JP6233899B2 - キサンチン酸化還元酵素阻害剤を使用する腎機能保持方法 - Google Patents
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Description
一実施形態において、本発明は、治療有効量のキサンチン酸化還元酵素阻害剤または医薬として許容可能なその塩を、腎機能保持を必要とする対象に投与するステップを含む、該対象における腎機能を保持する方法に関する。
[式中、R1およびR2は、それぞれ独立に、水素、ヒドロキシル基、COOH基、非置換のもしくは置換されているC1−C10アルキル基、非置換のもしくは置換されているC1−C10アルコキシ、非置換のもしくは置換されているヒドロキシアルコキシ、フェニルスルフィニル基またはシアノ(−CN)基であり、
R3およびR4は、それぞれ独立に、水素または以下に示すA、B、CもしくはDであり、
R5およびR6は、それぞれ独立に、水素、ヒドロキシル基、COOH基、非置換のもしくは置換されているC1−C10アルキル基、非置換のもしくは置換されているC1−C10アルコキシ、非置換のもしくは置換されているヒドロキシアルコキシ、COO−グルコロニド(Glucoronide)またはCOO−サルフェートであり、
R7およびR8は、それぞれ独立に、水素、ヒドロキシル基、COOH基、非置換のもしくは置換されているC1−C10アルキル基、非置換のもしくは置換されているC1−C10アルコキシ、非置換のもしくは置換されているヒドロキシアルコキシ、COO−グルコロニド(Glucoronide)またはCOO−サルフェートであり、
R9は、非置換のピリジル基または置換ピリジル基であり、
R10は、水素または低級アルキル基であり、ピバロイルオキシ基で置換されている低級アルキル基であり、各場合において、R10は、先に示す1,2,4−トリアゾール環の窒素原子の1つに結合している。]
[式中、R11およびR12は、それぞれ独立に、水素、置換もしくは非置換の低級アルキル基、置換もしくは非置換のフェニルであり、またはR11およびR12は一緒になって、これらが結合している炭素原子と一緒に4−8員の炭素環を形成することができ、
R13は、水素または置換もしくは非置換の低級アルキル基であり、
R14は、水素、ハロゲン、ニトロ基、置換または非置換の低級アルキル、置換または非置換のフェニル、−−OR16および−SO2NR17R17’からなる群から選択される1個または2個の基であり、R16は、水素、置換もしくは非置換の低級アルキル、フェニル置換低級アルキル、カルボキシメチルもしくはそのエステル、ヒドロキシエチルもしくはそのエーテルまたはアリルであり、R17およびR17’は、それぞれ独立に、水素または置換もしくは非置換の低級アルキルであり、
R15は、水素または医薬として活性なエステル形成基であり、
Aは、1個から5個の炭素原子を有する直鎖または分岐の炭化水素基であり、
Bは、ハロゲン、酸素またはエチレンジチオであり、
Yは、酸素、硫黄、窒素または置換されている窒素であり、
Zは、酸素、窒素または置換されている窒素であり、
点線は、単結合、二重結合または2個の単結合のいずれかを指す。]
定義
「投与する」、「投与している」、「投与された」または「投与」という用語は、対象または患者に対して薬物(キサンチン酸化還元酵素阻害剤またはその塩など)を提供する任意の方法を指す。投与経路は、当業者に公知の任意の手段によって達成することができる。かかる手段には、次に限定されるものではないが、経口、口腔、静脈内、皮下、筋肉内、吸入等が含まれる。
R3およびR4は、それぞれ独立に、水素または以下に示すA、B、CもしくはDであり、
R5およびR6は、それぞれ独立に、水素、ヒドロキシル基、COOH基、非置換のもしくは置換されているC1−C10アルキル基、非置換のもしくは置換されているC1−C10アルコキシ、非置換のもしくは置換されているヒドロキシアルコキシ、COO−グルコロニドまたはCOO−サルフェートであり、
R7およびR8は、それぞれ独立に、水素、ヒドロキシル基、COOH基、非置換のもしくは置換されているC1−C10アルキル基、非置換のもしくは置換されているC1−C10アルコキシ、非置換のもしくは置換されているヒドロキシアルコキシ、COO−グルコロニドまたはCOO−サルフェートであり、
R9は、非置換のピリジル基または置換ピリジル基であり、
R10は、水素または低級アルキル基、ピバロイルオキシ基で置換されている低級アルキル基であり、各場合において、R10は、先に示す式Iの1,2,4−トリアゾール環の窒素原子の1つに結合している]。
R13は、水素または置換もしくは非置換の低級アルキル基であり、
