これら車両情報を比較して他の車両情報と整合しない車両が連続して通過した場合(つまり、連続して複数回、整合しないという判定結果を得た場合)、機器が故障していることを検出することができる。これにより、故障検出装置40は、既存の設備を利用し、料金所に設置される機器の故障を簡単に検出することができる。
本実施形態に係る車線制御システム1によると、故障している場合、同様の機能を有する他の機器を用いて料金収受処理を実行することができる。よって、走行レーンを閉鎖せずとも料金収受処理を継続することができ、料金所の処理効率を向上させることができる。また、渋滞の発生を抑制することができる。
本実施形態に係る車線制御システム1によると、機器が故障していることが検出された場合、その旨を警報部43から報知することができる。よって、収受員が走行レーン上で待機していない場合であっても、迅速に収受員による故障対応を行うことができる。
また、故障検出部41は、踏板情報D2が示す車軸数と、踏板情報D22が示す車軸数とが異なる場合、車種情報D32が示す車軸数と異なる方を誤っている情報と判定してもよい。故障検出部41は、連続して複数回誤っている情報を検出した場合、誤っている情報を検出した機器(車判踏板112又は踏板212)が故障していると判定してもよい。
車両ナンバーの大きさやナンバーは、車種に応じて異なる。故障検出部41は、これを利用して、ナンバープレート認識装置115により検出されたナンバープレート情報D5が示す車種と、無線通信装置22が受信した登録車種情報D32が示す車種とが連続して複数回一致しない場合、ナンバープレート認識装置115の故障を検出してもよい。
機器に故障が発生している場合、ドライバーが収受員を呼び出すことが予測される。故障検出部41は、これを利用して、車両分離器111及び車両分離器211が、同じ台数の通過車両を検出しているにも関わらず、無線通信装置22が第3車両情報を受信せず、且つ、通行券料金収受機械12が発券した通行券が引きぬかれず(又は、通行券料金収受機械12での精算処理が実行されず)、収受員の呼び出しが合った場合、無線通信装置22が故障していると判定してもよい。
上述の本実施形態では、入口側の料金所が設置される走行レーンについて説明したが、本発明はこれに限られず、出口側の料金所が設置される走行レーンであってもよい。この場合、通行券料金収受機械12と車線サーバ24は、以下のようにして料金収受処理を実行する。
通行券料金収受機械12は、主に車載器を搭載していない車両のドライバー等から通行券と料金の支払いを受け付けて精算処理を行う。具体的に説明すると、通行券料金収受機械12は、車線サーバ24が無線通信装置22から第3車両情報を受信しない場合、進入した車両が車載器を搭載していないと判定する。この場合、通行券料金収受機械12は、支払受付部を介して、入口側の料金所で発行された通行券の挿入、及び、現金の投入、クレジットカードの提供を促す旨の表示を行う。通行券料金収受機械12は、ドライバー等から現金またはクレジットカードを受け付けると通常の精算処理(投入金額の計算及びつり銭の排出、クレジットカードによる決済処理等)を行う。通行券料金収受機械12は、料金が支払われたことを検知すると、発進制御装置26に対し、決済完了検知信号を出力する。発進制御装置26は、この決済完了検知信号の入力によってもゲートの開動作を行う。料金の支払いにより発進制御装置26のゲートが開かれることで、車両は走行レーンを発進できる。
車線サーバ24の電子決済処理部は、電子決済処理を完了した際に、発進制御装置26のゲートが閉じられていた場合には、直ちに発進制御装置26に対し、電子決済完了検知信号を出力する。発進制御装置26は、この電子決済完了検知信号の入力に応じてゲートの開動作を行う。これにより、車両は、車線サーバ24の電子決済処理部による電子決済処理の完了とともに走行レーンを通過できる。
車線サーバ24の電子決済処理部は、電子決済処理を完了した際に、路側表示器27に電子決済処理の内容を示す情報を出力する。路側表示器27は、入力された情報に応じた内容を表示する。これにより、ドライバー等は、路側表示器27の表示を視認することで、支払われた料金等を把握することができる。
なお、本発明は故障しているときに限られず、処理切替制御部42は、操作部44を介して切替指示を受けた場合に、切り替える制御を実行するものであってもよい。つまり、処理切替制御部42は、収受員の指示に応じて、車種判別制御部116が車種判定に用いる情報を分離情報D1及び踏板情報D2から、分離情報D21及び踏板情報D22に切り替える。
