JP6240904B2 - 引戸及び引戸の取付方法 - Google Patents

引戸及び引戸の取付方法 Download PDF

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本発明は、室内を仕切る可動式の引戸及びその引戸の取付方法に関し、特に上レール部に案内されてその転倒を防止できる引戸及び引戸の取付方法に関する。
建物の室内を仕切るために設けられる可動式の引戸として、天井に設けられる上レール部と床面に設けられる下レール部とに案内されるものがある。このような引戸の下端部には戸車が設けられて、この戸車が下レール部に載置されることにより、引戸を下レール部に沿って円滑に移動させることができる。この場合、引戸の上辺部は溝状の上レール部に飲み込まれ、上レール部に摺接することによって長手方向に案内される。引戸を建て付ける際には、引戸の上辺を上レール部に対して深く挿入し、その状態から戸車を下レール部に載置するように引き下ろす、いわゆるけんどん式が採用されることがある。
けんどん式が採用された引戸においては、上端部の横框と縦框との連結部分に設けられるコーナー部品が、上レール部に対して摺接する部分となる。コーナー部品は樹脂材によって形成されるため、摺接の際に金属材同士が接触することがなく、引戸の移動を円滑にすることができる。このコーナー部品は、横框の端面と縦框の端面を塞ぐ機能も有している。
引戸は、横框と縦框を框組みしてなる框体内にパネル体を納めて構成されるが、引戸に衝撃が加わった場合には、框体が撓み戸車が下レール部から脱線してしまうことにより、上レール部に対する挿入部分が外れて、引戸が転倒してしまう可能性がある。これを防止するため、コーナー部品に転倒防止部を設けている。このような転倒防止部を有した引戸としては、例えば特許文献1に挙げるようなものがある。
特開2008−19627号公報
転倒防止部は、戸車が脱線して引戸の上辺が上レール部から外れそうになっても、上レール部に対して引っ掛かるような形状を有している。このため、転倒防止部が引戸に取付けられた状態では、引戸を建て付けることができない。したがって、転倒防止部が框体に取付けられていない状態で引戸を建て付け、その後に転倒防止部を引戸に取付けるという手順を取る必要がある。
引戸の工場からの輸送時や現場での建て付け時には、引戸にコーナー部品が取付けられていない状態であるので、金属製の框体の小口が露出した状態となり、これを覆うなど危険性を回避するための手段を講じる必要があった。また、引戸の上端部に設けられるコーナー部品を建て付け後に取付けるのは、高所での作業となるため、作業性も良いとは言えなかった。
本発明は前記課題を鑑みてなされたものであり、建て付け時に框体の小口を露出させることがなく、また建て付け作業も容易にすることのできる引戸及び引戸の取付方法を提供することを目的とする。
前記課題を解決するため、請求項1の発明に係る引戸は、空間の上側に設けられる上レール部に沿って移動可能な框体を有する引戸であって、
前記框体の上側コーナー部に取付けられるコーナー部品と、前記上レール部に係合可能な転倒防止部品とを備え、該転倒防止部品は前記コーナー部品に対して取付自在とされ
前記上レール部は長手方向に沿って所定幅の上開口部を有し、前記コーナー部品は前記上開口部の両縁部に摺接自在となる幅を有してなることを特徴として構成されている。
請求項1に係る発明によれば、転倒防止部品を引戸の建て付け時に取付けることができるので、コーナー部品は予め框体に取付けておくことができ、引戸の輸送時や建て付け時に框体の小口を露出させない手段を別途講じることを不要とすることができる。また、コーナー部品に引戸の上辺を案内する機能を持たせることができる。
さらに、請求項の発明に係る引戸は、前記上レール部は前記上開口部の両縁部からそれぞれ上方に伸びて前記コーナー部品が摺接する案内突部を有し、前記転倒防止部品は、一方の前記案内突部の前記コーナー部品が摺接する面と反対側の面に近接対向する掛かり部を有することを特徴として構成されている。
請求項に係る発明によれば、引戸が転倒しそうになった場合に掛かり部が案内突部に確実に引っ掛かり、転倒を防止することができる。
さらにまた、請求項の発明に係る引戸は、前記コーナー部品及び転倒防止部品は、前記框体の上側両端部にそれぞれ取付けられ、両端部の転倒防止部品の前記掛かり部は、前記上開口部の両側の前記案内突部のうち同じ側に対し近接対向することを特徴として構成されている。