R14は、水素、ハロゲン、ニトロ基、置換または非置換の低級アルキル基、置換または非置換のフェニル(この式IIにおける置換フェニルは、ハロゲンまたは低級アルキル等で置換されているフェニルを指す。例には、次に限定されるものではないが、p−トリルおよびp−クロロフェニルが含まれる。)、−−OR16および−SO2NR17R17’からなる群から選択される1個または2個の基であり、R16は、水素、置換もしくは非置換の低級アルキル、フェニル置換低級アルキル、カルボキシメチルもしくはそのエステル、ヒドロキシエチルもしくはそのエーテルまたはアリルであり、R17およびR17’は、それぞれ独立に、水素または置換もしくは非置換の低級アルキルであり、
R15は、水素または医薬として活性なエステル形成基であり、
Aは、1個から5個の炭素原子を有する直鎖または分岐の炭化水素基であり、
Bは、ハロゲン、酸素またはエチレンジチオであり、
Yは、酸素、硫黄、窒素または置換されている窒素であり、
Zは、酸素、窒素または置換されている窒素であり、
点線は、単結合、二重結合または2個の単結合のいずれかを指す(例えば、Bがエチレンジチオである場合、環構造内に示した点線は、2個の単結合であり得る。)]。
先に簡単に述べたように、本発明は、腎機能保持を必要とする対象において腎機能を保持する方法に関する。キサンチン酸化還元酵素阻害剤として知られる種類の化合物は、対象の血清尿酸値を低減するだけでなく、長期にわたり前記対象の腎機能を保持するために使用できることが発見されている。
動物をペントバルビタールナトリウムで麻酔し(30mg/kg、腹腔内(ip))、恒温テーブル上に置いて、体温を37℃に維持した。ポリエチレンチューブ(PE−240、PE−50およびPE−10)を用いて、気管、頸静脈、大腿動脈および左尿管にカテーテル挿入した。左腎を曝露し、ルーサイトホルダーに置き、寒天で封止し、リンガー溶液で被覆した。大腿動脈のカテーテルに接続した圧力変換器(Model p23 db;Gould、プエルトリコ、サンファン)で平均動脈圧(MAP)をモニタし、ポリグラフ(Grass Instruments、米国マサチューセッツ州クインシー)で記録した。定期的に血液サンプルを取り、ドナーラットからの血液で置き換えた。手術の間、2.2ml/時で等張のラットの血漿10mL/体重1kgを注入し、その後25%ポリフルクトサン(Inutest;フレゼニウスカービ、オーストリア、リンツ)を注入することによって、ラットを正常血液量条件下に維持した。60分後、流量およびポリフルクトサン濃度を決定するために、近位尿細管の5個から7個のサンプルを得た。サーボヌル(servo−null)装置(Servo Nulling Pressure System;Instrumentation for Physiology and Medicine、米国カルフォルニア州サンディエゴ)を用いて、他の近位尿細管においてフリーフロー(FF)およびストップフロー(SFP)条件下での管内圧ならびに尿細管周囲毛細血管圧(Pc)を測定した。大腿動脈(Ca)および表面糸球体輸出細動脈(Ce)の血液から得たタンパク質濃度から、糸球体膠質浸透圧を推定した。その内容を参照により本明細書に組み込む、DavidsonおよびSacknerによって「Simplification of the anthrone method for the determination of inulin in clearance studies」J Lab Clin Med.62:351−356頁(1963年)に記載されているアントロン系技術によって、血漿および尿サンプルのポリフルクトサンを測定した。簡潔には、最初に血漿サンプルをトリクロロ酢酸で除タンパクした。遠心分離後、ポリフルクトサン測定のために上清を使用した。アントロン試薬を添加し、その後45℃で50分間温置し、分光光度計セットにおいて波長620nmで読み取ることによって、血漿および尿サンプルのポリフルクトサン濃度を評価した。標準曲線を使用して吸光度値を補間することによって濃度を算出した(0.01−0.05mg/mL)。全GFRは、以下の式、GFR=(U×V)/P(式中、Uは尿中ポリフルクトサン濃度であり、Vは尿流率であり、Pは血漿中ポリフルクトサン濃度である)を使用して算出した。
PGC=SFP+πa(式中、πaは大腿動脈血液から得られた血漿の膠質浸透圧である)、
QA=SNGFR/SNFF(式中、SNFFは単一ネフロン濾過率である)、
SNFF=1−(Ca/Ce)、
AR=(MAP−PGC/GBF)×(7.962×1010)(式中、GBFは糸球体血流量である)、
GBF=QA/(1−Hct)(式中、Hctはヘマトクリットである)、
ER=(PGC−Pc/GBF−SNGFR)×(7.962×1010)、
TR=AR+ER、
Kf=SNGFR/EFP(式中、EFPは有効濾過圧である)、および
EFP=[(PGC−πa−FF)+(PGC−πe−FF)]/2(式中、πeは、表面糸球体輸出細動脈から得られた血液の血漿膠質浸透圧である)。
