JP7013255B2 - ライナーリング、および該ライナーリングを備えたポンプ、並びにライナーリングの交換方法 - Google Patents

ライナーリング、および該ライナーリングを備えたポンプ、並びにライナーリングの交換方法 Download PDF

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本発明はポンプに組み込まれるライナーリングに関し、特にキャビテーションによる壊食防止構造を備えたライナーリングに関するものである。また、本発明は、そのようなライナーリングを備えたポンプに関するものである。
通常のポンプの連続運転範囲では、キャビテーションやジェット噴流(以下、「キャビテーション等」という)は発生しにくく、問題とならないが、少水量域運転時や大水量域運転時にポンプ流路内にキャビテーション等が発生する場合がある。これは、羽根車に一旦入った水の一部が旋回を伴って高流速で逆流し、その逆流はジェット噴流となり羽根車入口部のケーシングまで到達する。このジェット噴流とキャビテーションとの複合的要因により、ポンプ羽根車入口付近の吸込ケーシングに壊食が発生すると考えられる。すなわち、図6に示した少水量域運転および大水量域運転が壊食の原因となる。
図7は、一般的な両吸込渦巻きポンプ101の例を示す断面図である。この図7に示す渦巻きポンプ101は、上ケーシング103と、下ケーシング105と、これら両ケーシング103,105の中間に設置される回転軸107と、当該回転軸107に設けられるインペラ109とを備えている。そして両ケーシング103,105内には、インペラ109の前後に吸込側流路111と吐出側流路113とが形成されている。
図8(a)および図8(b)は、図7の領域Aにおける拡大図を示す。図8(a)に示すように、下ケーシング105の隔壁115の端部には摺動ライナ119が設けられ、一方インペラ109の端部にはインペラリング110が設けられている。そして、摺動ライナ119は隔壁115に固定されており、インペラリング110はインペラ109と一体的に回転するため、摺動ライナ119とインペラリング115との間の隙間が摺動部となっている。この摺動部は、液体の出口側から入口側への流入を防止するために狭く設定されている。液体の逆流によるジェット噴流が発生すると、この摺動部付近の吸込側流路で急激な圧力低下が起こり、キャビテーション等が発生する。キャビテーション等が発生すると、最悪の場合、図8(b)に示すように、摺動ライナ119と隔壁115の一部が損傷を受ける。
上記のような渦巻きポンプ101のキャビテーション等による壊食防止対策としては、キャビテーション等が発生しやすい場所へのめっきや、ポンプケーシング自体の交換等の手法が実用的に用いられてきた。
また、図9(図7における領域Bの拡大図)は、キャビテーション等による壊食対策を施した従来のポンプを示す図である。この図に示すように、ケーシング156の端部(図では下端)にライナーリング155を装着すると共に、吸入側流路161内のケーシング端部近傍に、リング状の入口部材157が装着されている(特許文献1参照)。
実開昭61-19697号公報 特開2013-227970号公報
しかしながら、前者の従来手法は、対症療法的な対策であって、塗装には経年劣化があることから定期的な塗装が必要となるため、ランニングコストの観点から、必ずしも得策とは言うことはできない。一方、ポンプケーシング交換は、壊食防止の効果は最も高いが、コスト面では顕著に高くなるため、この手法も長期的なランニングコストの観点から有利とは言い難い。
また、後者の手法に関しては、入口部材の付加によりここを流れる液体の流れ特性を変化させてしまうことが考えられる。すなわち、図9の入口部材157は、ケーシングの表面等に装着されるものであり、図から明らかなように、ケーシングの表面と入口部材157(図における上端部)との間に段差がある。当該入口部材157が装着される領域はキャビテーション等が発生しやすい部位であるので、液体の流れ特性を変化させる可能性のある部材を装着することは、更にキャビテーション等の発生を増大させてしまうことが考えられる。
そこで、本発明は、簡易な構成でキャビテーション等に起因するポンプの壊食を防止することができるライナーリングを提供する。また、本発明は、そのようなライナーリングを備えたポンプを提供する。さらに、本発明は、ライナーリングを交換する方法を提供する。
本発明の一態様は、ポンプのインペラの液体入口の周囲に配置されるライナーリングであって、吸込側端面と、吐出側端面と、前記吸込側端面と前記吐出側端面との間に位置する内周ガイド面および外周面とを備え、前記内周ガイド面は、前記インペラの液体入口の外周面に対向する円筒状の表面であり、前記ライナーリングの半径方向における前記内周ガイド面と前記外周面との距離をL1、前記吸込側端面と前記吐出側端面との距離をL2とすると、L1のL2に対する比率は少なくとも0.5であり、前記ライナーリングは単一の部材から構成されていることを特徴とする。
