JP6233269B2 - サイドエアバッグ装置を備えた車両用シート - Google Patents

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本発明は、サイドエアバッグ装置を備えた車両用シートに関する。
特許文献1には、シートバックの側部にサイドエアバッグ装置が設けられた車両用シートが開示されている。また、シートバックの側部におけるシートバックパッドの前端部には、サイドエアバッグの膨張展開時の膨張圧によって拡開する拡開部(スリット)が形成されている。
特開2007−176333号公報
ここで、上記特許文献1では、拡開部がシートバックのシート上下方向の中央部に形成されており、サイドエアバッグの膨張展開時の膨張圧によって拡開部が広がることで、シート下部が破断する構成となっている。このため、シート下部におけるサイドエアバッグの膨張展開が遅れる可能性があり、乗員の腰部の拘束性能を向上させる観点から改善の余地がある。一方、サイドエアバッグを早期に膨張展開させるために、上記特許文献1の拡開部をシートバックの下端部まで形成した場合、シートバックパッドの下部が拡開部を挟んでシート前後方向で分割される。このため、シート側面を押さえたときに、シート側面に段差が生じる可能性がある。
本発明は、上記事実を考慮し、シート側面に段差が生じるのを抑制しつつ、乗員の腰部の拘束性能を向上させることができるサイドエアバッグ装置を備えた車両用シートを得ることを目的とする。
請求項1に記載の発明に係るサイドエアバッグ装置を備えた車両用シートは、乗員が着座するシートクッションと、内部にシートバックパッドが設けられて乗員の背部を支持するシートバックと、前記シートバックの側部に配置され、起動することによりガスを発生させるインフレータ及び該インフレータが発生させるガスの圧力で該側部のシート前方側へ膨張展開されるサイドエアバッグを備えたサイドエアバッグ装置と、前記サイドエアバッグのシート幅方向外側に形成され、シート側面視で前記サイドエアバッグと重なる位置に前記シートバックパッドにシート上下方向に延在されると共に、前記シートバックパッドの下面に開口されたスリット又は凹溝状の膨張案内部と、を有する。
請求項1に記載の発明に係るサイドエアバッグ装置を備えた車両用シートでは、乗員が着座するシートクッションと、乗員の背部を支持するシートバックとを備えており、シートバックの内部にはシートバックパッドが設けられている。また、シートバックの側部には、インフレータ及びサイドエアバッグを備えたサイドエアバッグ装置が配置されている。さらに、サイドエアバッグのシート幅方向外側におけるシートバックパッドには、シート上下方向にスリット又は凹溝状の膨張案内部が延在されている。ここで、スリット又は凹溝状の膨張案内部は、シートバックパッドの下面に開口されている。これにより、車両の衝突時にインフレータが起動してサイドエアバッグにガスが供給されると、サイドエアバッグがスリット又は凹溝状の膨張案内部からシート下端部へ早期に膨張展開して乗員の腰部を拘束することができる。
また、スリット又は凹溝状の膨張案内部は、シート側面視でサイドエアバッグと重なる位置に形成されている。これにより、スリットのシート前後方向の両側に位置するシートバックパッドがサイドエアバッグによってシート幅方向内側から支持されるので、シート側面の表面段差品質の低下を抑制することができる。
請求項2に記載の発明に係るサイドエアバッグ装置を備えた車両用シートは、請求項1に記載の構成において、前記サイドエアバッグの下端部がシート幅方向に重なるように折り畳まれている。
請求項2に記載の発明に係るサイドエアバッグ装置を備えた車両用シートでは、サイドエアバッグへガスが供給されると、サイドエアバッグの下端部がシートバックパッドを押し広げて車両用シートのシート幅方向外側へ展開する。そして、この後にサイドエアバッグがシート前方側へ展開されるので、スムーズにサイドエアバッグの下端部を膨張展開させることができる。
請求項3に記載の発明に係るサイドエアバッグ装置を備えた車両用シートは、請求項1又は請求項2に記載の構成において、前記シートバックの前記側部及び下面におけるシート表皮には、前記サイドエアバッグの膨張圧を受けて開裂する開裂部が形成されており、前記開裂部と前記シートバックの骨格部とが力布によって連結されると共に、前記力布の一端部が少なくとも前記下面の前記開裂部に繋がっている。
