JP6254679B2 - 非同期機用銅鋳造合金 - Google Patents

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Description

本発明は、銅鋳造合金ならびにそれから成形加工方法を使って製造された導電構造部材に関する。特に、本発明は、鋳造された非同期機用かご形回転子に関する。
回転子バーと短絡環を同時に鋳造することにより非同期機用かご形回転子を製造することは、すでに特許文献1から公知である。回転子バーおよび短絡環は、したがって一体的な部材として作製されており、その材料は鋳放し状態にある。可能な鋳造方法としては、例えば特許文献2にはダイカスト法、特許文献3にはフルモールド鋳造法、および特許文献4には遠心鋳造法が挙げられている。銅および銅合金は、その高い電気伝導率により、鋳造かご形回転子製造用の重要な材料である。この材料は、鋳放し状態にあるので容易に変形可能である。したがって、合金元素による銅材料の強度向上には大きな意義がある。一方、電気伝導率は合金元素により少ししか減少しないことが望まれている。さらに、材料は良好な可鋳性を有していなくてはならない。合金成分としては、しばしばジルコンおよび/またはクロムが使用される。特許文献5には、ダイカスト法のために、亜鉛、クロム、ジルコンおよびチタンを含む銅合金が提案されている。
かご形回転子用の他の銅合金が、かご形回転子を一体的に鋳造せずに個別の部品から組み立てるという製造方法との関連で公知である。ここでは、導体バーおよび/または短絡環は成形加工方法を使って製造される。例えば特許文献6には、導電部材のために、冷間加工と熱処理を施した、ジルコン0.1%から0.25%を含む銅合金が提案されている。特許文献7には、鉄、亜鉛および任意にスズとリンを含む銅合金が提案されている。この合金から製造されるかご形回転子は、熱間圧延帯から作られる。特許文献8には、短絡環のために、合金CuCrZrおよびCuNiが提案されており、後者には、析出硬化による強度向上を達成するために、例えば珪素のような他の元素を追加してもよい。特許文献9には、短絡環が銅−銀−合金からなるかご形回転子が提案されている。特許文献10からは、銅−銀−合金から導体バーを作るという提案が読み取れる。同文献には、その代わりとして銅−亜鉛−合金も提案されている。特許文献11には、複数の部分からなる導体バーの構造が記載されている。その半径方向外側のくさび状部分のために、伝導率が少なくとも20%IACSであることが特徴の様々な銅合金が提案されている。当業者は、同文献からこの合金の可鋳性についての示唆を読み取ることはできない。
成形加工方法により加工された銅材料は、鋳放し状態の銅材料よりも強度が高いことで優れている。したがって当業者は、上述の従来技術から、どの銅合金が鋳放し状態であっても電気伝導率と強度に関して有利な特性の組み合わせを有するかについての示唆を読み取ることはできない。
独国特許第503187号明細書 独国特許第4329679号明細書 米国特許第7337526号明細書 米国特許第2304067号明細書 特開昭56−10059号公報 英国特許第949570号明細書 特開昭58−6950号公報 独国特許第10014643号明細書 独国特許出願公開第102009018951号明細書 西独国特許出願公開第3324687号明細書 欧州特許出願公開第652624号明細書
したがって本発明の課題は、強度、伝導率および可鋳性に関して改良された銅合金ならびに強度および伝導率に関して改良された導電構造部材を示すことである。特に、本発明は、一体的に鋳造された非同期機用改良かご形回転子を示す。このとき、合金元素の選択は、健康および環境に対する影響をも考慮した上で行われるべきである。特に、鉛とカドミウムは避けるべきである。
本発明は、銅合金に関しては請求項1の特徴により、構造部材に関しては請求項11の特徴により、かつかご形回転子に関しては請求項12の特徴により表現されている。その他の引用形式の請求項は、本発明の有利な形態および別の形態に関する。
本発明は、重量%で以下の組成を有する銅合金を含む:
Ag、Ni、Zn、SnおよびAlからなる群から少なくとも3つの元素それぞれ0.05から0.5%、
残部Cuならびに不可避的不純物、
任意に、Mg、Ti、Zr、B、P、As、Sbからなる群から1つ以上の元素0.01から0.2%。