本発明の好ましい態様は、前記外周面には溝が形成されており、前記溝は前記吸込側端面および前記吐出側端面から離れた位置にあることを特徴とする。
本発明の一態様は、回転軸と、前記回転軸に設けられたインペラと、前記インペラを収容するケーシングと、前記インペラの液体入口の周囲に配置されたライナーリングとを備え、前記ライナーリングは、吸込側端面と、吐出側端面と、前記吸込側端面と前記吐出側端面との間に位置する内周ガイド面および外周面とを備え、前記内周ガイド面は、前記インペラの液体入口の外周面に対向する円筒状の表面であり、前記ライナーリングの半径方向における前記内周ガイド面と前記外周面との距離をL1、前記吸込側端面と前記吐出側端面との距離をL2とすると、L1のL2に対する比率は少なくとも0.5であり、前記ライナーリングは単一の部材から構成されていることを特徴とするポンプである。
本発明の好ましい態様は、前記外周面には溝が形成されており、前記溝は前記吸込側端面および前記吐出側端面から離れた位置にあることを特徴とする。
本発明の好ましい態様は、前記ケーシングは、前記溝に嵌合する突出部を有することを特徴とする。
本発明の好ましい態様は、前記吸込側端面は、前記ケーシングの表面と同一面内にあることを特徴とする。
本発明の一態様は、上ケーシングおよび下ケーシングから使用済みのライナーリングを取り外し、前記上ケーシングおよび前記下ケーシングの端面を切削して、壊食が発生した部分を除去し、上記ライナーリングを、前記上ケーシングの切削された面と前記下ケーシングの切削された面との間に挟んだ状態で、前記上ケーシングと前記下ケーシングとを互いに締結することを特徴とするライナーリングの交換方法である。
本発明に係るライナーリングは、一般的なライナーリングに比べて、半径方向に厚い。したがって、壊食が進行しやすい領域でのポンプの露出面を、ライナーリングの吸込側端面で構成することができる。ライナーリングは耐摩耗性の高い材料から構成されているので、ライナーリング自体が壊食を起こしにくい。結果として、ライナーリングはポンプの壊食を防止することができる。
本実施形態のポンプの全体を示す断面図である。 図1におけるライナーリング、およびケーシングの一部を拡大した図である。 ライナーリングの拡大断面図である。 図7に示す従来のライナーリングの断面を示す図である。 図5(a)乃至図5(c)は、ライナーリングを交換する工程を説明する図である。 各運転範囲とキャビテーションとの関係を説明する概略図である。 従来のポンプを示す全体断面図である。 図7に示したポンプの領域Aの拡大断面図であり、図8(a)は新品当時の状態を示し、図8(b)は壊食後の状態を示す。 図7に示したポンプの領域Bの拡大断面図である。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。
図1は、本実施形態のポンプ1の全体を示す断面図である。このポンプ1は、両吸込渦巻きポンプと呼ばれる形式のものである。ただし、本発明は、両吸込渦巻きポンプのみならず、片吸込渦巻きポンプにも適用可能である。ポンプ1は、ケーシング3と、ケーシング3内を延びる回転軸7と、当該回転軸7に設けられるインペラ9とを備えている。インペラ9はケーシング3内に配置されている。ケーシング3は、上ケーシング3Aと、下ケーシング3Bとを備えており、これら両ケーシング3A,3Bが図示しない締結具(ねじ、またはボルトおよびナットなど)によって互いに締結されている。
本実施形態のポンプ1は、インペラ9の両側から液体を吸い込む形式の両吸込渦巻きポンプである。このため、ケーシング3は、吸込側流路11と吐出側流路13を隔てる隔壁15を備えている。
ポンプ1の回転軸7には、図示しない電動モータなどの原動機に連結されており、この原動機の駆動力によりインペラ9を回転させるようになっている。本実施形態のポンプ1では、回転軸7は水平に配置されている。一実施形態では、回転軸7は鉛直方向やそれ以外の角度で設置してもよい。回転軸7は、ケーシング3の両側に設けられた軸受(図示せず)に回転可能に支持されている。ポンプ1は、ケーシング3内の液体が漏れることを防ぐ軸封部8を備えている。
本実施形態のポンプ1は両吸込渦巻きポンプであるので、インペラ9は、2つの液体入口9aと、1つの液体出口9bを具備した両吸込型インペラである。2つの液体入口9aはインペラ9の両側にあり、反対方向を向いている。ケーシング3内には、インペラ9の2つの液体入口9aに連通する吸込側流路11と、インペラ9の液体出口9bに連通する吐出側流路13とが形成されている。吸込側流路11は隔壁15の外側に位置し、吐出側流路13は隔壁15の内側に位置している。インペラ9の2つの液体入口9aの周囲には、ライナーリング19が配置されている。このライナーリング19はケーシング3に保持されている。
