JP5351818B2 - 横軸ポンプ - Google Patents

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Description

本発明は、羽根車の配置が左右対称性を有する横軸ポンプに関する。
特許文献1に開示された多段横軸ポンプは、主軸のラジアル加重を支持する軸受として、吐出する圧力水を利用する静圧軸受を備える。
両吸込横軸ポンプや、セルフバランス型(主軸の左右で羽根車の個数と向きが対称)の多段横軸ポンプは、羽根車の配置が左右対称性を有するので理論的には主軸にスラスト荷重は作用しない。実際、設計点(通常は最高効率点又はその付近)での運転の場合、両吸込横軸ポンプの主軸に作用するスラスト荷重は極めて小さい。しかし、例えば両吸込横軸ポンプの場合、締切点付近を含む小流量領域では、羽根車の左右の吸込口で吸い込まれる流量が時間的に不均一になるために時間的に変動する差圧が生じ、この差圧によって時間的に変動するスラスト荷重(動的スラスト荷重)が発生する。セルフバランス型の多段横軸ポンプの場合も同様に、小流量領域では主軸に動的スラスト荷重が作用する。動的スラスト荷重が作用することで、小流量領域では主軸がスラスト方向に振動する。
特許文献1に開示されたものを含め、ラジアル加重を支持するための静圧軸受を備える既存の横軸ポンプは、羽根車の配置が左右対称性を有するにもかかわらず発生する小流量域での動的スラスト荷重とそれに起因する主軸のスラスト方向の振動の抑制について、考慮していない。特に、特許文献1は各段の羽根車の吸込口が同一方向を向いた多段横軸ポンプのみを開示しており、そもそもセルフバランス型の多段横軸ポンプについて言及していない。
特開平10−89283号公報
本発明は、羽根車の配置が左右対称性を有し、主軸のラジアル荷重を支持する静圧軸受を備える横軸ポンプ(両吸込横軸ポンプやセルフバランス型の多段横軸ポンプ)において、締切点付近を含む小流量領域で主軸に作用する動的スラスト荷重に起因する主軸のスラスト方向の振動を抑制することを課題とする。
羽根車の配置が左右対称性を有する横軸ポンプであって、主軸に取り付けられた羽根車が収容されたケーシングと、前記ケーシング内の前記主軸の反駆動側に配置されて前記主軸のラジアル荷重を支持する静圧軸受と、前記羽根車の吐出口から吐出される圧力水を前記静圧軸受に供給する圧力水供給路と、前記ケーシング外に突出する前記主軸の駆動側に配置され、前記主軸のラジアル荷重を支持し、内周面に形成された環状の収容溝に前記主軸と共に回転するスラスト板が収容されている油潤滑軸受とを備え、前記スラスト板が前記収容溝の側壁に当接することで、前記主軸のスラスト方向の変位が規制され、前記収容溝は前記油潤滑軸受を内周面から外周面まで貫通する貫通部を有し、下部が潤滑油溜に浸かっているオイルリングの上部が前記貫通部に配置されている、横軸ポンプを提供する。
主軸と共に回転するスラスト板が油潤滑軸受の軸受体の内周面に形成された収容溝の溝壁に当接することで、主軸のスラスト方向の変位が規制される。そのため、締切点を含む小流量域における動的スラスト荷重に起因する主軸のスラスト方向の振動を抑制できる。
前記収容溝は前記油潤滑軸受を内周面から外周面まで貫通する貫通部を有し、下部が潤滑油溜に浸かっているオイルリングの上部が前記貫通部に配置されている。この構成により、スラスト板の収容溝をオイルリングによる潤滑油の供給のための構造としても利用できる。
本発明は、例えば両吸込横軸ポンプに適用できる。
この場合、前記ケーシング内の静水圧による付勢力で前記主軸を前記反駆動側に向けて付勢する付勢手段をさらに備えることが好ましい。付勢手段が主軸を反駆動側に向けて付勢するので、実質的に時間的に変動しない反駆動側に向いた静的スラスト荷重が主軸に作用する。この静的スラスト荷重によって小流量域における動的スラスト荷重を抑制できる。
