JP2016068437A - カラー感熱媒体、印字用カセット及びテープ印字装置 - Google Patents

カラー感熱媒体、印字用カセット及びテープ印字装置 Download PDF

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佳佑 西原
Keisuke Nishihara
佳佑 西原
村田 進
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Abstract

【課題】発色層が二層であっても彩度の高いR・G・B色が発色可能であり、高品質な黒色及び黒階調発色が可能なカラー感熱媒体、印字用カセット及びテープ印字装置を提供する。【解決手段】カラー感熱媒体110は、基材113上に、第二発色層112、第一発色層111の順に積層されている。第一発色層111はRに発色し、第二発色層112はBに発色し、全体としては、高濃度の黒に発色する。第一発色層111が「R=M+2Y」に発色しており、第二発色層112が「B=2C+M」に発色しており、カラー感熱媒体110の全体としては、RとBとが重なり、黒の発色となる。この場合には、「R+B=(M+2Y)+(2C+M)=2(C+M+Y)」となり、C:M:Yの発色成分の比が1:1:1になる。従って、色相バランスに優れ、高濃度の黒発色が可能になる。【選択図】図4

Description

本発明は、複数の色を発色可能なカラー感熱媒体、印字用カセット及びテープ印字装置に関する。
従来、 シアン(以下、「C」とも言う)、マゼンタ(以下、「M」とも言う)、イエロー(以下、「Y」とも言う)、黒(以下、「K」とも言う)の4色の画像データに基づいてC・M・Y色の3色で感熱記録材料に画像を記録する画像記録方法が知られている(例えば、特許文献1参照)。この画像記録方法では、C・M・Y・K色の4色の画像データは、変換回路によってC・M・Y色の3色のデータに変換され、各フレームメモリに記憶される。この記憶されたデータに基づいてサーマルヘッドが発熱し、この発熱に応じた色の画像が感熱記録材料に形成される。このとき、黒色または文字が発色されるときには、黒色または文字に対応する各発色層の発色濃度が黒以外の画像の各発色濃度の最大値より高くなるように記録される。このため、感熱記録材料に記録された黒色または文字は画像の各色の濃度より高くなる。従って、判別の容易な濃度で黒色または文字が記録される。
特開平5−8415号公報
上記の従来の画像記録方法では、市場での要求が高い赤(以下、「R」とも言う)、緑(以下、「G」とも言う)、青(以下、「B」とも言う)色の内の2色でカラー感熱媒体の2層を構成した場合には、2層を略同一に発色しても黒の色相バランスは崩れてしまい、実質的に黒にすることは難しいと言う問題点があった。また、実質的に黒になるような第一の発色層の色と第二の発色層の色とを選択して組み合わせることは容易ではなく、適当なシアン・マゼンタ・イエローの濃度比から成る発色層を設けた2層カラー感熱媒体では高彩度なカラー発色は出来ないという問題点があった。更に、2層にて構成される場合には両発色層の発色濃度が低い場合にはグレーの発色にはならず、黒階調発色を行うことが出来ないという問題もあった。
本発明の目的は、発色層が二層であっても彩度の高いR・G・B色が発色可能であり、高品質な黒色の発色、及び黒階調発色が可能なカラー感熱媒体、印字用カセット及びテープ印字装置を提供することである。
本発明の第一態様のカラー感熱媒体は、少なくとも基材と、熱エネルギが供給されることにより発色する発色層を備え、供給される熱エネルギが変化することにより複数色の発色が可能なカラー感熱媒体であって、前記発色層は、第一発色層及び第二発色層のみから構成され、前記第一発色層及び前記第二発色層は、各々の黒色以外の色の発色をし、かつ、互いに異なる色に発色し、前記第一発色層はシアン、マゼンタ、イエローの3色の内の2色の発色成分を持つ感熱材料から成る発色層であり、前記第二発色層は前記第一発色層とはシアン、マゼンタ、イエローの3色の内の2色の発色成分の組み合わせが異なる感熱材料から成る発色層であり、前記第一発色層と前記第二発色層とを略同一濃度に発色させた場合に、シアン:マゼンタ:イエローの発色濃度の比が約1:1:1になることを特徴とする。
