JP2012245769A - テープカセット - Google Patents
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Abstract
【課題】複数のサーマルヘッドを用いずに複数の色を印刷でき、且つメーカーが効率よく容易にバリエーションを増やすことが可能なテープカセットを提供する。
【解決手段】テープカセット1は、サーマルヘッド64を備えたテープ印刷装置に装着できる。テープカセット1は、筐体と、第一感熱テープ22と、第二感熱テープ32と、貼り合わせ部43とを備える。第一感熱テープ22は、温度が所定の発色温度範囲となることで発色する黒色発色層を有する長尺状のテープである。第二感熱テープ32は、黒色発色層とは異なる温度範囲で発色する発色層を備える長尺状のテープである。貼り合わせ部43は、搬送経路のうち印刷位置53よりも上流側で、第一感熱テープ22と第二感熱テープ32とを貼り合わせる。
【選択図】図2
【解決手段】テープカセット1は、サーマルヘッド64を備えたテープ印刷装置に装着できる。テープカセット1は、筐体と、第一感熱テープ22と、第二感熱テープ32と、貼り合わせ部43とを備える。第一感熱テープ22は、温度が所定の発色温度範囲となることで発色する黒色発色層を有する長尺状のテープである。第二感熱テープ32は、黒色発色層とは異なる温度範囲で発色する発色層を備える長尺状のテープである。貼り合わせ部43は、搬送経路のうち印刷位置53よりも上流側で、第一感熱テープ22と第二感熱テープ32とを貼り合わせる。
【選択図】図2
Description
本発明は、複数の色で印刷することが可能な長尺状のテープを収納するテープカセットに関する。
従来、複数の色で印刷されたラベルテープを作成するための技術が知られている。例えば、特許文献1が開示しているテープ印字装置は2つのサーマルヘッドを備える。テープ印字装置が装着するテープカセットは、透明テープ、印字リボン、および感熱両面テープを収納している。テープ印字装置の第一サーマルヘッドは、印字リボンによって透明テープに対する印字を行う。第二サーマルヘッドは、感熱両面テープに熱を加えて印字を行う。印字リボンから透明テープに転写される色と、感熱両面テープで発色される色とは異なる。テープ印字装置は、透明テープおよび感熱両面テープの各々に対する印字が完了した後に、2つのテープを貼り合わせて外部に排出する。
特許文献1に記載の技術では2つのサーマルヘッドが必要となるため、テープ印刷装置の構成を簡素化することが困難である。一方で、1つのテープを収納したテープカセットを用いる場合、テープカセットのバリエーションを複数用意するためには、メーカーは予めバリエーションの数だけテープを製造してテープカセットに収納する必要があり、効率が悪かった。
本発明は、複数のサーマルヘッドを用いずに複数の色を印刷でき、且つメーカーが効率よく容易にバリエーションを増やすことが可能なテープカセットを提供することを目的とする。
本発明に係るテープカセットは、サーマルヘッドを備えたテープ印刷装置に装着可能なテープカセットであって、筐体と、前記筐体に収納され、温度が所定の発色温度範囲となることで発色する第一発色層を有する透明な長尺状のテープである第一感熱テープと、前記第一発色層の発色温度範囲とは異なる発色温度範囲で発色する第二発色層を有する長尺状のテープであり、前記第一感熱テープに貼り合わされていない状態で前記筐体に収納される第二感熱テープと、前記筐体内部における前記第一感熱テープおよび前記第二感熱テープの搬送経路のうち、前記サーマルヘッドによる印刷が行われる位置よりも上流側で、搬送される前記第一感熱テープと前記第二感熱テープとを貼り合わせる貼り合わせ部とを備える。
本発明に係るテープカセットによると、テープ印刷装置は、1つのサーマルヘッドの発熱温度を調整することで、複数の色で印刷されたラベルテープを作成できる。複数のサーマルヘッドを備える必要が無い。さらに、メーカーは、第一感熱テープと第二感熱テープとを別々に作成し、適宜組み合わせて筐体に収納することで、テープカセットのバリエーションを効率よく増やすことができる。
前記貼り合わせ部は、回転軸を平行にした状態で対向配置される一対の貼り合わせローラを備えてもよい。前記一対の貼り合わせローラは、各々の外周面の間で前記第一感熱テープと前記第二感熱テープとを挟んで回転することで、前記第一感熱テープと前記第二感熱テープとを貼り合わせてもよい。一対の貼り合わせローラが回転しながら2つの感熱テープを貼り合わせるため、貼り合わせる際にしわや気泡の発生をなくし、確実に密着できる。また、テープを傷つける可能性を低下させることができる。
