JP6252224B2 - 複合磁性材料及びその製造方法 - Google Patents
複合磁性材料及びその製造方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP6252224B2 JP6252224B2 JP2014027102A JP2014027102A JP6252224B2 JP 6252224 B2 JP6252224 B2 JP 6252224B2 JP 2014027102 A JP2014027102 A JP 2014027102A JP 2014027102 A JP2014027102 A JP 2014027102A JP 6252224 B2 JP6252224 B2 JP 6252224B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- magnetic material
- sio
- composite magnetic
- containing powder
- composition
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Powder Metallurgy (AREA)
- Hard Magnetic Materials (AREA)
- Manufacturing Cores, Coils, And Magnets (AREA)
Description
このようなNdFeB系磁石に対し、希土類元素等を使用せずに高い保磁力が得られるε−Fe2O3が磁性材料として提案されている(例えば、特許文献1参照)。
図1(a)は、実施形態に係る複合磁性材料3の構成説明図である。
図1(a)に示すように、本実施形態の複合磁性材料3は、マトリックス2と、このマトリックス2中に分散する磁性粒子1とで形成されている。
マトリックス2は、後に詳しく説明するように、ゾルゲル法で形成されるSiO2で構成されている。
また、CoをFe含有粉末に含めると、後記する焼成工程での温度下でFe含有粉末の耐食性を向上させる点でも望ましい。
コア部1aがFeCo合金粉末で形成される場合には、コア部1aにおけるFeの割合は、50〜80質量%が望ましい。このようにFeの割合を50質量%以上とすることによって、磁性粒子1の残留磁化を従来のフェライト系磁石よりも優れたものとすることができる。また、80質量%以下とすることによって保磁力を従来のフェライト系磁石よりも優れたものとすることができる。
図1(b)は、図1(a)の複合磁性材料3における被覆層1b中のε−Fe2O3の濃度分布を示すグラフである。図1(b)の横軸は、被覆層1bにおけるコア部1aの表面からの距離[μm]、左縦軸はε−Fe2O3の濃度[質量%]、右縦軸はSiO2の濃度[質量%]である。
つまり、被覆層1bは、SiO2相中で前記ε−Fe2O3が濃度勾配を有して形成されている。
なお、本実施形態での被覆部1bの体積は、前記コア部1aの体積が被覆部1bの体積の88〜94体積%となるように設定されることが望ましい。このような体積比とすることで、磁性粒子1における残留磁化と保磁力とをバランスよく向上させることができる。
本実施形態での「テトラアルコシキシラン類」とは、テトラアルコキシシラン、その加水分解物及び部分縮合物からなるテトラアルコキシシラン類より選ばれる少なくとも1種をいう。
これらのテトラアルコシキシラン類は、後記するように、硝酸の存在下に加水分解及び縮合により(ゾルゲル反応により)固化し、SiO2で構成されるマトリックス2を形成する。
ちなみに、本実施形態での複合磁性材料3において、マトリックス2及び被覆層1bに含まれる合計のSiO2の質量分率は、25〜35質量%であることが望ましい。複合磁性材料3は、SiO2の質量分率をこの範囲とすることで、残留磁化及び保磁力の両方を、より確実に従来のフェライト磁石よりも優れたものとすることができる。
次に、本実施形態の複合磁性材料の製造方法について説明する。
図2は、本実施形態に係る複合磁性材料の製造方法を説明するための工程図である。
図2に示すように、複合磁性材料3(図1参照)の製造方法は、SiO2形成用組成物の調製工程(ステップS1)と、Fe含有粉末混合工程(ステップS2)と、硝酸鉄(III)生起工程と(ステップS3)と、磁性材料形成用組成物を得る工程(ステップS4)と、焼成工程(ステップS5)と、を有する
また、硝酸は、SiO2形成用組成物中のテトラアルコキシシラン類のゲル化を促進する。
