JP6232475B2 - コンタクトレンズケア用組成物 - Google Patents
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Description
開発を目的として種々の検討を重ねたところ、他の配合成分の種類や含有量によっては、保存後に、ポリヘキサニド及び/又はその塩による殺菌作用が減弱して、所期の消毒効果を有効に発揮できず、更には経時的に白濁が生じる場合があることを見出した。コンタクトレンズケア用組成物は、製造から流通の段階のみならず、消費者の手元での保管、使用開始、使用終了に至るまでに、長期間保存される。そのため、製造直後のみならず経時的にも殺菌作用が安定に保持され、白濁等の変化が生じないことが当然に望まれる。このような背景の下、ポリヘキサニド及び/又はその塩を含むコンタクトレンズケア用組成物を製剤設計する上で、保存後でも、ポリヘキサニド及び/又はその塩による殺菌作用を損なうことなく有効に発揮させ、且つ白濁等が生じることのない優れた製剤を提供する技術の開発が必要とされる。
項1-1. (A)ポリヘキサニド及びその塩よりなる群から選択される少なくとも1種、(B)ポリオキシエチレンポリオキシプロピレングリコール、(C)ヒドロキシプロピルメチルセルロース及びその塩よりなる群から選択される少なくとも1種、並びに(D)エチレンジアミン酢酸、その誘導体、及びそれらの塩よりなる群から選択される少なくとも1種0.04〜0.2w/v%を含有することを特徴とする、コンタクトレンズケア用組成物。
項1-2. (A)成分として、下記一般式(1)で示される化合物及びその塩からなる群より選択される少なくとも1種を含む、項1-1に記載のコンタクトレンズケア用組成物。
項1-4. (A)成分として、ポリヘキサニドの塩酸塩を含む、項1-1乃至1-3のいずれかに記載のコンタクトレンズケア用組成物。
項1-5. (A)成分の含有割合が、0.00005〜0.00012w/v%である、項1-1乃至1-4のいずれかに記載のコンタクトレンズケア用組成物。
項1-6. (B)成分として、ポロクサマー407を含む、項1-1乃至1-5のいずれかに記載のコンタクトレンズケア用組成物。
項1-7. (B)成分の含有割合が、0.01〜0.5w/v%である、項1-1乃至1-6のいずれかに記載のコンタクトレンズケア用組成物。
項1-8. (C)成分として、ヒドロキシプロピルメチルセルロースを含む、項1-1乃至1-7のいずれかに記載のコンタクトレンズケア用組成物。
項1-9. (C)成分の含有割合が、0.01〜0.5w/v%である、項1-1乃至1-8のいずれかに記載のコンタクトレンズケア用組成物。
項1-10. (D)成分として、エチレンジアミン四酢酸及びその塩よりなる群から選択される少なくとも1種を含む、項1-1乃至1-9のいずれかに記載のコンタクトレンズケア用組成物。
項1-11. 更に、(E)ホウ酸緩衝剤を含有する、項1-1乃至1-10のいずれかに記載のコンタクトレンズケア用組成物。
項1-12. 更に、(F)塩化ナトリウム及び塩化カリウムよりなる群から選択される少なくとも1種を含有する、項1-1乃至1-11のいずれかに記載のコンタクトレンズケア用組成物。
項1-13. 更に、(E)ホウ酸緩衝剤、並びに(F)塩化ナトリウム及び塩化カリウムよりなる群から選択される少なくとも1種を含有し、(F)成分の総量100重量部に対して(E)成分が総量で100重量部以上の比率を充足する、項1-1乃至1-12のいずれかに記載のコンタクトレンズケア用組成物。
項1-14. 更に、(G)モノテルペンを含有する、項1-1乃至1-13のいずれかに記載のコンタクトレンズケア用組成物。
項1-15. pHが6.0〜8.0である、項1-1乃至1-14のいずれかに記載のコンタクトレンズケア用組成物。