食餌および水の摂取量を毎日決定した。覚醒動物において、尾部カフの血圧計によって自動システム(XBP−100;Kent Scientific Co、米国コネティカット州トリントン)を使用して、最高血圧(SBP)を測定した。全ての動物を、各実験の1週間前に血圧測定のために前処理した。市販のキット(Diagnostic Chemicals Ltd、カナダプリンスエドワード島シャーロットタウン)を使用して、血漿尿酸を定量化した。その内容を参照により本明細書に組み込む、Henry RJら、「Turbidimetric determination of proteins with sulfosalicylic and tricholoroacetic acids」、Proc Soc Exp Biol Med 92:748−751頁(1956年)に記載のように、トリクロロ酢酸法による比濁法によってタンパク尿を決定した。
微小穿刺試験後、腎臓をリン酸緩衝生理食塩水で灌流することによって洗浄し、次いで4%のパラホルムアルデヒドで固定化した。腎臓の生検をパラフィンに埋め込んだ。4μm厚の固定化組織の断片を、過ヨウ素酸Schiff(PAS)試薬およびマッソントリクローム染色で染色した。細動脈の形態を、α−平滑筋アクチン(DAKO Corp、米国カリフォルニア州カーピンテリア)の間接的ペルオキシダーゼ免疫染色によって評価した。α−平滑筋アクチンに対する免疫染色のための陰性対照として、正常なウサギの血清で温置した腎臓断片を使用した。
値は、平均±平均の標準誤差(SEM)として表す。それぞれの4つの処置群からの値を、一元配置分散分析(ANOVA)によって分析した。ANOVAによって決定されたp値が<0.05であった場合、Bonferroni多重比較試験を使用して、以下の比較を行った。RK対照対RK+Fx、RK対照対RK+OA、RK対照対RK+OA+FxおよびRK+OA対RK+OA+Fx。変数間の関係は、相関分析によって評価した。
体重、食餌および水摂取(図1および表6)
ベースライン体重は、全ての4つの処置群において類似していた。手術後、全ての処置群で体重が減少したが、このことは、5/6腎摘出術後の最初の週の間に食餌消費が減少したことによる可能性が高かった。第2週から第4週まで、動物は正常に食べ、体重が増加し始めた。試験の最後には、4つの処置群の間で著しい体重の差異または体重増加はなかった。フェブキソスタットで処置した2つの群において、RK対照またはRK+OA群と比較して、ラットは概ねわずかに食べなくなる傾向があり、水の摂取は概して著しく減少した。この特定実験室で先に得られたデータ(表8)および他によって報告されたデータ(Kretschmer BDら、「Modulatory role of food、feeding regime and physical exerciese on body weight and insulin resistance」Life Sci 76:1553−1573頁(2005年)参照)は、正常な雄性Wistarラット(体重≧300g)における1日当たりの水の摂取は、一般に35−40mLであることが示されている。この情報に基づくと、1日当たりの水の摂取はRKラットにおいて著しく増大し、フェブキソスタット処置中の水の摂取は正常レベル近くに減少したことが、この試験から明らかである。本発明ではこの挙動について明確な説明はしないが、この特定実験室の正常なSprague−Dawleyラットの水の摂取に対して先のフェブキソスタットが影響を示さなかったことから、薬物に対する味覚嫌悪である可能性は非常に低い。しかし、機能する腎質量の減少に応じて尿濃度が減少し(Hayslett JP、「Functional adaptation to reduction in renal mass」Physiol Rev 59:137−164頁(1979年)参照)、この作用は多尿症および水消費の増大を誘発することが周知である。これに関して、間質性線維症による髄質構造の崩壊は、高浸透圧性髄質間質の発生の防止による尿濃縮障害の一因となり得ることが提示されている(Gilbert RMら、「A study of the intrarenal recycling of urea in the rat with chronic experimental pyelonephritis」J Clin Invest 58:1348−1357頁(1976年)参照)。フェブキソスタット処置が、RKラットにおける尿細管間質性線維症を著しく低減したことから(以下参照)、この作用は残存腎臓の尿濃縮能への有益な作用を有することができ、その結果フェブキソスタット処置動物における水消費が正常化するという可能性がある。