請求項3に記載の発明に係るサイドエアバッグ装置を備えた車両用シートでは、サイドエアバッグの膨張展開時に、帯状の力布が膨張圧を受けて開裂部を開裂させる。ここで、力布の一端部が少なくともシートバックの下面の開裂部に縫製されている。これにより、膨張展開直後に膨張圧を受けた力布によってシートバックの下面の開裂部を開裂させることができる。
請求項4記載の発明に係るサイドエアバッグ装置を備えた車両用シートは、請求項1〜請求項3の何れか1項に記載の構成において、前記サイドエアバッグのシート下方側には、シートバックパッドが設けられていない空洞部が形成されている。
請求項4記載の発明に係るサイドエアバッグ装置を備えた車両用シートでは、シートバックパッドに妨げられることなく、サイドエアバッグの下端部をシート下方側へ膨張展開させることができる。
請求項5記載の発明に係るサイドエアバッグ装置を備えた車両用シートは、請求項2に記載の構成において、前記サイドエアバッグは、仕切布によって内部空間が上下に仕切られており、前記仕切布と前記サイドエアバッグとの縫製部は、前記サイドエアバッグのシート幅方向外側とシート幅方向内側とでシート上下方向に高さが異なる位置に設けられている。
請求項5記載の発明に係るサイドエアバッグ装置を備えた車両用シートでは、サイドエアバッグの下端部をシート幅方向に重ね合わせて折り畳んだ場合に、仕切布とサイドエアバッグの縫製部の位置がシート幅方向に重ならずに済む。
以上説明したように、請求項1に係る発明によれば、異音の発生を抑制しつつ、乗員の腰部の拘束性能を向上させることができるという優れた効果を有する。
請求項2に係る発明によれば、サイドエアバッグの下端部をシート前後方向に折り畳んだ構成と比較して、サイドエアバッグの下端部をスムーズに膨張展開させることができるという優れた効果を有する。
請求項3に係る発明によれば、サイドエアバッグを効率よく膨張展開させることができるという優れた効果を有する。
請求項4に係る発明によれば、サイドエアバッグのシート下方側への膨張展開がシートバックパッドによって妨げられるのを抑制することができるという優れた効果を有する。
請求項5に係る発明によれば、サイドエアバッグをシート幅方向にコンパクトに収納することができるという優れた効果を有する。
第1実施形態に係るサイドエアバッグ装置を備えた車両用シートを示す、シート幅方向外側から見た側面図である。 図1の2−2線で切断した切断面を拡大して示す拡大断面図である。 図2の3−3線で切断した切断面を拡大して示す拡大断面図である。 第1実施形態に係る力布を説明するためのシートバックの模式図であり、シートバックを斜め下方から見た図である。 第1実施形態に係るサイドエアバッグの膨張展開直後の状態を示す、図3に対応する断面図である。 第1実施形態に係るサイドエアバッグの膨張展開直後の状態を示す、図2に対応する断面図である。 第1実施形態に係るサイドエアバッグがシート前方へ膨張展開された状態を示す、図3に対応する断面図である。 第2実施形態に係るサイドエアバッグ装置を備えた車両用シートを示す側面図であり、サイドエアバッグが膨張展開された状態を示す図である。 第2実施形態に係るサイドエアバッグ装置の要部をシート前方側から見た断面図であり、サイドエアバッグが膨張展開される前の状態を示す図である。 比較例のサイドエアバッグ装置を備えた車両用シートを示す、図2に対応する断面図である。
<第1実施形態>
本発明の第1実施形態に係るサイドエアバッグ装置を備えた車両用シートについて、図1〜図7に基づいて説明する。なお、各図に適宜記す矢印FR、矢印UP、矢印OUTは、本実施形態に係る車両用シート12が適用された車両の前方向、上方向、車両幅方向の外側をそれぞれ示している。以下、単に前後、上下、左右の方向を用いて説明する場合は、特に断りのない限り、車両前後方向の前後、車両上下方向の上下、車両前後方向の前方を向いた場合の左右を示すものとする。
図1に示されるように、サイドエアバッグ装置10は、車両用シート12のシートバック16における車両幅方向内側の側部及び車両幅方向外側の側部の少なくとも一方に搭載されている。本実施形態では一例として、シートバック16における車両幅方向内側の側部としてのサイド部16Aにサイドエアバッグ装置10が搭載されている。
車両用シート12は、例えば右ハンドル車の運転席とされている。この車両用シート12は、乗員が着座するシートクッション14と、乗員の背部を支持するシートバック16とを備えており、シートバック16は、シートクッション14の後端部に傾倒可能に連結されている。また、シートクッション14の内部には、図示しないシートクッションパッドが設けられており、シートバック16の内部には、シートバックパッド18が設けられている(図2参照)。さらに、シートバック16の背面には、シートバック16の骨格部としてのシートバックフレーム20に直接又は図示しないブラケットを介して樹脂製の図示しないシートバックボードが固定されており、シートバック16の背面の意匠面を形成している。また、シートバック16の上端部には、ヘッドレスト22が連結されている。