アルコールとしては、使用するテトラアルコキシシラン類の加水分解で得られるアルコールと同じ種類のものが使用される。したがって、テトラアルコキシシラン類として、例えばテトラメトキシシラン又はそのオリゴマが使用される場合には、メタノールが使用され、例えばテトラエトキシシラン又はそのオリゴマが使用される場合には、エタノールが使用される。
なお、オリゴマレベルの原料を用いると収縮量を抑えることが可能になる。そのため,原料の仕込み量(体積)を抑えることが可能となる。
ちなみに、最終生成物中のSiO2量を小さくする際には、テトラエトキシシラン又はそのオリゴマは、テトラメトキシシラン又はそのオリゴマよりも固化後の収縮量が大きいため、ゲル化以前の液状成分が多くなり、合成プロセス上の作業性が向上する。
ちなみに、Fe含有粉末の分散に超音波撹拌を使用すると、Fe含有粉末に対する硝酸の反応性を向上させることができ、Feイオンの生成を促進することができる。
SiO2形成用組成物とFe含有粉末との混合比(質量比)としては、最終的に得られる複合磁性材料3(図1(a)参照)におけるマトリックス2(図1(a)参照)及び被覆層1b(図1(a)参照)に含まれる合計のSiO2の質量分率が、望ましくは25〜35質量%程度となるように化学量論的に適宜に設定することができる。
前記したように、ε−Fe2O3自体の残留磁化は、約10emu/gと小さく、キュリー点も210℃と低い。しかしながら、ε−Fe2O3の保磁力は、20℃で20kOeと大きい。
それにはFeとε−Fe2O3のサイズをμm近傍かそれ以下にして、効率よくその両者を分散化させることが重要である。そうすることでFeとε−Fe2O3の複合体は残留磁化が100emu/g以上、かつ保磁力も10kOe以上が可能となり、フェライト磁石と同等以上の最大エネルギー積の達成ができるようになる。
また、本実施形態では、被覆層1bに含まれるε−Fe2O3の濃度は、コア部1aの表面で最も高く、この表面から離れるにしたがって徐々に減少していくので、濃度の高い部分でε−Fe2O3がコア部1aのFeと磁気的に結合するとともに、被覆層1bでは、SiO2相中にε−Fe2O3をブロードに存在させることができるので、得られる磁性粒子1に大きい保磁力を付与することができる。
また、本実施形態によれば、テトラアルコキシシラン類のゾルゲル反応によりSiO2を生成させる際に硝酸を用いてゲル化を促進させている。すなわち、テトラアルコキシシラン類がゲル化して固化する前に(望ましくはゲル化の直前に)、Fe含有粉末を、テトラアルコキシシラン類を含むSiO2形成用組成物に混合し、望ましくはFe含有粉末を、超音波撹拌で分散させる。この際、SiO2形成用組成物に含まれる硝酸は、Fe含有粉末の粒子の表面に反応して硝酸鉄(III)を生起させる。そして、この硝酸鉄(III)は、水の存在下に、三価のFeイオンを生成する。また、このFeイオンは、SiO2相において、SiO−Fe結合を形成する。このSiO−Fe結合は、Fe含有粉末の表面で硝酸鉄(III)が高濃度に生起するほど高密度で存在する。
これにより複合磁性材料3(図1(a)参照)は、優れた保磁力を有するとともに、大きい磁化をも有する。
前記実施形態では、SiO2形成用組成物に硝酸を含むものについて説明したが、本発明では、SiO2形成用組成物中に硝酸鉄を含む構成とすることもできる。
つまり、この複合磁性材料の製造方法は、テトラアルコキシシラン、その加水分解物及び部分縮合物からなるテトラアルコキシシラン類より選ばれる少なくとも1種と、硝酸鉄(III)とを含むSiO2形成用組成物の調製工程と、前記SiO2形成用組成物のゲル化反応による固化前に、当該SiO2形成用組成物にFe含有粉末を混合するFe含有粉末混合工程と、SiO2形成用組成物をゲル化反応により固化させてSiO2で形成されるマトリックス中に前記Fe含有粉末の粒子からなるコア部が分散する磁性材料形成用組成物を得る工程と、前記磁性材料形成用組成物を焼成して前記コア部の表面に前記硝酸鉄(III)を基に得られるε−Fe2O3を含む被覆層を形成する焼成工程と、を有する構成とすることができる。
(実施例1)
本実施例では、表1に示す試料No.1〜No.7の複合磁性材料を製造した。表1中、「ナイタール濃度(%)」とは、ナイタールの硝酸濃度であり、表1の同欄に記載の数値をXとすると、X%ナイタール(メタノールに体積でX%の硝酸を加えたもの)を意味する。
なお、使用したFeCo合金粉末の平均粒径を表1に示す。この平均粒径は、前記と同様にして測定されたものである。