図2は、図1におけるライナーリング19、およびケーシング3の一部を拡大した図である。ライナーリング19は、ケーシング3の隔壁15の端面に取り付けられている。より具体的には、ライナーリング19は、上ケーシング3Aと下ケーシング3Bとの間に挟まれている。ケーシング3の隔壁15の端面には突出部15aが形成されており、ライナーリング19の外周面には突出部15aが嵌合する溝20が形成されている。溝20の底部には穴21が形成されている。この穴21は、ケーシング3に固定されたロックねじ(図示せず)が挿入される。ロックねじと穴21との係合により、インペラ9が回転しているときのライナーリング19自体の回転を防止することができる。
ライナーリング19を、ねじ(図示せず)を用いた固定手段によって内ケーシング3A,外ケーシング3Bの隔壁15に固定してもよい。このように構成すれば、ライナーリング19の取り外しおよび交換が容易であり、点検や修復にかかるコストや手間を低減することが可能となる。
ライナーリング19は、単一の部材から構成されており、耐摩耗性を有するステンレス鋼、鋳鋼などの金属から構成されている。ただし、ケーシング3の材質より耐摩耗性の高い材料であれば、ステンレス鋼、鋳鋼でなくともよい。インペラ9の液体入口9aの周囲の領域Cは、キャビテーション等が多く発生し、壊食が進行しやすい領域である。本実施形態によれば、領域Cのほとんどはライナーリング19が占めている。ライナーリング19は耐摩耗性の高い材料から構成されているので、ライナーリング19自体が壊食を起こしにくい。結果として、ライナーリング19は領域Cでの壊食を防止することができる。
図3は、ライナーリング19の拡大断面図である。図3では図2に示す穴21は描かれていない。ライナーリング19は、吸込側端面19aと、吐出側端面19bと、吸込側端面19aと吐出側端面19bとの間に位置する内周ガイド面19cおよび外周面19dを有する。内周ガイド面19cは、インペラ9の液体入口9aの外周面に対向する円筒状の表面である。外周面19dはケーシング3に接触する円筒状の表面であり、外周面19dは内周ガイド面19cの半径方向外側に位置している。上述した溝20は、外周面19dに形成されている。溝20は吸込側端面19aおよび吐出側端面19bから離れた位置にある。本実施形態では、溝20は外周面19dの概ね中央に位置している。
ライナーリング19の半径方向における内周ガイド面19cと外周面19dとの距離をL1、ライナーリング19の軸方向における吸込側端面19aと吐出側端面19bとの距離をL2とすると、L1のL2に対する比率(L1/L2)は、少なくとも0.5である。本実施形態では、距離L1は、ライナーリング19の半径方向の厚みに相当し、距離L2はライナーリング19の軸方向の長さ(または外周面19dの軸方向の幅)に相当する。一例では、距離L1は18mm、距離L2は30mmである。
本実施形態のライナーリング19は、図7に示す従来のライナーリング155に比べて、内周ガイド面19cと外周面19dとの距離L1がより大きい。図4は、図7に示す従来のライナーリング155の断面を示す図である。従来のライナーリング155では、距離L1の距離L2に対する比率(L1/L2)は、0.3程度である。一例では、ライナーリング155における距離L1は8mmであり、距離L2は25mmである。許容摩耗量および製造コストなどの観点から、従来のライナーリングの肉厚は薄いため、その分ケーシングの露出面の面積が増える。結果として、ケーシングの表面の壊食が起こりやすい。
これに対して、図3に示す本実施形態に係るライナーリング19は半径方向に厚いので、図2に示す壊食が進行しやすい領域C内のポンプの露出面を、ライナーリング19の吸込側端面19aで構成することができる。上述したように、ライナーリング19は耐摩耗性の高い材料から構成されているので、ライナーリング19自体が壊食を起こしにくい。結果として、ライナーリング19は領域Cでの壊食を防止することができる。
ライナーリング19は、その吸込側端面19aがケーシング3の表面と同一面となるように設置される。より具体的には、ライナーリング19の吸込側端面19aは、ケーシング3の隔壁15の外表面15b(図2参照)と同一面内に位置している。このような構成とすることで、図9に示す従来技術で見られた段差による影響を無くし、流路内の流れ特性を変化させることがない。