なお、本実施形態では、車両用シート12の前後方向、左右方向(幅方向)及び上下方向は、車両の前後方向、左右方向(幅方向)及び上下方向と一致している。また、図1では、車両用シート12には実際の乗員の代わりに、衝突試験用のダミーDが着座している。このダミーDは、例えばWorldSID(国際統一側面衝突ダミー:World Side Impact Dummy)のAM50(米国人成人男性の50パーセンタイル)である。このダミーDは、衝突試験法で定められた標準的な着座姿勢で着座しており、車両用シート12は、当該着座姿勢に対応した基準設定位置に位置している。以下、説明を分かり易くするために、ダミーDを「乗員D」と称する。
本実施形態のサイドエアバッグ装置10は、車両の側面衝突時において、主に衝突側とは反対側の乗員Dを保護するための装置であり、インフレータ26とサイドエアバッグ24(袋体)とを備えている。
インフレータ26は、所謂シリンダータイプのインフレータとされており、長手方向がシートバック16のシート側面視における長手方向(略上下方向)に沿う姿勢で、サイドエアバッグ24内に配設されている。そして、インフレータ26が起動することによってサイドエアバッグ24内でガスを発生(サイドエアバッグ24へガスを供給)するように構成されている。また、本実施形態では、インフレータ26の下端部に複数のガス噴出口26Aが形成されており、このガス噴出口26Aから略放射状にガスが噴出する。さらに、インフレータ26の下端部の周囲には、ガス噴出口26Aから噴出されたガスを整流するための略円筒状のディフューザ28が設けられている。
インフレータ26は、シートバック16を構成するシートバックフレーム20に固定されている。具体的には、図2及び図3に示されるように、インフレータ26の外周部からシート幅方向内側へ向かってスタッドボルト30が突出している。スタッドボルト30は、インフレータ26の上端部及び下端部にそれぞれ配置されており、各スタッドボルト30は、サイドエアバッグ24の基布及びシートバックフレーム20のサイドフレーム20Aを貫通した状態で、先端側からナット32が螺合している。これにより、サイドエアバッグ24がインフレータ26を介してシートバックフレーム20のサイドフレーム20Aに締結固定されている。
また、インフレータ26は、制御装置である図示しないECUと電気的に接続されている。このECUには、サイドエアバッグ装置10が適用された車両の側面衝突を検知する図示しないセンサが電気的に接続されており、側面衝突の発生(又は側面衝突が不可避であること)、及び側面衝突の発生側(右側又は左側)を検知可能とされている。そして、ECUがセンサからの信号に基づいて車両の側面衝突(の不可避)を検知した際に、インフレータ26を起動させるように構成されている。
図1に示されるように、サイドエアバッグ24は、2枚の基布の外周部が縫製されることによって袋状に形成され、或いは、外周部が無縫製で織り上げられることによって袋状に形成されている。また、サイドエアバッグ24は、膨張展開された状態においてシート側面視で略矩形状に形成されており、乗員Dの腰部から頭部にかけて車両幅方向内側から拘束できるように構成されている。
図2に示されるように、サイドエアバッグ24は、所定の形状に折り畳まれてシートバック16のサイド部16Aに収納されている。ここで、サイドエアバッグ24の下端部は、シート幅方向に重なるように折り畳まれた横蛇腹折り部(横Z折り部)24Aとされており、本実施形態の横蛇腹折り部24Aは、一例として、インフレータ26よりシート下方側で2回折り返されている。
図2及び図3に示されるように、サイドエアバッグ装置10の外側には、ウレタン等の発泡材によって構成されたシートバックパッド18が配設されている。そして、シートバックパッド18の外側には、シートバック16の意匠面を構成するシート表皮36が配設されており、このシート表皮36によってシートバックパッド18が覆われている。
図3に示されるように、シートバック16のサイド部16Aにおけるシートバックパッド18には、スリット34が形成されている。スリット34は、サイドエアバッグ装置10のシート幅方向外側に形成されており、このスリット34によってシート前方側の前側パッド部18Aと、シート後方側の後側パッド部18Bとに分割されている。