具体的には、前記付勢手段は、前記羽根車の前記反駆動側の口金部の外周に取り付けられ、前記反駆動側の口金部の幅を前記駆動側の口金部の幅よりも大きくする調整リングである。
本発明は、セルフバランス型の多段横軸ポンプにも適用できる。
本発明によれば、羽根車の配置が左右対称性を有し、主軸のラジアル荷重を支持する静圧軸受を備える横軸ポンプ(両吸込横軸ポンプやセルフバランス型の多段横軸ポンプ)において、油潤滑軸受の内周面に形成された環状の収容溝に主軸と共に回転するスラスト板を収容する構成を採用しているので、締切点を含む小流量域における動的スラスト荷重に起因する主軸のスラスト方向の振動を抑制できる。
本発明の第1実施形態に係る両吸込横軸ポンプの断面図。 図1の部分IIの拡大図。 図1の部分IIIの拡大図。 図1の部分IVの拡大図。 第1実施形態に係る両吸込横軸ポンプにおける圧力水の循環経路を示す模式図。 本発明の第2実施形態に係る多段横軸ポンプの断面図。
(第1実施形態)
図1から図5は本発明の実施形態に係る両吸込横軸ポンプ1を示す(以下、単にポンプ1という)。
ポンプ1の主軸2は水平方向に延びており、主軸2に取り付けられた両吸込型の羽根車3はケーシング4内に収容されている。主軸2の図において右側は図示しない原動機に連結される駆動側2aで、図において左側が反駆動側2bである。主軸2の駆動側2aはケーシング4を貫通しているが、反駆動側2bの端部はケーシング4に収容されている。ケーシング4には主軸2が貫通する部分に軸封装置5が取り付けられている。具体的には、ケーシング4の外面に固定されたカバー6に軸封装置5が固定されている。また、後に詳述するように、主軸2のラジアル荷重を支持するために、ケーシング4内(反駆動側2b)に静圧軸受9が収容され、ケーシング4外(駆動側2a)に油潤滑軸受101が配置されている。
羽根車3が収容されているケーシング4内には、吸込側渦巻室11A,11Bと吐出側渦巻室12とが設けられている。羽根車3の後述する吸込口20A,20Bは吸込側渦巻室11A,11Bに開口し、羽根車3の後述する吐出口21は吐出側渦巻室12に開口している。駆動側2aに連結された原動機により回転駆動される主軸2と共に羽根車3が回転し、ケーシング4に設けられた吸込口(図示せず)から吸込側渦巻室11A,11Bに流入した水(他の液体でもよい)は、吸込口20A,20Bから羽根車3に吸い込まれ、吐出口21から吐出側渦巻室12へ吐出され、ケーシング4に設けられた吐出口(図示せず)から流出する。
羽根車3は、主軸2に取り付けられたボス部15と、ボス部15の両側に配置された概ね円形の側板16A,16Bを備える。ボス部15と側板16A,16Bの間には複数の羽根17が設けられている。各側板16A,16Bは両端開口の筒状の口金部18A,18Bを備える。ケーシング4の口金部18A,18Bの周囲を囲む部分にはウエアリング19A,19Bが装着されている。口金部18A,18Bで囲まれた部分は羽根17の入口に臨んでおり、羽根車3の吸込口20A,20Bとして機能する。一方、羽根17の出口が位置する側板16A,16Bの外周側が羽根車3の吐出口21として機能する。
図2に最も明瞭に示すように、静圧軸受9は主軸2の反駆動側2bの端部付近でケーシング4に固定された概ね筒状のホルダ25と、このホルダ25で保持された軸受体27とを備える。軸受体27は例えばセラミックスのように摺動性、耐磨耗性、耐食性等を有する材料からなる。静圧軸受9の反駆動側2bの端部から主軸2が僅かに突出してる。そして、主軸2の反駆動側2bの端面2cと対向するように、ケーシング4にはセラミックス等からなるスラストプレート47が固定されている。具体的は、スラストプレート47はカバー7に固定されており、カバー7がケーシング4の外面に固定されている。。スラストプレート47には貫通穴47aが形成されている。貫通穴47aはケーシング4に形成された供給ポート29に連通している。
