JP6591751B2 - 軸受機構およびポンプ - Google Patents

軸受機構およびポンプ Download PDF

Info

Publication number
JP6591751B2
JP6591751B2 JP2015005255A JP2015005255A JP6591751B2 JP 6591751 B2 JP6591751 B2 JP 6591751B2 JP 2015005255 A JP2015005255 A JP 2015005255A JP 2015005255 A JP2015005255 A JP 2015005255A JP 6591751 B2 JP6591751 B2 JP 6591751B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sliding
rotating shaft
bearing
bearing mechanism
sliding piece
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2015005255A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2016130566A (ja
Inventor
信広 國武
信広 國武
久井 治
治 久井
山下 一彦
一彦 山下
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Heavy Industries Ltd filed Critical Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority to JP2015005255A priority Critical patent/JP6591751B2/ja
Publication of JP2016130566A publication Critical patent/JP2016130566A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6591751B2 publication Critical patent/JP6591751B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Sliding-Contact Bearings (AREA)
  • Support Of The Bearing (AREA)
  • Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)

Description

本発明は、軸流ポンプや斜流ポンプなどのポンプに使用される軸受機構、および当該軸受機構が適用されるポンプに関する。
例えば、特許文献1には、回転軸が鉛直方向に沿って配設されるポンプが示されている。このポンプは、吸込水槽内に向けて鉛直方向に延びる揚水管と、この揚水管の上部が水平方向に沿って屈曲するベンド管とを有している。そして、回転軸は、上部から揚水管内に挿通され、下部に羽根車が固定されている。従って、揚水管の下端開口を水中に沈めた状態で、駆動モータにより回転軸を駆動回転すると、羽根車が回転することにより、揚水管内に流入した水は、流路内を上方に揚水されてベンド管を通って排出される。
また、例えば、特許文献2,3には、回転軸を回転可能に支持する摺動部材として、軸方向や半径方向に独立した摺動片を設けることが示されている。
特開2001−132742号公報 特開平5−126138号公報 特開平9−317763号公報
特許文献1に示されるようなポンプにおいて、回転軸は、外周面が軸受側に固定の摺動部材の内周面に接触することで支持されながら回転する。このとき、回転軸は、羽根車のアンバランスなどの不釣り合いの影響により、羽根車を含む回転軸に半径方向に遠心力が作用し、外周面では、遠心力の作用方向が軸受側の摺動部材と摺動し、遠心力の反作用方向が摺動部材と摺動しないような旋回運動、即ち、歳差運動となる。
この場合、回転軸と摺動部材との隙間が周方向で相違し、摺動部分において旋回運動の進行方向に向けて隙間が徐々に狭まる一方、旋回運動の進行方向とは逆側では隙間が徐々に広がる。このため、水(流体)が連れ回りすることで周方向に異なる圧力(水圧)分布が発生する。すると、隙間が徐々に狭まる側では、回転軸と摺動部材との隙間の圧力が高い(正圧)領域となって、軸受における軸心方向の中心部から、開放されている軸受における軸心方向の端部へ軸受の内部の水が流れて排出される。一方、隙間が徐々に広がる側では、回転軸と摺動部材との隙間の圧力が低い(負圧)領域となって、開放されている軸受における軸心方向の端部から、軸受における軸心方向の中央部へ軸受の外部の水が流れて取り込まれる。
ここで、特に、海や河川に設置されるポンプは、台風による波浪が大きい場合や地震時に津波が発生した場合に水(海水)に砂や貝殻などの異物が含まれているため、上記の作用により軸受内に水と共に異物を取り込んでしまうおそれがある。そして、この異物が回転軸と摺動部材との間に堆積すると、摺動部材が異常摩耗してしまう問題がある。このような問題があると、回転軸と摺動部材との隙間が大きくなり、回転軸の軸振動が大きくなってポンプが運転不能となったり、ポンプが設置されているプラントの運転に支障をきたしたりするおそれがある。
本発明は、上述した課題を解決するものであり、回転軸と摺動部材との隙間に取り込まれた異物による摺動部材の摩耗の発生を抑制することのできる軸受機構およびポンプを提供することを目的とする。