ここで、図1に示されるように、スリット34は、サイド部16Aにおけるシートバックパッド18の上端部から下端部までシート上下方向に延在されており、シートバックパッド18の下面に開口されている。このため、サイド部16Aにおけるシートバックパッド18の上端部を除く部分がシート前後方向に分割されている。また、図1及び図3に示されるように、スリット34は、シート側面視でサイドエアバッグ24(サイドエアバッグ装置10)と重なる位置に形成されている。
図3に示されるように、前側パッド部18Aは、サイド部16Aのシート前方側に配設されており、サイドエアバッグ24のシート前方側、及びサイドフレーム20Aのシート前方側の前壁20AFを覆っている。一方、後側パッド部18Bは、スリット34を挟んでサイド部16Aのシート後方側に配設されており、サイドエアバッグ24のシート後方側、及びサイドフレーム20Aのシート後方側の後壁20ARを覆っている。
また、図2に示されるように、サイド部16Aの下端部には、シートバックパッド18が設けられていない空洞部19が形成されている。空洞部19は、サイドエアバッグ24のシート下方側に形成されており、この空洞部19によって、サイドエアバッグ24の横蛇腹折り部24Aとサイド部16Aの下面16B側のシート表皮36との間には、横蛇腹折り部24Aのシート下方側への展開を妨げる部材が設けられていない状態とされている。
図3に示されるように、シートバックパッド18を覆うシート表皮36は、複数に分割されている。本実施形態では、シートバック16のシート後方側及びシート幅方向外側を覆うシート表皮36Aと、シートバック16のサイド部16Aのシート前方側を覆うシート表皮36Bと、サイド部16Aよりシートバック16のシート幅方向内側の背もたれ部を覆うシート表皮36Cを含んで構成されている。そして、シート表皮36Aとシート表皮36Bとがサイド部16Aの前端部の縫製部38で縫製されており、シート表皮36Bとシート表皮36Cとがサイド部16Aのシート幅方向内側の端部の縫製部40で縫製されている。
ここで、シート表皮36Aとシート表皮36Bとの縫製部38は、他の縫製部よりも脆弱な糸によって縫製された開裂部(バーストライン)となっている。このため、サイドエアバッグ24が膨張展開する際に、縫製部38がサイドエアバッグ24の膨張圧を受けて開裂するように構成されている(図5参照)。
図4に示されるように、開裂部(バーストライン)となる縫製部38は、シート表皮36Aとシート表皮36Bとをサイド部16Aの上端部から下端部まで縫製することで形成されている。また、シートバック16の下端部からさらにシート幅方向内側へ巻き込むようにして、サイド部16Aの下面16Bの巻き込み部へ連続して形成されている。
図1に示されるように、シートバック16のサイド部16Aには、シート表皮36よりも伸び難い帯状の上部力布42及び下部力布44が設けられている。上部力布42は、シートバック16の上端側に設けられており、図3に示されるように、上部外側力布42Aと上部内側力布42Bとを含んで構成されている。また、上部外側力布42A及び上部内側力布42Bはそれぞれ、一端部がサイドフレーム20Aに接続されており、他端部が開裂部となる縫製部38に接続されている。
ここで、上部外側力布42Aの一端部及び上部内側力布42Bの一端部が接続されているサイドフレーム20Aについて説明する。サイドフレーム20Aは、側壁20ASと、側壁20ASの前縁からシート幅方向内側へ延出された前壁20AFと、側壁20ASの後縁からシート幅方向内側且つシート後方へ斜めに延出された後壁20ARとを含んで構成されている。そして、後壁20ARのシート後方側には、スタッドボルト48及びナット50によって係止プレート46が固定されている。
係止プレート46は、サイド部16Aのシート幅方向中央部からシート幅方向内側の端部までシート幅方向に延在されている。また、係止プレート46のシート幅方向外側の端部には、係止孔46Aが形成されており、この係止孔46Aに上部外側力布42Aの一端部が挿通された状態で折り返されて、シームにて縫製されている。さらに、係止プレート46のシート幅方向内側の端部には、係止孔46Bが形成されており、この係止孔46Bに上部内側力布42Bの一端部が挿通された状態で折り返されて、シームにて縫製されている。
