JP6278740B2 - パネル取付構造及びパネル取付工法 - Google Patents

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Description

本発明は、パネル取付構造及びパネル取付工法に関し、詳しくは、外壁として使用される軽量気泡コンクリートパネルを柱に固定するためのパネル取付構造及びパネル取付工法に関する。
従来、軽量気泡コンクリートパネル(以下、「ALCパネル」とも言う)は、その性能から様々な建築物の壁や間仕切、屋根、床と広範囲に使われている。特に工場や倉庫等の用途に使われる建物の外壁に多く使われており、その実績も非常に多い。近年、建築現場では、省力化、工程短縮をするため簡便な施工方法が望まれている。このため、ALCパネルの取付工法は、目地にモルタルを充填する挿入筋構法からモルタルを充填しない乾式のロッキング構法に全て切り替わる等、建築現場における施工性向上に繋がる構法の改良がなされてきた。
しかし、ALCパネルの取付工法は、ALCパネルを建て込み、このALCパネルを取り付ける為の下地鋼材や取り付け金物を柱等の構造躯体へ溶接で取り付け、この下地鋼材等にALCパネルを建て込むことは何ら変わっていない。このため、施工者における、溶接の技量やALCパネルを建て込む技量がトータル品質に影響を与え、施工者の技量に応じてトータル品質が異なるという問題が生ずる場合もある。よって、ALCパネルの取付構造や取付工法には、溶接の技量だけではなくパネルを建て込む場合における技量もできるだけ簡略化した構法であり、施工者の技量に依存することが少ない構法が求められている。
工場や倉庫の建物の外壁として使用されるALCパネルは、一般的に横壁で取り付けられる場合が多い。このような横壁によるALCパネルの取付構造として、柱にL型の鋼材である定規アングルを前後方向に調整して取り付け、その定規アングルにALCパネルを押し当てて所定の取り付け金物で固定する取付構造が提案されている(特許文献1参照)。特許文献1の取付構造によれば、ALCパネルを3〜5段毎に定規アングルに溶接で固定し、ALCパネルの重量を受けている。
一方、ラック倉庫等において建て込まれた鉄骨の柱は、その躯体精度が非常に高い。そこで、このような柱に予め高さ方向の外面に所定の間隔で平鉄の自重受け金物を溶着しておき、所望段に積み重ねられたALCパネルの長手方向の両端部付近の裏面側に埋設されたアンカーボルトに、ALCパネルの裏側から中央面に球面状の突起が設けられた1対のZ型の金具を取り付け、この1対のZ型の金具で柱を挾持して締着する横壁パネルの取付構造が提案されている(特許文献2参照)。特許文献2の取付構造によれば、特許文献1の取付構造のように定規アングルを使用せずに、直接構造用の躯体である柱にALCパネルを取り付けることができる。
特開2010−112093号公報 特許第2920275号公報
しかしながら、ラック倉庫で使用されている特許文献2の取付構造は、ALCパネルが平置きの状態で取り付けられた1対のZ型の金具の球面状の突起で柱を挟持するため、金具と柱とが点で接しているのでZ型の金具が曲がって取り付く可能性があった。
又、Z型の金具の精度によっては平行する柱と直角が出ていなかった場合等は、Z型の金具の突起と柱とが接触しないまま取り付く虞もある。又、特許文献2の取付構造は、隣接するALCパネルにそれぞれ取り付けられたZ型の金具同士を締着する構造となっているので、建物の出隅や入隅部分では隣接するパネルが無いので、Z型の金具が単体となり、建築現場においてZ型の金具を柱に溶接で取り付けざるを得なくなっていた。
更に、特許文献2の取付構造は、1対のZ型の金具を締着して柱を挟持することで、無溶接で取り付ける構造となっているため、Z型の金具の取り付け精度が悪い場合は締着が甘くなり、大きな地震等が発生した場合、抜け落ちて脱落する虞もある。更に又、特許文献2の取付構造は、ALCパネルの長手方向の両端部付近に取り付けられたZ型の金具を柱に引っ掛ける構造になっている。このため、隣接するALCパネルを建て込み、このALCパネルに取り付けられたZ型の金具と、先に建て込んだALCパネルに取り付けられたZ型の金具とを締着するまでは、先に建て込んだALCパネルは、柱にZ型の金具を引っ掛けただけの構造となるため、風圧力や地震等の外力が生じた場合に、Z型の金具が柱から外れ、ALCパネルが落下する危険があった。
又、特許文献1の取付構造は、建築現場において、L型の鋼材である定規アングルやスリットの入った金物の配置を調整して位置決めした後、溶接で固定、更にALCパネル取り付け用の金物や、ALCパネルの自重を受ける受け鋼材を柱に溶接する必要があるので、いずれにしても施工者の溶接の技量に左右される構造になる。
