JP6245188B2 - 車両用ドアフレーム構造 - Google Patents

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Description

本発明は、車両用ドアフレーム構造に関する。
下記特許文献1に記載された自動車用ドアのサッシュ構造では、サッシュがアウタサッシュとインナサッシュとで構成されている。また、インナサッシュの後側下端部には、ラッチリインフォースメントが一体に形成されている。このため、インナサッシュにおける部品点数の削減を図ることができる。
実開昭63−112132号公報 特開平03−010929号公報 特開2001−080361号公報 特許第5561445号公報
ところで、サッシュを構成するインナサッシュのようなフレーム部材(フレームリインフォースメント)では、ラッチリインフォースメントのような補強部の強度を高くために、補強部の板厚を厚くする場合がある。この場合に、補強部の強度に合わせてフレーム部材(フレームリインフォースメント)全体の板厚を厚くすると、フレーム部材(フレームリインフォースメント)全体の重量が重くなり、ひいては車両用ドア全体の重量が重くなるという問題が生じる。
本発明は、上記事実を考慮して、車両用ドアの重量増加を抑制しつつフレームリインフォースメントに補強部を設けることができる車両用ドアフレーム構造を提供することを目的とする。
請求項1に記載の車両用ドアフレーム構造は、車両用ドアのドア内側部分を構成すると共に、ドア本体部と、当該ドア本体部のドア上側に一体に形成され且つ窓枠を構成するインナ側サッシュ部と、を有するドアインナパネルと、前記インナ側サッシュ部のドア外側に設けられ、前記ドアインナパネルに接合されたフレームリインフォースメントと、を備え、前記フレームリインフォースメントは、前記インナ側サッシュ部に沿って形成されたフレーム側サッシュ部と、上端が前記フレーム側サッシュ部の前側下端に接合され、ヒンジが取付けられるヒンジリインフォースメント部と、上端が前記フレーム側サッシュ部の後側下端に接合され、ドアロック装置が取付けられるロックリインフォースメント部と、を含んで構成され、前記ヒンジリインフォースメント部及び前記ロックリインフォースメント部の厚さが、前記フレーム側サッシュ部の厚さよりも厚く設定され、かつ、前記ヒンジリインフォースメント部は、本体部と前記本体部からドア上側斜め後方に延びる延出部とを含んで構成されていると共に、前記本体部と前記ロックリインフォースメント部とがベルトラインインナリインフォースメントの両端部と接合されており、前記延出部が前記ドア上側斜め後方へ延出されることで、前記フレーム側サッシュ部と前記ヒンジリインフォースメント部との前側接合部が、前記フレーム側サッシュ部と前記ロックリインフォースメント部との後側接合部よりもドア上側に配置されている。
請求項1に記載の車両用ドアフレーム構造では、車両用ドアのドア内側部分を構成するドアインナパネルが、ドア本体部と、当該ドア本体部と一体に形成されたインナ側サッシュ部と、を有している。そして、インナ側サッシュ部が、ドア本体部のドア上側に配置されて、窓枠を構成している。
一方、インナ側サッシュ部のドア外側にはフレームリインフォースメントが設けられており、フレームリインフォースメントはドアインナパネルに接合されている。これにより、インナ側サッシュ部がフレームリインフォースメントによって補強される。また、フレームリインフォースメントは、インナ側サッシュ部に沿って形成されたフレーム側サッシュ部と、ヒンジが取付けられるヒンジリインフォースメント部と、ドアロック装置が取付けられるロックリインフォースメント部と、を含んで構成されている。これにより、フレームリインフォースメントに補強部(ヒンジリインフォースメント部及びロックリインフォースメント部)を設けて、当該補強部を活用してヒンジ及びドアロック装置を取り付けることができる。