項1-16. コンタクトレンズ消毒・洗浄・保存液(マルチパーパスソリューション)である、項1-1乃至1-15のいずれかに記載のコンタクトレンズケア用組成物。
項1-17. ソフトコンタクトレンズに適用される、項1-1乃至1-16のいずれかに記載のコンタクトレンズケア用組成物。
項1-18. ソフトコンタクトレンズが、FDAの基準によるソフトコンタクトレンズ分類グループIVに属するレンズである、項1-17に記載のコンタクトレンズケア用組成物。
項1-19. 項1-1乃至1-18のいずれかに記載のコンタクトレンズケア用組成物が、容器に充填されてなる、コンタクトレンズケア用品。
項1-20. 容器が、ポリエステル系樹脂を構成樹脂とするプラスチック製容器である、項1-19に記載のコンタクトレンズケア用品。
項1-21. 容器がポリエチレンテレフタレートを構成樹脂とするプラスチック製容器である、項1-19又は1-20のいずれかに記載のコンタクトレンズケア用品。
項1-22. 項1-1乃至1-18のいずれかに記載のコンタクトレンズケア用組成物に、コンタクトレンズを1分間以上浸漬することを特徴とする、コンタクトレンズの処理方法。
項2-1. (A)ポリヘキサニド及びその塩よりなる群から選択される少なくとも1種、(B)ポリオキシエチレンポリオキシプロピレングリコール、(C)ヒドロキシプロピルメチルセルロース及びその塩よりなる群から選択される少なくとも1種、並びに(D)エチレンジアミン酢酸、その誘導体、及びそれらの塩よりなる群から選択される少なくとも1種0.04〜0.2w/v%を併用することを特徴とする、ポリヘキサニド及び/又はその塩の殺菌作用の低下を抑制する方法。
項2-2. (A)ポリヘキサニド及びその塩よりなる群から選択される少なくとも1種を含有するコンタクトレンズケア用組成物に、(B)ポリオキシエチレンポリオキシプロピレングリコール、(C)ヒドロキシプロピルメチルセルロース及びその塩よりなる群から選択される少なくとも1種、並びに(D)エチレンジアミン酢酸、その誘導体、及びそれらの塩よりなる群から選択される少なくとも1種0.04〜0.2w/v%を配合することを特徴とする、ポリヘキサニド及び/又はその塩の殺菌作用の低下を抑制する作用を該コンタクトレンズケア用組成物に付与する方法。
項3-1. コンタクトレンズケア用組成物において、(A)ポリヘキサニド及びその塩よりなる群から選択される少なくとも1種、(B)ポリオキシエチレンポリオキシプロピレングリコール、(C)ヒドロキシプロピルメチルセルロース及びその塩よりなる群から選択される少なくとも1種、並びに(D)エチレンジアミン酢酸、その誘導体、及びそれらの塩よりなる群から選択される少なくとも1種0.04〜0.2w/v%を併用することを特徴とする、該コンタクトレンズケア用組成物における白濁を防止する方法。
項3-2. (A)ポリヘキサニド及びその塩よりなる群から選択される少なくとも1種を含有するコンタクトレンズケア用組成物に、(B)ポリオキシエチレンポリオキシプロピレングリコール、(C)ヒドロキシプロピルメチルセルロース及びその塩よりなる群から選択される少なくとも1種、並びに(D)エチレンジアミン酢酸、その誘導体、及びそれらの塩よりなる群から選択される少なくとも1種0.04〜0.2w/v%を配合することを特徴とする、白濁を防止する作用を該コンタクトレンズケア用組成物に付与する方法。
項3-3. (A)ポリヘキサニド及びその塩よりなる群から選択される少なくとも1種、(B)ポリオキシエチレンポリオキシプロピレングリコール、並びに(C)ヒドロキシプロピルメチルセルロース及びその塩よりなる群から選択される少なくとも1種を含有するコンタクトレンズケア用組成物に、(D)エチレンジアミン酢酸、その誘導体、及びそれらの塩よりなる群から選択される少なくとも1種0.04〜0.2w/v%を配合することを特徴とする、白濁を防止する作用を該コンタクトレンズケア用組成物に付与する方法。
