JP4478659B2 - 横引き式面格子装置 - Google Patents
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しかしながら、このような従来の面格子装置においては、建物開口部における上下の横枠にそれぞれ各格子体を摺動自在に案内するためのガイド枠を2本並行させて固定し、格子体ごとに別々の独立した軌道を確保する必要があり、また、格子体の剛性や防犯上の安全性等の確保を考慮すると各縦枠材や横桟材の厚みを抑えるのにも限界があるため、ガイド枠を含めた面格子装置全体としての厚みが大きくならざるを得ず、建物開口部に比較的大きな装着幅を必要としていた。
そして、上記軌道が上記一対のガイド枠にそれぞれ設けられた1本のガイド溝により形成されており、上記2組の格子体における各縦枠材の上下端部がそれぞれ該ガイド溝内に収容されて摺動自在に支持されている。
さらに、上記一対のガイド枠のうち少なくとも下側ガイド枠の他端側に、上記ガイド枠上における面格子の移動範囲を制限するストッパスプリングが設けられていて、該ストッパスプリングが、ガイド溝の溝底に固定された板状の基部と、該基部と鋭角を成して弾性的に起倒する板状の跳ね上げ部とにより、上記面格子側に開口する楔状に形成されており、上記跳ね上げ部の起立状態において面格子の移動を制限し、倒した状態において面格子の移動の制限を解除するように構成されているとなお望ましい。
その場合、上記下側ガイド枠の各鍔部には、上記各爪状部を上下に挿通させるための切欠き部が開設されており、上記面格子を収縮させた状態で、これら爪状部を該切欠き部に挿通させて上記各縦枠材の下端部を下側ガイド枠のガイド溝に対し挿抜することにより、該面格子を上記一対のガイド枠に対し着脱することができるように構成されているのが望ましい。
そして、上記2組の格子体における一対の縦枠材が、互いに背向してガイド枠の長さ方向に開口した断面略コ字形の枠部材と、各枠部材の開口に取り付けられた閉蓋部材とでそれぞれ構成されていて、上記横桟材がそれぞれ該枠部材の内部から固定ネジにより該枠部材に対し固定されており、上記閉蓋部材が、上記枠部材の開口内に嵌め込まれて該開口を閉塞する蓋部と、該蓋部の内面側における両側端近傍に突設された一対の突起部と、これら突起部から内向きに互いに対向して突設された一対の係止爪部とを有し、上記枠部材が、その両開口縁の内側にそれぞれ設けられて上記閉蓋部材の突起部を受ける一対の凹溝と、これら凹溝の内面から互いに背向して突設され上記閉蓋部材の係止爪部とそれぞれ係合する一対の係止突部とを有している。
その場合、上記錠部を設けた一方の縦枠材の室外側側面には、該縦枠材に対する錠部の取付作業に供される作業用孔が貫設されていて、該作業用孔を閉塞するための閉塞片が該縦枠材内部に配設されており、該閉塞片は、該縦枠材内部における上記当接面の内側に固定される基部と、該縦枠材内部における上記室外側側面の内側に当接して上記作業用孔を閉塞する閉塞部とで構成されていて、上記基部が上記当接面を外側から貫通する固定ネジにより固定されているのが望ましい。
なお、上記横桟部材を、異なる素材から成る複数の帯板状部材を上下に組み合わせることにより形成することも可能である。
上記2組の格子体10,20における各縦枠材は、上記各ガイド枠4,5の後述する1本のガイド溝4a,5aにより形成された直線状の同一軌道上に、第1縦枠材11、第3縦枠材21、第2縦枠材12、第4縦枠材22の順で直列配置されていて、第1格子体10の各横桟材13が第2格子体20の第3縦枠材21に設けられた貫通穴24に、その軸方向(横方向)に相互移動自在に挿通され、その一方で、第2格子体20の各横桟材23が上記第1格子体10の第2縦枠材12に設けられた貫通穴14に、その軸方向(横方向)に相互移動自在に挿通されている。そして、これら格子体10,20のうちの何れか一方あるいは双方を横方向に往復動させることにより、面格子3全体の横方向長さを拡縮させることができるようになっている。
