JP6281466B2 - 媒体カートリッジ及び印刷装置 - Google Patents

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Description

本発明は、長尺状の被記録媒体を供給する媒体カートリッジ、及び、これを用いた印刷装置に関する。
例えば、特許文献1には、被記録媒体を供給可能に構成された媒体カートリッジが開示されている。この媒体カートリッジ(粘着テープカートリッジ)は、長尺状の上記被記録媒体(被印字粘着テープ)を巻回した被記録媒体ロール(第1ロール)と、上記被記録媒体ロールを回転可能に支持する支持部材(第1ブラケット部)と、を有する。
特開2014−69328号公報
上記従来技術においては、被記録媒体ロールに、被記録媒体が径方向内側から外側へと順次巻回されている。通常は、巻回されている被記録媒体のすべての層において、媒体の幅方向両端位置が互いに揃っている(言い換えれば媒体の幅方向中心位置が互いに揃っている)。しかしながら、被記録媒体の材質によっては、保管時の温度条件や湿度条件によって上記の揃った状態からの位置ずれが生じ、結果として被記録媒体ロールが変形する可能性がある。また上記温度・湿度条件による変形が生じない場合であっても、取扱時の衝撃等により上記同様の被記録媒体の位置ずれや巻き乱れが生じ、上記同様の被記録媒体ロールの変形の可能性がある。このような場合、媒体カートリッジの取扱性や操作性が低下し、不便である。
本発明の目的は、媒体カートリッジの取扱性や操作性を向上することができる、媒体カートリッジ及び印刷装置を提供することにある。
上記目的を達成するために、本願第1発明は、長尺状の被記録媒体を巻回した被記録媒体ロールと、前記被記録媒体ロールを回転可能に支持する支持部材と、を有する媒体カートリッジであって、前記被記録媒体ロールが、軸方向の一方側及び他方側にそれぞれ突出して前記支持部材に臨むように設けられた、第1突出部を有するか、若しくは、前記支持部材が、前記軸方向の前記一方側及び前記他方側にそれぞれ突出して前記被記録媒体ロールに臨むように設けられた、第2突出部を有し、前記被記録媒体ロールは、前記被記録媒体を外周に巻回した巻芯部材と、前記巻芯部材の前記軸方向の前記一方側及び前記他方側にそれぞれ設けられた、2つのフランジと、を有し、前記一方側の前記フランジに、当該一方側に突出して前記支持部材に臨む前記第1突出部が設けられ、前記他方側の前記フランジに、当該他方側に突出して前記支持部材に臨む前記第1突出部が設けられており、前記媒体カートリッジは、さらに、前記被記録媒体ロールの回転時において前記一方側のフランジ及び前記他方側のフランジに対して摺動可能となるように、当該一方側のフランジと当該他方側のフランジとに跨って設けられる、摺動部材を有することを特徴とする。
本願第1発明においては、被記録媒体ロールの軸方向一方側及び他方側に第1突出部がそれぞれ設けられ、当該軸方向一方側及び他方側にそれぞれ突出して、支持部材に臨む。この場合、上記の理由により被記録媒体ロール全体が軸方向一方側(又は他方側)に変形しようとしても、第1突出部が支持部材に当接することで、それ以上の変形が抑制される。
あるいは、支持部材に設けられた第2突出部が、軸方向一方側及び他方側にそれぞれ突出して、被記録媒体ロールに臨む。この場合、前述のようにして被記録媒体ロール全体が軸方向一方側(又は他方側)に変形しようとしても、第2突出部がその変形しようとする被記録媒体ロールに当接することで、それ以上の変形が抑制される。
以上の結果、本願発明によれば、上記被記録媒体ロールの変形を抑え、健全性を維持することができる。
また、被記録媒体ロールの一方側フランジ及び他方側フランジに跨って摺動部材が設けられることにより、前述の変形により上記2つのフランジの間隔が増大するのを抑制することができる。この結果、これによっても、上記被記録媒体ロールの変形を抑え、健全性を維持することができる。
また、この摺動部材は、両フランジに対して摺動可能に設けられることにより、被記録媒体ロールが回転して被記録媒体を繰り出すときに当該繰り出される被記録媒体と干渉するのを抑制し、円滑な繰り出し動作を確保することができる。
また上記目的を達成するために、本願第4発明は、長尺状の被記録媒体を巻回した被記録媒体ロールと、前記被記録媒体ロールを回転可能に支持する支持部材と、を有する媒体カートリッジであって、前記被記録媒体ロールが、軸方向の一方側及び他方側にそれぞれ突出して前記支持部材に臨むように設けられた、第1突出部を有するか、若しくは、前記支持部材が、前記軸方向の前記一方側及び前記他方側にそれぞれ突出して前記被記録媒体ロールに臨むように設けられた、第2突出部を有し、前記媒体カートリッジは、さらに、前記被記録媒体ロールの前記径方向に沿うように突出し、かつ、当該被記録媒体ロールの径方向外縁部に対して前記軸方向に対向するように、設けられた、第3突出部と、前記支持部材のうち、前記被記録媒体ロールの前記軸方向の前記一方側及び前記他方側をそれぞれ回転可能に支持する2つのブラケットを接続する接続部と、を有し、前記接続部には、前記一方側に配置され、前記被記録媒体ロールの前記径方向外縁部の前記一方側に近接する前記第3突出部と、前記他方側に配置され、前記被記録媒体ロールの前記径方向外縁部の前記他方側に近接する前記第3突出部と、が設けられていることを特徴とする。
本願第4発明においては、被記録媒体ロールの径方向に沿って突出する第3突出部が、被記録媒体ロールの径方向外縁部に対し軸方向に対向する。これにより、前述のようにして被記録媒体ロール全体が軸方向一方側(又は他方側)に変形しようとしても、第3突出部がその変形しようとする被記録媒体ロールの上記外縁部に当接することで、それ以上の変形が抑制される。この結果、上記被記録媒体ロールの変形をさらに確実に抑えることができる。
本発明によれば、媒体カートリッジの取扱性や操作性を向上することができる。