上記カラー感熱媒体では、第一発色層と第二発色層とを略同一濃度に発色させた場合に、シアン:マゼンタ:イエローの発色濃度の比が約1:1:1になるので、第一発色層及び第二発色層の発色濃度を最大濃度まで発色させることで色相バランスに優れた高濃度の黒色の発色が可能となる。また、第一発色層及び第二発色層の発色濃度が低濃度であれば、グレーの発色となり黒階調発色を行うことができる。従って、高品質の黒色の発色及び黒階調の発色が可能なカラー感熱媒体が実現できる。
前記第一発色層及び前記第二発色層の各層を各々構成する前記2色の発色成分の含有比は2:1になるように構成されていてもよい。この場合、例えば、第一発色層をY:2、M:1とし、第二発色層をC:2、M:1とすると、C:M:Yの発色濃度の比が約1:1:1になる。また、第一発色層をY:2、C:1とし、第二発色層をM:2、C:1としても、C:M:Yの発色濃度の比が約1:1:1になる。また、第一発色層をM:2、Y:1とし、第二発色層をC:2、Y:1としても、C:M:Yの発色濃度の比が約1:1:1になる。従って、高品質の黒色の発色及び黒階調の発色が可能なカラー感熱媒体が実現できる。
前記基材は白色であってもよい。この場合、基材は白色であるので発色される色との混濁が発生しない。
前記基材は透明であってもよい。この場合、基材は透明であるので発色される色との混濁が発生しない。
前記基材は合成樹脂材料又は合成紙であってもよい。この場合、基材は合成樹脂材料又は合成紙であるので、カラー感熱媒体の耐水性が向上できる。
前記基材上に前記第二発色層が積層され、前記第二発色層上に前記第一発色層が積層され、前記第一発色層は前記第二発色層よりも高温かつ短時間の加熱で発色するようにしてもよい。この場合、第一発色層側からの熱エネルギの供給量の制御により、第一発色層と第二発色層とを各々発色制御できる。
前記カラー感熱媒体は、粘着層と、前記粘着層に貼り付けられた剥離紙とを備えてもよい。この場合、カラー感熱媒体をラベルにして貼付できる。
本発明の第二の態様の印字用カセットは、サーマルヘッドを備えた印字装置に装着可能な印字用カセットであって、筐体と、前記筐体に収納される上記何れかのカラー感熱媒体とを備えたことを特徴とする。この場合、高品質の黒色の発色及び黒階調の発色が可能な印字用カセットが実現できる。
本発明の第三の態様の印字用カセットは、サーマルヘッドを備えた印字装置に装着可能な印字用カセットであって、筐体と、前記筐体に収納される上記何れかに記載のカラー感熱媒体から成る長尺状の感熱テープと、長尺状の透明なテープであり、前記感熱テープに貼り合わされていない状態で前記筐体に収納されるラミネートテープと、前記筐体内における前記感熱テープ及び前記ラミネートテープの搬送経路において、前記サーマルヘッドにより前記感熱テープに熱エネルギが供給される位置よりも前記感熱テープの搬送方向の下流側で、搬送される前記感熱テープと前記ラミネートテープとを貼り合わせる貼り合わせ部とを備えたことを特徴とする。この場合、高品質の黒色の発色及び黒階調の発色が可能なラミネートテープ用の印字用カセットが実現できる。
本発明の第四の態様のテープ印字装置は、上記の印字用カセットが装着されるカセット装着部と、前記印字用カセットに収容された前記感熱テープに熱エネルギを供給するサーマルヘッドと、前記感熱テープ及び前記ラミネートテープが貼り合わされたテープを搬送するテープ搬送手段と、前記テープ搬送手段が搬送するテープを切断するテープ切断手段とを備えたことを特徴とする。この場合、高品質の黒色の発色及び黒階調の発色が可能な印字用カセットを使用可能なテープ印字装置が実現できる。
カセットカバー6が閉じられた状態にあるテープ印字装置1の斜視図である。 第1の実施形態における、テープカセット30およびカセット装着部8を説明するための斜視図である。 第1の実施形態における、上ケース31aを取り外した状態のテープカセット30が装着されたカセット装着部8の平面図である。 第1の実施形態における、カラー感熱媒体110の断面図である。 第2の実施形態における、カラー感熱媒体120の断面図である。 第3の実施形態における、カラー感熱媒体130の断面図である。 第4の実施形態における、カラー感熱媒体140の断面図である。 各層の発色温度特性のグラフである。 色度測定結果のグラフである。
以下、本発明を具体化した実施の形態について、図面を参照して説明する。なお、参照する図面は、本発明が採用しうる技術的特徴を説明するために用いられるものであり、記載されている装置の構成などは、それのみに限定する趣旨ではなく、単なる説明例である。