本発明はこのとき、金属強度は不純物原子の挿入により向上するという考えから始まっている。このようにして他の成形加工工程なしにすでに高い強度値を得ることができるので、特に鋳造合金にとってこの効果は興味深いものである。銅における固溶強化に対し特に大きな効果を有するのは元素Al、Sn、NiおよびZnである。純銅の強度を固溶強化で向上させようとする場合は、AlおよびSnの添加が特に注目に値する。さらに、合金元素の添加が原則的に純銅の電気伝導率および熱伝導率を悪化させることは公知である。固溶体形成の分野では、しかし、銅の伝導率は元素Zn、Ag、Ni、SnおよびAlにより比較的少ししか影響を受けない。銅の電気伝導率が可能な限り少ししか損なわれないようにするには、ZnとAgの添加が特に注目に値する。元素Ag、Ni、Zn、SnおよびAlからなる群から少なくとも3つの元素を適切に選択することにより、特に有利な強度と伝導率との組み合わせを持つ鋳造材料を見出すことができる。それぞれの元素の含有量は、このとき、少なくとも0.05重量%かつ多くても0.5重量%でなくてはならない。元素含有量が0.05重量%より小さい場合、合金元素の効果は小さすぎる。好適には、合金元素が5つより少ない場合でも、元素含有量の合計は少なくとも0.25重量%であってよい。元素含有量が0.5重量%より大きい場合、望ましくない合金分解もしくは偏析が起こるかもしれない。このような作用を回避するために、それぞれの元素の含有量は、好適には多くても0.3重量%であってよい。3つ以上の元素から合金を作ることにより、それより少ない元素を有する合金の融解範囲より大きな融解範囲を有する合金が生じる。これは、材料の可鋳性に良い影響をもたらす。好適には、銅合金は元素AgまたはSnのうちの少なくとも1つを含む。これにより、特に有利な特性が生じる。特に好適には、銅合金は元素Agを含む。これにより、電気伝導率に関して特に有利な特性が生じる。この合金に、任意に、Mg、Ti、Zr、B、P、As、Sbからなる群から1つ以上の元素を0.01から0.2重量%添加してもよい。これらの元素は、鋳造組織の細粒化をもたらし、したがって鋳造材料の強度を向上させる。これらは、溶融物の脱酸素により、さらに気体吸収を減少させることができる。望ましくない元素間相互作用を回避するために、元素Mg、Ti、Zr、B、P、As、Sbの含有量の合計は最大0.5重量%に制限されていてもよい。その代わりに、それぞれの元素の含有量は最大0.07重量%に制限されていてもよい。
好適には、銅合金は重量%で以下の組成を有していてもよい:
Ag、Ni、Zn、SnおよびAlからなる群から3つの元素それぞれ0.05から0.5%、
残部Cuならびに不可避的不純物、
任意に、Mg、Ti、Zr、B、P、As、Sbからなる群から1つ以上の元素0.01から0.2%。
特に有利な強度と伝導率との組み合わせを持つ鋳造材料を見出すため、元素Ag、Ni、Zn、SnおよびAlからなる群から正確に3つの合金元素を添加することによりパラメータを十分変化させることが可能となる。正確に3つの合金元素の場合、合金を簡単に制御しながら製造することができる。好適には、銅合金は元素Agを含む。これにより、電気伝導率に関して特に有利な特性が生じる。その他の2つの合金元素は、その場合、元素Ni、Zn、SnおよびAlからなる群から選ばれる。以下の合金元素の組み合わせが特に興味を引くものであると判明した:
a)Ag、Ni、Znをそれぞれ0.05〜0.5重量%有する銅合金
b)Ag、Sn、Niをそれぞれ0.05〜0.5重量%有する銅合金
c)Ag、Zn、Alをそれぞれ0.05〜0.5重量%有する銅合金
好適には、Ag含有量はこのとき最大0.15重量%である。
驚くべきことに、以下の元素の組み合わせも、有利な特性を有する合金を生じる:
d)Sn、Zn、Alをそれぞれ0.05〜0.5重量%有する銅合金。
前述のa)、b)、c)およびd)で記載された合金に、任意に、Mg、Ti、Zr、B、P、As、Sbからなる群から1つ以上の元素を0.01から0.2重量%添加してもよい。
好適には、銅合金は重量%で以下の組成を有していてもよい:
Ag、Ni、Zn、SnおよびAlからなる群から3つの元素それぞれ0.06から0.3%、
残部Cuならびに不可避的不純物、
任意に、Mg、Ti、Zr、B、P、As、Sbからなる群から1つ以上の元素0.01から0.2重量%。
