JP5422846B2 - 筋交いフレーム - Google Patents

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Description

この発明は、鉄骨軸組み構造物の構築に用いるK字形の筋交いフレーム、特にフレームを現場で精度よく組立てることができる筋交いフレームに関する。
例えば、鉄骨を用いた建物の軸組構造の一つとして、基礎の上に土台を設置し、この土台のコーナ部分に立設した隅柱間の上部に梁材をかけ渡し、上下に対向する土台と梁材の間に筋交いフレームを配置すると共に、必要に応じて中間柱を立設して構築し、この軸組構造の上に屋根組を設けるようにするものが知られている。
上記のような軸組構造において使用される筋交いフレームは、平行する両側一対の鋼管製縦柱材と、両側縦柱材を互いに結合する鋼管製の筋交い材とからなり、筋交い材は一方縦柱材の上端部に固定した斜め下向きの上部筋交い材と、一方縦柱材の下端部に固定した斜め上向きの下部筋交い材を用い、前記上部筋交い材と下部筋交い材の集合端部を他方縦柱材の上下中間部に溶接することにより、正面から見てK字形に組立てられ、この筋交いフレームを両縦柱材が垂直になるよう上下に位置する土台と梁材間に建て込むことにより、軸組構造の剛性を保つようになっている(例えば、特許文献1と2参照)。
上記のような溶接により組立てた筋交いフレームは、両側縦柱材が筋交い材で結合されて幅と長さのある構造に成っているので、どうしても全体の形状が嵩張り、そのままでは輸送や現場への搬入に不便であるため、上部筋交い材及び下部筋交い材の集合端部と他方縦柱材の結合に、現場での組立てを可能とするボルト結合構造を採用し、両側縦柱材を分離して全体の形状を嵩低くすることで、現場への搬入を容易にした筋交いフレームが提案されている。
上記したボルト結合により組み立てる筋交いフレームは、筋交い材と他方縦柱材の結合が、断面コ字状で上下を同一方向に傾斜状となるよう屈曲させ、中央にボルト挿通孔が設けられたホルダー金具を用い、上部筋交い材及び下部筋交い材の集合側端部をホルダー金具の両端に嵌合し、両者の嵌合部分を溶接により固定化し、他方縦柱材の筋交い材を結合する位置にねじ孔を設け、前記ホルダー金具を他方縦柱材に重ね、ボルトをボルト挿通孔から前記ねじ孔にねじ込み、ホルダー金具を介して他方縦柱材に筋交い材を固定化して組立てるようにしている(例えば、特許文献3参照)。
特開2000−291139号公報 特開2001−220818号公報 特開2004−156214号公報
ところで、上記のような筋交いフレームは、軸組構造の剛性を保つために、その組立時に、縦柱材と筋交い材の結合強度と共に、両側縦柱材の上下位置関係や平行精度が要求されるものであるが、上記のようなボルト結合構造は、単純に縦柱材とホルダー金具を一本のボルトで締結するだけであるため、両側縦柱材の平行度は、製作時の各部の加工状態によって決定されることになり、組立て時に両側縦柱材の上下位置関係や並列する左右間隔方向の平行度を微調整することができないという点で改善の余地が見出された。
そこで、この発明の課題は、上記のような点に鑑み、ボルトでの結合による組立て時に、両側縦柱材の並列する間隔方向の平行度を簡単に精度よく微調整することができ、使用時に必要とする軸組構造の剛性確保を可能にすることができる筋交いフレームを提供することにある。
上記の課題を解決するため、この発明は、平行する縦柱材間に、一方縦柱材の上端部に固定した斜め下向きの上部筋交い材と、一方縦柱材の下端部に固定した斜め上向きの下部筋交い材を設け、前記上下部筋交い材の集合端部と他方縦柱材の上下中間部を調整式結合装置で結合して組立てる筋交いフレームであり、前記調整式結合装置が、上下部筋交い材の集合端部と他方縦柱材の何れか一方に対して、上下に間隔を設けて同軸心状の配置で固定された一対の固定部材と、前記上下部筋交い材の集合端部と他方縦柱材の何れか他方に固定され、上下に位置する前記固定部材間に納めるボルト受け部材と、前記固定部材とボルト受け部材の上下端部を結合するためのボルトの組み合わせからなり、前記ボルトで、固定部材とボルト受け部材を相対的に上下の位置調整ができるようにしたものである。