項4-1. コンタクトレンズケア用組成物において、(A)ポリヘキサニド及びその塩よりなる群から選択される少なくとも1種、(B)ポリオキシエチレンポリオキシプロピレングリコール、(C)ヒドロキシプロピルメチルセルロース及びその塩よりなる群から選択される少なくとも1種、並びに(D)エチレンジアミン酢酸、その誘導体、及びそれらの塩よりなる群から選択される少なくとも1種0.04〜0.2w/v%を併用することを特徴とする、該コンタクトレンズケア用組成物におけるポリオキシエチレンポリオキシプロピレングリコールの低分子化を抑制する方法。
項4-2. (B)ポリオキシエチレンポリオキシプロピレングリコールを含有するコンタクトレンズケア用組成物に、(A)ポリヘキサニド及びその塩よりなる群から選択される少なくとも1種、(C)ヒドロキシプロピルメチルセルロース及びその塩よりなる群から選択される少なくとも1種、並びに(D)エチレンジアミン酢酸、その誘導体、及びそれらの塩よりなる群から選択される少なくとも1種0.04〜0.2w/v%を配合することを特徴とする、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレングリコールの低分子化を防止する作用を該コンタクトレンズケア用組成物に付与する方法。
項5-1. (A)ポリヘキサニド及びその塩よりなる群から選択される少なくとも1種、(B)ポリオキシエチレンポリオキシプロピレングリコール、(C)ヒドロキシプロピルメチルセルロース及びその塩よりなる群から選択される少なくとも1種、並びに(D)エチレンジアミン酢酸、その誘導体、及びそれらの塩よりなる群から選択される少なくとも1種0.04〜0.2w/v%を含有するコンタクトレンズケア用組成物を用いて、コンタクトレンズを処理することを特徴とする、乾燥によるコンタクトレンズの硬度の上昇を抑制する方法。
項5-2. コンタクトレンズケア用組成物に、(A)ポリヘキサニド及びその塩よりなる群から選択される少なくとも1種、(B)ポリオキシエチレンポリオキシプロピレングリコール、(C)ヒドロキシプロピルメチルセルロース及びその塩よりなる群から選択される少なくとも1種、並びに(D)エチレンジアミン酢酸、その誘導体、及びそれらの塩よりなる群から選択される少なくとも1種0.04〜0.2w/v%を配合することを特徴とする、乾燥によるコンタクトレンズの硬度の上昇を抑制する作用を該コンタクトレンズケア用組成物に付与する方法。
本発明のコンタクトレンズケア用組成物(以下、CLケア用組成物と表記することもある)は、ポリヘキサニド及びその塩からなる群より選択される少なくとも1種(以下、(A)成分と表記することもある)を含有する。
また、上記一般式中yで表されるプロピレンオキサイドの平均重合度は5〜100が好ましく、20〜80がより好ましく、30〜70がさらに好ましく、60〜70が特に好ましい。また、上記一般式中xおよびzで表されるエチレンオキサイドの平均重合度は、併せて3〜250が好ましく、20〜220がより好ましく、50〜200がさらに好ましく、150〜200が特に好ましい。これらのPOPPOEグリコールとしては、POE(196)POP(67)グリコール(ポロクサマー407、平均分子量11500)、POE(24)POP(20)グリコール(ポロクサマー124、平均分子量2200)、POE(160)POP(30)グリコール(ポロクサマー188、平均分子量8350)、POE(54)POP(39)グリコール(ポロクサマー235、平均分子量4600)、POE(200)POP(70)グリコール等が挙げられる。これらの中でも、CLケア用組成物の殺菌作用をより一層安定に保持させ、POPPOEグリコールの低分子化をより有効に抑制させるという観点から、好ましくは、ポロクサマー407が例示される。ここで例示する(B)成分は、CLケア用組成物の使用感を一層向上させる、又は乾燥によるコンタクトレンズの硬度上昇に対する抑制作用を一層高めるという観点からも好適である。