第1の実施形態に係るテープ印字装置1およびテープカセット30について、図1〜図3を参照して以下に後述する。本実施形態の説明では、図1の左下側をテープ印字装置1の前側とし、図1の右上側をテープ印字装置1の後側とし、図1の右下側をテープ印字装置1の右側とし、図1の左上側をテープ印字装置1の左側とする。また、図2の右下側をテープカセット30の前側とし、図2の左上側をテープカセット30の後側とし、図2の右上側をテープカセット30の右側とし、図2の左下側をテープカセット30の左側とする。
なお、以下の説明で使用される図2、図3等において、カセット装着部8の周囲を形成する壁が図示されている場合、これらの図はあくまでも模式図であるため、図中に示す壁は、実際よりも厚く描かれている。また、図3において、カセット装着部8に装着された状態で図示されているテープカセット30は、上ケース31aが取り外された状態のものである。
はじめに、第1の実施形態に係るテープ印字装置1の概略構成について説明する。第1の実施形態に係るテープ印字装置1は印字面にラミネートが施されたラミネートテープを作成するテープ印字装置である。テープ印字装置1は1台で感熱タイプ、レセプタタイプ、ラミネートタイプ、感熱ラミネートタイプ等、各種のテープカセットに対応させることが可能な汎用のテープ印字装置である。図1に示すように、テープ印字装置1は、平面視長方形状の本体カバー2を備えている。本体カバー2の前側には、文字、記号及び数字等の文字キーや、種々の機能キー等を含むキーボード3が配設されている。キーボード3の後側には、入力した文字や記号を表示可能なディスプレイ5が設けられている。ディスプレイ5の後側には、テープカセット30(図2参照)の交換時に開閉されるカセットカバー6が設けられている。また、図示は省略するが、本体カバー2の左側面後方には、印字済みのテープを外部に排出するための排出スリットが設けられており、カセットカバー6の左側面には、カセットカバー6を閉じた状態で排出スリットを外部に露出させる排出窓が形成されている。
次に、図2及び図3を参照して、カセットカバー6に対応する本体カバー2の内部構造について説明する。図2に示すように、カセットカバー6に対応する本体カバー2の内部には、テープカセット30が着脱自在な領域であるカセット装着部8が設けられている。カセット装着部8には、テープカセット30からテープを引き出して搬送する搬送機構や、テープの表面に文字等を印字する印字機構等が設けられている。図2に示すように、カセット装着部8の前側には、発熱体10Aを備えるサーマルヘッド10を搭載したヘッドホルダ74が固設されている。カセット装着部8の外側(図2では右上側)には、ステッピングモータであるテープ送りモータ23が配設されている。
図3に示すように、ヘッドホルダ74の前側には、アーム状のプラテンホルダ12が軸支部12aを中心に揺動可能に軸支されている。プラテンホルダ12の先端側には、サーマルヘッド10に相対して接離可能に設けられたプラテンローラ15と、テープ駆動軸100が嵌挿されるテープ駆動ローラ46に相対して接離可能に設けられた可動搬送ローラ14とが共に回転可能に軸支されている。
プラテンホルダ12には、カセットカバー6の開閉に連動して左右方向に移動する図示しないリリースレバーが連結されている。カセットカバー6が開放されると、リリースレバーが右方向に移動して、プラテンホルダ12が図3に示す待機位置に向けて移動する。図3に示す待機位置では、プラテンホルダ12がカセット装着部8から離間する方向に移動するので、テープカセット30をカセット装着部8に着脱することができる。なお、プラテンホルダ12は、図示しない巻きバネにより常に待機位置に弾性付勢されている。
一方、カセットカバー6が閉鎖されると、リリースレバーが左方向に移動して、プラテンホルダ12が図示しない印字位置に向けて移動する。印字位置では、プラテンホルダ12がカセット装着部8に近接する方向に移動する。そして、カセット装着部8にテープカセット30が装着されていれば、プラテンローラ15がカラー感熱媒体テープ59を介してサーマルヘッド10を押圧するとともに、可動搬送ローラ14が透明なラミネートテープ58とカラー感熱媒体テープ59とを介してテープ駆動ローラ46を押圧する。これにより、印字位置では、カセット装着部8に装着されたテープカセット30を使用して印字を行うことが可能となる。なお、透明なラミネートテープ58および、カラー感熱媒体テープ59の詳細は、後述する。