上記調整式結合装置は、固定部材にねじ孔が設けられ、このねじ孔にねじ込むボルトの軸部が固定部材を貫通する長さを有し、上記ボルト受け部材の上下端部にボルトの軸部が納まる嵌合孔が設けられ、固定部材のねじ孔に螺合した上下ボルトの軸部を嵌合孔に嵌め込むことで、上下固定部材間にボルト受け部材を上下位置調整可能に結合するようになっている構造とすることができる。
上記調整式結合装置は、固定部材にボルト挿通孔が設けられ、このボルト挿通孔に挿通するボルトの軸部が固定部材を貫通する長さを有し、上記ボルト受け部材の上下端部にボルトの軸部をねじ込むねじ孔が設けられ、固定部材に挿通した上下ボルトの軸部をねじ孔にねじ込むことで、上下固定部材間にボルト受け部材を上下位置調整可能に結合するようになっている構造とすることができる。
上記他方縦柱材に固定した補強プレートの両側に二枚の補強板を平行する対向状態に溶接し、前記二枚の補強板間の上下端部に上記固定部材がそれぞれ溶接によって固定され、上記ボルト受け部材は、上下部筋交い材の集合端部を上下に固定する取り付けプレートに溶接によって固定され、このボルト受け部材が前記二枚の補強板間に納まるようになっているようにしてもよい。
ここで、上記縦柱材と上下部筋交い材は角形の鋼管を用い、上下部筋交い材は両端を斜めにカットし、一方縦柱材の一面における上端部と下端部にV字状の配置となるよう溶接により固定し、上下部筋交い材の集合端部と他方縦柱材を調整式結合装置で結合することにより、例えば、高さ2700mm、外幅が1000mm程度となる大きさの筋交いフレームを形成することになる。
上記調整式結合装置は、上下の固定部材に螺合又は挿通したボルトで、角軸材を用いて形成されたボルト受け部材を上下から保持し、上下部筋交い材の集合端部と他方縦柱材を結合すると共に、上下ボルトのねじ込み量を調整することにより、上下固定部材とボルト受け部材を相対的に上下に移動させ、この移動を利用して、両縦柱材の上下位置及び垂直度の調整を行うことになる。
この発明によると、一方縦柱材に固定した上下部筋交い材の集合端部と他方縦柱材を調整式結合装置で結合し、この調整式結合装置が、上下の固定部材にねじ込み又は挿通したボルトでボルト受け部材を上下から保持することで、上下部筋交い材の集合端部と他方縦柱材を結合するように形成されているので、ボルトのねじ込み量を調整することにより、上下固定部材とその間に位置するボルト受け部材を相対的に異動させることができ、これによって、筋交いフレームの組み立て時に、両縦柱材の左右の垂直度や平行度及び上下の位置を精度よく調整することができ、建て込んだ軸組構造に必要とする剛性を確保する筋交いフレームとすることができる。
また、ボルト受け部材の両端部に、ボルトの軸部を嵌合又は螺合することで、固定部材とボルト受け部材を結合するので、上下部筋交い材の集合端部と他方縦柱材の結合に必要とする機械的強度を確保でき、筋交いフレームの組立てがボルト操作によって円滑に行えると同時に、組立て強度の向上を図ることができる。
この発明に係る第1の実施の形態の筋交いフレームの使用状態を示す軸組構造の一例を示す正面図 第1の実施の形態の筋交いフレームの組立てに用いる調整式結合装置を示す分解斜視図 第1の実施の形態の筋交いフレームにおける調整式結合装置の結合前の分解状態を示す縦断正面図 第1の実施の形態の筋交いフレームにおける調整式結合装置の結合状態を示す一部切欠き正面図 この発明に係る第2の実施の形態の筋交いフレームにおける調整式結合装置の結合前の分解状態を示す縦断正面図 第2の実施の形態の筋交いフレームにおける調整式結合装置の結合状態を示す一部切欠き正面図
以下、この発明の実施の形態を図示例に基づいて説明する。
