JP6235394B2 - 過給機付きエンジン - Google Patents

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Description

本発明は、過給機で過給された空気をインタークーラで冷却する際の冷却液を、電動冷却液ポンプでインタークーラに圧送する過給機付きエンジンに関する。
従来、過給機付きエンジンにおいて、V型エンジンの両バンク間に過給機としてスーパーチャージャが配置され、クランク軸にドライブプーリ、スーパーチャージャにドリブンプーリが設けられ、ドライブプーリ、ドリブンプーリ間に駆動ベルトが巻き掛けられた構造が知られている(例えば、特許文献1参照)。
上記の過給機付きエンジンで、過給空気を冷却するインタークーラに機械駆動の水ポンプで冷却水を供給する場合、冷却水量は、エンジン回転数だけに依存するので、水ポンプの供給水量はインタークーラがどんな場合でも必要な水量が確保できる設定にする必要がある。そのため、冷却水が実際に必要な水量よりも過剰に供給される場合がある。
このような課題に対し、インタークーラによる過給空気の冷却状況に応じて必要な冷却水量を確保することが可能な電動水ポンプが知られている(例えば、特許文献2参照)。
米国特許第6079394号明細書 特開2011−47288号公報
しかしながら、電動水ポンプは電動モータを備えるため、大きなスペースを占有し、過給機付きエンジンにおいては、コンパクトな配置が難しい場合がある。
本発明の目的は、インタークーラに冷却水を供給する水ポンプを電動化するにあたり、水ポンプのコンパクトな配置を可能にする過給機付きエンジンを提供することにある。
上述した課題を解決するため、本発明は、エンジン(16)のシリンダ部(61)後方に配置されるとともに、前記エンジン(16)の燃焼室に過給空気を供給するスーパーチャージャ(31)と、前記エンジン(16)の過給機駆動軸(51)に設けられるドライブプーリ(53)と、前記スーパーチャージャ(31)の入力軸(52)に設けられるドリブンプーリ(54)と、前記ドライブプーリ(53)及び前記ドリブンプーリ(54)に巻き掛けられる駆動ベルト(56)と、前記スーパーチャージャ(31)の過給空気を冷却する液冷式のインタークーラ(32)と、当該インタークーラ(32)に冷却液を圧送する冷却液ポンプ(33)とを備える過給機付きエンジンにおいて、前記駆動ベルト(56)に張力を与えるベルトテンショナ(57)が設けられ、前記冷却液ポンプは、電動モータ(111)で駆動される電動冷却液ポンプ(33)であり、前記ベルトテンショナ(57)よりもクランク軸方向でエンジン幅中央寄りのクランクケース(27)に配置され、前記ベルトテンショナ(57)は、前記クランク軸方向から見たときに、前記シリンダ部(61)と重なる位置に設けられ、前記電動冷却液ポンプ(33)は、前記クランクケース(27)の上部で且つ前記ベルトテンショナ(57)と前記シリンダ部(61)との間に配置されることを特徴とする。
上記構成において、前記電動冷却液ポンプ(33)は、前記電動モータ(111)のモータ軸(115)がクランク軸(91)と直交する方向に延びるように設けられるようにしても良い。
また、上記構成において、前記クランクケース(27)の上面と、前記シリンダ部(61)の側面とに、上下に延びるように開けられたボルト穴(33m)を有する冷却液ポンプ用取付ボス(75d,85a)が形成され、前記電動冷却液ポンプ(33)は、前記冷却液ポンプ用取付ボス(75d,85a)にラバーマウンドされるようにしても良い。
また、上記構成において、前記ベルトテンショナ(57)が取付けられるテンショナ用取付ボス(75b)は、前記シリンダ部(61)の側面から側方に突出するように形成され、前記冷却液ポンプ用取付ボス(75d)は、前記テンショナ用取付ボス(75b)の上部に設けられるようにしても良い。
また、上記構成において、前記シリンダ部(61)の前方に前記電動冷却液ポンプ(33)に接続されるサブラジエータ(34)が配置され、前記シリンダ部(61)よりも外側方で且つ前記駆動ベルト(56)よりも内側方の空間(130)に、前記インタークーラ(32)と前記電動冷却液ポンプ(33)、前記電動冷却液ポンプ(33)と前記サブラジエータ(34)、前記インタークーラ(32)と前記サブラジエータ(34)とをそれぞれ接続する冷却液配管(95,96,97)が配置されるようにしても良い。
