JP6235873B2 - 軸受及びポンプ - Google Patents

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本発明は、軸流ポンプや斜流ポンプなどのポンプに使用される軸受、並びにこの軸受が適用されるポンプに関するものである。
回転軸が鉛直方向に沿って配設されるポンプは、吸込水槽内に向けて鉛直方向に延びる揚水管と、この揚水管の上部が水平方向に沿って屈曲するベンド管とを有している。そして、回転軸は、上部から揚水管内に挿通され、下部に羽根車が固定されている。従って、揚水管の下端開口を水中に流体に沈めた状態で、駆動モータにより回転軸を駆動回転すると、羽根車が回転することにより、揚水管内に流入した水は、流路内を上方に揚水されてベンド管を通って排出される。このような従来のポンプとしては、例えば、下記特許文献1に記載されたものがある。
このようなポンプにおいて、回転軸は、下部に羽根車が固定され、複数の位置で軸受により揚水管内に回転自在に支持されている。この軸受は、外筒の内面に摺動部材が接着されて構成されている。そして、軸受は、外筒が軸受箱を介して揚水管に支持され、摺動部材の内側に水を介して回転軸が回転自在に支持されている。なお、このような軸受としては、例えば、下記特許文献2、3に記載されたものがある。
特開2001−132742号公報 特開昭60−010112号公報 特開平08−338428号公報
一般的なポンプにて、回転軸は、外周面が摺動部材の内面に接触することで支持されながら回転する。このとき、回転軸は、羽根車のアンバランスなどの影響により摺動部材との隙間が周方向で相違し、水が連れ回りすることで周方向に異なる圧力(水圧)分布が発生する。すると、回転軸と摺動部材との隙間の圧力が高い(正圧)領域では、内部の水が軸受における軸方向の中心部から、開放されている軸受における軸方向の端部へ流れて排出される。一方、回転軸と摺動部材との隙間の圧力が低い(負圧)領域では、外部の水が開放されている軸受における軸方向の端部から、軸受における軸方向の中央部へ流れて取り込まれる。ポンプは、海や河川に設置されることから、水(海水)に砂や貝殻などの異物が含まれている。そのため、軸受は、水と共に異物を取り込んでしまうことがあり、この異物が回転軸と摺動部材との間に堆積し、摺動部材が異常摩耗してしまうという問題がある。
本発明は上述した課題を解決するものであり、異物の堆積による摺動部材の摩耗の発生を抑制して耐久性の向上を図る軸受及びポンプを提供することを目的とする。
上記の目的を達成するための本発明の軸受は、円筒形状をなす軸受ケースと、前記軸受ケースの内面に周方向に所定隙間を空けて固定される複数の摺動部材と、前記摺動部材の摺動面より径方向の外側で前記所定隙間同士を連通する連通路と、を有することを特徴とするものである。
従って、回転軸が水中で軸受に支持されて回転するとき、外周面が摺動部材の内面に接触して支持される。このとき、羽根車のアンバランスなどの影響により摺動部材との隙間が周方向で相違し、回転軸と共に水が連れ回りすることで周方向に異なる圧力分布が発生しようとする。しかし、各摺動部材の所定隙間同士が連通路により連通されているため、圧力が高い領域の水が連通路を通って低い領域に流れることで、複数の所定隙間の圧力が均一化されることとなる。そのため、軸受における軸方向に沿う流れが発生せず、水中の異物が軸受内部に取り込まれにくくなり、異物の堆積による摺動部材の摩耗の発生を抑制して耐久性を向上することができる。
本発明の軸受では、前記軸受ケースの外側に円筒形状をなす軸受外ケースが固定され、前記連通路は、前記軸受ケースと前記軸受外ケースとの間に周方向に沿って形成された第1連通路と、前記軸受ケースを径方向に貫通して前記第1連通路と前記所定隙間とを連通する複数の第2連通路とを有することを特徴としている。
従って、軸受ケースと軸受外ケースとの間にある第1連通路と、軸受ケースにある第2連通路とにより連通路を構成することで、軸受ケースの外側に軸受外ケースを固定し、軸受ケースに第2連通路を形成するだけでよく、既存に軸受からの変更を容易として製造コストを低減することができる。
本発明の軸受では、前記第1連通路は、前記軸受外ケースの内面に周方向に形成された連通溝を有することを特徴としている。
従って、軸受ケースの改造を最小限にして製造コストを低減することができる。
本発明の軸受では、前記連通路は、前記軸受ケースの内面に形成されて周方向に隣接する前記所定隙間同士を連通する連通溝を有することを特徴としている。