Ag、Ni、Zn、SnおよびAlからなる群からの元素に関して、0.06重量%より小さい含有量では強度の上昇は必ずしも十分ではない。0.3重量%より大きい元素含有量では、電気伝導率が激減しすぎて、例えば70%IACSより小さいかもしれない。好適には、Ag、Ni、Zn、SnおよびAlからなる群からの元素の量の合計は、少なくとも0.20重量%かつ最大0.75重量%である。これにより、鋳放し状態の強度と電気伝導率に関して特に有利な特性の組み合わせを有する合金が生じる。特に好適には、Ag含有量は、費用の理由から最大0.15重量%である。
特に好適には、銅合金は重量%で以下の組成を有していてもよい:
Ag、Ni、Zn、SnおよびAlからなる群から3つの元素それぞれ0.06から0.15%、
残部Cuならびに不可避的不純物、
任意に、Mg、Ti、Zr、B、P、As、Sbからなる群から1つ以上の元素0.01から0.2%。
Ag、Ni、Zn、SnおよびAlからなる群からの元素に関して、0.06重量%より小さい含有量では強度の上昇は必ずしも十分ではない。0.15重量%より大きい元素含有量では、電気伝導率が激減しすぎて、例えば75%IACSより小さいかもしれない。好適には、Ag、Ni、Zn、SnおよびAlからなる群からの元素の量の合計は、少なくとも0.20重量%かつ最大0.35重量%である。
好適には、本発明による銅合金では、Ag、Ni、Zn、SnおよびAlからなる群からの任意の2つの合金元素の重量割合の比が最大1.5であるように、合金元素の量が選択されていてもよい。ここでは、その2つの合金元素のうちの多い方が、計算すべき商の分子となる。特に好適には、この重量比は最大1.3である。Ag、Ni、Zn、SnおよびAlからなる群からその都度の合金のために選択された元素がほぼ同じ重量割合で添加されて合金になっていれば、鋳放し状態での強度と伝導率に関して有利であると判明した。
本発明の好適な形態では、銅合金は重量%で以下の組成を有していてもよい:
Ag:0.06から0.5%
Ni:0.06から0.5%
Zn:0.06から0.5%
残部Cuならびに不可避的不純物、
任意に、Mg、Ti、Zr、B、P、As、Sbからなる群から1つ以上の元素0.01から0.2%。このような合金は少なくとも68%IACSの電気伝導率を有し、純銅の強度を35%まで上回ることができる。
本発明の特に好適な形態では、銅合金は重量%で以下の組成を有していてもよい:
Ag:0.06から0.15%
Ni:0.06から0.15%
Zn:0.06から0.15%
残部Cuならびに不可避的不純物、
任意に、Mg、Ti、Zr、B、P、As、Sbからなる群から1つ以上の元素0.01から0.2%。このような合金はおよそ90%IACSの電気伝導率を有し、これはAg1重量%を含む銅合金(CuAg1)とほぼ同じである。純銅に対する強度の上昇は、鋳放し状態でおよそ20%である。これにより、このような合金は非常に有利な特性の組み合わせを有する。相対的な強度の上昇は、相対的な伝導率の減少より大きい。合金割合が小さいので、この合金は市販の銅合金の費用水準にある。
本発明の他の好適な形態では、銅合金は重量%で以下の組成を有していてもよい:
Ag:0.06から0.15%
Sn:0.06から0.15%
Ni:0.06から0.15%
残部Cuならびに不可避的不純物、
任意に、Mg、Ti、Zr、B、P、As、Sbからなる群から1つ以上の元素0.01から0.2%。このような合金はおよそ85%IACSの電気伝導率を有している。純銅に対する強度の上昇は、鋳放し状態でおよそ20%である。これにより、このような合金は非常に有利な特性の組み合わせを有する。相対的な強度の上昇は、相対的な伝導率の減少より大きい。合金割合が少ないので、この合金は市販の銅合金の費用水準にある。
本発明の他の好適な形態では、銅合金は重量%で以下の組成を有していてもよい:
Ag:0.06から0.15%
Zn:0.06から0.15%
Al:0.06から0.15%
残部Cuならびに不可避的不純物、
任意に、Mg、Ti、Zr、B、P、As、Sbからなる群から1つ以上の元素0.01から0.2%。このような合金はおよそ85%IACSの電気伝導率を有している。純銅に対する強度の上昇は、鋳放し状態でおよそ10%である。元素ZnおよびAlにより、この合金は安価な選択肢の1つである。
本発明の他の好適な形態では、銅合金は重量%で以下の組成を有していてもよい:
Sn:0.06から0.15%
Zn:0.06から0.15%
Al:0.06から0.15%
残部Cuならびに不可避的不純物、