図1及び図5を参照すると、羽根車3の吐出口21から吐出される圧力水を静圧軸受9に供給するための供給管路(圧力供給路)51が設けられている。本実施形態における供給管路51は、一端がケーシング4内の吐出側渦巻室12に接続され、他端が静圧軸受9用の供給ポート29に接続されている。供給管路51には圧力水から異物を除去するためのストレーナ55が介設されている。ストレーナ55に代えて例えばサイクロンセパレータのような他の異物除去手段を主管路52に介設してもよい。また、供給管路51のストレーナ55よりも静圧軸受9側には、吐出側渦巻室12から静圧軸受9に供給される圧力水の流量を手動調整するための調整弁56が介設されている。
図3に最も明瞭に示すように、羽根車3の反駆動側2bの口金部18Bの外周に一定幅の調整リング65を取り付けている。そのため、反駆動側2bの口金部18Bの幅は、口金部18B自体の幅t1と調整リング65の幅Δtを加えた幅となり、駆動側2aの口金部18Aの幅t1よりも大きくなる。また、反駆動側2bのウエアリング19Bの幅は、調整リング65の幅Δtに相当する分だけ駆動側2aのウエアリング19Aよりも小さく設定している。
図1及び図4を参照して油潤滑軸受101を説明する。油潤滑軸受101は主軸2の駆動側2aのうち軸封装置5を介してケーシング4より突出する部分で主軸2のラジアル加重を支持する。油潤滑軸受101の軸受ケーシング102は、ポンプ1のケーシング4にボルト止めで固定されている。軸受ケーシング102の主軸2が貫通している両側部(駆動側2aと反駆動側2b)には、オイルシール機構付のカバー103A,103Bがそれぞれ装着されている。軸受ケーシング102の内部下側は潤滑油溜104を構成し、その上方を主軸2が通過している。この潤滑油溜104には図示しない周知の給油機構により常にある程度の量の潤滑油が蓄液されている。軸受ケーシング4の内部上側には概ね両端開口筒状のホルダ105が保持されている。このホルダ105内に、同様に概ね両端開口筒状の軸受体106が収容されている。軸受体106は例えばホワイトメタルからなる。
軸受体106の内周面106aには主軸2を取り囲む環状を呈する収容溝107が形成されている。収容溝107の底壁107aは概ね平坦であり、底壁107aの両端から軸受体106の内周面106aに向けて一対の側壁107b,107cが立ち上がっている。主軸2には概ね円形鍔状のスラスト板108が設けられ、このスラスト板108が収容溝107内に収容されている。スラスト板108の形状及び寸法は通常時は収容溝の底壁107aや側壁107b,107cに接触しないように設定されている。本実施形態におけるスラスト板108は切削加工により主軸2の外周に一体成形されている。ただし、主軸2とは別体のスラスト板108をキー止め等で固定する構造を採用してもよい。
収容溝107は、上側部分(主軸2が延びる方向から見て概ね上側1/2の部分)に、軸受体106の内周面106aから外周面106bまで貫通する貫通部109を有している。また、ホルダ105にも、主軸2の延びる方向から見ると概ね半円状の抜き部110が収容溝107の貫通部109と連通するように形成されている。スラスト板108の外側には主軸2よりも十分に大径の狭幅のリングであるオイルリング112が装着されている。オイルリング112は、鋼材製であってもよいし、シリコンゴム等の柔軟性及び耐油性を有する材料からなるものでもよい。オイルリング112は下部が潤滑油溜104に浸かる一方、上部が収容溝107の貫通部109に配置されている。
原動機により回転駆動される主軸2と共に羽根車3が回転すると、羽根車3の吐出口21から吐出側渦巻室12に圧力水が吐出され、供給管路51と供給ポート29を介して主軸2の反駆動側2bの端面2cとスラストプレート47の間の空間(図2)に供給される。また、主軸2の端面2cとスラストプレート47の間の空間から静圧軸受9の軸受体27の内周と主軸2の外周との間の摺動面間へ圧力水が強制的に供給され、主軸2のラジアル荷重が支持される。摺動面間を通過した圧力水は、吸込側渦巻室11Bに流入して羽根車3の吸込口20Bに戻る。