ここで、ヒンジリインフォースメント部の上端がフレーム側サッシュ部の前側下端に接合されており、ロックリインフォースメント部の上端がフレーム側サッシュ部の後側下端に接合されている。また、ヒンジリインフォースメント部及びロックリインフォースメント部の厚さが、フレーム側サッシュ部の厚さよりも厚く設定されている。これにより、補強部(ヒンジリインフォースメント部及ロックリインフォースメント部)の強度を高くするために補強部の板厚を厚くする場合でも、補強部の板厚のみを厚く設定して、当該厚く設定した補強部をフレーム側サッシュ部に接合することで、フレームリインフォースメントを形成することができる。これにより、フレームリインフォースメント全体の板厚を厚くする必要がなくなるため、車両用ドアの重量増加を抑制しつつフレームリインフォースメントに補強部を設けることができる。
また、請求項に記載の車両用ドアフレーム構造では、フレーム側サッシュ部とヒンジリインフォースメント部との接合部(以下、便宜上、前側接合部という)が、フレーム側サッシュ部とロックリインフォースメント部との接合部(以下、便宜上、後側接合部という)よりもドア上側に配置されている。そして、車両用ドアフレーム構造では、ロックリインフォースメント部よりもヒンジリインフォースメント部の方が、フレームリインフォースメントの剛性に対する寄与率が高いことが判明された。このため、前側接合部を後側接合部よりもドア上側に配置することで、フレームリインフォースメントの重量アップを抑制しつつ、フレームリインフォースメントの剛性を効率よく高くすることができる。
請求項に記載の車両用ドアフレーム構造は、請求項1に記載の発明において、前記フレーム側サッシュ部と前記ヒンジリインフォースメント部との接合部及び前記フレーム側サッシュ部と前記ロックリインフォースメント部との接合部では、それぞれのドア内側面が面一に形成されている。
請求項に記載の車両用ドアフレーム構造では、フレーム側サッシュ部とヒンジリインフォースメント部との接合部及びフレーム側サッシュ部とロックリインフォースメント部との接合部では、それぞれのドア内側面が面一に形成されているため、フレームリインフォースメントにおいて面一に形成された接合部のドア内側面をドアインナパネル(インナ側サッシュ部)に接合させることができる。これにより、フレームリインフォースメントとドアインナパネル(インナ側サッシュ部)とを良好に接合することができる。
請求項1に車両用ドアフレーム構造によれば、車両用ドアの重量増加を抑制しつつフレームリインフォースメントに補強部を設けることができる。
また、請求項に車両用ドアフレーム構造によれば、フレームリインフォースメントの重量アップを抑制しつつ、アウタフレームの剛性を効率よく高くできる。
請求項に車両用ドアフレーム構造によれば、フレームリインフォースメントとドアインナパネル(インナ側サッシュ部)とを良好に接合することができる。
本実施の形態に係る車両用ドアフレーム構造が適用されたサイドドアに用いられるアウタフレームリインフォースメントを模式的に示すドア外側から見た側面図である。 本実施の形態に係る車両用ドアフレーム構造が適用されたサイドドアの要部を示すドア外側から見た模式的な側面図である。 図2に示されるサイドドアの要部を分解した状態を示すドア外側から見た模式的な側面図である。 図1に示されるフレーム側サッシュ部とヒンジリインフォースメント部との接合部分を拡大して示す断面図(図1の4−4線断面図)である。 図1に示されるアウタフレームリインフォースメントの各部位における板厚等を変化させたときのサイドドアの剛性効率を説明するためのグラフである。
以下、図面を用いて本発明の実施の形態に係る車両用ドアフレーム構造Sが適用された「車両用ドア」としてのサイドドア10について説明する。図2には、車両(自動車)の右側部に配設されるサイドドア10の要部がドア外側から見た模式的な側面図にて示されており、図3には、当該サイドドア10の要部を分解した状態がドア外側から見た模式的な側面図にて示されている。なお、図面に適宜示される矢印FRはサイドドア10のドア前側を示し、矢印UPはドア上側を示している。