本発明は、上記課題に鑑みて提案するものであって、建築現場において、溶接作業が一切発生せず、パネル一枚ずつ確実に施工でき、且つ、施工性を向上でき、取り付けミスや施工不良を低減できるパネル取付構造及びパネル取付工法を提供することを目的とする。
(1) 外壁として使用される軽量気泡コンクリートパネルを柱に固定するためのパネル取付構造であって、前記軽量気泡コンクリートパネルには、前記柱に当接する側縁の小口から中央方向に延びるアンカー穴と、前記側縁近傍において内面から外面に向けて延びて前記アンカー穴と交差する軸穴と、が形成され、前記アンカー穴に挿入されるアンカーと、前記軸穴に先端部分が挿入され、前記アンカーと係合する軸部材と、前記柱に取り付けられ、前記軽量気泡コンクリートパネルの前記内面に対面して配置され、前記軸部材が挿通する挿通孔が形成されたプレートと、前記プレートに挿通された前記軸部材の後端部分を、前記プレートに固定する固定部材と、を備えるパネル取付構造。
(1)の発明によれば、パネル取付構造は、外壁として使用される軽量気泡コンクリートパネルを柱に固定する。軽量気泡コンクリートパネルには、柱に当接する側縁の小口から中央方向に延びるアンカー穴と、側縁近傍において内面から外面に向けて延びてアンカー穴と交差する軸穴と、が形成されている。
パネル取付構造は、アンカーと、軸部材と、プレートと、固定部材と、を備える。
アンカーは、軽量気泡コンクリートパネルのアンカー穴に挿入される。
軸部材は、軽量気泡コンクリートパネルの軸穴に先端部分が挿入され、アンカーと係合する。
プレートは、柱に取り付けられ、軽量気泡コンクリートパネルの内面に対面して配置され、軸部材が挿通する挿通孔が形成されている。
固定部材は、プレートに挿通された軸部材の後端部分を、プレートに固定する。
(1)の発明によれば、軽量気泡コンクリートパネルは、以下の手順で柱に取り付けられる。
まず、鉄骨製造工場において、挿通孔が形成されたプレートを柱の所定位置に取り付ける。ここで、柱の所定位置とは、当該柱が建築現場で建て込まれたときに、軽量気泡コンクリートパネルの内面に対面する位置である。そして、プレートを取り付けた柱を、建築現場に搬入し建て込む。
又、軽量気泡コンクリートパネル製造工場において、軽量気泡コンクリートパネルに、柱に当接する側縁の小口から中央方向に延びるアンカー穴を形成し、側縁近傍において内面から外面に向けて延びてアンカー穴と交差する軸穴を建築現場で形成する。
建築現場においては、まず、軽量気泡コンクリートパネルに形成された、柱に当接する側縁の小口から中央方向に延びるアンカー穴に、アンカーを挿入する。
次に、軽量気泡コンクリートパネルに形成された、側縁近傍において内面から外面に向けて延びてアンカー穴と交差する軸穴に、軸部材の先端部分を挿入して、軸部材とアンカーとを係合させる。
次に、柱に軽量気泡コンクリートパネルを建て込み、軸部材の後端部分を、柱に取り付けられ、軽量気泡コンクリートパネルの内面に対面して配置されたプレートの挿通孔に挿通させる。
最後に、プレートに挿通された軸部材の後端部分を、プレートに固定部材で固定する。
これにより、建築現場においては、軽量気泡コンクリートパネルに形成された穴にアンカー及び軸部材を挿入し、軸部材の後端部分を、柱に予め取り付けられたプレートの挿通孔に挿通し、固定部材で固定するだけで、軽量気泡コンクリートパネルを確実に柱に固定できる。
よって、建築現場での溶接作業を一切なくし、且つ、一枚ずつ確実にパネルを取り付けることができる。又、出隅部分も隣接するパネルがなくてもパネル両端で確実に取り付けることができるので、建築現場における溶接作業を全て無くすことができるため、施工性と施工精度の向上に繋がり、施工者の技量に依存する事も無く外壁面を構成することができる。
従って、建築現場において、溶接作業が一切発生せず、パネル一枚ずつ確実に施工でき、且つ、施工性を向上でき、取り付けミスや施工不良を低減できるパネル取付構造を提供できる。
(2) 前記軽量気泡コンクリートパネルの前記側縁は、前記軽量気泡コンクリートパネルの短辺である(1)に記載のパネル取付構造。
これにより、アンカー穴を、軽量気泡コンクリートパネルの短辺側側縁の小口に形成できる。
ここで、通常、軽量気泡コンクリートパネルの取り付け用のアンカーを挿入するアンカー穴は、軽量気泡コンクリートパネルの長辺側側縁の小口に形成される。この場合、アンカー穴の穴深さはパネルの幅方向に向かって500mm以上の長さになってしまうため、非常に高い精度が求められ、位置がずれてしまった場合、内面側から穿孔される軸穴の位置に大きく影響を及ぼすことなる。
