JP6288884B2 - 熱処理装置 - Google Patents

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Description

本発明は、熱処理装置に関する。
本願は、2014年7月7日に日本に出願された特願2014−139630号に基づき優先権を主張し、その内容をここに援用する。
被処理物である金属材を加熱処理する熱処理装置として、多室型熱処理装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。このような多室型熱処理装置では、被処理物が収容される加熱室(熱処理室)を備え、加熱室内部に設けられたヒータによって被処理物を加熱することで熱処理を行う。また、加熱室内には、被処理物が配置される空間を囲むように断熱材が設けられている。
また、下記特許文献2〜4にも、断熱材を備える加熱室内で被処理物を
加熱処理する熱処理装置が開示されている。
日本国特開2012−13341号公報 日本国特開平10−267547号公報 日本国特開平05−018671号公報 日本国特開2003−336972号公報
上述のような断熱材により囲われた空間内には、例えば被処理物を載置する載置台や被処理物を均一に熱処理するためのマッフル板等が設置されている。このため、断熱材に囲まれた空間に設置される部材、または断熱材の内壁面等を定期的に点検する必要がある。しかしながら、このような点検を行う場合には、加熱室を分解した後に、さらに断熱材を分解する必要があり、作業が煩雑になる場合がある。
本発明は、上述する問題点に鑑みてなされたもので、被処理物の収容領域を囲う断熱材を加熱室の内部に備えると共に断熱材の内部に対する点検等の作業を容易に行える熱処理装置を提供することを目的とする。
本発明は、上記課題を解決するための手段として、以下の構成を採用する。
本発明の第1の態様は、内部にて被処理物に対する加熱処理を行う熱処理室と、この熱処理室の内部に配置されると共に上記被処理物の収容領域を囲う断熱材とを備える熱処理装置である。上記熱処理室が、熱処理室本体と、この熱処理室本体に対して着脱可能とされた蓋部とを備える。上記断熱材が、断熱材本体と、この断熱材本体に対して着脱可能とされた断熱材蓋部とを備える。また、断熱材蓋部は、上記蓋部に対して一体化されている。
本発明の第2の態様では、上記第1の態様に係る熱処理装置において、上記熱処理室本体の一部が、上記熱処理室の側壁部を構成している。上記蓋部は、上記側壁部の上部に着脱可能とされている。上記断熱材は、上記熱処理室の上記蓋部の内側に配置された天井部を備える。また、上記断熱材蓋部は、上記天井部の少なくとも一部を構成している。
本発明の第3の態様では、上記第1の態様に係る熱処理装置において、上記断熱材蓋部は、端縁面がテーパー面とされる板状に形成されている。また、上記断熱材本体は、上記断熱材蓋部の端縁面と面接触するテーパー面を有する枠部を備える。
本発明の第4の態様では、上記第2の態様に係る熱処理装置において、上記断熱材蓋部は、端縁面がテーパー面とされる板状に形成されている。また、上記天井部は、上記断熱材蓋部の端縁面と面接触するテーパー面を有する枠部をさらに備える。
本発明の第5の態様では、上記第3又は第4の態様に係る熱処理装置において、上記断熱材蓋部は、周面がテーパー面とされる円板状に形成されている。
本発明の第6の態様では、上記第1から第5のいずれか一つの態様に係る熱処理装置は、上記熱処理室の内部に配置されると共に上記蓋部及び上記断熱材蓋部に着脱可能とされたヒータをさらに備える。