また、図3に示すように、テープカセット30のテープ排出口49からテープ印字装置1の排出スリット(図示せず)までの間には、印字済テープ50が搬送される搬送経路が設けられている。この搬送経路には、印字済テープ50を所定位置で切断するカット機構17が設けられている。カット機構17は、固定刃18と、固定刃18に対向して前後方向(図3に示す上下方向)に移動可能に支持された移動刃19と、で構成されている。なお、移動刃19は、図示しないカッターモータによって前後方向に移動される。
次に、図2及び図3を参照して、第1の実施形態に係るテープカセット30の構成について説明する。本実施形態のテープカセット30では、感熱タイプ、レセプタタイプ、ラミネートタイプ、感熱ラミネートタイプ等、各種のテープカセットとして利用可能な汎用のテープカセットをラミネートタイプ用のテープカセットとして使用している。図2に示すように、テープカセット30は、全体としては平面視で丸みを帯びた角部を有する略直方体状(箱型)の筐体であるカセットケース31を有している。カセットケース31は、カセットケース31の底面30bを含む下ケース31bと、カセットケース31の上面30aを含み、下ケース31bの上部に固定される上ケース31aとで構成される。
図2に示すように、上ケース31aおよび下ケース31bには、それぞれ、後述する第1テープスプール40および第2テープスプール41(図3参照)を回転可能に支持する支持孔65a及び66aが設けられている。図3に示すように、カセットケース31内には、第1テープスプール40に巻回された透明なラミネートテープ58、第2テープスプール41に巻回されたカラー感熱媒体テープ59の2種類のテープロールが収納されている。カラー感熱媒体テープ59は、図7に示すカラー感熱媒体140から形成されたテープであり、剥離紙145を外側にし、第一発色層141を内側にして第2テープスプール41に巻回されている。カラー感熱媒体140の詳細は後述する。透明なラミネートテープ58は、透明な合成樹脂フィルムのテープから構成され内側に粘着剤が塗布されており、印字済みのカラー感熱媒体テープ59の印字面である第一発色層141側に貼り合わされる。
透明なラミネートテープ58の粘着剤層を内側に向けて巻回した第1テープスプール40は、支持孔65aを介して回転可能に配置されている。カラー感熱媒体テープ59が巻回された第2テープスプール41は、支持孔66aを介して回転可能に配置されている。
図2に示すように、テープカセット30右側から左方に延びる部位をアーム部34という。アーム部34は、アーム前面35及びアーム背面37を備える。図3に示すように、アーム部34内には、第2テープスプール41から引き出されたカラー感熱媒体テープ59が案内されている。アーム前面35の先端部は後方へ向かって屈曲しており、アーム前面35とアーム背面37の先端により、開口34aが形成されている。開口34aからカラー感熱媒体テープ59は、後述する開口部77に向けて排出される。
アーム背面37と、アーム背面37から連続して設けられた周壁面とにより囲まれた、テープカセット30を上下方向に貫通する平面視略長方形状の空間は、ヘッド挿入部39である。ヘッド挿入部39は、カセットケース31の前方に偏った位置、すなわち、透明なラミネートテープ58およびカラー感熱媒体テープ59とは反対側に偏った位置に設けられている。ヘッド挿入部39は、テープカセット30の前面に設けられた開口部77によってテープカセット30の前面でも外部とつながっている。ヘッド挿入部39には、テープ印字装置1のサーマルヘッド10を支持するヘッドホルダ74が挿入され、アーム部34の開口34aから排出されたカラー感熱媒体テープ59には、開口部77において、サーマルヘッド10による加熱印字が行われる。
カセットケース31のヘッド挿入部39を臨む位置には、テープカセット30がテープ印字装置1に装着される際の上下方向の位置決めに使用される支持受け部が設けられている。本実施形態では、印字媒体であるカラー感熱媒体テープ59の搬送方向においてサーマルヘッド10の挿入位置(より詳細には印字位置)の上流側には上流側受け部39aが設けられ、下流側には下流側受け部39b(以下、総称してヘッド受け部39a、39bという)が設けられている。ヘッド受け部39a、39bは、テープカセット30がカセット装着部8に装着された場合、それぞれ、ヘッドホルダ74に設けられたヘッド支持部74a、74bに当接し、ヘッド支持部74a、74bによって下方から支持される部位である。