これらの複合磁性材料は、図1(a)及び(b)に示したように、Feを含むコア部1aの表面がε−Fe2O3を含む被覆層1bで覆われていた。また、被覆層1b中のε−Fe2O3の濃度は、コア部1aから離れるにしたがって徐々に減少していくように含まれていた。
なお、以下に示す残留磁化(emu/g)の値は、これに「10−3」を乗じて(Am2/g)の単位に換算することができる。また、保磁力kOeの値は、これに「79577」の数値を乗じて(AT/m)の単位に換算することができる。
これらの値は、残留磁化及び保磁力のいずれにおいても従来の希土類元素フリーの磁石用磁粉よりも優れた値となっている。
本実施例では、表2に示す試料No.8〜No.14の複合磁性材料を製造した。表2中、「Feの質量分率(質量%)」とは、コア部(Fe含有粉末)におけるFeの質量分率を意味する。つまり、本実施例では、表2に示すように、FeCo合金粉末(Fe含有粉末)として、Feの質量分率が30〜99質量%(Coの質量分率が1〜70質量%)のFeCo合金からなるものをそれぞれ使用した。
なお、使用したFeCo合金粉末の平均粒径は1μmであった。この平均粒径は、前記と同様にして測定されたものである。
これらの複合磁性材料は、図1(a)及び(b)に示したように、Feを含むコア部1aの表面がε−Fe2O3を含む被覆層1bで覆われていた。また、被覆層1b中のε−Fe2O3の濃度は、コア部1aから離れるにしたがって徐々に減少していくように含まれていた。
表2に示すように、コア部の平均粒径(Fe含有粉末の平均粒径)が1μmのものを使用し、コア部(Fe含有粉末)におけるFeの質量分率が50〜80質量%のときに(試料No.9〜No.11)、残留磁化が140emu/g以上であり、保磁力が11kOe以上であった。
これらの値は、残留磁化及び保磁力のいずれにおいても従来の希土類元素フリーの磁石用磁粉よりも優れた値となっている。
本実施例では、表3に示す試料No.15〜No.17の複合磁性材料を製造した。表3中、「コア部の体積分率(体積%)」とは、被覆層の体積に対するコア部(Fe含有粉末)の体積分率(体積%)を意味する。つまり、本実施例の試料No.15〜No.17では、表3に示すように、コア部の体積分率は75〜94体積%であった。
この溶液にテトラアルコキシシラン類としてのテトラメトキシシランの4量体(多摩工業化学社製、商品名:シリケート51)を徐々に添加した。この際、テトラメトキシシランの4量体の添加量は本実施例で複合磁性材料として最終的に得られる組成物中のSiO2の含有量が20質量%となるように設定した。
なお、使用したFeCo合金粉末の平均粒径は1μmであった。この平均粒径は、前記と同様にして測定されたものである。
これらの複合磁性材料は、Feを含むコア部1aの表面がε−Fe2O3を含むSiO2相で覆われていた。
表3に示すように、コア部の体積分率が88〜94(体積%)であるときに(試料No.16、No.17)、残留磁化が140emu/g以上であり、保磁力が11kOe以上であった。
これらの値は、残留磁化及び保磁力のいずれにおいても従来の希土類元素フリーの磁石用磁粉よりも優れた値となっている。
本実施例では、表4に示す試料No.18〜No.21の複合磁性材料を製造した。表4中、「SiO2の質量分率(質量%)」とは、マトリックス及び被覆層に含まれる合計のSiO2の質量分率を意味する。
なお、使用したFeCo合金粉末の平均粒径は1μmであった。この平均粒径は、前記と同様にして測定されたものである。
これらの複合磁性材料は、図1(a)及び(b)に示したように、Feを含むコア部1aの表面がε−Fe2O3を含む被覆層1bで覆われていた。また、被覆層1b中のε−Fe2O3の濃度は、コア部1aから離れるにしたがって徐々に減少していくように含まれていた。
表4に示すように、SiO2の質量分率が25〜35体積%であるときに(試料No.18〜No.20)、残留磁化が140emu/g以上であり、保磁力が11kOe以上であった。
これらの値は、残留磁化及び保磁力のいずれにおいても従来の希土類元素フリーの磁石用磁粉よりも優れた値となっている。
表1〜表4に示すように、試料No.1〜試料No.21の複合磁性材料は、残留磁化及び保磁力の両方に優れている。
