JP6271385B2 - メタリック調塗工シートの製造方法及びメタリック調塗工シート、同シートの巻取り製品、同巻取り製品より得る積層製品 - Google Patents

メタリック調塗工シートの製造方法及びメタリック調塗工シート、同シートの巻取り製品、同巻取り製品より得る積層製品 Download PDF

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Description

本発明は、メタリック調塗工シートの製造方法及びメタリック調塗工シート、同シートの巻取り製品、同巻取り製品より得る積層製品に関する。
近年、カレンダーやパンフレット等の商業・美術印刷、ビジュアル雑誌や写真集等の出版印刷及びショッピングバッグ、ファッションバッグ(袋)、あるいは医薬品、化粧品等の紙器等の包装印刷分野での高級化及び個性化傾向は、メーカーのブランド戦略と共に、一段と進みつつある。このような分野では、紙やフィルム上に、アルミニウムや青銅、黄銅等の金属粉末を含有する塗工層を設けたメタリック調塗工シートが用いられている。メタリック調塗工シートは、その表面の高い光沢性により、これを用いた印刷物や包装紙器等に高級感や意匠性を与えることができる。
このようなメタリック調塗工シートとして、特許文献1には、基材の表面にアルミニウムペーストを主体とした塗工液を塗布したメタリック調光沢紙が開示されている。特許文献2には、塗被層が顔料とアルミニウム等の金属粉末と接着剤とを主成分とするキャスト塗被紙用塗工液よりなるメタリック調キャスト塗被紙が開示されている。特許文献3には、基材の片面にアルミニウムペーストとバインダーとを主体とするアルミニウム塗工層を設け、更にオーバーコート層設けたメタリック調塗工紙が開示されている。
実開平6−20499号公報 特開平8−49194号公報 特開2005−336660号
さて、メタリック調塗工シートの製造方法としては、光輝性顔料を含む塗工液を塗工装置に供給し、走行する基材の表面に連続的に塗工を行う方法がある。このような製造方法において、塗工液中での光輝性顔料の沈降は、メタリック調塗工シートの色調の変化を生じさせることとなる。
より具体的には、例えば全長が100mを超えるような比較的長い基材に連続的に塗工液を塗工するような場合には、塗工液中での光輝性顔料の沈降が生じると、塗工過程における最初に基材に塗工した塗工液と、最後に基材に塗工した塗工液とでは光輝性顔料の分散状態が異なることとなるため、結果的に得られたメタリック調塗工シートの全長方向の両端では色調の差が生じるというものである。一般的に塗工装置では、塗工処理を行った際に基材に付着しなかった塗工液や、コーターにおいてドクタで掻き落とされた余剰分の塗工液等は回収され、配管や一時貯留タンク等を経て再度塗工に用いられる。つまり、長い基材の塗工処理を行う場合には、大量の塗工液が長時間に亘って装置中を循環することとなり、光輝性顔料の沈降が生じやすい塗工液を用いると配管や一時貯留タンク等の様々な場所に光輝性顔料が沈降して塗工液の塗料性状が変化してしまう。特に染料や顔料で着色した光輝性顔料を用いた場合にはこの色調の差が顕著となるため、安定した色調のメタリック調塗工シートを得るためには、頻繁に補色を実施する必要があるという製造上の課題があった。
特許文献1乃至3に記載されたメタリック調塗工紙は、アルミニウムを配合した塗工液を基材の表面に塗工して製造されているが、このような塗工液ではアルミニウムが塗工液の構成成分中において単位粒子の重量が比較的大きいこともあり、経時的に塗工液中で沈降する現象が見られる。この沈降の現象はアルミニウムだけではなく、他の光輝性顔料を使用した塗工液でも生じることがある。
本発明は、このような問題に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、頻繁な補色を行わずとも色調の安定したメタリック調塗工シートが得られるメタリック調塗工シートの製造方法を提供するものである。
本発明の他の目的並びに作用効果については、以下の記述を参照することにより、当業者であれば容易に理解されるであろう。