本発明によれば、被処理物の収容領域を囲う断熱材の天井部の少なくとも一部が断熱材蓋部とされており、この断熱材蓋部が加熱室の蓋部と一体化されている。また、加熱室の蓋部は、加熱室の側壁部に対して着脱可能とされている。このため、加熱室の蓋部を側壁部から取り外す場合に、蓋部と同時に断熱材蓋部も取り外すことができる。したがって、加熱室の蓋部を取り外す作業のみで、断熱材の内側を点検等することが可能となる。よって、本発明によれば、加熱室の内部に被処理物の収容領域を囲う断熱材を備える熱処理装置において、断熱材の内部に対する点検等の作業を容易に行うことが可能となる。
本発明の一実施形態である熱処理装置の概略構成を示す縦断面図である。 本発明の一実施形態である熱処理装置が備える蓋部ユニットの概略構成を示す縦断面図である。 本発明の一実施形態である熱処理装置が備えるヒータユニットの概略構成を示す縦断面図である。 本発明の一実施形態である熱処理装置において蓋部ユニットが基部ユニットから取り外された状態を示す縦断面図である。 本発明の一実施形態である熱処理装置において蓋部ユニット及びヒータユニットが基部ユニットから取り外された状態を示す縦断面図である。
以下、図面を参照して、本発明に係る熱処理装置について説明する。なお、以下の図面において、各部材を認識可能な大きさとするために、各部材の縮尺を適宜変更している。
図1は、本発明の一実施形態である熱処理装置1の概略構成を示す縦断面図である。なお、図1〜6の紙面上側は、装置における鉛直方向上側を示す。本実施形態の熱処理装置1は、被処理物Wを加熱処理する装置であり、図1に示すように、加熱室2(熱処理室)と、断熱材3と、載置台4と、ヒータ5と、電源ユニット6と、マッフル板7と、ガス供給部8と、第1排気管9と、第2排気管10と、撹拌機11とを備えている。
加熱室2は、略円筒状に形成され、その中心軸を鉛直方向に配した縦置き型の容器である。この加熱室2には、略円筒状の側壁部2a(熱処理室本体)に対して底部2b(熱処理室本体)および蓋部2cが設けられており、これによって加熱室2の内部が閉空間とされている。すなわち、加熱室2は、側壁部2aと、底部2bと、蓋部2cとを備え、その内部にて被処理物Wに対する加熱処理を行うように構成されている。この閉空間、すなわち加熱室2の内部には、断熱材3、載置台4、ヒータ5及びマッフル板7等が収容されている。本実施形態では、側壁部2a及び底部2bが、熱処理室本体に相当する。言い換えれば、この熱処理室本体の一部が、加熱室2の側壁部2aを構成している。
側壁部2aは、上部2a1と下部2a2とによって形成されている。これらの上部2a1と下部2a2とは、図1に示すように、ボルト20によって締結されており、着脱可能とされている。底部2bは、円環状の底部枠体2b1と、この底部枠体2b1の中央開口に着脱可能に取り付けられてこれを気密に閉塞する底部本体2b2とを有している。底部本体2b2は、螺子止め等によって底部枠体2b1に着脱可能に取り付けられている。この底部本体2b2は、底部枠体2b1と当接するように形成配置されている。このような底部本体2b2は、加熱室2の内部に被処理物Wを出し入れするための、開閉部材(開閉扉)として機能する。蓋部2cは、図1に示すように、ボルト30によって側壁部2a(上部2a1)に締結されており、側壁部2aに対して着脱可能とされている。すなわち、蓋部2cは、側壁部2aの上部に着脱可能とされている。
断熱材3は、下部断熱材3a(断熱材本体)と、側部断熱材3b(断熱材本体)と、上部断熱材3c(天井部)とを有している。下部断熱材3aは、底部枠体2b1上に設けられた円環状に形成されている。側部断熱材3bは、加熱室2の側壁部2a(下部2a2)の内壁に貼り合されている。すなわち、側部断熱材3bも円筒状に形成されている。上部断熱材3cは、加熱室2の蓋部2cの内側(すなわち下側)に配置されており、上部断熱材3cの中央部に設けられる断熱材蓋部3c1と、この断熱材蓋部3c1を囲う環状の枠部3c3(断熱材本体)とを有している。本実施形態では、下部断熱材3a、側部断熱材3b及び枠部3c3が、断熱材本体に相当する。言い換えれば、この断熱材本体が、枠部3c3を備えている。