また、上記構成において、前記インタークーラ(32)、前記電動冷却液ポンプ(33)及び前記サブラジエータ(34)にそれぞれ設けられる冷却液の吸入口(32b,33a,34a)及び吐出口(32a,33b,34b)は、前記クランク軸91と直交する平面に沿って延びていても良い。
本発明は、駆動ベルト56に張力を与えるベルトテンショナが設けられ、冷却液ポンプは、電動モータで駆動される電動冷却液ポンプであり、ベルトテンショナよりもクランク軸方向でエンジン幅中央寄りのクランクケースに配置されるので、電動式の冷却液ポンプで、冷却液をインタークーラでの吸入空気冷却状況に応じて必要な量だけ供給することができるとともに、電動モータを有する電動冷却液ポンプを、スーパーチャージャを駆動する駆動ベルトのベルトテンショナよりクランク軸方向でエンジン幅中央寄りに配置することで、電動冷却液ポンプをエンジンにコンパクトに配置することができる。
また、ベルトテンショナは、クランク軸方向から見たときに、シリンダ部と重なる位置に設けられ、電動冷却液ポンプは、クランクケースの上部で且つベルトテンショナとシリンダ部との間に配置されるので、エンジンのシリンダ部がクランクケースに対して幅が狭いため、クランクケースとシリンダ部との幅の差から生じるシリンダ部の側方の空間に電動冷却液ポンプを更にコンパクトに配置することができる。
また、電動冷却液ポンプは、電動モータのモータ軸がクランク軸と直交する方向に延びるように設けられるので、電動冷却液ポンプのモータ軸が比較的長くても、クランク軸に対し直交する方向に延びるため、電動冷却液ポンプを、ベルトテンショナとシリンダ部との間の狭いスペースへよりコンパクトに配置することができる。
また、クランクケースの上面とシリンダ部の側面とに、上下に延びるように開けられたボルト穴を有する冷却液ポンプ用取付ボスが形成され、電動冷却液ポンプは、冷却液ポンプ用取付ボスにラバーマウンドされるので、クランクケースの上方且つシリンダ部の側方に電動冷却液ポンプを配置するため、クランクケースの上面とシリンダ部の側面とに容易に冷却液ポンプ用取付ボスを形成することができる。
また、ベルトテンショナが取付けられるテンショナ用取付ボスは、シリンダ部の側面から側方に突出するように形成され、冷却液ポンプ用取付ボスは、テンショナ用取付ボスの上部に設けられるので、ベルトテンショナもシリンダ部側に容易に取付可能であるとともに、ベルトテンショナや電動冷却液ポンプといった補機類の取付ボス位置も含めて電動冷却液ポンプをコンパクトに配置することができる。
また、シリンダ部の前方に電動冷却液ポンプに接続されるサブラジエータが配置され、シリンダ部よりも外側方で且つ駆動ベルトよりも内側方の空間に、インタークーラと電動冷却液ポンプ、電動冷却液ポンプとラジエータ、インタークーラとラジエータとをそれぞれ接続する冷却液配管が配置されるので、電動冷却液ポンプと共に各冷却液配管をエンジンにコンパクトに配置することができる。
また、インタークーラ、電動冷却液ポンプ及びラジエータにそれぞれ設けられる冷却液の吸入口及び吐出口は、クランク軸と直交する平面に沿って延びているので、冷却液配管の占有スペースをより小さくすることができ、上記空間を有効利用することができる。
本発明の一実施形態のエンジンが搭載された自動二輪車の前部左側面図である。 自動二輪車を示す正面図である。 図2の要部拡大図である。 エンジンを示す左側面図である。 エンジンを示す平面図である。 エンジンの要部を示す斜視図である。 電動水ポンプ及びその周囲を示す要部側面図である。 電動水ポンプ及びその周囲を示す要部正面図である。 電動水ポンプ及びその周囲を示す要部平面図である。 ベルトテンショナ及びその周囲を示す要部底面図である。 図9のXI−XI線断面図である。
以下、図面を参照して本発明の一実施の形態について説明する。なお、説明中、前後左右および上下といった方向の記載は、特に記載がなければ車体に対する方向と同一とする。また、各図に示す符号FRは車体前方を示し、符号UPは車体上方を示し、符号LHは車体左方を示している。
図1は、本発明の一実施形態のエンジン16が搭載された自動二輪車10の前部左側面図である。
自動二輪車10は、車体フレーム11、フロントフォーク12、前輪13、バーハンドル14、エンジン16、スイングアーム17、燃料タンク18、シート19を備える。
車体フレーム11の前端にはフロントフォーク12が操舵可能に支持されている。フロントフォーク12の下端部には車軸21を介して前輪13が取付けられ、フロントフォーク12の上端部にはバーハンドル14が取付けられている。