上記課題を解決するために、本発明のメタリック調塗工シートの製造方法は、走行するシート状基材の少なくとも一方の面に、光輝性顔料とバインダーとを含有する塗工液を塗工するメタリック調塗工シートの製造方法であって、前記塗工液が、光輝性顔料100質量部に対して、高級アルコール酸化エチレン縮合物を10〜30質量部含有するものである。
このような構成によれば、光輝性顔料の塗工液中での沈降が抑制され、全長が100mを超えるような比較的長い基材を用いる場合であっても塗工開始から塗工終了までの間、塗工液の光輝性顔料の濃度が一定しているため、塗工開始時と塗工終了時とで塗工液の色調に変化が生じず安定した色調のメタリック調塗工シートが製造できる。
また、本発明の好ましい実施の形態においては、前記バインダーには変性ポリビニルアルコールが含まれていてもよい。
このような構成によれば、光輝性顔料の沈降がより抑制されるため、さらに色調が安定したメタリック調塗工シートが製造できる。
また、本発明の好ましい実施の形態においては、前記変性ポリビニルアルコールは、JIS K6726に準じて測定した平均重合度が1000〜2000の変性ポリビニルアルコールであってもよい。
このような構成によれば、塗工液の粘度が適度なものであるために光輝性顔料の沈降がより抑制され、また塗工装置で扱いやすい程度の粘度であるため操業性を損ねることもない。
また、本発明の好ましい実施の形態においては、前記変性ポリビニルアルコールの塗工液中の含有量が、光輝性顔料100質量部に対して1〜10質量部であってもよい。
このような構成によれば、光輝性顔料の沈降抑制効果が得られることに加え、塗工層表面の面感が好ましいメタリック調塗工シートを製造することができる。
また、本発明の好ましい実施の形態においては、前記変性ポリビニルアルコールが、アセトアセチル基変性ポリビニルアルコールであってもよい。
このような構成によれば、光輝性顔料の沈降がより抑制され、さらに色調が安定したメタリック調塗工シートが製造できる。
また、本発明の好ましい実施の形態においては、前記バインダーは、前記光輝性顔料100質量部に対して、100〜250質量部の範囲で配合されていてもよい。
このような構成によれば、バインダーと光輝性顔料の配合割合が好ましい範囲であるため、塗工層の強度に優れ、好ましい光沢感を有するメタリック調塗工シートが製造できる。
また、本発明は、メタリック調塗工シートの発明としても捉えることができる。本発明に係るメタリック調塗工シートは、走行するシート状基材の少なくとも一方の面に、光輝性顔料とバインダーとを含有する塗工液を塗工してなる塗工層を有するメタリック調塗工シートであって、前記塗工層は、光輝性顔料100質量部に対し、高級アルコール酸化エチレン縮合物を10〜30質量部含有することを特徴とする。
そして、このような構成によれば、色調が安定したメタリック調塗工シートが得られる。
また、本発明は、メタリック調塗工シートの巻取り品、及び、その巻取り製品を断裁して得られた単片シートを、複数枚積層したメタリック調塗工シートの積層製品としても捉えることができる。
また、本発明は、メタリック調塗工シート用の塗工液としても捉えることができる。本発明に係るメタリック調塗工シート用の塗工液は、光輝性顔料と、バインダーと、光輝性顔料100質量部に対して10〜30質量部の高級アルコール酸化エチレン縮合物を含有することを特徴とする。
そして、このような構成によれば、塗工液中の光輝性顔料が沈降しにくいメタリック調塗工シート用の塗工液が得られるため、比較的全長の長い基材を用いる場合であっても、この塗工液を用いることで色調の安定したメタリック調塗工シートを製造することができる。
本発明のメタリック調塗工シートの製造方法、及びメタリック調塗工シート用の塗工液によれば、頻繁な補色を行わずとも色調の安定したメタリック調塗工シートを製造することが可能となる。
また、本発明に係るメタリック調塗工シートは、部位による色調の差が少なく、特に巻取り製品での全長方向での部位による色調の差が少なく、この巻取り製品を断裁して得られた単片シートを複数枚積層したメタリック調塗工シートの積層製品は、個々の単片シートでの色調の差が少ない。従って、本発明のメタリック調塗工シートを用いることで、印刷物や包装紙器等に安定した高級感や意匠性を与えることができる。