断熱材蓋部3c1は、上部断熱材3cの少なくとも一部を構成しており、接続部材(後述するガス供給部8及び第2排気管10)を介して加熱室2の蓋部2cに一体的に接続されている。また、断熱材蓋部3c1は、枠部3c3に対して着脱可能に構成されている。断熱材蓋部3c1は、周面(端縁面)が斜め下方を向くテーパー面とされる円板状に形成されている。すなわち、断熱材蓋部3c1の周面は、下方に向かうに従い縮径するテーパー面を有している。本実施形態の断熱材蓋部3c1は、鉛直方向に重ねられた2枚の板状断熱材から構成されており、上記テーパー面は下側に位置する板状断熱材の端縁面に形成されている。なお、本発明はこの構成に限定されず、断熱材蓋部3c1が1枚の板状断熱材から構成されており、上記テーパー面がこの板状断熱材の端縁面の少なくとも一部に形成されていてもよい。また、枠部3c3は、断熱材蓋部3c1の周面と面接触する斜め上方を向いたテーパー面を有している。すなわち、枠部3c3の内周面は、上方に向かうに従い拡径すると共に断熱材蓋部3c1の周面(端縁面)と接触可能なテーパー面を有している。断熱材蓋部3c1は、周面を枠部3c3のテーパー面に面接触させた状態で枠部3c3に支持されることにより、枠部3c3の中央部に設けられた開口を閉じるように構成されている。また、枠部3c3は、断熱材蓋部3c1を囲うように配置されると共にヒータ5が挿通される複数の貫通孔3c2を有している。なお、後述のように本実施形態においては、ヒータ5が12本設けられていることから、貫通孔3c2は、枠部3c3において断熱材蓋部3c1を囲って環状に12個配列されている。このような断熱材3は、例えばセラミックスファイバーボード等からなる断熱材と、セラミックスボードとが積層されて形成されていてもよい。
載置台4は、底部本体2b2上に配置されており、被処理物Wが載置される。この載置台4は、底部本体2b2が底部枠体2b1から取り外されたときに、底部本体2b2と一緒に移動し、加熱室2の外部に取り出される。
ヒータ5は、給電されることにより発熱する電気式ヒータである。本実施形態においては、このヒータ5として、長尺の本体部を有する下ヒータ5aと、短尺の本体部を有する上ヒータ5bとを有している。下ヒータ5aは、本体部の下端部側(下端を含む部位)が発熱領域とされており、被処理物Wの収容領域Rの下部を加熱する。上ヒータ5bは、本体部の下端部側(下端を含む部位)が発熱領域とされており、被処理物Wの収容領域Rの上部を加熱する。
これらのヒータ5の上部には、フランジ5cが設けられている。側壁部2aに対しては、枠部3c3の上方に配置される環状の支持部12が固定されており、この支持部12にフランジ5cが支えられることにより、ヒータ5は吊下支持されている。これらのヒータ5は、貫通孔3c2を通じて、断熱材3の上方から断熱材3で囲われた空間内に挿入されている。すなわち、ヒータ5は、加熱室2の内部に配置されている。
電源ユニット6は、ヒータ5に対して、給電を行う装置であり、耐熱電線を介して各ヒータ5と接続されている。本実施形態においては、電源ユニット6は、下ヒータ用電源ユニット6aと、上ヒータ用電源ユニット6bとから構成されている。下ヒータ用電源ユニット6aは、全ての下ヒータ5aに給電し、上ヒータ用電源ユニット6bは、全ての上ヒータ5bに給電する。
マッフル板7は、その中心軸が側壁部2aの中心軸にほぼ一致するようにして側壁部2aに対して一定の間隔を空けて沿う円筒状部材であり、熱伝導性のよい耐火物によって形成されている。このマッフル板7は、ヒータ5よりも加熱室2の中心寄りに設けられており、側壁部2aとの間にヒータ5の収容空間を形成している。また、このマッフル板7の上端には、上部断熱材3c(枠部3c3)が配置されている。なお、このマッフル板7によって囲われた空間が、被処理物Wが加熱処理のときに収容される空間である。以下のこの空間を収容領域Rと称する。本実施形態の断熱材3は、加熱室2の内部でこの収容領域Rを囲うように配置されている。
