JP2001160157A - 料金収受システム - Google Patents

料金収受システム

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JP2001160157A
JP2001160157A JP34340599A JP34340599A JP2001160157A JP 2001160157 A JP2001160157 A JP 2001160157A JP 34340599 A JP34340599 A JP 34340599A JP 34340599 A JP34340599 A JP 34340599A JP 2001160157 A JP2001160157 A JP 2001160157A
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Nobuyuki Sueki
信之 末木
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Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 車線毎に設置された車線制御装置に故障が発
生したとき、および故障箇所の修理・交換時に車線を閉
鎖しなくとも済むようにする。 【解決手段】このETCシステムの車線制御装置20
は、マスタアンテナ31、無線制御部32、メイン制御
部33とこれら各部の故障を検出する故障検出部34、
これら各部に電力を供給する電源部35等からなる第1
の無線通信処理部30と、この第1の無線通信処理部3
0と同様に動作するスレーブアンテナ41、無線制御部
42、メイン制御部43、故障検出部44、電源部45
等からなる第2の無線通信処理部40と、例えば故障検
出部34から故障検出信号を受信した場合、第1の無線
通信処理部30をDisable とし、第2の無線通信処理部
40をEnableとし、動作する処理部を切換える監視制御
部50とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば無線通信で
料金収受を行う料金収受システムに関する。
【0002】
【従来の技術】通常、高速道路等の有料道路の出入口の
料金所には、複数の車線(レーン)が設置されている。
例えば料金所の各入口車線には車種判別装置および通行
券自動発行機が設置されており、各車線に進入した車両
の車種を車種判別装置が自動的に判別し、車種、料金所
番号、進入した入口、月日、時分を記録した通行券を通
行券自動発行機が自動的に交付し、料金所の入口が無人
化されている。
【0003】一方、近年では、有料道路に、無線通信を
利用して通行料金の決済を行うシステム(Electronic T
oll Collection System :ETCシステム)を導入する
ことが検討されている。
【0004】このETCシステムは、ユーザ個人や出入
口の情報を記憶するICカードを装着し無線機能を有す
る車載器を車両に搭載する一方、有料道路の料金所の各
出入口の車線や有料道路の本線上の各車線に設置された
チェックバリア等に、車載器と無線通信して情報を交換
する路側機器(第1車両検知装置、第2車両検知装置、
案内表示器等)および車線制御装置を配置して構成され
ている。
【0005】図4に示すように、車線制御装置100
は、アンテナ101、無線通信処理部110等からな
る。無線通信処理部110は、ホストコンピュータ等の
上位システム102や上記路側機器103と通信を行う
メイン制御部111と、無線制御部112と、これら各
部に電力を供給する電源部113とからなる。
【0006】このETCシステムの場合、車線制御装置
100が各車線に設置された第1車両検知装置にて車両
通過を検知した時点で、アンテナ101から車両120
に搭載された車載器106に対してデータ要求を無線に
て送信する。車載器106は受信したデータ要求に対
し、内部で保持した個人情報、あるいは入口情報等を送
信する。
【0007】車線制御装置100は車載器106からの
情報を受信すると、入口であれば入口情報の返信、出口
であれば通行料金の算出、チェックバリアであれば入口
からの通過地点チェック等を行う。
【0008】そして、車両が第2車両検知装置を通過し
た時点で、車線制御装置100は車載器106に対し、
出口情報や通過地点情報等の書込データを送信する。
【0009】このようにしてETCシステムは、各車両
に対する通行料金の収受を無人で行うことを可能にして
いる。
【0010】例えば有料道路の本線を走行中の車両がチ
ェックバリア等に設置されたアンテナ101に近づく
と、車両120に搭載された車載器106とアンテナ1
01間で無線通信を行い、IDや料金所情報、課金情報
などのデータのやりとりを行い、通過地点チェック等の
処理を行うので、走行中の車両120は、停止すること
なくチェックバリアを通過でき、混雑緩和・解消の切り
札とされるシステムである。
【0011】このようなETCシステムにおいて、無線
通信の制御を行う部分は車線制御装置100内の無線制