軽量気泡コンクリートパネルは、両端に取り付けられた、アンカーに接続された軸部材で、柱に取り付けられる。
(2)の発明によれば、アンカーが挿入されるアンカー穴を、軽量気泡コンクリートパネルの短辺側側縁の小口に形成するので、長辺側側縁の小口に形成した場合に比べ、穴深さが非常に短くてすむ。これにより、アンカー穴の幅方向精度を向上できるので、このアンカー穴と交差させる軸穴の精度も向上できる。即ち、この軸穴に挿入され、軽量気泡コンクリートパネルを柱に取り付けるための軸部材の位置の精度を向上できる。
これにより、建築現場における、軽量気泡コンクリートパネルの建て込み時に、鉄骨製造工場で柱に取り付けられたプレートの挿通孔に無理なく、軸部材を貫通させることができる。
よって、建築現場における軽量気泡コンクリートパネルの建て込み時の施工誤差を考慮した挿通孔を形成したプレートに比べ、プレートの大きさを小さくできるので、経済性を向上できる。
(3)前記プレートと前記軽量気泡コンクリートパネルとの間に配置され、前記プレートと前記軽量気泡コンクリートパネルとの界面に生ずる摩擦力を低減する弾性部材を、更に備える(1)又は(2)に記載のパネル取付構造。
ここで、例えば、倉庫等の建築物は、横壁構法で軽量気泡コンクリートパネルが柱に取り付けられる。この横壁構法では、地震等が生じた場合、柱は斜めに倒れて軽量気泡コンクリートパネルはそのまま横にスライドする変形になるので、柱に取り付けられたプレートは斜めに回転、軽量気泡コンクリートパネルはそのまま横に移動することからプレートと軽量気泡コンクリートパネルとの界面に摩擦力が生ずることになる。
(3)の発明によれば、プレートと軽量気泡コンクリートパネルとの間に、摩擦力を低減する弾性部材を設けた。
これにより、例えば、地震時に、軸部材と固定部材のトルクや摩擦力により、軽量気泡コンクリートパネルの横方向へのスライド変形が阻害され、軽量気泡コンクリートパネルが破壊されるのを防止できる。
又、例えば、予めプレートに弾性部材と取り付けておくことで、無足場施工する場合等で軽量気泡コンクリートパネルをプレートへぶつけてしまった場合等においても、軽量気泡コンクリートパネルが欠けるのを防止し、安全に取り付けることができる。
(4) 前記挿通孔が、前記プレートの一辺に向けて開放されていることにより、前記軸部材を前記プレートの一辺からパネル面の中心方向に向けて挿入可能なU字型スリットとなっている(1)から(3)のいずれかに記載のパネル取付構造。
(4)の発明によれば、パネル取付構造の各部分の形状や位置関係に起因して、取付け作業時のパネルの傾け方等が制約される場合であっても、軸部材をプレートに挿通させる作業を容易に行うことができる。
例えば、躯体に取付けようとする当該パネルの直上に自重受け鋼材が設置されている場合は、パネルを垂直に保持したまま最終的な取付け位置まで移動させることはできない。この場合には、パネルを斜めに保持した状態からパネル上端を引き込むような設置を行う必要があり、それに伴い、挿通孔と軸部材の位置を正確に合わせて軸部材をプレートに挿通させることが極めて困難となる。そのような場合であっても、挿通孔をU字型スリットとすることによって、パネル裏面から突出した軸部材とプレートとの干渉を避けながら軸部材のプレートへの挿通を行うことができる。これにより、軽量気泡コンクリートパネル設置の作業性が大きく高まる。
(5) 前記U字型スリットが、プレート端部側の幅広部と、プレート中心側の幅狭部と、からなり、前記幅広部の幅は、前記軸部材のワッシャー部の直径よりも大きく、
前記幅狭部の幅は、前記ワッシャー部の直径よりも小さく、前記軸部材のボルト径よりは大きい、(4)に記載のパネル取付構造。
(5)の発明によれば、U字型スリットの幅を上記の通りの二段階の幅とすることによって、軸部材に付属する幅が広いワッシャー部については、先ず幅広部を通過させることによって、容易にプレートに挿通させることができ、その後、ワッシャー部よりも幅の狭い軸部材のボルト部分については、ボルト径よりも大きい加工がされている幅狭部に落とし込む態様で挿通させることにより、ワッシャー部が予めボルト部分に組み込まれている軸部材を用いた場合であっても(4)の発明を容易に実施して、その効果を享受することができる。
(6) 前記プレートの上端と下端にそれぞれ係止可能な爪部を有するコの字型プレートが、前記プレートと前記固定部材との間に設置されている(4)又は(5)に記載のパネル取付構造。
(6)の発明によれば、U字型スリットから軽量気泡コンクリートパネルが脱落する事を防止できる。
(7) 前記プレートの上端と下端には、前記爪部が係合可能な爪部係合スリット部が形成されている(4)から(6)のいずれかに記載のパネル取付構造。
(7)の発明によれば、水平方向への移動によるコの字型プレートの脱落を防止することができる。
(8) 前記プレートは、その上端側の爪部係合スリット部の深さが、下端側の爪部係合スリット部の深さよりも小さい(7)に記載のパネル取付構造。
(8)の発明によれば、プレートの上端側からコの字型プレートを挿入するとコの字の引っ掛かりが係合するが、下端側からコの字型プレートを挿入すると、寸法バランスが崩れて係合不能となる構造となる。これにより、コの字型プレートの天地方向を誤って設置するミスを未然に防止することができる。又、上記プレートに係合可能なコの字型プレートのスリットは、必然的に金物の上下方向の長さの半分以上が切り欠かれているものとなるため、上下のバランスが崩れて回転して脱落することも防止できる。
(9) 外壁として使用される軽量気泡コンクリートパネルを柱に固定するためのパネル取付工法であって、前記軽量気泡コンクリートパネルに形成された、前記柱に当接する側縁の小口から中央方向に延びるアンカー穴に、アンカーを挿入するアンカー挿入工程と、前記軽量気泡コンクリートパネルに形成された、前記側縁近傍において内面から外面に向けて延びて前記アンカー穴と交差する軸穴に、軸部材の先端部分を挿入して、前記軸部材と前記アンカーとを係合させる軸部材挿入工程と、前記軸部材の後端部分を、前記柱に取り付けられ、前記軽量気泡コンクリートパネルの前記内面に対面して配置されたプレートの挿通孔に挿通する軸部材挿通工程と、前記プレートに挿通された前記軸部材の後端部分を、前記プレートに固定部材で固定する固定工程と、を含むパネル取付工法。
(9)の発明によれば、(1)の発明と同様の作用効果を奏する。
本発明によれば、建築現場において、溶接作業が一切発生せず、パネル一枚ずつ確実に施工でき、且つ、施工性を向上でき、取り付けミスや施工不良を低減できるパネル取付構造及びパネル取付工法を提供できる。
本発明の実施形態に係るパネル取付構造により、柱に固定されたALCパネルを内側から視た図である。 図1に示す前記実施形態に係るパネル取付構造により、柱に固定されたALCパネルのAA’断面図を示す。 図1に示す前記実施形態に係るパネル取付構造により、柱に固定されたALCパネルのBB’断面図を示す。 前記実施形態に係るパネル取付構造により、建築現場において、ALCパネルを柱に固定する方法を説明する図である。 前記実施形態に係るパネル取付構造により、建築現場において、ALCパネルを柱に固定する方法を説明する図である。 前記実施形態に係るパネル取付構造により、建築現場において、ALCパネルを柱に固定する方法を説明する図である。 本発明の実施形態の応用例に係るパネル取付構造により、柱に固定されたALCパネルを内側から視た図である。 前記応用例に係るパネル取付構造のプレートを説明する図である。 前記応用例に係るパネル取付構造により、建築現場において、ALCパネルを柱に固定する方法を説明する図である。 前記応用例に係るパネル取付構造のプレートについて、より好ましい実施形態であるプレートの説明に供する図である。 前記応用例に係るパネル取付構造のコの字型プレートについて、図10のプレートと組合せて用いることによって、より好ましい実施形態とすることができるコの字型プレートの説明に供する図である。 図10のプレートと図11のコの字型プレートを用いたパネル取付構造の説明に供する図である。
以下に、本発明の実施形態について説明する。以下の説明において、同一の構成には、同一の符号を付し、その説明を省略又は簡略にする。
図1は、本発明の実施形態に係るパネル取付構造1により、柱200に固定されたALCパネル100を内側から視た図である。
図2は、図1に示す前記実施形態に係るパネル取付構造1により、柱200に固定されたALCパネル100のAA’断面図を示す。
図3は、図1に示す前記実施形態に係るパネル取付構造1により、柱200に固定されたALCパネル100のBB’断面図を示す。
本発明の実施形態に係るパネル取付構造1は、外壁として使用される軽量気泡コンクリートパネル(以下、ALCパネルとも言う)100を、建築現場での溶接が一切必要ない完全無溶接で、柱200に固定する横壁構法を実現するものである。
パネル取付構造1は、例えば、精度よく構造躯体の柱200が建て込まれたラック式の倉庫の外壁取り付けに適用される。