請求項に係る発明によれば、框体の両端部で掛かり部が上レール部に引っ掛かることにより確実に引戸の転倒防止をなすことができる。
そして、請求項の発明に係る引戸は、前記コーナー部品は前記框体の縦辺の見付方向外側から前記転倒防止部品を挿入させる挿通部を有し、該挿通部には前記転倒防止部品を弾発係合させる係合部が形成されてなることを特徴として構成されている。
請求項に係る発明によれば、建て付けた引戸に対し転倒防止部品を容易に取付けることができる。
また、請求項の発明に係る引戸は、前記係合部は先端部に係合片を有し弾性変形自在に形成され、前記転倒防止部品は前記挿通部に挿入自在な挿入片部を有すると共に、該挿入片部には前記係合片が係合自在な係合孔部を有することを特徴として構成されている。
請求項に係る発明によれば、転倒防止部品をコーナー部品に挿入するだけで、転倒防止部品を固定すると共にコーナー部品から抜けないようにすることができる。
さらに、請求項の発明に係る引戸の取付方法は、空間の上側に設けられる上レール部に沿って移動可能な框体を有する引戸の取付方法において、
前記框体の上側コーナー部にコーナー部品を予め固定しておき、前記引戸の上辺を前記上レール部に案内されるように納めると共に、前記引戸の下辺を建物に設けられた下レール部に載置して建て付け、
前記上レール部は、長手方向に沿う所定幅の上開口部の両縁部からそれぞれ上方に伸びて前記コーナー部品が摺接する案内突部を有しており、
建て付けられた前記引戸のコーナー部品に対し転倒防止部品を取付け、該転倒防止部品が有する掛かり部を一方の前記案内突部の前記コーナー部品が摺接する面と反対側の面に近接対向させることを特徴として構成されている。
請求項に係る発明によれば、コーナー部品を框体の製造時に予め取付けておくことで、輸送時や建て付け時に框体の端面を露出させないようにすることができると共に、転倒防止部品を容易に取付けることができる。
本発明に係る引戸によれば、框体の上側コーナー部に取付けられるコーナー部品と転倒防止部品とを別部品とし、転倒防止部品を建て付けた状態の引戸のコーナー部品に対し取付自在としたことで、コーナー部品によって建て付け時に框体の小口を露出させることがなく、また転倒防止部品も容易に取付けることができるので、建て付け作業も容易にすることができる。
本実施形態における引戸の正面図である。 本実施形態の引戸の縦断面図である。 本実施形態の引戸の横断面図である。 図2のうち引戸の上端部付近拡大図である。 引戸の上側コーナー部付近拡大斜視図である。 コーナー部品の斜視図である。 コーナー部品の断面図である。 転倒防止部品の斜視図である。 小口塞ぎ部品と転倒防止部品を一体化した状態の断面図である。 コーナー部品が取付けられていない状態の框体の上側コーナー部付近の拡大斜視図である。 コーナー部品が取付けられた框体の上側コーナー部付近の拡大斜視図である。
本発明の実施形態について図面に沿って詳細に説明する。図1には、本実施形態における引戸の正面図を示している。本実施形態の引戸1は、建物の部屋内に設置されて3枚が引き違い状に連設されている。各引戸1は、それぞれ左右方向に移動自在となっており、室内における可動式の間仕切りとして使用される。
引戸1は、横框である上框10及び下框11と左右の縦框12,12とを方形状に框組みしてなる框体13内に、パネル体14を納めて構成されている。本実施形態では、パネル体14は透明あるいは半透明の樹脂パネルからなっている。ただし、パネル体14としてはその他の素材のものであってもよい。
図2には本実施形態の引戸の縦断面図を、図3には本実施形態の引戸の横断面図を、それぞれ示している。3枚の引戸1は、見込方向に異なる位置となるように配置され、縦框12同士は召合わせ状となるように配置されている。
部屋の空間の上側を構成する天井2には、引戸1の上辺を案内する上レール部5が取付けられている。また、床面3には、引戸1の下辺を案内する下レール部6が3本、並設配置されている。各引戸1は、上レール部5に上端部が飲み込まれ、下レール部6に戸車11bを載置することにより、引戸1の下辺が下レール部6に沿って走行自在であると共に、引戸1の上辺が上レール部5に沿って案内される。