御部112であり、車載器106から送信されたデータ
は無線制御部112を経由してメイン制御部111へ送
られる。
【0012】逆に、車線制御装置100から車載器10
6へ送信するデータは、メイン制御部111より一旦無
線制御部112へ送られて無線信号に変換される。メイ
ン制御部111は、無線制御部112との通信の他に、
上位システム102とのデータ伝送や、路側機器103
の制御も行っている。なお、上位システム102や路側
機器103については、この発明に直接関係しないため
説明を省略する。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うなETCシステムの場合、例えばアンテナが故障した
り、無線通信処理部110に障害(異常)が発生する
等、無線通信処理系統に不具合が発生した場合、システ
ムが機能しなくなるため、システムを運用管理する側と
しては、該当車線を閉鎖して修理・復旧作業を行う必要
がある。
【0014】しかし、車線を閉鎖するとなると、渋滞解
消が一つの目的であるETCシステムにとって大きな問
題になる。
【0015】本発明はこのような課題を解決するために
なされたもので、障害発生時および故障箇所の修理・交
換時に車線を閉鎖することなくシステムの運用を常に継
続することのできる料金収受システムを提供することを
目的としている。
【0016】
【課題を解決するための手段】上記した目的を達成する
ために、請求項1記載の発明の料金収受システムは、有
料道路を走行する車両に対して無線通信を行うことで通
行料金を収受する料金収受システムにおいて、前記有料
道路内で前記車両に搭載された車載器と無線通信を行い
車両に対する処理を行う複数の無線通信処理手段と、前
記複数の無線通信処理手段の故障を検出する故障検出手
段と、前記故障検出手段によって故障が検出された無線
通信処理手段の動作を停止させるとともに、動作を停止
させる無線通信処理手段の処理を他の無線通信処理手段
に行わせる制御を行う手段とを具備している。
【0017】請求項2記載の発明の料金収受システム
は、有料道路を走行する車両に対して無線通信を行うこ
とで通行料金を収受する料金収受システムにおいて、前
記有料道路内の所定位置に設置され、前記所定位置を通
行する前記車両に搭載された車載器と無線通信を行い車
両に対する処理を行う第1の無線通信処理手段と、前記
有料道路内の前記第1の無線通信処理手段の設置位置と
ほぼ同じ位置に設置され、前記第1の無線通信処理手段
と同様に動作する第2の無線通信処理手段と、前記第1
の無線通信処理手段および前記第2の無線通信処理手段
の故障を検出する故障検出手段と、前記故障検出手段に
よって前記第1の無線通信処理手段あるいは第2の無線
通信処理手段のいずれか一方の故障が検出された場合、
故障が検出された方の無線通信処理手段の動作を停止さ
せるとともに、動作を停止させる無線通信処理手段の処
理を他方に行わせる制御を行う手段とを具備している。
【0018】請求項3記載の発明の料金収受システム
は、有料道路の車両が走行する車線に、車両進行方向に
所定間隔を隔てて配置された前記車両との無線通信用の
第1のアンテナおよび第2のアンテナと、前記第1のア
ンテナにて前記車両に搭載された車載器と無線通信を行
い、前記車両から得られた情報を基に所定の処理を行う
第1の無線通信処理手段と、前記第2のアンテナにて前
記車載器と無線通信を行い、前記車両から得られた情報
を基に所定の処理を行う第2の無線通信処理手段と、前
記第1の無線通信処理手段および第2の無線通信処理手
段の故障を検出する故障検出手段と、前記故障検出手段
によって前記第1の無線通信処理手段の故障が検出され
た場合、前記第1のアンテナによる前記第1の無線通信
処理手段の無線通信処理を停止させるとともに、前記第
1の無線通信処理手段の無線通信処理を前記第2のアン
テナによる前記第2の無線通信処理手段の無線通信処理
に切換える制御を行う手段とを具備している。
【0019】請求項4記載の発明の料金収受システム
は、有料道路を走行する車両に対して無線通信を行うこ
とで通行料金を収受する料金収受システムにおいて、前
記有料道路内で前記車両に搭載された車載器と無線通信
を行い車両に対する処理を行う複数の無線通信処理手段
と、前記複数の無線通信処理手段それぞれに対応して設
けられ、各無線通信処理手段に対して電力を供給する複
数の電力供給手段と、前記複数の無線通信処理手段の故
障を検出する故障検出手段と、前記故障検出手段によっ
て故障が検出された無線通信処理手段への電力供給を停
止させるよう対応する電力供給手段を制御する手段とを
具備している。
【0020】請求項5記載の発明の料金収受システム
は、有料道路の車両が走行する車線に、車両進行方向に
所定間隔を隔てて配置された前記車両との無線通信用の
第1のアンテナおよび第2のアンテナと、前記第1のア
ンテナにて前記車両と無線通信を行い、前記車両から得
られた情報を基に所定の処理を行う第1の無線通信処理
手段と、前記第1の無線通信処理手段に電力を供給する