前記第一感熱テープが有する前記第一発色層は、黒色に発色する層である黒色発色層を含んでもよい。ユーザは、透明な第一感熱テープ側(表側)から印刷結果を視認する。従って、黒色を印刷した際に、黒色発色層よりも裏側の層(例えば、第二発色層)が黒色発色層と共に発色してしまった場合でも、黒色発色層よりも裏側の層の発色部分は表側の黒色によって覆われる。よって、テープ印刷装置は、輪郭がくっきりとした鮮明な黒色を印刷することができる。
前記貼り合わせ部によって貼り合わされたテープのうち前記第一感熱テープ側が、前記テープ印刷装置の前記サーマルヘッドに接触してもよい。前記第一発色層および前記第二発色層の各々の発色温度範囲は、前記サーマルヘッドに接触する面から遠い層ほど低くてもよい。この場合、サーマルヘッドの熱が第一感熱テープ側から与えられることで、テープにおける熱の拡散状態が僅かなうちに、サーマルヘッドの熱が第一感熱テープの第一発色層に与えられる。第一発色層は、第二発色層よりも高い温度で発色する。さらに、第一発色層は隠蔽性が高い黒色発色層を含む。よって、第一発色層を発色させるための熱が第二感熱テープの第二発色層に拡散し、第二発色層が意図せず発色してしまった場合でも、第二発色層の発色は黒色によって隠蔽される。従って、第一発色層を高い温度で発色させれば、第二発色層の発色による混色を抑えることができ、輪郭がくっきりとした鮮明な印刷を行うことができる。
前記第一発色層および前記第二発色層は、前記サーマルヘッドに接触する面から遠い層ほど、発色するために必要な受熱時間が長くてもよい。この場合、サーマルヘッドによって熱を与える時間を短くすることで、サーマルヘッドに近い層を単独で発色させることができる。従って、輪郭がくっきりとした鮮明な印刷を行うことができる。
前記第一感熱テープのうち前記第二感熱テープに貼り合わされる面、および前記第二感熱テープのうち前記第一感熱テープに貼り合わされる面の少なくともいずれかに、前記第一感熱テープと前記第二感熱テープとを接着する粘着剤層をさらに備えてもよい。この場合、第一感熱テープと第二感熱テープを強固に接着させることができる。
前記搬送経路のうち前記サーマルヘッドによる印刷が行われる位置よりも下流側に、前記貼り合わせ部によって貼り合わされたテープを搬送するテープ送りローラをさらに備えてもよい。この場合、テープ送りローラは、テープ印刷装置のローラと協働することで確実にテープを送り出すことができる。
以下、本発明を具現化した一実施の形態であるテープカセット1について、図面を参照して説明する。参照する図面は、本発明が採用し得る技術的特徴を説明するために用いられるものである。図面に記載されているテープカセット1の構成等は、それのみに限定する趣旨ではなく、単なる説明例である。
以下の説明では、図1の右下側および図2の下側をテープカセット1の前側とする。図1の左上側および図2の上側をテープカセット1の後側とする。図1および図2の右側をテープカセット1の右側とする。図1および図2の左側をテープカセット1の左側とする。図1および図2の紙面手前側をテープカセット1の上側とする。図1および図2の紙面奥側をテープカセット1の下側とする。図2に示すテープカセット1は、上ケース8(図1参照)が取り外された状態のものである。
図1を参照して、テープカセット1の概略構成について説明する。テープカセット1は、全体として平面視で丸みを帯びた角を有する略直方体状(箱型)の筐体2を有する。筐体2は、下ケース3と上ケース8を備える。下ケース3は、板状の底壁4(図2参照)と、底壁4の外周縁から上方へ立設する側壁5とを備える。上ケース8は、上壁9と、上壁の外周縁から下方へ立設する側壁10とを備える。下ケース3と上ケース8とが嵌合して固定されることで筐体2が形成される。筐体2の内部には空間が形成される。筐体2は、内部に形成される空間にテープ等を収納する。
筐体2は、平面視で直角をなすように外側方向に突出する角部12を、4つの角のうちの3箇所に有する。筐体2の左前方の角にはテープ排出口13が設けられているため、左前方の角には角部12は設けられていない。角部12は、テープカセット1がテープ印刷装置(図示外)のカセット装着部60に装着された場合に、カセット装着部60の所定箇所に当接して支持される。
テープカセット1の前側にはアーム部14が設けられている。アーム部14は、後述する貼り合わせ済テープ51を案内し、開口15から送出する。アーム部14の後方にはヘッド装着部16が設けられている。テープカセット1がテープ印刷装置のカセット装着部60に装着されると、テープ印刷装置のヒートシンク63がヘッド装着部16に挿入される(図2参照)。