また、図3に示すように、アーム部34の開口34aからテープ排出口49までのカラー感熱媒体テープ59の搬送方向において、ヘッド挿入部39の下流側には支持孔(図示せず)が設けられ、この支持孔の内側にテープ駆動ローラ46が回動可能に軸支されている。テープ駆動ローラ46は、対向する可動搬送ローラ14との協働により、第2テープスプール41からカラー感熱媒体テープ59を引き出すとともに、第1テープスプール40から透明なラミネートテープ58を引き出し、カラー感熱媒体テープ59の印字面である第一発色層141(図7参照)にガイドして接着させる。
図2及び図3に示すように、テープ駆動ローラ46の上流側には、上下一対の規制部材36が設けられている。規制部材36は、サーマルヘッド10の下流側にて、印字後のカラー感熱媒体テープ59を上下方向(テープ幅方向)に規制してテープ排出口49に向かって案内するとともに、カラー感熱媒体テープ59と透明なラミネートテープ58との間に位置ズレを生じることなく適正に接着させる。
次に、図4を参照して、本発明の第1の実施形態であるカラー感熱媒体110について説明する。第2テープスプール41に巻回されたカラー感熱媒体テープ59は、テープカセット30に収納されて、テープ印字装置1に使用される。図4に示すように、カラー感熱媒体110は、基材113上に、第二発色層112、第一発色層111の順に積層されている。基材113は、一例として、合成樹脂製のフィルムであり、例えば、PET(ポリエチレンテレフタレート)フィルム等である。また、基材113は、一例として、白又は透明である。また、基材113は、合成樹脂製のフィルムに限らず、合成紙等でもよい。
次に、第二発色層112について説明する。第二発色層112は、基材113の上に感熱発色剤を塗布形成することにより形成されている。感熱発色剤としては、C、M、Yの3色の内の2色の発色成分を持つ感熱発色材料が用いられる。「2色の発色成分」とは、第二発色層112に熱を印加して発色させた後に、濃度計で測定した場合に、C、M、Yの3色の内の2色の濃度が主として測定できることをいう。第二発色層112が予めC、M、Yの3色の内の2色の感熱発色材料を混合して塗布されていてもよいし、1つの感熱発色材料で2色の発色成分を持つものでもよい。第二発色層112の一例としては、最大濃度まで発色させた場合に、Mの発色成分が1に対して、Yの発色成分が2となる割合の感熱発色材料を用いることができる。この場合に、第二発色層112は、全体としてRに発色する。第二発色層112の一例としては、周知のロイコ染料と顕色剤を各種用いて予め発色実験を行い、濃度計を用いて測定し、上記の発色成分を持つものを用いる。
次に、第一発色層111について説明する。第一発色層111は、第二発色層112上に感熱発色剤を塗布形成することにより形成されている。感熱発色剤としては、第二発色層112と同様に、C、M、Yの3色の内の2色の発色成分を持つ感熱発色材料が用いられる。第一発色層111が予めC、M、Yの3色の内の2色の感熱発色材料を混合して塗布されていてもよいし、1つの感熱発色材料で2色に発色できるものでもよい。第一発色層111の一例としては、最大濃度まで発色させた場合に、Cの発色成分が2に対して、Mの発色成分が1となる割合の感熱発色材料を用いることができる。この場合に、第一発色層111は、全体としてBに発色する。従って、第二発色層112は第一発色層111とC、M、Yの3色の内の2色に各々発色する感熱材料の組み合わせが異なる発色層となっている。第一発色層111の一例としては、周知のロイコ染料と顕色剤を各種用いて予め発色実験を行い、濃度計を用いて測定し、上記の発色成分を持つものを用いる。
カラー感熱媒体110に対して、図2に示すサーマルヘッド10の発熱体10Aにより加熱し、第一発色層111及び第二発色層112を略同一濃度に発色させた場合に、第一発色層111はRに発色し、第二発色層112はBに発色し、全体としては、高濃度のKに発色する。この場合には、第一発色層111が「R=M+2Y」に発色しており、第二発色層112が「B=2C+M」に発色しており、カラー感熱媒体110の全体としては、RとBとが重なり、Kの発色となる。「R=M+2Y」は、R(レッド)の発色の発色成分にM(マゼンタ)の発色成分が1、Y(イエロー)の発色成分が2の割合で検出されることを示す。以下の式も同様である。この場合には、「R+B=(M+2Y)+(2C+M)=2(C+M+Y)=2K」となり、C:M:Yの発色成分の比が1:1:1になる。従って、第一発色層111及び第二発色層112を最大濃度に発色させた場合には、色相バランスに優れ、高濃度のK発色が可能になる。また、第一発色層111及び第二発色層112を低濃度に発色させた場合にはグレーの発色が可能となる。従って、高品質の黒色及び黒階調発色が可能なカラー感熱媒体が実現できる。