框体13を構成する上框10は、内周面にパネル体14の周縁部を納めて固定するパネル体挿入溝10aを有している。また、上框10の外周面には、突出状の上突部10bが形成されており、上突部10bが上レール部5内に進入している。この部分の構造については後で詳述する。
框体13を構成する下框11は、内周面にパネル体14の周縁部を納めて固定するパネル体保持溝11aを有している。また、下框11の下端部には、戸車11bが設けられて下レール部6に載置されている。
框体13を構成する縦框12は、内周面にパネル体14の周縁部を納めて固定するパネル体保持溝12aを有している。縦框12の外周面には、引戸1が開閉する際の壁面4に対する衝撃を緩和するため、当たり部材12cが長手方向に沿って設けられている。
引戸1の上端部と上レール部5の構成について詳細に説明する。図4には、図2のうち引戸の上端部付近拡大図を示している。天井2に固定される上レール部5は、見込方向に複数の垂下部15を有している。垂下部15の下端部からは水平方向に伸びる水平部16がそれぞれ形成されている。見込方向端部にある垂下部15からは、上レール部5の中央側のみに向かって水平部16が形成されており、見込方向中間部にある垂下部15からは、見込方向両側に向かってそれぞれ水平部16が形成されている。
互いに向かい合う水平部16間は、上レール部5の長手方向に沿って開口する上開口部17となる。上開口部17の両縁部となる水平部16の端部からは、上方に向かって案内突部18がそれぞれ形成されている。案内突部18により、上開口部17の開口幅を有する空間が形成され、上框10の上突部10bが納められる。
框体13において横框である上框10と縦框12とが連結される上側コーナー部には、コーナー部品21が取付けられる。框体13における上側コーナー部は、上框10の両端部に形成され、その各々にコーナー部品21が設けられる。コーナー部品21は、樹脂材によって構成されている。
コーナー部品21は、上框10の上突部10bよりも若干、大きい幅を有しており、両側の側面部21cがそれぞれ上レール部5の案内突部18に対して当接し、摺接自在となっている。すなわち、引戸1を移動させる際には、金属材からなる上框10は上レール部5に直接接触せず、樹脂材からなるコーナー部品21が上レール部5に摺接する。このように上レール部5に対しては樹脂材のみが摺接するので、引戸1の円滑な開閉をなすことができる。
コーナー部品21には、金属材からなる転倒防止部品22が取付けられている。転倒防止部品22は、コーナー部品21の上面から平行に伸びると共に、案内突部18のうち、コーナー部品21が摺接する面と反対側の面に近接対向する掛かり部22aを有している。掛かり部22aを含め、転倒防止部品22は通常の状態において上レール部5とは接触していない。
一方で、引戸1の戸車11bが外力などによって下レール部6から脱線した場合、引戸1が傾倒して、上框10の上突部10bが上開口部17から外れそうになるが、この際に掛かり部22aが上レール部5に対して引っ掛かることにより、引戸1が転倒することを防止することができる。
上レール部5に形成された上開口部17の縁部及び案内突部18は、一枚の引戸1に対し見込方向両側に存在するが、上框10の両端部に設けられる2つの転倒防止部品22は、それぞれ同じ側の案内突部18に対して近接対向する形状を有している。これにより、引戸1が外れそうになった場合に、上レール部5に対し各掛かり部22aが確実に引っ掛かって引戸1の転倒を防止できると共に、その場合にも框体13に無理な力が加わって破損することを防止することができる。
図5には、引戸1の上側コーナー部付近拡大斜視図を示している。コーナー部品21は、連結される上框10の端面を塞ぐ横閉塞部21aと、連結される縦框12の上端面を塞ぐ縦閉塞部21bとを有しており、上框10や縦框12の端面が露出しないようにしている。転倒防止部品22は、コーナー部品21の上部を覆うような形状に形成されており、一側部に掛かり部22aが形成されている。
図6には、コーナー部品21の斜視図を示している。コーナー部品21は全体がブロック状に形成されてなり、その側面部21cが前述の通り、上レール部5の案内突部18に対し摺接する面となる。コーナー部品21の下面には、縦框12に対して固定するための固定部21dが形成されている。また、コーナー部品21のうち縦框12の外側面側の面には、転倒防止部品22を挿通させる空間状の挿通部21eが形成されており、その奥側には片持ち梁状の係合部21fが形成される。