本発明の一実施形態に係わるテープ印刷装置の外観を表す斜視図である。 テープ印刷装置の内部構造を表す側断面図である。 テープ印刷装置の第1開閉カバー、第2開閉カバー、及び前方側開閉カバーが開いた状態の外観を表す斜視図である。 テープ印刷装置の第1開閉カバー、第2開閉カバー、及び前方側開閉カバーを開けてテープカートリッジ及びインクリボンカートリッジを取り外した状態を表す斜視図である。 テープカートリッジの全体構成を表す斜視図である。 テープカートリッジの全体構成を表す側面図である。 インクリボンカートリッジの全体構成を表す、上方からの斜視図である。 被印字テープロールの支持構造を表す分解斜視図である。 テープ印刷装置の制御系の構成を表す機能ブロック図である。 広幅の被印字テープを備えたテープカートリッジを図5中のQ方向から見た場合を表す矢視図である。 狭幅の被印字テープを備えたテープカートリッジを上記Q方向から見た場合を表す矢視図である。 広幅の被印字テープを備えたテープカートリッジの、図6中のP−P′断面における断面図である。 単純円板形状のフランジを備えた比較例を表す、上記矢視図相当の図である。 比較例における、テープ位置ずれによるロール変形を説明するための説明図である。 狭幅の被印字テープを備えたテープカートリッジで、さらに連結アームにボスを設けた場合の、上記矢視図に相当する図である。 図15に示す構造のテープカートリッジの、上記P−P′断面に相当する断面における断面図である。 摺動クリップの詳細構造を表す拡大斜視図である。
以下、本発明の一実施の形態について図面を参照しつつ説明する。なお、図面中に「前方」「後方」「左方」「右方」「上方」「下方」の注記がある場合は、明細書中の説明における「前方(前)」「後方(後)」「左方(左)」「右方(右)」「上方(上)」「下方(下)」とは、その注記された方向を指す。
<テープ印刷装置の概略構成>
まず、図1〜図4を参照しつつ、本実施形態に係わるテープ印刷装置の概略構成について説明する。
<筐体>
図1〜図4において、本実施形態のテープ印刷装置1(印刷装置に相当)は、装置外郭を構成する筐体2を有している。筐体2は、筐体本体2aと、後方側開閉部8と、前方側開閉カバー9と、を備えている。
筐体本体2a内には、後方側に設けられた第1収納部3と、前方側に設けられた第2収納部5及び第3収納部4と、が備えられている。なお、第1収納部3と第2収納部5とが、各請求項記載の収納部に相当している。
後方側開閉部8は、筐体本体2aの後方側の上部に対し開閉可能に接続されている。この後方側開閉部8は、回動することで、第1収納部3の上方を開閉可能である。この後方側開閉部8は、第1開閉カバー8a及び第2開閉カバー8bにより構成されている。
第1開閉カバー8aは、筐体本体2aの後方側の上部に設けられた所定の回動軸心K1まわりに回動することで、第1収納部3のうち前方側の上方を開閉可能である。詳細には、第1開閉カバー8aは、第1収納部3のうち前方側の上方を覆う閉じ位置(図1、図2の状態)から、第1収納部3のうち前方側の上方を露出させる開き位置(図3、図4の状態)までの間で回動可能である。
第1開閉カバー8aの内部には、ヘッド保持体10が設けられている(図3も参照)。そして、第1開閉カバー8aは、上記の回動軸心K1まわりに回動することで、ヘッド保持体10に備えられた印字ヘッド11を、筐体本体2aに設けられた搬送ローラ12に対して相対的に離反・近接可能である。詳細には、第1開閉カバー8aは、印字ヘッド11が搬送ローラ12に対して近接した閉じ位置(図1、図2の状態)から、印字ヘッド11が搬送ローラ12から離反した開き位置(図3、図4の状態)までの間で回動可能である。
第2開閉カバー8bは、上記第1開閉カバー8aよりも後方側に設けられており、筐体本体2aの後方側の上端部に設けられた所定の回動軸心K2まわりに回動することで、第1収納部3のうち後方側の上方を、上記第1開閉カバー8aの開閉とは別個に開閉可能である。詳細には、第2開閉カバー8bは、第1収納部3のうち後方側の上方を覆う閉じ位置(図1及び図2の状態)から、第1収納部3のうち後方側の上方を露出させる開き位置(図3及び図4の状態)までの間で回動可能である。
そして、これら第1開閉カバー8a及び第2開閉カバー8bは、それぞれが閉じ状態であるときに、当該第1開閉カバー8aの外周部18と当該第2開閉カバー8bの縁部19とが互いに略接触して、第1収納部3の上方の略全部を覆うように構成されている。
前方側開閉カバー9は、筐体本体2aの前方側の上部に対し開閉可能に接続されている。この前方側開閉カバー9は、筐体本体2aの前方側の上端部に設けられた所定の回動軸心K3まわりに回動することで、第3収納部4の上方を開閉可能である。詳細には、前方側開閉カバー9は、第3収納部4の上方を覆う閉じ位置(図1、図2の状態)から、第3収納部4の上方を露出させる開き位置(図3、図4の状態)までの間で回動可能である。
<被印字テープロール及びその周辺>
このとき、図2〜図4に示すように、筐体本体2aにおける、閉じ状態での前方側開閉カバー9の下方にある第1所定位置13には、テープカートリッジTK(図2参照。媒体カートリッジに相当)が着脱可能に装着される。このテープカートリッジTKは、軸心O1を備えた巻芯103(後述の図8も参照)まわりに巻回形成された被印字テープロールR1(被記録媒体ロールに相当)を備えている。
すなわち、テープカートリッジTKは、図5及び図6に示すように、上記被印字テープロールR1と、連結アーム16とを備えている。連結アーム16は、後方側に設けられた左・右一対の第1ブラケット部20,20(支持部材に相当)と、前方側に設けられた左・右一対の第2ブラケット部21,21とを備えている。
第1ブラケット部20,20は、上記被印字テープロールR1を、左右一対の略円形のフランジ部f1,f2(各請求項記載のフランジに相当)を介して軸心O1に沿った左・右両側から挟みこむ。そして、第1ブラケット部20,20は、テープカートリッジTKが筐体本体2aに装着された状態では被印字テープロールR1を当該軸心O1まわりに回転可能に保持する(保持の詳細構造は後述)。これら第1ブラケット部20,20は、上端部において左右方向に略沿って延設された第1接続部22により被印字テープロールR1の外径との干渉を回避しつつ接続されている。なお、本実施形態の特徴の一つである、フランジ部f1,f2の詳細形状については後述する。
被印字テープロールR1は、テープカートリッジTKが筐体本体2aの内部に装着された際には回転自在となる。被印字テープロールR1は、繰り出しにより消費される被印字テープ150(後述する被印字層154、基材層153、粘着剤層152、剥離材層151を備える。図2中拡大図参照)を、あらかじめ左右方向の軸心O1まわりに巻回している。