また、車体フレーム11の前部下部にはエンジン16が支持され、車体フレーム11の前後方向中央部にはピボット軸23を介してスイングアーム17が上下揺動可能に支持されている。スイングアーム17の後端部には後輪(不図示)が支持されている。
更に、車体フレーム11の前部上部には燃料タンク18が取付けられ、燃料タンク18の後方の車体フレーム11にはシート19が取付けられている。
エンジン16は、過給機としてのスーパーチャージャ31と、スーパーチャージャ31で過給された過給空気を冷却するインタークーラ32と、インタークーラ32に冷却水を供給する電動水ポンプ33と、電動水ポンプ33で供給される冷却水を冷却するサブラジエータ34とを備える。なお、図中の符号41は前輪13を上方から覆うフロントフェンダ、42はエンジン16自体を冷却するラジエータ、43は運転者用のステップ、45はステップ43上に載せられた運転者の脚部である。
図2は、自動二輪車10を示す正面図である。図3は、図2の要部拡大図である。
エンジン16の左側面からは、エンジン16のクランク軸で駆動される過給機駆動軸51、詳しくは過給機駆動軸51の延長部51aと、スーパーチャージャ31のロータを回転させる入力軸52とが車体外側方に突出している。延長部51aにはドライブプーリ53が取付けられ、入力軸52にはドリブンプーリ54が取付けられ、ドライブプーリ53とドリブンプーリ54とに駆動ベルト56が巻き掛けられている。駆動ベルト56は、エンジン16のクランクケース27に取付けられたベルトテンショナ57で張力が与えられている。なお、過給機駆動軸51は、エンジン16のバランサ軸を兼ねている。
上記のドライブプーリ53と、ドリブンプーリ54と、駆動ベルト56と、ベルトテンショナ57の一部とがプーリカバー58で側方から覆われている。上記のドライブプーリ53、ドリブンプーリ54、駆動ベルト56及びベルトテンショナ57は、過給機駆動軸51からスーパーチャージャ31に動力を伝達するベルト伝達機構50を構成している。プーリカバー58は、クランクケース27の側面に取付けられている。
サブラジエータ34は、クランクケース27の幅内に配置され、クランクケース27のクランクケース本体87の幅と略同一幅に形成されている。
図中に想像線で示した直線60は、自動二輪車10がコーナリング中に側方に傾いたときに、ステップ43の下端部43aと接し始めた地面を表している。θはバンク角である。ステップ43の下端部43aが地面と接し始めると、運転者は所定のバンク角θまで車体が倒れたことを認識するので、それ以上車体が倒れるのを抑制することが可能である。
プーリカバー58は、直線60よりも車体側に位置し、バンク角θの直線60に対して余裕を持って配置されている。
図4は、エンジン16を示す左側面図である。
エンジン16は、クランクケース27、シリンダ部61、スーパーチャージャ31、インタークーラ32、サージタンク63、スロットルボディ66、バイパス装置67、コネクティングチューブ68、バイパスチューブ71、オイルパン74、電動水ポンプ33、ベルト伝達機構50を備える。
クランクケース27は、上下二つ割の上ケース85及び下ケース86からなるクランクケース本体87と、クランクケース本体87の左右側面にそれぞれ取付けられたクランクケースカバー88,89(手前側のクランクケースカバー88のみ図示)とを備える。
上ケース85と下ケース86との間にはクランク軸91が挟持されて回転可能に支持され、クランク軸91の前方斜め下方には下ケース86に回転可能に支持された過給機駆動軸51が配置されている。
過給機駆動軸51は、クランク軸91と平行に設けられ、偏心した重りを備えることでクランク軸91と同一回転数で回転させたときにエンジンの振動を抑制する。また、過給機駆動軸51は、エンジン16を冷却する冷却水を循環させるための水ポンプ(不図示)の回転軸が同軸状に設けられている。
シリンダ部61は、クランクケース27(詳しくは、上ケース85)の前部上部から前方斜め上方に延び、上ケース85の前部上部に一体に設けられたシリンダブロック部75と、シリンダブロック部75の上部に取付けられたシリンダヘッド76と、シリンダヘッド76の上部開口を覆うヘッドカバー77とを備える。シリンダヘッド76の側面にはエンジン16の燃焼室内に燃料を噴射する直噴式の燃料噴射弁81が設けられ、ヘッドカバー77の上部には燃料噴射弁81に高圧の燃料を供給する高圧ポンプ82が取付けられている。