任意に、Mg、Ti、Zr、B、P、As、Sbからなる群から1つ以上の元素0.01から0.2%。このような合金はおよそ80%IACSの電気伝導率を有している。純銅に対する強度の上昇は、鋳放し状態でおよそ10%である。この合金は銀を含んでいないので、特に安価な選択肢の1つである。
本発明のさらに別の一面は、銅合金からなる導電構造部材に関し、この構造部材は成形加工方法を使用して製造されており、前記銅合金は重量%で以下の組成を有する:Ag、Ni、Zn、SnおよびAlからなる群から少なくとも3つの元素それぞれ0.05から0.5%、残部Cuならびに不可避的不純物、任意に、Mg、Ti、Zr、B、P、As、Sbからなる群から1つ以上の元素0.01から0.2%。このような構造部材は、例えば、スイッチ、整流子、ループ本体、バスバー、接触子、ブラシ、ブリッジ、開閉装置用部品、かご形回転子の導体バーまたは短絡環あるいは他の部材であってよい。成形加工方法として、例えばダイカスト、精密鋳造、フルモールド鋳造あるいは他の方法のような鋳造法が理解される。主に半製品製造用の原料を鋳造する金型鋳造とは対照的に、前記の鋳造方法の場合、鋳造体は基本的にすでに所望の構造部材の形状を持っている。分離方法を使って、その構造部材の形状をほんの少しだけ変化させる別の加工工程を1つ以上実施してもよい。その例としては、湯口の除去あるいは構造部材表面の後処理がある。しかし、構造部材の材料を他の状態にする成形加工処理工程は入っていない。したがって、完成した構造部材は鋳放し状態にある。本発明による銅合金は、鋳放し状態での固溶強化により、純銅よりも高い強度を有する。電気伝導率は、純銅に対して比較的少ししか減少していない。本発明による合金は、さらに、良好な可鋳性を示す:これらはわずかな気体吸収傾向を示すだけであり、良好な金型充填性能を特徴とする。合金元素および合金組成を適切に選択することにより、その都度の使用に適合した合金を見出すことができる。特に、Agの含有量を0.15重量%に制限してもよい。本発明による合金の金属費用は、純銅に対して最大15%高くなっている。成形加工方法で製造された構造部材は、半製品から作製された構造部材よりも製造費用が少ない。したがって、本発明による構造部材の総費用は、他の構造部材の総費用より安い。本発明による合金は、任意に、Mg、Ti、Zr、B、P、As、Sbからなる群から1つ以上の元素0.01から0.2重量%を含んでいてもよい。これらの元素は、鋳造組織の細粒化をもたらし、したがって鋳造材料の強度を向上させる。これらは、溶融物の脱酸素により、さらに気体吸収を減少させることができる。
本発明のさらに別の一面は、複数の導体バーおよび2つの短絡環を有するかご形回転子に関し、前記導体バーおよび短絡環は銅合金から一体的に鋳造されたものである。本発明によれば、銅合金は重量%で以下の組成を有する:Ag、Ni、Zn、SnおよびAlからなる群から少なくとも3つの元素それぞれ0.05から0.5%、残部Cuならびに不可避的不純物、任意に、Mg、Ti、Zr、B、P、As、Sbからなる群から1つ以上の元素0.01から0.2%。
本発明はこのとき、かご形回転子の導体バーおよび短絡環を一体的に鋳造するという考えから始まっている。そのための適切な鋳造法は、ダイカスト、精密鋳造、フルモールド鋳造あるいは他の方法であってよい。銅合金は、その高い電気伝導率により、かご形回転子の製造によく適している。非同期機の高い回転数により特にかご形回転子の導体バーには大きな力が作用するので、使用する銅合金はすでに鋳放し状態で高い強度を有していなくてはならない。特に適しているのは、したがって、重量%で以下の組成を有する銅合金である:Ag、Ni、Zn、SnおよびAlからなる群から少なくとも3つの元素それぞれ0.05から0.5%、残部Cuならびに不可避的不純物。本発明による銅合金は、鋳放し状態での固溶強化により、純銅よりも高い強度を有する。電気伝導率は、純銅に対して比較的少ししか減少していない。本発明による合金は、さらに、良好な可鋳性を示す:これらは、わずかな気体吸収傾向を示すだけであり、良好な金型充填性能を特徴とする。本発明による合金は、任意に、Mg、Ti、Zr、B、P、As、Sbからなる群から1つ以上の元素0.01から0.2重量%を含んでもよい。これらの元素は、鋳造組織の細粒化をもたらし、したがって鋳造材料の強度を向上させる。合金元素および合金組成を適切に選択することにより、その都度の使用に適合した合金を見出すことができる。特に、以下の合金が好適であると判明している:
重量%で以下の組成を有する銅合金:
Ag:0.06から0.15%
Ni:0.06から0.15%
Zn:0.06から0.15%
残部Cuならびに不可避的不純物;
代替的に:重量%で以下の組成を有する銅合金:
Ag:0.06から0.15%
Sn:0.06から0.15%
Ni:0.06から0.15%
残部Cuならびに不可避的不純物;
代替的に:重量%で以下の組成を有する銅合金:
Ag:0.06から0.15%
Zn:0.06から0.15%
Al:0.06から0.15%
残部Cuならびに不可避的不純物;
代替的に:重量%で以下の組成を有する銅合金:
Sn:0.06から0.15%
Zn:0.06から0.15%
Al:0.06から0.15%
残部Cuならびに不可避的不純物。
上述の合金それぞれに対し、任意に、Mg、Ti、Zr、B、P、As、Sbからなる群から1つ以上の元素0.01から0.2重量%を添加してもよい。本発明による合金の金属費用は、純銅に対して最大15%高くなっている。
本発明を以下の実施例に基づいて詳細に説明する。
表1は、調査した合金の一覧表を示す。それぞれの合金に対して、試料の組成、鋳放し状態で算出した引張強さR、およびIACS値で表した相対的な電気伝導率が記載されている。合金組成から計算して生じる金属費用は、純銅(試料No.1)の金属費用を標準にして定めたものである。
Figure 0006254679
試料No.2は、銅99%および銀1%を有する基準合金である。この合金は、強度および伝導率に関して優れた特性を持つが、しかし、高い金属費用により、かなり特殊な用途の場合にのみ効率的に使用可能である。
試料No.3は、だいたい銀0.5%、ニッケル0.5%かつ亜鉛0.5%を有する銅合金である。この合金により、純銅の強度を約35%上回る強度が得られる。電気伝導率は68%IACSである。
試料No.4は、だいたい銀0.1%、ニッケル0.1%かつ亜鉛0.1%を有する銅合金である。この合金により、純銅の強度を約20%上回る強度が得られる。電気伝導率は91%IACSである。したがって、相対的な強度の上昇は、相対的な電気伝導率の減少よりも明らかに大きい。この驚くべき合金の特性の組み合わせを、それぞれの合金元素の個別の役割から予想することはできない。相対的な金属費用の上昇は、相対的な強度の上昇よりも小さく、したがって例えば導体バーの断面を減少させることにより補償することができる。したがって、この合金は、鋳造された非同期機のかご形回転子で使用するための非常に優れた特性の組み合わせを提供する。
試料No.5は、だいたい銀0.1%、スズ0.13%かつニッケル0.1%を有する銅合金である。この合金により、純銅の強度を約20%上回る強度が得られる。電気伝導率は84%IACSである。したがって、相対的な強度の上昇は、相対的な電気伝導率の減少よりも大きい。この驚くべき合金の特性の組み合わせを、それぞれの合金元素の個別の役割から予想することはできない。相対的な金属費用の上昇は、相対的な強度の上昇よりも小さい。
試料No.6は、だいたい銀0.1%、亜鉛0.1%かつアルミニウム0.1%を有する銅合金である。この合金により、純銅の強度を約6%上回る強度が得られる。電気伝導率は84%IACSである。元素ZnおよびAlにより、この合金は安価な選択肢の1つである。
試料No.7は、だいたいスズ0.1%、亜鉛0.1%かつアルミニウム0.1%を有する銅合金である。この合金により、純銅の強度を約8%上回る強度が得られる。電気伝導率は78%IACSである。この合金は銀を含んでいないので、特に安価な選択肢の1つである。

Claims (12)

  1. [重量%で]以下の組成を有する銅合金:
    0.05から0.5%のAgおよび、
    Ni、Zn、SnおよびAlからなる群から2つの元素それぞれ0.05から0.5%、
    残部Cuならびに不可避的不純物、
    任意に、Mg、Ti、Zr、B、P、As、Sbからなる群から1つ以上の元素が、それぞれ0.01から0.2%、Mg、Ti、Zr、B、P、As、Sbからなる群からの元素の含有量の合計は最大0.5重量%であること。
  2. [重量%で]以下の組成を有する、請求項1に記載の銅合金:
    0.06から0.3%のAgおよび、
    Ni、Zn、SnおよびAlからなる群から2つの元素それぞれ0.06から0.3%、