コンタクトレンズを洗浄する場合:コンタクトレンズに1〜10滴、好ましくは2〜4滴の本発明のCLケア用組成物を滴下し、両面各々20〜30回程度指でこすり洗いした後に、1〜20mL、好ましくは1〜5mL程度の本発明のCLケア用組成物ですすぎを行う。
コンタクトレンズを消毒・保存する場合:コンタクトレンズ1枚を、0.5〜5mL、好ましくは1〜3mLの本発明のCLケア用組成物に浸漬して、1分以上、好ましくは10分以上、更に好ましくは4時間以上保存する。コンタクトレンズを本発明のCLケア用組成物に浸漬する際に用いるレンズケースの種類については特に制限されないが、プラスチック製レンズケースが好適である。このようなレンズケースを構成する樹脂としては、熱可塑性樹脂が好ましい。熱可塑性樹脂としては、ポリエチレン、ポリプロピレン等のオレフィン系樹脂、アクリロニトリルブタジエンスチレン共重合体(ABS樹脂)のようなアクリロニトリル−スチレン共重合体(AS樹脂)等のスチレン系樹脂等が挙げられる。
これに対して、本発明のCLケア用組成物によれば、ポリエステル系樹脂、特にPETを構成樹脂とする容器に収容しても、このような懸念を払拭して、CLケア用組成物の殺菌作用を安定に保持させ、更には経時的に白濁が生じることなく外観性状を安定に保持することができる。かかる観点に鑑みれば、本発明のCLケア用組成物を収容する容器の好適な一例として、ポリエステル系樹脂製容器、好ましくはPET製容器を挙げることができる。PET製容器としては、PETを樹脂全体の50重量%以上、好ましくは70重量%以上、より好ましくは90重量%以上含有していればよい。
前述するように、上記(A)〜(C)成分と共に、特定の含有割合の(D)成分を一体として含有することによって、CLケア用組成物において、ポリヘキサニド及び/又はその塩の殺菌作用を経時的に低減させることなく、安定に保持させることができる。
前述するように、上記(A)〜(C)成分と共に、特定の含有割合の(D)成分を一体として含有することによって、CLケア用組成物において、経時的な白濁の発生を防止又は抑制して、外観性状を良好に保つことができる。
前述するように、上記(A)〜(C)成分と共に、特定の含有割合の(D)成分を一体として含有することによって、(B)成分が経時的に低分子化するのを抑制することができる。
前述するように、上記(A)〜(C)成分と共に、特定の含有割合の(D)成分を一体として含有するCLケア用組成物でコンタクトレンズを処理することによって、乾燥によるコンタクトレンズの硬度の上昇を抑制でき、乾燥した雰囲気に晒されてもコンタクトレンズの柔軟性を保持させることが可能になる。
表1に示す組成のCLケア用組成物を調製し、下記の方法に従って、保存前後の殺菌力、製剤の性状外観、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレングリコールの安定性を評価した。
各CLケア用組成物をPET製容器(PET含有量90%以上、容量100mL)に100mLずつ充填し、キャップを施した上で60℃にて1ヶ月間保存した。これら60℃1ヶ月保存後及び保存前(調製直後)のCLケア用組成物を用いて、ISO14729の試験方法に従い、殺菌力試験を実施した。具体的にはISO14729で定められる細菌3菌種に1菌種を加えた4菌種(Staphylococcus aureus ATCC 6538、Pseudomonas aeruginosa ATCC9027、 Serratia marcescens ATCC13880、Escherichia coli ATCC 8739)及び真菌2菌種(Candida albicans ATCC10231, Fusarium solani ATCC36031)を用いて実施した。