パネル取付構造1は、アンカー10と、軸部材20と、プレート30と、固定部材40と、弾性部材50と、自重受け部材60と、を備える。
パネル取付構造1が適用される柱200は、断面形状が矩形状に形成され、鉄骨製造工場において、プレート30及び自重受け部材60が取り付けられ、建築現場に搬入される。プレート30及び自重受け部材60は、柱200のALCパネル100と当接する面と隣接する面において、それぞれ、垂直方向に、ALCパネル100の短辺の寸法に基づく所定の間隔で取り付けられる。
建築現場に搬入された柱200は、ALCパネル100の長辺の寸法に基づく所定の間隔で配置され、建て込まれる。
図2に示すように、パネル取付構造1が適用されるALCパネル100は、ALCパネル製造工場において、柱200に当接する短辺側側縁の小口100aから中央方向に延びるアンカー穴101と、側縁近傍において内面100bから外面100cに向けて延びてアンカー穴101が形成されて建築現場に搬入される。その後、建築現場で軸穴102をアンカー穴101と交わるように形成する。
アンカー10は、パイプ状に形成され、ALCパネル100のアンカー穴101に挿入される。
又、アンカー10には、軸部材20が螺合しながら貫通し、軸部材20と係合する貫通孔10aが形成されている。貫通孔10aは、アンカー10の軸方向と直交する方向に形成されている。
軸部材20は、ナット頭が無く螺子山が形成されたストレートボルトで構成され、ALCパネル100の軸穴102に先端部分が挿入され、アンカー10の貫通孔10aと螺合して貫通し、アンカー10と係合する。
又、軸部材20の外周の中間部分には、軸部材20がアンカー10の貫通孔10aを貫通し、ALCパネル100の表面から、軸部材20の後端部分が30mm程度突き出た状態で、アンカー10の外周面に当接するストッパーが形成されている。
これにより、軸部材20を装着する場合には、まず、軸部材20の先端部分を軸穴102に挿入し、アンカー10に当接した段階で、軸部材20を回転させる。すると、軸部材20は、アンカー10の貫通孔10aと螺合して貫通する。そして、ストッパーがアンカー10の外周面に当接した段階で軸部材20を回転させることができなくなり、軸部材20は後端部分がALCパネル100の表面から30mm程度突き出た状態で、ALCパネル100に固定される。
プレート30は、平プレートで構成され、ALCパネル100の内面100bに対面して配置され、軸部材20をその先端から挿通させる円形状の挿通孔31が形成されている。
固定部材40は、挿通孔31の外径よりも少し大きな径の座金と一体になったナットで構成され、プレート30に挿通された軸部材20の後端部分と螺合し、軸部材20の後端部分をプレート30に固定する。尚、固定部材40は、緩み止めのナットで構成してもよい。
弾性部材50は、プレート30とALCパネル100との間に配置され、プレート30とALCパネル100との界面に生ずる摩擦力を低減する。例えば、弾性部材50は、テフロン(登録商標)のシート等の摩擦係数が低いシートを表面側に貼り付けたクッション材で構成され、プレート30のALCパネル100の内面100bに対面する面に糊付けされる。又、クッション材は、ALCパネル100をプレート30に適切に固定するために、固定部材40に加える所定のトルク圧で押し潰すことができる硬さで形成されている。これにより、弾性部材50が、パネル取り付け精度に影響を与えることがなくなる。
図1及び図3に示すように、自重受け部材60は、ALCパネル100の下端と当接し、ALCパネル100の荷重を支持する。又、自重受け部材60は、3〜5段毎に、足場控250(図3参照)と螺合する足場控用ナット61が設けられている。
次に、パネル取付構造1によるパネル取付方法について説明する。
まず、鉄骨製造工場において、挿通孔31が形成されたプレート30を柱200の所定位置に取り付ける。そして、この柱200を、建築現場に搬入し、ALCパネル100の長辺の寸法に基づく所定の間隔で配置し、建て込む。
又、ALCパネル製造工場において、ALCパネル100に、柱200に当接する短辺側側縁の小口100aから中央方向に延びるアンカー穴101を形成し、短辺側側縁近傍において内面100bから外面100cに向けて延びてアンカー穴101と交差する軸穴102を所定の寸法で建築現場で形成する。
図4乃至図6は、前記実施形態に係るパネル取付構造1により、建築現場において、ALCパネル100を柱200に固定する方法を説明する図である。