ガス供給部8は、蓋部2cを貫通して設けられており、蓋部2cの外方において配管(図示せず)を介して雰囲気形成ガス(例えば炭化水素系ガス)の供給源(図示せず)に接続された装置である。ガス供給部8の先端側(下端側)が上部断熱材3cの断熱材蓋部3c1を貫通し、この先端部が収容領域Rに配置されている。
第1排気管9は、蓋部2cに対し斜め上方に向けて配設され、蓋部2cと上部断熱材3cとの間の空間に連通して配置され、先端側(蓋部2cの逆側)が図示しない真空ポンプに接続されている。また、この第1排気管9には、第2排気管10の先端側(上部断熱材3cの逆側)が途中まで内挿されている。第2排気管10は、収容領域Rに連通するように蓋部2c及び上部断熱材3cの断熱材蓋部3c1を貫通して設けられている。第2排気管10は、第1排気管9側の外径が第1排気管9の内径に対して充分に小さく形成されており、これによって第1排気管9が塞がれないように構成されている。これらの第1排気管9及び第2排気管10は、真空ポンプに接続され、加熱室2の内部が真空ポンプによって強制排気されるように構成されている。
撹拌機11は、蓋部2cに対して固定されており、モータ等からなる駆動部11aと、この駆動部11aの下方に駆動軸11bを介して取り付けられた撹拌羽根11cと、を有して構成されている。駆動軸11bは、上記上部断熱材3cの断熱材蓋部3c1を貫通して配置され、撹拌羽根11cは、駆動軸11bの下端部に取り付けられたことで収容領域R内の上部に配置されている。このような撹拌機11は、撹拌羽根11cの回転駆動によって収容領域R内の気体を撹拌し、収容領域R内の温度やガス濃度を均一にする。
このような熱処理装置1によって被処理物Wの熱処理を行うには、まず、載置台4上に被処理物Wをセットしてこれを加熱室2内に配置する。次に、電源ユニット6からヒータ5に通電して収容領域R内を所望の温度に加熱する。また、不図示の真空ポンプを作動させることにより、第1排気管9及び第2排気管10を介して、加熱室2を減圧する。加熱室2の減圧は、ヒータ5の通電よりも先に行ってもよい。
そして、加熱室2が所望の温度の減圧雰囲気となったら、撹拌機11を駆動させて撹拌羽根11cを回転させ、必要に応じてガス供給部8から雰囲気形成ガスを供給する。これにより、被処理物Wに対して加熱処理を行う。このとき、例えば、収容領域Rの下部の温度が上部と比較して低い場合には、下ヒータ用電源ユニット6aから供給する電力を増大させ、これによって下ヒータ5aの発熱量を高める。これによって、収容領域Rの下部により多くの熱量が投入されることになり、収容領域Rの温度を均一にすることができる。
このようにして熱処理を予め設定した時間行ったら、ヒータ5による加熱を停止する。そして、真空ポンプによる減圧も停止し、加熱室2内から被処理物Wを取り出す。その後、新たな被処理物Wを加熱室2内にセットし、上述の操作を繰り返すことにより、新たな被処理物Wに対しても熱処理を行うことができる。
本実施形態の熱処理装置1においては、図2に示すように、加熱室2の蓋部2cに対して、断熱材3の上部断熱材3cの一部である断熱材蓋部3c1が一体化(一体的に接続)されている。また、蓋部2cに対しては、他に、ガス供給部8、第1排気管9、第2排気管10及び撹拌機11が一体化(一体的に接続)されている。これらの部材が一体化されてなるユニットを、以下、蓋部ユニット100と称する。この蓋部ユニット100では、図2に示すように、ガス供給部8及び第2排気管10を介して、断熱材蓋部3c1が加熱室2の蓋部2cに対して一体的に接続されている。なお、断熱材蓋部3c1と蓋部2cとの接続のために、ガス供給部8及び第2排気管10と共に、又はガス供給部8及び第2排気管10に代えて、他の接続部材が用いられてもよい。