具体的には、細菌をトリプトソイ寒天(TSA)培地で、真菌をサブロー・デキストロース寒天(SDA)培地で混釈し、寒天が固化した後、細菌は32.5℃で48時間、真菌は22.5℃で72時間培養して発育する集落を計数した。培養菌体を白金耳で無菌的に採取し、適量の滅菌ダルベッコのリン酸緩衝生理食塩液(CaCl2,MgCl2不含有,DPBS)または0.05重量%Tween80を含むダルベッコのリン酸緩衝生理食塩液(CaCl2,MgCl2不含有,DPBST)に浮遊させて、約1×107コロニー形成単位(CFU)/mLの生菌を含む菌浮遊液を調製した。この菌浮遊液に対して、各CLケア用組成物を適量添加して、初期濃度が表2の濃度となるように調整した後に23±1℃で保存した。
<判定基準>
細菌に対する殺菌力の判定基準
○:保存前の菌数のlog値に対して保存後の菌数のlog値減少が全ての菌種で4log以上である
△:保存前の菌数のlog値に対して保存後の菌数のlog値減少が3log以上4log未満の菌種が1以上ある
×:保存前の菌数のlog値に対して保存後の菌数のlog値減少が3log未満の菌種が1以上ある
−:評価せず
真菌に対する殺菌力の判定基準
◎:保存前の菌数のlog値に対して保存後の菌数のlog値減少が全ての菌種で3log以上である
○:保存前の菌数のlog値に対して保存後の菌数のlog値減少が2log以上3log未満の菌種が1以上ある
△:保存前の菌数のlog値に対して保存後の菌数のlog値減少が1log以上2log未満の菌種が1以上ある
×:保存前の菌数のlog値に対して保存後の菌数のlog値減少が1log未満の菌種が1以上ある
−:評価せず
各CLケア用組成物をPET製容器(PET含有量90%以上、容量100mL)に100mLずつ充填し、60℃で2週間及び40℃で1.5ヶ月間、遮光条件下で保存した。保存後、製剤の白濁の有無について黒色背景を用いて肉眼で観察した。
CLケア用組成物(実施例2−3及び比較例4−5)をPET製容器(PET含有量90%以上、容量100mL)に100mLずつ充填し、60℃で2週間、遮光条件下で保存した。保存後、高速液体クロマトグラフィーを用いて、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレングリコールのクロマトグラムを得、保存前のクロマトグラムと比較し、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレングリコールの分子量分布の変化を評価した。
殺菌力及び外観性状の測定結果を表3に示す。
表4に示す実施例2及び比較例7のCLケア用組成物(製造直後)を用いて、使用感を評価するために、こすり洗いのし易さ及び装着感に関する試験を5名のパネラーにて実施した。具体的には、コンタクトレンズに各CLケア用組成物2滴を滴下し、指の腹で両面各々20回〜30回のこすり洗いを行い、軽く1〜3mLの各CLケア用組成物でコンタクトレンズをすすいだ後に、コンタクトレンズを目に装着した。その際のこすり洗いのし易さ、及び装着感について、VAS法(visual analogue scale法)で評価した。
表1に示す実施例2及び3のCLケア用組成物(製造直後)を用いて、乾燥によるコンタクトレンズの硬度変化を評価するために、以下の試験を実施した。具体的には、コンタクトレンズ(グループIV 含水率58%、素材:Etafilcon A)を、生理食塩液、実施例2又は3のCLケア用組成物に15時間浸漬した。その後、コンタクトレンズを取り出し、余分な水分を拭き取った後に、30分間室温で放置した。次いで、コンタクトレンズの硬度を、Bubble Tester T-1T(TECHNO HASHIMOTO Co., Ltd製)を用いて下記の条件にて測定した。