スーパーチャージャ31は、クランクケース27の後部上部に取付けられた過給機であり、2本の軸と、各軸にそれぞれ設けられたロータとを内側に備え、一方の軸に入力軸52から動力が伝えられて、互いに噛み合うロータ同士が回転して空気を圧縮する。エアクリーナからコネクティングチューブ68を介してスーパーチャージャ31に供給された空気は、スーパーチャージャ31で圧縮された後に、インタークーラ32へ送られて冷却される。
インタークーラ32は、スーパーチャージャ31の上部に取付けられている。インタークーラ32には、その内部に設けられた冷却水通路に対して冷却水が出入りするクーラ吐出口32a及びクーラ吸入口32bが左側部に設けられ、上部に一体にサージタンク基部32cが設けられている。インタークーラ32内では、空気通路内の過給空気と、冷却水通路内の冷却水との間で熱交換が行われる。
サージタンク63は、インタークーラ32の上部に接続されたタンクであり、サージタンク基部32cと、サージタンク基部32cの上部の開口を塞ぐタンクカバー93とを備え、過給された空気(過給空気)を一時的に貯める空間を形成している。
スロットルボディ66は、サージタンク基部32cの前部下部に上端が接続されるとともにシリンダヘッド76に吸気管64を介して接続され、内部に設けられたスロットルバルブを開閉することで過給空気の燃焼室への供給量が調整される。
バイパス装置67は、サージタンク基部32cの後部に接続され、サージタンク63内の圧力が所定値以上に上昇したときに内蔵するバルブが開けられてサージタンク63内の過給空気がバイパスチューブ71を介してコネクティングチューブ68内に戻される。
コネクティングチューブ68は、エアクリーナ(不図示)とスーパーチャージャ31とを接続している。
オイルパン74は、下ケース86の下部に取付けられている。
電動水ポンプ33は、インタークーラ32に冷却水を供給するポンプであり、クランクケース27の上ケース85の上部と、シリンダ部61のシリンダブロック部75の側部とに取付けられている。電動水ポンプ33には、冷却水が吸入されるポンプ吸入口33aが上部中央部に設けられ、冷却水が吐出されるポンプ吐出口33bが上部前部に設けられている。
ポンプ吸入口33aは、インタークーラ32のクーラ吐出口32aに第1冷却水ホース95を介して接続されている。ポンプ吐出口33bは、第2冷却水ホース96を介してサブラジエータ34のラジエータ吸入口34aに接続されている。また、インタークーラ32のクーラ吸入口32bは、第3冷却水ホース97を介してサブラジエータ34のラジエータ吐出口34bに接続されている。
電動水ポンプ33内のインペラ(不図示)の回転により圧力の高められた冷却水は、ポンプ吐出口33bから第2冷却水ホース96を介してラジエータ吸入口34aからサブラジエータ34内に送られる。そして、サブラジエータ34によって放熱されて降温された冷却水は、ラジエータ吐出口34bから第3冷却水ホース97を介してインタークーラ32のクーラ吸入口32bからインタークーラ32内に送られる。更に、インタークーラ32内で過給空気と熱交換されて昇温された冷却水は、クーラ吐出口32aから第1冷却水ホース95を介してポンプ吸入口33aから電動水ポンプ33内に送られる。以降は、上記したのと同様な冷却水の循環が行われる。図中の矢印は、冷却水の流れを示している。
ベルト伝達機構50のドリブンプーリ54は、ドライブプーリ53よりも小径に形成されている。従って、スーパーチャージャ31の入力軸52の回転は、過給機駆動軸51の回転に対して増速される。
ベルトテンショナ57は、シリンダブロック部75の側部に複数のボルト98,99で取付けられ、端部に設けられたテンションローラ105が駆動ベルト56に後方から押し当てられて駆動ベルト56に所定の張力を与えている。
プーリカバー58は、ベルト伝達機構50を、ベルトテンショナ57の一部を除いて側方から覆っている。
上記したように、ベルト伝達機構50は、クランク軸91よりも前方に配置されているため、図1において、ベルト伝達機構50と運転者の脚部45との距離を確保しやすくすることができる。
図5は、エンジン16を示す平面図である。
クランクケース27は、車幅方向中央にクランクケース本体87が配置され、クランクケース本体87の車幅方向左側にクランクケースカバー88、車幅方向右側にクランクケースカバー89が配置されている。
クランクケース本体87の前部上部にシリンダ部61が配置され、左側のクランクケースカバー88の上方に電動水ポンプ33及びベルトテンショナ57が配置され、シリンダ部61の上端部に高圧ポンプ82が配置されている。