なお、本発明は故障しているときに限られず、処理切替制御部42は、操作部44を介して切替指示を受けた場合に、切り替える制御を実行するものであってもよい。つまり、処理切替制御部42は、収受員の指示に基づき、車両分離器111により通過する車両が検出されたことを契機として、無線通信装置22が車載器と無線通信するよう切り替える。また、処理切替制御部42は、収受員の指示に基づき、車両分離器111と車判踏板112から入力する分離情報D1及び踏板情報D2と、無線通信装置22から入力する登録車種情報D32とに基づき、精算処理を実行するよう切り替える
また、処理切替制御部42は、故障検出部41により故障が検出されていない場合であっても、例えば収受員の指示に基づき、同様の機能を有する他の機器を用いて料金収受処理を実行できるように切り替えることができる。これにより、料金所に設置される機器の自由度を向上させることができる。
本発明はこれに限られず、処理切替制御部42が、予め決められた時刻となった場合や、監視盤31,32により指示された場合に、同様の機能を有する他の機器を用いて料金収受処理を実行できるように切り替えてもよい。監視盤31,32により指示された場合には、例えば、メンテナンスのために機器の動作の中断が指示された場合や、省エネモードによる制御が指示された場合等が含まれる。
10 通行券料金収受システム
11 進入検知装置
12 通行券料金収受機械
13 発進検知装置
111 車両分離器
112 車判踏板
113 車長検知器
114 車高検知器
115 ナンバープレート認識装置
116 車種判別制御部
131 車両分離器
132 踏板
20 自動料金収受システム
21 ETC進入検知装置
22 無線通信装置
23 ETC退出検知装置
24 車線サーバ
25 発進検知装置
26 発進制御装置
27 路側表示器
28 ガントリー
211 車両分離器
212 踏板
40 故障検出装置
41 故障検出部
42 処理切替制御部
43 警報部
D1 分離情報
D2 踏板情報
D3 車長情報
D4 車高情報
D5 ナンバープレート情報
D6 車種情報
D7 分離情報
D8 踏板情報
D9 退出検知信号
D21 分離情報
D22 踏板情報
D23 進入検知信号
D24 退出検知信号
D25 分離情報
D26 踏板情報
D27 閉信号
D31 登録ナンバープレート情報
D32 登録車種情報
D33 電子決済用情報
Claims (11)
- 対象レーンを通過する車両に関する第1車両情報を検出する第1検出機器と、
前記第1検出機器により検出された前記第1車両情報に基づき、通行券の発券又は料金収受を行う通行券料金収受機械と、
前記対象レーンを通過する車両に関する第2車両情報を検出する第2検出機器と、
前記第2検出機器により車両が検出されたことを契機として当該車両に搭載された車載器から当該車両に関する第3車両情報を受信する無線通信装置と、
前記第1車両情報、前記第2車両情報、及び前記第3車両情報に含まれる情報のうち、他の車両情報と整合しない情報がある場合、故障が発生していることを検出する故障検出装置と、
を備え、
前記故障検出装置は、
他の車両情報と整合しない情報があるとの判定結果が連続して得られた場合、故障が発生していることを検出する
車線制御システム。 - 前記故障検出装置は、
前記第1車両情報、前記第2車両情報、及び前記第3車両情報に含まれる情報のうち、同じ種類の情報同士が一致しない場合、他の車両情報と整合しない情報があると判定する請求項1に記載の車線制御システム。 - 前記故障検出装置は、
他の車両情報のいずれとも整合しない情報を検出又は受信した前記第1検出機器、前記第2検出機器、又は前記無線通信装置が故障していることを判定する請求項1又は2に記載の車線制御システム。 - 前記通行券料金収受機械は、
前記第1検出機器が故障していると前記故障検出装置により判定された場合、故障していると判定された前記第1検出機器が検出した前記第1車両情報の代わりに前記第2車両情報を用いて、通行券の発券又は料金収受を行い、
前記無線通信装置は、