また、基材113が透明又は白色の場合には、第一発色層111及び第二発色層112にて発色される色との混濁が発生しない。さらに、基材113は合成樹脂材料又は合成紙であってもよい。基材は合成樹脂材料又は合成紙である場合には、カラー感熱媒体110の耐水性が向上できる。
次に、図5を参照して、本発明の第2の実施形態であるカラー感熱媒体120について説明する。カラー感熱媒体120は、カラー感熱媒体110と同様の構造であり、基材123上に、第二発色層122、第一発色層121の順で積層されている。基材123は、合成樹脂製のフィルムであり、一例として、白又は透明である。第二発色層122の一例としては、最大濃度まで発色させた場合に、Cの発色成分が1に対して、Mの発色成分が2となる割合の感熱発色材料を用いることができる。この場合に、第二発色層122は、全体としてBに発色する。第一発色層121の一例としては、最大濃度まで発色させた場合に、Cの発色成分が1に対して、Yの発色成分が2となる割合の感熱発色材料を用いることができる。この場合に、第一発色層121は、全体としてGに発色する。従って、第二発色層122は第一発色層121とC、M、Yの3色の内の2色に各々発色する感熱材料の組み合わせが異なる発色層となっている。
カラー感熱媒体120に対して、図2に示すサーマルヘッド10の発熱体10Aにより加熱し、第一発色層121及び第二発色層122を略同一濃度に発色させた場合に、第一発色層121はGに発色し、第二発色層122はBに発色し、全体としては、高濃度のKに発色する。この場合には、第一発色層121が「G=C+2Y」に発色しており、第二発色層122が「B=C+2M」に発色しており、カラー感熱媒体120の全体としては、GとBとが重なり、Kの発色となる。この場合には、「G+B=(C+2Y)+(C+2M)=2(C+M+Y)=2K」となり、C:M:Yの発色成分の比が1:1:1になる。従って、第一発色層121及び第二発色層122を最大濃度に発色させた場合には、色相バランスに優れ、高濃度のK発色が可能になる。また、第一発色層121及び第二発色層122を低濃度に発色させた場合にはグレーの発色が可能となる。従って、高品質の黒色及び黒階調発色が可能なカラー感熱媒体が実現できる。
次に、図6を参照して、本発明の第3の実施形態であるカラー感熱媒体130について説明する。カラー感熱媒体130は、カラー感熱媒体110,120と同様の構造であり、基材133上に、第二発色層132、第一発色層131の順で積層されている。基材133は、合成樹脂製のフィルムであり、一例として、白又は透明である。第二発色層132の一例としては、最大濃度まで発色させた場合に、Cの発色成分が2に対して、Yの発色成分が1となる割合の感熱発色材料を用いることができる。この場合に、第二発色層132は、全体としてGに発色する。第一発色層131の一例としては、最大濃度まで発色させた場合に、Mの発色成分が2に対して、Yの発色成分が1となる割合の感熱発色材料を用いることができる。この場合に、第一発色層131は、全体としてRに発色する。従って、第二発色層132は第一発色層131とC、M、Yの3色の内の2色に各々発色する感熱材料の組み合わせが異なる発色層となっている。
カラー感熱媒体130に対して、図2に示すサーマルヘッド10の発熱体10Aにより加熱し、第一発色層131及び第二発色層132を略同一濃度に発色させた場合に、第一発色層131はRに発色し、第二発色層132はGに発色し、全体としては、高濃度のKに発色する。この場合には、第一発色層131が「R=2M+Y」に発色しており、第二発色層122が「G=2C+Y」に発色しており、カラー感熱媒体130の全体としては、RとGとが重なり、Kの発色となる。この場合には、「R+G=(2M+Y)+(2C+Y)=2(C+M+Y)=2K」となり、C:M:Yの発色成分の比が1:1:1になる。従って、第一発色層131及び第二発色層132を最大濃度に発色させた場合には、色相バランスに優れ、高濃度のK発色が可能になる。また、第一発色層131及び第二発色層132を低濃度に発色させた場合にはグレーの発色が可能となる。従って、高品質の黒色及び黒階調発色が可能なカラー感熱媒体が実現できる。