更に、ベルト伝達機構50を構成するドライブプーリ53、ドリブンプーリ54、テンションローラ105及び駆動ベルト56というような回転部分は、左側のクランクケースカバー88よりも車幅方向外側に配置されている。
サージタンク63は、平面視でエンジン16のほぼ中央に位置し、サージタンク63から車幅方向左方に突出するインタークーラ32の右側部の下方では、スーパーチャージャ31の右側部からコネクティングチューブ68が後方に延び、更に車幅方向左方へ湾曲し、エアクリーナ(不図示)に接続される。インタークーラ32の後部右部にはバイパス装置67が配置されている。バイパス装置67は、右端部に配置されたアクチュエータ67aによりバルブが開閉される電子制御バルブ機構を備える。バイパス装置67の後部からはコネクティングチューブ68の途中までバイパスチューブ71が延びている。
サージタンク63における右前部の角部の近傍にスロットルボディ66が配置されている。スロットルボディ66は、右前部に配置されたスロットルアクチュエータ66aによりスロットルバルブが開閉される電子制御スロットル機構を備える。従って、バーハンドル14(図1参照)側のスロットルグリップ側と、制御装置と、スロットルアクチュエータ66a側とは、導線を介して接続されている。即ちスロットルバイワイヤ(TBW)構造を有している。
図6は、エンジン16の要部を示す斜視図である。
スーパーチャージャ31のケースの一部を構成する左ケース107は、フランジ部107aと、フランジ部107aから左方に一体に延びる筒部107bとを備え、筒部107b内に軸受を介して入力軸52が回転可能に支持されている。
電動水ポンプ33は、筒部107bの前方斜め下方に配置され、電動水ポンプ33の前後がシリンダブロック部75及び上ケース85にそれぞれボルト108で取付けられている。電動水ポンプ33のポンプ吸入口33aは上方斜め前方を指向して延び、ポンプ吐出口33bは前方斜め下方を指向して延びている。
ベルトテンショナ57は、シリンダブロック部75の側部から一体に突出形成された複数の横ボス部75a,75b,75c(手前側の横ボス部75aのみ図示)に車幅方向外側からそれぞれボルト98,98,99で取付けられている。
図7は、電動水ポンプ33及びその周囲を示す要部側面図である。
電動水ポンプ33は、電動モータが収納されたポンプ基部33cと、ポンプ基部33cから上方に延びてインペラが収納される筒部33dと、筒部33dに形成されたポンプ吸入口33a及びポンプ吐出口33bと、ポンプ基部33cからそれぞれ前方及び後方に延びてシリンダブロック部75側及び上ケース85に取付けられる取付部33e,33fとを備える。
電動モータのモータ軸115は、筒部33dの横断面の中心を通って上方斜め前方に延びるように設けられ、紙面表裏方向に延びるクランク軸91に対して90°傾いた方向に延びている。
図中の符号115aはモータ軸115の軸線であり、軸線115a上にポンプ吸入口33aが配置されている。また、ポンプ吐出口33bは、モータ軸115に対して90°傾いた方向に延びている。
ベルトテンショナ57は、付勢力を発生させる付勢装置121と、付勢装置121に設けられた支軸となるボルト99に揺動可能に支持された揺動アーム123と、揺動アーム123の端部に支軸124を介して回転可能に取付けられたテンションローラ105とから構成されている。付勢装置121の付勢力で揺動アーム123を介してテンションローラ105が所定の押圧力で駆動ベルト56(図6参照)に押し付けられる。
図8は、電動水ポンプ33及びその周囲を示す要部正面図である。
電動水ポンプ33は、シリンダ部61よりも外側方(車幅方向外側)で且つ駆動ベルト56よりも内側方(車幅方向内側)の空間130に配置されている。詳しくは、電動水ポンプ33は、空間130内であって、左側のクランクケースカバー88の上方で且つシリンダ部61(詳しくはシリンダブロック部75)の左側方に配置されている。
また、電動水ポンプ33は、ベルト伝達機構50のテンションローラ105の車幅方向内側に配置されている。従って、エンジン16の使われていない空間130を有効利用することができ、電動水ポンプ33をコンパクトに配置することができる。
更に、サブラジエータ34の左側面34cが、クランクケース本体87とクランクケースカバー88との合わせ面132に略一致し、サブラジエータ34のラジエータ吸入口34a及びラジエータ吐出口34bが左側のクランクケースカバー88の前方に配置されている。この結果、電動水ポンプ33に接続される第1冷却水ホース95及び第2冷却水ホース96、インタークーラ32(図6参照)とサブラジエータ34とを接続する第3冷却水ホース97を、空間130に通すことができる。