血漿尿酸濃度のベースライン値は、全ての4つの処置群において類似していた。4週の最後に、フェブキソスタットを服用したRKラットの尿酸は、RK対照ラットで測定した値の約63%に減少したが、この差異は統計的に有意ではなかった。予想通り4週の最後までにはRK+OAラットの血漿尿酸は、RK対照ラットに対して2倍を超えて著しく増大した。OA処置ラットへのフェブキソスタットの添加は、尿酸値増大を防止した(図2参照)。
覚醒動物における尾部カフ法によって測定した最高血圧値を、図3にまとめる。全処置群は、ベースラインにおいて類似値を有していた。4週間後、全ての4群のラットは、およそ同じ程度に全身性高血圧を発症した。この知見は、麻酔下の直接的な動脈内挿管による平均動脈圧の評価によって、試験の最後に裏付けられた(図4参照)。
手術前の尿中タンパク排泄値は、4つの処置群において類似していた。RK対照およびRK+OAラットは、第2週までには著しいタンパク尿を発症し、それは第4週まで増大し続けた。高尿酸血症を有するRKラットは、概して高尿酸血症を有していないRKラットよりも高いタンパク尿を有していた。フェブキソスタットでの処置は、高尿酸血症を有するRKラットおよび有していないRKラットの尿中タンパク排泄の上昇を防止した。第2週には、RK+FxおよびRK+OA+Fxラットは、ベースラインに見られた値に類似の尿中タンパク排泄を有し、第4週の最後には、尿中タンパク排泄はそれらのそれぞれの対照群に見られた値よりも75−80%低かった(図5参照)。
4週の最後に、微小穿刺技術によって全ての動物において糸球体血行動態を決定した。腎臓障害のこのモデルにおいて既に記載されているように、腎臓の亜全摘は、残存ネフロンにおける機能的適応を誘発した(Sanchez−Lozada LGら、「Mild hyperuricemia induces vasoconstriction and maintains glomerular hypertension in normal and remnant kidney rats」Kidney Int 67:237−247頁(2005年)参照)。RK対照ラットの糸球体濾過量(GFR)は著しく減少したが(0.28±0.04mL/分、図6)、単一ネフロンGFR(66.8±5.2nL/分、図7)は、この特定実験室内の正常なWistarラットの群において得られた過去の値と比較してほぼ2倍増大した(表8参照)。残存ネフロンの超濾過は、糸球体圧力および糸球体血漿流量の著しい増大をもたらしたが、これらの効果の両方は、全身的高血圧への輸入細動脈の応答の欠如によって誘発された可能性が高く、したがって輸入抵抗は、全身的動脈圧の増大にもかかわらず低いままであった(図7、表7および8参照)。
RK動物へのフェブキソスタットの投与は、RK対照群で観測された前糸球体血管の肥厚を防止した(図8参照)。RK+OAラットは、RK対照動物と比較して輸入抵抗のさらなる増大をもたらしたが、この変化はフェブキソスタット処置によって防止された(図8参照)。さらに、以下の正相関、尿酸対細動脈領域(r=0.69、p<0.0001)および細動脈領域対糸球体圧力(r=0.66、p<0.0001)が存在することが見出された。様々な群において中膜/内腔(M/L)比に統計的に有意な差異はなかったが(図8参照)、フェブキソスタット処置ラットにおいて、それらのそれぞれの未処置コホートと比較してM/L比が低下する傾向があった。
RK対照およびRK+OA群は、類似の程度の尿細管間質(TI)線維症を発症した。フェブキソスタットでの処置は、RKおよびRK+OAラットの両方においてこの構造的変化を著しく低減した。さらに、以下の正相関、尿酸対TI線維症(r=0.44、p=0.02)、TI線維症対タンパク尿(r=0.74、p<0.0001)、糸球体圧力対TI線維症(r=0.65、p=0.0001)、およびTI線維症対細動脈領域(r=0.67、p<0.0001)が確認された。
Claims (2)
- 対象における腎機能を保持するための医薬組成物であって、2−[3−シアノ−4−(2−メチルプロポキシ)フェニル]−4−メチルチアゾール−5−カルボン酸(一般名:フェブキソスタット)または医薬として許容可能なその塩を40mg、80mgまたは120mg含み、
− 前記対象が、痛風、急性痛風関節炎、慢性痛風関節疾患または結節性痛風に罹患しており、
− 腎機能が、血清クレアチニンレベル、クレアチニンクリアランスレベルおよび糸球体濾過量(GFR)の少なくとも1つにより評価され、
− 前記対象のGFRが、前記対象のベースラインであるGFRレベルと比較した場合に、約75%以上のレベルに維持され、
− 前記対象の血清尿酸値が2.6〜7.2mg/dLのレベルよりも低いか又はこのレベルに維持され、且つ
− 前記組成物は、30月よりも長い期間に亘り前記対象に投与されるものである、医薬組成物。 - 前記医薬組成物が、3年の期間に亘り前記対象に投与される、請求項1に記載の医薬組成物。
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