JP6243269B2 - 配管カバー - Google Patents
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Description
なお、本明細書において、上方又は下方とは、配管カバー1を壁面11に取り付けた状態における方向を意味する。
図2(a)に示すように、固定具2は、取り付け部21と、保持部24と、配管支持部22と、立ち上がり部23と、を有する。固定具2は、壁面11に取り付けられ、壁面11に沿って設置される配管を支持する。固定具2は、縦長の板状の部材を折り曲げて形成される、壁面11に沿う方向が長手方向となる金属製の金具である。
跳ね上がり部241は、取り付け部21の上端に配置され、取り付け部21側の端部241aから、壁面11から遠ざかる方向へ傾斜して形成される。跳ね上がり部241は、取り付け部21側の端部241aでは、壁面11寄りに配置されているが、壁面11とは当接していない。
付勢部242は、跳ね上がり部241と取り付け部21の間に配置される。付勢部242は、取り付け部21の上端側から、壁面11から遠ざかる方向へ膨出し、跳ね上がり部241の取り付け部側の端部241aに連続する。
延出部34は、上面部31の壁面11側の端部から、下方に延出する部分である。
底面部32は、上面部31に対向し、取り付けられた状態で下方に位置する面である。
側面部33は、上面部31及び底面部32の壁面11から遠ざかった側の端部を接続し、壁面11に対向する面である。側面部33の壁面に沿う方向の長さは、固定具2の壁面に沿う方向(長手方向)の長さよりも長い。このため、カバー本体3で固定具2を覆った状態では、固定具2の底面部、すなわち第1配管支持部221の下面と、底面部32との間に隙間S2が形成される(図1参照)。隙間S2は、上下方向の間隔が、少なくとも延出部34の上下方向の長さに対応する程度の距離となるように形成されている。
突起部35は、底面部32の壁面11側の端部に形成される断面視半球状の小さな突起である。
係合部41は、固定具2の立ち上がり部23における外側面231に配置される。係合部41は、立ち上がり部23の外側面231の上方において、固定具2の幅方向中央側に配置される。係合部41は、複数のフックにより構成される。
被係合部42は、カバー本体3が固定具2を覆う際に、立ち上がり部23の外側面231における係合部41が配置される位置に対向するカバー本体3の側面部33の内側面331に配置される。被係合部42は、係合部41よりも大きな面積を有する。被係合部42は、複数のループにより構成される。
図3に示すように、固定具2の保持部24は、壁面11に固定されていない。保持部24は、取り付け部21から連続するばね鋼で形成されているので、壁面11から遠ざかる方向に移動させることができる。このため、固定具2の上部と壁面11との間に、延出部34を差し込み可能な溝6が形成される。詳細には、溝6は、跳ね上がり部241及び付勢部242の壁面11側の面と、壁面11との間に形成されている。この溝6に、カバー本体3の延出部34を差し込む。
図4に示すように、固定具2における立ち上がり部23の外側面231には、固定部材4の係合部41が配置されている。そして、延出部34が溝6に差し込まれて保持部24により保持された状態において、立ち上がり部23の外側面231に対向するカバー本体3の側面部33の内側面331には、被係合部42が配置されている。このため、延出部34の近傍を中心として、カバー本体3を下方に回転させるように移動させて固定具2を覆うと、被係合部42が係合部41に係合する。被係合部42の面積は、係合部41よりも大きく形成されているので、設置の際に若干の位置ずれがあったとしても、被係合部42の位置をずらすことで対応できる。カバー本体3と固定具2とが当接する部分に固定部材4が配置されているので、誤ってカバー本体3の外側から配管10を押しても、固定部材4により緩衝される。
図5に示すように、固定具2の配管支持部22は、上下方向に高さの異なる第1配管支持部221及び第2配管支持部222を有している。そして、2つの固定具が、水平方向に離間して配置されている。配管10は、2つの固定具2の第2配管支持部222の上に載置された後、下流側に位置する固定具2において、配管を第2配管支持部222と取り付け部21の間の隙間S1に押し込んで、第1配管支持部221の上に移動させる。このように、配管10を一方の固定具2の第2配管支持部222に載置し、他方の固定具2の第1配管支持部221に載置することで、配管10に勾配が形成され、水が下方へ流れる。
水栓511は、図示しない配管から水の供給を受けて水を吐出する蛇口である。