上ケース8の上壁9には3つの支持穴17〜19が設けられている。支持穴17は、上壁9の中心よりもやや左方に位置する。支持穴18は、上壁9の中心よりもやや右斜め後方に位置する。支持穴19は、上壁9の中心よりもやや右斜め前方に位置する。下ケース3には、上ケース8の3つの支持穴17〜19の各々の鉛直下方に支持穴(図示外)が設けられている。支持穴17は、対向する下ケース3の支持穴と共に第一テープスプール21を回転可能に支持する。同様に、支持穴18は第二テープスプール31を、支持穴19は中空ローラ41を、それぞれ回転可能に支持する。
図2を参照して、テープカセット1の内部構造について説明する。第一テープスプール21には、長尺状の第一感熱テープ22が平面視反時計回りの向きに巻回されている。第二テープスプール31には、長尺状の第二感熱テープ32が平面視時計回りの向きに巻回されている。第一感熱テープ22および第二感熱テープ32の詳細については後述する。
第一テープスプール21の右斜め前方には、テープ印刷装置のリボン巻き取り軸61が挿通される円筒状の中空ローラ41が設けられている。リボン巻き取り軸61は、インクリボンを備えたテープカセット(図示外)がカセット装着部60に装着された際に、リボン巻き取りスプール(図示外)の中心に挿入されて、リボン巻き取りスプールを回転させる。その結果、インクリボンはリボン巻き取りスプールに巻き取られる。本実施形態に係るテープカセット1はインクリボンおよびリボン巻取りスプールを備えていないが、リボン巻き取り軸61を備えたテープ印刷装置に装着することもできるように形成されている。中空ローラ41は、回転可能な状態でリボン巻き取り軸61の周囲を覆い、第一感熱テープ22に接触する。その結果、第一感熱テープ22は、リボン巻き取り軸61を迂回して円滑に、後述する貼り合わせ部43に搬送される。なお、第一感熱テープ22の破損を防止するためには、回転可能な中空ローラ41を用いて摩擦力を低下させることがより望ましい。しかし、中空ローラ41の代わりに、第一感熱テープ22との間の接触面が滑らかに湾曲したリブ等を用いてもよい。
テープカセット1の内部における右前の角部近傍には、貼り合わせ部43が設けられている。貼り合わせ部43は、第一貼り合わせローラ44と、第二貼り合わせローラ46と、リブ48と、板ばね50とを備える。第一貼り合わせローラ44は、上下方向に延びる回転軸45を中心として回転可能な状態で保持されている。第二貼り合わせローラ46は、第一貼り合わせローラ44の右方に対向配置されている。リブ48は、下ケース3の右側の側壁5から左方に延びている。リブ48には、左右方向を長径とする長穴49が上下方向に貫通している。長穴49には、上下方向に延びる第二貼り合わせローラ46の可動回転軸47が、回転可能且つ左右方向に揺動可能な状態で保持されている。板ばね50は、下ケース3の下側の側壁5から上方に延びており、第二貼り合わせローラ46の可動回転軸47を左方に付勢している。第一感熱テープ22および第二感熱テープ32は、第一貼り合わせローラ44と第二貼り合わせローラ46の間で貼り合わされる。
以上のように、貼り合わせ部43では、一対の貼り合わせローラ44,46が回転しながら第一感熱テープ22と第二感熱テープ32とを各々の外周面の間に挟んで貼り合わせる。従って、貼り合わせる際に感熱テープ22,32を傷つける可能性を低下させることができる。さらに、第二貼り合わせローラ46は第一貼り合わせローラ44へ向けて付勢されている。よって、貼り合わせ部43は、2つの感熱テープ22,32を押圧しながら確実に貼り合わせることができる。また、しわや気泡の発生をなくすこともできる。
2つの感熱テープ22,32が貼り合わされた状態のテープを、以下では貼り合わせ済テープ51という。貼り合わせ済テープ51は、貼り合わせ部43からアーム部14に案内され、開口15から外部に搬送される。前述したように、アーム部14の後方にはヘッド装着部16が設けられている。ヘッド装着部16は、アーム部14の背面と、アーム部14の背面から連続して設けられた周壁面とによって囲まれた空間であり、テープカセット1を上下方向に貫通する。テープカセット1がカセット装着部60に装着されると、テープ印刷装置のヒートシンク63がヘッド装着部16に挿入される。ヒートシンク63の前方の壁面にはサーマルヘッド64が固定されている。貼り合わせ済テープ51の一方の面はサーマルヘッド64に対向する。サーマルヘッド64は、開口15から外部に搬送された貼り合わせ済テープ51に熱を加えることで、貼り合わせ済テープ51に対する印刷を実行し、ラベルテープを作成する。つまり、貼り合わせ済テープ51の搬送経路のうち、サーマルヘッド64に対向する位置(アーム部14の開口15の左方の位置)が、テープカセット1における印刷位置53となる。作成されたラベルテープは、テープ排出口13からテープカセット1の外部へ排出される。