<硬度の測定条件>
・サイクル試験(サイクル回数1)
・往復幅:10mm
・移動速度:10mm/s
・加速速度:0.1G
・開始位置:190mm。
Claims (16)
- (A)ポリヘキサニド及びその塩よりなる群から選択される少なくとも1種0.00005〜0.00012w/v%、(B)ポリオキシエチレンポリオキシプロピレングリコール、(C)ヒドロキシプロピルメチルセルロース及びその塩よりなる群から選択される少なくとも1種、(D)エチレンジアミン四酢酸及びその塩よりなる群から選択される少なくとも1種0.04〜0.2w/v%、並びに(E)ホウ酸緩衝剤を含有することを特徴とする、コンタクトレンズケア用組成物(但し、高分子抗菌剤及びポリオキシエチレンポリオキシプロピレングリコールを含有するコンタクトレンズケア用組成物であって、前記ポリオキシエチレンポリオキシプロピレングリコールの総分子中のエチレンオキシドが10〜60%、かつ、疎水基分子量が1500以上であるコンタクトレンズケア用組成物、水性媒体中に少なくとも1個以上のヒスチジン誘導体を含有せしめた眼科用組成物、及び、下記式(1)
- (B)成分の含有割合が、0.01〜0.5w/v%である、請求項1に記載のコンタクトレンズケア用組成物。
- (C)成分の含有割合が、0.01〜0.5w/v%である、請求項1または2に記載のコンタクトレンズケア用組成物。
- (A)成分の総量1重量部あたり、(B)成分の総量が80〜10000重量部である、請求項1〜3のいずれかに記載のコンタクトレンズケア用組成物。
- (A)成分の総量1重量部あたり、(C)成分の総量が80〜10000重量部である、請求項1〜4のいずれかに記載のコンタクトレンズケア用組成物。
- 更に、(F)塩化ナトリウム及び塩化カリウムよりなる群から選択される少なくとも1種を含有し、(F)成分の総量100重量部に対して(E)成分が総量で100重量部以上の比率を充足する、請求項1〜5のいずれかに記載のコンタクトレンズケア用組成物。
- (B)成分が、ポロクサマー407である、請求項1〜6のいずれかに記載のコンタクトレンズケア用組成物。
- (C)成分が、ヒドロキシプロピルメチルセルロース(置換度タイプ2208)、ヒドロキシプロピルメチルセルロース(置換度タイプ2906)、ヒドロキシプロピルメチルセルロース(置換度タイプ2910)、ヒドロキシプロピルメチルセルロース(置換度タイプ1828)よりなる群から選択される少なくとも1種である、請求項1〜7のいずれかに記載のコンタクトレンズケア用組成物。
- 更に、(G)モノテルペンを含有する、請求項1〜8のいずれかに記載のコンタクトレンズケア用組成物。
- pHが6.0〜8.0である、請求項1〜9のいずれかに記載のコンタクトレンズケア組成物。
- 請求項1〜10のいずれかに記載のコンタクトレンズケア用組成物が、容器に充填されてなる、コンタクトレンズケア用品。
- FDAの基準によるソフトコンタクトレンズ分類グループIVのレンズに用いられる、請求項1〜11のいずれかに記載のコンタクトレンズケア用組成物。
- コンタクトレンズケア用組成物に、(A)ポリヘキサニド及びその塩よりなる群から選択される少なくとも1種0.00005〜0.00012w/v%、(B)ポリオキシエチレンポリオキシプロピレングリコール、(C)ヒドロキシプロピルメチルセルロース及びその塩よりなる群から選択される少なくとも1種、(D) エチレンジアミン四酢酸及びその塩よりなる群から選択される少なくとも1種0.04〜0.2w/v%、並びに(E)ホウ酸緩衝剤を配合することを含む、ポリヘキサニド及び/又はその塩の殺菌作用の低下を抑制する作用を該コンタクトレンズケア用組成物に付与する方法(但し、コンタクトレンズケア用組成物が、高分子抗菌剤及びポリオキシエチレンポリオキシプロピレングリコールを含有するコンタクトレンズケア用組成物であって、前記ポリオキシエチレンポリオキシプロピレングリコールの総分子中のエチレンオキシドが10〜60%、かつ、疎水基分子量が1500以上である場合、水性媒体中に少なくとも1種以上のヒスチジン誘導体を含有せしめた眼科用組成物である場合、及び、下記式(1)
