JP6267738B2 - 回路装置 - Google Patents

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Description

本発明は、エッジコネクタが形成された基板を樹脂で封止する回路装置に関する。
乗用車や自動二輪車に代表される車両には、基板を備える回路装置が搭載されている。回路装置では、基板への水等の浸入を防ぐために、基板の周囲を樹脂で中実になるように封止する技術が実用化されている。このような回路装置において、加熱ポットから溶融した樹脂を基板が配置されたキャビティに充填する、トランスファーモールドの技術が知られている(例えば、特許文献1(図2)参照。)。
特許文献1に開示されている技術の基本原理を図4(a)に基づいて説明する。
図4(a)に示すように、回路装置100は、トランスファーモールドによって基板101が樹脂102で封止されている。基板101の上面には表面電子部品103、表面金属配線104及び端子105が設けられ、基板101の下面には裏面電子部品106、裏面金属配線107及び端子108が設けられている。樹脂102から露出する部分が、エッジコネクタ109を形成している。
電子部品及び金属配線は熱を帯びるが、金属配線は熱によって膨張する。基板101の上面に配置された表面電子部品103及び表面金属配線104は、基板101の下面に配置された裏面電子部品106及び裏面金属配線107とは数や形状等が異なるため、基板101の上面と下面とでは膨張量が異なり、いわゆるバイメタル効果によって基板101が反り返ることがある。基板101の反り返りによって、エッジコネクタ109を相手方のコネクタ部に接続し難くなる。この対策の一つとして、特許文献2の技術が知られている(例えば、特許文献2(図5)参照。)。
特許文献2に開示されている技術の基本原理を図4(b)に基づいて説明する。
図4(b)に示すように、エッジコネクタ110は、基板111に弾性接触片112を有し、この弾性接触片112の先端に端子金具113が設けられている。これらの基板111、弾性接触片112及び金属端子113は、コネクタハウジング114で覆われており、コネクタハウジング114の表面には複数の溝部115が形成されている。コネクタハウジング114は溝部115によって曲がり易いため、基板111が熱により反り返ると、コネクタハウジング114も追従して曲がる。
しかし、コネクタハウジング114に溝部115を設けていたのでは、構造が複雑になりエッジコネクタ110のコストが高くなる。また、コネクタハウジング114の剛性が低下することから、端子金具113の位置精度が低下し、接続信頼性の低下のおそれが生じる。
特許第4478007号公報 特開2008−91108号公報
本発明は、エッジコネクタの熱による反り返りを防止するとともに、構造が簡単で部品コストを低減することができる回路装置を提供することを課題とする。
請求項1に係る発明は、エッジコネクタが形成された基板と、この基板に前記エッジコネクタを露出させるように一体に形成された樹脂部とを含む回路装置であって、前記基板は、コア層及びこのコア層の両面に沿って配置するパターン層を有し、前記パターン層は、前記エッジコネクタ部分と前記樹脂部にわたり広がるように形成されており、エッジコネクタ部分にわたり広がるパターン層は、コア層を挟んで対称に形成されていることを特徴とする。
請求項1に係る発明では、回路装置は、エッジコネクタが形成された基板と、この基板にエッジコネクタを露出させるように一体に形成された樹脂部とを含み、基板は、コア層及びこのコア層の両面に沿って配置するパターン層を有する。パターン層は、エッジコネクタ部分と樹脂部にわたり広がるように形成されたいわゆるベタパターンであるので、コア層の上面と下面におけるパターン層の熱膨張による伸び量が同等になり、エッジコネクタの反り返りを防止することができる。
さらに、パターン層はコア層と表層の間にあって、端子の下(コア層側)にあるため、基板の配線パターンの一部として兼用することができる。さらに、従来技術のような特殊なコネクタハウジングが不要であり、パターン層をエッジコネクタ部分と樹脂部にわたり形成しただけであるので、構造が簡単で部品コストを低減することができる。
また本発明では、エッジコネクタ部分にわたり広がるパターン層は、コア層を挟んで対称に形成されているので、コア層の上面と下面におけるパターン層の熱膨張に伸び量を同一にし、エッジコネクタの反り返りを一層抑制することができる。
本発明の実施例に係る回路装置の斜視図である。 基板等の層の分解斜視図である。 回路装置の作用図である。 従来技術の基本原理を説明する図である。
本発明の実施の形態を添付図に基づいて以下に説明する。
まず、本発明の実施例1を図面に基づいて説明する。
図1に示すように、回路装置10は、端部にエッジコネクタ20が形成された基板30と、この基板30にエッジコネクタ20を露出させるように一体に形成された樹脂部40とを含んでいる。基板30の大部分は、樹脂部40によって封止されている。
エッジコネクタ20は、いわゆる雄コネクタであり、基板30の端部に複数の端子31aが露出するように設けられている。端子31aは、基板30の上面30a及び下面30bに設けられており、端子31aの先端は、基板30の先端よりも若干後退した位置にある。
図2に示すように、基板30は、エッジコネクタ20において複数の層が積層された状態であり、層の中心位置する平板状のコア層32と、このコア層32の上面及び下面に沿って配置されるパターン層33a、33bと、これらのパターン層33a、33bの外側に沿って配置される表層34a、34bと、これらの表層34a、34bの外側に沿って配置される端子31a、31bとを備えている。