上述の目的を達成するために、本発明の軸受機構は、円筒状の軸受ケースの内周面に、回転軸の外周面が摺接することで前記回転軸を回転可能に支持する摺動部材を有する軸受機構において、前記摺動部材は、半径方向内側に突出すると共に周方向に沿って複数設けられた摺動片を有し、当該摺動片の半径方向内側への突出位置を異ならせて形成することを特徴とする。
不釣り合いの影響により遠心力が回転軸の半径方向に作用すると、回転軸は、遠心力の作用方向の外周面が軸受の摺動部材と摺接し、遠心力Fの反作用方向の外周面が摺動部材と摺接しないような旋回運動となる。これにより、回転軸と摺動部材との隙間が周方向で変動し、回転軸と摺動部材との間で、旋回する回転軸により流体が連れ回りすることで周方向に異なる圧力分布が発生する。つまり、回転軸の旋回運動の進行方向の前側では、隙間が徐々に狭まって回転軸と摺動部材との隙間の圧力が高い領域となる一方、回転軸の旋回運動の進行方向の後側では、隙間が徐々に広がって回転軸と摺動部材との隙間の圧力が低い領域となる。そして、圧力が低い領域では、回転軸と軸受側との隙間に流体に含まれる異物が入り込むことになる。本発明では、半径方向内側への突出位置が軸心に比較的近い摺動片は、半径方向内側への突出位置が軸心に比較的遠い摺動片に対して回転軸の外周面に摺接する摺動面が近いため、当該摺動面と回転軸の外周面との隙間が狭くなる。このように比較的狭い隙間部分では、異物が入り込みにくくなるため、摺動面の摩耗が生じ難くなる。この結果、回転軸と軸受との隙間に取り込まれた異物による摺動部材の摩耗の発生を抑制することができる。しかも、突出位置が軸心に比較的近い摺動片については、突出位置が軸心に比較的遠い摺動片に対して摩耗代が大きいため、摩耗寿命を長くすることができる。
また、本発明の軸受機構では、前記摺動片は、同突出位置のものが複数設けられて周方向に均等配置されていることを特徴とする。
この軸受機構によれば、各摺動片が回転軸の外周面に対して均等位置で摺接するため、回転軸を安定して支持することができる。
また、本発明の軸受機構では、前記摺動片は、周方向幅が前記軸受ケースの軸心方向で異なって形成され、前記軸心方向の中央部が最大幅で、前記軸心方向の両端部が最小幅であって、最大幅から最小幅に至り幅端面にテーパ面が形成されていることを特徴とする。
この軸受機構によれば、異物がテーパ面に沿って軸受ケースの軸心方向の両端側に排出され易くなる。このため、摺動片の摺動面と回転軸の外周面との隙間への異物の入り込みを少なくすることができ、摩耗を軽減することができる。
また、本発明の軸受機構では、前記テーパ面が前記回転軸の回転方向に向けて形成されていることを特徴とする。
この軸受機構によれば、回転軸の回転により連れ周りする水の流れがテーパ面に対向するため、テーパ面により異物がより排出されやすくなる。このため、摺動片の摺動面と回転軸の外周面との隙間への異物の入り込みをより少なくすることができ、摩耗をより軽減することができる。
また、本発明の軸受機構では、前記摺動片は、前記回転軸に摺接する摺動面に、周方向に連通する溝が形成されていることを特徴とする。
この軸受機構によれば、溝内に異物が入り込むため、摺動片の摺動面と回転軸の外周面との隙間への異物の入り込みを少なくすることができ、摩耗を軽減することができる。
また、本発明の軸受機構では、前記摺動片は、半径方向内側への突出位置を最大としたものが、半径方向内側に弾性力により付勢されていることを特徴とする。
この軸受機構によれば、半径方向内側への突出位置を最大とした摺動片が弾性力により半径方向内側に付勢されることで、摺動面が回転軸の外周面に押し付けられる。このため、当該摺動片の摺動面と回転軸の外周面との隙間が無くなるので、当該隙間への異物の入り込みを抑制することができ、摩耗を軽減することができる。しかも、半径方向内側への突出位置を最大とした摺動片が弾性力により半径方向内側に付勢されることで、当該摺動片の摩耗代が大きくなるため、摩耗寿命を長くすることができる。しかも、万一、半径方向内側への突出位置を最大とした摺動片の摺動面と回転軸の外周面との隙間に異物が入り込んでも、弾性力に抗して当該摺動片が半径方向外側へ移動することができ、当該摺動片の摺動面と回転軸の外周面との間の焼き付きを回避することができる。
また、本発明の軸受機構では、コイルバネにより前記摺動片を付勢する弾性力を生じることを特徴とする。
この軸受機構によれば、コイルバネを用いることで摺動片を付勢する弾性力を得ることができる。
また、本発明の軸受機構では、屈曲または湾曲して形成された板バネにより前記摺動片を付勢する弾性力を生じることを特徴とする。
この軸受機構によれば、屈曲または湾曲して形成された板バネを用いることで摺動片を付勢する弾性力を得ることができる。
また、本発明の軸受機構では、波状またはジクザグ状に軸心方向に連続形成された板バネにより前記摺動片を付勢する弾性力を生じることを特徴とする。
この軸受機構によれば、波状またはジクザグ状に軸心方向に連続形成された板バネを用いることで摺動片を付勢する弾性力を得ることができる。
上述の目的を達成するために、本発明のポンプは、ケーシングと、前記ケーシングの内部で回転軸の外周面に摺接することで前記回転軸を回転可能に支持する摺動部材を有する軸受と、前記回転軸に設けられた羽根車と、を有するポンプにおいて、上述のいずれか1つに記載の軸受機構を備えることを特徴とする。
