JP6274773B2 - ヒンジ装置 - Google Patents
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Description
この場合、上記第1ヒンジ部材が、前面が開口した箱状をなすケースを有しており、このケースの内部が上記収容凹部とされていることが望ましい。
上記第2ヒンジ部材が、固定部材と、この固定部材に着脱可能に取り付けられる連結部材とを有し、上記連結部材が上記第1ヒンジ部材に回転可能に連結されていることが望ましい。
上記固定部材と上記連結部材との間には、上記連結部材を上記固定部材に係止して上記連結部材が上記固定部材から脱落することを阻止する仮止め機構が設けられていることが望ましい。
上記仮止め機構が、上記固定部材と上記連結部材とのいずれか一方に設けられた係合凹部と、上記固定部材と上記連結部材とのいずれか他方に設けられ、上記係合凹部に係脱可能に係合する係合突出部とを有していることが望ましい。
上記第2ヒンジ部材が上記第1ヒンジ部材に水平方向へ回転可能に設けられており、上記係合凹部の上面には、下方に突出する第1係合爪部が形成され、上記係合突出部の上面には上記第1係合爪部に係合して上記係合突出部を上記係合凹部に係合状態に維持する第2係合爪部が形成されていることが望ましい。
上記連結部材には、上記第2ヒンジ部材が閉位置に位置しているときに、上記収容凹部に入り込む連結突出部が形成され、上記係合凹部が上記固定部材と対向する面から上記連結突出部内に延びていることが望ましい。
上記第1及び第2ヒンジ部材が、上記枠体と上記扉とのいずれか一方と他方とにそれぞれビスによって固定されており、上記第1ヒンジ部材を上記一方に固定するビスが、その長手方向を上記一方の上記他方との対向面と直交する方向に向けた状態で上記一方に螺合され、上記第2ヒンジ部材を上記他方に固定するビスが、その長手方向を上記他方の上記一方との対向面と直交する方向に向けた状態で上記他方に螺合されていることが望ましい。
図1〜図3は、この発明の一実施の形態たるヒンジ装置1が用いられた収容装置A1を示す。収容装置A1は、前面部が開口した直方体状の枠体Bと、枠体Bの開口部を開閉する扉Cとを有している。扉Cは、水平方向の一端部が枠体Bの水平方向の一側部の内面に、上下に離間して配置された二つのヒンジ装置1(上側のヒンジ装置1のみ図示)を介して水平方向へ回転可能に連結されている。扉Cは、図1に示す閉位置から図2に示す直角位置を経て図3に示す開位置までの間を回転可能である。扉Cは、閉位置に位置すると、図1に示すように、枠体Bの開口部に嵌まり込んで開口部を閉じる。扉Cが閉位置に位置しているときには、枠体Bの前面Baと扉Cの前面Caとがほぼ同一平面上に位置するとともに、扉Cの左端面(対向面)Cbと枠体Bの左内側面(対向面)Bbとが僅かな隙間を介して対向する。扉Cの左端面Cbには、二つの取付凹部Cc(一方の取付凹部Ccのみ図示)が形成されている。二つの取付凹部Ccは、上下方向へ所定距離だけ互いに離間して配置されている。扉Cの直角位置は、扉Cが閉位置から図1及び図2の時計方向へ90°回転した位置であり、扉Cが直角位置に回転すると、扉Cの幅方向(図2において上下方向)が前後方向を向く。開位置は、扉Cが閉位置から図1〜図3の時計方向へほぼ120°回転した位置である。扉Cが開位置に回転すると、枠体Bの開口部の大部分(図3において左側の部分を除く大部分)が開かれる。
例えば、上記の実施の形態においては、第1ヒンジユニット2と第2ヒンジユニット3とを第1及び第2の二つ(二種類)のリンク41,43によって回転可能に連結しているが、一つ(一種類)のリンクだけで連結してもよく、三つ(三種類)以上のリンクによって連結してもよい。また、第1ヒンジユニット2と第3ヒンジユニット3とを、上記第2特許文献2に開示されているヒンジ装置のように、一つの枢軸で回転可能に連結してもよい。
Ba 前面(対向面)
Bb 左内側面(対向面)
Bc 取付凹部
C 扉
Cb 左端面(対向面)
Cc 取付凹部
Cd 背面(対向面)
1 ヒンジ装置
2 第1ヒンジユニット(第1ヒンジ部材)
3 第2ヒンジユニット(第2ヒンジ部材)
4 リンク機構部
5 仮止め機構
21 ケース
21b 前面
31 固定板部(固定部材)
32d 前面
32 連結部材
32b 第1連結突出部(連結突出部)
51 係合凹部
51a 係合爪部(第1係合爪部)
52 係合突出部
52c 係合爪部(第2係合爪部)
Claims (8)
- 枠体とこの枠体の開口部を開閉する扉とを回転可能に連結するために用いられ、