さらに、これら第2及び第3縦枠材12(21)それぞれにおける上記閉蓋部材18(27)と対向する側面は、面格子3を最も拡張した場合に相互に当接する当接面を形成している。なお、本実施例においては、第3縦枠材21の中間部材21cにおける当接面が、その両側端に、長手方向に沿って設けられた互いに対向する断面略L字状の突出部32,32を含んで形成されており、該突出部32,32における互いに内方向に屈曲した先端部分が、実質的に第2縦枠材12の当接面と当接するようになっている。
なお、他の縦枠材11,21,22の中間部材11c,21c,22cを構成する枠部材15,25,26及び閉蓋部材17,27,28の主な構成及び機能についても、上記第2縦枠材12のものとほぼ同様であることから、ここでは重複を避けるため説明を省略する。
例えば、第2縦枠材12の閉蓋部材18をこじ開けるために、マイナス形のドライバーの先端等を蓋部18aと枠部材16の開口縁との間に差し込んだとしても、その構成上、係止爪部18cを有する突起部18bが、凹溝16a内において、係止突部16bを有する溝壁16cの方向に押圧されるため、係止爪部18cと係止突部16bとがより密着し、相互の係合がより強固なものとなる。その結果、閉蓋部材18の突起部18bが凹溝16aから一層抜け難くなり、閉蓋部材18を枠部材16から取り外すことがより困難になる。なお、このことは他の縦枠材についても同様にいえることである。
なお、第2及び第3縦枠材12,21の閉蓋部材18,27にそれぞれ開設された上記貫通穴14,24は、上記窪み31の底部分に配設されている。
なお、各横桟材13,23における軸方向両端の内部にはそれぞれ、図3に示すように、各縦枠材11,12,21,22への取り付けの際に上記固定ネジ19,29が螺挿されるビスポケット33が上下2個ずつ設けられている。
該上側ガイド枠4においては、これら取付部41と一対のガイド壁42,42とにより1本の直線状のガイド溝4aが形成されており、このガイド溝4a内に、各格子体10,20における一対の縦枠材11,12(21,22)の上端部、即ち各上端キャップ11a,12a,21a,22aが、該ガイド枠4の軸方向に摺動自在に挿入されている。
また、上記ガイド溝4aの溝底を形成する取付部41には、その軸線上の複数箇所に、上側ガイド枠4を上横枠に取り付ける固定ネジ43を挿通させるためのネジ孔41aが穿設されていて、該固定ネジ43のネジ杆43bをこのネジ孔41aにガイド溝4a側から挿通させることにより、上側ガイド枠4の取付部41を上横枠に対して固定することができるようになっている。
そして、上記各ガイド壁42,42の中段部分には、ガイド溝4a内に突き出た一対の突出部42b,42bがそれぞれ設けられており、該突出部42b,42b上には、上記取付部41を貫通する固定ネジ43のネジ頭43aを隠蔽するための上側隠しカバー45が載置されている。該上側隠しカバー45は、上記ガイド溝4aの溝幅と略同幅で、上側ガイド枠4と略同じ軸方向長さを有する板状に形成されており、その軸方向に延びる両側縁を上記突出部42b,42bの上面に当接させている。そして、後に詳述する一対のガイド枠4,5に対する面格子3の着脱にあたって障害とならぬよう、上記ガイド溝4a内において突出部42b,42bと取付部41との間で上下に移動自在となっている。
なお、本実施例においは、図9(b)に示すように、この上側隠しカバー45の軸方向に延びる両側縁の下面側に、一対の立壁45a,45aが延設されており、それら立壁45a,45aの各先端を上記一対の突出部42b,42b上にそれぞれ当接させている。
このように、上側隠しカバー45で上記取付部41全面を覆って、該取付部41がガイド溝4aの開口側からは目視できないようになっているため、たとえ外部から室内に侵入を試みる者が上側ガイド枠4を取り外そうとしても、この上側隠しカバー45の存在により、固定ネジ43のネジ頭43aを見つけてそれらを操作することができないようになっている。