一端部が係止プレート46に接続された上部外側力布42Aは、サイドエアバッグ24と後側パッド部18Bとの間を通ってシート前方側へ延びており、さらにスリット34を通って前側パッド部18Aのシート幅方向外側を縫製部38まで延びている。一方、上部内側力布42Bは、係止プレート46から前側パッド部18Aとシート表皮36Bとの間を通って縫製部38まで延びている。そして、縫製部38でシート表皮36A及びシート表皮36Bと共に縫製されている。このように、サイドフレーム20Aと縫製部38とを上部力布42(上部外側力布42A、上部内側力布42B)で連結することによって、サイドエアバッグ24の膨張展開直後に、上部力布42が膨張圧を受けて開裂部を開裂させるように構成されている。
上部力布42よりもシート下方に設けられた下部力布44は、上部力布42と同様の構成とされている。また、下部力布44のシート前方側の一端部は、図4に示されるように、サイド部16Aの下面16Bの巻き込み部まで延在されており、この巻き込み部における縫製部38に繋がっている(縫製されている)。
(作用並びに効果)
次に、第1実施形態の作用並びに効果について説明する。なお、以下の説明では、側面衝突が発生した側とは反対側(反衝突側又はファーサイド)の車両用シート12に適用されたサイドエアバッグ装置10について、作用並びに効果を説明することとする。
本実施形態のサイドエアバッグ装置10では、センサからの信号に基づいてECUが側面衝突を検知すると、インフレータ26を起動させる。すると、ファーサイドの車両用シート12では、インフレータ26が発生したガスがディフューザ28を通じてサイドエアバッグ24に供給される。
サイドエアバッグ24へガスが供給されると、図5に示されるように、サイドエアバッグ24が膨張し始める。そして、スリット34に対してシート前後方向両側の前側パッド部18A及び後側パッド部18Bを押し広げる。また、上部力布42及び下部力布44にサイドエアバッグ24の膨張圧が作用することで、開裂部となる縫製部38が引っ張られて開裂する。
ここで、図1に示されるように、スリット34は、サイド部16Aの下面16Bに開口されている。これにより、スリット34がサイド部16Aの下面16Bまで延在されていない構成と比較して、サイドエアバッグ24をスリット34からシート下端部へ早期に膨張展開させることができる。
また、図4に示されるように、下部力布44の一端部がサイド部16Aの下面16Bの巻き込み部における縫製部38に縫製されている。このため、膨張圧を受けた下部力布44によってサイド部16Aの下端部及び下面16Bがスムーズに開裂され、サイドエアバッグ24を効率よく膨張展開させることができる。
続いて、図6に示されるように、サイドエアバッグ24の横蛇腹折り部24Aへガスが供給されることで、横蛇腹折り部24Aは、サイドフレーム20Aからの反力Fを受けてシートバックパッド18をシート幅方向外側へ押し広げるように展開する。そして、図中矢印Aで示すように、サイドエアバッグ24がシート幅方向外側且つシート下方側へ膨張展開される。このとき、サイド部16Aの下端部には、シートバックパッド18が設けられていない空洞部19が形成されているので、シートバックパッド18に妨げられることなく、サイドエアバッグ24をシート下方側へ早期に膨張展開させることができる。
以上のようにしてサイドエアバッグ24の下端部がシート幅方向外側且つシート下方側へ膨張展開された後、図7に示されるように、サイドエアバッグ24が図中矢印Bで示されるように、シート前方側へ膨張展開される。そして、サイドエアバッグ24は、図1の二点鎖線で示されるように、乗員Dの腰部から頭部にかけて膨張展開される。このように、サイドエアバッグ24の下端部をシート幅方向外側に膨張展開させた後に、シート前方側に膨張展開させることにより、サイドエアバッグ24の下端部を早期に膨張展開させることができ、乗員Dの腰部の拘束性能を向上させることができる。
次に、比較例のサイドエアバッグ装置100の膨張展開について考える。図10に示されるように、比較例のサイドエアバッグ装置100は、本実施形態と同様の構成のインフレータ26を備えており、インフレータ26の下端部には、ディフューザ28が設けられている。また、シートバック106のサイド部106Aには、サイドエアバッグ102が設けられている。
ここで、サイドエアバッグ102は、所定の形状に折り畳まれてシートバック106のサイド部106Aに収納されており、サイドエアバッグ102の下端部は、シート前方側に重なるように折り畳まれた前蛇腹折り部102Aとされている。また、サイドエアバッグ102の外側には、シートバックパッド104が設けられており、このシートバックパッド104は、サイド部106Aの下面側まで配置されている。さらに、シートバックパッド104には、図示しないスリットが形成されているが、スリットはシートバックパッド104の下面に開口されておらず、サイドエアバッグ102の前蛇腹折り部102Aの近傍までしか延在されていない。