図2に示されるように、サイドドア10は、その前端部において、後述するヒンジ40によってドア上下方向を軸方向として車体に開閉可能に組付けられている。そして、サイドドア10が車体に組付けられ且つ車両のドア開口部を閉じた状態では、サイドドア10の厚み方向が車両の車幅方向と一致しており、ドア外側が車両の車幅方向外側と一致し、ドア内側が車両の車幅方向内側と一致している。また、この状態では、ドア上下方向が車両上下方向と一致しており、ドア前後方向が車両前後方向と一致している。そして、図3にも示されるように、サイドドア10は、サイドドア10のドア内側部分を構成するドアインナパネル20と、ドアインナパネル20のインナ側サッシュ部24を補強する「フレームリインフォースメント」としてのアウタフレームリインフォースメント30(以下、アウタフレームRF30と称する)と、を含んで構成されている。以下、各構成について説明する。
ドアインナパネル20は、鋼板などの金属によって構成されており、略ドア厚み方向を板厚方向として配置されている。また、ドアインナパネル20は、略矩形板状に形成されたドア本体部22と、ドア本体部22のドア上側に配置されて窓枠を構成するインナ側サッシュ部24と、を含んで構成されており、ドア本体部22とインナ側サッシュ部24とがプレス加工などによって一体に成形されている。また、インナ側サッシュ部24は、ドア厚み方向から見て、ドア下側に開放された略逆V字形状に形成されている。具体的には、インナ側サッシュ部24は、ドア本体部22の上部における後端部からドア上側へ延出されると共に、長手方向中間部においてドア前側へ屈曲されている。また、インナ側サッシュ部24のドア前側部分が側面視でドア前側へ向かうに従いドア下側へ傾斜されており、インナ側サッシュ部24の前端部がドア本体部22の上部における前端部に連結されている。
ドアインナパネル20の上端部のドア外側には、ベルトラインインナリインフォースメント26(以下「ベルトラインインナRF26」と称する)が設けられている。ベルトラインインナRF26は、鋼板などの金属によって構成されて、サイドドア10のドア厚み方向を板厚方向としてドア前後方向に延在されている。そして、ベルトラインインナRF26が、ドアインナパネル20の上端部に接合されている。これにより、ドアインナパネル20の上端部がベルトラインインナRF26によって補強されている。
さらに、ドアインナパネル20のドア外側には、サイドドア10の意匠面を構成するドアアウタパネル(図示省略)が設けられている。ドアアウタパネルは、鋼板などの金属で構成されると共に、ドアインナパネル20のドア本体部22の形状に対応した略矩形板状に形成されている。そして、ドアインナパネル20の上端部を除く外周縁部が、ドアアウタパネルの上端部を除く外周縁部にヘミング加工によって結合されている。一方、ドアインナパネル20のドア内側には、図示しないドアトリムが組付けられている。
アウタフレームRF30は、インナ側サッシュ部24のドア外側に設けられると共に、インナ側サッシュ部24に沿って形成されている。具体的には、図1にも示されるように、アウタフレームRF30は、その長手方向中間部を構成するフレーム側サッシュ部32と、フレーム側サッシュ部32の前側下端からドア前側且つドア下側へ延出されるヒンジリインフォースメント部34(以下、ヒンジRF部34と称する)と、フレーム側サッシュ部32の後側下端からドア下側へ延出されるロックリインフォースメント部36(以下、ロックRF部36と称する)と、を含んで構成されている。そして、フレーム側サッシュ部32、ヒンジRF部34、及びロックRF部36は、それぞれ鋼板などの金属によって構成されると共に、ドア厚み方向を板厚として配置されており、これらが互いに接合されて一体化されている。
フレーム側サッシュ部32は、インナ側サッシュ部24に沿って形成されて、側面視でドア下側へ開放された略逆V字形状を成している。具体的には、フレーム側サッシュ部32は、フレーム側サッシュ部32の後端部を構成する縦柱部32Aを有しており、縦柱部32Aが略ドア上下方向に沿って延在されている。また、フレーム側サッシュ部32はフレーム部32Bを有している。このフレーム部32Bは縦柱部32Aの上端からドア前側へ延びており、フレーム部32Bのドア前側部分が、側面視でドア前側へ向かうに従いドア下側へ傾斜されている。