中でも、コア部の平均粒径(Fe含有粉末の平均粒径)が0.2〜1μmであるもの(試料No.1〜試料No.3、試料No.5、試料No.6)、コア部(Fe含有粉末)におけるFeの質量分率が50〜80質量%であるもの(試料No.9〜No.11)、被覆層の体積に対するコア部の体積分率が88〜94(体積%)であるもの(試料No.16、No.17)、及びマトリックス及び被覆層に含まれる合計のSiO2の質量分率が25〜35体積%であるもの(試料No.18〜No.20)は、残留磁化が140emu/g以上であるとともに、保磁力が11kOe以上であり、残留磁化及び保磁力が特に優れていた。
1a コア部
1b 被覆層
2 マトリックス
3 複合磁性材料
Claims (13)
- SiO2で形成されるマトリックスと、
前記マトリックス中に分散する磁性粒子と、を有し、
前記磁性粒子は、Feを含むコア部と、
前記コア部の表面を被覆する被覆層と、を備え、
前記被覆層は、ε−Fe2O3を含むとともに、当該ε−Fe2O3の濃度は、前記コア部から離れるにしたがって徐々に減少していくように含まれていることを特徴とする複合磁性材料。 - 請求項1に記載の複合磁性材料において、
前記被覆層は、SiO2相中で前記ε−Fe2O3が濃度勾配を有して形成されていることを特徴とする複合磁性材料。 - 請求項1に記載の複合磁性材料において、
前記マトリックスを形成するSiO2は、ゾルゲル法で形成されたことを特徴とする複合磁性材料。 - 請求項1に記載の複合磁性材料において、
前記コア部の平均粒径は、0.2μm以上、1μm以下であることを特徴とする複合磁性材料。 - 請求項1に記載の複合磁性材料において、
前記コア部は、Coをさらに含むことを特徴とする複合磁性材料。 - 請求項5に記載の複合磁性材料において、
前記コア部に含まれるFeの割合は、50〜80質量%であることを特徴とする複合磁性材料。 - 請求項2に記載の複合磁性材料において、
前記マトリックス及び前記被覆層に含まれる合計のSiO2の質量分率は、25〜35質量%であることを特徴とする複合磁性材料。 - 請求項1に記載の複合磁性材料において、
前記コア部の体積は、前記被覆部の体積の88〜94体積%であることを特徴とする複合磁性材料。 - テトラアルコキシシラン、その加水分解物及び部分縮合物からなるテトラアルコキシシラン類より選ばれる少なくとも1種と、硝酸とを含むSiO2形成用組成物の調製工程と、
前記SiO2形成用組成物のゲル化反応よる固化前に、当該SiO2形成用組成物にFe含有粉末を混合するFe含有粉末混合工程と、
前記Fe含有粉末と、前記硝酸とを反応させて、当該Fe含有粉末の粒子の周囲で前記SiO2形成用組成物中に硝酸鉄(III)を生起させる硝酸鉄(III)生起工程と、
前記SiO2形成用組成物をゲル化反応により固化させてSiO2で形成されるマトリックス中に前記Fe含有粉末の粒子からなるコア部が分散する磁性材料形成用組成物を得る工程と、
前記磁性材料形成用組成物を焼成して前記コア部の表面に前記硝酸鉄(III)を基に得られるε−Fe2O3を含む被覆層を形成する焼成工程と、
を有することを特徴とする複合磁性材料の製造方法。 - 請求項9に記載の複合磁性材料の製造方法において、
前記硝酸は、ナイタールとして前記SiO2形成用組成物に含まれることを特徴とする複合磁性材料の製造方法。 - 請求項10に記載の複合磁性材料の製造方法において、
前記ナイタールの硝酸濃度は、3〜5%であることを特徴とする複合磁性材料の製造方法。 - テトラアルコキシシラン、その加水分解物及び部分縮合物からなるテトラアルコキシシラン類より選ばれる少なくとも1種と、硝酸鉄(III)とを含むSiO2形成用組成物の調製工程と、
前記SiO2形成用組成物のゲル化反応による固化前に、当該SiO2形成用組成物にFe含有粉末を混合するFe含有粉末混合工程と、
SiO2形成用組成物をゲル化反応により固化させてSiO2で形成されるマトリックス中に前記Fe含有粉末の粒子からなるコア部が分散する磁性材料形成用組成物を得る工程と、
前記磁性材料形成用組成物を焼成して前記コア部の表面に前記硝酸鉄(III)を基に得られるε−Fe2O3を含む被覆層を形成する焼成工程と、
を有することを特徴とする複合磁性材料の製造方法。 - 請求項9又は請求項12に記載の複合磁性材料の製造方法において、
前記テトラアルコキシシラン類は、テトラアルコキシシランのオリゴマであることを特徴とする複合磁性材料の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014027102A JP6252224B2 (ja) | 2014-02-17 | 2014-02-17 | 複合磁性材料及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014027102A JP6252224B2 (ja) | 2014-02-17 | 2014-02-17 | 複合磁性材料及びその製造方法 |