第1の電力供給手段と、前記第2のアンテナにて前記車
両と無線通信を行い、前記車両から得られた情報を基に
所定の処理を行う第2の無線通信処理手段と、前記第2
の無線通信処理手段に電力を供給する第2の電力供給手
段と、前記第1の無線通信処理手段および第2の無線通
信処理手段の故障を検出する故障検出手段と、前記故障
検出手段によって前記第1の無線通信処理手段あるいは
第2の無線通信処理手段のいずれか一方の故障が検出さ
れた場合、故障が検出された無線通信処理手段への電力
供給を停止させるよう対応する電力供給手段を制御する
手段とを具備している。
【0021】請求項6記載の発明の料金収受システム
は、有料道路の車両が走行する車線に、車両進行方向に
所定間隔を隔てて配置された前記車両との無線通信用の
第1のアンテナおよび第2のアンテナと、前記第1のア
ンテナにて前記車両と無線通信を行い、前記車両から得
られた情報を基に所定の処理を行う第1の無線通信処理
手段と、前記第1の無線通信処理手段に電力を供給する
第1の電力供給手段と、前記第2のアンテナにて前記車
両と無線通信を行い、前記車両から得られた情報を基に
所定の処理を行う第2の無線通信処理手段と、前記第2
の無線通信処理手段に電力を供給する第2の電力供給手
段と、前記第1の無線通信処理手段および第2の無線通
信処理手段の故障を検出する故障検出手段と、前記故障
検出手段によって前記第1の無線通信処理手段あるいは
第2の無線通信処理手段のいずれか一方の故障が検出さ
れた場合、故障が検出された方の無線通信処理手段の動
作を停止させる信号を出力するとともに他方に処理を行
わせる信号を出力する無線通信処理制御手段と、前記故
障検出手段によって故障が検出された無線通信処理手段
への電力供給を停止させるよう対応する電力供給手段を
制御する電力供給制御手段とを具備している。
【0022】通常、システムの信頼性を向上するという
目的で、処理回路を二重化することはよくやられる手法
ではあるが、これをETCシステムに応用する場合、以
下に示すようなETCシステム特有の問題が発生する。
【0023】第1に、無線通信の相手となる車載器は、
車両と共に常に移動している状態にあるため、例えば車
載器との無線通信を行っている際に故障が判明して処理
回路を切り替えても、走行する車両とともに既に車載器
の位置が移動しているため、単純に処理回路の切換えを
行っただけでは対応できない。
【0024】第2に、故障が発生したときに予備的にシ
ステムの動作を補償するようなシステムであっても、車
線毎に設置された車線制御装置内の故障した部分を修理
・交換する際には、車線制御装置内に電源部がーつしか
ないことから、無線通信処理系統への電力供給を遮断し
なければならず、結局のところ、不具合箇所を修理・交
換する際にはシステムの運用を停止せざるを得ず、該当
車線を閉鎖することになる。しかし、不具合箇所の修理
・交換作業といえども車線を閉鎖しなければならないよ
うでは、通行車両から料金を徴収して運用する有料道路
の意味が半減してしまう。従って、有料道路の実運用を
考慮した場合、車線を閉鎖せずに故障箇所の修理・交換
ができるようなシステムを構築する必要がある。
【0025】第3に、車線毎に設置された車線制御装置
内の無線制御部やメイン制御部等の処理回路が故障した
場合、故障内容によってはこれら処理回路に接続されて
いるアンテナから電波が不用意に誤放射される可能性が
あり、課金データ等の重要な情報を無線伝送するような
システムにおいては、これを絶対に防がなければならな
い。
【0026】そこで、請求項1記載の発明では、有料道
路内で車両に搭載された車載器と無線通信を行う複数の
無線通信処理手段の故障が故障検出手段により検出され
た場合、故障が検出された無線通信処理手段の動作を停
止させるとともに、動作を停止させる無線通信処理手段
の処理を他の無線通信処理手段に行わせる制御を行う。
このように無線通信処理手段を多重化し、いずれかの無
線通信処理手段が故障した場合でも他の無線通信処理手
段を動作させることで、有料道路を通行する車両の車載
器との無線通信処理を常に継続することができる。
【0027】また、請求項2記載の発明では、有料道路
内の所定位置に設置された第1の無線通信処理手段と、
これとほぼ同じ位置に設置された第2の無線通信処理手
段とのいずれかの故障が故障検出手段によって検出され
た場合、故障が検出された方の無線通信処理手段の動作
を停止させるとともに、動作を停止させる無線通信処理
手段の処理を他方に行わせる制御を行う。このように無
線通信処理手段を二重化し、一方が故障した場合でも他
方を動作させることで、有料道路を通行する車両の車載
器との無線通信処理を常に継続することができる。
【0028】また、請求項3記載の発明では、第1のア
ンテナにて車両の車載器と無線通信を行う第1の無線通
信処理手段の故障が故障検出手段によって検出された場
合、第1のアンテナによる第1の無線通信処理手段の無
線通信処理を停止させるとともに、第1の無線通信処理
手段の無線通信処理を第2のアンテナによる第2の無線