ヒンジRF部34は、側面視で略ひし形状に形成された本体部34Aと、本体部34Aからドア上側斜め後方に延びる延出部34Bと、を含んで構成されている。また、ヒンジRF部34の板厚寸法がフレーム側サッシュ部32の板厚寸法よりも大きく設定されている(本実施の形態では、ヒンジRF部34の板厚寸法が2.5mmに設定されており、フレーム側サッシュ部32の板厚寸法が1.4mmに設定されている)。また、延出部34Bの幅寸法とフレーム部32Bの幅寸法とが略一致するように設定されている。
そして、延出部34Bの上端とフレーム部32Bの前側下端とが突き合わされた状態で、フレーム側サッシュ部32とヒンジRF部34とが差圧接合されている。具体的には、図4に示されるように、フレーム側サッシュ部32及びヒンジRF部34のそれぞれのドア内側面が面一となるように両者が配置されて、フレーム側サッシュ部32とヒンジRF部34とが摩擦攪拌接合によって接合されている。また、フレーム側サッシュ部32とヒンジRF部34との接合部(以下、この接合部を「前側接合部38F」という)におけるドア外側面は、フレーム側サッシュ部32からヒンジRF部34へ向かうに従いドア外側に略直線状に傾斜された傾斜面とされている。そして、フレーム部32Bのドア外側面に対する前側接合部38Fにおけるドア外側面の傾斜角度θが、0°よりも大きく、30°よりも小さく設定されている。なお、図4では、便宜上ハッチングを省略して図示している。
また、図2に示されるように、ヒンジRF部34の本体部34Aは、ドアインナパネル20に接合されており、本体部34Aの略下半分の部分が、ドアインナパネル20とドアアウタパネルとの間に配置されている。そして、ヒンジRF部34の本体部34Aには、鋼板などの金属によって構成された上側ヒンジリテーナ(図示省略)が接合されており、車体に固定されたヒンジ40が、ドアインナパネル20及びヒンジRF部34の本体部34Aを介して上側ヒンジリテーナに締結固定されている。これにより、サイドドア10が車体に回転可能に支持されるようになっている。なお、ヒンジRF部34のドア下側には、下側ヒンジリテーナ(図示省略)がドアインナパネル20に接合されており、下側ヒンジリテーナにもヒンジ41(図2参照)が締結固定されている。
図1にも示されるように、ロックRF部36は、ドア上下方向を長手方向とした略矩形板状に形成されている。また、ロックRF部36の板厚寸法がフレーム側サッシュ部32の板厚寸法よりも大きく設定されている(本実施の形態では、ロックRF部36の板厚寸法が2mmに設定されている)。さらに、ロックRF部36の幅寸法と、フレーム側サッシュ部32の縦柱部32Aの幅寸法と、が略一致するように設定されている。そして、ロックRF部36の上端と縦柱部32Aの下端とが突き合わされた状態で、フレーム側サッシュ部32とロックRF部36とが差圧接合されている。具体的には、フレーム側サッシュ部32とロックRF部36との接合部(以下、この接合部を「後側接合部38R」という)が前側接合部38Fと同様に構成されている。すなわち、フレーム側サッシュ部32及びロックRF部36のそれぞれのドア内側面が面一となるように両者が配置されて、フレーム側サッシュ部32とロックRF部36とが摩擦攪拌接合によって接合されている。また、後側接合部38Rにおけるドア外側面は、フレーム側サッシュ部32からロックRF部36へ向かうに従いドア外側に略直線状に傾斜された傾斜面とされている。
また、図2に示されるように、ロックRF部36は、ドアインナパネル20に接合されており、ロックRF部36の大半が、ドアインナパネル20とドアアウタパネルとの間に配置されている。そして、ロックRF部36には、車体のストライカ(図示省略)に係合されるドアロック装置42が固定されている。これにより、サイドドア10が閉じた状態でサイドドア10をロックすることができる。また、前述したベルトラインインナRF26の前端部がヒンジRF部34に接合され、ベルトラインインナRF26の後端部がロックRF部36に接合されて、アウタフレームRF30の下端部がベルトラインインナRF26によって補強されている。