Publications (3)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2015153918A JP2015153918A (ja) | 2015-08-24 |
JP2015153918A5 JP2015153918A5 (ja) | 2016-12-01 |
JP6252224B2 true JP6252224B2 (ja) | 2017-12-27 |
Family
ID=53895874
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2014027102A Expired - Fee Related JP6252224B2 (ja) | 2014-02-17 | 2014-02-17 | 複合磁性材料及びその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6252224B2 (ja) |
Families Citing this family (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6981783B2 (ja) | 2017-06-09 | 2021-12-17 | 富士フイルム株式会社 | コアシェル粒子、コアシェル粒子の焼成物、コアシェル粒子の製造方法、イプシロン型酸化鉄系化合物粒子、イプシロン型酸化鉄系化合物粒子の製造方法、磁気記録媒体、及び磁気記録媒体の製造方法 |
JP6900286B2 (ja) | 2017-09-27 | 2021-07-07 | 富士フイルム株式会社 | コアシェル粒子、コアシェル粒子の焼成物、コアシェル粒子の製造方法、イプシロン型酸化鉄系化合物粒子、イプシロン型酸化鉄系化合物粒子の製造方法、磁気記録媒体、及び磁気記録媒体の製造方法 |
JP6504287B1 (ja) * | 2018-03-09 | 2019-04-24 | Tdk株式会社 | 軟磁性金属粉末、圧粉磁心および磁性部品 |
JP6504288B1 (ja) * | 2018-03-09 | 2019-04-24 | Tdk株式会社 | 軟磁性金属粉末、圧粉磁心および磁性部品 |
JP2020088134A (ja) * | 2018-11-22 | 2020-06-04 | キヤノン株式会社 | 磁性粒子、磁性粒子を含む磁石、磁性粒子の製造方法 |
CN114207748A (zh) * | 2019-07-29 | 2022-03-18 | 株式会社村田制作所 | 软磁性粉末及其制造方法、使用软磁性粉末的线圈部件以及使用软磁性粉末的磁性材料的制造方法 |
Family Cites Families (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH1081507A (ja) * | 1996-09-05 | 1998-03-31 | Mizusawa Ind Chem Ltd | 磁性体非晶質シリカ複合粒子及びその製造方法 |
US7485366B2 (en) * | 2000-10-26 | 2009-02-03 | Inframat Corporation | Thick film magnetic nanoparticulate composites and method of manufacture thereof |
JP2009158802A (ja) * | 2007-12-27 | 2009-07-16 | Fuji Electric Device Technology Co Ltd | 圧粉磁心の製造方法 |
JP2010140968A (ja) * | 2008-12-09 | 2010-06-24 | Toyota Motor Corp | 軟磁性材料およびその製造方法 |
JP2011032496A (ja) * | 2009-07-29 | 2011-02-17 | Tdk Corp | 磁性材料及び磁石、並びに磁性材料の製造方法 |
JP5347146B2 (ja) * | 2009-07-29 | 2013-11-20 | Tdk株式会社 | 磁性材料及び磁石、並びに磁性材料の製造方法 |
-
2014