また、本実施形態の熱処理装置1においては、図3に示すように、ヒータ5と、側壁部2aの上部2a1と、支持部12と、電源ユニット6とが一体化され、それによりヒータユニット200が構成されている。また、蓋部ユニット100の構成部材及びヒータユニット200の構成部材を除く、他の構成部材(側壁部2aの下部2a2、加熱室2の底部2b、断熱材3の下部断熱材3a及び側部断熱材3b、上部断熱材3cの枠部3c3、載置台4並びにマッフル板7)が、基部ユニット300(図1、図4及び図5参照)を構成している。
蓋部ユニット100は、図1に示すボルト30によって蓋部2cと側壁部2a(上部2a1)とが締結されることにより、ヒータユニット200を介して、基部ユニット300に対して固定されている。一方で、蓋部ユニット100は、ボルト30を取り外すことによって、ヒータユニット200から離脱させ、さらには基部ユニット300から取り外すことができる。すなわち、本実施形態の熱処理装置1では、加熱室2の蓋部2cと、断熱材3の上部断熱材3cの一部である断熱材蓋部3c1とが、一体的に基部ユニット300に対して着脱可能とされている。
ヒータユニット200は、図1に示すボルト20によって側壁部2aの上部2a1と下部2a2とが締結されることにより、基部ユニット300に固定されている。また、ヒータユニット200は、ボルト30で締結されることによって、蓋部ユニット100と一体化されている。このようなヒータユニット200は、ボルト20を外すことによって基部ユニット300から取り外せ、ボルト30を外すことによって蓋部ユニット100から取り外せる。すなわち、本実施形態の熱処理装置1では、ヒータ5が、蓋部ユニット100(つまり蓋部2c及び断熱材蓋部3c1)に対して着脱可能とされている。
図4は、基部ユニット300に対して、ヒータユニット200を固定させた状態で、蓋部ユニット100のみを基部ユニット300及びヒータユニット200から取り外した状態を示す分解断面図である。また、図5は、ヒータユニット200と蓋部ユニット100とを一体化させた状態で基部ユニット300から取り外した状態を示す分解断面図である。
図4及び図5に示すように、本実施形態の熱処理装置1では、基部ユニット300(及びヒータユニット200)から蓋部ユニット100のみを取り外した場合、並びに蓋部ユニット100及びヒータユニット200を一体的に基部ユニット300から取り外した場合のいずれの場合であっても、蓋部2cと断熱材蓋部3c1とが一体的に基部ユニット300から取り外されて、断熱材3の内部が上方に向けて露出される。すなわち、本実施形態の断熱材蓋部3c1は、蓋部2cを加熱室2の側壁部2aから取り外すと同時に、上部断熱材3cの枠部3c3から取り外されるように構成されている。このため、断熱材蓋部3c1の取り外し作業を個別に行う必要がなく、断熱材3の内壁、載置台4及びマッフル板7を上方から容易に点検等することができる。
また、図5に示すように、ヒータ5を蓋部2cに対して一体化された状態で、蓋部ユニット100及びヒータユニット200を基部ユニット300から取り外すことにより、ヒータ5を容易に加熱室2内から取り出すことができる。
また、断熱材蓋部3c1の周面にはテーパー面が形成され、枠部3c3にも上記周面に対応するテーパー面が形成されているため、断熱材蓋部3c1を枠部3c3に装着するときに、枠部3c3の内側に蓋部3c1を挿入しやすくなっており、蓋部3c1を枠部3c3に容易に嵌合できる。このため、加熱室2の蓋部2cを側壁部2aに装着するときに、断熱材蓋部3c1と枠部3c3との水平方向での正確な位置決めが難しい場合であっても、両者に上記テーパ面が形成されているため、単に蓋部2cを鉛直方向下方(直線方向、側壁部の中心軸方向)へ移動させて側壁部2aに当接させるのみで、断熱材蓋部3c1の枠部3c3への嵌合を完了することができる。よって、蓋部2c及び蓋部3c1の取付作業を簡略化できる。
