JPS586950A - 回転子用導電材料 - Google Patents
回転子用導電材料Info
- Publication number
- JPS586950A JPS586950A JP10599581A JP10599581A JPS586950A JP S586950 A JPS586950 A JP S586950A JP 10599581 A JP10599581 A JP 10599581A JP 10599581 A JP10599581 A JP 10599581A JP S586950 A JPS586950 A JP S586950A
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- JP
- Japan
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- rotor
- conductive material
- electrically conductive
- copper
- alloy
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- Pending
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- Windings For Motors And Generators (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は誘導電動機、発電機、同期電動機等のの回転子
用導電材料に関するもので、特に導電性をあまり劣化せ
しめることなく、Tll1A特性を改善したものである
。
用導電材料に関するもので、特に導電性をあまり劣化せ
しめることなく、Tll1A特性を改善したものである
。
従来回転子のエンドリング、ローターウェッジ、コンミ
ュテーターパー等には銅系の導電材料が用いられていた
が、近年ケイ素樹脂、フッ素樹脂等の耐熱性絶縁材料が
開発され、これに応じて導電材料にも許容温度を高くす
ることが要求されている。一方省資源、低コスト化の社
会情勢から導電材料の薄肉化が促進され、使用条件が厳
しくなり、一部では代替材料に置き換えられているが、
いずれにしても使用条件に対する安全係数は小さくなる
傾向にある。このため材料には組込後の特性痩化、特に
溶接時の発熱や起動時の発熱による特性の劣化が小さく
、起動、長時間運転、停止を繰返す回転応力による脆性
破壊に対して十分安全な強度を有することか要求され、
特に溶接時の発熱や起動時の発熱により特性変化の小さ
い耐熱性の優れた材料が望まれている。
ュテーターパー等には銅系の導電材料が用いられていた
が、近年ケイ素樹脂、フッ素樹脂等の耐熱性絶縁材料が
開発され、これに応じて導電材料にも許容温度を高くす
ることが要求されている。一方省資源、低コスト化の社
会情勢から導電材料の薄肉化が促進され、使用条件が厳
しくなり、一部では代替材料に置き換えられているが、
いずれにしても使用条件に対する安全係数は小さくなる
傾向にある。このため材料には組込後の特性痩化、特に
溶接時の発熱や起動時の発熱による特性の劣化が小さく
、起動、長時間運転、停止を繰返す回転応力による脆性
破壊に対して十分安全な強度を有することか要求され、
特に溶接時の発熱や起動時の発熱により特性変化の小さ
い耐熱性の優れた材料が望まれている。
最近の大型誘導電動機では、エンドフィンガと押え板と
のIWに、ケイ累鋼板を積層した磁2分路を採用し、固
定子鉄心部の漏れ磁束をこの部分で積極的に短絡し、鉄
心端部の漏れ磁束による過熱を防止する構造が用いられ
ている。また三相平衝負荷状態では、各相電流が正相分
だけからなるのにに対して、不平衝負荷状態では逆相骨
の電流が電機子巻線に流れるため、回転子に定晶周波の
2倍の周波数の渦電流を生ずる。
のIWに、ケイ累鋼板を積層した磁2分路を採用し、固
定子鉄心部の漏れ磁束をこの部分で積極的に短絡し、鉄
心端部の漏れ磁束による過熱を防止する構造が用いられ
ている。また三相平衝負荷状態では、各相電流が正相分
だけからなるのにに対して、不平衝負荷状態では逆相骨
の電流が電機子巻線に流れるため、回転子に定晶周波の
2倍の周波数の渦電流を生ずる。
この電流は回転子の表面層に限られ、電動機や発電機の