貼り合わせ済テープ51の搬送方向における印刷位置53の下流側、つまり、テープカセット1の左下の角では、中空のテープ送りローラ52が回転可能に保持されている。テープ送りローラ52の内部には複数の爪部が形成されている。テープカセット1がカセット装着部60に装着されると、テープ印刷装置のテープ駆動軸66がテープ送りローラ52に挿入されて、テープ駆動軸66の外周に設けられたリブがテープ送りローラ52の爪部と噛み合う。テープ送りローラ52は、テープ駆動軸66によって回転されることで、後述する可動搬送ローラ71と共に貼り合わせ済テープ51を確実に搬送することができる。
テープ印刷装置のカセット装着部60の前側には、アーム状のプラテンホルダ68が設けられている。プラテンホルダ68は、右端の軸支部69を中心に揺動可能に支持されている。プラテンホルダ68の先端側には、プラテンローラ70と可動搬送ローラ71とが回転可能に保持されている。プラテンローラ70はサーマルヘッド64に相対して接離可能に設けられており、可動搬送ローラ71はテープ送りローラ52に相対して接離可能に設けられている。テープ印刷装置では、カセット装着部60を覆うカバー(図示外)が閉鎖されると、プラテンホルダ68がヒートシンク63に近づく方向(時計回り方向)に移動する。その結果、プラテンローラ70は貼り合わせ済テープ51をサーマルヘッド64に押圧し、印刷可能な状態となる。可動搬送ローラ71は貼り合わせ済テープ51をテープ送りローラ52に押圧し、搬送可能な状態となる。
図3を参照して、第一感熱テープ22および第二感熱テープ32の構造について説明する。前述したように、第一感熱テープ22と第二感熱テープ32とが貼り合わされることで貼り合わせ済テープ51が形成され、貼り合わせ済テープ51に対して1つのサーマルヘッド64によって印刷が行われる。貼り合わせ済テープ51のうち第一感熱テープ22側の面(図3の上方の面)が、サーマルヘッド64に接触する面である。以下の説明では、図3の上方を表面側、図3の下方を裏面側として説明を行う。ユーザは、貼り合わせ済テープ51に印刷された結果を表面側(第一感熱テープ22側)から視認する。
第一感熱テープ22は、透明な1または複数の層によって形成される。従って、ユーザは、表面側から貼り合わせ済テープ51を視認した場合に、第一感熱テープ22の裏面側に貼り合わされた第二感熱テープ32に対する印刷結果を視認することができる。第一感熱テープ22が備える層は、透明であれば有色であってもよいし、模様が施されていてもよい。本実施の形態に係る第一感熱テープ22は、受熱することで黒色に発色する透明な黒色発色層23を備える。黒色は、後述する第二感熱テープ32が発色する色よりも隠蔽性が高い色である。従って、黒色発色層23を発色させた場合、第二感熱テープ32が黒色発色層23と共に発色してしまった場合でも、第二感熱テープ32の発色部分は表面側の黒色によって覆われる。よって、輪郭がくっきりとした鮮明な黒色が印刷される。なお、第一感熱テープ22は、例えば黒色以外の紺色、茶色等、第二感熱テープ32が発色する色よりも隠蔽性が高い色に発色する層を備えれば、第二感熱テープ32の発色部分を覆うことができる。さらに、図示しないが、第一感熱テープ22は、黒色発色層23よりも表面側に、黒色発色層23を保護するオーバーコート層を備える。
第二感熱テープ32は、表面側から順に、粘着剤層33、イエロー発色層34、マゼンタ発色層35、シアン発色層36、基材37、および剥離紙38を備える。粘着剤層33は、第一感熱テープ22と第二感熱テープ32とを強固に接着する。イエロー発色層34、マゼンタ発色層35、およびシアン発色層36は、受熱することでそれぞれイエロー、マゼンタ、およびシアンに発色する。イエロー、マゼンタ、およびシアンの各々の発色を調整することで、第二感熱テープ32では様々な色が表現される。イエロー発色層34、マゼンタ発色層35、およびシアン発色層36はいずれも透明な層であるため、ユーザは全ての層の発色を視認することができる。基材37は、第二感熱テープ32が備える他の層を支持する土台となる。基材37は透明でも不透明でもよい。さらに、基材37の裏面側には粘着剤が塗布されている。剥離紙38は、基材37の裏面に接離可能に設けられており、基材37の粘着剤を保護している。ユーザは、剥離紙38を取り除くことで、貼り合わせ済テープ51を粘着剤によって所望の場所に貼り付けることができる。なお、図示しないが、イエロー発色層34、マゼンタ発色層35、およびシアン発色層36の各々の間には中間層が積層されている。