従って、軸受ケースの内面に連通溝を形成して連通路を構成することで、構造を簡素化することができる。
本発明の軸受では、前記連通路は、前記摺動部材の外面に形成されて周方向に隣接する前記所定隙間同士を連通する連通溝を有することを特徴としている。
従って、摺動部材の外面に連通溝を形成して連通路を構成することで、構造を簡素化することができる。
本発明の軸受では、前記連通路は、前記摺動部材に形成されて周方向に隣接する前記所定隙間同士を連通する連通孔を有することを特徴としている。
従って、摺動部材に連通孔を形成して連通路を構成することで、構造を簡素化することができる。
本発明の軸受では、前記連通路に水を供給する給水ラインが連結されることを特徴としている。
従って、給水ラインから連通路を通して各所定隙間に水を供給することで、軸受の外部の水が所定隙間に侵入することが抑制され、水中の異物が軸受内部に取り込まれることなく、この異物による摺動部材の摩耗の発生を抑制して耐久性を向上することができる。
また、本発明のポンプは、鉛直方向に沿って配置されて下端側に吸込口が設けられると共に側部に吐出口が設けられるケーシングと、前記ケーシング内に鉛直方向に沿って配置される回転軸と、前記回転軸の下端部に固定される羽根車と、前記ケーシング内で前記回転軸を回転自在に支持する前記軸受と、を有することを特徴とするものである。
従って、回転軸を支持する軸受としてこの軸受を適用することで、複数の所定隙間の圧力を均一化することで、水中の異物が軸受内部に取り込まれにくくなり、異物の堆積による摺動部材の摩耗の発生を抑制して耐久性を向上することができ、ポンプの長寿命化を可能とすることができる。
本発明の軸受及びポンプによれば、軸受ケースの内面に固定される複数の摺動部材の間の所定隙間同士を連通路により連通するので、複数の所定隙間の圧力が均一化されて水中の異物が軸受内部に取り込まれにくくなり、異物の堆積による摺動部材の摩耗の発生を抑制して耐久性を向上することができ、ポンプの長寿命化を可能とすることができる。
図1は、第1実施形態の軸受を表す断面図である。 図2は、軸受の断面を表す図1のII−II断面図である。 図3は、軸受内での水の流れを説明するための概略断面図である。 図4は、第1実施形態の軸受が適用されたポンプを表す縦断面図である。 図5は、従来の軸受における周方向の圧力分布を表す説明図である。 図6は、従来の軸受における正圧位置での軸方向の圧力分布を表す説明図である。 図7は、従来の軸受における負圧位置での軸方向の圧力分布を表す説明図である。 図8は、第2実施形態の軸受を表す断面図である。 図9は、軸受の断面を表す図8のVIII−VIII断面図である。 図10は、軸受の連通路を表す斜視図である。 図11は、第3実施形態の軸受を表す断面図である。 図12は、軸受の断面を表す図11のXII−XII断面図である。 図13は、軸受の連通路を表す斜視図である。 図14は、第4実施形態の軸受を表す断面図である。 図15は、軸受の連通路を表す斜視図である。 図16は、第5実施形態の軸受を表す概略図である。
以下に添付図面を参照して、本発明に係る軸受及びポンプの好適な実施形態を詳細に説明する。なお、この実施形態により本発明が限定されるものではなく、また、実施形態が複数ある場合には、各実施形態を組み合わせて構成するものも含むものである。
[第1実施形態]
図4は第1実施形態の軸受が適用されたポンプを表す縦断面図である。
第1実施形態において、図4に示すように、立軸ポンプ10は、吸込口11と吐出口12が設けられるケーシング13と、ケーシング13内に配置される回転軸14と、回転軸14の下部に固定される羽根車15と、ケーシング13内で回転軸14を回転自在に支持する軸受16,17とを有している。
ケーシング13は、円筒形状をなし、図示しない取付台に鉛直方向に沿って配置されている。ケーシング13は、第1、第2、第3ケーシング21,22,23が鉛直方向に直列に連結されてなり、下端側に吸込ベル24が固定されることで、吸込口11が形成されている。また、ケーシング13は、第1ケーシング21の上部が水平方向に湾曲することで、側部に吐出口12が形成され、排出管25が連結されている。そのため、ケーシング13は、吸込口11からほぼ鉛直方向に沿う第1流路Aと、この第1流路Aからほぼ水平方向に湾曲して吐出口12に至る第2流路Bとを有している。
ケーシング13は、内部に回転軸14が配置されており、この回転軸14は、複数の軸受16,17により回転自在に支持されている。各軸受16,17は、ケーシング13から延出された複数のステイ26,27に支持された軸受箱28,29に支持されている。回転軸14は、下端部に羽根車15が一体回転可能に固定されている。なお、ケーシング13は、下端部の内周壁に羽根車15の上方に位置して図示しないディフューザが固定されている。そして、回転軸14は、上端部に駆動装置(モータ及び減速機)30が駆動連結されている。
従って、駆動装置30を駆動すると、回転力が回転軸14に伝達されて回転する。すると、回転軸14の下端部に固定された羽根車15が回転し、ケーシング13内の圧力、つまり、第1流路Aの圧力が上昇することで、水が吸込口11からケーシング13内に吸い込まれる。そして、ケーシング13内に吸い込まれた水は、第1流路Aを鉛直方向における上方に流れ、ディフューザにより圧力が低下された後に第2流路Bを水平方向に流れ、吐出口12から排出管25に吐出される。
ここで、上述した軸受16,17について詳細に説明するが、両者はほぼ同様の構成であることから、軸受16についてのみ説明する。図1は、第1実施形態の軸受を表す断面図、図2は、軸受の断面を表す図1のII−II断面図、図3は、軸受内での水の流れを説明するための概略断面図である。
軸受16は、図1及び図2に示すように、軸受ケース41と、複数の摺動片(摺動部材)42と、軸受外ケース43と、連通路44とを有している。
軸受ケース41は、円筒形状をなしている。複数の摺動片42は、軸受ケース41の内周面に周方向に所定間隔(好ましくは均等等間隔)で固定されている。この摺動片42は、ゴム製または合成樹脂製であって、略台形断面形状をなし、外面が軸受ケース41の内周面に接着され、内周面に回転軸14の外周面を支持可能な摺動面42aが形成されている。そして、軸受ケース41の内周面に複数の摺動片42が周方向に所定間隔で固定されることで、周方向に隣接する各摺動片42の間に所定隙間Sが形成されている。軸受外ケース43は、円筒形状をなしており、軸受ケース41の外側に締結ボルト(図示略)により固定されている。この場合、回転軸14と軸受ケース41と各摺動片42と軸受外ケース43は、中心軸心Oに対して同心状になるように形成されている。
そして、軸受16は、各摺動片42の摺動面42aより径方向の外側に所定隙間S同士を連通する連通路44が設けられている。この連通路44は、軸受ケース41と軸受外ケース43との間に周方向に沿って形成された連通溝(第1連通路)51と、軸受ケース41を径方向に貫通して連通溝51と所定隙間Sとを連通する複数の連通孔(第2連通路)52とから構成されている。
即ち、軸受ケース41は、外側に軸受外ケース43が配置され、軸受ケース41の外周面に軸受外ケース43の内周面が密着して固定されている。軸受外ケース43は、内周面に周方向に沿って連続するリング形状をなす連通溝51が形成されている。この連通溝51は、開放している側が軸受ケース41の外周面により閉止されている。また、軸受ケース41は、各摺動片42が固定されていない各所定隙間Sの位置に対向して、径方向に貫通する連通孔52がそれぞれ形成されている。そのため、各所定隙間Sは、各連通孔52により連通溝51に連通することで、各所定隙間S同士が連通溝51及び各連通孔52により連通することとなる。
そのため、回転軸14が水中で軸受16に支持されて回転するとき、外周面が複数の摺動片42の摺動面42aに接触して支持される。このとき、羽根車15のアンバランスなどの影響により回転軸14と各摺動片42との隙間が周方向で変動し、回転軸14と摺動片42の摺動面42aとの間で、回転する回転軸14により水が連れ回りすることで周方向に異なる圧力分布が発生しようとする。
即ち、図5に示すように、従来の軸受001は、円筒形状をなす軸受ケース002の内面に複数の摺動片003が周方向に等間隔で固定されて構成されており、複数の摺動片002により回転軸14を回転自在に支持している。この従来の軸受001にて、回転軸14は、外周面が各摺動片003の摺動面に接触することで支持されながら回転する。このとき、回転軸14は、回転時に摺動片003との隙間が周方向で変動し、水が連れ回りすることで周方向に異なる圧力(水圧)分布が発生する。つまり、回転軸14が矢印方向に回転し、軸受001内の下方に移行したとき、回転軸14と摺動片003との隙間の圧力は、回転軸14と摺動片003との接触位置に対して回転軸14の回転方向の後方で高く(正圧P1)、前方で低く(負圧P2)なる。
そのため、回転軸14と摺動片003との隙間の圧力が高い(正圧P1)領域では、図6に示すように、内部の水が軸受001における軸方向の中心部から、開放されている軸方向の端部へ、矢印であらわすように流れて排出される。一方、回転軸14と摺動片003との隙間の圧力が低い(負圧P2)領域では、図7に示すように、外部の水が開放されている軸受001における軸方向の端部から、中央部へ流れて取り込まれる。この場合、ポンプが設置されている海や河川水(海水)に砂や貝殻などの異物が含まれていると、軸受001は、水と共に異物を取り込んでしまう。そして、この異物が回転軸14と摺動片003との間に堆積すると、摺動片003が異常摩耗してしまう。
ところが、本実施形態の軸受16は、各所定隙間S同士が連通路44(連通溝51及び各連通孔52)により連通していることから、各所定隙間Sの圧力が均一化され、内部への異物の取り込みが抑制される。即ち、図3に示すように、所定隙間S同士が連通溝51及び各連通孔52により連通しているため、所定隙間S同士間で水の流通が可能となる。つまり、所定隙間S(回転軸14と摺動片42との隙間)の圧力が高い領域の水は、連通溝51及び各連通孔52を通って低い領域の所定隙間Sへ流れることで、各所定隙間Sの圧力が均一化される。そのため、軸受16にて、中心部から端部への水の流れや端部から中央部への水の流れがなくなり、水中の異物が内部に取り込まれにくくなる。
このように第1実施形態の軸受にあっては、円筒形状をなす軸受ケース41と、軸受ケース41の内面に周方向に所定隙間Sを空けて固定される複数の摺動片42と、摺動片42の摺動面42aより径方向の外側で所定隙間S同士を連通する連通路44とを設けている。
従って、回転軸14が水中で軸受16,17に支持されて回転するとき、外周面が摺動片42の摺動面42aに接触して支持される。このとき、羽根車15のアンバランスなどの影響により摺動片42との隙間が周方向で相違し、回転軸14と共に水が連れ回りすることで周方向に異なる圧力分布が発生しようとする。しかし、各摺動片42の所定隙間S同士が連通路44により連通されているため、圧力が高い領域の水が連通路44を通って低い領域に流れることで、複数の所定隙間Sの圧力が均一化されることとなる。そのため、軸受16,17における軸方向に沿う流れが発生せず、水中の異物が軸受16,17の内部に取り込まれにくくなり、異物の堆積による摺動片42の摩耗の発生を抑制して耐久性を向上することができる。
第1実施形態の軸受では、軸受ケース41の外側に円筒形状をなす軸受外ケース43を固定し、連通路44として、軸受ケース41と軸受外ケース43との間に周方向に沿って形成された連通溝(第1連通路)51と、軸受ケース41を径方向に貫通して連通溝51と所定隙間Sとを連通する複数の連通孔(第2連通路)52とを設けている。従って、軸受ケース41の外側に軸受外ケース43を固定し、軸受ケース41に複数の連通孔52を形成するだけでよく、既存に軸受からの変更を容易として製造コストを低減することができる。
第1実施形態の軸受では、連通溝51を軸受外ケース43の内周面に周方向に沿って形成している。従って、軸受ケース41の改造を最小限にして製造コストを低減することができる。
また、第1実施形態のポンプにあっては、鉛直方向に沿って配置されて下端側に吸込口11が設けられると共に側部に吐出口12が設けられるケーシング13と、ケーシング13内に鉛直方向に沿って配置される回転軸14と、回転軸の下端部に固定される羽根車15と、ケーシング内で回転軸14を回転自在に支持する軸受16,17とを設けている。
従って、回転軸14を支持する軸受として連通路44を有する軸受16,17を適用することで、複数の所定隙間Sの圧力を均一化することで、水中の異物が軸受16,17の内部に取り込まれにくくなり、異物の堆積による摺動片42の摩耗の発生を抑制して耐久性を向上することができ、立軸ポンプ10の長寿命化を可能とすることができる。
なお、この第1実施形態にて、連通溝51を軸受外ケース43の内周面に周方向に沿って形成したが、連通溝を軸受ケース41の外周面に周方向に沿って形成してもよく、軸受ケース41の外周面と軸受外ケース43の内周面の両方に連通溝を形成してもよい。また、第1連通路を連通溝ではなく、連通孔として軸受ケース41や軸受外ケース43に形成してもよい。
[第2実施形態]
図8は、第2実施形態の軸受を表す断面図、図9は、軸受の断面を表す図8のVIII−VIII断面図、図10は、軸受の連通路を表す斜視図である。なお、上述した実施形態と同様の機能を有する部材には、同一の符号を付して詳細な説明は省略する。
第2実施形態にて、図8から図10に示すように、軸受60は、軸受ケース61と、複数の摺動片(摺動部材)62と、連通路63とを有している。
軸受ケース61は、円筒形状をなしている。複数の摺動片62は、軸受ケース61の内周面に周方向に所定間隔(好ましくは均等等間隔)で固定されている。この摺動片62は、ゴム製または合成樹脂製であって、略台形断面形状をなし、外面が軸受ケース61の内周面に接着され、内周面に回転軸14の外周面を支持可能な摺動面62aが形成されている。そして、軸受ケース61の内周面に複数の摺動片62が周方向に所定間隔で固定されることで、周方向に隣接する各摺動片62の間に所定隙間Sが形成されている。
そして、軸受60は、各摺動片62の摺動面62aより径方向の外側に所定隙間S同士を連通する連通路63が設けられている。この連通路63は、軸受ケース61の内面に形成されて周方向に隣接する所定隙間S同士を連通する複数の連通溝64により構成されている。
即ち、軸受ケース61は、内周面に複数の摺動片62が周方向に所定間隔で固定されることで、所定隙間Sが設けられている。そして、軸受ケース61は、その内面に摺動片62の外面と対向すると共に、隣接する所定隙間Sを連通するように連通溝64が形成されている。この連通溝64は、摺動片62と交差する方向に沿って形成され、長手方向(軸受ケース61の周方向)の中央部が摺動片62に被覆され、各端部が各所定隙間Sに開口している。そのため、各所定隙間Sは、隣接する所定隙間S同士が各連通溝64により連通することとなる。
そのため、回転軸14が水中で軸受60に支持されて回転するとき、外周面が複数の摺動片62の摺動面62aに接触して支持される。このとき、回転軸14と各摺動片62との隙間が周方向で変動し、回転軸14と摺動片62の摺動面62aとの間で、回転する回転軸14により水が連れ回りすることで周方向に異なる圧力分布が発生しようとする。ところが、本実施形態の軸受60は、各所定隙間S同士が連通路63(連通溝64)により連通していることから、所定隙間S同士間で水が流通して各所定隙間Sの圧力が均一化され、内部への異物の取り込みが抑制される。そのため、軸受60にて、中心部から端部への水の流れや端部から中央部への水の流れがなくなり、水中の異物が内部に取り込まれにくくなる。
このように第2実施形態の軸受にあっては、円筒形状をなす軸受ケース61と、軸受ケース61の内面に周方向に所定隙間Sを空けて固定される複数の摺動片62と、摺動片62の摺動面62aより径方向の外側で所定隙間S同士を連通する連通路63とを設け、連通路63として、軸受ケース61の内面に周方向に隣接する所定隙間S同士を連通する複数の連通溝64を形成している。
従って、回転軸14が水中で軸受60に支持されて回転するとき、外周面が摺動片63の摺動面62aに接触して支持される。このとき、各摺動片62の所定隙間S同士が連通路63の各連通溝64により連通されているため、圧力が高い領域の水が連通溝64を通って低い領域に流れることで、複数の所定隙間Sの圧力が均一化されることとなる。そのため、軸受60における軸方向に沿う流れが発生せず、水中の異物が軸受60の内部に取り込まれにくくなり、異物の堆積による摺動片62の摩耗の発生を抑制して耐久性を向上することができる。また、軸受ケース61の内面に複数の連通溝64を形成して連通路63を構成することで、構造を簡素化することができる。
なお、この第2実施形態では、連通路63として、軸受ケース61の内面に各摺動片62と交差するように複数の連通溝64を形成したが、この連通溝64を全て連結してリング状をなすように構成してもよい。
[第3実施形態]
図11は、第3実施形態の軸受を表す断面図、図12は、軸受の断面を表す図11のXII−XII断面図、図13は、軸受の連通路を表す斜視図である。なお、上述した実施形態と同様の機能を有する部材には、同一の符号を付して詳細な説明は省略する。
第3実施形態にて、図11から図13に示すように、軸受70は、軸受ケース71と、複数の摺動片(摺動部材)72と、連通路73とを有している。
軸受ケース71は、円筒形状をなしている。複数の摺動片72は、軸受ケース71の内周面に周方向に所定間隔(好ましくは均等等間隔)で固定されている。この摺動片72は、ゴム製または合成樹脂製であって、略台形断面形状をなし、外面が軸受ケース71の内周面に接着され、内周面に回転軸14の外周面を支持可能な摺動面72aが形成されている。そして、軸受ケース71の内周面に複数の摺動片72が周方向に所定間隔で固定されることで、周方向に隣接する各摺動片72の間に所定隙間Sが形成されている。
そして、軸受70は、各摺動片72の摺動面72aより径方向の外側に所定隙間S同士を連通する連通路73が設けられている。この連通路73は、各摺動片72の外面に形成されて周方向に隣接する所定隙間S同士を連通する複数の連通溝74により構成されている。
即ち、軸受ケース71は、内周面に複数の摺動片72が周方向に所定間隔で固定されることで、所定隙間Sが設けられている。そして、各摺動片72は、その外面に軸受ケース71の内面と対向すると共に、隣接する所定隙間Sを連通するように連通溝74が形成されている。この連通溝74は、摺動片72を幅方向に貫通する方向に沿って形成され、長手方向(軸受ケース71の周方向)の各端部が各所定隙間Sに開口している。そのため、各所定隙間Sは、隣接する所定隙間S同士が各連通溝74により連通することとなる。この場合、各摺動片72は、同形状をなし、連通溝74が軸受ケース71における軸方向及び径方向に対してほほ同位置に位置している。
そのため、回転軸14が水中で軸受70に支持されて回転するとき、外周面が複数の摺動片72の摺動面72aに接触して支持される。このとき、回転軸14と各摺動片72との隙間が周方向で変動し、回転軸14と摺動片72の摺動面72aとの間で、回転する回転軸14により水が連れ回りすることで周方向に異なる圧力分布が発生しようとする。ところが、本実施形態の軸受70は、各所定隙間S同士が連通路73(連通溝74)により連通していることから、所定隙間S同士間で水が流通して各所定隙間Sの圧力が均一化され、内部への異物の取り込みが抑制される。そのため、軸受70にて、中心部から端部への水の流れや端部から中央部への水の流れがなくなり、水中の異物が内部に取り込まれにくくなる。
このように第3実施形態の軸受にあっては、円筒形状をなす軸受ケース71と、軸受ケース71の内面に周方向に所定隙間Sを空けて固定される複数の摺動片72と、摺動片72の摺動面72aより径方向の外側で所定隙間S同士を連通する連通路73とを設け、連通路73として、摺動片72の外面に周方向に隣接する所定隙間S同士を連通する連通溝74を形成している。
従って、回転軸14が水中で軸受70に支持されて回転するとき、外周面が摺動片72の摺動面72aに接触して支持される。このとき、各摺動片72の所定隙間S同士が連通路73の各連通溝74により連通されているため、圧力が高い領域の水が連通溝74を通って低い領域に流れることで、複数の所定隙間Sの圧力が均一化されることとなる。そのため、軸受70における軸方向に沿う流れが発生せず、水中の異物が軸受70の内部に取り込まれにくくなり、異物の堆積による摺動片72の摩耗の発生を抑制して耐久性を向上することができる。また、摺動片72の外面に連通溝74を形成して連通路73を構成することで、構造を簡素化することができる。
[第4実施形態]
図14は、第4実施形態の軸受を表す断面図、図15は、軸受の連通路を表す斜視図である。なお、上述した実施形態と同様の機能を有する部材には、同一の符号を付して詳細な説明は省略する。
第4実施形態にて、図14及び図15に示すように、軸受80は、軸受ケース81と、複数の摺動片(摺動部材)82と、連通路83とを有している。
軸受ケース81は、円筒形状をなしている。複数の摺動片82は、軸受ケース81の内周面に周方向に所定間隔(好ましくは均等等間隔)で固定されている。この摺動片82は、ゴム製または合成樹脂製であって、略台形断面形状をなし、外面が軸受ケース81の内周面に接着され、内周面に回転軸14の外周面を支持可能な摺動面82aが形成されている。そして、軸受ケース81の内周面に複数の摺動片82が周方向に所定間隔で固定されることで、周方向に隣接する各摺動片82の間に所定隙間Sが形成されている。
そして、軸受80は、各摺動片82の摺動面82aより径方向の外側に所定隙間S同士を連通する連通路83が設けられている。この連通路83は、各摺動片82に形成されて周方向に隣接する所定隙間S同士を連通する複数の連通孔84により構成されている。
即ち、軸受ケース81は、内周面に複数の摺動片82が周方向に所定間隔で固定されることで、所定隙間Sが設けられている。そして、各摺動片82は、内部に隣接する所定隙間Sを連通するように連通孔84が形成されている。この連通孔84は、摺動片82を幅方向に貫通する方向に沿って形成され、長手方向(軸受ケース81の周方向)の各端部が各所定隙間Sに開口している。そのため、各所定隙間Sは、隣接する所定隙間S同士が各連通孔84により連通することとなる。この場合、各摺動片82は、同形状をなし、連通孔84が軸受ケース81における軸方向及び径方向に対してほほ同位置に位置している。
そのため、回転軸14が水中で軸受80に支持されて回転するとき、外周面が複数の摺動片82の摺動面82aに接触して支持される。このとき、回転軸14と各摺動片82との隙間が周方向で変動し、回転軸14と摺動片82の摺動面82aとの間で、回転する回転軸14により水が連れ回りすることで周方向に異なる圧力分布が発生しようとする。ところが、本実施形態の軸受80は、各所定隙間S同士が連通路83(連通孔84)により連通していることから、所定隙間S同士間で水が流通して各所定隙間Sの圧力が均一化され、内部への異物の取り込みが抑制される。そのため、軸受80にて、中心部から端部への水の流れや端部から中央部への水の流れがなくなり、水中の異物が内部に取り込まれにくくなる。
このように第4実施形態の軸受にあっては、円筒形状をなす軸受ケース81と、軸受ケース81の内面に周方向に所定隙間Sを空けて固定される複数の摺動片82と、摺動片82の摺動面82aより径方向の外側で所定隙間S同士を連通する連通路83とを設け、連通路83として、摺動片82に周方向に隣接する所定隙間S同士を連通する連通孔84を形成している。
従って、回転軸14が水中で軸受80に支持されて回転するとき、外周面が摺動片82の摺動面82aに接触して支持される。このとき、各摺動片82の所定隙間S同士が連通路83の各連通孔84により連通されているため、圧力が高い領域の水が連通孔84を通って低い領域に流れることで、複数の所定隙間Sの圧力が均一化されることとなる。そのため、軸受80における軸方向に沿う流れが発生せず、水中の異物が軸受80の内部に取り込まれにくくなり、異物の堆積による摺動片82の摩耗の発生を抑制して耐久性を向上することができる。また、摺動片82に連通孔84を形成して連通路83を構成することで、構造を簡素化することができる。
[第5実施形態]
図16は、第5実施形態の軸受を表す概略図である。なお、上述した実施形態と同様の機能を有する部材には、同一の符号を付して詳細な説明は省略する。
第5実施形態にて、図16に示すように、軸受16は、軸受ケース41と、複数の摺動片(摺動部材)42と、軸受外ケース43と、連通路44とを有している。この軸受16の構造は、第1実施例で説明したものと同様であることから、詳細な説明は省略する。
この軸受16は、所定隙間S同士を連通する連通路44が設けられており、この連通路44として、軸受外ケース43の内面に周方向に沿って形成された連通溝51と、軸受ケース41を径方向に貫通して連通溝51と所定隙間Sとを連通する複数の連通孔52を設けている。そして、軸受16は、連通路44に水を供給する給水ライン91が連結されている。
この給水ライン91は、ポンプ92とフィルタ93が設けられており、基端部が給水源としての海水に浸漬されている。軸受16は、軸受外ケース43の外面から連通溝51に貫通する給水孔94が形成されており、給水ライン91の先端部がこの給水孔94に連結されている。
そのため、回転軸14が水中で軸受16に支持されて回転するとき、外周面が複数の摺動片42の摺動面42aに接触して支持される。このとき、回転軸14と各摺動片42との隙間が周方向で変動し、回転軸14と摺動片42の摺動面42aとの間で、回転する回転軸14により水が連れ回りすることで周方向に異なる圧力分布が発生しようとする。ところが、本実施形態の軸受16は、各所定隙間S同士が連通路44(連通溝51及び連通孔52)により連通していることから、所定隙間S同士間で水が流通して各所定隙間Sの圧力が均一化され、内部への異物の取り込みが抑制される。また、このとき、ポンプ92が駆動して海水を汲み上げ、フィルタ93により濾過してから給水ライン91により連通路44を通して各所定隙間Sに水を供給する。そのため、連通路44に供給された水は、各所定隙間Sから回転軸14の外面と各摺動片42の摺動面42aとの間に流動することとなり、軸受16の外部の水が回転軸14の外面と各摺動片42の摺動面42aとの間に侵入することが抑制され、水中の異物が軸受16の内部に取り込まれなくなる。
このように第5実施形態の軸受にあっては、円筒形状をなす軸受ケース41と、軸受ケース41の内面に周方向に所定隙間Sを空けて固定される複数の摺動片42と、摺動片42の摺動面42aより径方向の外側で所定隙間S同士を連通する連通路44とを設けると共に、連通路44に水を供給する給水ライン91を連結している。
従って、回転軸14が水中で軸受16に支持されて回転するとき、外周面が摺動片42の摺動面42aに接触して支持される。このとき、各摺動片42の所定隙間S同士が連通路44により連通されているため、複数の所定隙間Sの圧力が均一化されることとなる。また、給水ライン91から連通路44を通して各所定隙間Sに水を供給しており、外部の水が所定隙間Sに侵入することが抑制され、水中の異物が軸受16の内部に取り込まれることなく、この異物による摺動片42の摩耗の発生を抑制して耐久性を向上することができる。
なお、上述した実施形態では、本発明の軸受を立軸ポンプ10に適用して説明したが、別のポンプに適用してもよく、また、回転軸を水中で支持する回転機械にも適用することができる。
10 立軸ポンプ
11 吸込口
12 吐出口
13 ケーシング
14 回転軸
15 羽根車
16,17,60,70,80, 軸受
41,61,71,81 軸受ケース
42,62,72,82 摺動片(摺動部材)
42a,62a,72a,82a 摺動面
43 軸受外ケース
44,63,73,83 連通路
51 連通溝(第1連通路)
52 連通孔(第2連通路)
64,74 連通溝
84 連通孔
91 給水ライン
A 第1流路
B 第2流路

Claims (7)

  1. 回転軸を水中で支持する軸受において、
    円筒形状をなす軸受ケースと、
    前記軸受ケースの内面に周方向に所定隙間を空けて固定される複数の摺動部材と、
    前記摺動部材の摺動面より径方向の外側で前記所定隙間同士を連通する連通路と、
    を有し、
    前記軸受ケースの外側に円筒形状をなす軸受外ケースが固定され、前記連通路は、前記軸受ケースと前記軸受外ケースとの間に周方向に沿って形成された第1連通路と、前記軸受ケースを径方向に貫通して前記第1連通路と前記所定隙間とを連通する複数の第2連通路とを有する、
    ことを特徴とする軸受。
  2. 前記第1連通路は、前記軸受外ケースの内面に周方向に形成された連通溝を有することを特徴とする請求項1に記載の軸受。
  3. 回転軸を水中で支持する軸受において、
    円筒形状をなす軸受ケースと、
    前記軸受ケースの内面に周方向に所定隙間を空けて固定される複数の摺動部材と、
    前記摺動部材の摺動面より径方向の外側で前記所定隙間同士を連通する連通路と、
    を有し、
    前記連通路は、前記軸受ケースの内面に形成されて周方向に隣接する前記所定隙間同士を連通する連通溝を有することを特徴とする軸受。
  4. 回転軸を水中で支持する軸受において、
    円筒形状をなす軸受ケースと、
    前記軸受ケースの内面に周方向に所定隙間を空けて固定される複数の摺動部材と、
    前記摺動部材の摺動面より径方向の外側で前記所定隙間同士を連通する連通路と、
    を有し、
    前記連通路は、前記摺動部材の外面に形成されて周方向に隣接する前記所定隙間同士を連通する連通溝を有することを特徴とする軸受。
  5. 回転軸を水中で支持する軸受において、
    円筒形状をなす軸受ケースと、
    前記軸受ケースの内面に周方向に所定隙間を空けて固定される複数の摺動部材と、
    前記摺動部材の摺動面より径方向の外側で前記所定隙間同士を連通する連通路と、
    を有し、
    前記連通路は、前記摺動部材に形成されて周方向に隣接する前記所定隙間同士を連通する連通孔を有することを特徴とする軸受。
  6. 前記連通路に水を供給する給水ラインが連結されることを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の軸受。
  7. 鉛直方向に沿って配置されて下端側に吸込口が設けられると共に側部に吐出口が設けられるケーシングと、
    前記ケーシング内に鉛直方向に沿って配置される回転軸と、
    前記回転軸の下端部に固定される羽根車と、
    前記ケーシング内で前記回転軸を回転自在に支持する請求項1から請求項6のいずれか一項に記載の軸受と、
    を有することを特徴とするポンプ。
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