JP6296391B2 - 受信装置及びシールドケース接続方法 - Google Patents

受信装置及びシールドケース接続方法 Download PDF

Info

Publication number
JP6296391B2
JP6296391B2 JP2014180611A JP2014180611A JP6296391B2 JP 6296391 B2 JP6296391 B2 JP 6296391B2 JP 2014180611 A JP2014180611 A JP 2014180611A JP 2014180611 A JP2014180611 A JP 2014180611A JP 6296391 B2 JP6296391 B2 JP 6296391B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
shield case
circuit board
printed circuit
solder
conductor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2014180611A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2015135945A (ja
Inventor
功 上田
功 上田
利隆 須磨
利隆 須磨
竹内 章生
章生 竹内
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd
Original Assignee
Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd filed Critical Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd
Priority to JP2014180611A priority Critical patent/JP6296391B2/ja
Publication of JP2015135945A publication Critical patent/JP2015135945A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6296391B2 publication Critical patent/JP6296391B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K9/00Screening of apparatus or components against electric or magnetic fields
    • H05K9/0007Casings
    • H05K9/002Casings with localised screening
    • H05K9/0022Casings with localised screening of components mounted on printed circuit boards [PCB]
    • H05K9/0024Shield cases mounted on a PCB, e.g. cans or caps or conformal shields
    • H05K9/0026Shield cases mounted on a PCB, e.g. cans or caps or conformal shields integrally formed from metal sheet
    • H05K9/0028Shield cases mounted on a PCB, e.g. cans or caps or conformal shields integrally formed from metal sheet with retainers or specific soldering features
    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K2201/00Indexing scheme relating to printed circuits covered by H05K1/00
    • H05K2201/10Details of components or other objects attached to or integrated in a printed circuit board
    • H05K2201/10227Other objects, e.g. metallic pieces
    • H05K2201/10371Shields or metal cases
    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K9/00Screening of apparatus or components against electric or magnetic fields
    • H05K9/0007Casings
    • H05K9/002Casings with localised screening
    • H05K9/0022Casings with localised screening of components mounted on printed circuit boards [PCB]
    • H05K9/0024Shield cases mounted on a PCB, e.g. cans or caps or conformal shields
    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K9/00Screening of apparatus or components against electric or magnetic fields
    • H05K9/0007Casings
    • H05K9/002Casings with localised screening
    • H05K9/0022Casings with localised screening of components mounted on printed circuit boards [PCB]
    • H05K9/0024Shield cases mounted on a PCB, e.g. cans or caps or conformal shields
    • H05K9/003Shield cases mounted on a PCB, e.g. cans or caps or conformal shields made from non-conductive materials comprising an electro-conductive coating
    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K9/00Screening of apparatus or components against electric or magnetic fields
    • H05K9/0007Casings
    • H05K9/002Casings with localised screening
    • H05K9/0022Casings with localised screening of components mounted on printed circuit boards [PCB]
    • H05K9/0037Housings with compartments containing a PCB, e.g. partitioning walls
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10STECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10S174/00Electricity: conductors and insulators
    • Y10S174/35Box or housing mounted on substrate or PCB
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T29/00Metal working
    • Y10T29/49Method of mechanical manufacture
    • Y10T29/49002Electrical device making
    • Y10T29/49117Conductor or circuit manufacturing
    • Y10T29/49124On flat or curved insulated base, e.g., printed circuit, etc.

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
  • Shielding Devices Or Components To Electric Or Magnetic Fields (AREA)
  • Structures For Mounting Electric Components On Printed Circuit Boards (AREA)