さらに、前側接合部38Fは後側接合部38Rよりもドア上側に配置されている。換言すると、ヒンジRF部34の上端が、ロックRF部36の上端よりも上側に配置するように設定されている。そして、ヒンジRF部34の延出部34Bの延出長さが、フレーム側サッシュ部32におけるフレーム部32Bの長手方向の長さの略1/5に設定されている。すなわち、フレーム部32Bにおける前端部がヒンジRF部34の延出部34Bによって構成されるようになっており、サイドドア10のサッシュにおける前側下端部が、板厚の厚い延出部34Bによって補強されるようになっている。
なお、アウタフレームRF30のドア外側には、サッシュアウタパネル(図示省略)が設けられている。そして、サッシュアウタパネルは、インナ側サッシュ部24に沿って形成されて、アウタフレームRF30をドア外側から覆うようにインナ側サッシュ部24に接合されている。
次に、本実施の形態の作用及び効果を説明する。
上記のように構成された車両用ドアフレーム構造Sが適用されたサイドドア10では、ドアインナパネル20がドア本体部22とインナ側サッシュ部24とを有しており、ドア本体部22及びインナ側サッシュ部24がプレス加工等によって一体に成形されている。また、インナ側サッシュ部24のドア外側にはアウタフレームRF30が設けられており、アウタフレームRF30はドアインナパネル20に接合されている。これにより、ドアインナパネル20のインナ側サッシュ部24がアウタフレームRF30によって補強されている。
さらに、アウタフレームRF30は、インナ側サッシュ部24に沿って形成されたフレーム側サッシュ部32と、アウタフレームRF30の前側下端部を構成するヒンジRF部34と、アウタフレームRF30の後側下端部を構成するロックRF部36と、を含んで構成されている。そして、ヒンジRF部34にヒンジ40が取り付けられており、ロックRF部36にドアロック装置42が固定されている。これにより、アウタフレームRF30に補強部(ヒンジRF部34及びロックRF部36)を設けて、当該補強部を活用してヒンジ40及びドアロック装置42を取り付けることができる。
ここで、ヒンジRF部34の上端がフレーム側サッシュ部32の前側下端に接合されており、ロックRF部36の上端がフレーム側サッシュ部32の後側下端に接合されている。また、ヒンジRF部34及ロックRF部36の厚さが、フレーム側サッシュ部32の厚さよりも厚く設定されている。これにより、補強部(ヒンジRF部34及ロックRF部36)の強度を高くするために補強部(ヒンジRF部34及ロックRF部36)の板厚を厚く設定する場合でも、補強部の板厚のみを厚く設定して、当該厚くした補強部をフレーム側サッシュ部32に接合することで、アウタフレームRF30を形成することができる。これにより、アウタフレームRF30全体の板厚を厚くする必要がなくなるため、サイドドア10の重量増加を抑制しつつアウタフレームRF30に補強部を設けることができる。
また、フレーム側サッシュ部32とヒンジRF部34との接合部である前側接合部38Fが、フレーム側サッシュ部32とロックRF部36との接合部である後側接合部38Rよりもドア上側に配置されている。このため、アウタフレームRF30の重量アップを抑制しつつ、アウタフレームRF30の剛性を効率よく高くすることができる。