建築現場においては、まず、図4に示すように、ALCパネル100に形成されたアンカー穴101に、アンカー10を挿入する。
次に、ALCパネル100に現場で所定の位置に形成した軸穴102に、軸部材20の先端部分を挿入する。そして、軸部材20の先端部分がアンカー10に当接したら、軸部材20を、回転させて、貫通孔10aと螺合させる。
次に、図5に示すように、柱200にALCパネル100を建て込み、軸部材20の後端部分を、柱200に取り付けられたプレート30の挿通孔31に挿通させる。そして、プレート30に挿通された軸部材20の後端部分を、プレート30に固定部材40で固定する。これにより、図6に示すように、ALCパネル100が柱200に固定される。
このように、パネル取付構造1によれば、建築現場においては、ALCパネル100に予め形成された穴にアンカー10及び軸部材20を挿入し、軸部材20の後端部分を、柱200に予め取り付けられたプレート30の挿通孔31に挿通し、固定部材40で固定するだけで、ALCパネル100を確実に柱200に固定できる。
よって、建築現場での溶接作業を一切なくし、且つ、一枚ずつ確実にパネルを取り付けることができる。又、出隅部分も隣接するパネルがなくてもパネル両端で確実に取り付けることができるので、建築現場における溶接作業を全て無くすことができるため、施工性と施工精度の向上に繋がり、施工者の技量に依存する事も無く外壁面を構成することができる。
従って、建築現場において、溶接作業が一切発生せず、パネル一枚ずつ確実に施工でき、且つ、施工性を向上でき、取り付けミスや施工不良を低減できるパネル取付構造を提供できる。
又、パネル取付構造1によれば、アンカー10が挿入されるアンカー穴101を、ALCパネル100の短辺側側縁の小口100aに形成するので、長辺側側縁の小口に形成した場合に比べ穴深さが非常に短くてすむ。これにより、アンカー穴101の幅方向精度を向上できるので、このアンカー穴101と交差させる軸穴102の精度も向上できる。即ち、この軸穴102に挿入され、ALCパネル100を柱200に取り付けるための軸部材20の位置の精度を向上できる。
これにより、建築現場における、ALCパネル100の建て込み時に、鉄骨製造工場で柱に取り付けられたプレート30の挿通孔31に無理なく、軸部材20を貫通させることができる。
よって、建築現場における軽量気泡コンクリートパネルの建て込み時の施工誤差を考慮した挿通孔を形成したプレートに比べ、プレートの大きさを小さくできるので、経済性を向上できる。
又、パネル取付構造1によれば、プレート30とALCパネル100との間に、摩擦力を低減する弾性部材50を設けた。
これにより、例えば、地震時に、軸部材20と固定部材40のトルクや摩擦力により、ALCパネル100の横方向へのスライド変形が阻害され、ALCパネル100が破壊されるのを防止できる。
又、例えば、予めプレート30に弾性部材50と取り付けておくことで、無足場施工する場合等でALCパネル100をプレート30へぶつけてしまった場合等においても、ALCパネル100が欠けるのを防止し、安全に取り付けることができる。
次に、本発明の実施形態の応用例1について説明する。
図7は、本発明の実施形態の応用例1に係るパネル取付構造1Aにより、柱200に固定されたALCパネル100を内側から視た図である。
本発明の実施形態の応用例1に係るパネル取付構造1Aは、パネル取付構造1とは、プレートの構成及びコの字型プレートを備える点が異なる。
パネル取付構造1Aは、アンカー10と、軸部材20と、プレート30Aと、固定部材40と、弾性部材50と、自重受け部材60と、を備え、更に、コの字型プレート70を備える。
図8は、前記応用例1に係るパネル取付構造1Aのプレート30Aを説明する図である。
プレート30Aは、平プレートで構成され、ALCパネル100の内面100b(図2参照)に対面して配置され、軸部材20(図2参照)を上方より挿入させるU字型スリット31Aが形成されている。U字型スリット31Aは、軸部材20の径よりも少し大きい寸法で形成され、上方に向かって開放されている。
図9は、前記応用例1に係るパネル取付構造1Aにより、建築現場において、ALCパネル100を柱200に固定する方法を説明する図である。
コの字型プレート70は、軸部材20が挿通する挿通孔71が略中央に形成されている。コの字型プレート70は、プレート30Aと固定部材40との間に配置され、プレート30Aの上端と下端に、それぞれ係止する爪部72が上端及び下端に形成されている。
次に、パネル取付構造1Aによるパネル取付方法について説明する。