図7には、コーナー部品21の断面図を示している。挿通部21eは、コーナー部品21を貫通するように形成されており、その先には係合部21fが形成されている。係合部21fは、片持ち梁状に形成されているため、上下に弾性変形可能である。また、係合部21fには下面側に突起状の係合片21gが形成されている。
図8には、転倒防止部品22の斜視図を示している。転倒防止部品22には、掛かり部22aを有する平面部分と平行な挿入片部22bが形成されており、その先端近傍には係合孔部22cが形成されている。
図9には、コーナー部品21と転倒防止部品22を一体化した状態の断面図を示している。転倒防止部品22は、挿入片部22bがコーナー部品21の挿通部21eに対して差し込まれる。挿入に伴い挿入片部22bの先端部がコーナー部品21の係合片21gまで達すると、係合部21fは弾性変形して上側に持ち上げられ、さらに挿入片部22bを挿入すると、係合片21gは挿入片部22bの係合孔部22cに対し弾発係合する。これにより、転倒防止部品22はコーナー部品21に対して固定され、転倒防止部品22を挿通部21eから取り出す方向に力を加えても、抜けないようにすることができる。
このように、転倒防止部品22の挿入片部22bをコーナー部品21の挿通部21eに挿入するだけで、弾発係合により両者が固定されるので、転倒防止部品22の取付作業を容易にすることができる。
次に、引戸1の取付工程について説明する。引戸1は、工場内で組み立てられ、建て付けられる現場に輸送される。図10には、コーナー部品21が取付けられていない状態の框体13の上側コーナー部付近の拡大斜視図を示している。上框10は、端部が縦框12のパネル体挿入溝12aに飲み込まれ、縦框12と連結固定される。縦框12の外側面には、コーナー部品21を固定するための固定孔12bが形成されている。框体13を框組みした状態では、図10のように上框10や縦框12の端面が露出した状態となっている。なお、図10の状態において、パネル体14は框体13内に納められている。
図11には、コーナー部品21が取付けられた框体13の上側コーナー部付近の拡大斜視図を示している。コーナー部品21を框体13の上側コーナー部に取付けると、コーナー部品21の横閉塞部21aにより上框10の端部露出面部が、縦閉塞部21bにより縦框12の端部露出面部が、それぞれ被覆されて露出しないようにすることができる。また、この状態において、コーナー部品21の挿通部21eは、縦框12の見付方向外側に向かって開口するように配置され、転倒防止部品22を縦框12の見付方向外側から挿入することができる状態とされる。なお、図11では縦框12に当たり部材12cも取付けられている。
工場内では、框体13を框組みすると共に、框体13の上側コーナー部にコーナー部品21を固定するところまで行い、その状態で引戸1が出荷される。この際、転倒防止部品22をコーナー部品21の挿通部21eに対し、係合しない程度の浅い位置まで挿入し、仮止めしておくことで、現場での作業を円滑にすることができる。
引戸1を建て付ける現場では、仮止めしておいた転倒防止部品22を一旦取り外しておき、引戸1の上辺を上レール部5に対して深く挿入し、その状態から引戸1を引き下ろして戸車11bを下レール部6に載置し、引戸1を設置する。その後に、転倒防止部品22をコーナー部品21の挿通部21eから挿入する。
図11には上レール部5が表されていないが、実際には転倒防止部品22の掛かり部22aと上レール部5とが干渉するので、転倒防止部品22を傾けて、掛かり部22aが案内突部18に引っ掛かるように上開口部17の下方から差入れ、その上で転倒防止部品22を上レール部5の長手方向に沿ってスライドさせることで、転倒防止部品22の挿入片部22bをコーナー部品21の挿通部21eに対し挿入することができる。
転倒防止部品22の挿入片部22bをコーナー部品21の挿通部21eに挿入すると、挿入片部22bの係合孔部22cに対しコーナー部品21の係合片21gが弾発係合し、転倒防止部品22をコーナー部品21に固定して抜けないようにすることができる。このとき、転倒防止部品22は図4に示すように上レール部5とは直接接触しないので、通常の使用時において金属材同士が接触しないようにして、引戸1の開閉を円滑にすることができる。