通信処理手段の無線通信処理に切換える制御を行う。こ
のように第1の無線通信処理手段が故障した場合に第2
の無線通信処理手段に無線通信処理を切換えることで、
有料道路を通行する車両の車載器との無線通信処理を常
に継続することができる。
【0029】また、請求項4記載の発明では、複数の無
線通信処理手段それぞれに対応させて別個に電力供給手
段を設けておき、複数の無線通信処理手段の中のいずれ
かの無線通信処理手段の故障が検出された場合に、故障
が検出された無線通信処理手段への電力供給を停止させ
るよう対応する電力供給手段を制御する。つまり故障が
発生した無線通信処理手段の電力供給手段のみをOFF
し故障した無線通信処理手段によってアンテナから電波
が不用意に誤放射されることをなくす。また故障が発生
していない他の無線通信処理手段を生かしておくことで
処理を継続しつつ故障箇所が修理・交換でき、故障箇所
の修理・交換のために車線を閉鎖する必要がなくなる。
【0030】また、請求項5記載の発明では、第1およ
び第2の無線通信処理手段に対してそれぞれ別個に電力
を供給する第1および第2の電力供給手段を設けること
で、無線通信処理系統を2重化しておき、第1の無線通
信処理手段あるいは第2の無線通信処埋手段のいずれか
一方の故障が検出された場合、故障が検出された無線通
信処理手段への電力供給を停止させるよう対応する電力
供給手段を制御する。つまり故障が発生した無線通信処
理手段の電力供給手段のみをOFFし故障した無線通信
処理手段によってアンテナから電波が不用意に誤放射さ
れることをなくす。また故障が発生していない他の無線
通信処理手段を生かしておくことで処理を継続しつつ故
障箇所が修理・交換でき、故障箇所の修理・交換のため
に車線を閉鎖する必要がなくなる。
【0031】また、請求項6記載の発明では、第1およ
び第2の無線通信処理手段に対してそれぞれ別個に電力
を供給する第1および第2の電力供給手段を設けること
で無線通信処理系統を2重化しておき、第1の無線通信
処理手段あるいは第2の無線通信処理手段のいずれか一
方の故障が検出された場合、無線通信処理制御手段が故
障が検出された方の無線通信処理手段の動作を停止させ
るとともに他方に処理を行わせる制御を行う。また、故
障が検出された無線通信処理手段への電力供給を停止さ
せるよう、電力供給制御手段が、対応する電力供給手段
を制御する。つまり故障が発生した無線通信処理手段の
電力供給手段のみをOFFし故障した無線通信処理手段
によってアンテナから電波が不用意に誤放射されること
をなくす。また故障が発生していない他の無線通信処理
手段を生かしておくことで処理を継続しつつ故障箇所が
修理・交換でき、故障箇所の修理・交換のために車線を
閉鎖する必要がなくなる。
【0032】この結果、ETCシステム側の無線通信処
理系統の障害発生時および故障箇所の修理・交換時に車
線を閉鎖することなくシステムの運用を常に継続するこ
とができる。
【0033】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して詳細に説明する。
【0034】図1は本発明に係る一つの実施形態のET
Cシステムの構成を示す図である。なお、発明を判りや
すくするためにインターチェンジ等に設置された料金所
ではなく、本線上に設置されたチェックバリアでの適用
例について説明する。
【0035】図1に示すように、このETCシステムは
有料道路の本線1のチェックバリアの、車両5が通過す
る各車線上部に設置されたマスタアンテナ31と、この
マスタアンテナ31から車両進行方向前方へ数mほど離
間して設置されてスレーブアンテナ41と、有料道路の
路側位置に設置され、これら2つのアンテナ31、41
にて本線1を走行する車両5の車載器6と無線通信を行
い情報を交換する車両制御装置20と、管理事務所2に
設けられ、車両制御装置20に通信回線21を介して接
続され、車両制御装置20と通信して本線1の各車線に
おけるチェックバリア処理を管理する上位装置60と、
管理事務所2に設けられ、車両制御装置20に通信回線
22を介して接続され、車両制御装置20の故障発生お
よび通信異常の発生等を報知する警報装置23とから構
成されている。上位装置60はホストコンピュータ等で
あり、各車線の車両制御装置20からの要求に対して各
種応答を行う。また、上位装置60は内部にログ記憶部
61を有しており、車両制御装置20から受信された故
障発生および通信異常の発生等の障害情報(故障箇所、
故障発生時刻等)を記憶する。警報装置23は車両制御
装置20が故障を検出した場合に、管埋事務所2の係員
に異常を知らせるための装置である。
【0036】車載器6はETCシステム用として車両5
に搭載される無線通信機器であり、利用者の個人情報等
が記録されているICカードをセットすることで、道路
側に設置されているアンテナを通じて車両制御装置20
と無線通信を行い、有料道路の利用料金(通行料金)の
収受に関する情報をICカードに書込みおよび読出しす
る機器である。
【0037】道路側に設置されているマスタ/スレー
ブ、2つのアンテナ31、41は、前後に数m程の距離
をおいて設置されており、通常、マスタアンテナ31に
て車載器6との無線通信が行われる。そして、マスタア
ンテナ31でのチェック処理中に第1の無線通信処理部
30の故障が判明した場合に、先方に設置されているス
レーブアンテナ41にて第2の無線通信処理部40が通
信を行うことでチェック処理を継続できるようになって
いる。
【0038】図2に示すように、車線制御装置20は、
マスタアンテナ31を含む第1の無線通信処理部30
と、スレーブアンテナ41を含む第2の無線通信処理部
40と、これら第1および第2の無線通信処理部30、
40を監視し、いずれか一方の無線通信処理部(第1の
無線通信処理部30あるいは第2の無線通信処理部40
のどちらか)に故障が発生した場合、他方を代替え動作
させ、このような障害発生時に警報装置23にコマンド
(故障検出信号)を送り警報を発生させるとともに上位
装置60と通信して障害内容を通知する監視制御部50
とからなる。監視制御部50は、二重化した無線通信処
理部30、40の切換えを行う。
【0039】第1の無線通信処理部30は、マスタアン
テナ31にて車両5に搭載された車載器6と無線通信を
行う無線制御部32と、上位装置60と通信を行うメイ
ン制御部33と、無線制御部32およびメイン制御部3
3の故障を検出する故障検出部34と、これら各部に電
力を供給する電源部34とからなる。
【0040】故障検出部34は例えば無線制御部32と
メイン制御部33間でやりとりされる信号の電圧レベル
の異常、無線制御部32とメイン制御部33の温度上
昇、消費電力等を検知して故障検出を行い、故障が発生
した場合は直ちに故障検出信号を監視制御部50へ出力
する。
【0041】第2の無線通信処理部40は、スレーブア
ンテナ41にて車両5に搭載された車載器6と無線通信
を行う無線制御部42と、上位装置60と通信を行うメ
イン制御部43と、無線制御部42およびメイン制御部
43の故障を検出する故障検出部44と、これら各部に
電力を供給する電源部45とからなる。故障検出部44
は故障が発生した場合に直ちに故障検出信号を監視制御
部50へ出力する。
【0042】以下、このETCシステムの動作を説明す
る。このETCシステムの場合、通常、車線制御装置2
0は、車線を通行する車両5に対してマスタアンテナ3
1から電波を発射し、データ要求を無線にて送信する。
【0043】車両5の車載器6は、受信したデータ要求
に対し、内部のメモリに保持している個人情報、および
有料道路の入口で自身にセットされているICカードに
記録された入口情報等を車両情報として送信する。
【0044】マスタアンテナ31にて車両情報を受信す
ると、車線制御装置20は、現在の時刻と車両情報の入
口情報に含まれる時刻情報との時間差および入口からチ
ェックバリアまでのルート等をチェックし、正否の情報
を含むチェックバリア情報を返信し、車載器6およびI
Cカードに記録させ、この記録情報を有料道路の出口に
おける料金収受処理に利用する。
【0045】このETCシステムの場合、アンテナ、無
線制御部、メイン制御部および電源部等の、車載器6と
の無線通信に必要な無線通信処理系統の処理回路を二重
化しており、万一、一方のアンテナや各制御部(処理回
路)が故障した場合でも、もう一方を利用することで、
常に正常な無線通信処理が行える。
【0046】ここで、車線制御装置20の監視制御部5
0の機能について説明する。
【0047】監視制御部50は各無線通信処理部30、
40からそれぞれ送信される故障検出信号を常に監視し
ており、無線通信処理部30、40の故障を自動的に検
出する機能を有している。
【0048】また、監視制御部50は、無線通信処理部
30のメイン制御部33および無線通信処理部40のメ
イン制御部43へDisable 信号/Enable 信号を送出し、
それぞれの無線通信処理部30、40の処理回路をEnab
leあるいはDisable にする機能を有している。
【0049】さらに、監視制御部50は、第1の無線通
信処理部30の電源部35および第2の無線通信処理部
40の電源部45のON/OFFを個々に制御する機能
を有している。
【0050】ここで、図3のフローチャートを参照し
て、正常な無線通信処理を継続して行うための監視制御
部50の動作について説明する。
【0051】この実施形態の場合、プライマリとして動
作する処理回路は、車両5が始め通過する位置に設置さ
れたアンテナ31を含む無線通信処理部30であり、セ
カンダリとして動作する処理回路は、アンテナ31の位
置より車両5が進んだときに通過する位置、つまり前方
に設置されたアンテナ41を含む無線通信処理部40で
ある。
【0052】システム起動時に監視制御部50は、第1
および第2の無線通信処理部30、40両方の電源部3
5、45を共にONにし(図3のS101)、第1の無
線通信処理部30の処理回路をEnable 、第2の無線通
信処理部40の処理回路をDisableにする(S10
2)。但し、各故障検出部34、44については共に有
効にし、監視制御部50は、常に双方の故障の有無を監
視するものとする。
【0053】監視制御部50は、例えば第2の無線通信
処理部40の故障を検出したことを通知する故障検出信
号が受信された場合(S103のNo)、監視制御部5
0は、直ちに第2の無線通信処理部40の電源部45を
OFFにし(S104)、警報装置23を作動させて第
2の無線通信処理部40に故障が発生したことを管理事
務所2の係員に通知する(S105)。
【0054】一方、第1の無線通信処理部30の故障を
検出したことを通知する故障検出信号が受信された場合
(S103のYes)、監視制御部50は、まず第1の
無線通信処理部30の処理回路をDisableとし、第2の
無線通信処理部40の処理回路をEnable にする(S1
07)。
【0055】続いて、監視制御部50は、第1の無線通
信処理部30の電源部35をOFFにし(S108)、
警報装置23を作動させて第1の無線通信処理部30に
故障が発生したことを係員に通知する(S109)。ま
た、監視制御部50は、検出された故障のログ、つまり
障害情報(故障箇所、故障発生時刻等)を上位装置60
へ送信し、ログ記憶部61に記憶する。
【0056】警報装置23の警報によって故障発生の通
知を受けた係員が、上位装置60のログ記憶部61の内
容を確認し、現場に行き、故障箇所の修理・交換を行う
際に、故障が発生した第1の無線通信処理部30あるい
は第2の無線通信処理部40には電力供給が停止し動作
が停止しているので、故障箇所の修理・交換作業を直ち
に行うことができる。
【0057】そして、第1の無線通信処理部30あるい
は第2の無線通信処理部40の故障箇所の修理・交換作
業が終了し、上位装置60を操作して正常復帰の指示を
行うと、指示内容は車線制御装置20に通知される。
【0058】車線制御装置20では、監視制御部50が
上記S101から処理を開始し、第1の無線通信処理部
30および第2の無線通信処理部40両方の電源部3
5、45を共にONする。
【0059】続いて、監視制御部50は、第1の無線通
信処理部30のメイン制御部33にEnable 信号を送出
し、第2の無線通信処理部40のメイン制御部43にD
isable信号を送出する。これにより、第1の無線通信処
理部30の各処理回路がEnable となり、第2の無線通
信処理部40の各処理回路がDisableとなる(S10
2)。以降、S103以降の処理を繰り返す。
【0060】このようにこの実施形態のETCシステム
によれば、有料道路のチェックバリアに、独立して動作
する2つの無線通信処理部30、40を設け、無線通信
処理系統を2重化したことで、いずれか一方に障害が発
生しても他方が動作し、システムとしては動作を正常に
継続するので、システムの信頼性を向上することができ
る。
【0061】また、各無線通信処理部30、40にそれ
ぞれ故障検出部35、45を設け、故障の有無を自動的
に検出することで、現行のシステムと比較してメンテナ
ンスが容易になる。
【0062】各無線通信処理部30、40に、独立して
動作する電源部35、45を設け、いずれか一方の無線
通信処理部30、40に故障が発生した場合に、該当電
源部(電源部35、電源部45)を制御して、故障が発
生した無線通信部32、42あるいはメイン制御部3
3、43への電力供給自体を停止させることで、電波の
誤放射を防ぎ、かつシステムの機能を有効にしたまま車
線を閉鎖することなく故障箇所の修理・交換を行うこと
ができる。
【0063】これにより、ETCシステムを運用する側
の機器、特に無線通信処理系統に故障が発生した場合、
無線通信処理を常に正常に行えるETCシステムを実現
することができる。
【0064】なお、本発明は上記実施形態のみに限定さ
れるものではない。上記実施形態では、本発明を有料道
路のチェックバリアに導入されているETCシステム
(ETC専用レーン)に適用した場合の例について説明
したが、有料道路のインターチェンジの出入口の料金所
等に導入されるETCシステムに適用しても同様の効果
が得られることは言うまでもない。また、ETC専用レ
ーンのみに限らす、収受員対応で処理する有人レーンと
ETCレーンとの混在レーシにも適用できる。
【0065】さらに、上記実施形態では、マスタアンテ
ナ31とスレーブアンテナ41の具体的な動作は説明し
ていないが、マスタアンテナ31での無線通信で車両5
の車載器6から車両情報が得られない場合に、マスタア
ンテナ31よりも先に設置したスレーブアンテナ41で
同様の無線通信を試み、車両5の車載器6から車両情報
が得られれば、マスタアンテナ31を含む無線通信処理
部30の障害と診断し、警報装置23へ通知するととも
に、その障害ログを上位装置60のログ記憶部61に記
憶することもできる。
【0066】
【発明の効果】以上説明したように請求項1記載の発明
によれば、独立して動作する複数の無線通信処理手段を
設け、無線通信処理系統を多重化したことで、いずれか
の無線通信処理手段が故障しても他の無線通信処理手段
が動作し、システムとしては動作を正常に継続できるの