実施例及び比較例により得られたメタリック調塗工シートの物性評価結果を示す図である。
以下、本発明について説明するが、本発明はこれらの実施形態に限定して解釈されるも
のではない。
(基材)
本発明において用いる基材としては、紙やフィルム状の合成樹脂シート、不織布等を用いることができる。より具体的には、紙としては、上質紙、コート紙、キャストコート紙、アート紙、アートポスト紙、合成紙、ラミネート紙などを用いることができ、ラミネート紙であればポリエチレンラミネート紙である場合が特に有利である。また、合成樹脂シートとしては、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリエステル、ポリアミド、ポリ塩化ビニル等の合成樹脂シートを用いることができる。本発明のメタリック調塗工シートにおいては、高級感を感じさせるために平滑性の高い基材を用いることが好ましい。また、その一方で製造コストの面からは紙を基材とすることが好ましく、これらの理由から、本発明においては基材としてコート紙、キャストコート紙、アート紙またはアートポスト紙といった平滑性の高い紙を用いることが好ましい。
(光輝性顔料)
本発明で用いる光輝性顔料としては、アルミニウム、銅、亜鉛、鉄、ニッケル、スズ、酸化アルミニウム等の金属または合金等の金属粉末、また、干渉マイカ顔料、ホワイトマイカ顔料、グラファイト顔料等の金属様の色調を有する非金属粉末などが挙げられ、これらの中では、金属光沢の良好なアルミニウムの金属粉末を使用することが好ましい。該光輝性顔料は、1種または2種以上を混合して使用することができる。また、本発明で用いる光輝性顔料は、あらかじめ高濃度のペースト状に分散(光輝性顔料を固形分で50乃至70質量%含有)してあるものを使用すれば、塗工液中に分散することが容易となる。アルミニウムを高濃度のペースト状に分散させた製品としては、例えば、東洋アルミニウム社より市販されている、商品名「SAP 260 PW−HS」がある。
また、本発明で用いる光輝性顔料は、着色顔料や着色染料で着色されたものであってもよい。このような光輝性顔料の製品としては、アルミニウムに着色顔料を付着させて樹脂でコーティングしたものなどがあり、例えば、東洋アルミニウム社より市販されている、商品名「フレンドカラー」などが挙げられる。
本発明においては、光輝性顔料とバインダーとを含有する塗工液中に、更に着色顔料や着色染料といった着色剤を添加してメタリック調塗工シートの色調を調整することができる。このような着色剤としては特に限定するものではなく、例えば、アゾ系、フタロシアニン系、アントラキノン系、ペルリン系、ピランスロン系、キナクリドン系、ジオキサジン系、イソインドリノン系、チオインジゴ系、キノフタロン系、ピグメント系、カーボン系、酸化硫黄系、硫酸塩系、炭酸塩系、ケイ酸塩系、クロム酸塩系、アルミン酸塩系、フェロシアン系等の着色剤が挙げられるが、これらに限定されるものではない。
着色剤を用いる場合の色調の調整方法としては、例えば、光輝性顔料として無彩色のアルミニウムペーストを使用する場合には、黒色顔料を光輝性顔料に対して0.01〜0.1質量%添加することで、色調の鮮やかなシルバー系のメタリック調塗工シートとすることができる。また、このシルバー系の色調を基準として、光輝性顔料に対して黄色顔料を10〜30質量%、赤色顔料を5〜20質量%添加することで、色調の鮮やかなゴールド系のメタリック調塗工シートとすることができる。
(バインダー)
本発明で用いるバインダーとしては、スチレン−ブタジエン共重合ラテックス、アクリル変性スチレン−ブタジエン共重合体ラテックス、メチルメタクリレート−ブタジエン共重合ラテックス、澱粉、ポリビニルアルコール、アクリル酸エステル樹脂、ビニル系樹脂、ポリエステル系樹脂、セルロース系樹脂等のバインダーが挙げられ、これらの1種または2種以上を混合して使用することができる。塗工液中のバインダーの添加量は、光輝性顔料100質量部に対して100〜250質量部、好ましくは130〜220質量部、更に好ましくは150〜200質量部である。バインダーの添加量をこのような範囲とすることで塗工層中に光輝性顔料を十分に固着させ、塗工層に光沢感を与えることができる。バインダーの添加量が100質量部未満となると、メタリック調塗工シートとした際に塗工層から光輝性顔料が脱落するおそれがある。逆にバインダーの添加量が250質量部を超えると、塗工層から表出する光輝性顔料の割合が減るために塗工層の光沢感を損ねるおそれがある。
(高級アルコール酸化エチレン縮合物)
本発明においては、光輝性顔料とバインダーとを含有する塗工液に、更に高級アルコール酸化エチレン縮合物を含有させる。塗工液中の高級アルコール酸化エチレン縮合物の添加量は、光輝性顔料100質量部に対して、10〜30質量部、好ましくは12〜26質量部、更に好ましくは16〜22質量部とする。このような塗工液の組成とすることにより、光輝性顔料の塗工液中での沈降を抑制し、前述したメタリック調塗工シートの色調の差が生じることを抑制することができる。高級アルコール酸化エチレン縮合物の添加量が10質量部未満となると、光輝性顔料の沈降の抑制効果が十分に得られない。逆に、添加量が30質量部を超えると、光輝性顔料の沈降の抑制効果が頭打ちになるばかりか、塗工液の粘度が上がることで泡立ちが生じやすくなり、塗工層表面に塗工の抜け(欠点部)を多く発生させて、安定した色調の発現を損ねるおそれがある。
本発明において用いる高級アルコール酸化エチレン縮合物としては、塗工液中での光輝性顔料の沈降抑制効果の点からポリオキシエチレン脂肪酸エステルが好ましく、とりわけポリオキシエチレンオレイン酸エステルが好ましい。
(変性ポリビニルアルコール)
本発明では、塗工液に高級アルコール酸化エチレン縮合物を含有させることで、光輝性顔料の沈降を効果的に抑制することができるが、塗工液に添加するバインダーとして変性ポリビニルアルコールを選択すると、更に光輝性顔料の沈降を抑制することができ、より色調の安定したメタリック調塗工シートを製造することが可能となる。
ここで用いる変性ポリビニルアルコールとしては、例えば、アセトアセチル基変性ポリビニルアルコール、ポリビニルアルコールと多価カルボン酸とのエステル化物、カルボキシ変性ポリビニルアルコール、スルホン酸変性ポリビニルアルコール、オレフィン変性ポリビニルアルコール、ニトリル変性ポリビニルアルコール、アミド変性ポリビニルアルコール、ピロリドン変性ポリビニルアルコール等の変性ポリビニルアルコールを使用することができ、これらの中でも、塗工液中の光輝性顔料の沈降をより抑制できることから、アセトアセチル基変性ポリビニルアルコールを用いることが好ましい。
本発明で使用する変性ポリビニルアルコールとしては、JIS K6726に準じて算出した平均重合度が1000〜2000であることが好ましい。このような変性ポリビニルアルコールは、塗工液に適度な粘度を付与して、光輝性顔料の沈降をより抑制することができる。平均重合度が1000以下であると、塗工液に適度な粘度が得られず、光輝性顔料の沈降の更なる抑制効果を満足できないおそれがある。また平均重合度が2000を超えると、流動性の悪化から塗工液の泡立ちが生じやすくなり、塗工装置での操業性を損ねるおそれがある。
本発明で使用する変性ポリビニルアルコールは、ケン化度95%以上であることが好ましい。ケン化度が95%以上の変性ポリビニルアルコールを使用することで、メタリック調塗工シートの塗工層の被膜強度が向上し、塗工層から光輝性顔料が脱落することを抑制することができる。
変性ポリビニルアルコールの塗工液への添加量は、塗工液中の光輝性顔料100質量部に対して、固形分で10質量部以下とすることが好ましく、さらに好ましくは8質量部以下である。下限は特に限定するものではないが、1質量部以上添加することで光輝性顔料の沈降の更なる抑制効果を得ることができる。10質量部を超えて変性ポリビニルアルコールを添加しても光輝性顔料の沈降の更なる抑制効果は頭打ちとなるばかりか、塗工液の粘度が上昇することにより塗工安定性が低下し、塗工層表面の面感を損ねるおそれがある。
(その他助剤)
本発明に用いる塗工液には、光輝性顔料とバインダーの他に、本発明の目的とする効果を損ねない範囲で各種公知の助剤を適宜使用することができる。助剤としては、例えば、分散剤、消泡剤、保水剤、増粘剤、潤滑剤、湿潤剤、離型剤、耐水化剤、防腐剤、蛍光増白剤、帯電防止剤、印刷適性向上剤等が挙げられる。
(メタリック調塗工シートの製造方法)
本発明においては、走行する基材の少なくとも一方の面に、光輝性顔料とバインダーとを含有する塗工液を塗工装置により塗工してメタリック調塗工シートを製造する。一般的に、全長が比較的長い基材に塗工液を塗工する場合には、基材を走行させて、その表面に塗工装置を用いて塗工液を塗工する。このような塗工方法によりメタリック調塗工シートを製造する場合に、塗工液中で光輝性顔料が沈降すると塗工液中の光輝性顔料の濃度が変化することとなり、色調の安定したメタリック調塗工シートが得られない。しかしながら、本発明においては、塗工液中の光輝性顔料の沈降が抑制されていることから、このような塗工方法であっても、色調の安定したメタリック調塗工シートを得ることができる。
本発明において用いる塗工装置としては、特に限定するものではなく、一般の塗工装置を用いることができる。例えば、ブレードコーター、ロールコーター、リバースロールコーター、エアナイフコーター、ダイコーター、バーコーター、グラビアコーター、カーテンコーター、チャンプフレックスコーター、リップコーター、ロッドコーターなどの塗工装置を用いることができる。塗工液の液性からはエアナイフコーター、カーテンコーター、ロッドコーターが好ましく、さらに好ましくはエアナイフコーターである。また、いわゆるオフマシンコーターであってもオンマシンコーターであってもよい。基材への塗工液の塗工は、単層塗工であっても多層塗工であってもよい。
光輝性顔料とバインダーとを含有する塗工液の塗工量は、基材の片面あたり、4g/m2以上とすることが好ましく、より好ましくは6g/m2以上であり、更に好ましくは8g/m2以上である。塗工量が4g/m2を下回ると、メタリック調塗工シートの高級感や意匠性を損なうおそれがある。塗工量の上限は特に限定するものではないが、15g/m2を超えて塗工しても高級感や意匠性の発現は頭打ちとなるため、15g/m2以下、好ましくは12g/m2以下とすることがコスト的に有利となる。
本発明においては、基材へ塗工液を塗工した後に、塗工液を乾燥させることで基材の表面に塗工層を設けることができる。塗工後の乾燥方式は特に限定されるものではなく、例えば、熱風乾燥、赤外乾燥、常温乾燥、凍結乾燥等が挙げられるが、その乾燥効率から赤外乾燥、熱風乾燥が好ましい。
また、塗工液を乾燥させて基材の表面に塗工層を設けた後には、スーパーキャレンダー、マシンキャレンダー、ソフトキャレンダー等のキャレンダー装置を用いて平滑化処理を行ってもよい。
本発明においては、高い光沢感を付与する目的で、光輝性顔料とバインダーとを含有する塗工層の表面に、更にオーバーコート層を設けることもできる。このようなオーバーコート層としては、例えば、ガラス転移温度(Tg)が25℃乃至50℃である水系アクリルバインダーを主体とした塗工液を片面あたりの乾燥塗工量が0.5乃至4g/m2となるように塗工することで設けることができる。
次に、実施例及び比較例を挙げて、本発明を更に具体的に説明する。なお、以下に示す実施例及び比較例中、「部」又は「%」とあるのは、特に断りのない限り、固形分における質量基準である。なお、実施例中の変性ポリビニルアルコールの平均重合度は、JIS K6726に準じて測定した値である。
(実施例1)
<塗工液の調整>
下記薬品を水中に添加して、固形分濃度29.8%となるように塗工液を調製した。尚、塗工液のBF粘度(「ブルックフィールド粘度計」(TOKIMEC社製)を使用し、60rpm、20℃、ローター1にて測定した粘度)は、22.5mPa・sであった。
・アルミニウムペースト
(商品名:SAP 260PW−HS、東洋アルミニウム社製) 100部
・SBRバインダー(商品名:L−1924、旭化成ケミカルズ社製) 150部
・変性SBRバインダー(商品名:A−6081、旭化成社製) 30部
・ポリスチレン系顔料(商品名:サイビノール PG−2、サイデン化学社製)10部
・黒色顔料(商品名:TB 786 Black、大日精化社製) 0.005部
・黄色顔料
(商品名:Emacol NS Yellow 4618、山陽色素社製)28部
・赤色顔料(商品名:SA RED DKR−5、御国色素社製)11部
・ポリエチレンワックス(商品名:WAX♯100、御国色素社製) 4部
・高級アルコール酸化エチレン縮合物(ポリオキシエチレンオレイン酸エステル、
商品名:ノイゲンES−149D、第一工業製薬社製)10部
<塗工液の塗工>
市販のコート紙(商品名:ミューコート、127.9g/m2、北越紀州製紙社製)を基材として用い、塗工速度を115m/分として走行する基材上に、エアナイフコーターにて基材の片面あたりの塗工量が固形分換算で8g/m2となるように塗工液を塗工した。その後、エアドライヤーで熱風乾燥しメタリック調塗工シートを得た。得られたメタリック調塗工シートの全長は5000mであった。
(実施例2)
実施例1の塗工液の調製において、高級アルコール酸化エチレン縮合物(ポリオキシエチレンオレイン酸エステル、商品名:ノイゲンES−149D、第一工業製薬社製)の添加量を10部から16部に変更した以外は、実施例1と同様にしてメタリック調塗工シートを得た。
(実施例3)
実施例1の塗工液の調製において、高級アルコール酸化エチレン縮合物(ポリオキシエチレンオレイン酸エステル、商品名:ノイゲンES−149D、第一工業製薬社製)10部を、高級アルコール酸化エチレン縮合物(ポリオキシエチレンステアリン酸エステル、商品名:エソファット60/15、ライオン社製)24部に変更した以外は、実施例1と同様にしてメタリック調塗工シートを得た。
(実施例4)
塗工液の調整を下記のとおりに変更した以外は、実施例1と同様にしてメタリック調塗工シートを得た。
<塗工液の調製>
下記薬品を水中に添加して、固形分濃度30.8%となるように塗工液を調製した。尚、塗工液のBF粘度は、28.5mPa・sであった。
・アルミニウムペースト
(商品名:SAP 260PW−HS、東洋アルミニウム社製) 100部
・SBRバインダー(商品名:L−1924、旭化成ケミカルズ社製) 150部
・変性SBRバインダー(商品名:A−6081、旭化成社製) 30部
・ポリスチレン系顔料(商品名:サイビノール PG−2、サイデン化学社製)10部
・黒色顔料(商品名:TB 786 Black、大日精化社製) 0.05部
・黄色顔料(商品名:Emacol NS Yellow 4618、山陽色素社製)
28部
・赤色顔料(商品名:SA RED DKR−5、御国色素社製)11部
・ポリエチレンワックス(商品名:WAX♯100、御国色素社製) 4部
・高級アルコール酸化エチレン縮合物(ポリオキシエチレンオレイン酸エステル、
商品名:ノイゲンES−149D、第一工業製薬社製)16部
・アセトアセチル基変性ポリビニルアルコール(商品名:ゴーセファイマーZ200、日本合成化学社製、平均重合度1100、ケン化度98%)5部
(実施例5)
実施例4の塗工液の調製において、アセトアセチル基変性ポリビニルアルコール(商品名:ゴーセファイマーZ200、日本合成化学社製、平均重合度1100、ケン化度98%)5部を、エチレン変性ポリビニルアルコール(商品名:エクセバールRS−2117、クラレ社製、平均重合度1700、ケン化度97.5〜99.0)5部に変更した以外は、実施例4と同様にしてメタリック調塗工シートを得た。塗工液のBF粘度は、40.0mPa・sであった。
(実施例6)
実施例4の塗工液の調製において、アセトアセチル基変性ポリビニルアルコール(商品名:ゴーセファイマーZ200、日本合成化学社製、平均重合度1100、ケン化度98%)5部を、無変性ポリビニルアルコール(商品名:PVA―124、クラレ社製、平均重合度2400、ケン化度98%)5部に変更した以外は、実施例4と同様にしてメタリック調塗工シートを得た。塗工液のBF粘度は、55.2Pa・sであった。

(実施例7)
実施例4の塗工液の調製において、アセトアセチル基変性ポリビニルアルコール(商品名:ゴーセファイマーZ200、日本合成化学社製、平均重合度1100、ケン化度98%)の添加量を5部から12部に変更した以外は、実施例4と同様にしてメタリック調塗工シートを得た。