該下側ガイド枠5においては、これら取付部51と一対のガイド壁52,52とにより1本の直線状のガイド溝5aが形成されており、このガイド溝5a内に、各格子体10,20における一対の縦枠材11,12(21,22)の下端部、即ち各下端キャップ11b,12b,21b,22bが、該ガイド枠5の軸方向に摺動自在に挿入されている。
また、上記ガイド溝5aの溝底を形成する取付部51には、その幅方向(短手方向)の略中央に、軸方向に沿って窪んだ凹溝54が形成されていると共に、該凹溝54の溝底における軸線上の複数箇所には、下側ガイド枠5を下横枠に取り付ける固定ネジ55を挿通させるためのネジ孔51aが穿設されている。そして、上記固定ネジ55のネジ杆55bをこのネジ孔51aにガイド溝5a側から挿通させることにより、下側ガイド枠5の取付部51を下横枠に対して固定することができるようになっている。ここで、本実施例においては、図10(b)に示すように、上記ネジ孔51aは、上記下横枠に固定した際に固定ネジ55のネジ頭55aが凹溝54の溝底から突出しないよう、その周囲にネジ頭55aを収容する座ぐりを設けて穿設されている。
また同時に、該鍔部52aは、上述の縦枠材11,12,21,22の下端キャップ11b,12b,21b,22bに突設された各爪状部30と協働して、該縦枠材のガイド溝5aからの抜け止めとしても機能している。即ち、上記各縦枠材の下端部をガイド溝5a内に挿入した状態において、上記爪状部30はガイド溝5a内に収容されており、該ガイド溝5a内における爪状部30と鍔部52aとの係合により、各縦枠材がガイド溝5aから抜脱するのを阻止している。
その一方で、各鍔部52a,52aには、面格子3を下側ガイド枠5に対して着脱するにあたり、上記爪状部30を挿通させて上記各縦枠材の下端部をガイド溝内外に挿抜するための切欠き部53が開設されている。この切欠き部53は、上記面格子3を収縮させた状態において各縦枠材の爪状部30を挿通させることができる位置に配設されている。
なお、上記取付部51の長手方向に延びる両側縁からは、一対の脚部51bが、上記ガイド壁52,52に連続して下方に向けて一体に立設されていて、その先端が、上記ネジ孔51aの位置まで達しており、下側ガイド枠5を下横枠に対して固定した状態において、該脚部51b,51bの先端が下横枠上に当接するようになっている。
上記位置保持手段65は、図3及び図10(a)に示すように、第2縦枠材12の下端キャップ12bに設けられ、該下端キャップ12bの下面から先端側が出没可能な棒状の保持部材65aと、上記下側ガイド枠5の下側隠しカバー56に穿設された貫通孔65bとで構成されており、該保持部材65aの先端側を貫通孔65b内に挿入することにより、上記第1格子体10を上記所定位置に保持することができるようになっている。
なお、上記保持部材65aは、第2縦枠材12の室内側の側面に設けられた操作部65cを操作することにより上下方向に移動可能となっている。また、上記貫通孔65bは、上記下側ガイド枠5の取付部51をも貫通していることが望ましい。
一方、上記係合部73は、第2縦枠材12の当接面に設けられた孔を含んで構成されており、該孔内に上記フック71が挿入されて、例えばその孔の下端縁などに係合することにより、面格子3を拡張状態に保持することができるようになっている。
したがって、面格子3を最も拡張させてロック機構70で施錠した状態においては、外部から室内に侵入を試みる者が、上記固定ネジ79を緩めて閉塞片78を取り外し、室外側から上記作業用孔77を通じて錠部72を分解、破壊等することにより、該ロック機構70の施錠状態を解除することができないようになっている。
なお、上記面格子装置1を構成する各部材は、その防犯機能を確保する上で、十分な剛性を確保する必要性があるため、アルミやステンレス等の金属材料から形成されていることが望ましい。
なお、ここでは、2つの帯板状部材35,36(38,39)によって1本の横桟材34(37)を形成しているが、該横桟材を3つ以上の帯板状部材を組み合わせることにより形成することも可能である。