図1乃至図4に示す第1の実施の形態の筋交いフレーム1は、平行する一対の縦柱材2、3と、両縦柱材2、3間に配置され、一方縦柱材2の上端部に固定した斜め下向きの上部筋交い材4及び、一方縦柱材2の下端部に固定した斜め上向きの下部筋交い材5と、前記上部筋交い材4と下部筋交い材5の集合端部と他方縦柱材3の上下中間部を結合する調整式結合装置6と、前記一対の縦柱材2、3を上部と下部の位置で結合した横桟部材7、8とで形成されている。
上記両縦柱材2、3は、例えば、100mm角で長さが2700mm、厚さ3.2mmの鋼管を用い、上下の端部は、溶接した端板9、10によって閉鎖され、両縦柱材2、3は左右配置時の中心間隔を900mm前後とすると共に、上部筋交い材4と下部筋交い材5は、50mm角で厚さ3.2mmの鋼管を用いて両端を斜めにカットし、一方縦柱材2の一面における上端部と下端部にベース板11を介して溶接固定することにより、両縦柱材2、3間に傾斜角度が33°となるV字状とすることで、この上下部筋交い材4、5と他方縦柱材3がK形の配置となり、高さ2700mm、外幅が1000mm程度となる大きさの筋交いフレーム1を形成することになる。
上記調整式結合装置6は、図2乃至図4に示すように、他方縦柱材3の上下中間部の上下に固定した一対の固定部材12、13と、前記一対の固定部材12、13に対して上下の相反する端部からねじ込んで取付け、固定部材12、13を貫通する長さの軸部を有するボルト14と、前記一対の固定部材12、13間に余裕を持って納まる長さを有し、両端部にボルト14の軸部14aが納まる嵌合孔15、15が同軸心状の配置で設けられ、上下部筋交い材4、5の集合端部に固定されるボルト受け部材16とで形成されている。
上記補強プレート18は上下に長く他方縦柱材3に溶接で固定され、この補強プレート18の両側に長い帯板状となる二枚の補強板20を平行する対向状態に溶接し、前記二枚の補強板20間の上下端部に上記固定部材12、13がそれぞれ溶接によって固定され、この固定部材12、13は、40mm角、長さ50mmの角軸材を用い、その軸心に沿ってねじ孔17が貫通し、上下に140mmの間隔を設けた配置となり、ねじ孔17が上下に同軸心の配置となっている。
従って、他方縦柱材3に対して固定部材12、13は、補強プレート18と二枚の補強板20を介して、補強プレート18から少し浮いた状態で固定され、固定部材12、13にかかる負荷の支持強度が優れた構造になっている。
上記ボルト14の軸部14aは、固定部材12、13を貫通して上記嵌合孔15に納まる程度の長さを有し、上下の固定部材12、13に対して上下の相反する端部からねじ込むようになっている。
上記ボルト受け部材16は、上下の固定部材12、13間に余裕を持って納まる長さの上下に長い角軸材を用いて形成され、その両端部に底面が平坦となる深さ25mmの嵌合孔15、15が設けられ、上下部筋交い材4、5の集合端部を上下に固定する取付けプレート19に対して溶接により固定されている。
なお、筋交いフレーム1は、一対の縦柱材2と3を上部筋交い材4と下部筋交い材5で結合したものが基本構造であるが、図1のように、他方縦柱材3の両面に調整式結合装置6を用いて上下部筋交い材4、5と一方縦柱材2を結合することにより、三本の縦柱材2、2と3が同一面で並列する複合筋交いフレームとしたり、他方縦柱材3の隣接する二面又は三面に調整式結合装置6を用いて上下部筋交い材4、5と一方縦柱材2を結合することにより、三本の縦柱材2、2、3を用いた平面L形のコーナ用筋交いフレームや平面T形の三方用筋交いフレームを構成することができる。
第1の実施の形態の筋交いフレーム1は、上記のような構成であり、次に、この筋交いフレーム1の組み立て及びこれを用いた鉄骨軸組み構造物の組み立て方法を説明する。
一方縦柱材2の一面側で上下両端部の位置に上部筋交い材4と下部筋交い材5を傾斜状に溶接し、この上部筋交い材4と下部筋交い材5の集合端部に、ボルト受け部材16を備えた取付けプレート19を一方縦柱材2と平行するように溶接した一方縦柱材2と、他方縦柱材3の一面側で上下の中間部位置に、上下に固定部材12、13が設けられた補強プレート18を溶接した他方縦柱材3を工場で製作し、このような両縦柱材2と3を分解状態のままで建築現場に搬入する。