(実施例8)
実施例4の塗工液の調製において、アセトアセチル基変性ポリビニルアルコール(商品名:ゴーセファイマーZ200、日本合成化学社製、平均重合度1100、ケン化度98%)5部を、カルボニル基変性ポリビニルアルコール(商品名:DF−05、日本酢ビ・ポバール社製、平均重合度500、ケン化度98%)5部に変更した以外は実施例4と同様にしてメタリック調塗工シートを得た。尚、塗工液のBF粘度は、25.2mPa・sであった。
(比較例1)
実施例1の塗工液の調製において、高級アルコール酸化エチレン縮合物(商品名:ノイゲンES−149D、第一工業製薬社製)を添加しなかった以外は実施例1と同様にしてメタリック調塗工シートを得た。
(比較例2)
実施例1の塗工液の調製において、高級アルコール酸化エチレン縮合物(商品名:ノイゲンES−149D、第一工業製薬社製)の添加量を10部から6部に変更した以外は実施例1と同様にしてメタリック調塗工シートを得た。
(比較例3)
実施例1において、高級アルコール酸化エチレン縮合物(商品名:ノイゲンES−149D、第一工業製薬社製)の添加量を10部から32部に変更した以外は、実施例1と同様にしてメタリック調塗工シートを得た。
(比較例4)
実施例1の塗工液の調製において、高級アルコール酸化エチレン縮合物(商品名:ノイゲンES−149D、第一工業製薬社製)10部を、アセチレングリコール系ノニオン性界面活性剤(商品名:アセチレノールE00、川研ファインケミカル社製)10部に変更した以外は実施例1と同様にしてメタリック調塗工シートを得た。
各実施例及び比較例で得たメタリック調塗工シートの評価結果を図1に示す。尚、測定及び評価は次の方法で行った。
(色調の安定性評価)
各実施例及び比較例で得られた全長5000mのメタリック調塗工シートの全長方向の両端、即ち、塗工液の塗工過程における塗工初期部と塗工終期部とから、それぞれA4サイズのサンプルを採取し、塗工初期部となる一方の端部より採取したサンプルを「初期部サンプル」、塗工終期部となるもう一方の端部より採取したサンプルを「終期部サンプル」とした。得られたそれぞれのサンプルを23℃、50%RHの環境下で24時間調湿後、分光式色差計(日本電色工業製 PF10)を用い、JIS Z 8722に準拠して明度(L*)、色相(a*、b*)を測定した。初期部サンプルの測定値をL*x、a*x、b*xとし、終期部サンプルの測定値をL*、a*、b*とし、下記の数1により色差ΔE*を求めた。ΔE*の値が大きいほど色調の差が大きいことを意味し、ΔE*の値が2以下のものを色調の差が少ないものとして合格とした。
Figure 0006271385
(面感評価)
実施例及び比較例で得られたメタリック調塗工シートの塗工層表面の面感について目視で評価した。面感の良いものから順に○良、△可、×不可とし、3段階評価を行った。
○:塗工ムラも無く、面感が良好。
△:塗工ムラがわずかに認められるものの、面感が良好。
×:塗工ムラが認められ、面感が不良。
図1の結果から明らかなように、各実施例で得られたメタリック調塗工シートは、初期部サンプルと終期部サンプルとの色調の差(ΔE*)がいずれも2以下と小さく、また、面感も良く、色調の安定したメタリック調塗工シートであった。無変性のポリビニルアルコールを用いた実施例6、及びアセトアセチル基変性ポリビニルアルコールの添加量を12部とした実施例7で得られたメタリック調塗工シートは、やや塗工層の面感に劣ったものの、色調の安定したメタリック調塗工シートであった。
これに対して、比較例1で得られたメタリック調塗工シートは、色調の差が大きく、面感にも劣るものであった。これは、高級アルコール酸化エチレン縮合物を添加しなかったために塗工液中の光輝性顔料が沈降したことが原因だと考えられる。
また、比較例2で得られたメタリック調塗工シートも、やはり色調の差が大きいものであった。これは、高級アルコール酸化エチレン縮合物を添加しているものの添加量が少なすぎて十分な効果が得られず、比較例1ほどではないが塗工液中の光輝性顔料が沈降したことが原因だと考えられる。