- コンタクトレンズケア用組成物に、(A)ポリヘキサニド及びその塩よりなる群から選択される少なくとも1種0.00005〜0.00012w/v%、(B)ポリオキシエチレンポリオキシプロピレングリコール、(C)ヒドロキシプロピルメチルセルロース及びその塩よりなる群から選択される少なくとも1種、(D) エチレンジアミン四酢酸及びその塩よりなる群から選択される少なくとも1種0.04〜0.2w/v%、並びに(E)ホウ酸緩衝剤を配合することを含む、白濁を防止する作用を該コンタクトレンズケア用組成物に付与する方法(但し、コンタクトレンズケア用組成物が、高分子抗菌剤及びポリオキシエチレンポリオキシプロピレングリコールを含有するコンタクトレンズケア用組成物であって、前記ポリオキシエチレンポリオキシプロピレングリコールの総分子中のエチレンオキシドが10〜60%、かつ、疎水基分子量が1500以上である場合、水性媒体中に少なくとも1種以上のヒスチジン誘導体を含有せしめた眼科用組成物である場合、及び、下記式(1)
- コンタクトレンズケア用組成物に、(A)ポリヘキサニド及びその塩よりなる群から選択される少なくとも1種0.00005〜0.00012w/v%、(B)ポリオキシエチレンポリオキシプロピレングリコール、(C)ヒドロキシプロピルメチルセルロース及びその塩よりなる群から選択される少なくとも1種、(D) エチレンジアミン四酢酸及びその塩よりなる群から選択される少なくとも1種0.04〜0.2w/v%、並びに(E)ホウ酸緩衝剤を配合することを含む、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレングリコールの低分子化を防止する作用を該コンタクトレンズケア用組成物に付与する方法(但し、コンタクトレンズケア用組成物が、高分子抗菌剤及びポリオキシエチレンポリオキシプロピレングリコールを含有するコンタクトレンズケア用組成物であって、前記ポリオキシエチレンポリオキシプロピレングリコールの総分子中のエチレンオキシドが10〜60%、かつ、疎水基分子量が1500以上である場合、水性媒体中に少なくとも1種以上のヒスチジン誘導体を含有せしめた眼科用組成物である場合、及び、下記式(1)
- コンタクトレンズケア用組成物に、(A)ポリヘキサニド及びその塩よりなる群から選択される少なくとも1種0.00005〜0.00012w/v%、(B)ポリオキシエチレンポリオキシプロピレングリコール、(C)ヒドロキシプロピルメチルセルロース及びその塩よりなる群から選択される少なくとも1種、(D) エチレンジアミン四酢酸及びその塩よりなる群から選択される少なくとも1種0.04〜0.2w/v%、並びに(E)ホウ酸緩衝剤を配合することを含む、コンタクトレンズの硬度の上昇を抑制する作用を該コンタクトレンズケア用組成物に付与する方法(但し、コンタクトレンズケア用組成物が、高分子抗菌剤及びポリオキシエチレンポリオキシプロピレングリコールを含有するコンタクトレンズケア用組成物であって、前記ポリオキシエチレンポリオキシプロピレングリコールの総分子中のエチレンオキシドが10〜60%、かつ、疎水基分子量が1500以上である場合、水性媒体中に少なくとも1種以上のヒスチジン誘導体を含有せしめた眼科用組成物である場合、及び、下記式(1)
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