また、図4、図5及び図8に示したように、インタークーラ32のクーラ吐出口32a及びクーラ吸入口32bを前方斜め下方に向け、電動水ポンプ33のポンプ吸入口33aを上方斜め前方に向け、ポンプ吐出口33bを前方斜め下方に向け、サブラジエータ34のラジエータ吸入口34a及びラジエータ吐出口34bを後方斜め上方に向けた。即ち、各吸入口32b,33a,34a及び各吐出口32a、33b,34bを前後方向及び上下方向に延びる平面、即ちクランク軸91に直交する平面に沿って配置した。
これにより、各冷却水ホース95,96,97が略前後方向に延び、車幅方向への屈曲が抑えられたので、空間130内での各冷却水ホース95,96,97の占有スペースをより小さくすることができる。
以上のことから、インタークーラ32の冷却に関わるホース類(第1冷却水ホース95、第2冷却水ホース96及び第3冷却水ホース97)を電動水ポンプ33と共に空間130内にコンパクトに配置することができる。
図9は、電動水ポンプ33及びその周囲を示す要部平面図である。図10は、ベルトテンショナ57及びその周囲を示す要部底面図である。
図9に示すように、電動水ポンプ33は、前側の取付部33eがシリンダブロック部75に、後側の取付部33fが上ケース85にそれぞれボルト108で取付けられている。
また、電動水ポンプ33は、空間130内で、シリンダブロック部75から突出する横ボス部75a及びベルトテンショナ57の一部より後方に位置するとともに、スーパーチャージャ31の筒部107bより前方に配置されている。従って、電動水ポンプ33は、前後から各部品に覆われるため、飛び石等から保護することができる。
図10に示すように、ベルトテンショナ57は、シリンダブロック部75の2つの横ボス部75a,75bにボルト98,98(一方のボルト98のみ図示)で取付けられ、他の横ボス部75cにボルト99で支持されている。ベルトテンショナ57の揺動アーム123は、筒部123aを備え、筒部123aにボルト99が通され、筒部123aがボルト99に回動可能に支持されている。即ち、ボルト99は、ベルトテンショナ57の揺動アーム123の揺動軸を兼ねている。
図11は、図9のXI−XI線断面図である。
電動水ポンプ33は、ハウジング33gと、ハウジング33gのポンプ基部33cにステータ33h及びロータ33jが配置された電動モータ111と、電動モータ111のモータ軸115に取付けられたインペラ112とを備える。
電動水ポンプ33の取付部33eは、シリンダブロック部75の横ボス部75bに一体に形成された縦ボス部75dにラバーマウントされている。同様に、取付部33fは、上ケース85の側部の上面に形成された縦ボス部85aにラバーマウントされている。
即ち、取付部33eには縦に延びる貫通穴33kが開けられ、取付部33eの上面にゴム製のワッシャ141が配置され、取付部33eの下面にゴム製のワッシャ141及び金属製のワッシャ142が配置される。貫通穴33kと、上面側のワッシャ141と、下面側のワッシャ141,142とには、上からフランジ付きで筒状のカラー部材143が挿入され、カラー部材143内にボルト108が通されるとともにボルト108の先端部が縦ボス部75d内に形成されためねじを有するボルト穴33mにねじ結合される。貫通穴33kの内径はカラー部材143の外径より大きいため、貫通穴33kとカラー部材143との間に隙間が形成されるため、取付部33eは、上下にゴム製のワッシャ141で挟まれて弾性支持され、カラー部材143に対して上下動可能となる。
取付部33f側についても、上記した取付部33e側と同様なラバーマウント構造で支持されている。
このように、電動水ポンプ33がラバーマウントされているので、エンジン164の振動が電動水ポンプ33に伝わりにくくなり、電動水ポンプ33の信頼性を向上させることができる。また、電動水ポンプ33が作動中に発生する振動がクランクケース27を介して車体フレーム11(図1参照)に伝わりにくくなる。