- 2014-02-17 JP JP2014027102A patent/JP6252224B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2015153918A (ja) | 2015-08-24 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6252224B2 (ja) | 複合磁性材料及びその製造方法 | |
CN104347219B (zh) | 复合磁性材料及其制造方法以及复合磁性材料的原料组 | |
CN104028762B (zh) | 一种软磁复合材料的制备方法 | |
JP4430607B2 (ja) | 表面高Si層被覆鉄粉末の製造方法 | |
JP2016538720A (ja) | 温度安定性軟磁性粉末 | |
WO2012124032A1 (ja) | 圧粉磁心用鉄基軟磁性粉末およびその圧粉磁心用鉄基軟磁性粉末の製造方法並びに圧粉磁心 | |
CN106920671A (zh) | 一种提高钕铁硼磁体重稀土渗透效果的方法 | |
CN104505208A (zh) | 一种磁导率μ=26的低损耗高叠加铁硅铝材料的制备方法 | |
JP2009266973A (ja) | 軟磁性粒子粉末及びその製造法、該軟磁性粒子粉末を含む圧粉磁心 | |
US20080100154A1 (en) | Compacted magnetic core with high resistance, manufacturing method thereof, and motor for electric car | |
US9390845B2 (en) | Core shell superparamagnetic iron oxide nanoparticles with functional metal silicate core shell interface and a magnetic core containing the nanoparticles | |
CN102360909A (zh) | 一种钕铁硼磁体的制备方法 | |
JP4803353B2 (ja) | 軟磁性材料及びその製造法、該軟磁性材料を含む圧粉磁心 | |
JP6615850B2 (ja) | 複合磁性材料及びコアの製造方法 | |
JP5513922B2 (ja) | 圧粉磁心用鉄基軟磁性粉末およびその圧粉磁心用鉄基軟磁性粉末の製造方法並びに圧粉磁心 | |
CN103060657A (zh) | 一种制备高矫顽力和高耐蚀性烧结钕铁硼永磁材料的方法 | |
JP2011258961A (ja) | 希土類磁石及びそれを用いた回転機 | |
JP7123469B2 (ja) | 焼結磁石の製造方法および焼結磁石 | |
US9431159B2 (en) | Iron cobalt ternary alloy nanoparticles with silica shells and metal silicate interface | |
CN104867645B (zh) | 一种高矫顽力纳米晶热压磁体及其制备方法 | |
KR102643789B1 (ko) | 개선된 온도-안정성 연자성 분말 | |
JP4790769B2 (ja) | 希土類磁石及びそれを用いた回転機 | |
WO2021031852A2 (zh) | 高抗压强度的磁性材料及其制备方法 | |
JP2018142642A (ja) | 圧粉磁芯 | |
CN108933010B (zh) | 一种高矫顽力钕铁硼磁体的制备方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20161007 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20161007 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20170927 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20171031 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20171113 |
|
R151 | Written notification of patent or utility model registration |
Ref document number: 6252224 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |