JP6237503B2 - 車両用シート - Google Patents

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Description

本発明は、車両用シートに関する。
例えば、特許文献1には、シートバック及び座部がそれぞれ回動可能に配設され、車両の旋回時において、乗員の姿勢を保持する性能を向上させた車両用シートに関する技術が開示されている。また、特許文献2には、シートパッドの車両幅方向中央部に位置する天板部(座部)よりも当該天板部の外側に位置するサイド天板部の剛性が高くなるように設定することで、シートパッドに着座した乗員(着座乗員)に対するホールド性を向上させたシート構造に関する技術が開示されている。
WO2013/021497号公報 特開平11−309038号公報
しかしながら、これらの先行技術では、車両の旋回時に着座乗員の上体が揺動した場合、当該着座乗員の姿勢を効率よく元の状態に戻すという点に関しては、改善の余地がある。
本発明は、車両の旋回時に上体が揺動した着座乗員の姿勢を効率よく元の状態に戻すことができる車両用シートを得ることが目的である。
請求項1記載の発明に係る車両用シートは、乗員が着座する座部を備えたシートクッションと、前記シートクッションの車両下方側に設けられて車両後方側が開口されたU字状のシートフレームと、前記シートフレームの車両後方側の端部同士を車両幅方向に連結するリフタ―ロッドと、前記座部の車両上下方向下方側に車両幅方向に間隔をあけて左右一対設けられ、前記座部に着座した着座乗員を車両上下方向下方側から支持すると共に、前記着座乗員の左右の座骨と平面視で重なる位置にそれぞれ配置された保持部材と、を有し、一対の前記保持部材はそれぞれ、車両前後方向に延びて前記シートフレームの車両前方側の端部と前記リフタ―ロッドとに架け渡されると共に、少なくとも一部が弾性体で形成されており、かつ、車両幅方向外側へ向かうにつれて車両上下方向上方側へ傾斜された傾斜面を備えている
請求項1記載の発明に係る車両用シートでは、乗員が着座する座部の車両上下方向下方側に着座乗員を車両上下方向下方側から支持する一対の保持部材が設けられている。この一対の保持部材は着座乗員の左右の座骨と平面視で重なってそれぞれ配置されると共に、保持部材には座部における車両幅方向外側へ向かうにつれて車両上下方向上方側へ傾斜する傾斜面がそれぞれ設けられている。
一対の保持部材は、平面視で着座乗員の左右の座骨と重なるようにそれぞれ配置されているため、着座乗員の左右の座骨には、保持部材からの反力がそれぞれ作用する。保持部材には、座部における車両幅方向外側へ向かうにつれて車両上下方向上方側へ傾斜する傾斜面がそれぞれ設けられているため、保持部材による反力には、座部の車両幅方向の中心部側へ向かって作用する成分が一部含まれる。これにより、着座乗員の尻部は、骨盤の幅に合わせて一対の保持部材によって車両幅方向の外側からホールドされることなる。
一方、例えば、車両が左方向へ旋回したとき、着座乗員の上体は遠心力によって車両幅方向外側(右方向)へ向かって移動しようとする。このとき、座部の右側に配置された保持部材は、着座乗員の尻部の外側に配置された壁となって、着座乗員は当該保持部材から反力(左方向へ向かう力)を受ける。保持部材には座部における車両幅方向外側へ向かうにつれて車両上下方向上方側へ傾斜する傾斜面が設けられているため、着座乗員の右側の座骨の位置は、当該傾斜面に沿って車両上下方向下方側へずれる。したがって、着座乗員の骨盤は、当該着座乗員の腰椎を中心にして車両幅方向に沿って車両の旋回方向(左方向)とは逆方向(右回り;時計回り)に揺動する。
この状態から車両の旋回が終了すると、着座乗員には遠心力が作用しないため、座部の右側に配置された保持部材からの反力(左方向へ向かう力)が低減されると共に、座部の左側に配置された保持部材からの反力(右方向へ向かう力)が増大する。これにより、着座乗員の左側の座骨の位置は、座部の左側に配置された保持部材の傾斜面に沿って車両上下方向下方側へずれる。つまり、着座乗員の骨盤は、当該着座乗員の腰椎を中心にして車両幅方向に沿って反時計回りに揺動する。
したがって、着座乗員の腰椎を中心にして車両幅方向に沿って時計回りへ揺動した骨盤は、座部の左側に配置された保持部材の傾斜面を介して効果的に元の状態(着座乗員の上体が揺動していない状態)に戻すことができる。すなわち、本発明によれば、車両幅方向に沿って揺動した着座乗員の骨盤を座部の車両幅方向中央に戻すセンタリング力を得ることができる。
また、保持部材の少なくとも一部が弾性体で形成されているため、車両の旋回時に上体が車両幅方向に沿って揺動した際、弾性変形した保持部材の復元力を利用してセンタリング力を得ることができる。また、保持部材の少なくとも一部を弾性体とすることで、保持部材が剛体で形成された場合と比較して、着座性(座り心地)が向上する。その結果、座部を構成するシートクッションを薄くすることができ、シートの軽量化を図ることができる。
請求項2記載の発明に係る車両用シートは、請求項1記載の発明に係る車両用シートにおいて、前記保持部材は、前記リフタ―ロッドに対して回動可能とされている。
請求項3記載の発明に係る車両用シートは、請求項2に記載の発明に係る車両用シートにおいて、前記保持部材は、前記リフタ―ロッドに対して回動可能に係合された円弧状の係合部と、前記係合部の前端部と前記傾斜面とを連結する連結片とを含んで構成されている。
請求項記載の発明に係る車両用シートは、請求項1〜3の何れか1項に記載の発明に係る車両用シートにおいて、前記傾斜面に対する垂線に沿って延びる直線が前記着座乗員の腰椎側へ向かうように当該保持部材の傾斜角度が設定されている。
請求項記載の発明に係る車両用シートでは、傾斜面に対する垂線に沿って延びる直線が着座乗員の腰椎側へ向かうように当該保持部材の傾斜角度が設定されているため、これ以外の傾斜角度で設定された場合よりも、保持部材によって作用する反力を増大させ、着座乗員の上体が車両幅方向に沿って揺動した際、当該上体をより効果的に元の状態に戻すことができる。
請求項5記載の発明に係る車両用シートは、請求項1〜の何れか1項に記載の発明に係る車両用シートにおいて、前記弾性体は、車両幅方向内側に配置された内側弾性部材と、前記内側弾性部材の車両幅方向外側に配置された外側弾性部材と、を含んで構成され、前記外側弾性部材は前記内側弾性部材よりも剛性が高くなるように設定されている。
請求項5記載の発明に係る車両用シートでは、弾性体は内側弾性部材及び外側弾性部材を含んで構成されており、内側弾性部材が車両幅方向内側に配置され、外側弾性部材は内側弾性部材よりも剛性が高くなるように設定されている。内側弾性部材では、着座乗員に対して着座性を確保すると共に、保持部材における反力は外側弾性体によって確保されるようにしている。
以上説明したように、請求項1に記載の車両用シートは、車両の旋回時に車両幅方向に沿って上体が揺動した着座乗員の姿勢を効率よく元の状態に戻すことができる、という優れた効果を有する。
請求項2に記載の車両用シートは、車両幅方向に沿って揺動した着座乗員の骨盤を座部の車両幅方向中央に戻すセンタリング力を向上させることができる、という優れた効果を有する。
請求項3に記載の車両用シートは、保持部材が弾性体で形成された場合と比較して、センタリング力を向上させることができる、という優れた効果を有する。
請求項4に記載の車両用シートは、センタリング力を得ると共に、着座性を向上させることができる、という優れた効果を有する。
請求項5に記載の車両用シートは、センタリング力及び着座性の確保を両立させることができる、という優れた効果を有する。
第1の実施形態に係る車両用シートの概略全体構成を示す斜視図である。 図1において、車両用シートの要部が拡大された要部拡大斜視図である。 図2において、着座乗員を図示した状態で3−3線に沿って切断したときの断面図である。 図3において、第1の実施形態に係る車両用シートの作用を説明するための断面図であり、二点鎖線は車両が旋回する前の状態を示し、実線は車両が左側へ旋回したときの状態を示している。 第2の実施形態に係る車両用シートの要部が拡大された図2に対応する要部拡大斜視図である。 図5において、6−6線に沿って切断したときの断面図である。 図5において、着座乗員を図示した状態で7−7線に沿って切断したときの図3に対応する断面図である。 図7において、第2の実施形態に係る車両用シートの作用を説明するための図4に対応する断面図であり、二点鎖線は車両が旋回する前の状態を示し、実線は車両が左側へ旋回したときの状態を示している。 その他の実施形態(1)に係る車両用シートの要部が拡大された図5に対応する要部拡大斜視図である。 図9において、10−10線に沿って切断したときの断面図である。 図9において、着座乗員を図示した状態で11−11線に沿って切断したときの図8に対応する断面図であり、二点鎖線は車両が旋回する前の状態を示し、実線は車両が左側へ旋回したときの状態を示している。 その他の実施形態(2)に係る車両用シートの変形例を示す斜視図である。 その他の実施形態(2)に係る車両用シートの要部が拡大された図5に対応する要部拡大斜視図である。 図13において、14−14線に沿って切断したときの図8に対応する断面図であり、二点鎖線は車両が旋回する前の状態を示し、実線は車両が左側へ旋回したときの状態を示している。
以下、本実施の形態に係る車両用シートについて図面に基づいて説明する。なお、図中の矢印UPは車両上方向、矢印FRは車両前方向、矢印RHは車両右方向、矢印LHは車両左方向をそれぞれ示す。以下の説明で、特記なく前後、上下、左右の方向を用いる場合は、車両前後方向の前後、車両上下方向の上下、車両左右方向(車両幅方向)の左右を示すものとする。
<第1の実施形態>
(車両用シートの構成)
まず、本発明の第1の実施形態に係る車両用シートの構成について説明する。図1には、本実施の形態に係る車両用シート10が概略的に示されている。図1に示されるように、車両用シート10は、乗員18(図3参照)が着座するシートクッション12と、当該シートクッション12に着座した乗員(以下、「着座乗員」という)18の上体を支持するシートバック14と、シートバック14の上方側に設けられ着座乗員18の頭部を支持するヘッドレスト16と、を含んで構成されている。
シートクッション12は、車両幅方向の中央部に設けられた座部としての座面部12Aと、当該座面部12Aの車両幅方向の外側に設けられたサイドサポート部12Bと、を含んで構成されている。図3に示されるように、座面部12Aには乗員18が着座可能とされており、サイドサポート部12Bは座面部12Aに着座した着座乗員18の尻部18Aが及び大腿部(図示省略)の横ずれを抑えるようになっている。このため、当該サイドサポート部12Bは、座面部12Aよりも上方へ張り出して形成されている。なお、図3は着座乗員を図示した状態で車両用シート10の後方側から見た図2で示す3−3線に沿って切断したときの断面図である。
また、図3に示されるように、シートクッション12は下部シートフレーム20によってシートクッション12の下側から支持されており、図1に示すシートバック14は上部シートフレーム(図示省略)によってシートバック14の後部側から支持されている。下部シートフレーム20の後部20Aには、図示はしないが、いわゆるリクライニング機構が設けられており、当該リクライニング機構によって、上部シートフレームは下部シートフレーム20に対して傾倒可能とされる。
さらに、下部シートフレーム20には、下部シートフレーム20の後部20Aにおいて車両幅方向に沿って配設されたリフターロッド24を含んでリンク機構を構成するリフター装置(図示省略)が設けられている。このリフター装置を動作させることによって、シートクッション12が上下移動し高さ調整が可能とされている。
図2に示されるように、本実施形態では、下部シートフレーム20は、平面視で略矩形状を成しており、下部シートフレーム20の内側には、剛体としての高張力鋼板で形成されたクッションパン26が当該下部シートフレーム20と一体に設けられている。このクッションパン26の上にシートクッション12(図3参照)が設けられている。
クッションパン26の中央部には、略逆四角錐台状の凹部28が設けられている。当該凹部28は、平面視でシートクッション12に着座する着座乗員18の尻部18A(図3参照)と重なるように設けられている。凹部28の前部には、凹部28の底面28Aを基準にして前方側へ向かうにつれて上方側へ傾斜する前部傾斜面28Bが設けられており、凹部28の後部には、底面28Aを基準にして後方側へ向かうにつれて上方側へ傾斜する後部傾斜面28Cが設けられている。
また、車両用シート10の後方側から見て右側に位置する凹部28の右部には、底面28Aを基準にして右側(車両用シート10における車両幅方向外側)へ向かうにつれて上方側へ傾斜する保持部材としての右部傾斜面28Dが設けられている。また、凹部28の左部には、底面28Aを基準にして左側(車両用シート10における車両幅方向外側)へ向かうにつれて上方側へ傾斜する保持部材としての左部傾斜面28Eが設けられている。
図3に示されるように、着座乗員18において、骨盤18Bの右側の座骨18B1の下方には右部傾斜面28Dが配置され、左側の座骨18B2の下方には左部傾斜面28Eが配置されるように設定されている(右部傾斜面28D、左部傾斜面28Eは、平面視で着座乗員18の座骨18B1、18B2とそれぞれ重なるように設定されている)。
また、右部傾斜面28Dに対する垂線に沿って延びる直線としての垂線Q、左部傾斜面28Eに対する垂線に沿って延びる直線としての垂線Rは、それぞれ着座乗員18の腰椎、例えば第4腰椎P側へ向かうように、当該右部傾斜面28D、左部傾斜面28Eの傾斜角度θが設定されている。
(車両用シートの作用・効果)
次に、本発明の第1の実施の形態に係る車両用シートの作用・効果について説明する。
図3に示されるように、シートクッション12の下に設けられた高剛性のクッションパン26には、着座乗員18の座骨18B1、18B2の下方に右部傾斜面28D、左部傾斜面28Eがそれぞれ配置されるように設定されている(右部傾斜面28D、左部傾斜面28Eは、平面視で着座乗員18の座骨18B1、18B2とそれぞれ重なるように設定されている)。このため、着座乗員18の左右の座骨18B1、18B2には、当該右部傾斜面28D、左部傾斜面28Eからの反力がそれぞれ作用する。
ここで、右部傾斜面28D、左部傾斜面28Eは、シートクッション12における車両幅方向外側へ向かうにつれて上方側へ向かって傾斜している。このため、右部傾斜面28D、左部傾斜面28Eによる反力には、シートクッション12の車両幅方向の中心部側へ向かって作用する成分が一部含まれる。これにより、着座乗員18の尻部18Aは、骨盤18Bの幅に合わせて右部傾斜面28D、左部傾斜面28Eによってシートクッション12を介して車両幅方向の外側からホールドされることになる。
この状態で、例えば、図4に示されるように、車両が左方向(矢印A方向)へ旋回したとき、着座乗員18の上体は遠心力によって右方向(RH)へ向かって移動しようとする。このとき、右部傾斜面28Dは、着座乗員18の尻部18Aの外側に配置された壁となって、着座乗員18は当該右部傾斜面28Dから左方向(LH)へ向かう反力を受ける。なお、図4において、二点鎖線は車両の旋回前における着座乗員18の姿勢を示し、実線は車両の旋回時における着座乗員18の姿勢を示している。
ここで、右部傾斜面28Dは車両幅方向外側へ向かうにつれて上方側へ向かって傾斜しているため、着座乗員18の右側の座骨18B1の位置は、当該右部傾斜面28Dに沿って下方側へずれる。したがって、着座乗員18の骨盤18Bは、当該着座乗員18の第4腰椎Pを中心にして車両幅方向に沿って、実線で示すように、車両の旋回方向(A方向)とは逆方向(時計回り;矢印B方向)に揺動する。
このとき、図示はしないが、着座乗員18は目線(頭部の位置)を確保するため、シートバック14(図1参照)からせん断力を受けて着座乗員18の上体の上部は、骨盤18Bの揺動方向(矢印B方向)とは反対方向(矢印C方向)へ揺動する。つまり、車両の旋回により、着座乗員18の上体において、上部と下部とで車両幅方向に沿って反対方向へ揺動することになる。
これにより、着座乗員18は体幹筋を動かすことができる。その結果、長時間同じ姿勢を維持することによって生じる腰痛等を抑制することができる。一方、運転席側の着座乗員18は、目線を確保することで車両の操縦安定性が向上する。
この状態から車両の旋回が終了すると、着座乗員18には右方向(RH)へ向かう遠心力が作用しないため、右部傾斜面28Dからの左方向(LH)へ向かう反力が低減されると共に、その分、左部傾斜面28Eからの右方向(RH)へ向かう反力が増大する。
これにより、着座乗員18の左側の座骨18B2の位置は、当該左部傾斜面28Eに沿って下方側へずれる。つまり、着座乗員18の骨盤18Bは、当該着座乗員18の第4腰椎Pを中心にして車両幅方向に沿って、二点鎖線で示すように、反時計回り(矢印C方向)へ揺動する。
したがって、着座乗員18の第4腰椎Pを中心にして車両幅方向に沿って時計回り(矢印B方向)へ揺動した骨盤18Bは、左部傾斜面28Eを介して効果的に元の状態(二点鎖線で示す着座乗員18の上体が揺動していない状態)に戻すことができる。すなわち、本実施形態によれば、車両幅方向に沿って揺動した着座乗員18の骨盤18Bをシートクッション12の車両幅方向中央に戻すセンタリング力を得ることができる。
また、本実施形態では、右部傾斜面28Dに対する垂線Q、左部傾斜面28Eに対する垂線Rはそれぞれ着座乗員18の第4腰椎P側へ向かうように、当該右部傾斜面28D、左部傾斜面28Eの傾斜角度が設定されている。これにより、これ以外の傾斜角度で設定された場合よりも、右部傾斜面28D、左部傾斜面28Eによって作用する反力を増大させ、着座乗員18の上体が揺動した際、当該上体をより効果的に元の状態に戻すことができる。
なお、ここでの、垂線Q、Rは、必ずしもそれぞれ右部傾斜面28D、左部傾斜面28E上の垂直二等分線である必要はない。すなわち、着座乗員18の上体が揺動した際、当該上体をより効果的に元の状態に戻すことができるという効果が得られる範囲であれば良い。このため、当該右部傾斜面28D、左部傾斜面28Eに対して設定する垂線の位置は多少ずれていても良く、また、当該垂線においてもその角度は右部傾斜面28D、左部傾斜面28Eに対して必ずしも直角である必要はない。
また、本実施形態では、腰椎の一例として第4腰椎を例に挙げたが、骨盤18を車両幅方向に沿って揺動させるための中心となる部位であれば良いため、第4腰椎に限るものではない。
一方、本実施形態では、右部傾斜面28D及び左部傾斜面28Eは、高張力鋼板で形成されたクッションパン26の一部を成している。このため、当該右部傾斜面28D及び左部傾斜面28Eが、例えば弾性部材で形成された場合と比較して、右部傾斜面28D及び左部傾斜面28Eによる反力を増大させることができる。
つまり、本実施形態における車両用シート10によれば、右部傾斜面28D及び左部傾斜面28Eが弾性部材で形成された場合と比較して、センタリング力を向上させることができる。但し、これは保持部材が弾性部材で形成された構成を否定するものではない。
<第2の実施形態>
次に、本発明の第2の実施形態に係る車両用シートについて説明する。本発明の第1の実施形態では、図2に示されるように、下部シートフレーム20の内側に高張力鋼板製のクッションパン26が設けられ、保持部材が剛体で形成された場合について説明したが、本実施形態では、保持部材が弾性部材を含む場合について説明する。なお、第1の実施形態と略同一の内容については同じ符号を付して説明を割愛する。
(車両用シートの構成)
本実施形態では、図5に示されるように、下部シートフレーム30は後部が開口とされた略U字状を成しており、下部シートフレーム30の側部30Aには車両幅方向沿ってリフターロッド24が配設されている。このリフターロッド24と下部シートフレーム30の前部30Bにおいて車両幅方向に沿って架け渡された取付部30B1との間には、下部シートフレーム30における車両幅方向の両側に保持部材としての板バネ部材32、34がそれぞれ架け渡されている。
板バネ部材32、32は、鋼板で形成された長板状の板バネ部32A、32B、板バネ部34A、34Bを含んでそれぞれ構成されている。また、板バネ部材32、32において、外側弾性部材としての板バネ部32A、34Aは、内側弾性部材としての板バネ部32B、34Bの車両幅方向の外側にそれぞれ配設されている。そして、板バネ部32A、34Aは、板バネ部32B、34Bよりも剛性が高くなるように設定されている。
下部シートフレーム30の取付部30B1は、車両幅方向の外側から中央部へ向かうにつれて下方側へ向かって傾斜した状態で形成されている。下部シートフレーム30の取付部30B1には、車両幅方向に沿ってフック(図示省略)が4つ突設されており、板バネ部32A、32B、34A、34Bの前部に形成された係合孔38が当該フックにそれぞれ係止され、溶接接合されるようになっている。
一方、板バネ部材32、34の後部には、保持部40、42がそれぞれ設けられている。保持部40、42の前部には、板バネ部材32、34の前部に合わせて車両幅方向の内側へ向かうにつれて下方側へ向かって傾斜して形成された傾斜片40A、42Aが前方側へ向かって延出されている。この傾斜片40A、42Aに板バネ部材32、34の後部がそれぞれ溶接接合されるようになっている。
一方、保持部40、42の後部には車両幅方向に沿って配設されたリフターロッド24に係合される、円弧状の係合部40B、42Bがそれぞれ形成されている。このため、保持部40、42の傾斜片40A、42Aと係合部40B、42Bを繋ぐ連結片40C、42Cは正面視で略三角形状を成している。
そして、保持部40、42の後部に設けられた係合部40B、42Bは、リフターロッド24に対して回動可能となるように形成されている(図6参照)。これにより、リフター機構を作動させるとき、リフターロッド24の移動に対して保持部40、42が回動するため、板バネ部材32、34によってリフター装置が影響を受けないようになっている。
以上のように、板バネ部材32、34の前部は下部シートフレーム30の取付部30B1に接合され、板バネ部材32、34の後部が接合された保持部40、42はリフターロッド24に係合されている。この状態で、板バネ部材32、34は、下部シートフレーム30における車両幅方向外側へ向かうにつれて上方側へ向かって傾斜して配置される。このため、図6に示されるように、板バネ部32B、板バネ部34B(図5参照)は、板バネ部32A、板バネ部34A(図5参照)よりも下方側に配置されている。
本実施形態では、図7に示されるように、着座乗員18において、骨盤18Bの右側の座骨18B1の下方には板バネ部32Bが配置され、左側の座骨18B2の下方には板バネ部34Bが配置されるように設定されている(板バネ部32B、34Bは、平面視で着座乗員18の座骨18B1、18B2と重なるように設定されている)。なお、図7は、図3と同様、着座乗員を図示した状態で車両用シート10の後方側から見た図5の7−7線に沿って切断したときの断面図である。
また、図7に示されるように、板バネ部32Bに対する垂線Q、板バネ部34Bに対する垂線Rは、それぞれ着座乗員18の第4腰椎P側へ向かうように当該板バネ部32B、34Bの傾斜角度が設定されている。
(車両用シートの作用・効果)
次に、本発明の第2の実施形態に係る車両用シートの作用・効果について説明する。
図5に示されるように、下部シートフレーム30の内側に車両前後方向に沿って架け渡された板バネ部材32は、板バネ部32A、32Bを含んで構成され、板バネ部材34は板バネ部34A、34Bを含んで構成されている。そして、板バネ部32A、34Aは、板バネ部32B、34Bの車両幅方向の外側にそれぞれ配設されている。
また、図7に示されるように、着座乗員18において、骨盤18Bの右側の座骨18B1の下方には板バネ部32Bが配置され、左側の座骨18B2の下方には板バネ部34Bが配置されるように設定されている(板バネ部32B、34Bは、平面視で着座乗員18の座骨18B1、18B2と重なるように設定されている)。
このため、着座乗員18の尻部18Aは、骨盤18Bの幅に合わせて板バネ部32A、34Aによってシートクッション12を介して車両幅方向の外側からホールドされる。本実施形態では、保持部材が剛体で形成された場合と比較して、板バネ部材32、34(特に板バネ部32B、34B)は弾性変形するため、着座乗員18の尻部18Aに板バネ部材32、34はフィットする。したがって、本実施形態によれば、着座乗員18の体格に対するロバスト性が高い。
なお、本実施形態において、車両の旋回時における骨盤18Bの動きは、第1の実施形態における骨盤18Bの動きと略同じであるため、動作説明を割愛する。また、以下で説明するその他の実施形態においても略同じであるため、動作説明を割愛する。
本実施形態では、下部シートフレーム30に板バネ部材32、34が配設されているため、保持部材として剛体が設けられた場合と比較して、保持部材による反力は低減される。しかし、図8に示されるように、車両の旋回時に上体が揺動した際、弾性変形した板バネ部材32(又は板バネ部材34)の復元力を利用してセンタリング力を得ることができる。
また、本実施形態では保持部材を弾性部材とすることで、保持部材が剛体で形成された場合と比較して、着座性(座り心地)は向上する。その結果、保持部材が剛体で形成された場合よりもシートクッション12の肉厚を薄くすることができ、車両用シート10の軽量化を図ることができる。
また、本実施形態では、板バネ部材32、34において、板バネ部32A、34Aは、板バネ部32B、34Bよりも剛性が高くなるように設定されている。このため、シートクッション12に乗員が着座すると、図6に示されるように、板バネ部32B、34B(図5参照)は下方へ向かって弾性変形するが、板バネ部32A、34Aはほとんど弾性変形をしないように設定されている。
つまり、本実施形態では、板バネ部材32、34における反力は、板バネ部32A、34Aによって確保され、板バネ部32B、34Bでは、着座乗員18に対して着座性を確保するようにしている。これにより、本実施形態における車両用シート10は、センタリング力及び着座性の確保を両立させることができる。
なお、本実施形態では、板バネ部32A、34Aの剛性を板バネ部32B、34Bよりも高くなるように設定されているが、板バネ部32A、34Aの板厚を板バネ部32B、34Bよりも厚く形成しても良いし、板バネ部32A、34Aと板バネ部32B、34Bとで異なる材料を使用しても良い。
(その他の実施形態)
(1)第2の実施形態では、図5に示されるように、下部シートフレーム30の内側に板バネ部材32、34を配設したが、センタリング力を得るための構成は、当該板バネ部材32、34に限るものではない。
例えば、図9に示されるように、下部シートフレーム30の内側に線状のバネ材46、48、50、52が配設されても良い。バネ材46、48、50、52はそれぞれ無端とされ、平面視で略矩形状を成している。バネ材46、48、50、52の前部は、それぞれ下部シートフレーム30の前部30Bに突設されたフック36にそれぞれ係止されるようになっている。
一方、バネ材46、48、50、52の後部には、図10に示されるように、側面視で下方側へ向かって円弧状に湾曲する係合部54がそれぞれ設けられており、リフターロッド24に対して回動可能となるように係合されている。また、図9に示すバネ材46、52は、バネ材48、50よりも剛性が高くなるように設定されている。
ここで、図11に示されるように、着座乗員18において、骨盤18Bの右側の座骨18B1の下方には保持部材としてのバネ材48が配置され、左側の座骨18B2の下方には保持部材としてのバネ材50が配置されるように設定されている(バネ材48、50は、平面視で着座乗員18の座骨18B1、18B2と重なるように設定されている)。なお、図11は、図8と同様、着座乗員を図示した状態で車両用シート10の後方側から見た図9の11−11線に沿って切断したときの断面図である。
また、図10に示されるように、バネ材48、50(図9参照)において、車両幅方向の内側にそれぞれ位置する内側弾性部材としてのバネ部48A、50Aは、車両幅方向の外側に位置する外側弾性部材としてのバネ部48B、50Bよりも線長が長くなるように形成されている。このため、バネ部48A、50Aは、バネ部48B、50Bよりも弾性変形しやすくなっている。なお、バネ材48、50とバネ材46、52の関係では、バネ材48、50が内側弾性部材として機能し、バネ材46、52が外側弾性部材として機能する。
したがって、シートクッション12に乗員が着座した状態では、図10に示されるように、バネ材48(図9に示すバネ材50も同じ)は下方へ向かって弾性変形すると共に、図11に示されるように、着座乗員18の尻部18Aは、骨盤18Bの幅に合わせてバネ材46、52によってシートクッション12を介して車両幅方向の外側からホールドされる。また、バネ材48、50において、バネ部48A、50Aはバネ部48B、50Bよりも弾性変形しやすくなっているため、着座乗員18の尻部18Aにさらにフィットしやすく、着座乗員18の体格に対するロバスト性がさらに高くなる。
また、本実施形態では、図9に示されるように、バネ材46、52は線状となっており、その中央部は空間となっている。このため、図12に示されるように、当該バネ材46、52の上方から板材56を係合させるようにしても良い。この場合、バネ材46、52の剛性をさらに高くすることができ、図11に示す着座乗員18の座骨18B1、18B2に対する反力をさらに向上させることができる。
(2)また、図9に示すバネ材46、48、50、52以外にも、図13に示されるように、Sバネ60、62、64、66が配設されても良い。車両用シート10における車両幅方向外側に位置する外側弾性部材としてSバネ60、66は、平面視で略正弦波状を成しており、車両用シート10における車両幅方向内側に位置する内側弾性部材としてのSバネ62、64は、平面視で略矩形波状を成している。
Sバネ60とSバネ62は互いに近接する位置で当該Sバネ60、62に対して回動可能となるように連結具68が連結されている。また、Sバネ64とSバネ66は互いに近接する位置で当該Sバネ64、66に対して回動可能となるように連結具70が連結されている。
そして、図14に示されるように、着座乗員18の骨盤18Bの右側の座骨18B1の下方には保持部材としてのSバネ62が配置され、骨盤18Bの左側の座骨18B2の下方には保持部材としてのSバネ64が配置されるように設定されている(Sバネ62、64は、平面視で着座乗員18の座骨18B1、18B2と重なるように設定されている)。なお、図14は、図11と同様、着座乗員を図示した状態で車両用シート10の後方側から見た図13の14−14線に沿って切断したときの断面図である。
このため、シートクッション12に乗員が着座した状態では、Sバネ62、64は下方へ向かって弾性変形すると共に、連結具68、70がSバネ62、64の軸線回りを回動して、Sバネ60、66と共に壁を作って、シートクッション12を介して着座乗員18の尻部18Aを車両幅方向の外側からホールドすることができる。
一方、図13に示されるように、Sバネ62、64は、Sバネ60、66よりも線長が長くなっている分、当該Sバネ60、66よりも弾性変形し易くなっている。このため、Sバネ62、64によって、着座乗員18に対する着座性を確保することができる。
なお、以上の実施形態では、保持部材において、弾性体としてバネ材が用いられた例について説明したが、センタリング力を得るための反力を得ることができれば良いためバネ材に限るものではない。例えば、保持部材として硬質ゴムが用いられても良い。
また、本発明は、運転席側及び助手席側において適用可能であるが、運転席側のみに適用させてもよい。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明はこうした実施形態に限定されるものでなく、一実施形態及び各種の変形例を適宜組み合わせて用いても良いし、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、種々なる態様で実施し得ることは勿論である。
10 車両用シート
12 シートクッション(座部)
12A 座面部(座部)
18B1 座骨
18B2 座骨
18 着座乗員
26 クッションパン(剛体、保持部材)
28D 右部傾斜面(剛体、傾斜面、保持部材)
28E 左部傾斜面(剛体、傾斜面、保持部材)
32 板バネ部材(弾性体、傾斜面、保持部材)
32A 板バネ部(外側弾性部材、弾性体)
32B 板バネ部(内側弾性部材、弾性体)
34 板バネ部材(弾性体、傾斜面、保持部材)
34A 板バネ部(外側弾性部材、弾性体)
34B 板バネ部(内側弾性部材、弾性体)
46 バネ材(外側弾性部材、弾性体、傾斜面、保持部材)
48 バネ材(内側弾性部材、弾性体、傾斜面、保持部材)
48A バネ部(内側弾性部材、弾性体)
48B バネ部(外側弾性部材、弾性体)
50 バネ材(内側弾性部材、弾性体、傾斜面、保持部材)
50A バネ部(内側弾性部材、弾性体)
50B バネ部(外側弾性部材、弾性体)
52 バネ材(外側弾性部材、弾性体、傾斜面、保持部材)
60 Sバネ(外側弾性部材、弾性体、傾斜面、保持部材)
62 Sバネ(内側弾性部材、弾性体、傾斜面、保持部材)
64 Sバネ(内側弾性部材、弾性体、傾斜面、保持部材)
66 Sバネ(外側弾性部材、弾性体、傾斜面、保持部材)
P 第4腰椎
Q 垂線
R 垂線
θ 傾斜角度

Claims (5)

  1. 乗員が着座する座部を備えたシートクッションと、
    前記シートクッションの車両下方側に設けられて車両後方側が開口されたU字状のシートフレームと、
    前記シートフレームの車両後方側の端部同士を車両幅方向に連結するリフタ―ロッドと、
    前記座部の車両上下方向下方側に車両幅方向に間隔をあけて左右一対設けられ、前記座部に着座した着座乗員を車両上下方向下方側から支持すると共に、前記着座乗員の左右の座骨と平面視で重なる位置にそれぞれ配置された保持部材と、
    を有し、
    一対の前記保持部材はそれぞれ、車両前後方向に延びて前記シートフレームの車両前方側の端部と前記リフタ―ロッドとに架け渡されると共に、少なくとも一部が弾性体で形成されており、かつ、車両幅方向外側へ向かうにつれて車両上下方向上方側へ傾斜された傾斜面を備えている車両用シート。
  2. 前記保持部材は、前記リフタ―ロッドに対して回動可能とされている請求項1に記載の車両用シート。
  3. 前記保持部材は、前記リフタ―ロッドに対して回動可能に係合された円弧状の係合部と、前記係合部の前端部と前記傾斜面とを連結する連結片とを含んで構成されている請求項に記載の車両用シート。
  4. 前記傾斜面に対する垂線に沿って延びる直線が前記着座乗員の腰椎側へ向かうように当該保持部材の傾斜角度が設定されている請求項1〜3の何れか1項に記載の車両用シート。
  5. 前記弾性体は、車両幅方向内側に配置された内側弾性部材と、前記内側弾性部材の車両幅方向外側に配置された外側弾性部材と、を含んで構成され、前記外側弾性部材は前記内側弾性部材よりも剛性が高くなるように設定されている請求項1〜4の何れか1項に記載の車両用シート。
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