Description

本開示は、受信装置及びシールドケース接続方法に関するものである。
特許文献1は、プリント基板へのシールドケースの接続(実装)において、シールドケースの外縁に沿って、プリント基板とシールドケースの側面下端とが接触する辺より外側の領域に予備半田を塗布し、予備半田を溶融し固化することによりシールドケースの位置を固定し、実装精度を向上している。
特開2010−192756号公報
本開示は、シールドケースとプリント基板の導電体部とをインピーダンスを低下させた状態で接続することのできるシールドケース接続方法、および、シールドケースにより外部からの妨害耐性が向上した受信装置を提供する。
本開示の受信装置は、放送に用いられる所望する入力信号に対して、所望しない外部からの妨害信号を抑制する一面が開口した中空箱形状のシールドケースと、電子部品と電気的に接続される導電体部を有するプリント基板とを備え、前記プリント基板の前記導電体部と前記シールドケースとを電気的に半田接続する半田部が前記シールドケースの開口端の辺に沿って形成されることを特徴とする。
また、本開示のシールドケース接続方法は、放送に用いられる所望する入力信号に対して、所望しない外部からの妨害信号を抑制する一面が開口した中空箱形状のシールドケースを、プリント基板の電子部品が半田接続される導電体部に半田接続するシールドケースの接続方法であって、前記プリント基板の表層に設けられるレジストに前記シールドケースの開口端の辺に沿って厚さ方向に貫通するランドを形成し、形成された前記ランド上にクリーム半田を塗布し、前記クリーム半田と開口端の辺とが接触するように前記シールドケースを前記プリント基板に配置し、前記クリーム半田を加熱して溶融しその後冷却することで前記プリント基板の前記導電体部と前記シールドケースとを半田接続することを特徴とする。
本開示の受信装置及びシールドケース接続方法によれば、部材点数と実装工数をほとんど増やすことなく、プリント基板のグランドに接続される導電体部とシールドケースとのインピーダンスを下げることにより、所望しない外部信号に対する妨害耐性を強化でき、受信装置の受信性能を向上することができる。
実施の形態1に係る受信装置の構成を示す斜視図。 実施の形態1に係る受信装置の外見を示す斜視図。 実施の形態1に係る受信装置の外見をプリント基板の裏側から示す斜視図。 実施の形態1に係るメタルマスクとプリント基板との関係を示した斜視図。 実施の形態1に係るメタルマスクの開口を示した平面図。 実施の形態1に係る導電体部、レジスト開口、クリーム半田の関係をシールドケースを省略して示した斜視図。 実施の形態1に係る導電体部、レジスト開口、クリーム半田、シールドケースの関係を示した斜視図。 実施の形態1に係るプリント基板にシールドケースを接続した状態を示す平面図。 実施の形態1に係るプリント基板にシールドケースを接続した状態を示す側面図。 実施の形態1に係る半田接続後のシールドケース内部を示す側面図。 実施の形態1に係るスリットをシールドケースの外に配置した受信装置の斜視図。 仮に半田部がない場合のスリットの効果を説明するための受信装置の斜視図。 実施の形態1に係る別態様のシールドケースを備えた受信装置の斜視図。 実施の形態2に係る受信装置の構成を示す斜視図。 実施の形態2に係る受信装置であるチューナーモジュールとプリント基板とを並べた斜視図。 実施の形態2に係る受信装置の外見を示す斜視図。 実施の形態3に係るシールドケースの接合部分を半田接続で強化した斜視図。 実施の形態4に係る受信装置の構成を示す斜視図。 実施の形態4に係る受信装置の外見を示す斜視図。 実施の形態4に係るシールドケースとシールド板を組合せた斜視図。 実施の形態4に係る裏カバーの外見を示す斜視図。 実施の形態4に係るシールドケースとシールド板と裏カバーを組合せた斜視図。
以下、適宜図面を参照しながら、実施の形態を詳細に説明する。但し、必要以上に詳細な説明は省略する場合がある。例えば、既によく知られた事項の詳細説明や実質的に同一の構成に対する重複説明を省略する場合がある。これは、以下の説明が不必要に冗長になるのを避け、当業者の理解を容易にするためである。
なお、発明者は、当業者が本開示を十分に理解するために添付図面および以下の説明を提供するのであって、これらによって特許請求の範囲に記載の主題を限定することを意図するものではない。
(実施の形態1)
[1−1.従来の構成]
従来の受信装置は、例えば、プリント基板、RF(Radio Frequency)部品、シールドケースの突起が挿入されるスルーホール、芯線接続部、シールドケースを備える。
受信装置を構成するシールドケースは、入力コネクタが設けられたいわゆるチューナーフレームであり、突起を備える。
ここで、入力コネクタは、例えば放送波などのRF信号を伝送することのできる同軸ケーブルなどが接続されるコネクタである。入力コネクタがシールドケースに取り付けられる場合、入力コネクタの外周部はシールドケースと電気的に接続される。また入力コネクタは、外周部の中心に外周部およびシールドケースとは絶縁状態で設けられる芯線を備えている。
プリント基板に、RF部品やシールドケースが実装されることで、放送波を受信できる受信装置が実現される。また、プリント基板に他の部品が実装されることで、他の信号処理システムも同様に実現される。またプリント基板は、シールドケースに設けられた入力コネクタの芯線を取り付けるための接合部分として、入力コネクタの芯線を差し込む芯線接続部と、突起を差し込む突起用のスルーホールを有する。
シールドケースは、放送波が流れるケーブルと接続される入力コネクタと、プリント基板に差し込むための突起を有する。
これらのプリント基板とシールドケースなどとの半田接続(実装)方法としては、ペースト状のクリーム半田をプリント基板に塗布し、塗布されたクリーム半田の上にシールドケースなどを載置し、当該状態でリフロー炉などにより過熱後冷却することでプリント基板とシールドケースとを半田接続(実装)する方法を例示することができる。そのため、以下においては、機械によりプリント基板にシールドケースを自動実装し、リフロー炉により自動的に半田接続しつつ、受信装置としての性能および機能を向上させるための特徴を有した点を主に説明する。
図1は、実施の形態1に係る受信装置の構成を示す斜視図である。
図2は、実施の形態1に係る受信装置の外見を示す斜視図である。
図3は、実施の形態1に係る受信装置の外見をプリント基板の裏側から示す斜視図である。
図1、図2および図3において、受信装置1は、プリント基板100、RF部品110、シールドケース200の突起201用のスルーホール120、芯線接続部130(入力コネクタ差込穴)、シールドケース200を備え、半田部140、スリット150、グランドビア160を備える。
プリント基板100は、構造的な基礎となる構造基板190と、構造基板190の表面を覆うように配置される誘電体であるレジスト101とを備えている。また、構造基板190の表面であって構造基板190とレジスト101との間には、各電子部品などを電気的に接続する導体の箔などからなる導電体部149が所定のパターンで設けられている。