以上のような本実施形態の熱処理装置1によれば、被処理物Wの収容領域Rを囲う断熱材3の天井部である上部断熱材3cの一部が断熱材蓋部3c1とされており、この断熱材蓋部3c1が加熱室2の蓋部2cと一体化されている。また、加熱室2の蓋部2cは、加熱室2の側壁部2aに対して着脱可能とされている。このため、加熱室2の蓋部2cを側壁部2aから取り外した場合には、蓋部2cと同時に断熱材蓋部3c1も枠部3c3から取り外すことができる。したがって、加熱室2の蓋部2cを取り外す作業のみで、断熱材3の内側を点検等することが可能となる。よって、本実施形態の熱処理装置1によれば、断熱材3の内部に対する点検等の作業を容易に行うことが可能となる。
また、本実施形態の熱処理装置1においては、断熱材3の天井部である上部断熱材3cが、周面がテーパー面とされる円板状の断熱材蓋部3c1と、断熱材蓋部3c1の周面と面接触するテーパー面を有する枠部3c3とを備えている。このため、断熱材蓋部3c1を枠部3c3に当接させた場合(すなわち蓋部ユニット100を基部ユニット300に対して装着している場合)には、断熱材蓋部3c1と枠部3c3とが広い領域で面接触されるため、収容領域Rの外部に雰囲気形成ガス(例えば炭化水素系ガス)が漏出することを抑制することができる。したがって、収容領域Rの外部の部材に対して煤等が付着することを抑制することができる。
また、本実施形態の熱処理装置1においては、加熱室2の内部に配置されると共に蓋部2c及び断熱材蓋部3c1に着脱可能とされたヒータ5を備える。このため、蓋部ユニット100と同時にヒータ5を基部ユニット300から取り外すことができる。したがって、ヒータ5の点検や交換を容易に行うことができる。
以上、図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されない。上述した実施形態において示した各構成部材の諸形状や組み合わせ等は一例であって、本発明の趣旨から逸脱しない範囲において設計要求等に基づき、構成の負荷、省略、置換、及びその他の変更が可能である。
例えば、上記実施形態においては、断熱材3の上部断熱材3cの一部のみが断熱材蓋部3c1とされた構成について説明した。しかしながら、本発明はこれに限定されるものではなく、断熱材3の上部断熱材3cの全体を断熱材蓋部とする構成を採用することもできる。このような場合は、断熱材蓋部(上部断熱材)が、側部断熱材3bに支持されると共に着脱可能に構成され、この上部断熱材の全体が加熱室2の蓋部2cに一体的に接続されていてもよい。すなわち、蓋部2cが側壁部2aから取り外されると同時に、上部断熱材が側部断熱材から取り外されてもよい。
また、上記実施形態においては、断熱材蓋部3c1と枠部3c3とがテーパー面により面接触されている構成を採用している。しかしながら、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、断熱材蓋部3c1と枠部3c3とに対して、嵌合可能な階段状の段差部を設け、これらの段差部を嵌合させるように断熱材蓋部3c1と枠部3c3とを面接触させるようにしても良い。このような場合にも、収容領域Rの外部に雰囲気形成ガス(例えば炭化水素系ガス)が漏出することを抑制することができる。
また、上記実施形態においては、断熱材蓋部3c1は円板状に形成され、その周面がテーパー面とされているが、本発明はこの構成に限定されず、断熱材蓋部3c1が円板状以外の板状部材(例えば、平面視で多角形状となる板状部材)であってもよい。この場合、上記板状部材の端縁面に、下方に向かうに従い縮径するテーパー面等が形成されていてもよい。
また、上記実施形態においては、加熱室2や断熱材3が円筒状に形成されているが、本発明はこの構成に限定されず、円筒状以外の形状、例えば角筒状に形成されていてもよい。