このポンプによれば、異物による摺動部材の摩耗の発生を抑制する効果を得ることができる。この結果、ポンプとしての運転を安定して行うことができ、設置されたプラントへの影響を軽減することができる。
本発明によれば、回転軸と軸受との隙間に取り込まれた異物による摺動部材の摩耗の発生を抑制することができる。
図1は、本発明の実施形態に係る軸受機構が適用されるポンプの概略構成図である。 図2は、一般的な軸受機構の断面図である。 図3は、図2におけるIII−III断面図である。 図4は、一般的な軸受機構における周方向の圧力分布を表す説明図である。 図5は、一般的な軸受機構における正圧位置での軸方向の圧力分布を表す説明図である。 図6は、一般的な軸受機構における負圧位置での軸方向の圧力分布を表す説明図である。 図7は、本発明の実施形態1に係る軸受機構の断面図である。 図8は、図7におけるVIII−VIII断面図である。 図9は、図7における部分拡大図である。 図10は、本発明の実施形態2に係る軸受機構における摺動片の側面図である。 図11は、本発明の実施形態3に係る軸受機構の断面図である。 図12は、図11におけるXII−XII断面図である。 図13は、図11における部分拡大図である。 図14は、本発明の実施形態4に係る軸受機構の断面図である。 図15は、図14におけるXV−XV断面図である。 図16は、図14における部分拡大図である。 図17は、本発明の実施形態5に係る軸受機構の断面図である。 図18は、図17におけるXVIII−XVIII断面図である。 図19は、本発明の実施形態6に係る軸受機構の断面図である。
以下に、本発明に係る実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施形態によりこの発明が限定されるものではない。また、下記実施形態における構成要素には、当業者が置換可能かつ容易なもの、あるいは実質的に同一のものが含まれる。
図1は、本実施形態に係る軸受機構が適用されるポンプの概略構成図である。本実施形態におけるポンプは、例えば、図1に示すような立軸型の斜流ポンプ10である。この斜流ポンプ10は、吸込口11と吐出口12が設けられるケーシング13と、ケーシング13内に配置される回転軸14と、回転軸14の下部に固定される羽根車15と、ケーシング13内で回転軸14を回転可能に支持する軸受16,17とを有している。
ケーシング13は、円筒形状をなし、図示しない取付台に鉛直方向に沿って配置されている。ケーシング13は、例えば、第一,第二,第三ケーシング21,22,23が上方から鉛直方向に直列に連結されている。そして、下端側の第三ケーシング23に吸込ベル24が固定されることで、吸込口11が形成されている。また、ケーシング13は、上端側の第一ケーシング21の上部が水平方向に湾曲することで、側部に向けて吐出口12が形成されている。この第一ケーシング21の吐出口12に排出管25が連結されている。そのため、ケーシング13は、吸込口11からほぼ鉛直方向に沿う第一流路Aと、この第一流路Aからほぼ水平方向に湾曲して吐出口12に至る第二流路Bとを有する。
ケーシング13は、内部に回転軸14が配置されている。回転軸14は、複数の軸受16,17により回転可能に支持されている。軸受16は、ケーシング13から延出された複数のステイ26に支持された軸受箱28に支持されている。また、軸受17は、ケーシング13から延出された複数のステイ27に支持された軸受箱29に支持されている。回転軸14は、下端部に羽根車15が固定されている。そして、回転軸14は、上端側の第一ケーシング21の湾曲部分からケーシング13の外側に延出する上端部に、駆動装置(モータおよび減速機)30が連結されている。なお、ケーシング13は、下端側の第三ケーシング23の内周壁に、羽根車15の上方に位置して図示しないディフューザが固定されている。
従って、駆動装置30を駆動すると、回転力が回転軸14に伝達されて回転する。すると、回転軸14の下端部に固定された羽根車15が回転軸14と共に回転し、ケーシング13内の圧力、つまり、第一流路Aの圧力が上昇することで、水(流体)が吸込口11からケーシング13内に吸い込まれる。そして、ケーシング13内に吸い込まれた水は、第一流路Aを鉛直方向における上方に流れ、ディフューザにより圧力が低下された後に第二流路Bを水平方向に流れ、吐出口12から排出管25に吐出される。
このような斜流ポンプ10は、例えば、原子力発電プラントや火力発電プラントにおいて機器の冷却用の海水移送用に用いられるが、その他の用途に用いられてもよい。
ここで、上述した軸受16,17に対して回転軸14が回転可能に支持される一般的な軸受機構について説明する。ただし、軸受16,17は、同様の構成であることから、軸受16側についてのみ説明する。
図2は、一般的な軸受機構の断面図である。図3は、図2におけるIII−III断面図である。図4は、一般的な軸受機構における周方向の圧力分布を表す説明図である。図5は、図4におけるIV−V断面図であって一般的な軸受機構における正圧位置での軸方向の圧力分布を表す説明図である。図6は、図4におけるIV−VI断面図であって一般的な軸受機構における負圧位置での軸方向の圧力分布を表す説明図である。
図2および図3に示すように、軸受16は、軸受ケース41と、摺動部材42と、を有している。軸受ケース41は、円筒形状に形成されている。摺動部材42は、軸受ケース41の内部であって内周面に沿って設けられている。この摺動部材42は、軸受ケース41の内周面の全てに配置されていてもよいが、複数の摺動片43(図4参照)として、軸受ケース41の内周面に周方向に所定間隔(好ましくは均等間隔)で固定されていてもよい。この摺動部材42(摺動片43)は、ゴム製または合成樹脂製であって、外周面が軸受ケース41の内周面に接着され、その内周面に円柱形状の回転軸14の外周面が摺接することで回転軸14を支持可能な摺動面44が形成されている。この場合、軸受ケース41と摺動部材42(摺動片43)とは、軸心Oに対して同心状になるように形成される。回転軸14は、軸心Oに対して基本的に同心状になるように配置されるが、回転を許容されるために外周面と摺動部材42(摺動片43)の摺動面44との間に僅かな隙間Cが形成される。図2および図3では、隙間Cを誇張して示している。
回転軸14は、水中で軸受16に支持されて回転するとき、外周面が摺動部材42の摺動面44に接触して支持される。このとき、羽根車15のアンバランスなどの不釣り合いの影響により遠心力F(図4参照)が回転軸14の半径方向に作用することで、回転軸14と摺動部材42との隙間Cが周方向で変動し、回転軸14と摺動部材42の摺動面44との間で、旋回する回転軸14により水が連れ回りすることで周方向に異なる圧力分布が発生する。
即ち、図4に示すように、回転軸14は、外周面が各摺動片43の摺動面44に接触することで支持されながら回転する。このとき、上記の遠心力Fにより、回転軸14は、遠心力Fの作用方向の外周面が摺動片43と摺接し、遠心力Fの反作用方向の外周面が摺動片43と摺接しないような旋回運動、即ち、歳差運動となる。回転軸14は、旋回時に摺動片43との隙間Cが周方向で変動し、摺動部分において旋回運動の進行方向Sに向けて隙間Cが徐々に狭まる一方、旋回運動の進行方向Sとは逆側では隙間Cが徐々に広がる。このため、回転軸14の旋回に伴って水が連れ回りする。すると、周方向に異なる圧力(水圧)分布が発生する。つまり、回転軸14が図4の矢印S方向に旋回した場合、隙間Cが徐々に狭まる側では、回転軸14と摺動片43との隙間Cの圧力が高く(正圧P1)、隙間Cが徐々に広がる側では、回転軸14と摺動片43との隙間Cの圧力が低く(負圧P2)となる。
そのため、回転軸14と摺動片43との隙間Cの圧力が高い(正圧P1)領域では、図5に示すように、軸受16における軸心O方向(軸心Oの延在する方向)の中心部から、開放されている軸心O方向の端部へ、矢印であらわすように軸受16の内部の水が流れて排出される。一方、回転軸14と摺動片43との隙間Cの圧力が低い(負圧P2)領域では、図6に示すように、開放されている軸受16における軸心O方向の端部から、軸受16における軸心O方向の中央部へ、矢印であらわすように軸受16の外部の水が流れて取り込まれる。
そして、斜流ポンプ10が設置されている海や河川における水(海水)に砂や貝殻などの異物が多く含まれていると、軸受16の内部に水と共に多くの異物を取り込んでしまう。そして、この異物が圧力が高い正圧P1の領域で排出されずに隙間Cに堆積すると、回転軸14と摺動片43との隙間Cで異物を巻き込み、回転軸14の外周面や摺動片43の摺動面44が異常摩耗してしまう。
[実施形態1]
図7は、本実施形態に係る軸受機構の断面図である。図8は、図7におけるVIII−VIII断面図である。図9は、図7における部分拡大図である。なお、本実施形態において、上述した一般的な軸受機構と同等の構成には同一の符号を付して説明を省略する。
本実施形態の軸受機構は、軸受16の摺動部材42について、摺動片43が設けられている。摺動片43は、軸受ケース41の半径方向内側に突出してその突出端である摺動面44が回転軸14の外周面と摺接することで回転軸14を回転可能に支持するもので、周方向に沿って複数設けられている。また、摺動片43は、軸心O方向に沿って連続して設けられている。この摺動片43は、半径方向内側への突出位置であって、摺動面44の位置を異ならせて形成されている。具体的に、摺動片43は、軸心Oに対する摺動面44の距離が異なる複数種類(本実施形態では2種類)の第一摺動片43Aと第二摺動片43Bとが設けられている。第一摺動片43Aの摺動面44は、第二摺動片43Bの摺動面44よりも軸心Oに対する距離が短い。即ち、第一摺動片43Aは、回転軸14の外周面に摺接する摺動面44の位置が第二摺動片43Bと比較して接近することで、回転軸14の外周面と摺動面44との隙間Cが第二摺動片43Bと比較して狭くなっている。
また、第一摺動片43Aおよび第二摺動片43Bは、それぞれ複数設けられており、周方向で均等配置されている。図7においては、第一摺動片43Aおよび第二摺動片43Bは、それぞれ4個設けられて周方向に90°間隔で設けられている。第一摺動片43Aおよび第二摺動片43Bの数については、特に限定はないが、少なくとも3個設けられていることが、回転軸14を支持するうえで好ましい。また、第一摺動片43Aおよび第二摺動片43Bは、互いに同じ数でなくてもよい。
また、各摺動片43を突出して設けることでその間に凹部45が形成されている。凹部45は、摺動片43を複数設けることで複数形成されており、溝底位置(軸受ケース41または軸心Oからの半径方向距離)は、本実施形態では周方向および軸心O方向で全て等しい位置とされている。なお、凹部45は、溝底位置が周方向または軸心O方向で異なって設けられていてもよい。
このように、本実施形態の軸受機構は、円筒状の軸受ケース41の内周面に、回転軸14の外周面が摺接することで回転軸14を回転可能に支持する摺動部材42を有する軸受機構である。そして、摺動部材42は、半径方向内側に突出すると共に周方向に沿って複数設けられた摺動片43を有し、当該摺動片43の半径方向内側への突出位置を異ならせて形成されている。
この軸受機構によれば、半径方向内側への突出位置が軸心Oに比較的近い第一摺動片43Aは、半径方向内側への突出位置が軸心Oに比較的遠い第二摺動片43Bに対して回転軸14の外周面に摺接する摺動面44が近いため、当該摺動面44と回転軸14の外周面との隙間Cが狭くなる。このように比較的狭い隙間C部分では、異物が入り込みにくくなるため、摺動面44の摩耗が生じ難くなる。この結果、回転軸14と軸受16との隙間Cに取り込まれた異物による摺動部材42の摩耗の発生を抑制することができる。しかも、突出位置が軸心Oに比較的近い第一摺動片43Aについては、突出位置が軸心Oに比較的遠い第二摺動片43Bに対して摩耗代が大きいため、摩耗寿命を長くすることができる。
また、本実施形態の軸受機構では、摺動片43は、同突出位置の第一摺動片43Aおよび第二摺動片43Bが複数設けられてそれぞれが周方向に均等配置されている。
この軸受機構によれば、各摺動片43が回転軸14の外周面に対して均等位置で摺接するため、回転軸14を安定して支持することができる。
[実施形態2]
図10は、本実施形態に係る軸受機構における摺動片の側面図である。なお、本実施形態において、上述した実施形態1と同等の構成には同一の符号を付して説明を省略する。
本実施形態の軸受機構では、摺動片43(43A,43B)は、周方向幅が軸受ケース41の軸心O方向で異なって形成されている。具体的に、摺動片43(43A,43B)は、軸心O方向の中央部が最大幅で、軸心O方向の両端部が最小幅に形成され、最大幅から最小幅に至り凹部45側に向く幅端面にテーパ面46が形成されている。
この軸受機構によれば、摺動片43(43A,43B)は、周方向幅が軸心O方向の中央部が最大幅で、軸心O方向の両端部が最小幅であって、最大幅から最小幅に至り幅端面にテーパ面46が形成されているため、異物がテーパ面46に沿って軸受ケース41の軸心O方向の両端側に排出され易くなる。このため、摺動片43(43A,43B)の摺動面44と回転軸14の外周面との隙間Cへの異物の入り込みを少なくすることができ、摩耗を軽減することができる。
また、本実施形態の軸受機構では、テーパ面46が回転軸14の回転方向に向けて形成されている。
この軸受機構によれば、回転軸14の回転により連れ周りする水の流れがテーパ面46に対向するため、テーパ面46により異物がより排出されやすくなる。このため、摺動片43(43A,43B)の摺動面44と回転軸14の外周面との隙間Cへの異物の入り込みをより少なくすることができ、摩耗をより軽減することができる。
[実施形態3]
図11は、本実施形態に係る軸受機構の断面図である。図12は、図11におけるXII−XII断面図である。図13は、図11における部分拡大図である。なお、本実施形態において、上述した実施形態1と同等の構成には同一の符号を付して説明を省略する。
本実施形態の軸受機構では、摺動片43(43A,43B)は、回転軸14に摺接する摺動面44に、周方向に連通する溝47が形成されている。溝47は、各摺動片43(43A,43B)の周方向の両側に形成された凹部45同士を連通する。また、溝47は、軸受ケース41の軸心O方向に複数設けられている。
この軸受機構によれば、溝47内に異物が入り込むため、摺動片43(43A,43B)の摺動面44と回転軸14の外周面との隙間Cへの異物の入り込みを少なくすることができ、摩耗を軽減することができる。
図13において、上述した実施形態2で説明したテーパ面46を有する構成として示している。このように、テーパ面46と共に溝47を設けることで、摺動片43(43A,43B)の摺動面44と回転軸14の外周面との隙間Cへの異物の入り込みをより少なくすることができ、摩耗をより軽減することができる。なお、本実施形態においては、テーパ面46を有さない構成も含んでいる。
[実施形態4]
図14は、本実施形態に係る軸受機構の断面図である。図15は、図14におけるXV−XV断面図である。図16は、図14における部分拡大図である。なお、本実施形態において、上述した実施形態1と同等の構成には同一の符号を付して説明を省略する。
本実施形態の軸受機構では、摺動片43は、半径方向内側への突出位置を最大としたもの(本実施形態では第一摺動片43A)が、半径方向内側に弾性力により付勢されている。
具体的に、第一摺動片43Aを半径方向内側に付勢する弾性力を、コイルバネ51により生じさせている。コイルバネ51は、圧縮コイルバネであって、独立して形成された第一摺動片43Aと、軸受ケース41の内周面との間に配置され、第一摺動片43Aを半径方向内側に付勢する。このコイルバネ51は、軸受ケース41の軸心O方向に沿って複数(本実施形態では5個)設けられている。また、第一摺動片43Aは、コイルバネ51による付勢力が軸心O方向や周方向で均等に作用するように、コイルバネ51により押圧される半径方向外側に当板52が設けられている。
このように構成された軸受機構によれば、半径方向内側への突出位置を最大とした第一摺動片43Aがコイルバネ51の弾性力により半径方向内側に付勢されることで、摺動面44が回転軸14の外周面に押し付けられる。このため、第一摺動片43Aの摺動面44と回転軸14の外周面との隙間Cが無くなるので、当該隙間Cへの異物の入り込みを抑制することができ、摩耗を軽減することができる。しかも、半径方向内側への突出位置を最大とした第一摺動片43Aがコイルバネ51の弾性力により半径方向内側に付勢されることで、当該第一摺動片43Aの摩耗代が大きくなるため、摩耗寿命を長くすることができる。しかも、万一、第一摺動片43Aの摺動面44と回転軸14の外周面との隙間Cに異物が入り込んでも、コイルバネ51の弾性力に抗して第一摺動片43Aが半径方向外側へ移動することができ、第一摺動片43Aの摺動面44と回転軸14の外周面との間の焼き付きを回避することができる。
なお、本実施形態の構成は、上述した実施形態2および実施形態3の構成を含むことで、さらに顕著な効果を得ることができる。
[実施形態5]
図17は、本実施形態に係る軸受機構の断面図である。図18は、図17におけるXVIII−XVIII断面図である。なお、本実施形態において、上述した実施形態1および実施形態4と同等の構成には同一の符号を付して説明を省略する。
本実施形態の軸受機構では、摺動片43は、半径方向内側への突出位置を最大としたもの(本実施形態では第一摺動片43A)が、半径方向内側に弾性力により付勢されている。
具体的に、第一摺動片43Aを半径方向内側に付勢する弾性力を、板バネ53により生じさせている。板バネ53は、板状のバネ材が屈曲または湾曲して形成され、独立して形成された第一摺動片43Aと、軸受ケース41の内周面との間に配置され、第一摺動片43Aを半径方向内側に付勢する。この板バネ53は、軸受ケース41の軸心O方向に沿って複数(本実施形態では2個)設けられている。また、第一摺動片43Aは、板バネ53による付勢力が軸心O方向や周方向で均等に作用するように、板バネ53により押圧される半径方向外側に当板52が設けられている。
このように構成された軸受機構によれば、半径方向内側への突出位置を最大とした第一摺動片43Aが板バネ53の弾性力により半径方向内側に付勢されることで、摺動面44が回転軸14の外周面に押し付けられる。このため、第一摺動片43Aの摺動面44と回転軸14の外周面との隙間Cが無くなるので、当該隙間Cへの異物の入り込みを抑制することができ、摩耗を軽減することができる。しかも、半径方向内側への突出位置を最大とした第一摺動片43Aが板バネ53の弾性力により半径方向内側に付勢されることで、当該第一摺動片43Aの摩耗代が大きくなるため、摩耗寿命を長くすることができる。しかも、万一、第一摺動片43Aの摺動面44と回転軸14の外周面との隙間Cに異物が入り込んでも、板バネ53の弾性力に抗して第一摺動片43Aが半径方向外側へ移動することができ、第一摺動片43Aの摺動面44と回転軸14の外周面との間の焼き付きを回避することができる。
なお、本実施形態の構成は、上述した実施形態2および実施形態3の構成を含むことで、さらに顕著な効果を得ることができる。
[実施形態6]
図19は、本実施形態に係る軸受機構の断面図である。なお、本実施形態において、上述した実施形態1と同等の構成には同一の符号を付して説明を省略する。
本実施形態の軸受機構では、摺動片43は、半径方向内側への突出位置を最大としたもの(本実施形態では第一摺動片43A)が、半径方向内側に弾性力により付勢されている。
具体的に、第一摺動片43Aを半径方向内側に付勢する弾性力を、板バネ54により生じさせている。板バネ54は、板状のバネ材が波状またはジクザグ状に軸心O方向に連続形成され、独立して形成された第一摺動片43Aと、軸受ケース41の内周面との間に配置され、第一摺動片43Aを半径方向内側に付勢する。また、第一摺動片43Aは、板バネ54による付勢力が軸心O方向や周方向で均等に作用するように、板バネ54により押圧される半径方向外側に当板52が設けられている。
このように構成された軸受機構によれば、半径方向内側への突出位置を最大とした第一摺動片43Aが板バネ54の弾性力により半径方向内側に付勢されることで、摺動面44が回転軸14の外周面に押し付けられる。このため、第一摺動片43Aの摺動面44と回転軸14の外周面との隙間Cが無くなるので、当該隙間Cへの異物の入り込みを抑制することができ、摩耗を軽減することができる。しかも、半径方向内側への突出位置を最大とした第一摺動片43Aが板バネ54の弾性力により半径方向内側に付勢されることで、当該第一摺動片43Aの摩耗代が大きくなるため、摩耗寿命を長くすることができる。しかも、万一、第一摺動片43Aの摺動面44と回転軸14の外周面との隙間Cに異物が入り込んでも、板バネ54の弾性力に抗して第一摺動片43Aが半径方向外側へ移動することができ、第一摺動片43Aの摺動面44と回転軸14の外周面との間の焼き付きを回避することができる。
なお、本実施形態の構成は、上述した実施形態2および実施形態3の構成を含むことで、さらに顕著な効果を得ることができる。
なお、上述した各実施形態の軸受機構が適用されるポンプ(斜流ポンプ10)によれば、異物による回転軸14側や軸受16側の摩耗の発生を抑制する効果を得ることができる。この結果、ポンプとしての運転を安定して行うことができ、設置されたプラントへの影響を軽減することができる。
10 斜流ポンプ
11 吸込口
12 吐出口
13 ケーシング
14 回転軸
15 羽根車
16,17 軸受
21 第一ケーシング
22 第二ケーシング
23 第三ケーシング
24 吸込ベル
25 排出管
26 ステイ
27 ステイ
28 軸受箱
29 軸受箱
30 駆動装置
41 軸受ケース
42 摺動部材
43 摺動片
43A 第一摺動片
43B 第二摺動片
44 摺動面
45 凹部
46 テーパ面
47 溝
51 コイルバネ
52 当板
53 板バネ
54 板バネ
A 第一流路
B 第二流路
C 隙間
F 遠心力
O 軸心
P1 正圧
P2 負圧
S 旋回運動の進行方向

Claims (9)

  1. ケーシングと、前記ケーシングの内部で回転軸の外周面に摺接することで前記回転軸を回転可能に支持する摺動部材を有する軸受と、前記回転軸に設けられた羽根車と、を有するポンプに設けられる軸受機構であって
    前記軸受機構は、円筒状の軸受ケースの内周面に、回転軸の外周面が摺接することで前記回転軸を回転可能に支持する摺動部材を有
    前記摺動部材は、半径方向内側に突出すると共に周方向に沿って複数設けられた摺動片を有し、当該摺動片の半径方向内側への突出位置を異ならせて形成し、さらに周方向で各前記摺動片の間で各前記摺動片よりも半径方向外側に凹んで設けられ前記軸受ケースの軸心方向に連続して延在した両端部が前記軸受ケースの外側に開放して形成された凹部を有し、
    前記摺動片は、前記回転軸に摺接する摺動面に、周方向に連通する溝が形成されており、
    前記溝は、各前記摺動片の周方向の両側に形成された前記凹部同士を連通する、ことを特徴とする軸受機構。
  2. 前記摺動片は、同突出位置のものが複数設けられて周方向に均等配置されていることを特徴とする請求項1に記載の軸受機構。
  3. 前記摺動片は、周方向幅が前記軸受ケースの軸心方向で異なって形成され、前記軸心方向の中央部が最大幅で、前記軸心方向の両端部が最小幅であって、最大幅から最小幅に至り幅端面にテーパ面が形成されていることを特徴とする請求項1または2に記載の軸受機構。
  4. 前記テーパ面が前記回転軸の回転方向に向けて形成されていることを特徴とする請求項3に記載の軸受機構。
  5. 前記摺動片は、半径方向内側への突出位置を最大としたものが、半径方向内側に弾性力により付勢されていることを特徴とする請求項1〜のいずれか1つに記載の軸受機構。
  6. コイルバネにより前記摺動片を付勢する弾性力を生じることを特徴とする請求項に記載の軸受機構。
  7. 屈曲または湾曲して形成された板バネにより前記摺動片を付勢する弾性力を生じることを特徴とする請求項に記載の軸受機構。
  8. 波状またはジクザグ状に軸心方向に連続形成された板バネにより前記摺動片を付勢する弾性力を生じることを特徴とする請求項に記載の軸受機構。
  9. ケーシングと、前記ケーシングの内部で回転軸の外周面に摺接することで前記回転軸を回転可能に支持する摺動部材を有する軸受と、前記回転軸に設けられた羽根車と、を有するポンプにおいて、
    請求項1〜のいずれか1つに記載の軸受機構を備えることを特徴とするポンプ。
JP2015005255A 2015-01-14 2015-01-14 軸受機構およびポンプ Active JP6591751B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015005255A JP6591751B2 (ja) 2015-01-14 2015-01-14 軸受機構およびポンプ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015005255A JP6591751B2 (ja) 2015-01-14 2015-01-14 軸受機構およびポンプ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2016130566A JP2016130566A (ja) 2016-07-21
JP6591751B2 true JP6591751B2 (ja) 2019-10-16

Family

ID=56415867

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015005255A Active JP6591751B2 (ja) 2015-01-14 2015-01-14 軸受機構およびポンプ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6591751B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN114768088A (zh) * 2022-06-10 2022-07-22 深圳核心医疗科技有限公司 驱动装置和血泵
KR102531627B1 (ko) * 2022-11-29 2023-05-11 (주)대한중전기 축베어링 클리닝장치를 구비한 입축펌프

Family Cites Families (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS465686Y1 (ja) * 1967-09-22 1971-03-01
JPS5894626A (ja) * 1981-12-02 1983-06-04 Hitachi Ltd 水潤滑軸受装置
US4607964A (en) * 1985-01-17 1986-08-26 The B. F. Goodrich Company Water lubricated bearing
US5518318A (en) * 1988-04-15 1996-05-21 The Bf Goodrich Company Bearing assembly
JPH03244821A (ja) * 1990-02-23 1991-10-31 Toshiba Corp 水中軸受装置
JPH08152021A (ja) * 1994-06-09 1996-06-11 Dengiyoushiya Kikai Seisakusho:Kk 水中軸受
JP3377612B2 (ja) * 1994-07-27 2003-02-17 三菱重工業株式会社 動圧気体ジャーナル軸受
JP2001200847A (ja) * 1999-11-08 2001-07-27 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 軸受装置、及び、タービン
JP2006220239A (ja) * 2005-02-14 2006-08-24 Kubota Corp すべり軸受装置およびポンプ装置
JP4675643B2 (ja) * 2005-02-28 2011-04-27 株式会社東芝 ジャーナル軸受

Also Published As

Publication number Publication date
JP2016130566A (ja) 2016-07-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CA2851452C (en) Apparatus, system and method for sealing submersible pump assemblies
JP2007255614A (ja) 水潤滑ガイド軸受装置及びそれを搭載した水車
EP3032123B1 (en) Tilting pad type journal bearing
JP2007127135A (ja) キャンドモータポンプにおけるポンプ取扱液の循環方法
JP6591751B2 (ja) 軸受機構およびポンプ
KR101519206B1 (ko) 캔드 모터 펌프
WO2009096226A1 (ja) 流体機械
RU2422679C1 (ru) Ступень погружного насоса
RU2662848C2 (ru) Ступень центробежного насоса, центробежный насос и применение ступени насоса
JP5653531B2 (ja) 燃料ポンプ
CN203822655U (zh) 连续重整装置用泵
CN108574375A (zh) 泵用电机和具有其的集成加热泵
CN114001036B (zh) 一种微型水力悬浮机械泵及其装配方法
CN103953568B (zh) 用于固液两相流输送中的平衡盘
JP2016130491A (ja) 回転軸機構およびポンプ
RU2376500C2 (ru) Рабочее колесо ступени погружного центробежного насоса
JP2015086805A (ja) 回転機械
CN102734223A (zh) 石油化工流程泵
JP6235873B2 (ja) 軸受及びポンプ
JP2006009740A (ja) 水中モータポンプ
JP2013050194A (ja) 軸封装置及びポンプ装置
JP2012145022A (ja) 電動ポンプ
JP2014142051A (ja) 軸封装置及びポンプ装置
RU2442909C2 (ru) Многоступенчатый высокооборотный погружной центробежный насос
JP7536552B2 (ja) ポンプ装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20171129

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20180823

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20180904

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20181026

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20190326

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20190425

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20190820

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20190919

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6591751

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150