比較例3で得られたメタリック調塗工シートは、色調の差は少なかったものの塗工層の面感に劣るものであった。これは、高級アルコール酸化エチレン縮合物の添加量が多すぎたために塗工液の塗工性が低下したことが原因だと考えられる。
また、比較例4で得られたメタリック調塗工シートは、色調の差が大きいものであった。これは、高級アルコール酸化エチレン縮合物の替わりにアセチレングリコール系ノニオン性界面活性剤を用いたため、塗工液中の光輝性顔料の沈降が十分に抑制されなかったことが原因だと考えられる。
以上説明したように、本発明によれば、部位による色調の差が少ない、色調の安定したメタリック調塗工シートを得ることができる。そして、メタリック調塗工シートを巻取り製品とした場合には、その効果が顕著となる。即ち、全長の比較的長い(例えば100m以上)メタリック調塗工シートが巻取りの形態で製品とされることがあるが、このような場合であっても、本発明のメタリック調塗工シートは、全長方向のどの部位であっても色調の差が少なく、特に色調の差が生じやすい全長方向の両端であっても色調の差が少ないものとなる。
そして、このようなメタリック調塗工シートの巻取り製品を断裁して単片シートを複数得た場合であっても、本発明の効果を享受できる。即ち、メタリック調塗工シートは、一定の寸法形状に断裁されて、複数枚積層した積層製品とすることがある。例えば単片シート50枚を一束として包装し、積層製品とすることがあるが、このような場合でも単片シート毎の色調の差が少ないため、印刷物や包装紙器等に安定した高級感や意匠性を与えることができる。

Claims (10)

  1. 走行するシート状基材の少なくとも一方の面に、光輝性顔料とバインダーとを含有する塗工液を塗工するメタリック調塗工シートの製造方法であって、
    前記塗工液、光輝性顔料100質量部に対して、高級アルコール酸化エチレン縮合物を10〜30質量部含有し、
    前記バインダーには、変性ポリビニルアルコールが含まれることを特徴とするメタリック調塗工シートの製造方法。
  2. 前記変性ポリビニルアルコールは、JIS K6726に準じて測定した平均重合度が1000〜2000であることを特徴とする請求項に記載のメタリック調塗工シートの製造方法。
  3. 前記変性ポリビニルアルコールの塗工液中の含有量が、光輝性顔料100質量部に対して1〜10質量部であることを特徴とする請求項1又は2に記載のメタリック調塗工シートの製造方法。
  4. 前記変性ポリビニルアルコールが、アセトアセチル基変性ポリビニルアルコールであることを特徴とする請求項1〜3に記載のメタリック調塗工シートの製造方法。
  5. 前記バインダーは、前記光輝性顔料100質量部に対して、100〜250質量部の範囲で配合されていることを特徴とする請求項1〜の何れかに記載のメタリック調塗工シートの製造方法。
  6. 前記光輝性顔料とバインダーとを含有する塗工液の塗工量は、基材の片面あたり、4〜12g/m 2 の範囲であることを特徴とする請求項1〜5の何れかに記載のメタリック調塗工シートの製造方法。
  7. 走行するシート状基材の少なくとも一方の面に、光輝性顔料とバインダーとを含有する塗工液を塗工してなる塗工層を有するメタリック調塗工シートであって、
    前記塗工層は、光輝性顔料100質量部に対し、高級アルコール酸化エチレン縮合物を10〜30質量部含有し、
    前記バインダーには、変性ポリビニルアルコールが含まれることを特徴とするメタリック調塗工シート。
  8. 請求項7に記載のメタリック調塗工シートをロール状に巻き取ったことを特徴とするメタリック調塗工シートの巻取り製品。
  9. 請求項8に記載のメタリック調塗工シートの巻取り製品を断裁して得られた単片シートを、複数枚積層したことを特徴とするメタリック調塗工シートの積層製品。
  10. 光輝性顔料と、バインダーと、光輝性顔料100質量部に対して10〜30質量部の高級アルコール酸化エチレン縮合物を含有し、前記バインダーには、変性ポリビニルアルコールが含まれることを特徴とするメタリック調塗工シート用の塗工液。
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