主軸2の回転に伴ってオイルリング112が回転する。前述のようにオイルリング112の下部は潤滑油溜104に浸かっているので、回転するオイルリング112によって油潤滑軸受101の軸受体106の内周面106aと主軸2の外周との間の潤滑油溜104からの潤滑油が摺動面に供給され、潤滑作用を行う。
締切点付近を含む小流量領域では、羽根車3の図において左右の吸込口20A,20Bで吸い込まれる流量が時間的に不均一になるために時間的に変動する差圧が生じ、この差圧によって大きさと向きが時間的に変動する動的スラスト荷重が発生する。しかし、主軸2に設けられたスラスト板108が油潤滑軸受108の軸受体106の内周面106aに形成された収容溝107の側壁107b,107cに当接することで、主軸2のスラスト方向の変位が規制される。そのため、締切点を含む小流量域における動的スラスト荷重に起因する主軸のスラスト方向の振動を抑制できる。
口金部18A,18Bは図において左右の面で作用する圧力が異なる。具体的には、口金部18A,18Bの外側の面には吸込側渦巻室11A,11Bの圧力Psが作用する一方、内側には圧力Psと羽根車3の吐出口21の圧力Pdとの間の圧力Piが作用する(Pi>Ps)。従って、駆動側2aの口金部18Aには圧力Pi,Pdの差圧に口金部18Aの幅t1を乗じた値に相当する駆動側2a向き(図において右向き)の力faが作用し、反駆動側2bの口金部18Bには圧力Pi,Pdの差圧に口金部18Bと調整リング65の幅t1+Δtを乗じた間に相当する反駆動側2b向き(図において左向き)の力fbがする。力fbは力faよりも大きく、両者の差に相当する反駆動側2bに向いた付勢力F1(=fb−fa)が主軸2に作用する。この付勢力Fは実質的に時間的に変動しない反駆動側に向いた静的スラスト荷重として主軸2に作用し、小流量域における動的スラスト荷重を抑制する。
前述のように供給管路の圧力水が主軸2の反駆動側2bの端面2cとスラストプレート47の間の空間(図2)に供給される。つまり、主軸2の端面2cとスラストプレート47との間の摺動面間にも圧力水が強制的に供給され、摺動面間に潤滑水膜が形成される。その結果、前述した主軸2に作用する静的スラスト荷重(付勢力F)が支持される。具体的には、主軸2の反駆動側2bの端面2cには、反駆動側管路54からの供給される圧力水の圧力と主軸2の端面2cの面積の積に相当する駆動側2aに向いて実質的に時間的に変動しない付勢力(図において右向きの付勢力)が作用する。そして、この付勢力によって主軸2に作用する静的スラスト荷重が支持される。また、この付勢力は調整弁56の開度で圧力水の流量を調整することで調整できる。
羽根車3から吐出される圧力水(ポンプ揚液)にスラリー等の異物が混入しても、供給管路51に介設したストレーナ55で異物が除去された後の圧力水が静圧軸受9に供給される。その結果、静圧軸受9の軸受体27の摩耗を防止できる。ストレーナ55で異物が除去された圧力水を静圧軸受に供給できるため、静圧軸受9の軸受材料としてセラミックに限らず、樹脂、又はゴムを使用できる。
(第2実施形態)
図6は本発明の第2実施形態に係るセルフバランス型の多段横軸ポンプ201(以下、単にポンプ201という)を示す。
ポンプ201は、第1段目に片吸込型の2個の羽根車202A,202Bを備え、第2段目に第1実施形態と同様の両吸込型の羽根車3を備える。羽根車202A,202Bは羽根車3を挟んで主軸2上に対称に配置されている。また、羽根車202Aの吸込口が図において右向きであるが羽根車202Bの吸込口が図において左向きである点を除いて、羽根車202A,202Bは同一構成である。ケーシング204には主軸2の駆動側2aが貫通する部分に軸封装置205が取り付けられている。主軸2のラジアル荷重を支持するために、ケーシング4内(反駆動側2b)に静圧軸受9が収容され、ケーシング4外(駆動側2a)には第1実施形態と同一の油潤滑軸受101が配置されている。