上述した本実施形態のライナーリング19は、上述した従来のライナーリング155がすでに組み込まれたポンプに次のようにして取り付けることができる。図5(a)に示すように、上ケーシング103を下ケーシング105から分離し、使用済みのライナーリング155を上ケーシング103および下ケーシング105から取り外す。次に、図5(b)に示すように、ライナーリング155が取り外された状態で、上ケーシング103および下ケーシング105の端面103a,105aを、フライス、ボーリングなどの公知の切削技術を用いて切削し、壊食が発生した部分160を含むケーシング103,105の部位を除去する。ケーシング103,105の端面103a,105aを切削するとき、図2に示す突出部15aを形成する。
そして、図5(c)に示すように、本実施形態のライナーリング19を、上ケーシング103の上記切削された面と下ケーシング105の上記切削された面との間に挟む。上ケーシング103と下ケーシング105は図示しないボルトとナットによって互いに締結され、これによりライナーリング19は上ケーシング103と下ケーシング105に固定される。
図5(a)に示す使用済みのライナーリング155は、従来の薄型のライナーリングである。図5(c)に示す本実施形態のライナーリング19は、図5(a)に示すライナーリング155よりも厚みがあるので、上ケーシング103および下ケーシング105の壊食を防止することができる。
上述した実施形態は、本発明が属する技術分野における通常の知識を有する者が本発明を実施できることを目的として記載されたものである。上記実施形態の種々の変形例は、当業者であれば当然になしうることであり、本発明の技術的思想は他の実施形態にも適用しうる。したがって、本発明は、記載された実施形態に限定されることはなく、特許請求の範囲によって定義される技術的思想に従った最も広い範囲に解釈されるものである。
1 ポンプ
3 ケーシング
3A 上ケーシング
3B 下ケーシング
7 回転軸
8 軸封部
9 インペラ
11 吸込側流路
13 吐出側流路
15 隔壁
19 ライナーリング
19a 吸込側端面
19b 吐出側端面
19c 内周ガイド面
19d 外周面
20 溝
21 穴

Claims (7)

  1. ポンプのインペラの液体入口の周囲に配置されるライナーリングであって、
    吸込側端面と、
    吐出側端面と、
    前記吸込側端面と前記吐出側端面との間に位置する内周ガイド面および外周面とを備え、
    前記内周ガイド面は、前記インペラの液体入口の外周面に対向する円筒状の表面であり、
    前記ライナーリングの半径方向における前記内周ガイド面と前記外周面との距離をL1、前記吸込側端面と前記吐出側端面との距離をL2とすると、L1のL2に対する比率は少なくとも0.5であり、
    前記ライナーリングは単一の部材から構成されていることを特徴とするライナーリング。
  2. 前記外周面には溝が形成されており、前記溝は前記吸込側端面および前記吐出側端面から離れた位置にあることを特徴とする請求項1に記載のライナーリング。
  3. 回転軸と、
    前記回転軸に設けられたインペラと、
    前記インペラを収容するケーシングと、
    前記インペラの液体入口の周囲に配置されたライナーリングとを備え、
    前記ライナーリングは、
    吸込側端面と、
    吐出側端面と、
    前記吸込側端面と前記吐出側端面との間に位置する内周ガイド面および外周面とを備え、
    前記内周ガイド面は、前記インペラの液体入口の外周面に対向する円筒状の表面であり、
    前記ライナーリングの半径方向における前記内周ガイド面と前記外周面との距離をL1、前記吸込側端面と前記吐出側端面との距離をL2とすると、L1のL2に対する比率は少なくとも0.5であり、
    前記ライナーリングは単一の部材から構成されていることを特徴とするポンプ。
  4. 前記外周面には溝が形成されており、前記溝は前記吸込側端面および前記吐出側端面から離れた位置にあることを特徴とする請求項に記載のポンプ。
  5. 前記ケーシングは、前記溝に嵌合する突出部を有することを特徴とする請求項に記載のポンプ。
  6. 前記吸込側端面は、前記ケーシングの表面と同一面内にあることを特徴とする請求項乃至のいずれか一項に記載のポンプ。
  7. 上ケーシングおよび下ケーシングから使用済みのライナーリングを取り外し、
    前記上ケーシングおよび前記下ケーシングの端面を切削して、壊食が発生した部分を除去し、
    請求項1または2に記載のライナーリングを、前記上ケーシングの切削された面と前記下ケーシングの切削された面との間に挟んだ状態で、前記上ケーシングと前記下ケーシングとを互いに締結することを特徴とするライナーリングの交換方法。
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