図4を参照して、黒色発色層23、イエロー発色層34、マゼンタ発色層35、およびシアン発色層36の各々の発色温度範囲および必要受熱時間について説明する。発色温度範囲とは、発色層が発色するために必要な温度の範囲である。必要受熱時間とは、発色層が発色するために発色温度範囲を維持する必要がある時間である。
第一感熱テープ22が有する発色層の発色温度範囲と、第二感熱テープ32が有する発色層の発色温度範囲とは異なる。詳細には、第一感熱テープ22および第二感熱テープ32が有する複数の発色層の各々の発色温度範囲は、全て異なる。従って、テープ印刷装置は、貼り合わせ済テープ51に加える温度を調整することで、所定の発色層を発色させることができる。
図4のグラフでは、「B」が黒色発色層23、「Y」がイエロー発色層34、「M」がマゼンタ発色層35、「C」がシアン発色層36を示す。図4に示すように、本実施の形態では、黒色発色層23、イエロー発色層34、マゼンタ発色層35、シアン発色層36の順に発色温度範囲が低くなるように設定されている。つまり、サーマルヘッド64に接触する表面から遠い層ほど、発色温度範囲は低くなる。具体的には、黒色発色層23の発色温度範囲は約190℃、イエロー発色層34の発色温度範囲は約160℃、マゼンタ発色層35の発色温度範囲は約130℃、シアン発色層36の発色温度範囲は約100℃である。裏面側の層の発色温度範囲が低いので、裏面側の層だけを発色させる場合には、サーマルヘッド64の温度を低くすればよい。一方、黒色を発色させる場合にはサーマルヘッドの温度を高くすればよい。ここで、黒色を発色させるための熱が仮に裏面側の層に伝わって、イエロー等の色が発色してしまっても、イエロー等の発色は隠蔽性が高い黒色に覆われて視認されない。よって、テープカセット1によると、テープ印刷装置は混色を抑制して目的の色を正確に印刷することができる。
さらに、図4に示すように、サーマルヘッド64に接触する表面から遠い層ほど、必要受熱時間は長くなる。具体的には、黒色発色層23の必要受熱時間は約1ms、イエロー発色層34の必要受熱時間は約3ms、マゼンタ発色層35の必要受熱時間は約5ms、シアン発色層36の必要受熱時間は約8msである。従って、サーマルヘッド64によって熱を与える時間を調整することで、目的の色を正確に印刷することができる。詳細には、短い時間で高い温度を貼り合わせ済テープ51に与えることで、裏面側の層への熱の拡散状態が僅かなうちに表面側の層を発色させることができる。裏面側の層の温度は発色温度範囲に達し難く、且つ時間も必要受熱時間に達し難いため、裏面側の層を発色させずに表面側の層だけを発色させることができる。よって、テープ印刷装置は混色を抑制して目的の色を正確に印刷することができる。
図5を参照して、貼り合わせ済テープ51を発色させるための制御方法について説明する。図5の上段は、サーマルヘッド64によって印刷が行われた貼り合わせ済テープ51を模式的に示す平面図である。貼り合わせ済テープ51は、プラテンローラ70によってサーマルヘッド64に押圧され、且つ図5の左方に搬送されながら、サーマルヘッド64の熱によって発色する。図5の下段は、サーマルヘッド64に印加する駆動電圧の波形を印刷箇所と比較して示す説明図である。なお、図5において点線で囲まれる領域は、サーマルヘッド64の駆動電圧を「OFF」から「ON」に変更すると発色する領域を示す。
貼り合わせ済テープ51に対する印刷を実行する場合、テープ印刷装置は、サーマルヘッド64の駆動方法を、ブラック、イエロー、マゼンタ、シアンの各々に対して個別に設定する。本実施の形態では、テープ印刷装置は、ブラック、イエロー、マゼンタ、シアンの順に、サーマルヘッド64に印加する電力(サーマルヘッド64の発熱温度)を低くすればよい。また、テープ印刷装置は、ブラック、イエロー、マゼンタ、シアンの順に電圧の印加時間を長くすればよい。図5に示す例では、左側の一印字周期の駆動制御において、ブラックを発色させるための駆動電圧のみが「OFF」とされている。その結果、イエロー発色層34、マゼンタ発色層35、およびシアン発色層36が発色する。また、図5の右側の一印字周期の駆動制御では、ブラックを発色させるための駆動電圧のみが「ON」とされている。その結果、黒色発色層23のみが発色する。以上のように、サーマルヘッド64の駆動方法(電力および印加時間)を調整することで、テープ印刷装置は種々の色を貼り合わせ済テープ51に発色させることができる。