建築現場において、両縦柱材2と3を平行状に配置し、上下の固定部材12、13間にボルト受け部材16を嵌め合わせ、上下の固定部材12、13にねじ込んだボルト14の軸部14aの先端をボルト受け部材16の上下に位置する嵌合孔15に嵌挿し、前記固定部材12、13とボルト受け部材16及びボルト14からなる調整式結合装置6の結合によって、両縦柱材2と3が平行になる筋交いフレーム1の仮組み立てを行う。
上記調整式結合装置6は、上下の固定部材12、13に螺合したボルト14をねじ込むことにより、ボルト14の平坦となる軸部14aの先端が嵌合孔15の底面に当接することにより、上下のボルト14でボルト受け部材16を上下から軸方向に挟み、上下のねじ筒12、13とボルト受け部材16が上下に結合されると同時に、軸部14aと嵌合孔15の嵌合部分が横方向に対する結合を保持することになる。
上記のような仮組み立ての筋交いフレーム1を図1のように、基礎a上に設けた土台bと、隅柱c間の上部にかけ渡した梁材dの間に起立状となるよう建て込み、両縦柱材2と3の平行度を調整した状態で、両縦柱材2と3の下端は土台bと端板10をボルト結合し、上端は梁材dと端板9をボルト結合することで建物の軸組構造を構築する。
上記両縦柱材2と3の平行度の調整は、上下ボルト14のねじ込み量を調整することにより、上下の固定部材12、13とボルト受け部材16を相対的に上下動させるようにすればよく、これによって、例えば、一方縦柱材2に対して他方縦柱材3の上下の位置や左右平行度の調整が行えることになり、両縦柱材2、3の左右の平行度や垂直度及び上下の位置を精度よく調整することで、建て込んだ軸組構造の必要とする剛性を確保することができる。
次に、図5と図6は、第2の実施の形態の筋交いフレーム1を示している。なお、上述した第1の実施の形態の筋交いフレーム1と同一部分には同一符号を付すことによって説明に代える。
この第2の実施の形態の筋交いフレーム1の調整式結合装置6は、固定部材12、13にボルト挿通孔21が設けられ、このボルト挿通孔21に挿通するボルト14の軸部14aが固定部材12、13を貫通する長さを有し、上記ボルト受け部材16の上下端部にボルト14の軸部14aをねじ込むためのねじ孔22が設けられ、固定部材12、13に挿通した上下ボルト14の軸部14aをねじ孔22にねじ込むことで、上下固定部材12、13間にボルト受け部材16を上下位置調整可能に結合するようになっている。
従って、上記第1の実施の形態に対して第2の実施の形態の相違点は、第1の実施の形態は固定部材12、13にねじ孔17を設けていたのに対して、第2の実施の形態ではボルト挿通孔21とし、また、第1の実施の形態はボルト受け部材16の上下端部に嵌合孔15を設けたのに対し、第2の実施の形態ではねじ孔22とした点であるが、上下ボルト14の操作によって、固定部材12、13とボルト受け部材16を相対的に移動させる点で共通している。
第2の実施の形態の筋交いフレーム1を組み立てる場合は、建築現場において、両縦柱材2と3を平行状に配置し、上下の固定部材12、13間にボルト受け部材16を嵌め合わせ、上下の固定部材12、13に挿通したボルト14の軸部14aをボルト受け部材16の上下に位置するねじ孔22に、ボルト14の頭部が固定部材12、13に当接する状態にまで螺合し、前記固定部材12、13とボルト受け部材16及びボルト14からなる調整式結合装置6の結合によって、両縦柱材2と3が平行になる筋交いフレーム1の仮組み立てを行う。
上記調整式結合装置6は、上下の固定部材12、13に挿通したボルト14をねじ孔22にねじ込むことにより、上下のボルト14で固定部材12、13とボルト受け部材16を結合することになる。