    残部Cuならびに不可避的不純物、
    任意に、Mg、Ti、Zr、B、P、As、Sbからなる群から1つ以上の元素が、それぞれ0.01から0.2%、Mg、Ti、Zr、B、P、As、Sbからなる群からの元素の含有量の合計は最大0.5重量%であること。
  3. [重量%で]以下の組成を有する、請求項2に記載の銅合金:
    0.06から0.15%のAgおよび、
    Ni、Zn、SnおよびAlからなる群から2つの元素それぞれ0.06から0.15%、
    残部Cuならびに不可避的不純物、
    任意に、Mg、Ti、Zr、B、P、As、Sbからなる群から1つ以上の元素が、それぞれ0.01から0.2%、Mg、Ti、Zr、B、P、As、Sbからなる群からの元素の含有量の合計は最大0.5重量%であること。
  4. Ag、Ni、Zn、SnおよびAlからなる群からのそれぞれ2つの合金元素の重量割合の比(ZnとNiの重量割合の比を除く)が最大1.5であることを特徴とする、請求項1から3までのいずれか1項に記載の銅合金。
  5. [重量%で]以下の組成を有する、請求項1または4のいずれか1項に記載の銅合金:
    Ag:0.06から0.5%
    Ni:0.06から0.5%
    Zn:0.06から0.5%
    残部Cuならびに不可避的不純物、
    任意に、Mg、Ti、Zr、B、P、As、Sbからなる群から1つ以上の元素が、それぞれ0.01から0.2%、Mg、Ti、Zr、B、P、As、Sbからなる群からの元素の含有量の合計は最大0.5重量%であること。
  6. [重量%で]以下の組成を有する、請求項5に記載の銅合金:
    Ag:0.06から0.15%
    Ni:0.06から0.15%
    Zn:0.06から0.15%
    残部Cuならびに不可避的不純物、
    任意に、Mg、Ti、Zr、B、P、As、Sbからなる群から1つ以上の元素が、それぞれ0.01から0.2%、Mg、Ti、Zr、B、P、As、Sbからなる群からの元素の含有量の合計は最大0.5重量%であること。
  7. [重量%で]以下の組成を有する、請求項3または4のいずれか1項に記載の銅合金:
    Ag:0.06から0.15%
    Sn:0.06から0.15%
    Ni:0.06から0.15%
    残部Cuならびに不可避的不純物、
    任意に、Mg、Ti、Zr、B、P、As、Sbからなる群から1つ以上の元素が、それぞれ0.01から0.2%、Mg、Ti、Zr、B、P、As、Sbからなる群からの元素の含有量の合計は最大0.5重量%であること。
  8. [重量%で]以下の組成を有する、請求項3または4のいずれか1項に記載の銅合金:
    Ag:0.06から0.15%
    Zn:0.06から0.15%
    Al:0.06から0.15%
    残部Cuならびに不可避的不純物、
    任意に、Mg、Ti、Zr、B、P、As、Sbからなる群から1つ以上の元素が、それぞれ0.01から0.2%、Mg、Ti、Zr、B、P、As、Sbからなる群からの元素の含有量の合計は最大0.5重量%であること。
  9. [重量%で]以下の組成を有する銅合金:
    Sn:0.06から0.15%
    Zn:0.06から0.15%
    Al:0.06から0.15%
    残部Cuならびに不可避的不純物、
    任意に、Mg、Ti、Zr、B、P、As、Sbからなる群から1つ以上の元素が、それぞれ0.01から0.2%、Mg、Ti、Zr、B、P、As、Sbからなる群からの元素の含有量の合計は最大0.5重量%であること。
  10. 請求項9に記載の銅合金であって、Zn、Sn、Alからなる群の元素から任意の2つの元素の重量割合の比が最大1.5であること。
  11. 前記請求項1から10のうちいずれか1項に記載の銅合金からなる導電構造部材であって、該構造部材は成形加工方法、即ち、ダイカスト、精密鋳造あるいはフルモールド鋳造によって製造されたことを特徴とする、導電構造部材。
  12. 請求項1から10までのいずれか1項に記載の銅合金からなる、複数の導体バーおよび2つの短絡環を有するかご形回転子であって、前記導体バーおよび短絡環はダイカスト、精密鋳造あるいはフルモールド鋳造によって一体的に鋳造されたことを特徴とする、かご形回転子。
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