以下、この点について、図5に示されるグラフを用いて説明する。図5に示されるグラフは、アウタフレームRF30の各部位における板厚等を変化させたときのサイドドア10の剛性効率を示すシミュレーション結果である。具体的には、サイドドア10には走行中に生じる負圧によって車幅方向外側への力が作用するため、図5のグラフでは、サイドドア10の上端部に車幅方向外側への所定の荷重を付加したときの、アウタフレームRF30の各部位に対するサイドドア10の剛性効率を比較して示している。そして、このシミュレーションでは、サイドドア10の上端部に車幅方向外側への所定の荷重を付加したときのサイドドア10の変位量をシミュレーションして、サイドドア10における初期状態に対する剛性アップ率(%)を算出する。また、このときのサイドドア10における初期状態に対する重量アップ率(%)を算出する。そして、サイドドア10の剛性アップ率(%)をサイドドア10の重量アップ率(%)で除した値をサイドドア10の剛性効率と定義して、当該剛性効率を図5に示されるグラフの縦軸としている。このため、剛性効率が高いほど、アウタフレームRF30(サイドドア10)の重量アップを抑制しつつ、アウタフレームRF30(サイドドア10)の剛性を高くすることができる。
また、図5に示されるグラフの横軸におけるA〜Eは、アウタフレームRF30の各部位の板厚等を変化させたときのシミュレーション例を示している。以下、各シミュレーションについて記載する。
シミュレーションAは、アウタフレームRF30のヒンジRF部34における本体部34Aに金属製のパッチを接合したシミュレーションである。
シミュレーションBは、アウタフレームRF30のヒンジRF部34における延出部34Bの板厚を1.4mmから2.5mmに変更したシミュレーションである。
シミュレーションCは、アウタフレームRF30のフレーム部32Bの板厚を1.4mmから2.5mmに変更したシミュレーションである。
シミュレーションDは、アウタフレームRF30の縦柱部32Aの板厚を1.4mmから2.5mmに変更したシミュレーションである。
シミュレーションEは、アウタフレームRF30のロックRF部36の板厚を2mmから2.5mmに変更したシミュレーションである。
なお、シミュレーションA〜Eにおける初期状態とは、本実施の形態におけるヒンジRF部34の延出部34Bを省略した状態であり、この状態では、前側接合部38Fが図1において2点鎖線Aで示される位置に設定されている。
そして、この図に示されるように、サイドドア10の剛性効率が最も高くなるのは、アウタフレームRF30のヒンジRF部34における延出部34Bの板厚を1.4mmから2.5mmに変更したシミュレーションBの例であることが分かる。つまり、ヒンジRF部34に、フレーム部32Bの前端部を構成する延出部34Bを設けて、当該延出部34Bとフレーム部32Bと接合することで、サイドドア10の剛性を効率よく上げることができる。換言すると、前側接合部38Fの位置を図1において2点鎖線Aで示される位置から実線で示される前側接合部38Fの位置に変更することで、サイドドア10の剛性を効率よく上げることができる。
一方、図5のシミュレーションDに示されるように、縦柱部32Aの板厚を上げた場合では、シミュレーションBに比べて剛性効率が低くなる。すなわち、後側接合部38Rの位置をドア上側に変更するよりも、前側接合部38Fの位置をドア上側に変更するほうが、サイドドア10の剛性効率を高くすることができる。以上により、前側接合部38Fを後側接合部38Rよりもドア上側に配置することで、アウタフレームRF30の重量アップを抑制しつつ、アウタフレームRF30の剛性を効率よく高くすることができる。
また、アウタフレームRF30のドア内側面が面一に形成されている。つまり、アウタフレームRF30では、前側接合部38F及び後側接合部38Rにおいても、ドア内側面(すなわち、ドアインナパネル20側の面)が面一に形成されている。このため、アウタフレームRF30において面一に形成されたドア内側面をドアインナパネル20(インナ側サッシュ部24)に接合させることができる。これにより、アウタフレームRF30とドアインナパネル20(インナ側サッシュ部24)とを良好に接合することができる。
また、フレーム部32Bのドア外側面に対する前側接合部38F(後側接合部38R)におけるドア外側面の傾斜角度θが、0°よりも大きく、30°よりも小さく設定されている。このため、前側接合部38F(後側接合部38R)におけるフレーム部32BからヒンジRF部34(ロックRF部36)の急激な板厚変化を抑制することができると共に、前側接合部38F(後側接合部38R)の結合効率を向上させることができる。