ケーシング204には静圧軸受9に連通するように供給ポート206が設けられている。この供給ポート206は羽根車3の吸込口側(羽根車202Bの吐出口側)と供給管路51によって接続されている。また、主軸2の反駆動側2bの端面2cとカバー7の間の空間を軸封装置205側と接続する管路207が設けられている。主軸2と共に羽根車202A,202B,3が回転すると、羽根車202Aの吐出から吐出される圧力水が、供給管路206を介して供給ポート206に供給され、静圧軸受9の軸受体の内周と主軸2の外周との間の摺動面間に強制的に供給され、主軸2のラジアル荷重が支持される。摺動面間を通過した圧力水は、管路207を通って軸封装置205へ流れる。
主軸2に設けられたスラスト板108が油潤滑軸受101の軸受体106の収容溝107に当接することで、主軸2のスラスト方向の変位が規制される。そのため、締切点を含む小流量域における動的スラスト荷重に起因する主軸のスラスト方向の振動を抑制できる。第2実施形態のその他の構成及び作用は第1実施形態と同様であるので、同一の要素には同一の符号を付して説明を省略する。
1 両吸込横軸ポンプ
2 主軸
2a 駆動側
2b 反駆動側
2c 端面
3 羽根車
4 ケーシング
5 軸封装置
6,7 カバー
9 静圧軸受
11A,11B 吸込側渦巻室
12 吐出側渦巻室
15 ボス部
16A,16B 側板
17 羽根
18A,18B 口金部
19A,19B ウエアリング
20A,20B 吸込口
21 吐出口
25 ホルダ
27 軸受体
29 供給ポート
47 スラストプレート
47a 貫通穴
51 供給管路
55 ストレーナ
56 調整弁
65 調整リング
101 油潤滑軸受
102 軸受ケーシング
103A,103B カバー
104 潤滑油溜
105 ホルダ
106 軸受体
106a 内周面
106b 外周面
107 収容溝
107a 底壁
107b,107c 側壁
108 スラスト板
109 貫通部
110 抜き部
112 オイルリング
201 多段横軸ポンプ
202A,202B 羽根車
204 ケーシング
205 軸封装置
206 供給ポート
207 管路

Claims (5)

  1. 羽根車の配置が左右対称性を有する横軸ポンプであって、
    主軸に取り付けられた羽根車が収容されたケーシングと、
    前記ケーシング内の前記主軸の反駆動側に配置されて前記主軸のラジアル荷重を支持する静圧軸受と、
    前記羽根車の吐出口から吐出される圧力水を前記静圧軸受に供給する圧力水供給路と、
    前記ケーシング外に突出する前記主軸の駆動側に配置され、前記主軸のラジアル荷重を支持し、内周面に形成された環状の収容溝に前記主軸と共に回転するスラスト板が収容されている油潤滑軸受と
    を備え、
    前記スラスト板が前記収容溝の側壁に当接することで、前記主軸のスラスト方向の変位が規制され
    前記収容溝は前記油潤滑軸受を内周面から外周面まで貫通する貫通部を有し、下部が潤滑油溜に浸かっているオイルリングの上部が前記貫通部に配置されている、横軸ポンプ。
  2. 両吸込横軸ポンプである、請求項1に記載の横軸ポンプ。
  3. 前記ケーシング内の静水圧による付勢力で前記主軸を前記反駆動側に向けて付勢する付勢手段をさらに備える、請求項に記載の横軸ポンプ。
  4. 前記付勢手段は、前記羽根車の前記反駆動側の口金部の外周に取り付けられ、前記反駆動側の口金部の幅を前記駆動側の口金部の幅よりも大きくする調整リングである、請求項に記載の両吸込横軸ポンプ。
  5. セルフバランス型の多段横軸ポンプである、請求項1に記載の横軸ポンプ。
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