以上のように構成された比較例のサイドエアバッグ装置100では、インフレータ26の起動によりディフューザ28を通じてサイドエアバッグ102へガスが供給されると、サイドエアバッグ102が膨張展開する。ここで、サイドエアバッグ102の下端部の前蛇腹折り部102Aは、シート前後方向に折り畳まれているため、サイドエアバッグ102の下端部がシート前方側へ膨張展開する。
次に、サイドエアバッグ102がシート前方側へ膨張展開する際の膨張圧によって、図示しないスリットが広げられ、シートバックパッド104におけるスリットよりもシート下方側の部分が破断する。その後、サイドエアバッグ102の下端部がサイド部106Aからシート幅方向に膨張展開されることとなる。このため、本実施形態のサイドエアバッグ装置10を備えた車両用シート12と比較して、サイドエアバッグ102の下端部が膨張展開を完了するまでに要する時間が長くなる可能性がある。
また、図10の比較例では、サイド部106Aの下面側にもシートバックパッド104が設けられているので、サイドエアバッグ102がシート下方側へ膨張展開する際の妨げとなる可能性がある。すなわち、本実施形態のようにサイド部16Aの下端部に空洞部19を備えた構成と比較して、サイドエアバッグ102の下端部を早期に膨張展開させるのが困難となっている。これに対して、本実施形態のサイドエアバッグ装置10を備えた車両用シート12では、サイドエアバッグ24の下端部を早期に膨張展開させることができ、乗員Dの腰部の拘束性能を向上させることができる。
また、本実施形態では、図1に示されるように、スリット34がシート側面視でサイドエアバッグ24と重なる位置に形成されている。このため、図3に示されるように、スリット34を挟んでシート前後方向両側に位置する前側パッド部18A及び後側パッド部18Bは、サイドエアバッグ24によってシート幅方向内側から支持される。これにより、本実施形態のようにスリット34をシートバックパッド18の下面に開口するように形成した場合であっても、前側パッド部18A及び後側パッド部18Bが容易に位置ずれするのを抑制することができる。また、シート側面を押さえたときに、サイド部16Aに段差が生じるのを抑制することができる。さらに、前側パッド部18A及び後側パッド部18Bが擦れて異音が発生するのを抑制することができる。
なお、本実施形態では、運転席に本発明が適用された例を示したが、本発明はこれに限定されない。例えば、助手席に本発明を適用してもよい。また、左右の座席が車両幅方向に離れて配置されたタイプの車両における2列目以降の座席に対して本発明を適用してもよい。さらに、サイドエアバッグ装置10は、車両幅方向に隣り合う両座席の双方に設けてもよく、例えば運転席及び助手席の両座席に設けてもよい。また、運転席又は助手席の一方のみにサイドエアバッグ装置10を設けてもよい。
また、本実施形態では、車両の側面衝突の際にインフレータ26が起動される例を示したが、本発明はこれに限定されない。例えば、自車両に対して相手方車両が車両幅方向の外端部に衝突する微小ラップ衝突や、自車両に対して相手方車両が斜め前方から衝突する斜め衝突の際に、インフレータ26が起動される構成としてもよい。
さらに、本実施形態では、サイドエアバッグ24が膨張展開された状態で、乗員Dの肩よりも上方まで拘束(保護)する例を示したが、本発明はこれに限定されない。乗員Dの腰部から胸部にかけて拘束する構成であればよく、例えば頭部を拘束する部分を備えていない構成としてもよい。
またさらに、本実施形態では、サイドエアバッグ24内に略円筒状のディフューザ28が設けられた例を示したが、本発明はこれに限定されない。例えば、ディフューザ28を備えない構成としてもよい。
また、本実施形態における上部力布42及び下部力布44は、帯状の織物に限らず、他の構成を採用してもよい。例えば、サイドエアバッグ24の基布(表皮)よりも伸びにくいネット材等を用いて構成してもよい。
またさらに、本実施形態では、上部力布42及び下部力布44を設けたが、本発明はこれに限定されない。例えば、上部力布42と下部力布44との間に別の力布を設けてもよい。また、サイド部16Aの上部から下部に亘って連続する1つの力布のみを設けた構成としてもよい。
さらに、本実施形態では、サイドエアバッグ24の下端部に横蛇腹折り部24Aを設けたが、本発明はこれに限定されない。例えば、シート前後方向に折り畳んだ構成としてもよい。この構成は、請求項2には含まれないが、請求項1に含まれる。また、本実施形態の横蛇腹折り部24Aは、インフレータ26よりシート下方側で2回折り返されているが、これに限らない。例えば、3回以上折り返した構成としてもよく、1回だけ折り返した構成としてもよい。