この点について図4を用いて説明する。つまり、前側接合部38Fにおける接合長さをLとし、ヒンジRF部34の板厚をt1とし、フレーム部32Bの板厚をt2とすると、L=(t1−t2)/tanθとなる。このため、tanθを小さくすることで、前側接合部38Fにおける接合長さLが長く設定されて、前側接合部38F(後側接合部38R)における急激な板厚変化を抑制することができる。そして、tangentの曲線では、30°において変曲点があり、30°以上においてtan値が急激に増加する。このため、フレーム部32Bのドア外側面に対する前側接合部38F(後側接合部38R)におけるドア外側面の傾斜角度θが、0°よりも大きく、30°よりも小さく設定することで、前側接合部38F(後側接合部38R)における急激な板厚変化が抑制されて、前側接合部38F(後側接合部38R)の結合効率を向上させることができる。
なお、本実施の形態では、前側接合部38F(後側接合部38R)においてフレーム部32BとヒンジRF部34部(ロックRF部36)とが摩擦攪拌接合によって接合されているが、前側接合部38F(後側接合部38R)における接合は、これに限らない。例えば、フレーム部32BとヒンジRF部34部(ロックRF部36)とを、アーク溶接、レーザ溶接、MIG溶接、TIG溶接等によって接合してもよい。
10 サイドドア(車両用ドア)
20 ドアインナパネル
22 ドア本体部
24 インナ側サッシュ部
30 アウタフレームリインフォースメント(フレームリインフォースメント)
32 フレーム側サッシュ部
34 ヒンジリインフォースメント部
36 ロックリインフォースメント部
38F 前側接合部(フレーム側サッシュ部とヒンジリインフォースメント部との接合部)
38R 後側接合部(フレーム側サッシュ部とロックリインフォースメント部との接合部)
40 ヒンジ
42 ドアロック装置
S 車両用ドアフレーム構造

Claims (3)

  1. 車両用ドアのドア内側部分を構成すると共に、ドア本体部と、当該ドア本体部のドア上側に一体に形成され且つ窓枠を構成するインナ側サッシュ部と、を有するドアインナパネルと、
    前記インナ側サッシュ部のドア外側に設けられ、前記ドアインナパネルに接合されたフレームリインフォースメントと、
    を備え、
    前記フレームリインフォースメントは、
    前記インナ側サッシュ部に沿って形成されたフレーム側サッシュ部と、
    上端が前記フレーム側サッシュ部の前側下端に接合され、ヒンジが取付けられるヒンジリインフォースメント部と、
    上端が前記フレーム側サッシュ部の後側下端に接合され、ドアロック装置が取付けられるロックリインフォースメント部と、
    を含んで構成され、
    前記ヒンジリインフォースメント部及び前記ロックリインフォースメント部の厚さが、前記フレーム側サッシュ部の厚さよりも厚く設定され、かつ、前記ヒンジリインフォースメント部は、本体部と前記本体部からドア上側斜め後方に延びる延出部とを含んで構成されていると共に、前記本体部と前記ロックリインフォースメント部とがベルトラインインナリインフォースメントの両端部と接合されており、前記延出部が前記ドア上側斜め後方へ延出されることで、前記フレーム側サッシュ部と前記ヒンジリインフォースメント部との前側接合部が、前記フレーム側サッシュ部と前記ロックリインフォースメント部との後側接合部よりもドア上側に配置されている車両用ドアフレーム構造。
  2. 前記フレーム側サッシュ部と前記ヒンジリインフォースメント部との接合部及び前記フレーム側サッシュ部と前記ロックリインフォースメント部との接合部では、それぞれのドア内側面が面一に形成されている請求項1に記載の車両用ドアフレーム構造。
  3. 前記後側接合部は、前記ベルトラインインナリインフォースメントの上縁近傍に配置されている請求項1又は請求項2に記載の車両用ドアフレーム構造。
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