次に、図7を参照して、本発明の第4の実施形態であるカラー感熱媒体140について説明する。カラー感熱媒体140は、基材143の上側に第二発色層142、第一発色層141の順に積層されている点は、カラー感熱媒体110、120、130と同様の構造である。また、カラー感熱媒体140は、基材143の下側に粘着層144及び剥離紙145が設けられている。第二発色層142は、上記の第二発色層112、第二発色層122、第二発色層132と同様の構造であり、第一発色層141は、上記の第一発色層111、第一発色層121、第一発色層131と同様の構造である。 第一発色層141及び第二発色層142の発色動作も上記カラー感熱媒体110〜カラー感熱媒体130と同様である。また、基材143は、基材113〜133と同様の材質である。カラー感熱媒体140は、長尺のテープに形成されてカラー感熱媒体テープ59として第2テープスプール41に巻回される。第2テープスプール41に巻回されたカラー感熱媒体テープ59は、テープカセット30に収納されて、テープ印字装置1に使用される。
次に、図8を参照して、第一発色層111及び第二発色層112の発色温度特性について説明する。図8では、二点鎖線が第一発色層111の発色温度特性のグラフであり、破線が第二発色層112の発色温度特性のグラフであり、実線が第一発色層111及び第二発色層112の両方を同時に発色させた場合の発色温度特性のグラフである。横軸は、加熱時間(ms)であり、縦軸は加熱温度(℃)である。図8は、各発色層を発色させる場合の加熱温度(℃)と加熱時間(ms)の関係を示している。図8に示すように、第一発色層111が第二発色層112よりも高温かつ短時間の加熱で発色する。従って、第一発色層111側からの熱エネルギの供給量の制御により、第一発色層111と第二発色層112とを各々発色制御できる。
次に、図9を参照して、第一発色層(R=50M+100Y)及び第二発色層(B=100C+50M)の場合のカラー感熱媒体(以下、「パターンA」という。)、及び第一発色層(R=70M+100Y)及び第二発色層(B=100C+30M)の場合のカラー感熱媒体(以下、「パターンB」という。)を各々感熱発色させた場合の色度測定結果について説明する。パターンAは、R発色の第一発色層の発色成分にM:Yが50:100の割合で観測されることを示す。また、B発色の第二発色層の発色成分にC:Mが100:50の割合で観測されることを示す。即ち、R+B=(50M+100Y)+(100C+50M)=100(C+M+Y)=100Kである。
また、パターンBは、R発色の第一発色層の発色成分にM:Yが70:100の割合で観測され、B発色の第二発色層の発色成分にC:Mが100:30の割合で観測されることを示す。即ち、R+B=(70M+100Y)+(100C+30M)=100(C+M+Y)=100Kである。従って、パターンAのカラー感熱媒体及びパターンBのカラー感熱媒体は、何れもC:M:Y=1:1:1の割合で発色する。
図9に示すように、パターンAのR(実線の丸印)及びB(破線の丸印)は、原点に対してほぼ対称にバランスよく発色しており、色相バランスに優れた高濃度のKの発色が可能となっている。また、パターンBのR(実線の三角印)及びB(破線の三角印)も、原点に対してほぼ対称にバランスよく発色しており、色相バランスに優れた高濃度のKの発色が可能となっている。
上記実施の形態では、テープカセット30が本発明の「印字用カセット」の一例である。カラー感熱媒体テープ59が本発明の「感熱テープ」の一例である。テープ駆動ローラ46及び可動搬送ローラ14が本発明の「テープ搬送手段」の一例である。カット機構17が本発明の「テープ切断手段」の一例である。テープ駆動ローラ46が本発明の「貼り合わせ部」の一例である。第一発色層111,121,131,141及び第二発色層112,122,132,142が本発明の「発色層」の一例である。
本発明は、上記実施の形態に限られず、各種の変形が可能である。例えば、第一発色層と第二発色層の感熱材料の組み合わせは、上記実施形態に限らず、第一発色層はシアン、マゼンタ、イエローの3色の内の2色の発色成分を持つ感熱材料から成る発色層であり、第二発色層は第一発色層とシアン、マゼンタ、イエローの3色の内の2色の発色成分の組み合わせが異なる感熱材料から成る発色層であり、第一発色層及び第二発色層は、各々黒色以外の色の発色かつ互いに異なる色に発色し、第一発色層と第二発色層とを略同一濃度に発色させた場合に、C:M:Yの発色濃度の比が約1:1:1になるものであればよい。従って、上記パターンBのように、第一発色層の発色成分の比は1:2又は2:1に限られない。第二発色層の発色成分の比も1:2又は2:1に限られない。即ち、第一発色層と第二発色層とを略同一濃度に発色させた場合に、C:M:Yの発色濃度の比が約1:1:1になるものであればよい。