上記のような仮組み立ての筋交いフレーム1で建物の軸組構造を構築するときの上記両縦柱材2と3の平行度の調整は、上下ボルト14の一方を少し緩め、このボルト14の頭部と固定部材12又は13との間に隙間を形成した状態で、他方ボルト14を回動させ、前記隙間の範囲でボルト受け部材16を上昇又は下降させ、これによって、例えば、一方縦柱材2に対して他方縦柱材3の上下の位置や左右平行度の調整が行い、両縦柱材2、3の左右の平行度や垂直度及び上下の位置を精度よく調整した後、他方ボルト14を頭部が固定部材12又は13に当接するまでねじ込めば、固定部材12、13とボルト受け部材16が固定化され、建て込んだ軸組構造の必要とする剛性を確保することができる。
1 筋交いフレーム
2、3 縦柱材
4 上部筋交い材
5 下部筋交い材
6 調整式結合装置
7、8 横桟部材
9 端板
10 端板
11 ベース板
12 固定部材
13 固定部材
14 ボルト
14a 軸部
15 嵌合孔
16 ボルト受け部材
17 ねじ孔
18 補強プレート
19 取付けプレート
20 補強板
21 ボルト挿通孔
22 ねじ孔

Claims (4)

  1. 平行する縦柱材(2)と(3)間に、一方縦柱材(2)の上端部に固定した斜め下向きの上部筋交い材(4)と、一方縦柱材(2)の下端部に固定した斜め上向きの下部筋交い材(5)を設け、前記上下部筋交い材(4)、(5)の集合端部と他方縦柱材(3)の上下中間部を調整式結合装置(6)で結合して組立てる筋交いフレームであり、
    前記調整式結合装置(6)が、上下部筋交い材(4)、(5)の集合端部と他方縦柱材(3)の何れか一方に対して、上下に間隔を設けて同軸心状の配置で固定された一対の固定部材(12)、(13)と、
    前記上下部筋交い材(4)、(5)の集合端部と他方縦柱材(3)の何れか他方に固定され、上下に位置する前記固定部材(12)、(13)間に納めるボルト受け部材(16)と、
    前記固定部材(12)、(13)とボルト受け部材(16)の上下端部を結合するためのボルト(14)の組み合わせからなり、
    前記ボルト(14)で、固定部材(12)、(13)とボルト受け部材(16)を相対的に上下の位置調整ができるように結合した筋交いフレーム。
  2. 上記調整式結合装置(6)は、固定部材(12)、(13)にねじ孔(17)が設けられ、このねじ孔(17)にねじ込むボルト(14)の軸部(14a)が固定部材(12)、(13)を貫通する長さを有し、上記ボルト受け部材(16)の上下端部にボルト(14)の軸部(14a)が納まる嵌合孔(15)が設けられ、固定部材(12)、(13)のねじ孔(17)に螺合した上下ボルト(14)の軸部(14a)を嵌合孔(15)に嵌め込むことで、上下固定部材(12)、(13)間にボルト受け部材(16)を上下位置調整可能に結合するようになっている請求項1に記載の筋交いフレーム。
  3. 上記調整式結合装置(6)は、固定部材(12)、(13)にボルト挿通孔(21)が設けられ、このボルト挿通孔(21)に挿通するボルト(14)の軸部(14a)が固定部材(12)、(13)を貫通する長さを有し、上記ボルト受け部材(16)の上下端部にボルト(14)の軸部(14a)をねじ込むねじ孔(22)が設けられ、固定部材(12)、(13)に挿通した上下ボルト(14)の軸部(14a)をねじ孔(22)にねじ込むことで、上下固定部材(12)、(13)間にボルト受け部材(16)を上下位置調整可能に結合するようになっている請求項1に記載の筋交いフレーム。
  4. 上記他方縦柱材(3)に固定した補強プレート(18)の両側に二枚の補強板(20)、(20)を平行する対向状態に溶接し、前記二枚の補強板(20)、(20)間の上下端部に上記固定部材(12)、(13)がそれぞれ溶接によって固定され、上記ボルト受け部材(16)は、上下部筋交い材(4)、(5)の集合端部を上下に固定する取り付けプレート(19)に溶接によって固定され、このボルト受け部材(16)が前記二枚の補強板(20)、(20)間に納まるようになっている請求項2又は3に記載の筋交いフレーム。
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