上記扉が閉位置に位置しているときに互いに対向する上記枠体と上記扉との対向面のうちの一方に取り付けられる第1ヒンジ部材と、他方に取り付けられる第2ヒンジ部材を備え、上記第2ヒンジ部材が上記第1ヒンジ部材に回転可能に連結され、
上記第2ヒンジ部材は、上記第1ヒンジ部材に回転可能に連結される部分の両端から回転軸線方向にそれぞれ突出する2つの突出部分を有し、
上記2つの突出部分は、上記扉が閉じ位置に位置しているときに上記一方の対向面を向く前面をそれぞれ有しているヒンジ装置において、
上記第1ヒンジ部材には、上記扉が閉位置に位置しているときに上記他方の対向面に向かって開口する収容凹部が形成され、
上記扉が閉位置に位置しているときに、上記第2ヒンジ部材における上記回転可能に連結される部分と、上記2つの突出部分の前面全体が、上記第1ヒンジ部材の上記収容凹部に入り込むことを特徴とするヒンジ装置。 - 上記第1ヒンジ部材が、前面が開口した箱状をなすケースを有しており、このケースの内部が上記収容凹部とされていることを特徴とする請求項1に記載のヒンジ装置。
- 上記第2ヒンジ部材が、固定部材と、この固定部材に着脱可能に取り付けられる連結部材とを有し、上記連結部材が上記第1ヒンジ部材に回転可能に連結されていることを特徴とする請求項1又は2に記載のヒンジ装置。
- 上記固定部材と上記連結部材との間には、上記連結部材を上記固定部材に係止して上記連結部材が上記固定部材から脱落することを阻止する仮止め機構が設けられていることを特徴とする請求項3に記載のヒンジ装置。
- 上記仮止め機構が、上記固定部材と上記連結部材とのいずれか一方に設けられた係合凹部と、上記固定部材と上記連結部材とのいずれか他方に設けられ、上記係合凹部に係脱可能に係合する係合突出部とを有していることを特徴とする。請求項4に記載のヒンジ装置。
- 上記第2ヒンジ部材が上記第1ヒンジ部材に水平方向へ回転可能に設けられており、上記係合凹部の上面には、下方に突出する第1係合爪部が形成され、上記係合突出部の上面には上記第1係合爪部に係合して上記係合突出部を上記係合凹部に係合状態に維持する第2係合爪部が形成されていることを特徴とする請求項5に記載のヒンジ装置。
- 上記連結部材には、上記第2ヒンジ部材が閉位置に位置しているときに、上記収容凹部に入り込む連結突出部が形成され、上記係合凹部が上記固定部材と対向する面から上記連結突出部内に延びていることを特徴とする請求項5又は6に記載のヒンジ装置。
- 上記第1及び第2ヒンジ部材が、上記枠体と上記扉とのいずれか一方と他方とにそれぞれビスによって固定されており、上記第1ヒンジ部材を上記一方に固定するビスが、その長手方向を上記一方の上記他方との対向面と直交する方向に向けた状態で上記一方に螺合され、上記第2ヒンジ部材を上記他方に固定するビスが、その長手方向を上記他方の上記一方との対向面と直交する方向に向けた状態で上記他方に螺合されていることを特徴とする請求項1〜7のいずれかに記載のヒンジ装置。
Priority Applications (1)
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Applications Claiming Priority (1)
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JP2013160224A JP6274773B2 (ja) | 2013-08-01 | 2013-08-01 | ヒンジ装置 |
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JP2015031327A JP2015031327A (ja) | 2015-02-16 |
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Family
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Family Applications (1)
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JP2013160224A Active JP6274773B2 (ja) | 2013-08-01 | 2013-08-01 | ヒンジ装置 |
Country Status (1)
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2013
- 2013-08-01 JP JP2013160224A patent/JP6274773B2/ja active Active
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