また、上記実施形態においては、蓋部2cが加熱室2(熱処理室)の上部に設けられ、断熱材蓋部3c1が断熱材3の上部に設けられているが、本発明はこの構成に限定されず、被処理物の搬送方向に応じて蓋部及び断熱材蓋部の設置位置が変更されてもよい。例えば、被処理物が左右方向で加熱室内に搬送される場合は、蓋部が加熱室の側部に着脱可能に設けられ、断熱材蓋部が断熱材の側部に着脱可能に設けられると共に上記蓋部に一体化されていてもよい。被処理物が加熱室の下方からその内部に搬送される場合は、蓋部が加熱室の底部に着脱可能に設けられ、断熱材蓋部が断熱材の底部に着脱可能に設けられると共に上記蓋部に一体化されていてもよい。なお、このような場合、加熱室(熱処理室)における蓋部以外の部位が熱処理室本体に相当し、断熱材における断熱材蓋部以外の部位が断熱材本体に相当する。また、上記蓋部が加熱室の複数の面(例えば、上面及び側面)に亘って設けられ、上記断熱材蓋部が断熱材の複数の面(例えば、上面及び側面)に亘って設けられていてもよい。
また、上記実施形態においては、本発明を熱処理装置1に適用した例について説明した。しかしながら、本発明はこれに限定されるものではなく、真空浸炭炉等に適用することも可能である。
本発明は、断熱材を備える加熱室(熱処理室)内で被処理物を加熱処理する熱処理装置に適用できる。
1 熱処理装置
2 加熱室(熱処理室)
2a 側壁部(熱処理室本体)
2a1 上部
2a2 下部
2b 底部(熱処理室本体)
2b1 底部枠体
2b2 底部本体
2c 蓋部
3 断熱材
3a 下部断熱材(断熱材本体)
3b 側部断熱材(断熱材本体)
3c 上部断熱材(天井部)
3c1 断熱材蓋部
3c2 貫通孔
3c3 枠部(断熱材本体)
4 載置台
5 ヒータ
5a 下ヒータ
5b 上ヒータ
5c フランジ
6 電源ユニット
6a 下ヒータ用電源ユニット
6b 上ヒータ用電源ユニット
7 マッフル板
8 ガス供給部
9 第1排気管
10 第2排気管
11 撹拌機
11a 駆動部
11b 駆動軸
11c 撹拌羽根
12 支持部
20 ボルト
30 ボルト
100 蓋部ユニット
200 ヒータユニット
300 基部ユニット
R 収容領域
W 被処理物

Claims (6)

  1. 内部にて被処理物に対する加熱処理を行う熱処理室と、当該熱処理室の内部に配置されると共に前記被処理物の収容領域を囲う断熱材とを備える熱処理装置であって、
    前記熱処理室が、熱処理室本体と、当該熱処理室本体に対して着脱可能とされた蓋部とを備え、
    前記断熱材が、断熱材本体と、当該断熱材本体に対して着脱可能とされた断熱材蓋部とを備え、
    前記断熱材蓋部は、前記蓋部に対して一体化され
    前記熱処理室本体の一部が、前記熱処理室の側壁部を構成し、
    前記側壁部の上部と、前記側壁部の上部に支持部を介して支持されて前記熱処理室の内部に配置されるヒータとを含むヒータユニットを備え、
    前記ヒータユニットが、前記蓋部及び前記断熱材蓋部を有する蓋部ユニットと、前記側壁部の下部及び前記断熱材本体を有する基部ユニットとに対して着脱可能とされている熱処理装置。
  2. 記蓋部は、前記側壁部の上部に着脱可能とされ、
    前記断熱材は、前記熱処理室の前記蓋部の内側に配置された天井部を備え、
    前記断熱材蓋部は、前記天井部の少なくとも一部を構成している請求項1に記載の熱処理装置。
  3. 前記断熱材蓋部は、端縁面がテーパー面とされる板状に形成され、
    前記断熱材本体は、前記断熱材蓋部の端縁面と面接触するテーパー面を有する枠部を備える請求項1に記載の熱処理装置。
  4. 前記断熱材蓋部は、端縁面がテーパー面とされる板状に形成され、
    前記天井部は、前記断熱材蓋部の端縁面と面接触するテーパー面を有する枠部を備える請求項2に記載の熱処理装置。
  5. 前記断熱材蓋部は、周面がテーパー面とされる円板状に形成されている請求項3に記載の熱処理装置。
  6. 前記断熱材蓋部は、周面がテーパー面とされる円板状に形成されている請求項4に記載の熱処理装置。
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