ような円筒形塊状回転子では、回転子軸の表面、保持環
、回転子スロットのくさびに流れる。このため大型化に
は、回転子全長のスロットくさびの下に制動導体を挿入
し、回転子端部にエンドリングを設けている。これ等回
転子の導電材料には、一般に無酸素銅、タフピッチ銅、
りん脱酸銅等が用いられているが、何れも高温特性が劣
るため、その改善が強く望まれている。
ような円筒形塊状回転子では、回転子軸の表面、保持環
、回転子スロットのくさびに流れる。このため大型化に
は、回転子全長のスロットくさびの下に制動導体を挿入
し、回転子端部にエンドリングを設けている。これ等回
転子の導電材料には、一般に無酸素銅、タフピッチ銅、
りん脱酸銅等が用いられているが、何れも高温特性が劣
るため、その改善が強く望まれている。
本発明はこれC:鑑み1種々検討の結果、従来材料と比
較し、高温特性が優れ、しかも低コストで製造し得る回
転子用導電材料を開発したもので、本発明の一つはFe
O,5〜3%、zno、 2〜1 %残部Cuと不可避
的不純物からなり、他の一つはFe0.5〜3%、zn
o、 2〜1%、8n1%以下、P 0.05%以下、
残部Cuと不可避的不純物からなる材料である。
較し、高温特性が優れ、しかも低コストで製造し得る回
転子用導電材料を開発したもので、本発明の一つはFe
O,5〜3%、zno、 2〜1 %残部Cuと不可避
的不純物からなり、他の一つはFe0.5〜3%、zn
o、 2〜1%、8n1%以下、P 0.05%以下、
残部Cuと不可避的不純物からなる材料である。
即ち、本発明はCut:Feとムを少量添加することに
より、加工性が優れ、導電性をあまり劣化せしめること
なく、強度、特に02%耐力を著しく向上せしめ、高湿
処理後もほぼ同等の耐力を示す材料を得たものである。
より、加工性が優れ、導電性をあまり劣化せしめること
なく、強度、特に02%耐力を著しく向上せしめ、高湿
処理後もほぼ同等の耐力を示す材料を得たものである。
また、これに8nとPを少量添加することにより、加工
性及び導電性を損なうことなく、更に耐力を向上せしめ
たものである。しかしてこれら添加元素の含有量な上記
の如く限定したのは次の理由によるものである。
性及び導電性を損なうことなく、更に耐力を向上せしめ
たものである。しかしてこれら添加元素の含有量な上記
の如く限定したのは次の理由によるものである。
Fe含有量が05%未満では加工性は良好なるも必要強
度が得られず、特に高温処理後の強度が不足し、3%を
越えると強度は向上するも、加工性及び導電性の低下が
著しくなるためである。また、Zn含有量が0.2%未
満では健全な鋳塊が得られず、1%を越えると加工性及
び導電性の低下が著しくなるためである。またSn及び
Pは更に強度、特に02%耐力を向上せしめるもf3n
含有量が1%を越えても、またP含有量が0.05%を
越えても、、加工性及び導電性の低下 61.。
度が得られず、特に高温処理後の強度が不足し、3%を
越えると強度は向上するも、加工性及び導電性の低下が
著しくなるためである。また、Zn含有量が0.2%未
満では健全な鋳塊が得られず、1%を越えると加工性及
び導電性の低下が著しくなるためである。またSn及び
Pは更に強度、特に02%耐力を向上せしめるもf3n
含有量が1%を越えても、またP含有量が0.05%を
越えても、、加工性及び導電性の低下 61.。
が著しくなるためである。
以下本発明材料を実施例について詳細について詳細に説
明する。
明する。
大型溶解炉を用いて、銅を溶解し、これに各添加元素を
挿入した後、水冷鋳造により厚さ200m、巾5QQs
m、長さ2,000111の鋳塊を得た。この鋳塊を9
00℃の温度に加熱して熱間圧延により、第1表に示す
組成の厚さlO■の板を製造した。
挿入した後、水冷鋳造により厚さ200m、巾5QQs
m、長さ2,000111の鋳塊を得た。この鋳塊を9
00℃の温度に加熱して熱間圧延により、第1表に示す
組成の厚さlO■の板を製造した。
これ等の板材について熱間圧延におけるコバ割れ発生状
況から加工性の良否を試べた。またこれ等の板材を85
0℃の温度で30分間加熱処理し、加熱処理前後の0.
2%耐力、引張強さ及び導電率を測定した。これ等の結
果を第2表に示す。
況から加工性の良否を試べた。またこれ等の板材を85
0℃の温度で30分間加熱処理し、加熱処理前後の0.