以上の図4、図6、図7及び図11に示したように、エンジン16のシリンダ部61後方に配置されるとともに、エンジン16の燃焼室に過給空気を供給するスーパーチャージャ31と、エンジン16の過給機駆動軸51に設けられるドライブプーリ53と、スーパーチャージャ31の入力軸52に設けられるドリブンプーリ54と、ドライブプーリ53及びドリブンプーリ54に巻き掛けられる駆動ベルト56と、スーパーチャージャ31の過給空気を冷却する水冷式のインタークーラ32と、当該インタークーラ32に冷却水を圧送する冷却液ポンプとしての水ポンプ33とを備える過給機付きのエンジン16において、駆動ベルト56に張力を与えるベルトテンショナ57が設けられ、水ポンプは、電動モータ111で駆動される電動冷却液ポンプとしての電動水ポンプ33であり、ベルトテンショナ57よりもクランク軸方向でエンジン幅中央寄りのクランクケース27に配置される。
上記構成によれば、電動水ポンプ33で、冷却水をインタークーラ32での吸入空気冷却状況に応じて必要な量だけ供給することができるとともに、電動モータ111を有する電動水ポンプ33を、スーパーチャージャ31を駆動する駆動ベルト56のベルトテンショナ57よりクランク軸方向でエンジン幅中央寄りに配置することで、電動水ポンプ33をエンジン16にコンパクトに配置することができる。
また、図5及び図7に示したように、ベルトテンショナ57は、クランク軸方向から見たときに、シリンダ部61と重なる位置に設けられ、電動水ポンプ33は、クランクケース27の上部で且つベルトテンショナ57とシリンダ部61との間に配置されるので、エンジン16のシリンダ部61がクランクケース27に対して幅が狭いため、クランクケース27とシリンダ部61との幅の差から生じるシリンダ部61の側方の空間130に電動水ポンプ33を更にコンパクトに配置することができる。
また、図7及び図11に示したように、電動水ポンプ33は、電動モータ111のモータ軸115がクランク軸91と直交する方向に延びるように設けられるので、電動水ポンプ33のモータ軸115が比較的長くても、クランク軸91に対し直交する方向に延びるため、電動水ポンプ33を、ベルトテンショナ57とシリンダ部61との間の狭いスペースへよりコンパクトに配置することができる。
また、図11に示したように、クランクケース27の上面と、シリンダ部61の側面とに、上下に延びるように開けられたボルト穴33mを有する冷却液ポンプ用取付ボスとしての縦ボス部75d,85aが形成され、電動水ポンプ33は、縦ボス部75d,85aにラバーマウンドされるので、クランクケース27の上方且つシリンダ部61の側方に電動水ポンプ33を配置するため、クランクケース27の上面とシリンダ部61の側面とに容易に縦ボス部75dを形成することができる。
また、図6、9及び図11に示したように、ベルトテンショナ57が取付けられるテンショナ用取付ボスとしての横ボス部75bは、シリンダ部61の側面から側方に突出するように形成され、縦ボス部75dは、横ボス部75bの上部に一体に設けられるので、ベルトテンショナ57もシリンダ部61側に容易に取付可能であるとともに、ベルトテンショナ57や電動水ポンプ33といった補機類の取付ボス位置も含めて電動水ポンプ33をコンパクトに配置することができる。また、縦ボス部75dを横ボス部75bに一体に設けることで、横ボス部75bと縦ボス部75dとを別体に設けるよりも強度を高めることができる。
また、図4及び図8に示したように、シリンダ部61の前方に電動水ポンプ33に接続されるサブラジエータ34が配置され、シリンダ部61よりも外側方で且つ駆動ベルト56よりも内側方の空間130に、インタークーラ32と電動水ポンプ33、電動水ポンプ33とサブラジエータ34、インタークーラ32とサブラジエータ34とをそれぞれ接続する冷却液配管としての第1冷却水ホース95、第2冷却水ホース96及び第3冷却水ホース97が配置されるので、電動水ポンプ33と共に第1冷却水ホース95、第2冷却水ホース96及び第3冷却水ホース97をエンジン16にコンパクトに配置することができる。
また、図4、図5及び図8に示したように、インタークーラ32、電動水ポンプ33及びサブラジエータ34にそれぞれ設けられる冷却水の吸入口としてのクーラ吸入口32b、ポンプ吸入口33a、ラジエータ吸入口34a、及び吐出口としてのクーラ吐出口32a、ポンプ吐出口33b、ラジエータ吐出口34bは、クランク軸91と直交する平面に沿って延びているので、第1冷却水ホース95、第2冷却水ホース96及び第3冷却水ホース97の占有スペースをより小さくすることができ、上記空間130を有効利用することができる。
上述した実施形態は、あくまでも本発明の一態様を示すものであり、本発明の主旨を逸脱しない範囲で任意に変形及び応用が可能である。