第1収納部3には、上記テープカートリッジTKの装着によって、被印字テープロールR1が上方から受け入れられ、被印字テープ150の巻回の軸心O1が左右方向となる状態で収納される。そして、被印字テープロールR1は、第1収納部3に収納された状態(テープカートリッジTKが装着された状態)において当該第1収納部3内で所定の回転方向(図2中のA方向)に回転することで、被印字テープ150を繰り出す。
本実施形態では、粘着性を備えた被印字テープ150が用いられる場合を例示している。すなわち、被印字テープ150は、被印字層154、基材層153、粘着剤層152、剥離材層151が、厚さ方向一方側(図2中の上方側)から他方側(図2中の下方側)へ向かって、この順序で積層されている。被印字層154は、上記印字ヘッド11によるインクの熱転写によって所望の印字部155(図2中の部分拡大図参照)が形成される層である。粘着剤層152は、基材層153を適宜の被着体(図示省略)に貼り付けるための層である。剥離材層151は、粘着剤層152を覆う層である。
なお、上記被印字テープ150として、上記のように粘着剤層152及び剥離材層151を含むテープのほかに、粘着性を備えないテープ(粘着剤層152及び剥離材層151を含まない、例えば布材料からなるテープ)を用いることもできる(図示省略)。このテープの場合には、後述のような剥離材層151の引き剥がしは行われず、また剥離材ロールR3の生成も行われない。これら各種の被印字テープ150が、後述の印字済みテープ150′,150″とともに、各請求項記載の長尺状の被記録媒体に相当している。以下、特に注記しない限り、上記粘着性を備えた被印字テープ150の場合を例にとって説明する。
<搬送ローラ及び印字ヘッド>
図2〜図4に戻り、筐体本体2aにおける第1収納部3及び第2収納部5の中間上方側には、上記搬送ローラ12(搬送手段に相当)が設けられている。搬送ローラ12は、筐体本体2aの内部に設けられた搬送用モータM1によりギア機構(図示省略)を介して駆動されることで、第1収納部3に収納された被印字テープロールR1から繰り出される上記被印字テープ150を、テープ幅方向が左右方向となるテープ姿勢で搬送する。
また、第1開閉カバー8aに設けられた上記ヘッド保持部10には、上記印字ヘッド11が備えられている。印字ヘッド11は、上述したように、第1開閉カバー8aが回動軸心K1まわりに回動することで、搬送ローラ12に対して相対的に離間・近接可能である。すなわち、第1開閉カバー8aが閉じ状態となると、印字ヘッド11が搬送ローラ12に近接し、第1開閉カバー8aが開き状態となると、印字ヘッド11が搬送ローラ12から離間する。この印字ヘッド11は、搬送ローラ12により搬送される被印字テープ150を当該搬送ローラ12と協働して挟持するように、ヘッド保持部10のうち閉じ状態での第1開閉カバー8aにおいて搬送ローラ12の上方に対向する位置に配置されている。したがって、第1開閉カバー8aが閉じ状態である場合には、印字ヘッド11と搬送ローラ12とは、互いに上下方向に対向して配置される。そして、印字ヘッド11は、搬送ローラ12との間に挟まれた状態の被印字テープ150の被印字層154に対し、後述するインクリボンカートリッジRKのインクリボンIBを用いて所望の印字を形成して、印字済みテープ150′とする。
<インクリボンカートリッジ>
図2及び図3に示すように、筐体本体2aにおける閉じ状態での第1開閉カバー8aの下方でかつテープカートリッジTKの上方となる第2所定位置14には、インクリボンカートリッジRKが着脱可能に装着される。インクリボンカートリッジRKの詳細構造を図7に示す。
図7に示すように、インクリボンカートリッジRKは、カートリッジ筐体80と、未使用のインクリボンIBを繰り出し可能に巻回したリボン繰り出しロールR4と、リボン巻き取りロールR5とを備えている。カートリッジ筐体80は、後方側の繰り出しロール収納部81と、前方側の巻き取りロール収納部82と、それら両収納部81,82を連結する連結部83と、を有している。連結部83は、リボン繰り出しロールR4から繰り出された上記インクリボンIBをカートリッジ筐体80外に露出させるようにしつつ、上記巻き取りロール収納部82と上記繰り出しロール収納部81とを連結する。
繰り出しロール収納部81は、略半円筒の上部81aと、下部81bと、が組み合わされることにより構成されている。リボン繰り出しロールR4は、繰り出しロール収納部81内において回転自在に支持されており、インクリボンカートリッジRKが装着された状態において所定の回転方向(図2中のD方向)に回転することで、印字ヘッド11による印字形成を行うためのインクリボンIBを繰り出す。
巻き取りロール収納部82は、略半円筒の上部82aと、下部82bと、が組み合わされることにより構成されている。リボン巻き取りロールR5は、巻き取りロール収納部82内において回転自在に支持されており、インクリボンカートリッジRKが装着された状態において所定の回転方向(図2中のE方向)に回転することで、印字形成後の使用済みのインクリボンIBを巻き取る。
すなわち、図2において、リボン繰り出しロールR4から繰り出されるインクリボンIBは、印字ヘッド11と搬送ローラ12との間に挟まれた状態の被印字テープ150のさらに印字ヘッド11側に配置されて印字ヘッド11の下方に接触する。そして、印字ヘッド11からの加熱によりインクリボンIBのインクが、被印字テープ150の被印字層154に転写されて印字形成が実行された後、使用済みのインクリボンIBが、リボン巻き取りロールR5に巻き取られる。
<剥離材ロール及びその周辺>
図5に示すように、テープカートリッジTKの連結アーム16は、例えば略水平なスリット形状を含む引き剥がし部17を備えている。この引き剥がし部17は、被印字テープロールR1から繰り出されて前方側へと搬送される印字済みテープ150′から、剥離材層151を引き剥がす部位である。上記のようにして印字が形成された印字済みテープ150′は、図2に示すように、上記引き剥がし部17によって上記剥離材層151が引き剥がされることで、剥離材層151と、それ以外の被印字層154、基材層153及び粘着剤層152からなる印字済みテープ150″とに分離される。なお、前述した、粘性を備えない被印字テープ150が用いられる場合は、剥離材層151及び粘着剤層152を含んでいないことから上記引き剥がしは行われず、上記のようにして印字が形成された印字済みテープ150′がそのまま上記印字済みテープ150″(粘着剤層152を含まない)となる(図示省略)。
テープカートリッジTKは、図2、図5、及び図6に示すように、上記引き剥がされた剥離材層151が、軸心O3を備えた巻芯108まわりに巻回されることで形成される、上記剥離材ロールR3を有している。すなわち、上述したテープカートリッジTKの装着によって、剥離材ロールR3が上方から上記第2収納部5に受け入れられ、軸心O3が左右方向となる状態で収納される。そして、第2収納部5に収納された状態(テープカートリッジTKが装着された状態)において、上記巻芯108が、筐体本体2aの内装基板2bに設けられた剥離紙巻取用モータM3によりギア機構(図示省略)を介して駆動され、第2収納部5内で所定の回転方向(図2中のC方向)に回転することで、剥離材層151を巻き取る。
このとき、図5に示すように、テープカートリッジTKの上記第2ブラケット部21,21は、上記巻芯108(言い換えれば剥離材ロールR3。以下同様)を、左右一対の略円形のフランジ部f3,f4を介して軸心O3に沿った左・右両側から挟みこむようにし、テープカートリッジTKが筐体本体2aに装着された状態では巻芯108を当該軸心O3まわりに回転可能に保持する(保持構造の詳細については後述)。これら第2ブラケット部21,21は、上端部において左右方向に略沿って延設された第2接続部23により接続されている。そして、後方側の第1ブラケット部20,20及び第1接続部22と、前方側の第2ブラケット部21,21及び第2接続部23とは、左・右一対のロール連結ビーム部24,24により連結されている。
なお、図5中では、巻芯108まわりに剥離材層151が巻回され剥離材ロールR3が形成される前の状態(未使用のテープカートリッジTKである場合)を示している。すなわち、当該剥離材層151の幅方向両側を挟み込むように設けられている略円形の上記フランジ部f3,f4を図示するとともに、便宜的に剥離材ロールR3が形成される箇所に符号「R3」を付している。
<印字済みテープロール及びその周辺>
一方、図2及び図4に示すように、上記第3収納部4には、上記印字済みテープ150″を順次巻回するための、巻芯41を備えた巻き取り機構40が上方から受け入れられる。巻き取り機構40は、印字済みテープ150″の巻回の軸心O2が左右方向となる状態で、軸心O2まわりに回転可能に支持されるように収納される。そして、巻き取り機構40が第3収納部4に収納された状態において、上記巻芯41が、筐体本体2aの内部に設けられた粘着巻き取り用モータM2により不図示のギア機構を介して駆動され、第3収納部4内で所定の回転方向(図2中のB方向)に回転する。これにより、巻芯41が印字済みテープ150″を巻き取って積層し、巻芯41の外周側に印字済みテープ150″が順次巻回されて、印字済みテープロールR2が形成される。
<カッター機構30>
また、図2に示すように、テープ搬送方向に沿って印字ヘッド11の下流側でかつ印字済みテープロールR2の上流側に、カッター機構30が設けられている。
カッター機構30は、詳細な図示を省略するが、可動刃と、可動刃を支持しテープ幅方向(言い替えれば左右方向)に走行可能な走行体とを有している。そして、カッターモータ(図示せず)の駆動により走行体が走行し可動刃がテープ幅方向に移動することで、上記印字済みテープ150″を幅方向に切断する。
<テープ印刷装置の動作の概略>
次に、上記構成のテープ印刷装置1の動作の概略について説明する。
すなわち、上記第1所定位置13にテープカートリッジTKが装着されると、筐体本体2aの後方側に位置する第1収納部3に被印字テープロールR1が収納され、筐体本体2aの前方側に位置する第2収納部5に剥離材ロールR3を形成する軸心O3側部分(巻芯108を含む)が収納される。また、筐体本体2aの前方側に位置する第3収納部4には、印字済みテープロールR2を形成するための巻き取り機構40が収納される。
このとき、搬送ローラ12が駆動されると、第1収納部3に収納された被印字テープロールR1の回転により繰り出される被印字テープ150が、前方側へ搬送される。そして、搬送される被印字テープ150の被印字層154に対し、印字ヘッド11により所望の印字が形成されて、印字済みテープ150′となる。印字形成された印字済みテープ150′は、さらに前方側へ搬送されて引き剥がし部17まで搬送されると、当該引き剥がし部17において剥離材層151が引き剥がされて印字済み粘着テープ150″となる。引き剥がされた剥離材層151は、下方側へ搬送されて第2収納部5へ導入され、当該第2収納部5内において巻回されて剥離材ロールR3が形成される。
一方、剥離材層151が引き剥がされた印字済み粘着テープ150″(上述したように、粘性を備えない被印字テープ150が用いられる場合は、印字済みテープ150′がそのまま上記印字済みテープ150″となる)は、さらに前方側へ搬送されて第3収納部4へ導入され、当該第3収納部4内の巻き取り機構40の外周側に巻回されて印字済みテープロールR2が形成される。その際、搬送方向下流側(すなわち前方側)に設けられたカッター機構30が印字済み粘着テープ150″を切断する。これにより、ユーザの所望のタイミングで、印字済みテープロールR2に巻回されていく印字済み粘着テープ150″を切断し、切断後は印字済みテープロールR2を第3収納部4から取り出すことができる。
なおこのとき、図示による説明を省略するが、上記印字済みテープ150″の搬送経路を、印字済みテープロールR2へ向かう側と排出口(図示省略)へ向かう側との相互間で切り替える、シュート15(図2参照)が配されていても良い。すなわち、切替レバー(図示省略)によるシュート15の切替操作でテープ経路を切り替えることで、印字形成後の上記印字済みテープ150″を上記のように第3収納部4内において巻回することなく、筐体2の例えば第2開閉カバー8b側に設けた排出口(図示省略)から、そのまま筐体2外部へ排出するようにしても良い。
<巻芯近傍における詳細構造>
次に、上記テープカートリッジTKに備えられた巻芯103及び巻芯108の詳細構造について、順を追って説明する。
<被印字テープロールの巻芯103の支持構造詳細>
図8に示すように、被印字テープロールR1は、上記巻芯103(巻芯部材に相当)を備えている。すなわち、巻芯103の外周に上記被印字テープ150が繰り出し可能に巻回される(=ロール状巻回体RRを構成する)ことで、上記被印字テープロールR1が構成される。
巻芯103は、左右一対の左固定軸部106L及び右固定軸部106Rが互いに直結されてなる、固定軸部材106によって回転可能に支持されている。すなわち、巻芯103は、外筒103Aと内筒103Bとの二重管構造となっている。そして、左固定軸部106Lの右端側に位置する短筒部115aが、内筒103Bの左側から摺動自在に挿入される。このとき、短筒部115aの外径よりも大きな内径を備えた貫通孔20L(図8に概略的に示す)が左側の上記第1ブラケット部20に設けられている。そして、短筒部115aは、当該貫通孔20Lを貫通しつつ、第1ブラケット部20を介し反対側(つまり右側)に位置する上記巻芯103の内筒103Bへと挿入される。
同様に、右固定軸部106Rの左端側に位置する長筒部115bが、内筒103Bの右側から摺動自在に挿入される。このとき、長筒部115bの外径よりも大きな内径を備えた貫通孔20R(図8に概略的に示す)が右側の上記第1ブラケット部20に設けられている。そして、長筒部115bは、当該貫通孔20Rを貫通しつつ、第1ブラケット部20を介し反対側(つまり左側)に位置する上記巻芯103の内筒103Bへと挿入される。
その後、左固定軸部106Lに周方向複数箇所に設けられた係止孔111aそれぞれに、右固定軸部106Rの各係止片111bが係合することで、左・右固定軸部106L,106R同士が連結され一体化される。これにより、巻芯103は、左右一対の第1ブラケット部20,20の間において、左・右固定軸部106L,106Rからなる固定軸部材106を固定中心軸としつつ、そのまわりに摺動回転可能となる。
このとき、外筒103Aの表面には、軸方向に沿って複数個の係止孔103aが形成されている。一方、フランジ部f1,f2の中心側には、円形開口部fbが設けられている。円形開口部fbの内周縁には、係止突起faが形成されている。そして、フランジ部f1,f2の各係止突起faを、外筒103Aのいずれかの係止孔103aに嵌合させることで、フランジ部f1,f2を、被印字テープロールR1を構成する被印字テープ150の各種の幅(広幅、狭幅)に対応した位置に固定することができる(後述の図10、図11、図12、図16参照)。
以上のように、上記固定軸部材106を構成する左・右固定軸部106L,106Rは、上記のように貫通孔20L,20Rに対し短筒部115a及び長筒部115bが(遊び寸法を介して)挿入されている。しかしながら、それら左・右固定軸部106L,106Rは、それぞれに備えられた位置決めフランジ部105L,105Rによって、第1ブラケット部20,20に対しては回転不能に係合している。すなわち、各第1ブラケット部20は、図5に示すように、略小判型の形状を備えた第1ガイド部104を、下端部近傍に有している。一方、上記位置決めフランジ部105L,105Rは、上下方向(言い替えれば自重作用方向)に沿うように前・後2つ形成された直線状の外縁部を含む、全体的に(第1ガイド部104よりやや小さい)略小判型の形状を備えている。そして、上述のようにして貫通孔20Lに対し短筒部115aが挿入される際には、位置決めフランジ部105Lは左の第1ブラケット部20の上記第1ガイド部104に対し、互いの小判型形状の向きを揃えるようにしつつ収納される。同様に、貫通孔20Rに対し長筒部115bが挿入される際には、位置決めフランジ部105Rは右の第1ブラケット部20の上記第1ガイド部104に対し、互いの小判型形状の向きを揃えるようにしつつ収納される。これらの結果、左・右位置決めフランジ部105L,105Rが第1ガイド部104,104に収納された状態において、左・右固定軸部106L,106Rは左・右第1ブラケット部20,20に対して回転不能に係合する。
以上の構成により、フランジ部f1,f2及び巻芯103が一体となって、左右一対の第1ブラケット部20,20の間において、当該第1ブラケット部20に係止された固定軸部材106に対し回転することができる。これによって、被印字テープロールR1が、第1ブラケット部20,20に対し、上記軸心O1を中心に回転自在に支持されることとなり、回転することで被印字テープ150を繰り出すことができる。
なお、図8には、平板状の上記左・右位置決めフランジ部105L,105Rが設けられる構造を例にとって説明したが、図5、図6等に示すように、略円筒型の軸端部を備えた左・右位置決めフランジ部105L,105Rを用いてもよい。
なお、上記図8においては、図示の煩雑を回避するために、フランジ部f1,f2に備えられた後述のリブ301b,302bの図示を省略し、単純円板形状としてフランジ部f1,f2を略示している
<剥離材ロールの軸心近傍詳細構造>
図5に戻り、一方、剥離材ロールR3についても、詳細な図示は省略するが、上記被印字テープロールR1と同様の支持構造である。すなわち、剥離材ロールR3は上記巻芯108を備えており、巻芯108の外周に上記のようにして引き剥がされた剥離材層151が巻き取られて巻回される(=ロール状巻回体を構成する)ことで、上記剥離材ロールR3が構成される。
巻芯108は、固定軸部材110によって回転可能に支持されている。巻芯108は、上記巻芯103と同様、外筒と内筒との二重管構造となっている。このとき、上記外筒の外径よりも大きな内径を備えた貫通孔(図示せず)が左・右の上記第2ブラケット部21,21にそれぞれ設けられている。そして、固定軸部材110の軸本体部(上記短筒部115a及び長筒部115bに相当する部分。図示せず)が、当該貫通孔を貫通しつつ、上記巻芯108の内筒へと摺動自在に挿入される。これにより、巻芯108は、左右一対の第2ブラケット部21,21の間において、上記固定軸部材110を固定中心軸としつつ、そのまわりに摺動回転可能となる。
このとき、上記巻芯108の外筒の表面には、上記巻芯103の係止孔103aと同様、軸方向に沿って複数個の係止孔が形成されている。一方、フランジ部f3,f4の中心側には、上記フランジ部f1,f2の係止突起faと同様の係止突起(図示せず)が形成されている。そして、フランジ部f3,f4の上記各係止突起を、上記巻芯108の外筒のいずれかの上記係止孔に嵌合させることで、フランジ部f3,f4を、剥離材ロールR3を構成する剥離材層151の幅(言い替えれば被印字テープ150の幅)に対応した位置に固定することができる。
以上の構成により、フランジ部f3,f4及び巻芯108が一体となって、左右一対の第2ブラケット部21,21の間において、固定軸部材110に対し回転することができる。これによって、剥離材ロールR3が、第2ブラケット部21,21に対し、上記軸心O3を中心に回転自在に支持される。このとき、固定軸部材110は、ギア機構(図示省略)を介して剥離紙巻取用モータM3に作動連結されており、当該剥離紙巻取用モータM3からの駆動力で回転することで、上記被印字テープ150から引き剥がされた上記剥離材層151を巻芯108に巻き取ることができる。
<制御系>
次に、図9を用いて、テープ印刷装置1の制御系について説明する。図9において、テープ印刷装置1には、所定の演算を行う演算部を構成するCPU212が備えられている。CPU212は、RAM213及びROM214に接続されている。CPU212は、RAM213の一時記憶機能を利用しつつROM214に予め記憶されたプログラムに従って信号処理を行い、それによってテープ印刷装置1全体の制御を行う。
また、CPU212は、上記搬送ローラ12を駆動する上記搬送用モータM1の駆動制御を行うモータ駆動回路218と、上記巻芯41を駆動する上記粘着巻取用モータM2の駆動制御を行うモータ駆動回路219と、上記巻芯108を駆動する上記剥離紙巻取用モータM3の駆動制御を行うモータ駆動回路220と、上記印字ヘッド11の発熱素子の通電制御を行う印字ヘッド制御回路221と、適宜の表示を行う表示部215(図1等においては図示省略)と、ユーザが適宜に操作入力可能な操作部216と(図1等においては図示省略)、に接続されている。また、CPU212は、この例では、外部端末としてのPC217に接続されるが、テープ印刷装置1が(いわゆるスタンドアローンタイプで)単独で動作する場合には、接続されていなくてもよい。
ROM214には、所定の制御処理を実行するための制御プログラムが記憶されている。RAM213には、例えば上記操作部216(又は上記PC217)から受信した画像データ形式の印刷データを、上記被印字層154の所定の印字領域に印字するためのドットパターンデータに展開して記憶する、イメージバッファ213aが備えられている。CPU212は、上記制御プログラムに基づき、搬送ローラ12により被印字テープ150を繰り出しつつ、イメージバッファ213aに記憶された上記ドットパターンデータに対応した1つのイメージを、印字ヘッド11によって被印字テープ150に対し(テープ長手方向に沿って繰り返して)印刷する。
<ロールフランジ部の詳細構造>
以上のような基本構成及び動作である本実施形態の特徴は、上記被印字テープロールR1に備えられたフランジ部f1,f2や連結アーム16に備えられる、ロール変形(後述)を抑制するための構造にある。以下、その詳細について、比較例を用いつつ順を追って説明する。
<広幅テープと狭幅テープ>
図5中の矢印Q方向から見た斜視図を図10に示す。前述した巻芯103の構造により、本実施形態では、フランジ部f1,f2は被印字テープ150の幅(広幅、狭幅)に対応した位置に固定されるが、図10及び上記図5に示す例では、広幅の被印字テープ150が用いられる場合を例にとって示している。これに対し、狭幅の被印字テープ150が用いられる場合の、上記図10に対応する図を、図11に示す。
本実施形態の特徴の1つは、略円盤状の形状を備えたフランジ部f1,f2の詳細構造にある。上記図10及び図11と、図10に対応する図12に示すように、左側に設けられるフランジ部f1(一方側のフランジに相当)は、略円形の平板である平板部301aと、この平板部301aからさらに左側に突出して左側の上記第1ブラケット20の右側に臨む、リブ301b(第1突出部に相当)と、を備えている。なお、このリブ301bは、全体的には略円環形状を備えている(図5参照)。同様に、右側に設けられるフランジ部f2(他方側のフランジに相当)は、略円形の平板である平板部302aと、この平板部302aからさらに右側に突出して右側の上記第1ブラケット20の左側に臨む、リブ302b(第2突出部に相当)と、を備えている。なお、このリブ302bも、全体的には略円環形状を備えている(図5参照)。
<テープ位置ずれによるロール変形>
次に、上記ロール変形について、比較例を用いて説明する。図13に示す比較例では、上記フランジ部f1,f2に代えて、(上記リブを備えない)単純円板形状のフランジ部f1′,f2′が設けられている。ここで、既に述べたように、被印字テープロールR1のロール状巻回体RRにおいては、被印字テープ150が径方向内側から外側へと順次巻回されており、通常は、前述の図8にも示したように、巻回されている被印字テープ150のすべての層において、テープの幅方向両端位置が互いに揃っている(言い換えればテープの幅方向中心位置が互いに揃っている)。しかしながら、被印字テープ150の材質(例えば前述したように粘性を備えた被印字テープの場合等)によっては、当初は上記揃った状態であったとしても、保管時の温度条件や湿度条件によって各層において上記テープ幅方向の位置ずれが生じる場合がありうる。
このような場合に、上記比較例のように単純円板形状のフランジ部f1′,f2′では、上記位置ずれの発生を抑制することができない(図14(a)及び図14(b)参照。これにより、ロール状巻回体RRに巻き乱れが生じ、結果として、図13中の二点鎖線で示すように、被印字テープロールR1が大きく変形する可能性がある。また上記温度・湿度条件による変形が生じない場合(例えば粘性を備えない、布材料からなる被印字テープの場合等)であっても、取扱時の衝撃等により上記同様の被印字テープ150の位置ずれや巻き乱れが生じ、上記同様の被印字テープロールR1の変形の可能性があった。
<リブの作用>
これに対し、本実施形態においては、上述のように、被印字テープロールR1のフランジ部f1,f2に、左側及び右側(言い換えれば軸方向外方側)に突出するリブ301a,301bがそれぞれ設けられ、左・右第1ブラケット部20,20にそれぞれ臨む。これにより、狭幅テープの場合の一例を図11に示すように、上記のようにして被印字テープロールR1全体が変形しようとしても、上記リブ(図示の例ではリブ301b)が第1ブラケット部20に当接することで、それ以上の変形が抑制される(図11中の二点鎖線参照)。
<第1接続部へのボスの設置>
ここで、上記のようにリブ301b,302bを設けるのに加え、例えば上記狭幅の被印字テープ150が設けられる場合には、連結アーム16側からの突出部を設けてもよい。そのような構造例を図15に示す。なお、図16には、図15の構造における、上記図6中のP−P′断面相当の断面による断面図を示す。
図15に示す例では、図10に示した構造において、上記第1接続部22に、ロールの径方向に沿って内側へ向かって突出する(この例では略円柱形状の)ボス501,502(第3突出部に相当)が新たに設けられている。ボス501は、第1接続部22の左側部分に配置されており、上記被印字テープロールR1の径方向外縁部(詳細には上記フランジ部f1のリブ301b)の左側に、軸方向(図15中の左右方向)に対向して近接する。ボス502は、第1接続部22の右側部分に配置されており、上記被印字テープロールR1の径方向外縁部(詳細には上記フランジ部f2のリブ301b)の右側に、軸方向(図15中の左右方向)に対向して近接する。
これにより、前述のようにして被印字テープロールR1全体が軸方向一方側(又は他方側)に変形しようとしても、上記ボス501,502がその変形しようとする被印字テープロールR1全体の上記外縁部(すなわちフランジ部f1のリブ301b又はフランジ部f2のリブ302b)に当接することで、それ以上の変形が抑制される。この結果、被印字テープロールR1の変形をさらに確実に抑えることができる。
<ブラケットへの突起の設置>
また、上記のようにリブ301b,302bを設けるのに加え、例えば上記広幅の被印字テープ150が設けられる場合には、上記第1ブラケット部からの突起401,402(第2突出部に相当。図12参照)を設けてもよい。
図12に示す例では、左側の第1ブラケット部20(一方側のブラケットに相当)には、右側に突出して被印字テープロールR1(詳細には上記フランジ部f1の平板部301a)の左側に臨む、上記突起401が設けられる。また、右側の第1ブラケット部20(他方側のブラケットに相当)には、左側に突出して被印字テープロールR1(詳細には上記フランジ部f2の平板部302a)の左側に臨む、上記突起402が設けられる。なおこのとき、図12に示すように、上記突起401と上記リブ301bとは、互いに上記軸方向(図12中の左右方向)に対向しないよう、上記被印字テープロールR1の径方向において互いにオフセットした位置に配置されている。同様に、上記突出部402と上記リブ302bとは、互いに上記軸方向(図12中の左右方向)に対向しないよう、上記被印字テープロールR1の径方向において互いにオフセットした位置に配置されている。
前述のようにして被印字テープロールR1全体が軸方向一方側(又は他方側)に変形しようとしても、上記突起401,402がその変形しようとする被印字テープロールR1(すなわちフランジ部f1の平板部301a又はフランジ部f2の平板部302a)に当接することで、それ以上の変形が抑制される。この結果、被印字テープロールR1の変形をさらに確実に抑えることができる。
<摺動クリップ>
また、本実施形態の別の特徴として、上記フランジ部f1,f2に跨るように、摺動クリップ600(摺動部材に相当)が設けられる(図5、図6等参照)。この摺動クリップ600の詳細構造を表す拡大斜視図を、図17に示す。図17に示すように、摺動クリップ600は略U字状の形状を備えており、当該U字状の底部となる底壁部600aと、当該U字状の左・右両側の側部となる左・右の側壁部600b1,600b2と、左・右の係合壁部600c1,600c2と、を備えている。底壁部600aの左側(図17中では右奥側)端部に、当該底壁部600aと略直交するように上記左側壁部600b1が設けられている。そして、当該左側壁部600b1の上記底壁部600aと反対側の端部に、さらに左側壁部600b1と略直交するように上記左係合壁部600c1が設けられている。同様に、底壁部600aの右側(図17中では左手前側)端部に、当該底壁部600aと略直交するように上記右側壁部600b2が設けられている。そして、当該右側壁部600b2の上記底壁部600aと反対側の端部に、さらに右側壁部600b2と略直交するように上記右係合壁部600c2が設けられている。
上記構造の摺動クリップ600は、上記フランジ部f1,f2に対して跨るように設けられるとき、左係合壁部600c1がフランジf1の上記リブ301bに係合し、右係合壁部600c2がフランジf2の上記リブ302bに係合することで、全体として上記フランジ部f1,f2に跨るように係合している。そして、前述のようにして被印字ロールR1が回転してフランジ部f1,f2が回転するときに、左係合壁部600c1が上記リブ301bに対して摺動し、右係合壁部600c2が上記リブ302bに対して摺動することで、フランジ部f1,f2とともに回転することなく所定の箇所にとどまるようになっている。その際、摺動クリップ600が自らの自重により当該自重の作用方向となるフランジ部f1,f2の最下部にとどまるようにしてもよいし、テープカートリッジTKが上記のように筐体2内に収納されたときに、筐体2側に設けた適宜の部位・部材によって回転しないように位置決めされるようにしてもよい。
<本実施形態による効果>
以上説明したように、本実施形態においては、前述のテープ位置ずれによって被印字テープロールR1全体が変形しようとしても、フランジ部f1,f2のリブ301b,302bや、第1接続部22のボス501,502や、突起401,401によって、被印字テープロールR1の変形が抑制される。これにより、被印字テープロールの健全性を維持することができる。
また、本実施形態においては、特に、フランジ部f1,f2に跨って摺動クリップ600が設けられることにより、上述の変形により上記2つのフランジ部f1,f2の間隔が増大するのを抑制することができる。この結果、これによっても、被印字テープロールR1の変形を抑え、健全性を維持することができる。また、この摺動クリップ600は、両フランジ部f1,f2に対して摺動可能に設けられることにより、被印字テープロールR1が回転して被印字テープ150を繰り出すときに当該繰り出される被印字テープ150と干渉するのを抑制し、円滑な繰り出し動作を確保できる効果もある。