まず、パネル取付構造1と同様の方法により、ALCパネル100に軸部材20を取り付ける。そして、既に取り付けられたALCパネル100の上方に、今回取り付けるALCパネル100を配置し、軸部材20の後端部分を、柱200に取り付けられたプレート30Aのスリット31Aに上方より挿入させる。そして、コの字型プレート70の挿通孔71に軸部材20を挿通し、コの字型プレート70の爪部72をプレート30Aの上端と下端に係止させる。次に、軸部材20の後端部分を、コの字型プレート70を介してプレート30Aに固定部材40で固定する。
このように、パネル取付構造1Aによれば、鉄骨製造工場において、溶接固定されたプレート30AにU型のスリットが加工されており、そのU字型スリット31Aはボルト(軸部材20)の径よりも少し大きい寸法で形成され、上に向かって開放されている。
一般的に横積みパネルを施工する際には、レッカーやホイストクレーン等を利用してALCパネル100を下から順番に積み重ねていく方法が取られ、ALCパネル100は上から下ろすように積み重ねていく。
ここで、柱200に取り付けられたプレートに空けられた穴が丸穴だとすると、ALCパネル100を吊上げて固定するには、ALCパネル100を、躯体から離した位置で上から下ろし、柱200に取り付けられたプレートの穴とALCパネル100から突き出たボルト(軸部材20)が合う位置で、手前に引き込むように行う必要が有る。しかし、ALCパネル100によっては、図9に示すように、長辺側小口下端に凹部110が形成され、長辺側小口上端に凸部120が形成されている。このため、ALCパネル100を柱200に取り付ける場合、取り付けるALCパネル100を、既に柱200に取り付けられたALCパネル100の凸部120を乗り越えて引き込む必要が有るため、一旦、凸部120の上の位置で上から下ろすのを止め、ALCパネル100を引き込んでから下のALCパネル100の凸部120に、取り付けるALCパネル100の凹部110が合うように下ろす必要が有る。それだと穴径をその分大きくしておく必要が有るため経済的ではない。
パネル取付構造1Aによれば、柱200に取り付けられたプレート30Aの上部にU字型スリット31Aが入っているので、ALCパネル100を上から柱200に接しさせながら下ろした場合裏面から突き出たボルト(軸部材20)がプレート30Aと干渉する事もなく、且つ、既に取り付けられた下のALCパネル100の凸部120を乗り越える必要もないのでスムーズにALCパネル100を容易に積み重ねることが出来る。
又、U字型スリット31Aを形成したプレート30AによりALCパネル100を固定する場合、ALCパネル100はボルト(軸部材20)に螺合した固定部材40とプレート30Aの締め付けによる摩擦力だけで固定されており、万が一そのU字型スリット31Aからボルト(軸部材20)が抜け落ちるような応力が生じてしまったときに抜け落ちる危険性もある。
パネル取付構造1Aによれば、プレート30Aとボルト(軸部材20)に螺合した固定部材40の間にコの字型プレート70を介在させ、そのコの字型プレート70を、工場で取り付けられたプレート30Aの上下部に覆いかぶるようにセットするので、U字型スリット31AからALCパネル100が脱落する事を防止できる。
更に、上記の応用例1のより好ましい実施形態の詳細について説明する。図10は、応用例1に係るパネル取付構造1Aのプレートについて、より好ましい実施形態であるプレート30Bの説明に供する図である。図10に示す通り、プレート30Bは、プレート30Aと同様に、平プレートで構成され、U字型スリットが形成されているが、このU字型スリット31Bは、プレート端部側の幅広部(幅Wの部分)と、プレート中心側の幅狭部(幅Wの部分)と、からなる。そして、幅広部の幅Wは、軸部材20のワッシャー部80の直径よりも大きく、幅狭部の幅Wは、ワッシャー部80の直径よりも小さく、軸部材20のボルト径よりは大きい。幅狭部の幅Wと、上記ボルト径との大きさの差は、軸部材の挿通作業時におけるクリアランスとして適当な範囲の差であればよく、固定後のボルトの安定性を損なわない範囲内の差異とする。
通常、軸部材20には、23φ程度のワッシャー(座金)が、ワッシャー部80として予め組み込まれている。U字型スリット31Bが上記形状であることによって、幅の大きいワッシャー部80を幅広部を通して挿入し、尚且つ、ボルト部分を幅狭部に係合させることによって、軸部材20をプレート30Bに高い作業性の下で挿通させることができる。