で、システムの信頼性を向上することができる。
【0067】請求項2記載の発明によれば、独立して動
作する2の無線通信処理手段を設け、無線通信処理系統
を2重化したことで、いずれか一方が故障しても他方が
動作し、システムとしては動作を正常に継続できるの
で、システムの信頼性を向上することができる。
【0068】請求項3記載の発明によれば、第1および
第2の2つのアンテナを車両進行方向に所定間隔で離間
して設置し、第1のアンテナでの通信開始時あるいは通
信途中にアンテナが故障した場合、先の第2のアンテナ
で通信を継続することで、通信を完了することができ、
処理を正常に行うことができる。
【0069】請求項4記載の発明によれば、多重化した
複数の無線通信処理手段にそれぞれ別個に電力供給手段
を設けているので、いずれか一方の無線通信処理手段が
故障すると、故障が発生した無線通信処理手段の電力供
給手段のみをOFFにし、故障した無線通信処理手段に
よってアンテナから電波が不用意に誤放射されることを
なくすことができる。また、故障が発生していない他の
無線通信処理手段を生かしておくことで処理を継続しつ
つ故障箇所が修理・交換でき、故障箇所の修理・交換の
ために車線を閉鎖する必要がなくなる。
【0070】請求項5記載の発明によれば、第1および
第2の2つの無線通信処理手段で無線通信処理系統を2
重化し、それぞれ別個に第1および第2の電力供給手段
を設け、いずれか一方の無線通信処理手段が故障する
と、故障が発生した無線通信処理手段の電力供給手段の
みをOFFにし、故障した無線通信処理手段によってア
ンテナから電波が不用意に誤放射されることをなくすこ
とができる。また、故障が発生していない他の無線通信
処理手段を生かしておくことで処理を継続しつつ故障箇
所が修理・交換でき、故障箇所の修理・交換のために車
線を閉鎖する必要がなくなる。
【0071】請求項6記載の発明によれば、第1および
第2の2つの無線通信処理手段で無線通信処理系統を2
重化し、それぞれ別個に第1および第2の電力供給手段
を設け、いずれか一方の無線通信処理手段が故障する
と、故障が発生した無線通信処理手段の無線通信処理を
停止させるとともに、その無線通信処理手段への電力供
給を停止させるので、故障した無線通信処理手段によっ
てアンテナから電波が不用意に誤放射されることをなく
すことができる。また、故障が発生していない他の無線
通信処理手段を生かしておくことで処理を継続しつつ故
障箇所が修理・交換でき、故障箇所の修理・交換のため
に車線を閉鎖する必要がなくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のーつの実施形態のETCシステムの構
成を示す図である。
【図2】図1のETCシステムにおいて、車線制御装置
の構成を示す図である。
【図3】この実施形熊のETCシステムの動作を示すフ
ローチャートである。
【図4】従来のETCシステムの構成を示す図である。
【符号の説明】
1…本線、2…管理事務所、5…車両、6…車載器、2
0…車線制御装置、30…第1の無線通信処理部、31
…マスタアンテナ、32、42…無線制御部、33、4
3…メイン制御部、34、44…故障検出部、35、4
5…電源部、40…第2の無線通信処理部、41…スレ
ーブアンテナ、50…監視制御部、60…上位装置。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 有料道路を走行する車両に対して無線通
    信を行うことで通行料金を収受する料金収受システムに
    おいて、 前記有料道路内で前記車両に搭載された車載器と無線通
    信を行い車両に対する処理を行う複数の無線通信処理手
    段と、 前記複数の無線通信処理手段の故障を検出する故障検出
    手段と、 前記故障検出手段によって故障が検出された無線通信処
    理手段の動作を停止させるとともに、動作を停止させる
    無線通信処理手段の処理を他の無線通信処理手段に行わ
    せる制御を行う手段とを具備したことを特徴とする料金
    収受システム。
  2. 【請求項2】 有料道路を走行する車両に対して無線通
    信を行うことで通行料金を収受する料金収受システムに
    おいて、 前記有料道路内の所定位置に設置され、前記所定位置を
    通行する前記車両に搭載された車載器と無線通信を行い
    車両に対する処理を行う第1の無線通信処理手段と、 前記有料道路内の前記第1の無線通信処理手段の設置位
    置とほぼ同じ位置に設置され、前記第1の無線通信処理
    手段と同様に動作する第2の無線通信処理手段と、 前記第1の無線通信処理手段および前記第2の無線通信
    処理手段の故障を検出する故障検出手段と、 前記故障検出手段によって前記第1の無線通信処理手段
    あるいは第2の無線通信処理手段のいずれか一方の故障
    が検出された場合、故障が検出された方の無線通信処理
    手段の動作を停止させるとともに、動作を停止させる無
    線通信処理手段の処理を他方に行わせる制御を行う手段