以上説明したように、本実施の形態に係るテープカセット1によると、テープ印刷装置は、1つのサーマルヘッド64の駆動方法を調整することで、複数の色で印刷されたラベルテープを作成できる。テープ印刷装置はサーマルヘッド64を複数備える必要がない。さらに、メーカーは、第一感熱テープ22と第二感熱テープ32とを別々に作成し、適宜組み合わせて筐体2に収納することで、テープカセットのバリエーションを効率良く増やすことができる。例えば、メーカーは、デザイン(無地、マット調、セピア調等)が異なるN種の第一感熱テープ22を作成する。同様に、基材37の色、発色の色目等が異なるM種の第二感熱テープ32を作成する。この場合、N種の第一感熱テープ22の1つと、M種の第二感熱テープ32の1つとを適宜選択して筐体2に収納することで、N×M種のバリエーションのテープカセット1を容易に作成することができる。N×M種の貼り合わせ済テープ51を予め作成しておく場合に比べて、在庫管理等も容易である。
第一感熱テープ22と第二感熱テープ32とを予め貼り合わせて1つのロールにし、筐体2に収納すると、テープの収納位置および収納量が制限されやすい。第一感熱テープ22と第二感熱テープ32とを別々にロール状にして筐体2に収納することで、より自由にテープを筐体2に収納することができる。具体的には、筐体2の内部には、中空ローラ41、アーム部14、ヘッド装着部16等の多数の部材が設けられている。しかし、2つの感熱テープ22,32を別々に収納することで、部材の隙間を有効活用して容易に感熱テープ22,32を収納することができる。
テープカセット1は、一対の貼り合わせローラ(第一貼り合わせローラ44および第二貼り合わせローラ46)を回転させながら2つの感熱テープ22,32を貼り合わせる。従って、貼り合わせる際に感熱テープ22,32を傷つける可能性を低下させることができる。しわや気泡が生じる可能性も低下する。また、板ばね50が第二貼り合わせローラ46を第一貼り合わせローラ44へ付勢するため、2つの感熱テープ22,32を押圧しながら確実に貼り合わせることができる。
第一感熱テープ22は、黒色に発色する層である黒色発色層23を含む。従って、貼り合わせ済テープ51に黒色が印刷された場合に、黒色発色層23よりも裏面側の層が黒色発色層23と共に意図せず発色してしまった場合でも、意図せず発色した層は黒色によって覆われる。よって、テープ印刷装置は、輪郭がくっきりとした鮮明な黒色を印刷することができる。
サーマルヘッド64の熱は、貼り合わせ済テープ51における熱の拡散状態が僅かなうちに、第一感熱テープ22の黒色発色層23に与えられる。黒色発色層23は、第二感熱テープ32の発色層34〜36よりも高い温度で発色する。よって、黒色発色層23を発色させるための熱が第二感熱テープ32に拡散し、第二感熱テープ32の発色層34〜36のいずれかが意図せず発色してしまった場合でも、第二感熱テープ32で生じた発色は黒色によって隠蔽される。従って、テープ印刷装置は、黒色発色層23を高い温度で発色させれば、第二感熱テープ32の発色層34〜36の発色による混色を抑えることができ、輪郭がくっきりとした鮮明な印刷を行うことができる。
貼り合わせ済テープ51が有する複数の発色層の各々の必要受熱時間は、サーマルヘッド64に接触する面から遠い層ほど長い。従って、テープ印刷装置は、サーマルヘッド64によって熱を与える時間を短くすることで、サーマルヘッド64に近い層を単独で発色させることができる。よって、輪郭がくっきりとした鮮明な印刷を行うことができる。
第二感熱テープ32のうち第一感熱テープ22に貼り合わされる面には粘着剤層が設けられている。よって、テープカセット1は、第一感熱テープ22と第二感熱テープ32とを強固に接着させることができる。また、テープの搬送経路のうち、印刷位置53よりも下流側に、テープ送りローラ52が設けられている。従って、テープカセット1は、テープ印刷装置の可動搬送ローラ71と協働することで確実に貼り合わせ済テープ51を送り出すことができる。
上記実施の形態において、黒色発色層23が本発明の「第一発色層」に相当する。イエロー発色層34、マゼンタ発色層35、およびシアン発色層36が「第二発色層」に相当する。第一貼り合わせローラ44および第二貼り合わせローラ46が「一対の貼り合わせローラ」に相当する。