前記第2検出機器が故障していると前記故障検出装置により判定された場合、故障していると判定された前記第2検出機器が検出した前記第2車両情報の代わりに前記第1車両情報を用いて、前記車載器と無線通信を行う請求項1から3のうちいずれか一項に記載の車線制御システム。 - 前記対象レーンに進入する車両を検出する前記第2検出機器が故障していると前記故障検出装置により判定された場合、前記無線通信装置は、前記第1検出機器により車両の進入が検出されたことを契機として無線通信を開始し、前記対象レーンを退出する車両を検出する前記第2検出機器が故障していると前記故障検出装置により判定された場合、前記無線通信装置は、前記第1検出機器により車両の退出が検出されたことを契機として無線通信を終了する請求項1から4のうちいずれか一項に記載の車線制御システム。
- 前記第2車両情報と前記第3車両情報とに基づき料金収受処理を実行する自動料金収受処理装置をさらに備え、
前記故障検出装置により前記第2検出機器が故障していることが判定された場合、前記自動料金収受処理装置は、前記第1車両情報と前記第3車両情報とに基づき前記料金収受処理を実行する請求項1から5のうちいずれか一項に記載の車線制御システム。 - 前記通行券料金収受機械は、
前記第1車両情報の代わりに前記第2車両情報を用いて、通行券の発券又は料金収受を行い、
前記無線通信装置は、
前記第2車両情報の代わりに前記第1車両情報を用いて、前記車載器と無線通信を行う請求項1から3のうちいずれか一項に記載の車線制御システム。 - 前記故障検出装置により故障が発生していることが検出された場合、故障が発生していることを報知する警報部をさらに備える請求項1から7のうちいずれか一項に記載の車線制御システム。
- 対象レーンを通過する車両に関する第1車両情報を検出する第1検出機器と、
前記第1検出機器により検出された前記第1車両情報に基づき、通行券の発券又は料金収受を行う通行券料金収受機械と、
前記対象レーンを通過する車両に関する第2車両情報を検出する第2検出機器と、
前記第2検出機器により車両が検出されたことを契機として当該車両に搭載された車載器から当該車両に関する第3車両情報を受信する無線通信装置と、
前記第1車両情報、前記第2車両情報、及び前記第3車両情報に含まれる情報のうち、他の車両情報と整合しない情報がある場合、故障が発生していることを検出する故障検出装置と、を備え、
前記故障検出装置は、
他の車両情報と整合しない情報があるとの判定結果が連続して得られた場合、故障が発生していることを検出し、
前記通行券料金収受機械は、
前記故障検出装置が前記第1検出機器において故障が発生していることを検出した場合、前記第1車両情報の代わりに前記第2車両情報を用いて、通行券の発券又は料金収受を行い、
前記無線通信装置は、
前記故障検出装置が前記第2検出機器において故障が発生していることを検出した場合、前記第2車両情報の代わりに前記第1車両情報を用いて、前記車載器と無線通信を行う車線制御システム。 - 第1検出機器により対象レーンを通過する車両に関する第1車両情報を検出するステップと、
検出された前記第1車両情報に基づき、通行券の発券又は料金収受を行うステップと、
第2検出機器により前記対象レーンを通過する車両に関する第2車両情報を検出するステップと、
前記第2検出機器により車両が検出されたことを契機として当該車両に搭載された車載器から当該車両に関する第3車両情報を受信するステップと、
前記第1車両情報、前記第2車両情報、及び前記第3車両情報に含まれる情報のうち、他の車両情報と整合しない情報がある場合、故障が発生していることを検出するステップと、
を備える車線制御方法であって、
前記故障が発生していることを検出するステップにおいて、
他の車両情報と整合しない情報があるとの判定結果が連続して得られた場合、故障が発生していることを検出する
車線制御方法。 - コンピュータを、
対象レーンを通過する車両に関する第1車両情報を検出する第1検出機器により検出された前記第1車両情報に基づき、通行券の発券又は料金収受を行う通行券料金収受機械手段、
前記対象レーンを通過する車両に関する第2車両情報を検出する第2検出機器により車両が検出されたことを契機として当該車両に搭載された車載器から当該車両に関する第3車両情報を受信する無線通信手段、
前記第1車両情報、前記第2車両情報、及び前記第3車両情報に含まれる情報のうち、他の車両情報と整合しない情報がある場合、故障が発生していることを検出する故障検出手段、
として機能させるためのプログラムであって、
前記故障検出手段は、
他の車両情報と整合しない情報があるとの判定結果が連続して得られた場合、故障が発生していることを検出する
プログラム。
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