    とを具備したことを特徴とする料金収受システム。
  3. 【請求項3】 有料道路の車両が走行する車線に、車両
    進行方向に所定間隔を隔てて配置された前記車両との無
    線通信用の第1のアンテナおよび第2のアンテナと、 前記第1のアンテナにて前記車両に搭載された車載器と
    無線通信を行い、前記車両から得られた情報を基に所定
    の処理を行う第1の無線通信処理手段と、 前記第2のアンテナにて前記車載器と無線通信を行い、
    前記車両から得られた情報を基に所定の処理を行う第2
    の無線通信処理手段と、 前記第1の無線通信処理手段および第2の無線通信処理
    手段の故障を検出する故障検出手段と、 前記故障検出手段によって前記第1の無線通信処理手段
    の故障が検出された場合、前記第1のアンテナによる前
    記第1の無線通信処理手段の無線通信処理を停止させる
    とともに、前記第1の無線通信処理手段の無線通信処理
    を前記第2のアンテナによる前記第2の無線通信処理手
    段の無線通信処理に切換える制御を行う手段とを具備し
    たことを特徴とする料金収受システム。
  4. 【請求項4】 有料道路を走行する車両に対して無線通
    信を行うことで通行料金を収受する料金収受システムに
    おいて、 前記有料道路内で前記車両に搭載された車載器と無線通
    信を行い車両に対する処理を行う複数の無線通信処理手
    段と、 前記複数の無線通信処理手段それぞれに対応して設けら
    れ、各無線通信処理手段に対して電力を供給する複数の
    電力供給手段と、 前記複数の無線通信処理手段の故障を検出する故障検出
    手段と、 前記故障検出手段によって故障が検出された無線通信処
    理手段への電力供給を停止させるよう対応する電力供給
    手段を制御する手段とを具備したことを特徴とする料金
    収受システム。
  5. 【請求項5】 有料道路の車両が走行する車線に、車両
    進行方向に所定間隔を隔てて配置された前記車両との無
    線通信用の第1のアンテナおよび第2のアンテナと、 前記第1のアンテナにて前記車両と無線通信を行い、前
    記車両から得られた情報を基に所定の処理を行う第1の
    無線通信処理手段と、 前記第1の無線通信処理手段に電力を供給する第1の電
    力供給手段と、 前記第2のアンテナにて前記車両と無線通信を行い、前
    記車両から得られた情報を基に所定の処理を行う第2の
    無線通信処理手段と、 前記第2の無線通信処理手段に電力を供給する第2の電
    力供給手段と、 前記第1の無線通信処理手段および第2の無線通信処理
    手段の故障を検出する故障検出手段と、 前記故障検出手段によって前記第1の無線通信処理手段
    あるいは第2の無線通信処理手段のいずれか一方の故障
    が検出された場合、故障が検出された無線通信処理手段
    への電力供給を停止させるよう対応する電力供給手段を
    制御する手段とを具備したことを特徴とする料金収受シ
    ステム。
  6. 【請求項6】 有料道路の車両が走行する車線に、車両
    進行方向に所定間隔を隔てて配置された前記車両との無
    線通信用の第1のアンテナおよび第2のアンテナと、 前記第1のアンテナにて前記車両と無線通信を行い、前
    記車両から得られた情報を基に所定の処理を行う第1の
    無線通信処理手段と、 前記第1の無線通信処理手段に電力を供給する第1の電
    力供給手段と、 前記第2のアンテナにて前記車両と無線通信を行い、前
    記車両から得られた情報を基に所定の処理を行う第2の
    無線通信処理手段と、 前記第2の無線通信処理手段に電力を供給する第2の電
    力供給手段と、 前記第1の無線通信処理手段および第2の無線通信処理
    手段の故障を検出する故障検出手段と、 前記故障検出手段によって前記第1の無線通信処理手段
    あるいは第2の無線通信処理手段のいずれか一方の故障
    が検出された場合、故障が検出された方の無線通信処理
    手段の動作を停止させるとともに他方に処理を行わせる
    制御を行う無線通信処理制御手段と、 前記故障検出手段によって故障が検出された無線通信処
    理手段への電力供給を停止させるよう対応する電力供給
    手段を制御する電力供給制御手段とを具備したことを特
    徴とする料金収受システム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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EP1291974A1 (fr) * 2001-09-11 2003-03-12 Thales Système antennaire à rendement élevé et à forte puissance
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