またさらに、本実施形態では、下部力布44の一端部をサイド部16Aの下面16Bの巻き込み部における縫製部38に縫製したが、本発明はこれに限定されない。例えば、下部力布44をサイド部16Aの下端部よりも上方に縫製した構成としてもよい。この構成は、請求項3には含まれないが、請求項1に含まれる。
また、本実施形態では、シートバック16の下端部に空洞部19を設けたが、本発明はこれに限定されない。例えば、シートバック16の下面16B側にもシートバックパッド18を設けた構成としてもよい。この構成は、請求項4には含まれないが、請求項1に含まれる。
さらに、本実施形態では、サイド部16Aの前端部でシート表皮36Aとシート表皮36Bとを縫製した縫製部38を開裂部(バーストライン)としたが、本発明はこれに限定されない。例えば、図3において、スリット34の近傍でシート表皮36を分断し、この位置に他の縫製部よりも脆弱な糸によって縫製された縫製部(開裂部)を設けてもよい。この場合、スリット34の近傍でシート表皮36が開裂するため、サイドエアバッグ24をシート幅方向外側へスムーズに膨張展開させることができる。
またさらに、本実施形態では、シートバックパッド18にスリット34を形成したが、本発明はこれに限定されない。すなわち、サイドエアバッグ24の膨張を案内できればよいので、スリット34のシート幅方向外側又はシート幅方向内側で前側パッド部18Aと後側パッド部18Bとを繋げて凹溝状の膨張案内部としてもよい。
<第2実施形態>
次に、図8及び図9に基づいて本発明の第2実施形態に係るサイドエアバッグ装置を備えた車両用シートについて説明する。なお、第1実施形態と同様の構成については、同じ符号を付し、適宜説明を省略する。
図8に示されるように、本実施形態の車両用シート62は、第1実施形態と同様にシートクッション14及びシートバック16を含んで構成されており、シートバック16のサイド部16Aには、サイドエアバッグ装置60が搭載されている。また、サイドエアバッグ装置60は、インフレータ26とサイドエアバッグ64(袋体)とを含んで構成されている。
ここで、サイドエアバッグ64は、所謂3チャンバサイドエアバッグである。すなわち、サイドエアバッグ64の内部に前後仕切布66(縦テザー)及び上下仕切布68(横テザー)が設けられており、サイドエアバッグ64の内部空間が後側バッグ部70、前側バッグ部72、及び下側バッグ部74の3つの空間に仕切られている。そして、前側バッグ部72によって乗員の上半身のシート前方側を拘束(保護)し、後側バッグ部70によって乗員の上半身のシート後方側を拘束(保護)する。また、下側バッグ部74によって乗員の腰部を拘束(保護)するように構成されている。
ここで、前後仕切布66は、サイドエアバッグ64の内部に縫製されてシート上下方向に延在されており、サイドエアバッグ64の内部空間をシート前後方向に仕切っている。また、上下仕切布68は、サイドエアバッグ64の内部に縫製されてシート前後方向に延在されており、サイドエアバッグ64の内部空間をシート上下方向に仕切っている。なお、図示はしないが、前後仕切布66及び上下仕切布68にはそれぞれ、隣り合うバッグ部と連通するように連通孔が形成されている。また、サイドエアバッグ64が膨張展開した状態では、乗員の腰部を拘束する下側バッグ部74の内圧が前側バッグ部72及び後側バッグ部70の内圧よりも高くなるように構成されている。
図9に示されるように、サイドエアバッグ64の下端部は、第1実施形態のサイドエアバッグ24と同様にシート幅方向に重ね合わされて折り畳まれた横蛇腹折り部64Aとされている。また、インフレータ26の外周側には、略円筒状のディフューザ76が配設されている。さらに、ディフューザ76の下端部の外周側には、逆止弁78が配設されている。そして、ディフューザ76及び逆止弁78がサイドエアバッグ64と共に内側縫製部82及び外側縫製部80によって縫製されている。
ここで、サイドエアバッグ64のシート幅方向外側の外側縫製部80とシート幅方向内側の内側縫製部82とは、シート上下方向に高さが異なる位置に設けられている。本実施形態では、外側縫製部80が内側縫製部82よりもシート上方に設けられている。すなわち、ディフューザ76及び逆止弁78は、シート幅方向内側よりもシート幅方向外側の方がシート上方で縫製されている。
なお、図示はしないが、本実施形態のシートバック16の内部に設けられたシートバックパッド18には、第1実施形態と同様に位置にスリットが形成されており、スリットは、シートバックパッド18の下面に開口されている。