本発明は上記実施の形態に限定されることはなく、様々な変形が可能であることは言うまでもない。例えば、各発色層の発色温度範囲および必要受熱時間は変更できる。図6を参照して、テープカセット1の変形例に係る黒色発色層23、イエロー発色層34、マゼンタ発色層35、およびシアン発色層36の各々の発色温度範囲および必要受熱時間について説明する。図6に示す変形例では、各発色層の発色温度範囲は上記実施の形態と同じである。イエロー発色層34、マゼンタ発色層35、およびシアン発色層36の必要受熱時間も、上記実施の形態と同じである。しかし、黒色発色層23の必要受熱時間は、上記実施の形態とは異なり、イエロー発色層34、マゼンタ発色層35、およびシアン発色層36の必要受熱時間の全てを含んでいる。図6に示す変形例のように、黒色発色層23の必要受熱時間の幅を広く設定しても本発明は実現できる。
また、前述したように、各発色層の発色温度範囲は、サーマルヘッド64から遠い層ほど低く設定することが望ましい。しかし、各発色層の発色温度範囲が互いに異なれば、サーマルヘッド64の温度を調整することで種々の色を発色させることができるため、本発明は実現できる。また、各発色層の必要受熱時間は、サーマルヘッド64から遠い層ほど長く設定することが望ましい。しかし、各発色層の必要受熱時間を変更しても本発明は実現可能である。例えば、各発色層の必要受熱時間を均一に設定しても本発明は実現できる。
第一感熱テープ22が有する発色層(第一発色層)の色および数と、第二感熱テープ32が有する発色層(第二発色層)の色および数は、適宜変更が可能である。例えば、第一発色層を1つの層(例えば、青色発色層)とし、且つ第二発色層を1つの層(例えば、赤色発色層)としてもよい。また、上記実施の形態の第一発色層は黒色発色層23のみであるが、複数の発色層で第一発色層を構成してもよい。この場合、第一発色層は、隠蔽性の高い色(例えば、黒)に発色する発色層を含んでいることが望ましい。隠蔽性の高い色に発色する発色層を第一発色層が含むことで、第二発色層が意図せず発色した場合の混色を抑制することができる。さらに、隠蔽性の高い色に発色する発色層は、第一発色層のうち最も表面側(ユーザが視認する側)に位置することがより望ましい。この場合、隠蔽性の高い色に発色する発色層は、第二発色層に加え、第一発色層のうち裏面側に位置する層も隠蔽することができるため、さらに鮮明な印刷結果が得られる。
上記実施の形態では、第二感熱テープ32のうち第一感熱テープ22に貼り合わされる面に粘着剤層33が設けられている。しかし、粘着剤層33は、第一感熱テープ22の裏面側に設けられてもよいし、第一感熱テープ22および第二感熱テープ32の両方に設けられていてもよい。また、第一感熱テープ22および第二感熱テープ32の少なくともいずれかが非常に薄く形成されていれば、2つの感熱テープ22,32は静電気のみによって強固に貼り合わされる場合がある。このような場合、粘着剤層33を設ける必要は無い。また、第二感熱テープ32の基材37および剥離紙38も省略することができる。
上記実施の形態では、第一感熱テープ22および第二感熱テープ32はいずれもロール状に巻回されて筐体2に収納される。しかし、2つの感熱テープ22,32の収納態様は変更できる。例えば、2つの感熱テープ22,32の少なくともいずれかを折り畳んだ状態で収納することも可能である。この場合でも、2つの感熱テープ22,32を別々に収納して筐体2内で貼り合わせることで、前述した種々の効果が得られる。また、上記実施の形態において、2つの感熱テープ22,32が巻回される方向(時計回り方向または反時計回り方向)を適宜変更できることは言うまでもない。
上記実施の形態における貼り合わせ部43は、板ばね50によって第二貼り合わせローラ46を第一貼り合わせローラ44に付勢することで、強固に2つの感熱テープ22,32を貼り合わせることができる。しかし、ローラを付勢せずに2つの感熱テープ22,32を貼り合わせることも可能である。また、板ばね50の代わりにコイルバネ等の他の付勢手段を用いてもよい。第一貼り合わせローラ44および第二貼り合わせローラ46の少なくとも一方を、回転不可能なリブ等に替えてもよい。
1 テープカセット
2 筐体
16 ヘッド装着部
22 第一感熱テープ
23 黒色発色層
32 第二感熱テープ
33 粘着剤層
34 イエロー発色層
35 マゼンタ発色層
36 シアン発色層
43 貼り合せ部
44 第一貼り合わせローラ
46 第二貼り合わせローラ
51 貼り合わせ済テープ