そして、上記各横桟材34(37)は、上記第1実施例と同様に、上記帯板状部材35,36(38,39)のそれぞれの両端を各縦枠材11,12(21,22)に固定ネジで固定することにより、該縦枠材に対して取り付けられている。そして、面格子3を最も収縮させた状態においては、各格子体10,20の横桟材34,37が上下方向に隙間無く且つ交互に配置されるようになっている。
また、第2格子体20の最も上側に位置する横桟材については、縦枠材21,22の軸方向長さと横桟材37の高さとの関係から、設置スペースに合わせて第2帯板状部材39の上部を切除した形を有している。また、第2格子体20の最も下側に位置する横桟材についても、同様の理由により、第1帯板状部材38と、配設スペースに合わせて第2帯板状部材39の下部を切除した形を有する帯板状部材とを組み合わせて形成されている。
3 面格子
4 上側ガイド枠
5 下側ガイド枠
4a,5a ガイド溝
10 第1格子体
11 第1縦枠材
12 第2縦枠材
13,23,34,37 横桟材
14,24 貫通穴
20 第2格子体
21 第3縦枠材
22 第4縦枠材
Claims (13)
- 互いに平行を成す第1縦枠材及び第2縦枠材、並びに互いに平行を成してこれら縦枠材同士を連結する複数の横桟材を備えた第1格子体と、互いに平行を成す第3縦枠材及び第4縦枠材、並びに互いに平行を成してこれら縦枠材同士を連結する複数の横桟材を備えた第2格子体とから成る面格子;建物開口部の上横枠及び下横枠に設けられていて、これら2組の格子体における上記各縦枠材の上下端部をそれぞれ支持する一対のガイド枠;を有し、少なくとも一方の格子体を該ガイド枠に沿って横方向に往復動させることにより、建物開口部を開閉可能とした横引き式の面格子装置において、
上記2組の格子体における各縦枠材が、一対のガイド枠により形成された同一軌道上に、第1縦枠材、第3縦枠材、第2縦枠材、第4縦枠材の順で直列配置されていて、上記第1格子体の各横桟材が上記第2格子体の第3縦枠材に設けられた貫通穴に挿通されると共に、上記第2格子体の各横桟材が上記第1格子体の第2縦枠材に設けられた貫通穴に挿通されており、上記2組の格子体を相対的に横方向に往復動させることにより、上記面格子を拡縮させることができるように構成されている、
ことを特徴とする横引き式面格子装置。 - 上記2組の格子体それぞれにおいて、横桟材が上下方向に略等間隔に配設されていると共に、上記面格子において、両格子体の横桟材が上下方向に交互に配設されている、
ことを特徴とする請求項1に記載の横引き式面格子装置。 - 上記軌道が上記一対のガイド枠にそれぞれ設けられた1本のガイド溝により形成されており、上記2組の格子体における各縦枠材の上下端部がそれぞれ該ガイド溝内に収容されて摺動自在に支持されている、
ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の横引き式面格子装置。 - 上記横引き式面格子装置が建物開口部における引き違い式窓の室内側に取り付けるためのもので、
上記一対のガイド枠の長さが建物開口部における上横枠及び下横枠とほぼ同じ長さに形成され、上記各格子体の横方向長さが互いにほぼ同じ長さに形成されていると共に、上記面格子の横方向の長さが、最も拡張させた状態においてガイド枠の長さよりも短くなるように構成されており、
上記面格子を最も収縮させてガイド枠の一端側に寄せた状態において、上記引き違い式窓のクレセント錠を室内側からの正面視で露出させることができるようになっている、
ことを特徴とする請求項3に記載の横引き式面格子装置。 - 上記一対のガイド枠のうち少なくとも下側ガイド枠の他端側に、上記ガイド枠上における面格子の移動範囲を制限するストッパスプリングが設けられていて、
該ストッパスプリングが、ガイド溝の溝底に固定された板状の基部と、該基部と鋭角を成して弾性的に起倒する板状の跳ね上げ部とにより、上記面格子側に開口する楔状に形成されており、