2%耐力、引張強さ及び導電率を測定した。これ等の結
果を第2表に示す。
第 1 表
第1表及び第2表から明らかなように本発明材料A I
−11は、何れも従来材料/%18〜20と比較し、
0.2%耐力がはるかに優れ、加熱処理後も、はぼ同等
の耐力を有していることか判る。また導電率は40%以
上を示し1回転子用導電材料として充分な導電性を有し
ている。
−11は、何れも従来材料/%18〜20と比較し、
0.2%耐力がはるかに優れ、加熱処理後も、はぼ同等
の耐力を有していることか判る。また導電率は40%以
上を示し1回転子用導電材料として充分な導電性を有し
ている。
これに対し本発明材料よりFe含有量、又はZn含有量
の少ない比較合金412及414は加工性は良好なるも
0.2%耐力の向上が認められずまた本発明材料よりF
e含有量又はZn含有量の多い比較合金413及び41
5は、充分な0.2%耐力を有するも加工性が悪く、導
電率の低下も著しいことが判る。更に本発明材料より3
n含有量又はP含有量か多い比較材料I616. 、%
17では何れも充分な0.2%耐力を示すも加工性が悪
く、導電率の低下も著しいことが判る。
の少ない比較合金412及414は加工性は良好なるも
0.2%耐力の向上が認められずまた本発明材料よりF
e含有量又はZn含有量の多い比較合金413及び41
5は、充分な0.2%耐力を有するも加工性が悪く、導
電率の低下も著しいことが判る。更に本発明材料より3
n含有量又はP含有量か多い比較材料I616. 、%
17では何れも充分な0.2%耐力を示すも加工性が悪
く、導電率の低下も著しいことが判る。
このように本発明材料は、誘導電動機、発電機、同期電
動機等の回転子用導電材料として充 、1、分
な導電性を有し、製造が容易で、優れた0、2%耐力を
示し、加熱処理後もほぼ同等の0.2%耐力を示すもの
で、回転子の寿命を向上し得るばかりか、その軽量化、
小型化等を可能−こする等顕著な効°果を奏するもので
ある。
動機等の回転子用導電材料として充 、1、分
な導電性を有し、製造が容易で、優れた0、2%耐力を
示し、加熱処理後もほぼ同等の0.2%耐力を示すもの
で、回転子の寿命を向上し得るばかりか、その軽量化、
小型化等を可能−こする等顕著な効°果を奏するもので
ある。
Claims (2)
- (1) Fed、 5〜3%、zno、z%〜1%、
残部αと不可避的不純物からなる回転子用導電材料。 - (2)FeQ、 5〜3%、Zflo、 2〜1%、5
n1%以下P 0.05%以下、残部Cuと不可避的不
純物からなる回転子用導電材料。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10599581A JPS586950A (ja) | 1981-07-07 | 1981-07-07 | 回転子用導電材料 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10599581A JPS586950A (ja) | 1981-07-07 | 1981-07-07 | 回転子用導電材料 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS586950A true JPS586950A (ja) | 1983-01-14 |
Family
ID=14422295
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10599581A Pending JPS586950A (ja) | 1981-07-07 | 1981-07-07 | 回転子用導電材料 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS586950A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE102013007274A1 (de) | 2013-04-26 | 2014-10-30 | Wieland-Werke Ag | Kupfergusslegierung für Asynchronmaschinen |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5220404A (en) * | 1975-08-08 | 1977-02-16 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | Electro magnetic pump driving device |
JPS5538928A (en) * | 1978-09-07 | 1980-03-18 | Furukawa Electric Co Ltd:The | High tensile, electrically conductive copper alloy |
JPS5541955A (en) * | 1978-09-19 | 1980-03-25 | Furukawa Electric Co Ltd:The | Copper alloy for connecting wire |
JPS55138047A (en) * | 1979-04-13 | 1980-10-28 | Furukawa Electric Co Ltd:The | High strength conductive copper alloy having low softening point |
-
1981
- 1981-07-07 JP JP10599581A patent/JPS586950A/ja active Pending
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5220404A (en) * | 1975-08-08 | 1977-02-16 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | Electro magnetic pump driving device |
JPS5538928A (en) * | 1978-09-07 | 1980-03-18 | Furukawa Electric Co Ltd:The | High tensile, electrically conductive copper alloy |
JPS5541955A (en) * | 1978-09-19 | 1980-03-25 | Furukawa Electric Co Ltd:The | Copper alloy for connecting wire |
JPS55138047A (en) * | 1979-04-13 | 1980-10-28 | Furukawa Electric Co Ltd:The | High strength conductive copper alloy having low softening point |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE102013007274A1 (de) | 2013-04-26 | 2014-10-30 | Wieland-Werke Ag | Kupfergusslegierung für Asynchronmaschinen |
US9973068B2 (en) | 2013-04-26 | 2018-05-15 | Wieland-Werke Ag | Cast copper alloy for asynchronous machines |
DE102013007274B4 (de) | 2013-04-26 | 2020-01-16 | Wieland-Werke Ag | Konstruktionsteil aus einer Kupfergusslegierung |
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