基板30は、樹脂部40(図1参照)の内部においても積層された状態である。コア層32及び表層34a、34bは、例えばガラス・エポキシ製である。パターン層33a、33bは銅製の配線パターンであり、樹脂部40においてはいわゆるベタパターンの配線を形成し、エッジコネクタ20部分においては平面状に広がるように形成されている。なお、基板30の積層数はこれに限定されず、ベタパターンを形成するパターン層は、基板の表層以外の内層のうちいずれかの内層であればよい。また、実施例ではコア層32及び表層34a、34bを、ガラス・エポキシ製としたが、これに限定されず、他の一般的な基板の材料であってもよい。
端子31a、31bは、銅製であり、エッジコネクタ20部分から樹脂部40内へ伸びている。図は省略するが、パターン層33a、33b及び端子31a、31bは、銅製のスルーホールで接続され、さらに電子部品にも適宜接続されている。
以上に述べた回路装置10の作用について次に説明する。
図3(a)は実施例の回路装置10の断面図であり、パターン層33a、33bは、エッジコネクタ20部分と樹脂部40にわたり広がるように形成されている。パターン層33a、33bは、いわゆるベタパターンであるので、コア層32の上面のパターン層33aと下面のパターン層33bの熱膨張による伸び量が同等になり、エッジコネクタ20の反り返りを防止することができる。
このため、雄コネクタとしてのエッジコネクタ20は、雌コネクタ50に対して直線状に伸びており、矢印(1)のように、エッジコネクタ20を雌コネクタ50に容易に差し込むことができる。
さらに、パターン層33a、33bはコア層32と表層34a、34bの間にあって、端子31a、31bの下(コア層側)にあるため、基板30の配線パターンの一部として兼用することができる。さらに、従来技術のような特殊なコネクタハウジングが不要であり、パターン層33a、33bをエッジコネクタ20部分と樹脂部40にわたり形成しただけであるので、構造が簡単で部品コストを低減することができる。
また、パターン層33a、33bは、コア層32を挟んで対称に形成されている。このため、コア層32の上面と下面におけるパターン層33a、33bの熱膨張に伸び量を同一にし、エッジコネクタ20の反り返りを一層抑制することができる。
また、パターン層33a、33bは、基板30の全面に形成されている。このため、基板30の端部まで、コア層32の上面と下面におけるパターン層33a、33bの熱膨張による伸び量を同一にすることができる。
さらに、端子31a、31bの先端は、基板30の先端よりも若干後退した位置にあるので、小エッジコネクタ20の先端は先細りとなる。このため、エッジコネクタ20を雌コネクタ50に容易に差し込むことができる。
図3(b)は比較例の回路装置120の断面図であり、基板121は、コア層122の上面に沿って表層124aが積層され、表層124aの上面に端子125aが配置され、コア層122の下面に沿ってパターン層123bが積層され、パターン層123bの下面に表層124bが積層され、表層124bの下面に端子125bが配置されている。
比較例では、パターン層123bがコア層122の下側にのみ配置されているか、又はコア層122の下側のパターン層123bの面積が上側のパターン層の面積よりも大きくなるように配置されている。パターン層123bの熱膨張により、エッジコネクタ125は上側に反り返っており、矢印(2)のように、雄コネクタとしてのエッジコネクタ125が、雌コネクタ126の差し込み口127からH1だけ位置ずれして差し込み難い。また、エッジコネクタ125を雌コネクタ126に無理に差し込んでも、端子125a、125bの位置精度が低下しているため、接続信頼性が低下する。
この点、本実施例では図3(a)に示すように、エッジコネクタ20が直線状に伸びているので、エッジコネクタ20を雌コネクタ50に差し込んだ際の、端子31a、31bの位置精度を高い状態にでき、接続信頼性を向上させることができる。
尚、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々の設計変更が可能である。また、実施例では、端子31a、31bを基板30の両面に設けたが、これに限定されず、端子31aを基板30の一方の面にのみ設けても差し支えない。また、端子31a,31bの数は実施例に限定されず、4本、8本、10本など同じ方向に複数並んで配置されていれば差し支えない。
本発明は、エッジコネクタが形成された基板を樹脂で封止する回路装置に好適である。
10...回路装置、20...エッジコネクタ、30...基板、32...コア層、33a、33b...パターン層、40...樹脂部。

Claims (1)

  1. エッジコネクタが形成された基板と、この基板に前記エッジコネクタを露出させるように一体に形成された樹脂部とを含む回路装置であって、
    前記基板は、コア層及びこのコア層の両面に沿って配置するパターン層を有し、
    前記パターン層は、前記エッジコネクタ部分と前記樹脂部にわたり広がるように形成されており、
    前記エッジコネクタ部分にわたり広がる前記パターン層は、前記コア層を挟んで対称に形成されている、
    ことを特徴とする回路装置。
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