プリント基板100は、少なくとも一面が開口する矩形箱形状のシールドケース200を実装する際に、シールドケース200の開口端と接触する位置にプリント基板100上のレジスト101を厚さ方向に貫通するようにくりぬいた複数のランド143を備えている。また、複数のランド143が設けられている領域をランド領域と称している。
ランド143に対応する部分には、プリント基板100の導電体部149と電気的に導通するようにクリーム半田142が塗布されて加熱および冷却により形成された半田部140が複数箇所に設けられている。
プリント基板100は、シールドケース200の内側であって実装されるシールドケース200の開口端に対応するランド領域と芯線接続部130との間の位置に導電体部149を分断し当該部分を跨いだ電気的な導通を遮断するスリット150を有している。スリット150は、レジスト101をくりぬいて形成されている。なお、スリット150は、スリット150を直接跨いだ電気的な導通は遮断するが、スリット150で分断された導電体部149は、スリット150を迂回して電気的に導通している。
プリント基板100は、スリット150と芯線接続部130との間であってスリット150に沿って並んで配置される複数のグランドビア160を有している。グランドビア160は、例えば構造基板190の両面にそれぞれ設けられた導電体部149のグランド(GND)と接続されている部分をプリント基板100の厚さ方向に電気的に接続する部分であり、プリント基板100の複数の層を貫通するように設けられている。
ここで、グランドとは、本実施の形態の場合、シグナルグランドを意味している。なお、グランドは、シグナルグランドばかりでなく、フレームグランドやアースなどでもよい。
半田部140は、シールドケース200が取り付けられたプリント基板100をリフロー炉などにより加温しその後冷却することでシールドケース200の開口端部とプリント基板100の導電体部149とを接続するために塗布されたクリーム半田142が溶融後硬化した部分である。半田部140により、プリント基板100の導電体部149とシールドケース200とは機械的に接続されると共に、シールドケース200とが電気的に接続される。
半田部140は、シールドケース200の開口端の少なくとも1辺と導電体部149とを接続すれば良い。なお、半田部140は、芯線接続部130の近傍に配置されることが好ましい。これにより、所望しない外部信号、いわゆるノイズによる妨害耐性を向上させることができる。また、半田部140は、芯線接続部130を囲うように配置しても良い。これによりノイズによる妨害耐性を強化することが可能となる。
また、プリント基板100の導電体部149とシールドケース200との間の電気的な抵抗成分であるインピーダンスを低下させ、ノイズによる妨害耐性を向上させ受信性能を改善するためには、シールドケース200と導電体部149との接続面積を広くすることが望まれる。
しかし、発明者は、半田部140をシールドケース200の開口端の一辺に沿うように延在させると、一般的な加熱手法や一般的な種類のクリーム半田142であれば、半田付けのための加熱の際に半田が流れて接続不良が発生することを見出している。
そこで、本実施の形態の場合、半田部140は、シールドケース200の開口端の辺に沿って島状に並んで配置されている。これにより、一般的な加熱手法や一般的な種類の半田であっても、半田付けの際に半田が流れることを抑制し接続不良を回避しつつ接続面積を広くすることが可能となる。なお、半田部140を島状に形成する方法は後述する。
スリット150は、プリント基板100の上にある他の信号処理システム構成する電子部品などの動作によって生じた、グランドに接続される導電体部149の電位変動を引き起こす妨害信号が芯線接続部130近傍に到達することを抑制するための部分である。スリット150は、空間として誘電率がレジスト101よりも低く、本実施の形態の場合誘電率がプリント基板100の中で最も低い部分である。スリット150は、シールドケース200のRF側、すなわち芯線接続部130側に設けられ、かつ、シールドケース200の開口端の1辺に沿ってプリント基板100に設けられている。
グランドビア160は、プリント基板100の厚さ方向に層状に配置される複数の導電体部149のグランドに接続されている部分を厚さ方向に層を跨いで接続するビアである。グランドビア160は、スリット150と芯線接続部130との間であってRF部品110がある側にスリット150に沿って複数箇所設けられている。これにより、プリント基板100のグランドに接続される導電体部149の一部に電気的なインピーダンスを低下させることができ、ノイズによる妨害耐性を向上させることが可能となる。
次にシールドケース200をプリント基板100に機械による自動実装をするための手段を図4から図10を用いて述べる。
図4は、実施の形態1に係るメタルマスクとプリント基板との関係を示した斜視図である。
図5は、実施の形態1に係るメタルマスクの開口を示した平面図である。
図6と図7は、実施の形態1に係る導電体部、レジスト開口、クリーム半田、シールドケースの関係を示した斜視図である。
図8は、実施の形態1に係るシールドケースを半田接続した平面図である。
図9は、実施の形態1に係るシールドケースを半田接続した側面図である。
図10は、実施の形態1に係るシールドケースの一部を切り欠いて半田接続の状態を示す側面図である。
図4において、プリント基板100の表層部分には電気を通さない誘電体であるレジスト101があり、プリント基板100の導電体部149と電気的に導通するためのランド143が設けられている。このランド143に対応する導電体部149の幅を導電体部幅145と呼び、レジスト101に囲まれて、プリント基板面の真上から目視で確認できるランド143の部分をレジスト開口141と呼ぶ。
レジスト開口141の上にはシールドケース200を半田接続するためのクリーム半田142が塗布される。シールドケース200は、リフロー時すなわち加熱によって、塗布されたクリーム半田142が融解してランド143に露出している導電体部149と接続され、冷却により半田部が形成される。これにより、プリント基板100に設けられた導電体部149と電気的に接続され、また、機械的にも接続される。
クリーム半田142の塗布方法は例えば以下の通りである。所定のパターンのメタルマスク開口301を備えたメタルマスク300を用い、開口部分であるメタルマスク開口301を通過したクリーム半田142がレジスト101の上に付着することにより塗布される。一般的に、クリーム半田142の厚さ(プリント基板100の面からみた高さ)はメタルマスク300の厚さに依存する。本実施の形態では0.5ミリ厚とする。
また、図4において、導電体部149は、ランド143よりも少し大きな領域となるように設定されている。これにより、プリント基板100から導電体部149がはく離することを防止でき、また、クリーム半田142の融解時の熱伝導の効率化を図ることができる。なお、プリント基板100のグランドに接続される導電体部149は、広い領域に広がって設けられる場合も多く、この場合、グランドに接続される導電体部149の導電体部幅145は、レジスト開口141に対しかなり広いものとなる。