本発明は、自動二輪車10に適用する場合に限らず、自動二輪車以外も含む鞍乗り型車両にも適用可能である。なお、鞍乗り型車両とは、車体に跨って乗車する車両全般を含み、自動二輪車(原動機付き自転車も含む)のみならず、ATV(不整地走行車両)に分類される三輪車両や四輪車両を含む車両である。
10 自動二輪車
16 エンジン
27 クランクケース
31 スーパーチャージャ
32 インタークーラ
32a クーラ吐出口(吐出口)
32b クーラ吸入口(吸入口)
33 電動水ポンプ(電動冷却液ポンプ)
33a ポンプ吸入口(吸入口)
33b ポンプ吐出口(吐出口)
33m ボルト穴
34 サブラジエータ
34a ラジエータ吸入口(吸入口)
34b ラジエータ吐出口(吐出口)
51 過給機駆動軸
52 入力軸
53 ドライブプーリ
54 ドリブンプーリ
56 駆動ベルト
57 ベルトテンショナ
61 シリンダ部
75b 横ボス部(テンショナ用取付ボス)
75d 縦ボス部(冷却液ポンプ用取付ボス)
85a 縦ボス部(冷却液ポンプ用取付ボス)
91 クランク軸
95第1冷却水ホース(冷却液配管)
96第2冷却水ホース(冷却液配管)
97第3冷却水ホース(冷却液配管)
111 電動モータ
115 電動モータの回転軸(モータ軸)

Claims (6)

  1. エンジン(16)のシリンダ部(61)後方に配置されるとともに、前記エンジン(16)の燃焼室に過給空気を供給するスーパーチャージャ(31)と、前記エンジン(16)の過給機駆動軸(51)に設けられるドライブプーリ(53)と、前記スーパーチャージャ(31)の入力軸(52)に設けられるドリブンプーリ(54)と、前記ドライブプーリ(53)及び前記ドリブンプーリ(54)に巻き掛けられる駆動ベルト(56)と、前記スーパーチャージャ(31)の過給空気を冷却する液冷式のインタークーラ(32)と、当該インタークーラ(32)に冷却液を圧送する冷却液ポンプ(33)とを備える過給機付きエンジンにおいて、
    前記駆動ベルト(56)に張力を与えるベルトテンショナ(57)が設けられ、
    前記冷却液ポンプは、電動モータ(111)で駆動される電動冷却液ポンプ(33)であり、前記ベルトテンショナ(57)よりもクランク軸方向でエンジン幅中央寄りのクランクケース(27)に配置され
    前記ベルトテンショナ(57)は、前記クランク軸方向から見たときに、前記シリンダ部(61)と重なる位置に設けられ、前記電動冷却液ポンプ(33)は、前記クランクケース(27)の上部で且つ前記ベルトテンショナ(57)と前記シリンダ部(61)との間に配置されることを特徴とする過給機付きエンジン。
  2. 前記電動冷却液ポンプ(33)は、前記電動モータ(111)のモータ軸(115)がクランク軸(91)と直交する方向に延びるように設けられることを特徴とする請求項1に記載の過給機付きエンジン。
  3. 前記クランクケース(27)の上面と、前記シリンダ部(61)の側面とに、上下に延びるように開けられたボルト穴(33m)を有する冷却液ポンプ用取付ボス(75d,85a)が形成され、前記電動冷却液ポンプ(33)は、前記冷却液ポンプ用取付ボス(75d,85a)にラバーマウンドされることを特徴とする請求項1又は2に記載の過給機付きエンジン。
  4. 前記ベルトテンショナ(57)が取付けられるテンショナ用取付ボス(75b)は、前記シリンダ部(61)の側面から側方に突出するように形成され、前記冷却液ポンプ用取付ボス(75d)は、前記テンショナ用取付ボス(75b)の上部に設けられることを特徴とする請求項に記載の過給機付きエンジン。
  5. 前記シリンダ部(61)の前方に前記電動冷却液ポンプ(33)に接続されるサブラジエータ(34)が配置され、前記シリンダ部(61)よりも外側方で且つ前記駆動ベルト(56)よりも内側方の空間(130)に、前記インタークーラ(32)と前記電動冷却液ポンプ(33)、前記電動冷却液ポンプ(33)と前記サブラジエータ(34)、前記インタークーラ(32)と前記サブラジエータ(34)とをそれぞれ接続する冷却液配管(95,96,97)が配置されることを特徴とする請求項1乃至のいずれか一項に記載の過給機付きエンジン。
  6. 前記インタークーラ(32)、前記電動冷却液ポンプ(33)及び前記サブラジエータ(34)にそれぞれ設けられる冷却液の吸入口(32b,33a,34a)及び吐出口(32a,33b,34b)は、前記クランク軸(91)と直交する平面に沿って延びていることを特徴とする請求項に記載の過給機付きエンジン。
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