上記の実施の形態では、テープカセット30は、透明のラミネートテープ58及びカラー感熱媒体テープ59を収納した感熱ラミネートタイプのテープカセットであったが、透明のラミネートテープ58は必ずしも必須ではない。例えば、テープカセット30内にカラー感熱媒体テープ59が巻回された第2スプールのみを収納した感熱テープタイプのテープカセットとしてもよい。
1 テープ印字装置
30 テープカセット
58 ラミネートテープ
59 カラー感熱媒体テープ
110 カラー感熱媒体
111 第一発色層
112 第二発色層
113 基材
120 カラー感熱媒体
121 第一発色層
122 第二発色層
123 基材
130 カラー感熱媒体
131 第一発色層
132 第二発色層
133 基材
140 カラー感熱媒体
141 第一発色層
142 第二発色層
143 基材
144 粘着層
145 剥離紙

Claims (10)

  1. 少なくとも基材と、熱エネルギが供給されることにより発色する発色層を備え、供給される熱エネルギが変化することにより複数色の発色が可能なカラー感熱媒体であって、
    前記発色層は、第一発色層及び第二発色層のみから構成され、
    前記第一発色層及び前記第二発色層は、各々の黒色以外の色の発色をし、かつ、互いに異なる色に発色し、
    前記第一発色層はシアン、マゼンタ、イエローの3色の内の2色の発色成分を持つ感熱材料から成る発色層であり、
    前記第二発色層は前記第一発色層とはシアン、マゼンタ、イエローの3色の内の2色の発色成分の組み合わせが異なる感熱材料から成る発色層であり、
    前記第一発色層と前記第二発色層とを略同一濃度に発色させた場合に、シアン:マゼンタ:イエローの発色濃度の比が約1:1:1になることを特徴とするカラー感熱媒体。
  2. 前記第一発色層及び前記第二発色層の各層を各々構成する前記2色の発色成分の含有比は2:1になるように構成されていることを特徴とする請求項1に記載のカラー感熱媒体。
  3. 前記基材は白色であることを特徴とする請求項1又は2に記載のカラー感熱媒体。
  4. 前記基材は透明であることを特徴とする請求項1又は2に記載のカラー感熱媒体。
  5. 前記基材は合成樹脂材料又は合成紙であることを特徴とする請求項1又は2に記載のカラー感熱媒体。
  6. 前記基材上に前記第二発色層が積層され、前記第二発色層上に前記第一発色層が積層され、前記第一発色層は前記第二発色層よりも高温かつ短時間の加熱で発色することを特徴とする請求項1から5の何れかに記載のカラー感熱媒体。
  7. 前記カラー感熱媒体は、粘着層と、前記粘着層に貼り付けられた剥離紙とを備えたことを特徴とする請求項1から6の何れかに記載のカラー感熱媒体。
  8. サーマルヘッドを備えた印字装置に装着可能な印字用カセットであって、
    筐体と、
    前記筐体に収納される請求項1から7の何れかに記載のカラー感熱媒体と
    を備えたことを特徴とする印字用カセット。
  9. サーマルヘッドを備えた印字装置に装着可能な印字用カセットであって、
    筐体と、
    前記筐体に収納される請求項1から7の何れかに記載のカラー感熱媒体から成る長尺状の感熱テープと、
    長尺状の透明なテープであり、前記感熱テープに貼り合わされていない状態で前記筐体に収納されるラミネートテープと、
    前記筐体内における前記感熱テープ及び前記ラミネートテープの搬送経路において、前記サーマルヘッドにより前記感熱テープに熱エネルギが供給される位置よりも前記感熱テープの搬送方向の下流側で、搬送される前記感熱テープと前記ラミネートテープとを貼り合わせる貼り合わせ部と
    を備えたことを特徴とする印字用カセット。
  10. 請求項9に記載の印字用カセットが装着されるカセット装着部と、
    前記印字用カセットに収容された前記感熱テープに熱エネルギを供給するサーマルヘッドと、
    前記感熱テープ及び前記ラミネートテープが貼り合わされたテープを搬送するテープ搬送手段と、
    前記テープ搬送手段が搬送するテープを切断するテープ切断手段と
    を備えたことを特徴とするテープ印字装置。
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