上記跳ね上げ部の起立状態において面格子の移動を制限し、倒した状態において面格子の移動の制限を解除するように構成されている、
ことを特徴とする請求項4に記載の横引き式面格子装置。 - 下側ガイド枠のガイド溝における対向する一対の側壁の各開口縁には、互いに対向する内向きの鍔部がそれぞれ長さ方向に沿って延設されていて、上記各縦枠材の下端部における該ガイド溝の一対の側壁と対向する各側面には、爪状部がそれぞれ突設されており、
該ガイド溝内におけるこれら爪状部と上記ガイド枠の鍔部との係合により、各縦枠材の該ガイド溝からの抜脱が阻止されるように構成されている、
ことを特徴とする請求項3〜5の何れかに記載の横引き式面格子装置。 - 上記下側ガイド枠の各鍔部には、上記各爪状部を上下に挿通させるための切欠き部が開設されており、上記面格子を収縮させた状態で、これら爪状部を該切欠き部に挿通させて上記各縦枠材の下端部を下側ガイド枠のガイド溝に対し挿抜することにより、該面格子を上記一対のガイド枠に対し着脱することができるように構成されている、
ことを特徴とする請求項6に記載の横引き式面格子装置。 - 上記一対のガイド枠がそれぞれ各ガイド溝の溝底を貫通する固定ネジにより上記建物開口部の上横枠及び下横枠に対し固定されるようになっていて、該固定ネジのネジ頭が、各ガイド溝内に設けられた隠しカバーにより各ガイド溝の開口側から隠蔽されている、
ことを特徴とする請求項3〜7の何れかに記載の横引き式面格子装置。 - 上記2組の格子体における一対の縦枠材が、互いに背向してガイド枠の長さ方向に開口した断面略コ字形の枠部材と、各枠部材の開口に取り付けられた閉蓋部材とでそれぞれ構成されていて、上記横桟材がそれぞれ該枠部材の内部から固定ネジにより該枠部材に対し固定されており、
上記閉蓋部材が、上記枠部材の開口内に嵌め込まれて該開口を閉塞する蓋部と、該蓋部の内面側における両側端近傍に突設された一対の突起部と、これら突起部から内向きに互いに対向して突設された一対の係止爪部とを有し、
上記枠部材が、その両開口縁の内側にそれぞれ設けられて上記閉蓋部材の突起部を受ける一対の凹溝と、これら凹溝の内面から互いに背向して突設され上記閉蓋部材の係止爪部とそれぞれ係合する一対の係止突部とを有している、
ことを特徴とする請求項1〜8の何れかに記載の横引き式面格子装置。 - 上記面格子を最も拡張させた状態で保持するためのロック機構を備えている、
ことを特徴とする請求項1〜9の何れかに記載の横引き式面格子装置。 - 上記第1格子体の第2縦枠材及び第2格子体の第3縦枠材が、それぞれ中空に形成されていると共に、上記面格子を最も拡張させた状態で互いに当接する当接面を有し、
上記ロック機構が、これら縦枠材のうちの一方に設けられ、その内部から上記当接面を通じて出没するフックを備えた錠部と、これら縦枠材のうちの他方の上記当接面に配設され、上記フックと係脱可能に係合する係合部とから成り、
上記錠部が、上記一方の縦枠材の室内側側面に配設された鍵穴を有していて、該鍵穴に差し込んだ鍵の操作により、上記フックを上記係合部に対し係脱させることができるように構成されている、
ことを特徴とする請求項10に記載の横引き式面格子装置。 - 上記錠部を設けた一方の縦枠材の室外側側面には、該縦枠材に対する錠部の取付作業に供される作業用孔が貫設されていて、該作業用孔を閉塞するための閉塞片が該縦枠材内部に配設されており、
該閉塞片は、該縦枠材内部における上記当接面の内側に固定される基部と、該縦枠材内部における上記室外側側面の内側に当接して上記作業用孔を閉塞する閉塞部とで構成されていて、上記基部が上記当接面を外側から貫通する固定ネジにより固定されている、
ことを特徴とする請求項11に記載の横引き式面格子装置。 - 上記横桟部材が、異なる素材から成る複数の帯板状部材を上下に組み合わせることにより形成されている、
ことを特徴とする請求項1〜12の何れかに記載の横引き式面格子装置。
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