図11及び図12は、応用例1に係るパネル取付構造1Aのコの字型プレートについて、プレート30Bと組合せて用いることによって、より好ましい実施形態とすることができるコの字型プレート70B及びその好ましい実施形態の説明に供する図である。図11に示す通り、コの字型プレート70Bは、コの字型プレート70の挿通孔71に代えて、U字型スリット71Bが形成されている。図12に示すように、コの字型プレート70Bは、上側から挿入してプレート30Bと組合せて軸部材20を挟み込む態様で用いることにより、パネル取付構造1Aの取付け工法の作業性と、パネル取付構造1Aの安定性を更に高めることができる。
又、プレート30Bには、図10に示す通り、その上端と下端に、コの字型プレート70、70Bの爪部72が係合可能な爪部係合スリット部32B、33Bが形成されている。これにより、コの字型プレート70、70Bの水平方向への移動による脱落を防止することができる。更に、爪部係合スリット部は、上端側の爪部係合スリット部32Bの深さdが、下端側の爪部係合スリット部33Bの深さdよりも小さい。これにより、プレート30Bの上端側からコの字型プレート70、70Bを挿入するとコの字の引っ掛かりが係合するが、下端側からコの字型プレート70、70Bを挿入すると、寸法バランスが崩れて係合不能となる。これにより、コの字型プレート70、70Bの天地方向を誤って設置する施工ミスを未然に防止することができる。又、プレート30Bに係合可能なコの字型プレートのU字型スリット71Bは、必然的にコの字型プレート70Bの上下方向の長さの半分以上が切り欠かれている形状とする必要がある。このようなU字型スリット71Bを有するコの字型プレート70Bは、万が一固定部における螺合強度が弱まった場合であっても、にわかには上下のバランスが崩れて回転することはなく、コの字型プレートの脱落事故を防止することができる。
本発明は、例えば、外壁として使用される軽量気泡コンクリートパネルを柱に固定するためのパネル取付構造及びパネル取付方法に利用することができる。
1 パネル取付構造
10 アンカー
20 軸部材
30 プレート
31 挿通孔
40 固定部材
50 弾性部材
60 自重受け部材
70 コの字型プレート
80 ワッシャー部
100 ALCパネル
100a 短辺側側縁の小口
100b 内面
100c 外面
101 アンカー穴
102 軸穴
200 柱

Claims (6)

  1. 外壁として使用される軽量気泡コンクリートパネルを柱に固定するためのパネル取付構造であって、
    前記軽量気泡コンクリートパネルには、前記柱に当接する側縁の小口から中央方向に延びるアンカー穴と、前記側縁近傍において内面から外面に向けて延びて前記アンカー穴と交差する軸穴と、が形成され、
    前記アンカー穴に挿入されるアンカーと、
    前記軸穴に先端部分が挿入され、前記アンカーと係合する軸部材と、
    前記柱に取り付けられ、前記軽量気泡コンクリートパネルの前記内面に対面して配置され、前記軸部材が挿通する挿通孔が形成されたプレートと、
    前記プレートに挿通された前記軸部材の後端部分を、前記プレートに固定する固定部材と、を備え、
    前記挿通孔が、前記プレートの一辺に向けて開放されていることにより、前記軸部材を前記プレートの一辺からパネル面の中心方向に向けて挿入可能なU字型スリットとなっていて、
    該U字型スリットが、プレート端部側の幅広部と、プレート中心側の幅狭部と、からなり、前記幅広部の幅は、前記軸部材のワッシャー部の直径よりも大きく、前記幅狭部の幅は、前記ワッシャー部の直径よりも小さく、前記軸部材のボルト径よりは大きい、パネル取付構造。
  2. 前記軽量気泡コンクリートパネルの前記側縁は、前記軽量気泡コンクリートパネルの短辺である請求項1に記載のパネル取付構造。
  3. 前記プレートと前記軽量気泡コンクリートパネルとの間に配置され、前記プレートと前記軽量気泡コンクリートパネルとの界面に生ずる摩擦力を低減する弾性部材を、更に備える請求項1又は2に記載のパネル取付構造。
  4. 前記プレートの上端と下端にそれぞれ係合可能な爪部を有するコの字型プレートが、前記プレートと前記固定部材との間に設置されている請求項1から3のいずれかに記載のパネル取付構造。
  5. 前記プレートの上端と下端には、前記爪部が係合可能な爪部係合スリット部が形成されている請求項4に記載のパネル取付構造。
  6. 前記プレートは、その上端側の爪部係合スリット部の深さが、下端側の爪部係合スリット部の深さよりも小さい請求項5に記載のパネル取付構造。
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