JP7067356B2 - 空気入りタイヤ - Google Patents
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Description
粘弾性スペクトロメーター:岩本製作所の「VESF-3」
初期歪み:10%
動歪み:±1%
周波数:10Hz
変形モード:引張
測定温度:70℃
図1及び2に示された構造を備え、下記の表1に示された仕様を備えた実施例1の空気入りタイヤを得た。このタイヤのサイズは、185R14Cである。このタイヤでは、比(Hr/Hw)は118%とされ、比(HSi/H1)は100%とされた。比(H2/Hc)は122%とされた。従ってこのタイヤでは、高さH2は高さHcより大きい。このことが表1の「H2>Hc」の欄に「Yes」として記載されている。絶対値Daは0.0mmとされ、曲率半径R1は90mmとされた。
比較例1のタイヤは、ストリップエイペックスを備えていない。このタイヤの比(Hw/Lw)の値は、表1の通りである。このタイヤでは、高さH2は高さHcより小さい。このことが表1の「H2>Hc」の欄に「No」として記載されている。これらの他は、比較例1のタイヤは実施例1のタイヤと同じである。
最大幅位置の高さHwを変えて比(Hw/Lw)を表1に示されるとおりとした他は実施例1と同様にして、比較例2及び実施例2のタイヤを得た。
ストリップエイペックスの外側端の高さを変えて比(Hd/Hw)を表2に示されるとおりとした他は実施例1と同様にして、比較例3及び実施例3-4のタイヤを得た。
高さH2が高さHcより小さいことの他は実施例1と同様にして、実施例5のタイヤを得た。
タイヤを正規リム(14×5.5J)に組み込み、このタイヤに空気を充填して内圧を450kPaとした。このタイヤを走行試験機に装着し、11.63kNの縦荷重をタイヤに負荷した。このタイヤを80km/hの速度で、半径が1.7mであるドラム上を走行させた。タイヤに損傷が確認されるまでの走行距離を確認した。この値が比較例1を100とした指数で、表1及び2に示されている。値が大きいほど、耐久性に優れる。値が大きいほど、好ましい。
タイヤを正規リム(14×5.5J)に組み込み、これを市販のライトトラックの前輪及び後輪に装着した。前輪のタイヤの内圧は340kPaとされ、後輪のタイヤの内圧は420kPaとされた。これらのタイヤに負荷される荷重が正規荷重の半分となるように、この車両に荷物を積載した。テストコースにて、ドライバーにこの車両を走行させた。この走行では、熱ダレの操縦安定性への影響を評価するため、慣らし運転として60km/hの速度で2分間走行させた後、3レーン分のレーンチェンジを実施した。さらに、120km/hの速度で5分間走行させた後、3レーン分のレーンチェンジを実施した。このときの操縦安定性が確認された。この結果が比較例1を100とした指数で、表1及び2に示されている。数値が大きいほど好ましい。
4・・・トレッド
5・・・トレッド面
6・・・サイドウォール
7・・・溝
8・・・クリンチ
10・・・ビード
12・・・カーカス
14・・・ベルト
16・・・バンド
18・・・インナーライナー
20・・・チェーファー
22・・・ストリップエイペックス
24・・・ベース層
26・・・キャップ層
28・・・コア
30・・・第一エイペックス
32・・・第二エイペックス
34・・・第二エイペックスの外側端
36・・・第一エイペックスの先端
38・・・第一プライ
40・・・第二プライ
42・・・折返し部の外側端
44・・・第一プライの折返し部の外側端
46・・・内側層
48・・・外側層
50・・・ストリップエイペックスの外側端
52・・・ストリップエイペックスの内側端
54・・・クリンチの外側端
Claims (5)
- 一対のビード、カーカス及び一対のストリップエイペックスを備えており、
それぞれのビードが、コアと、このコアから半径方向外向きに延びる第一エイペックスと、この第一エイペックスの軸方向外側に位置する第二エイペックスとを備えており、
上記カーカスがカーカスプライを備えており、このカーカスプライが、一方のビードの軸方向内側から他方のビードの軸方向内側まで延びる主部と、上記第一エイペックスと上記第二エイペックスとの間を通り半径方向に延びる折返し部とを備えており、
上記ストリップエイペックスが、上記主部と上記折返し部との間において半径方向に延びており、
ビードベースラインから上記タイヤの最大幅位置Pwまでの半径方向高さHwの、このタイヤの最大幅Lwに対する比(Hw/Lw)が35%以上であり、
半径方向において、上記ストリップエイペックスの外側端が上記折返し部の外側端よりも外側に位置しており、これらの間の距離Hdの上記高さHwに対する比(Hd/Hw)が5%以上である、空気入りタイヤ。 - このタイヤのサイド面のプロファイルが、上記最大幅位置Pwから半径方向外側に延びる円弧C1及び上記最大幅位置Pwから半径方向内側に延びる円弧C2を備えており、
上記円弧C1の曲率半径R1が70mm以上であり、
上記曲率半径R1と上記円弧C2の曲率半径R2との差の絶対値が、10mm以下である請求項1に記載のタイヤ。 - 上記第二エイペックスの軸方向外側に位置するクリンチをさらに備えており、
半径方向において、上記第二エイペックスの外側端が、上記クリンチの外側端より外側に位置している、請求項1又は2のいずれかに記載のタイヤ。 - 半径方向において、ビードベースラインから上記ストリップエイペックスの外側端までの高さHSoの、上記高さHwに対する比(HSo/Hw)が、105%以上140%以下である請求項1から3のいずれかに記載のタイヤ。
- 半径方向において、ビードベースラインから上記折返し部の外側端までの高さHrの、上記高さHwに対する比(Hr/Hw)が、80%以上125%以下である請求項1から4のいずれかに記載のタイヤ。
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JP2018151048A JP7067356B2 (ja) | 2018-08-10 | 2018-08-10 | 空気入りタイヤ |
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