手洗い器本体512は、上部が開口した箱状の形状を有し、水栓511から吐出された水で手を洗う容器である。
手洗い器排水管513は、手洗い器本体512から排出された水を配管10へ送る管である。
排水トラップ514は、手洗い器排水管513と配管10との間に配置されて、ごみや悪臭を放つ成分が配管10へ流入することを防ぐ封水のための設備である。
図示しない排水管へ接続されている。
配管カバー1は、傾斜して配置される配管10の外側を覆っている。
本実施形態では、壁面11に沿って設置される配管10を覆う配管カバー1を、壁面11側に開口するカバー本体3と、壁面11に取り付けられ、カバー本体3を固定する固定具2と、を含んで構成した。また、カバー本体3の上部に、下方に延出する延出部34を設け、壁面11に取り付けられる固定具2の上部又は固定具2の上部と壁面11との間に、延出部34を差し込み可能な溝6を形成した。
これにより、延出部が固定具の保持部により保持されるので、カバー本体3を容易かつ安定して取り付けることができる。
これにより、配管カバー1の延出部34が壁面11側に付勢されるため、配管カバーがより安定して取り付けられる。
これにより、固定具2は、カバー本体3を固定するとともに、配管10を壁面11に取り付けて支持することができる。したがって、配管10の設置と配管カバー1の設置を一連の作業で行うことができ、施行性が向上する。
これにより、固定具2の上部側で固定されるカバー本体3が、組み付け誤差等により位置ずれすることなく、固定部材4により安定して固定される。特に、環境温度の変化によってカバー本体3を構成する樹脂が伸縮して変形した場合であっても、上記固定部材4によりその位置ずれを吸収できる。
これにより、延出部34を固定具2の上方に配置される溝6に差し込んで、固定具2を覆う際、カバー本体3の下方の端部が固定具2にぶつからずに固定具2の底面部の下方へ位置し、カバー本体3により固定具2の全体を覆うことができる。
これにより、手洗い器付き便器5の配管10を容易に覆うことができ、美観及び安全性を向上させることができる。
また、固定部材は、面ファスナーに限られず、磁石や接着剤、接着テープであってもよい。固定部材は、立ち上がり部の外側面とカバー本体の内側面とを固定することができれば、構成は特に限定されない。
2 固定具
3 カバー本体
4 固定部材
5 手洗い器付き便器
6 溝
21 取り付け部
22 配管支持部
23 立ち上がり部
24 保持部
32 底面部
34 延出部
Claims (5)
- 壁面に沿って設置される配管を覆う配管カバーであって、
前記壁面側に開口するカバー本体と、
前記壁面に取り付けられ、前記カバー本体を固定する固定具と、を備え、
前記カバー本体の上部には、下方に延出する延出部が設けられ、
前記壁面に取り付けられる前記固定具の上部又は前記固定具の上部と前記壁面との間に、前記延出部を差し込み可能な溝を形成し、
前記固定具には、前記溝に差し込まれた前記延出部を保持する保持部が設けられ、
前記固定具は、
前記壁面に取り付けられる取り付け部と、
前記取り付け部から延出する配管支持部と、
前記固定具は、前記配管支持部の先端側から立ち上がる立ち上がり部と、を備え、
前記立ち上がり部の外側面と、前記延出部が前記溝に差し込まれた状態において前記外側面に対向する前記カバー本体の内側面とには、互いを着脱自在に固定する固定部材が取り付けられ、
前記延出部が前記溝に差し込まれた状態において、前記固定具の底面部と前記カバー本体の底面部との間に隙間が形成される配管カバー。 - 前記溝は、前記固定具の上部と前記壁面との間に形成され、前記保持部は、前記壁面側に弾性変形可能であることにより、前記延出部を前記壁面側に付勢する請求項1に記載の配管カバー。
- 前記固定具は、前記壁面に互いに水平方向に離間して取り付けられ、前記カバー本体を固定する複数の固定具を含み、
前記配管支持部は、前記取り付け部から延出し、上下方向に高さの異なる第1配管支持部及び第2配管支持部を有し、
前記配管は、一部が前記第1配管支持部に支持され、他の部分が前記第2配管支持部に支持され、勾配が形成される、請求項1又は2に記載の配管カバー。 - 前記カバー本体は、中空部材で構成される請求項1から3のいずれか1項に記載の配管カバー。
- 便器と、該便器と離隔した位置に配置される手洗い器と、を有する手洗い器付き便器であって、
前記便器と前記手洗い器との間に配置される前記配管を覆う請求項1から4のいずれか1項に記載の配管カバーが取り付けられた手洗い器付き便器。
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