なお、以上において、粘性を備えた被印字テープ150を用いる場合に、含まれる剥離材層151を引き剥がして剥離材ロールR3を生成したが、これに限られない。すなわち、上記被印字テープ150から剥離材層151が省略された被印字テープ150を用いることもできる。この場合は、上記粘性を備えない被印字テープ150が用いられる場合と同様、剥離材ロールR3は生成されない挙動となる。
なお、以上の説明において、「垂直」「平行」「平面」等の記載がある場合には、当該記載は厳密な意味ではない。すなわち、それら「垂直」「平行」「平面」とは、設計上、製造上の公差、誤差が許容され、「実質的に垂直」「実質的に平行」「実質的に平面」という意味である。
また、以上の説明において、外観上の寸法や大きさが「同一」「等しい」「異なる」等の記載がある場合は、当該記載は厳密な意味ではない。すなわち、それら「同一」「等しい」「異なる」とは、設計上、製造上の公差、誤差が許容され、「実質的に同一」「実質的に等しい」「実質的に異なる」という意味である。
なお、以上において、図9に示す矢印は信号の流れの一例を示すものであり、信号の流れ方向を限定するものではない。
また、以上既に述べた以外にも、上記実施形態や各変形例による手法を適宜組み合わせて利用してもよい。
その他、一々例示はしないが、本発明は、その趣旨を逸脱しない範囲内において、種々の変更が加えられて実施されるものである。
1 テープ印刷装置
3 第1収納部
5 第2収納部
11 印字ヘッド
12 搬送ローラ
16 連結アーム
20 第1ブラケット部
21 第2ブラケット部
22 第1接続部
103 巻芯
108 巻芯
301b リブ
302b リブ
401,402 突起
501,502 ボス
600 摺動クリップ
f1 フランジ部
f2 フランジ部
R1 被印字テープロール
R3 剥離材ロール
TK テープカートリッジ

Claims (6)

  1. 長尺状の被記録媒体を巻回した被記録媒体ロールと、
    前記被記録媒体ロールを回転可能に支持する支持部材と、
    を有する媒体カートリッジであって、
    前記被記録媒体ロールが、軸方向の一方側及び他方側にそれぞれ突出して前記支持部材に臨むように設けられた、第1突出部を有するか、
    若しくは、
    前記支持部材が、前記軸方向の前記一方側及び前記他方側にそれぞれ突出して前記被記録媒体ロールに臨むように設けられた、第2突出部を有し、
    前記被記録媒体ロールは、
    前記被記録媒体を外周に巻回した巻芯部材と、
    前記巻芯部材の前記軸方向の前記一方側及び前記他方側にそれぞれ設けられた、2つのフランジと、
    を有し、
    前記一方側の前記フランジに、当該一方側に突出して前記支持部材に臨む前記第1突出部が設けられ、
    前記他方側の前記フランジに、当該他方側に突出して前記支持部材に臨む前記第1突出部が設けられており、
    前記媒体カートリッジは、さらに、
    前記被記録媒体ロールの回転時において前記一方側のフランジ及び前記他方側のフランジに対して摺動可能となるように、当該一方側のフランジと当該他方側のフランジとに跨って設けられる、摺動部材を有する
    ことを特徴とする媒体カートリッジ。
  2. 請求項1記載の媒体カートリッジにおいて、
    前記第1突出部は、
    略円盤状の前記フランジに備えられた略円環状のリブである
    ことを特徴とする媒体カートリッジ。
  3. 請求項1記載の媒体カートリッジにおいて、
    前記支持部材は、
    前記被記録媒体ロールの前記軸方向の前記一方側及び前記他方側をそれぞれ回転可能に支持する、2つのブラケットを有し、
    前記一方側の前記ブラケットに、前記他方側に突出して前記被記録媒体ロールの前記一方側に臨む前記第2突出部が設けられ、
    前記他方側の前記ブラケットに、前記一方側に突出して前記被記録媒体ロールの前記他方側に臨む前記第2突出部が設けられている
    ことを特徴とする媒体カートリッジ。
  4. 長尺状の被記録媒体を巻回した被記録媒体ロールと、
    前記被記録媒体ロールを回転可能に支持する支持部材と、
    を有する媒体カートリッジであって、
    前記被記録媒体ロールが、軸方向の一方側及び他方側にそれぞれ突出して前記支持部材に臨むように設けられた、第1突出部を有するか、
    若しくは、
    前記支持部材が、前記軸方向の前記一方側及び前記他方側にそれぞれ突出して前記被記録媒体ロールに臨むように設けられた、第2突出部を有し、
    前記媒体カートリッジは、さらに、
    前記被記録媒体ロールの前記径方向に沿うように突出し、かつ、当該被記録媒体ロールの径方向外縁部に対して前記軸方向に対向するように、設けられた、第3突出部と、
    前記支持部材のうち、前記被記録媒体ロールの前記軸方向の前記一方側及び前記他方側をそれぞれ回転可能に支持する2つのブラケットを接続する接続部と、を有し、
    前記接続部には、
    前記一方側に配置され、前記被記録媒体ロールの前記径方向外縁部の前記一方側に近接する前記第3突出部と、
    前記他方側に配置され、前記被記録媒体ロールの前記径方向外縁部の前記他方側に近接する前記第3突出部と、
    が設けられている
    ことを特徴とする媒体カートリッジ。
  5. 請求項1乃至請求項4のいずれか1項記載の媒体カートリッジにおいて、
    前記第1突出部及び前記第2突出部は、
    互いに前記軸方向に対向しないよう、前記被記録媒体ロールの径方向においてオフセットした位置に配置されている
    ことを特徴とする媒体カートリッジ。
  6. 請求項1乃至請求項5のいずれか1項記載の媒体カートリッジを収納する収納部と、
    前記媒体カートリッジの前記被記録媒体ロールから繰り出される前記被記録媒体を搬送する搬送手段と、
    前記搬送手段により搬送される前記被記録媒体に対し、印刷を行って記録済み媒体とする印刷手段と、
    前記印刷手段により生成された前記記録済み媒体を切断して所定の長さとする切断手段と、
    前記切断手段による切断後の前記所定の長さの前記記録済み媒体を外周部に順次巻回し、記録済み媒体ロールを形成するための巻取手段と、
    を有することを特徴とする印刷装置。
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