(作用並びに効果)
次に、第2実施形態の作用並びに効果について説明する。
本実施形態のように、サイドエアバッグ64の下部に上下仕切布68が縫製された構成において、サイドエアバッグ64の下部をシート幅方向に重ね合わせて折り畳んだ横蛇腹折り部64Aを設けた場合について考える。この場合、上下仕切布68とサイドエアバッグ64との縫製部をシート幅方向外側とシート幅方向内側とでシート上下方向に同じ高さ(位置)に縫製すれば、横蛇腹折り部64Aで縫製部がシート幅方向に重なってしまう。特に、インフレータ26が配設された位置でディフューザ76及び逆止弁78と共に縫製する場合は、横蛇腹折り部64Aの厚みが厚くなりやすい。
これに対して、図9に示されるように、外側縫製部80と内側縫製部82の位置をシート上下方向に異なる高さ(位置)とすることで、横蛇腹折り部64Aにおける外側縫製部80と内側縫製部82とがシート幅方向に重ならずに済む。これにより、サイドエアバッグ64をシート幅方向にコンパクトに収納することができる。その他の作用並びに効果については、第1実施形態と同様である。
なお、本実施形態では、所謂3チャンバサイドエアバッグを適用したが、これに限らない。例えば、図8において、前後仕切布66を設けずに上下仕切布68のみを設けた構成としてもよい。また、本実施形態では、外側縫製部80を内側縫製部82よりもシート上方に設けたが、これに限らない。例えば、内側縫製部82を外側縫製部80よりもシート上方に設けた構成としてもよい。
以上、本発明の第1実施形態及び第2実施形態に係るサイドエアバッグ装置について説明したが、これらの実施形態を適宜組み合わせて用いてもよいし、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、種々なる態様で実施し得ることは勿論である。例えば、図1において、インフレータ26のガス噴出口26Aが車両上方側に設けられた構成としてもよい。
10 サイドエアバッグ装置
12 車両用シート
14 シートクッション
16 シートバック
16A サイド部(側部)
16B 下面
18 シートバックパッド
19 空洞部
20A サイドフレーム(骨格部)
24 サイドエアバッグ
26 インフレータ
34 スリット
36 シート表皮
38 縫製部(開裂部)
44 力布
60 サイドエアバッグ装置
62 車両用シート
64 サイドエアバッグ
68 横仕切布(仕切布)
80 外側縫製部(シート幅方向外側の縫製部)
82 内側縫製部(シート幅方向内側の縫製部)
D 乗員

Claims (5)

  1. 乗員が着座するシートクッションと、
    内部にシートバックパッドが設けられて乗員の背部を支持するシートバックと、
    前記シートバックの側部に配置され、起動することによりガスを発生させるインフレータ及び該インフレータが発生させるガスの圧力で該側部のシート前方側へ膨張展開されるサイドエアバッグを備えたサイドエアバッグ装置と、
    前記サイドエアバッグのシート幅方向外側に形成され、シート側面視で前記サイドエアバッグと重なる位置に前記シートバックパッドにシート上下方向に延在されると共に、前記シートバックパッドの下面に開口されたスリット又は凹溝状の膨張案内部と、
    を有するサイドエアバッグ装置を備えた車両用シート。
  2. 前記サイドエアバッグの下端部がシート幅方向に重なるように折り畳まれている請求項1に記載のサイドエアバッグ装置を備えた車両用シート。
  3. 前記シートバックの前記側部及び下面におけるシート表皮には、前記サイドエアバッグの膨張圧を受けて開裂する開裂部が形成されており、
    前記開裂部と前記シートバックの骨格部とが力布によって連結されると共に、前記力布の一端部が少なくとも前記下面の前記開裂部に繋がっている請求項1又は請求項2に記載のサイドエアバッグ装置を備えた車両用シート。
  4. 前記サイドエアバッグのシート下方側には、シートバックパッドが設けられていない空洞部が形成されている請求項1〜請求項3の何れか1項に記載のサイドエアバッグ装置を備えた車両用シート。
  5. 前記サイドエアバッグは、仕切布によって内部空間が上下に仕切られており、
    前記仕切布と前記サイドエアバッグとの縫製部は、前記サイドエアバッグのシート幅方向外側とシート幅方向内側とでシート上下方向に高さが異なる位置に設けられている請求項2に記載のサイドエアバッグ装置を備えた車両用シート。
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