このように、框体13の上側コーナー部に樹脂製のコーナー部品21と金属製の転倒防止部品22とを取付けるようにし、予め框体13に取付けられたコーナー部品21に対し、転倒防止部品22を引戸1の建て付け後に縦框12の見付方向外側から挿入して弾発係合させるようにしたことで、コーナー部品21を工場で予め取付けておくことができるので、上框10や縦框12の端面を露出させることなく輸送及び建て付け作業を行うことができ、これらの端面を塞ぐための手段を不要とすることができる。
また、建て付けた引戸1に対してコーナー部品を取付けようとした場合、高所での作業となるところ、本発明では現場においては転倒防止部品22を差し込むように挿入するだけでよいため、作業を簡易にすることができる。
メンテナンス等のため引戸1を取り外す場合には、転倒防止部品22を框体13から取り外す必要があるが、転倒防止部品22はコーナー部品21からは抜けないように係合しているので、コーナー部品21を框体13から取り外す必要がある。コーナー部品21は、前述のように固定部21dで縦框12に対しネジ止め固定されているので、ネジを外すことで框体13から容易に取り外すことができる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明の適用は本実施形態には限られず、その技術的思想の範囲内において様々に適用されうるものである。
1 引戸
2 天井
3 床面
4 壁面
5 上レール部
6 下レール部
10 上框
11 下框
12 縦框
13 框体
14 パネル体
15 垂下部
16 水平部
17 上開口部
18 案内突部
20 コーナー部品
21 小口塞ぎ部品
21a 横閉塞部
21b 縦閉塞部
21c 側面部
21d 固定部
21e 挿通部
21f 係合部
21g 係合片
22 転倒防止部品
22a 掛かり部
22b 挿入片部
22c 係合孔部

Claims (6)

  1. 空間の上側に設けられる上レール部に沿って移動可能な框体を有する引戸であって、
    前記框体の上側コーナー部に取付けられるコーナー部品と、前記上レール部に係合可能な転倒防止部品とを備え、該転倒防止部品は前記コーナー部品に対して取付自在とされ
    前記上レール部は長手方向に沿って所定幅の上開口部を有し、前記コーナー部品は前記上開口部の両縁部に摺接自在となる幅を有してなることを特徴とする引戸。
  2. 前記上レール部は前記上開口部の両縁部からそれぞれ上方に伸びて前記コーナー部品が摺接する案内突部を有し、前記転倒防止部品は、一方の前記案内突部の前記コーナー部品が摺接する面と反対側の面に近接対向する掛かり部を有することを特徴とする請求項記載の引戸。
  3. 前記コーナー部品及び転倒防止部品は、前記框体の上側両端部にそれぞれ取付けられ、両端部の転倒防止部品の前記掛かり部は、前記上開口部の両側の前記案内突部のうち同じ側に対し近接対向することを特徴とする請求項記載の引戸。
  4. 前記コーナー部品は前記框体の縦辺の見付方向外側から前記転倒防止部品を挿入させる挿通部を有し、該挿通部には前記転倒防止部品を弾発係合させる係合部が形成されてなることを特徴とする請求項1〜のいずれか1項に記載の引戸。
  5. 前記係合部は先端部に係合片を有し弾性変形自在に形成され、前記転倒防止部品は前記挿通部に挿入自在な挿入片部を有すると共に、該挿入片部には前記係合片が係合自在な係合孔部を有することを特徴とする請求項記載の引戸。
  6. 空間の上側に設けられる上レール部に沿って移動可能な框体を有する引戸の取付方法において、
    前記框体の上側コーナー部にコーナー部品を予め固定しておき、前記引戸の上辺を前記上レール部に案内されるように納めると共に、前記引戸の下辺を建物に設けられた下レール部に載置して建て付け、
    前記上レール部は、長手方向に沿う所定幅の上開口部の両縁部からそれぞれ上方に伸びて前記コーナー部品が摺接する案内突部を有しており、
    建て付けられた前記引戸のコーナー部品に対し転倒防止部品を取付け、該転倒防止部品が有する掛かり部を一方の前記案内突部の前記コーナー部品が摺接する面と反対側の面に近接対向させることを特徴とする引戸の取付方法。
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