図5は、メタルマスク300のメタルマスク開口301パターンを示している。メタルマスク300は、シールドケース200をプリント基板100に半田接続する際に必要となるクリーム半田142の塗布パターンを決定するための部材であり、最終的に半田部140のパターンを形成するための部材である。同図に示す点線は、シールドケース200の開口端200aの対応位置関係を模式的に示した部分である。シールドケース200の開口端200aとプリント基板100の導電体部149はクリーム半田142に基づき接続されるため、メタルマスク300の対応する位置にクリーム半田142を塗布するためのメタルマスク開口301である第一開口311が設けられている。シールドケース200の突起201用のスルーホール120に対応する位置にもメタルマスク開口である第二開口312が設けられている。第二開口312は、シールドケース200の肉厚の中心を通るように配置されている。また、メタルマスク300は、芯線接続部130に対応する位置に第三開口313が設けられている。第三開口313は、芯線接続部130の中心になるように配置されている。一方、半田部140を形成する第一開口311は、シールドケース200の開口端200aの内側の縁よりも内方にクリーム半田142が塗布されず、開口端200aの内側の縁よりも外方にクリーム半田142が塗布されるように配置されている。これにより、プリント基板100にシールドケース200を半田付けしても半田がシールドケース200の内壁面にまで到達することを抑制することができ、再度半田を溶かすことでシールドケース200をプリント基板100から取り外しやすくなる。
図6は、メタルマスク300を用いてクリーム半田142が塗布されたプリント基板100の状態を示している。図7は、クリーム半田142が塗布されたプリント基板100にシールドケース200を載せた状態を示している。
図6、図7に示すように、シールドケース200をクリーム半田142を塗布した後のプリント基板100に載せた状態では、シールドケース200の突起201はクリーム半田142を突き抜けてスルーホール120内に配置される。半田付けの後は、シールドケース200の側面と導電体部149との間にフィレット230(図9、図10参照)が形成され、高い導電性と高い接続強度を備えた良質な半田接続を可能としている。
図8は、クリーム半田142が塗布された後のプリント基板100にシールドケース200を載せた時の状態を上方から示している。シールドケース200の開口端に対応する位置に塗布されたクリーム半田142は、クリーム半田142の端部がシールドケース200の開口端の内側の縁に沿って接触している。シールドケース200の突起201に対応する位置に塗布されたクリーム半田142は、スルーホール120に突起201を挿入することによりスルーホール120の内部に侵入し、この状態でリフロー炉などにより加熱溶融し冷却することで突起201を介してシールドケース200とプリント基板100の導電体部149との半田接続を可能としている。
図9と図10は、リフロー実装すなわち加熱および冷却による半田接続後のシールドケース200とプリント基板100の導電体部149との接続状態を示している。シールドケース200の開口端に対応する位置に塗布されたクリーム半田142は、加熱によりシールドケース200の側面にフィレット230を含む半田部140を形成する。フィレット230はシールドケース200の外側のみに形成されるため、半田接続後でも半田ごてなどでフィレット230を含む半田部140を融解することで容易に半田部140を除去でき、シールドケース200をプリント基板100から取り外しやすくしている。
なお、スリット150はシールドケース200に覆われる必要はなく、図11に示すようにRF部品110からみて半田部140の外側(シールドケース200の外側)に配置されても構わない。このような場合は、受信装置1に不要な妨害信号をシールドケース200に寄せ付けなく、さらに妨害耐性を改善する効果が考えられる。
なお、プリント基板100にスリット150がなくても構わない。このような場合は、シールドケース200と半田部140の接続で十分性能がとれることが考えられる。
ここでスリット150の機能について説明する、図12に示すように、仮に半田部140がない場合であっても、シールドケース200とプリント基板100のグランドに接続される導電体部149との間のインピーダンスが大きくなるが、スリット150でプリント基板100上の妨害信号を十分に抑制できる場合もある。
なお、図13に示すようにシールドケース200はRF部品110の一部を覆わなくても構わない。シールドケース200が芯線接続部130を覆えば、芯線接続部130に対する妨害耐性を確保することが可能となる。
本実施の形態の場合、芯線接続部130は、入力コネクタ210の芯線211をプリント基板100の導電体部149と半田接続するための部分である。なお、芯線接続部130は、穴でもよく、プリント基板100の表層で導電体部149と半田接続するような形状であっても構わない。このような場合は、プリント基板100を入力コネクタ210の芯線211がプリント基板100の裏側に突き抜けて外部空間からの妨害を受けやすくなるのを防ぐことができる。
なお、グランドビア160は、RF部品110がある側とは別の側に設けられても構わない。その場合、プリント基板100において妨害信号の流れる向きを効果的に変更させることが可能となる。また、シールドケース200の開口端の4辺のうち3辺以下に設けることで妨害耐性効果を向上させることができる。
なお、半田部140は、シールドケース200とプリント基板100の導電体部149とを接続するものであって、本実施の形態に示す島状に並べられるものに限定されるものではない。本実施の形態は、半田部140が一本の筋のようにシールドケース200の開口端の辺に沿って設けられることを否定するものではない。このように開口端の辺に沿って延在する半田部140とすることで、シールドケース200とプリント基板100との電気的な接続を強化でき、大きな妨害耐性効果が得られる。
なお、シールドケース200は、電気的に導通する金属であって鉄で形成されるのが一般的であるが、入力コネクタ210のグランド部がシールドケース200を介してプリント基板100のグランドに接続される導電体部149と電気的に接続できるのであれば、絶縁体で構成されていても構わない。この場合、シールドケース200には電気が流れなく、シールドケース200付近にある他の部品および構成からくる妨害信号の影響を小さく抑制することができると考えられる。
なお、メタルマスク300の厚さを0.5ミリとしているが、この値に限定しなくても構わない。メタルマスク300の厚さでクリーム半田142の厚さも変わるため、プリント基板100に塗布するクリーム半田142の量を調整するためにメタルマスク開口301の大きさも変える場合がある。
[1−3.効果等]
本開示の受信装置1及びシールドケース接続方法によれば、プリント基板100上に設けたスリット150やグランドビア160、およびシールドケース200を接続のための半田部140によって、プリント基板100上などで発生する所望しない妨害信号の芯線211への流入を抑制して、受信性能を維持、向上することができる。
(実施の形態2)
続いて、本発明の実施の形態2に係る受信装置1について説明する。なお、実施の形態1と対応する部分には同じ符号を付して説明を省略し、実施の形態1と異なる点を中心に説明する。
チューナー機能以外のシステムを実現している電子部品が接続されているプリント基板100の一部にチューナー機能を実現するRF部品110などが実装されている場合、チューナー機能を実現している部分をオンボードチューナーと呼ぶ。また、チューナー機能単体を実現するRF部品110などが実装されているプリント基板100を大きな開口部のない箱状のシールドケース200内に収容して一体化したものをチューナーモジュール(カンチューナー)と呼ぶ。本発明では、オンボードチューナーの妨害耐性を強化しつつ、チューナーモジュールとの共用を実現することを説明する。
図14は、実施の形態2に係る受信装置の構成を示す斜視図である。
図15は、実施の形態2に係るチューナーモジュールとプリント基板とを並べて示す斜視図である。
図16は、実施の形態2に係る受信装置の外見を示す斜視図である。
図14において受信装置1は、プリント基板100、RF部品110、スルーホール120、芯線接続部130、シールドケース200を備えている。さらに、シールドケース200を実装せず、チューナーモジュール240を実装する場合に、チューナーモジュール240の入出力ピン241(図15参照)が挿入される第二スルーホール170を備えている。
図15と図16は、シールドケース200ではなくチューナーモジュール240がプリント基板100に取り付けられる前後の状態を示している。これらの図に示すように、受信装置1は、モジュール部品としてRF部品110を内部に収容しているチューナーモジュール240を備えている。
チューナーモジュール240には、内部のRF部品110等と外部との信号の授受を行うための入出力ピン241が設けられている。チューナーモジュール240には、プリント基板100にチューナーモジュール240を実装する際に、スルーホール120に差し込む突起201が設けられている。チューナーモジュール240の突起201はスルーホール120に差し込まれると、入出力ピン241は、第二スルーホール170に差し込むことができるようになっている。このため、チューナーモジュール240をプリント基板100に実装することができる。つまり、プリント基板100は、オンボードチューナーとしてRF部品110やシールドケース200を実装するか、あるいは、チューナーモジュール240を実装するか、のどちらかを選択することができるものとなっている。オンボードチューナーとチューナーモジュール240とのいずれを採用しても受信装置1としての機能を実現することが可能である。従って、プリント基板100は、共用基板として2種類以上の受信装置1の仕様を有することが可能となる。
ここで、チューナーモジュール240は、突起201の基端部に台座部243を有している。台座部243は、チューナーモジュール240の底面部が半田部140などと接触しないために設けている部分である。なお、メタルマスク300を用いて塗布されたクリーム半田142の厚さはメタルマスク300の厚さとほぼ同一となるため、台座部243の高さは使用するメタルマスク300の厚さよりも高いものが好ましい。例えばメタルマスク300の厚さが0.5ミリである場合、台座部243の高さは0.6ミリ以上が望ましい。
なお、台座部243の高さは0.6ミリ以上であることや、クリーム半田142の厚さが0.5ミリであることに限定しなくても構わない。この場合、メタルマスクの厚さ以上にチューナーモジュールの突起201の台座部243の高さにすることで調節できる。
[2−3.効果等]
本開示の受信装置1によれば、プリント基板100上に設けた第二スルーホール170によって、オンボードチューナーを採用するかチューナーモジュールを採用するかを選択することができる共用可能なプリント基板100とすることができる。これにより妨害信号を抑制効果や、受信性能を選択することができる。
(実施の形態3)
続いて、本発明の実施の形態3に係る受信装置1について説明する。なお、実施の形態1と対応する部分には同じ符号を付して説明を省略し、実施の形態1と異なる点を中心に説明する。
シールドケース200は、1枚の金属板を折り曲げて矩形の箱状に形成する場合がある。この場合、折り曲げて突き合わされた金属板の2辺の端を留めるため、シールドケース200は、嵌め合い構造の接合部分250を有している。本実施の形態では、クリーム半田142を接合部分250の下方にも塗布し、シールドケース200が載置されたプリント基板100をリフロー炉で過熱し、その後冷却することにより接合部分250の下方に塗布されたクリーム半田142が溶融して接合部分250に達し、その後冷却されることで第二フィレット231を含む第二半田部148が形成されるものとなっている。これにより、シールドケース200の機械的強度を強化することが可能となる。以上説明したように、本実施の形態では、半田部140が形成されるタイミングと同じタイミングで第二半田部148が形成されている。
図17は、実施の形態3に係るシールドケースの接合部分を第二半田部で強化した状態を示す斜視図である。
図17に示すように、受信装置1は、プリント基板100、シールドケース200を備えており、ランド143の上に塗布されたクリーム半田142がリフロー時に融解しその後冷却することで、フィレット230を含む半田部140を形成される。これにより、シールドケース200と導電体部149が電気的に導通する。一方、同じタイミングでシールドケース200の接合部分250の直下であってランド143が設けられていない部分に塗布されたクリーム半田142が融解することで接合部分250に半田が到達し、その後冷却することでシールドケース200の接合部分250が半田接続される。これにより、シールドケース200の機械的強度を向上する第二フィレット231を有する第二半田部148が形成される。
なおシールドケース200の接合部分250の直下にクリーム半田142を塗布する場合、接合部分250の直下にランド143設けてもよい。この場合は、半田がランド143を埋めるため、接合部分250に半田を到達させるために、塗布するクリーム半田142の量を増やせばよい。
[3−3.効果等]
本開示の受信装置1及びシールドケース接続方法によれば、プリント基板100上にシールドケース200を実装する際にシールドケース200の接合部分250の直下にクリーム半田142を追加塗布することによって、シールドケース200の機械的強度を向上することができる。かつ、妨害信号を抑制して、受信性能を維持、向上させることができる。
(実施の形態4)
続いて、本発明の実施の形態4に係る受信装置1について説明する。なお、実施の形態1と対応する部分には同じ符号を付して説明を省略し、実施の形態1と異なる点を中心に説明する。
チューナー機能以外のシステムからの不要な信号を妨害波と呼び、特に電気機器内外において、機器動作による空中からの妨害波を輻射と呼ぶ。本実施の形態ではこの輻射の対策を備えた受信装置1を説明する。プリント基板100に沿って到来する輻射に対しては、チューナー上部のシールドケース200や、スリット150等のプリント基板100の構成で妨害耐性を強化する。
図18は、実施の形態4に係る受信装置の構成を示す斜視図である。
図19は、実施の形態4に係る本発明の受信装置の外見を示す斜視図である。
図20は、実施の形態4に係るシールドケースとシールド板の関係を示す斜視図である。
本実施の形態において受信装置1は、プリント基板100、RF部品110、半田部140、第三スルーホール180、シールドケース200を備えている。
シールドケース200は半田部140により電気的にプリント基板100のグランドと接続される導電体部149と導通している。また、シールドケース200の上面には、突出部260が設けられている。本実施の形態の場合、突出部260は、シールドケース200の上面部の一部に切りかきを入れて上方に向けてはねあげさせた部分である。突出部260は、平らな板を引っ掛ける鍵状の構造になっており、後述のシールド板400とシールドケース200とを接合するための部分である。
シールド板400は、厚さ方向に貫通する第一貫通孔401と第二貫通孔402を備えており、第一貫通孔401を入力コネクタ210に通し、第二貫通孔402を突出部260に引っ掛けることで、シールドケース200と接合することが可能である。受信装置1は、外部からの妨害波を受けるため、シールドケース200を備えるが、輻射耐性を向上させるために、シールド板400を追加的に備えている。さらにシールドケース200は半田部140によりプリント基板100のグランドと接続される導電体部149と電気的に接続されている、さらに、プリント基板100とシールド板400とにより挟み込まれた状態となり、大きなシールド効果を得ることができる。
次に、プリント基板100の下方(シールドケース200が取り付けられる面と反対側)からくる輻射に対する妨害耐性を強化する構成を説明する。
図21は、実施の形態4に係る裏カバーの外見を示す斜視図である。
図22は、実施の形態4に係るシールドケースとシールド板と裏カバーを組合せた斜視図である。
図21、図22に示すように、受信装置1はさらに、裏カバー410を備えている。裏カバー410は、留め足411、引っ掛け412、第二台座部413、補助台座部414、芯線保護穴415を備えている。
留め足411は、裏カバー410とシールドケース200と接合するために上方に伸びており、留め足411の先端にシールドケース200に向かって突出している引っ掛け412とシールドケース200に窪んだ状態で設けられる受け部270とを接触して係り合わせることで裏カバー410とシールドケース200とを固定することができる。また、プリント基板100に備えられている第三スルーホール180は、留め足411をプリント基板100の裏から表へ通すために設けられている。裏カバー410に設けられる第二台座部413は、留め足411の基端部に設けられプリント基板100の裏面の凹凸を回避してシールドケース200と裏カバー410とを安定して固定させるために、プリント基板100に接触させるためにある。
さらに安定させるために裏カバー410は、補助台座部414も備えており、プリント基板100に接触させるようにしている。裏カバー410に設けられた芯線保護穴415は、シールドケース200に取り付けられている入力コネクタ210からプリント基板100の裏に突き出るように配置される芯線211との接触を避けるためにある。受信装置1が受ける輻射は、基板裏からの影響もあり、裏カバー410をシールドケース200に装着させることで妨害耐性を強化することができる。
なお、図22に示すようにシールドケース200にシールド板400と裏カバー410の両方を装着しても構わない。このような場合は、受信装置1の上方と下方の両方からの妨害波の影響を抑制することができ、妨害耐性を最大限改善する効果が考えられる。なお、シールドケース200にシールド板400と裏カバー410のいずれか一方を装着しても構わない。
なお、突出部260はバネのような特性を有していても構わない。このような場合、独立した部品としてシールド板400を装着させるのでなく、シールドケース200にテレビのバックカバーのようなテレビの構造的強度を担う部材である金属製部材、例えば鉄の構造部材を接触させることで、突出部260が前記板に押し当てられ、受信装置1のグランドを強化させて妨害耐性を向上することができる。
なお、裏カバー410は、芯線保護穴415がなくても構わない。このような場合、芯線211が裏カバー410に接触しないように、プリント基板100の裏から突き出た芯線211の長さを、第二台座部413および補助台座部414の高さより短くすればよい。
[4−3.効果等]
本開示の受信装置1及びシールドケース接続方法によれば、シールドケース200の上面に突出部260や側面に受け部270を設けることによって、シールドケース200にシールド板400や裏カバー410を接続することが可能となり、輻射などの外部からの妨害信号を抑制して、受信性能を維持することができる。
以上のように、本開示における技術の例示として、実施の形態を説明した。そのために、添付図面および詳細な説明を提供した。
したがって、添付図面および詳細な説明に記載された構成要素の中には、課題解決のために必須な構成要素だけでなく、上記実装を例示するために、課題解決のためには必須でない構成要素も含まれ得る。そのため、それらの必須ではない構成要素が添付図面や詳細な説明に記載されていることをもって、直ちに、それらの必須ではない構成要素が必須であるとの認定をするべきではない。
また、上述の実施の形態は、本開示における技術を例示するためのものであるから、特許請求の範囲またはその均等の範囲において種々の変更、置き換え、付加、省略などを行うことができる。
本開示は、電波を受信する通信装置や無線通信端末において、所望の信号以外の妨害影響を抑制することができるので、必要な妨害対策費用の抑制や様々な環境でも効率的に受信性能を維持できる装置として有用である。
1 受信装置
100 プリント基板
101 レジスト
110 RF部品
120 スルーホール
130 芯線接続部
140 半田部
141 レジスト開口
142 クリーム半田
143 ランド
145 導電体部幅
148 第二半田部
149 導電体部
150 スリット
160 グランドビア
170 第二スルーホール
180 第三スルーホール
190 構造基板
200 シールドケース
200a 開口端
201 突起
210 入力コネクタ
211 芯線
230 フィレット
231 第二フィレット
240 チューナーモジュール
241 入出力ピン
243 台座部
250 接合部分
260 突出部
270 受け部
300 メタルマスク
301 メタルマスク開口
311 第一開口
312 第二開口
313 第三開口
400 シールド板
401 第一貫通孔
402 第二貫通孔
410 裏カバー
411 留め足
413 第二台座部
414 補助台座部
415 芯線保護穴

Claims (15)

  1. 放送に用いられる所望する入力信号に対して、所望しない外部からの妨害信号を抑制する一面が開口した中空箱形状のシールドケースと、
    電子部品と電気的に接続される導電体部を有するプリント基板とを備え、
    前記プリント基板の前記導電体部と前記シールドケースとを電気的に半田接続する半田部が前記シールドケースの開口端の辺に沿って形成され
    前記シールドケースは、入力コネクタを備え、
    前記プリント基板は、前記入力コネクタが備える芯線と接続される芯線接続部を備え、
    前記半田部は、前記シールドケースの開口端の一辺であって、前記芯線接続部の最も近くに配置される前記一辺に設けられ、
    前記芯線接続部付近に配置される前記導電体部の一部を分断するスリットを備えることを特徴とする受信装置。
  2. 前記半田部は、前記開口端の一辺に対し複数箇所配置されることを特徴とする請求項1に記載の受信装置。
  3. 前記シールドケースは、開口端から突出する突起を有し、
    前記プリント基板は、前記シールドケースの前記突起が挿入されるスルーホールを有し、
    前記スルーホールは、前記プリント基板のグランドと電気的に接続される導電体部が配置される位置に設けられ、
    前記突起が前記スルーホールに挿入された状態で前記半田部によって半田接続されていることを特徴とする請求項1または2に記載の受信装置。
  4. 前記半田部は、前記シールドケースの外側にのみフィレットを備えることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の受信装置。
  5. 前記半田部は、前記シールドケースの開口端の4辺の内、いずれか一辺には設けられないことを特徴とする請求項1〜のいずれか1項に記載の受信装置。
  6. 前記プリント基板の前記導電体部は、厚さ方向に重なって層状に設けられ、
    前記スリットは、複数の層の前記導電体部のそれぞれを同じ位置で分断することを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の受信装置。
  7. 前記シールドケースは、少なくとも前記芯線接続部の上方空間を覆うことを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の受信装置。
  8. 放送に用いられる所望する入力信号に対して、所望しない外部からの妨害信号を抑制する一面が開口した中空箱形状のシールドケースと、
    電子部品と電気的に接続される導電体部を有するプリント基板とを備え、
    前記プリント基板の前記導電体部と前記シールドケースとを電気的に半田接続する半田部が前記シールドケースの開口端の辺に沿って形成され、
    前記シールドケースは、金属板を折曲加工することにより形成され、折り曲げて突き合わされた前記金属板の2辺の端を留める嵌め合い構造の接合部分を有し、
    前記シールドケースと前記導電体部とを半田接続する半田部が形成されるタイミングと同じタイミングで、前記接合部分を半田接続する第二半田部が形成されることを特徴とする受信装置。
  9. 前記プリント基板と対向する面である前記シールドケースの上面に突出方向に付勢された突出部を備え、
    前記突出部は受信装置の構造的強度を担う金属製の構造部材に押し当てられることを特
    徴とする請求項1〜のいずれか1項に記載の受信装置。
  10. 前記プリント基板と対向する面である前記シールドケースの上面に上方に突出する突出部と、
    前記突出部により前記シールドケースの上面に保持される前記シールドケースの上面の面積よりも大きな面積のシールド板とを備えることを特徴とする請求項1〜のいずれか1項に記載の受信装置。
  11. 前記プリント基板に対し前記シールドケースの反対側に配置され、前記シールドケースの開口端を覆うように取り付けられる裏カバーを備えることを特徴とする請求項1〜10のいずれか1項に記載の受信装置。
  12. 前記プリント基板には、チューナーモジュールの入出力ピンが挿入される第二スルーホールが設けられていることを特徴とする請求項1〜11のいずれか1項に記載の受信装置。
  13. 前記チューナーモジュールは突起を備え、
    前記チューナーモジュールの前記突起の基端部には、前記プリント基板に塗布されるクリーム半田の厚み以上の高さをもつ台座部を備えることを特徴とする請求項12に記載の受信装置。
  14. 放送に用いられる所望する入力信号に対して、所望しない外部からの妨害信号を抑制する一面が開口した中空箱形状のシールドケースを、プリント基板の電子部品が半田接続される導電体部に半田接続するシールドケースの接続方法であって、
    前記プリント基板の表層に設けられるレジストに前記シールドケースの開口端の辺に沿って厚さ方向に貫通するランドを形成し、
    形成された前記ランド上にクリーム半田を塗布し、
    前記クリーム半田と開口端の辺とが接触するように前記シールドケースを前記プリント基板に配置し、
    前記シールドケースは、金属板を折曲加工することにより形成され、折り曲げて突き合わされた前記金属板の2辺の端を留める嵌め合い構造の接合部分を有し、
    前記クリーム半田を加熱して溶融しその後冷却することで前記プリント基板の前記導電体部と前記シールドケースとを半田接続し、同じタイミングで、前記接合部分を半田接続することを特徴とするシールドケース接続方法。
  15. 前記プリント基板に前記クリーム半田を塗布する際にメタルマスクを用い、
    前記ランドに対応する前記メタルマスクの位置には、前記ランドの開口面積よりも大きな面積のメタルマスク開口が設けられていることを特徴とする請求項14に記載のシールドケース接続方法。
JP2014180611A 2013-12-20 2014-09-04 受信装置及びシールドケース接続方法 Active JP6296391B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014180611A JP6296391B2 (ja) 2013-12-20 2014-09-04 受信装置及びシールドケース接続方法

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013263438 2013-12-20
JP2013263438 2013-12-20
JP2014180611A JP6296391B2 (ja) 2013-12-20 2014-09-04 受信装置及びシールドケース接続方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2015135945A JP2015135945A (ja) 2015-07-27
JP6296391B2 true JP6296391B2 (ja) 2018-03-20

Family

ID=53401747

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014180611A Active JP6296391B2 (ja) 2013-12-20 2014-09-04 受信装置及びシールドケース接続方法

Country Status (2)

Country Link
US (1) US9775268B2 (ja)
JP (1) JP6296391B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110058250A (zh) * 2019-04-09 2019-07-26 杭州中科先进技术研究院有限公司 一种激光测距雷达抗串扰装置

Families Citing this family (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR102350499B1 (ko) * 2015-02-17 2022-01-14 삼성전자주식회사 전자장치용 전자기 쉴드 구조
JP2017123395A (ja) * 2016-01-07 2017-07-13 アルプス電気株式会社 電子回路モジュール
KR102458297B1 (ko) * 2016-01-12 2022-10-25 삼성전자주식회사 전자 장치 및 그를 제조하는 방법
CN106612610B (zh) * 2016-12-05 2019-05-07 上海阿莱德实业股份有限公司 一种电路的屏蔽结构
US11172580B2 (en) * 2017-07-24 2021-11-09 Rosemount Aerospace Inc. BGA component masking dam and a method of manufacturing with the BGA component masking dam
JP7108163B2 (ja) * 2018-01-19 2022-07-28 キヤノン電子株式会社 回路基板
CN111010861B (zh) * 2019-12-31 2021-07-13 广州金升阳科技有限公司 六面屏蔽装置、应用该装置的电子模块及其制作方法
JP7418380B2 (ja) * 2021-09-21 2024-01-19 株式会社平和 遊技機

Family Cites Families (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3082214B2 (ja) 1990-07-11 2000-08-28 日本電気株式会社 液晶ディスプレイ装置
JP2517496Y2 (ja) * 1990-10-30 1996-11-20 日本電産株式会社 電気機器
JP4195731B2 (ja) * 1996-07-25 2008-12-10 富士通株式会社 多層プリント板及びこれを利用した高周波回路装置
JPH10326993A (ja) * 1997-05-23 1998-12-08 Mitsubishi Electric Corp 電子回路シールド装置
JP2008244289A (ja) * 2007-03-28 2008-10-09 Mitsubishi Electric Corp 電磁シールド構造
JP5029628B2 (ja) * 2009-02-19 2012-09-19 ブラザー工業株式会社 通信装置、高周波回路装置、無線通信端末、並びにシールドケース装着方法
JP2010245225A (ja) * 2009-04-03 2010-10-28 Alps Electric Co Ltd 電子回路ユニットおよびその製造方法
JP2011187677A (ja) * 2010-03-09 2011-09-22 Panasonic Corp モジュール
JP5630118B2 (ja) * 2010-07-22 2014-11-26 ソニー株式会社 チューナモジュールおよび受信装置
KR20120045893A (ko) * 2010-11-01 2012-05-09 삼성전기주식회사 반도체 패키지 모듈
KR20130035675A (ko) * 2011-09-30 2013-04-09 삼성전기주식회사 튜너 모듈

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110058250A (zh) * 2019-04-09 2019-07-26 杭州中科先进技术研究院有限公司 一种激光测距雷达抗串扰装置

Also Published As

Publication number Publication date
US20150181773A1 (en) 2015-06-25
US9775268B2 (en) 2017-09-26
JP2015135945A (ja) 2015-07-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6296391B2 (ja) 受信装置及びシールドケース接続方法
US10090657B2 (en) Circuit assembly, connected busbar structure, and electrical junction box
JP5415846B2 (ja) 電子回路ユニット
US9414502B2 (en) Flat cable assembly and method of assembling the same
US20170047720A1 (en) Circuit assembly and electrical junction box
JP2008060329A (ja) プリント基板の接続構造、高周波ユニット、プリント基板の接続方法および高周波ユニットの製造方法
US20120113601A1 (en) Circuit module and electronic device including the same
JP2007059803A (ja) プリント基板、電子基板及び電子機器
EP2642834A2 (en) Printed circuit board
US9899818B2 (en) Circuit assembly and electrical junction box
JP2009188956A (ja) チューナモジュールのシールド構造およびそれを備える受信装置
JP2006211620A (ja) フィルタ及びデュプレクサ
JP2008198785A (ja) 高周波ユニット
JP2007259412A (ja) アンテナ一体型モジュール
JP2012059605A (ja) 高周波モジュール
JP2011172413A (ja) 電気接続箱
EP2825003B1 (en) Printed wiring board and electric tool switch provided therewith
JP2012256654A (ja) 回路基板及び電子機器
JP7251736B2 (ja) チューナモジュール及び受信装置
JP2008091776A (ja) プリント基板ユニット、組プリント基板ユニット、プリント基板ユニット製造方法、組プリント基板ユニット製造方法および電子機器
JPH08228088A (ja) シールド装置
JP2011222644A (ja) 電子回路ユニット
JP2010080701A (ja) モジュールとその製造方法
JP2007258404A (ja) シールドケース搭載基板とその製造方法
JP2011023410A (ja) 電子回路モジュールの製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20160905

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20170616

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20170801

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20170911

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20180206

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20180209

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 6296391

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151