JP6271326B2 - 空気入りタイヤ - Google Patents
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Description
粘弾性スペクトロメーター:岩本製作所の「VESF−3」
初期歪み:10%
動歪み:±1%
周波数:10Hz
変形モード:引張
測定温度:70℃
図1に示された基本構成を備え、下記の表1に示された仕様を備えた実施例1の空気入りタイヤを得た。このタイヤのサイズは、125/80R420とされた。ベルトの各層に含まれるコードには、アラミド繊維からなるコード(構成=1670dtex/2)が用いられた。各層におけるコードの密度は、35エンズ/5cmとされた。なお、インスレーションの「位置」の欄の「IN」は、インスレーションがインナーライナーよりもタイヤの内側に設けられていることを表している。
インスレーションを設けず幅CWを下記の表1の通りとした他は実施例1と同様にして、比較例2のタイヤを得た。
インスレーションを設けず幅CW及び傾斜角度γを下記の表1の通りとした他は実施例1と同様にして、比較例1のタイヤを得た。この比較例1は、従来のタイヤである。
カーカスの第一プライと第二プライとの間にインスレーションを設けた他は実施例1と同様にして、比較例3のタイヤを得た。インスレーションがカーカスよりもタイヤの内側にないことが、「位置」の欄に「OUT」で表されている。
幅CW及び幅IWを変えて比(CW/TW)を下記の表2及び3の通りとした他は実施例1と同様にして、実施例2−7及び比較例4−5のタイヤを得た。
幅IWを変えて差((CW+2IW)−TW)を下記の表4の通りとした他は実施例1と同様にして、実施例8−11及び比較例6−7のタイヤを得た。
幅LWを下記の表5の通りとした他は実施例1と同様にして、実施例12−15及び比較例8−9のタイヤを得た。
厚さtを下記の表6の通りとした他は実施例1と同様にして、実施例16−19のタイヤを得た。
弾性率Eを下記の表7の通りとした他は実施例1と同様にして、実施例20−23のタイヤを得た。
第三コードの傾斜角度γの絶対値Tと第二コードの傾斜角度βの絶対値Sとの差(T−S)で表される角度差を下記の表8の通りとした他は実施例1と同様にして、実施例24−28及び比較例10−11のタイヤを得た。
試作タイヤを排気量が1000ccであるスポーツタイプの二輪自動車(4サイクル)の前輪に装着し、その内圧が240kPaとなるように空気を充填した。前輪のリムのサイズは、3.50×420とされた。後輪には、市販のタイヤ(サイズ=200/60R420)を装着し、その内圧が170kPaとなるように空気を充填した。後輪のリムのサイズは、6.25×420とされた。80℃の温度に設定されたホットウォーマーをタイヤに取り付け、約1.5時間このタイヤを保持した。その後、この二輪自動車を、その路面がアスファルトであるサーキットコースで走行させて、ライダーによる官能評価を行った。評価項目は、制動性、操縦性及び吸収性である。この結果が、10点を満点とした指数として下記の表1から表8に示されている。数値が大きいほど好ましい。また、制動性、操縦性及び吸収性の合計点を算出し、これを総合点として表した。この数値が大きいほど好ましい。
4・・・トレッド
6・・・サイドウォール
8・・・ビード
10・・・カーカス
12・・・ベルト
18・・・インスレーション
20・・・トレッド面
26・・・第一プライ
28・・・第二プライ
30・・・第一層
32・・・第二層
34・・・第三層
36・・・第一コード
40・・・第二コード
44・・・第三コード
Claims (4)
- その外面がトレッド面をなすトレッドと、それぞれが上記トレッドの端から半径方向略内向きに延びる一対のサイドウォールと、それぞれが上記サイドウォールよりも半径方向内側に位置する一対のビードと、上記トレッド及び上記サイドウォールの内側に沿って一方のビードと他方のビードとの間に架け渡されたカーカスと、上記トレッドの半径方向内側において上記カーカスと積層されるベルトと、上記カーカスの半径方向内側に位置するインナーライナーと、上記インナーライナーの半径方向内側に位置しておりかつ軸方向において離間して配置される一対のインスレーションとを備えており、
上記ベルトが第一層と、この第一層よりも半径方向外側に位置する第二層と、この第二層よりも半径方向外側に位置する第三層とを備えており、
軸方向において、上記第三層の端が上記第二層の端よりも内側に位置しており、この第二層の端が上記第一層の端よりも内側に位置しており、
上記第一層が並列された多数の第一コードを含んでおり、それぞれの第一コードが赤道面に対して傾斜しており、
上記第二層が並列された多数の第二コードを含んでおり、それぞれの第二コードが赤道面に対して傾斜しており、
上記第三層が並列された多数の第三コードを含んでおり、それぞれの第三コードが赤道面に対して傾斜しており、
上記第三コードの傾斜方向が上記第二コードの傾斜方向とは逆であり、この第二コードの傾斜方向が上記第一コードの傾斜方向とは逆であり、
上記第三コードの傾斜角度γの絶対値Tが上記第二コードの傾斜角度βの絶対値Sよりも大きく、
上記インスレーションが架橋ゴムからなり、このインスレーションが上記カーカスよりもこのタイヤの内側に位置しており、
このタイヤの周方向に対して垂直な断面において、上記トレッド面の一端からその他端までの長さが幅TWとされ、上記第二層の一端からその他端までの長さが幅BWとされ、上記第三層の一端からその他端までの長さが幅CWとされ、上記インスレーションの内端からその外端までの長さが幅IWとされたとき、
上記第三層の幅CWの上記トレッド面の幅TWに対する比が0.4以上であり、上記第二層の幅BWとこの幅CWとの差(BW−CW)が10mmよりも大きく、
上記第三層の幅CWの半分と上記インスレーションの幅IWとの和(CW/2+IW)が上記トレッド面の幅TWの半分よりも小さく、
軸方向において、上記インスレーションの内端が上記第三層の端よりも内側に位置しており、このインスレーションとこの第三層との重なりの幅LWが10mm以下である、二輪自動車用空気入りタイヤ。 - 上記インスレーションの厚さtが0.5mm以上1.5mm以下である、請求項1に記載の二輪自動車用空気入りタイヤ。
- 上記インスレーションの複素弾性率Eが3.0MPa以上10MPa以下である、請求項1又は2に記載の二輪自動車用空気入りタイヤ。
- 上記第三コードの傾斜角度γの絶対値Tと上記第二コードの傾斜角度βの絶対値Sとの差(T−S)が8°以上40°以下である、請求項1から3のいずれかに記載の二輪自動車用空気入りタイヤ。
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