52 テープ送りローラ
53 印刷位置
60 カセット装着部
64 サーマルヘッド
2 筐体
16 ヘッド装着部
22 第一感熱テープ
23 黒色発色層
32 第二感熱テープ
33 粘着剤層
34 イエロー発色層
35 マゼンタ発色層
36 シアン発色層
43 貼り合せ部
44 第一貼り合わせローラ
46 第二貼り合わせローラ
51 貼り合わせ済テープ
52 テープ送りローラ
53 印刷位置
60 カセット装着部
64 サーマルヘッド
Claims (7)
- サーマルヘッドを備えたテープ印刷装置に装着可能なテープカセットであって、
筐体と、
前記筐体に収納され、温度が所定の発色温度範囲となることで発色する第一発色層を有する透明な長尺状のテープである第一感熱テープと、
前記第一発色層の発色温度範囲とは異なる発色温度範囲で発色する第二発色層を有する長尺状のテープであり、前記第一感熱テープに貼り合わされていない状態で前記筐体に収納される第二感熱テープと、
前記筐体内部における前記第一感熱テープおよび前記第二感熱テープの搬送経路のうち、前記サーマルヘッドによる印刷が行われる位置よりも上流側で、搬送される前記第一感熱テープと前記第二感熱テープとを貼り合わせる貼り合わせ部と
を備えたことを特徴とするテープカセット。 - 前記貼り合わせ部は、回転軸を平行にした状態で対向配置される一対の貼り合わせローラを備え、
前記一対の貼り合わせローラは、各々の外周面の間で前記第一感熱テープと前記第二感熱テープとを挟んで回転することで、前記第一感熱テープと前記第二感熱テープとを貼り合わせることを特徴とする請求項1に記載のテープカセット。 - 前記第一感熱テープが有する前記第一発色層は、黒色に発色する層である黒色発色層を含むことを特徴とする請求項1または2に記載のテープカセット。
- 前記貼り合わせ部によって貼り合わされたテープのうち前記第一感熱テープ側が、前記テープ印刷装置の前記サーマルヘッドに接触し、
前記第一発色層および前記第二発色層の各々の発色温度範囲は、前記サーマルヘッドに接触する面から遠い層ほど低いことを特徴とする請求項3に記載のテープカセット。 - 前記第一発色層および前記第二発色層は、前記サーマルヘッドに接触する面から遠い層ほど、発色するために必要な受熱時間が長いことを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載のテープカセット。
- 前記第一感熱テープのうち前記第二感熱テープに貼り合わされる面、および前記第二感熱テープのうち前記第一感熱テープに貼り合わされる面の少なくともいずれかに、前記第一感熱テープと前記第二感熱テープとを接着する粘着剤層をさらに備えたことを特徴とする請求項1から5のいずれかに記載のテープカセット。
- 前記搬送経路のうち前記サーマルヘッドによる印刷が行われる位置よりも下流側に、前記貼り合わせ部によって貼り合わされたテープを搬送するテープ送りローラをさらに備えたことを特徴とする請求項1から6のいずれかに記載のテープカセット。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011121751A JP2012245769A (ja) | 2011-05-31 | 2011-05-31 | テープカセット |
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JP2012245769A true JP2012245769A (ja) | 2012-12-13 |
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Family Applications (1)
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JP2011121751A Withdrawn JP2012245769A (ja) | 2011-05-31 | 2011-05-31 | テープカセット |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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-
2011
- 2011-05-31 JP JP2011121751A patent/JP2012245769A/ja not_active Withdrawn
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